このコラムは、メックの完全破壊とは?のコラムの、2004年追記文です。旧コラムは内容が古くなっておりますが、あえて改定はせず、このコラムを載せることでそれに変えたいと思います。
バトルメックの修理不能な状態についてですが、その後に集めた情報(うわさ程度も含みます)によると、環境と版によってかなり変動するようです。
以下のような例があります。どれを選択するか、あるいはどれが正しいのかは各人で調べたり判断したりしてください。
1、弾薬誘爆をすると修理不能。
2、弾薬誘爆で胴中央の機体中枢がなくなると修理不能。
3、機体中枢がゼロになった個所は部位毎交換をしなければならず、胴中央は交換すら出来ない=胴中央の機体中枢がゼロになったメックは修理不能。
4、弾薬誘爆か間接砲撃で胴中央の機体中枢がゼロになると修理不能。
5、エンジンが誘爆を起こすと修理不能。
いやあ・・・もう、どれを信じて良いのやら(^_^;)
え?
版による違いもあるんだから、版によって正解が違う? ある意味どれも正しい? まあ、そうなんですが、迷うことは確かです(笑)
○エンジンの爆発
メックの修理不能を考える上で避けて通れないものに、エンジン(核融合炉)の爆発に関しての海外ルールがあるのですが、これもまた諸説紛紛としています。
1、エンジンは、3箇所の命中を受けると爆発はしないが使い物にならなくなる。(日本語版オフィシャル)
2、エンジンは、3箇所の致命的命中を受けると爆発する。(SNEのQ&Aにて触れられている)
3、エンジンは、1ターンに3箇所の致命的命中を受けると爆発する。
4、エンジンは、1ターンに3箇所の致命的命中を受け、爆発チェックで2Dで12を振ると爆発する。
5、エンジンは、箇所の
6、エンジンは、頭と胴体のぢちらか片方でも機体中枢がゼロになると爆発する。
う〜〜ん、どれを信じたらいいのでしょうか・・・?
ちなみに、これもまた噂程度の話として聞いて欲しいのですが・・・
エンジンが爆発すると、爆発したユニット自身に「エンジン出力」点のダメージが。同一へクス内にいるユニット全てに「エンジン出力÷2」のダメージが。隣接したへクスにいるユニットにその半分のダメージが与えられるのだとか。
・・・物凄くデンジャラスですね。
○中枢耐久値ゼロと致命的命中
もう一つ関連した海外ルールがあります。中枢耐久値がゼロになった個所にある装備の処理についてです。
(これは翻訳能力に付いて、けっこう高い人と判断しておりますかたからの情報です)
日本語版では、機体中枢の無くなった個所にある装備は、機能停止するだけであり、致命的命中チェックをして部品が壊れたかどうかを判定します。
しかし、海外版では、機体中枢が無くなった部位にある装備は、全て致命的命中を受けた(複数装備欄があるならその全てに)という処理をする(弾薬は例外)という説(個人翻訳・解釈)を聞きました。修理のさい、機体中枢だけでなく、各部品をも修理しなければならないとの記述もあり、この解釈で正しいと判断したのだそうです。
この場合、弾薬誘爆やダメージの蓄積で胴中央の機体中枢がなくなると、エンジンへの3箇所同時の致命的命中はほぼ確実に条件を満たすことになります。 かなりデンジャラスですね。
けど、そうすると、致命的命中の移行ルールをも考慮に入れると、色々と疑問も出てきます。
また、後で気づいたことですが、機体中枢が無くなった部位にある装備は、全て致命的命中を受けたと処理するとした場合、フェニックスホークやライフルマンなどは、PPCの一撃を頭に受けたら問答無用でメックウォリアー死亡という、恐ろしい事になります。なにしろ、操縦席に致命的命中があった場合、メック戦士は死亡し、メックはゲームから取り除かれるというのが基本ルールですから。
そのため、この話を聞いたときは、「機体中枢がゼロになった部位の装備は、全て機体中枢との接続が切れ、機能を停止したと見なす。」「機体中枢を交換したあと、各装備を機体中枢に取り付ける=交換修理ローをしなければならない。」というものなのではないか? と思い、質問してみました。そうしたところ、
機体中枢がなくなった部位の部品は、ある判定をしなければならないとかいてあるのだそうです。
この判定というのは、「装備欄全てに致命的命中」を受けた部品がする必要の在る判定で、成功すれば部品の補修が可能であり、失敗すれば部品の補修は不可能となり、メックを修理するためには部品の交換が必要になる。そういう判定だとか。つまりは、機体中枢が全てなくなった部位に在る部品は致命的命中を受けて壊れているとのことで、確定なのだとのこと。
ちなみに、この、部品の補修には、部品本体価格のの5%〜20%の補修部品・・・PPCならコンデンサーとか加速装置の電磁石とかでしょうか?・・・を必要とするそうです。
日本語版では、部品に1箇所でも致命的命中を受けると部品の交換という処理をしてきたのですが(エンジンやジャイロやセンサー等の、補修部品が設定されているものは除く)。このあたりもだいぶ違いますね。
※:SNEのQ&Aでも、後にルールの移行を前提とした回答をするようになっています。それに伴い、「壊れた部品を修理できる(補修部品代は部品代金の10%程度)」との回答なども出ています。
※複数装備欄のある部品は、全ての装備欄に致命的命中を受けていない場合、必ず補修可能です。
さて、そうなると、次には致命的命中の移行・・・え? もう、ほとんど関係無いからやめろ?
こりゃまた失礼しました(^_^)
ただまあ、これらのルール(解釈)は、修理や部隊運用のルールが日本語版とはまったく異なっている海外の新しい版での話です。これを導入するのであれば、それら全ての周辺ルールを含めて導入しないと、ゲームバランスを著しく壊します可能性がひどく高いです。ですから、そういう意味では、英語の堪能ではない我らには、関係の無い話なのかもしれません。
※:コンペンディウムやマスタールールでも、操縦席に致命的命中を受けた場合はメック戦士死亡という記述であるとのお話を伺いました。ありがとうございますm(_
_)m
※:マスタールールでは、胴中央と頭部の機体中枢がゼロになった場合、脱出判定(各種修正アリ)に成功しないとメックウォリアーは死亡するとのお話を伺いました。ありがとうございますm(_
_)m