原題 ; THE AMERICANIZATION OF EMILY(1964)
 監督 ; アーサー・ヒラー
 脚本 ; パディ・チャイエフスキー
 音楽 ; ジョニー・マンデル
 出演 ; ジェームズ・ガーナー、ジュリー・アンドリューズ、メルヴィン・ダグラス
未見の作品。
第二次大戦を舞台にしたロマンチック・コメディ。
イギリス女性エミリー(ジュリー・アンドリューズ)はアメリカ人嫌いだが、海軍少佐チャーリー(ジェームズ・ガーナー)だけは気に入っていた。
エミリーは、チャーリーに臆病という欠点を直させたかった。
ノルマンディ上陸作戦に参加したチャーリーは転んだところを撮影され、英雄の死と報道されてしまう。
チャーリーに勇敢さを望んだエミリーは悲しむがチャーリーは生きていた。
英雄扱いされるチャーリーは自分が卑怯者だと嘆くが、エミリーは世の中勇者ばかりでは亡んでしまうと励ますのだった。
ジェームズ・コバーンはチャーリーの戦友カミングス少佐を演じた。
「地上最大の脱出作戦」に通じるとぼけた軍人を演じているのかもしれない。
余談=見ていないので断言できないけど、この邦題は合ってないんじゃないかと思う。内容を知らないうちは、「戦争のはらわた」のストランスキー大尉みたいなのが勲章もらっちゃうシリアス・ドラマかと思っていた。
卑怯者の勲章