原題 ; LUKAS CHILD(1991) |
監督 ; エリック・ルージル |
脚本 ; エリック・ルージル |
音楽 ; ディーン・ウォルラフ |
出演 ; ロバート・メイ、ジーン・ルブロック、マルシア・グレイ、マーク・リチャードソン |
これまた「ヘルダミアン/悪霊少女の棲む館」とは何の関係もない第3弾。モンスターの造形はなんとなく似ているのだが。 平板な演出、素人っぽい演技、間抜けなストーリー展開、無意味に多いヌード・シーンと最低映画のツボを見事に押さえた作品ではある。 ルーカス(ロバート・メイ)は地下に食人の魔物「チャイルド」を隠し、魔教の信者たちを集めて生贄の儀式を行っていた。その呪文は「エコエコアザラク・エコエコザメラク」。 生贄にする女は、電話でオーディションに合格したのでシナリオを送ると言って聞き出した住所に息子ジェイソンと相棒マッド・ドッグを送り込んで誘拐させるのだ。 意味なく回りくどい手口だ。 行方不明の女性が続出してアンダーソン刑事(ジーン・ルブロック)が捜査を開始するが、証人をナンパするのに忙しくて、なかなか進展しない。 そのうちマッド・ドッグが逮捕されるが、ルーカスの呪文に操られ獄中で首吊り自殺してしまう。 いつもルーカスのアジトに忍び込んで遊んでいた子供たちが秘密の通路を発見、儀式を目撃して人質にも出会う。 結局、子供たちの通報により、捜査とは何の関係もなく事件は解決。アジトに警官隊が乗り込む。 ルーカスは、「チャイルド」は南部の見世物小屋で花形スターだったが、取締りが強化されて小屋が閉鎖に追い込まれ、好物の人肉を手に入れるための犯行だったと、訳の分からない自供の後に突然死亡。 警官たちが辿り着く前に「チャイルド」は姿を隠してしまう。 子供たちは表彰されるが、「チャイルド」は野放しのままだった。 |