改造する際に気を付けるべきポイントを例題を上げて解説します。
能力値ボーナスは一度変化するとそのまま残ります。しかしボーナス範囲が変更されると、それに合わせて数値が修正され結果として下がる事があります。範囲の初期値は−1〜+1です。
範囲が一番大きいのは「邪神7将系」の−10〜+20です。しかし、邪神は全ボーナスを下げる効果があるため、そのままではマイナスになります。そこで全ボーナス上昇効果を持つ「世界樹」を併用しますが、これでは±0で結局能力値は上がりません。「世界樹」は「ワールド系」であるため、複数同時に付けられないからです。そこで「ワールド系」の制限を解除する「いばらのしげみ」を利用します。「世界樹」を2つと「邪神7将系」を同時に宿らせた状態で、SP移動させずに鍛え続ければ全ボーナス+20にできます。SPを移動させずに鍛えるには、SPを予約できない原料(主に肉類)を使用します。
この時SPを宿らせる順番に注意が必要です。「いばらのしげみ」は先に宿らせる必要があります、「邪神」を最後にすると判定順の関係で+20まで上がらない(世界樹の効果で+20になったあと、邪神の効果で+15に下がる)のですが、邪神を先に付けると今度は他のSPを付ける余裕がなくなります(邪神が外れた時点でボーナス範囲が下がる)結果として「いばらのしげみ」「世界樹」「邪神」「世界樹」「他のSP」という順番で宿らせる必要があります。
※他のSPを付ける必要が無いならこの限りではありません
※木材はSPを移動させずに鍛える事ができません
もう一つの注意点はSP予約条件です。「世界樹」は木5以上、「いばらのしげみ」は木1以上火0、「邪神7将系」は個別に違いますが、例えば「獣頭神」なら木5以上金0です。見ての通り、属性値を上げるだけでなく、特定の属性値が0である必要もあります。いばらのしげみは「針orハリネズミレタス」、世界樹は「とげとげの種」、獣頭神は「毒の牙」でそれぞれ予約できます。
以下はこれらをふまえた最短手順です。
属性には強弱関係が設定されており、属性上昇の可否や属性値下降などの判定に使われます。()内は「鏡面世界」が宿っている状態のものです。
※光闇は条件を満たした場合、強制的に0になり、他の属性の場合は1下がります
※上昇とある所は、対象属性が上昇可能な状態で、上昇効果がもたらされた状態の事です。実際に上がる必要はありません
光と闇の属性は他の属性と違い、副原料の属性値上昇効果では魔法使いor魔女の効果が発揮されません。つまり魔法使いor魔女を3つ重複利用できません。
瞳系原料などで予約できる「小悪魔」7種(表示は同じ)は、共通の特徴として全ボーナス減少効果があります。さらに通常の改造では外れません。予約状態を含め4つ宿ると一切予約ができなくなります。退魔能力を持つ副原料で鍛えた場合のみ、通常通りにSP移動が行われ外れます。退魔能力を持つのは「聖水」と「クラウンガーリック」です。
このように厄介な特徴を持つ「小悪魔」ですが「邪神7将系」へ進化できるという特徴も持っています。通常「邪神7将系」は特定属性値が0でなくては予約できません。しかし「小悪魔」から進化した場合その制限はありません。改造後の武器の大技を変化させたい場合はこちらの方が便利です。「小悪魔」→「邪神7将系」進化は、「神々の黄昏」を同時に宿らせれば実現できます。「神々の黄昏」は火土風水が1以上で「時計パイン」を使えば予約できます。
※小悪魔は「帽子と服の色」で見分ける事ができます
属性抵抗度は各主原料のそれぞれの属性に5〜11の範囲で設定されており、数値が大きいほど属性上昇に必要なエネルギーが多くなります。
※例外としてマイア鉛のみ全抵抗度が32です
上昇に必要なエネルギ−は次の計算式で求められます(上昇後の属性値をAとする)
2のA乗÷2x抵抗度
魔法使い(魔女)が宿っている場合、抵抗度を
元の抵抗度÷4(端数切捨て)x3[結果が0の時は1]
に減少させます。つまり、元の抵抗度が11〜8なら6に、7〜4なら3に、3〜1なら1に減少します(効果重複)
木の抵抗度が5で、属性値を7→8に上げたい場合、(2の8乗÷2x5)で640になります。もし魔法使いが2つ宿っていた場合は抵抗度が減少し、一つ目の魔法使いで5→3に、2つ目で3→1になり、(2の8乗÷2x1)で128になります。