雑記帳(2005)
12/24 衛星放送からハードディスクに録画した番組をDVDに落とそうとした。
コピーは一度だけ可能で、コピーが終了すると自動的にハードディスクのデータは消去されるのだとか。
なんだかスパイ大作戦みたいで技術も進歩したものだと感心しながら始めたのだが、このディスクではコピーできませんとキャンセルされてしまった。
取説を読んだらCPRM対応のディスクが必要とのこと。どういう機能かまったく分からないが、多分未対応のディスクだったのだろう。
今度、電器屋で聞いてみようと思う。
DVDレコーダー、まだまだ奥が深いようだ。
12/13 今回は先日VRフォーマットでダビングしたディスクに、チャプターを付けたうえでファイナライズしてみた。
曲の頭だしができるようになって操作性は向上したが、やっぱり古い他機種では再生できない。
将来的なことを考えると、フォーマットごとにダビングしておいたほうが安全かもしれない。
12/12 ようやくDVDレコーダーを購入した。どうせ次世代ディスクも出るし、安いのでいいかと思ったら、4倍速ディスク対応で現在普及している8倍速ディスクが使えないのだとか。結局ハイビジョン非対応タイプの中では中堅機種にした。
目的はプレイヤーが壊れないうちにレーザーディスクのソフトを保存しておこうというものだが、とりあえず最初は一番簡単そうなビデオテープからDVDへのダビングを試してみた。
そもそもフォーマットが2種類あるということも知らなかった。
単純にビデオのデータをディスクにコピーするビデオフォーマット。
具体的な内容は分からないが、ファイナライズというのをすれば、基本的にほとんどのプレーヤーで再生できるらしい。
もう一つがVRフォーマットといって後からチャプターを追加したり編集機能が使えるらしい。ただしVRフォーマット対応機種のみしか再生できないとのこと。
とりあえず歌番組のテープをビデオフォーマットでダビングしてみた。ファイナライズすると、確かに家にある全てのプレイヤー、パソコンで再生できた。
だが、歌番組で頭だしできないのは寂しい。というわけで同じ内容を今度はVRフォーマットでダビングした。
とりあえずそのままの状態で他機種で再生してみると、今度は全滅。どれも数年以上前の機種なので新しいフォーマットには対応していないのかもしれない。
というところで今日はお終い。
10/11 遅ればせながら見た「ジェイソンX」。ジェイソンが、エイリアンも裸足で逃げ出す不死の存在になって登場する未来宇宙篇だった。
もう「13金」というより、「エイリアン」やら「バイオハザード」やらの要素をゴチャマゼにしたSFアクション・コメディーと化している。豪放な見せ場も多くて、けっこう笑って楽しめた。
宇宙船が宇宙ステーションに衝突して、ステーションの方が消滅したり、爆発で宇宙空間を吹き飛ばされたジェイソンに、同じ場所から飛ばされた男が横から体当りしたり、ありえない展開も多いが、コメディーだから許せる。(もうホラーであることは放棄している)
「映画秘宝」に主人公が宇宙に行ったらシリーズ物は末期症状という意見が載っていたが、ジェイソン単独出演の作品は、これで打ち止めにするか、原点に戻るかした方がいいと思う。
8/17 いよいよ完結した「スターウォーズ」。
以前、ジョージ・ルーカス最大の失敗は「スターウォーズ」を6作でやめてしまうと言ったことだ、というような評を読んだことがあった。
個人的には、どうしても6作にするのなら、結末の分かった最初の3作ではなく、全く未知の最後の3作を作ってほしかった。
(監督としては、ダース・ヴェイダーへのこだわりがあったのだと思うが)
ダース・ヴェイダーを超える悪役を作り得ないということもあったのかもしれない。
ところでテレビ「女王の教室」で天海祐希が演じている主人公は、なんだかダース・ヴェイダーっぽい。
いつも長身を黒い衣装で包み、廊下を闊歩する。後ろに体操服の子供たちを従えた場面なんか、ダース・ヴェイダー・マーチがぴったりハマりそうだった。
主人公の登場シーンになるとフィルターがかかって画面全体が青みがかる凝りようで迫力満点。
妥協せずにラストまで突っ走ってほしい。
8/8 ウィンドウズの次世代ヴァージョンでは、一部漢字の表示が変更されるのだとか。
いい機会なので、SMAPの草なぎ剛の「なぎ」や、マルヒの文字が使えるようにしてほしいっっ!
