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 Da Capo
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Da Capo Comes Japan!
(Last Update:2004/12/28)

はじめに
 このページでは,2003年3月5日に発売されるエイス・オブ・ベイスの最新アルバム,Da Capo(ダ・カーポ)に関する情報をお届けします.最新の情報はNewsでおとどけしておりますのでそちらの方も参考にしてください.
 なお“Da Capo”は「はじめに戻る」という意味になります.実際に輸入盤を聴いた感じでは,レゲエ調を採用したミディアム・テンポの曲が多く,エイス・オブ・ベイスっぽさを感じる人も多いのではと思いました.聴いた感想は人それぞれだと思いますが,曲の背景やアルバム発売までの経緯を知っておくとより深くAce Of Baseの世界を楽しめるかもしれません.そんな気分でこのページを作りました.

Da Capo日本盤情報
 ・発売日は2003年3月5日
 ・発売元は「東芝EMI」
 ・レーベルは「Virgin」
 ・日本語タイトルは「ダ・カーポ」
 ・カタログ・ナンバーは「VJCP-68475」
 ・収録曲は「アルバムの内容」参照
 ・ボーナストラック収録
 ・Hey Darlingのバージョン不明(補足情報参照
 ・1stシングルはBeautiful Morning!(歌詞)
 ・コピーコントロールCD(CCCD)
 ・オリジナル・ジャケット使用

Da Capo日本盤関連リンク
東芝EMI ディスコグラフィー,BMのビデオなど.
Yahoo Japan ユーザーレビューあり
Excite Japan 投票あり.
Listen Japan Da Capoのレビューはこちら
HMV Japan ユーザーレビューあり.
Tower Records ユーザーレビューあり.
Tsutaya 試聴ファイルあり.
新星堂 試聴ファイルあり.
Amazon.co.jp ユーザーレビューあり.

これまでの経緯
 Da Capoは,2002年10月にすでに一部地域(ドイツ・スカンディナヴィア)限定で発売されています.一部地域だけ先行発売し,日本を含む他の地域の発売が遅れている理由はだいたい次の通りです.エイス・オブ・ベイスはエリアごとに違うレコード会社と契約しているのですが,デビュー以来,関係する各レーベルが倒産したり(独メトロノーム),社長が交代したり(米アリスタ),買収されたり(Edel-Mega)と関係が複雑になったこともあり,版権を巡って各レーベル間で交渉がまとまらなかったようです.その結果,4枚目のオリジナル・アルバムである“Da Capo”は完成以降長い間発売を待たされ,結局発売に最も積極的だったEdel-Megaがドイツ,スカンディナヴィアでの販売をスタートさせ,これに続いてUniversalグループによって残りのヨーロッパでの販売がスタートすることとなったようです.また日本については,Aristaに代わるレーベルとしてVirginが加わり,そのためにこれまでのBMGジャパン(BMGビクター・BMGファンハウス)から東芝EMIに販売する会社が代わりました.おそらくVirginがアメリカなどの地域でも販売を担当することになると思います.
 先行発売された両地域においては,“Beautiful Morning”を先行の1stシングルとして2002年9月に発売しました.2ndシングルはドイツでは“The Juvenile”,スカンディナヴィアでは“Unspeakable”で,ともに12月に発売になりました.そして2003年に入りアルバムが「解禁」されたヨーロッパの国々では“Unspeakable”を1stシングルとしてアルバムのプロモーションにフル稼働させています.したがって日本でもこの曲を1stシングルとし,3月の発売までにエア・プレイを稼ぐ戦略に来ると思います.
 スカンディナヴィアで先行発売されたアルバムは,すでに日本に輸入盤として入ってきています.しかし,一般的に輸入盤の主な仕入先であるアメリカ,イギリスの発売ではないためか,値段は高め(おそらく利益もかなり低い)で流通量は非常に少なくなっています.サンプラーを置いていたところはほとんどなく,売り切れているところがほとんどでした.しかし最近HMVのサイトで24時間出荷対応になったので,おそらくこれから流通量が増えていくと思います.(2003/1/28)

 Toshiba EMI Intl.に情報がアップされています.Beautiful Morningの視聴が可能になっていることから,1stをこの曲にする可能性も出てきました.またジャケットも変えるようです.詳しくはNewsをご覧ください.(2003/01/28)

 The Official Ace Of Base Web Site によって日本盤Da Capoの曲目リストが明らかになりました.またジャケットのより大きな画像も公開されました.(2003/02/07)

アルバムの内容
 アルバムDa Capoは,レゲエ調を取り入れたミディアム・テンポの曲が多めで,1stアルバムに似ていると思います.サウンド自体は,All That She WantsなどオリジナルのAOBスタイルよりも,1stの影響を受けて派生したサウンドに似ています.たとえばDennis Pop死後にMax Martinが手がけたようなアーティスト(Britney SpearsやBackstreet Boysなど)の音楽が好きな人は,きっと気に入ることでしょう.また,このようなアイドルな人たちとは違ったコーラスワークのうまさや,巧みに織り込まれたせつなさといったAOB独特の音作りも健在です.ただし,1st,2ndの多くの楽曲でリードヴォーカルを担当したLinnは,3rdに引き続き控えめな参加となっていて,Linnのファンの人にとっては物足りないアルバムであるかもしれません.
 以下拙い文章ですが,アルバムの曲を曲順に紹介していきます.いずれの曲も4everのDiscographyのページから聴くことが出来ますので興味を持たれた方はどうぞ(現在4everはサイト再構成中なのでリンクが飛んでいる場合あり.Edel-MegaのDa Capo試聴用Flashをどうぞ.)
 注:「違った」という言い方に,バックストリートボーイズのコーラスが劣っているという印象を受けたというバックストリートボーイズのファンの方からの抗議がありましたが,そのような意図はありません.
 
