2005年邦画ベストテン
 1.ALWAYS三丁目の夕日
 2.NANA
 3.パッチギ
 4.メゾン・ド・ヒミコ
 5.いぬのえいが
 6.電車男
 7.サマータイムマシン・ブルース
 8.ヒノキオ
 9.イン・ザ・プール
10.亀は意外と速く泳ぐ
映画館で見た邦画は37本。ホームページを開設してから、はずみがついて毎年観る本数が増えている。
今年も飛び抜けた作品がなく、3位までは、ほぼ同点。ノスタルジーに溢れた人情ドラマの「三丁目の夕日」をトップに選んだ。
2位は、ふわりとした感覚で描かれた夢見る青春映画。個性の全く違う二人の主人公が魅力的だった。
3位は、国家も民族も、さらりと乗り越えてみせる若さを力強jく描いた青春映画。
4位は、オカマの老人ホームを舞台に親娘の確執を描いたドラマ。ユニークなキャスティングも成功して犬童らしい深みのある作品になっている。
5位は、とにかくいぬのえいが。続編の計画もあるみたいだが、ねこのえいがっていうのも作ってほしい。
6位は、意外と正統派で楽しめた恋愛ドラマ。
7位は、クーラーのリモコンをめぐるタイムマシン騒動を描くドタバタコメディ。けっこう良く脚本が練れていたと思う。
8位は、ロボットを使って登校する引きこもり少年を描いて多少難点はあったが、爽やかな後味のドラマだった。
9位は、奇妙な神経科医と患者たちを描いたナンセンス・コメディ。
10位は、平凡な主婦がスパイになるナンセンス・コメディ。三木聡監督作品が2本続いた。オフビートなタッチのギャグが妙に印象的だった。
一般的には低い評価だったようだが、個人的には気に入っていた3本の伝奇時代劇「SHINOBI」「阿修羅城の瞳」「オペレッタ狸御殿」がはみ出してしまった。難しいジャンルだと思うが好きなジャンルなので今後も製作されると嬉しい。