6/19
本日より自作小説の掲載を開始します。
これに伴って更新スケジュールも変更します。
今後は毎週日曜日の更新として、一週おきに映画紹介と小説掲載を実施していく予定です。
映画音楽の紹介は、来月から毎月20日の掲載に変更します。(今月は間に合わなかったので、これまで通りの25日にします)
事情により、スケジュールを変更する場合もあるかと思いますが、ご了承ください。
5/30 最近レンタルで見た珍作が「タイガー&ドラコン」、といっても落語のドラマではない。
フランシス・コッポラも製作に名を連ねるテレフューチャーで原作はスティーヴンソンの「ジキルとハイド」。なんと実態は香港を舞台にしたカンフー・アクションで主人公の名前以外原作との共通点は見いだせなかった。
新婚旅行先の香港で臓器密売組織とのトラブルに巻き込まれたジキル医師が妻をばくさつされ、自らも重傷を負うが中国の秘術により復活。修行を積みながらハイドを名乗って仇を討つというもの。
「キラートマト赤いトマトソースの伝説」と原作にクレジットされているデュマの「鉄仮面」のほうが、まだしも共通点が見出せる。
主人公は正義のタイガーで、敵は邪のドラゴンという訳の分からない設定もあり、妙な東洋観に満ちている。
ヒーロー・アクションとしてシリーズ化を狙ったような終わり方をするが、続編は作られていない模様。
5/24 ふと耳にしたオマヌケな会話。
「競馬で1300万円の馬券が出たんだって」
「ああ、当選者一人で100円1枚しか売れてなかったらしいな」
「惜しかったなあ。200円買ってれば2000万円以上儲かったのに」
「そうだな。バカな奴だ」
どっちがオバカだ。1点で1300万円なら、それが賞金総額だから、2点出てたら賞金が半額になるだけじゃないか。
5/14 電車で耳にした話
「井の頭って、どうしてこの名前が付いたか知ってる?
吉宗だか綱吉だか徳川の殿様がやって来た時、ここの井戸の水飲んで
『やっべえ、この水チョーうまいよ。井戸水のトップだよ』
って言ったんで、井戸水の頭、井の頭って付いたんだってよ」
うーん、そうかもしれないけど、そんな口の利き方しなかったろうなあ。
4/22
隣で聞いていて吹き出してしまった会話。
「ねえ、人間ポンプって、すごいわよねえ。飲み込まれた金魚なんか、絶対死んじゃうと思うわ」
「尾ヒレなんて、すぐに胃で溶けちゃいそうだし。どうやってるのかしら」
「上アゴに張りつけて隠してるとか」
「食道で止めてるとか」
「そんなことできるの?」
「さあ」
「同じ金魚2匹用意して、一匹は本当に食べちゃってるんじゃないの」
「もう一匹は袖に隠してあって、調べると生臭かったりして」
「しかも金魚のフンがついてて」
「でも、金魚って食べたら美味しいのかしら」
「さあ」
3/24 「水戸黄門」とか「遠山の金さん」とか、権力者が庶民の味方となって鮮やかな裁きを下す。日本ならではの講談話的パターンかというと、そうとも限らず外国映画でも「恋に落ちたシェークスピア」「ロック・ユー」といったヒット作がある。
アーサー王が、マーリンとランスロットを連れて諸国を旅する、「エクスカリバー万遊記」なんて作ったら、案外受けるかもしれない。
1/6 年初よりトラブル。5日の朝になったらモデムが死んでいました。前日にはなんともなかったのに、電源が落ちてLEDが全部消えてコンセントをさし直しても通電しません。結局交換修理となりました。おかげで通常5日にアップしていた「MOVIE MONTHLY」12月分がずれ込んでしまいました。申し訳ありません。あんな電源スイッチもない機械、壊れるわけないと思っていたのですが、元NTTの人の話によると、けっこう壊れやすいとか。困ったことです。
1/1 あけましておめでとうございます。今年も「東京竹の家」をよろしくお願いします。今日は1年で最も自動車の交通量が少ない日です。昨日の雪で空気中の塵が落とされたことも手伝って、実に陽射しの良い日でした。世相のほうは芳しくないことが多いですが、せめて気分くらいは明るく行きたいものです。そういう意味では、まずまずの出だしと言えるのではないでしょうか。今年は、通常の作品紹介、昨年の紹介作品リスト掲載、2004年の極私的ベストと3日間連続の更新を予定しています。