1.Unspeakable
 世界発売における1stシングルに決定した,力強いアルバムオープニング曲.流れるようなサビが心地よい.アルバム全体に指摘できることだが,コーラスにJennyの声が隠れがちなのがよくない.

2.Beautiful Morning
 先行発売地域における1stシングル.非常に丁寧に綺麗に作られている曲.ポジティヴな歌詞で,実際疲れているときに聞くと回復効果がある.最後の“Believe me”の部分でコーラスの中からJennyの声だけが残るところがいい.

3.Remember The Words
 おそらくアルバムの中では最も人気がない曲だと思われる.新オフィシャルサイトで初めての投票「Da Capoの次のシングル何がいい?」ではダントツトップだった(おそらく荒らし).アルバムの中において,テンションをあげ過ぎないようにするという意味で重要な位置づけにある曲だと思う.

4.Da Capo
 一転してアップテンポなアルバムタイトル曲.おそらくAcerの間では最も人気がある.とにかく伸びのあるJennyの歌い方が気持ちいい.Jonasらによるラップ(?)の部分は評価分かれると思うが,ありだと思う.冒頭のキンキンしたシンセ音が自分は好きではない.“You will find me waiting out in the dark”の部分が子供のころに聴いたみんなの歌の「ラジャ・マハラジャ」を思い出させる.自分だけだろうけど...

5.World Down Under
 また一転してミディアム・テンポでマニアックな曲.随所にエイスオブベイスらしさを感じさせる.佳曲.

6.Ordinary Day
 姉妹がパートを分けて歌うスローバラード.とてもよい曲だけど,音が多すぎる気も.このアルバムに関して“Too (over) Produced”(いじりすぎ)であるとたびたび指摘されているが,この曲もそうかも.

7.Wonderful Life
 1987年にBlackがヒットさせた名曲のカヴァー.元曲自体AOBらしいマニアックで切ない曲調なので全く違和感がない.元曲より若干テンポが速く,しっかり歌っている.Jennyの唸りもかなりいい.最後のシンセ音の閉じ方が雑な気がする.

8.Show Me Love
 Jonasが以前Yaki-daに提供した曲をアレンジなど変えて再利用した曲.やはり歌い手の表現力の差は歴然.若干てきとー目で切れのよい歌い方が歌詞にもマッチしていると思う.

9.What's The Name Of The Game?
 World Down Underと並んでAOBらしいミディアム・テンポのアルバム曲.What'sの部分の発声が癖になる.

10.Change With The Light
 タイトル曲と並び最も人気のあるメディアム・テンポなダンス・ナンバー.途中にUlfのラップを挟むなど,曲の展開・構成が楽しめるつくり.聴くたびに発見がある.

11.Hey Darling
 アップテンポなナンバー.Jennyの誠実な歌い方が身に染み入る.2番になると入ってくる高音のパートも心地よく癖になる.とにかくいい.後述するように,デモ版(Brunner Version)が存在する.

12.The Juvenile
 その昔,007・ジェームズボンドシリーズのうちの一つ,ゴールデンアイに挿入歌としてAOBが曲を提供することになったが,他社に自分とこのスターを出したくないAristaが破談にしてしまったその曲.歌詞は新たに作った.ドイツでの2ndシングルで,テレビ局のクリスマス・テーマ曲となった.

13.Don't Stop Bonus Track
 ドイツ・スカンディナヴィアの2ndシングルにカップリングされていたB面曲.B面ソングにしては出来すぎたよい曲.Acerのnickさん指摘のように,今までのAOBにない明快・純粋なポップソング.アルバム曲と違って非常にシンプルな音構成.一瞬全然別の,しかしおそろしくAOB的な曲になる.

14.Summer Days Bonus Track
 シングルにも入っていないまったくの新曲.春なのになぜ冬?とは言わない約束.

15.Beautiful Morning (Groove Radio Edit) Bonus Track
 レゲエ調のMix.


補足情報
 先行する2地域で発売されたアルバムにはHey Darlingのバージョンによって2種類ありまして,ドイツ盤にはDemoバージョン(Brunner Version),スカンディナヴィア盤には通常のバージョンが入っています.日本に入ってきているのは今のところ後者のバージョンですが,これから流通が増えるにしたがって前者のバージョンが入ってくる可能性もある思いますので,この点注意してください.
 先行発売された地域ではDVD版のDa Capoも発売されています.このDVDはTravel To Romantis以外のビデオクリップ(Beautiful Morning含む)全てを収め,さらにDa Capoを5.1chで収録しています.こちらの方も日本盤が出るかどうか注目のところです.