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めでたく感想相談掲示板”が満了間近となりました。これもご愛顧いただいた皆様のおかげです。ありがとうございますｍ(_ _)ｍ

つきましては、あらたに感想相談掲示板�Vを開設しました。
http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/light/light.cgi/BHHQ/BHHQBBS8

今後は、こちらをご愛顧下さいますよう、お願いいたします。



追伸：返事は向こうに書きますね〜〜〜（＾＾）

ネルソン級は、やや無理のある設計だったものの一応正統派の戦艦だったと言えます。
しかし・・・・・・伊勢級は、キワモノ中のキワモノ航空戦艦に改装されてしまいました。
伊勢級は、元来は扶桑級の３，4番艦として計画されていましたが、予算の都合等で建造が遅れ、その間に設計を変更された為に伊勢級として分類されました。
ミッドウェー海戦で４隻の空母を失った後、新造艦だけでなく既成艦を空母に改装する計画も建てられました。
大和級を除く全ての戦艦が検討された末、伊勢、日向の２隻の改装が決定されました。
当初は、上部構造物を全て撤去して全通飛行甲板を設置する予定でしたが、時間と工数を短縮する為に５番、６番砲塔のみを撤去して飛行甲板を設置する事になりました。
こうして、世界でも（当たり前だが）前例のない航空戦艦が誕生したのです。
また、ミッドウェー海戦で後部を損傷した最上も同じ時期に航空巡洋艦として改装されました。
（こちらは、最初から水上機のみを運用する計画でした。）
しかし、このような中途半端な艦にした為、まともな艦載機を運用する事は出来ませんでした。
もっとも、初陣がフィリピン沖海戦だったので搭載できる艦載機自体、存在しませんでしたが。
唯一の成果は、シンガポールから本土への物資輸送任務「北号作戦」で無事に作戦を完遂させた事でした。
（件の大淀も参加した輸送作戦。制空権、制海権、共にアメリカに握られて潜水艦や爆撃機が跳梁跋扈していたにも関わらず、損害ゼロという快挙を成し遂げた。）
ただ、対空兵装が強化されていたので、防空戦艦としては強力でした。
しかし、４５年７月の呉空襲で伊勢、日向は共に大破着底。その数奇な人生に幕を降ろしました。
なぜ、このような改装を行ったかは理解に苦しみますが、おそらく利根級という前例があったからでしょう。
（主砲を全て前部に集中させ、後部を水上機搭載スペースにした重巡。策敵巡洋艦と呼ばれた。）

to:ミッキーさん
マッキーは・・・・・出すのはやめておきます。
最初のメックとはいえ、１００ｔメックなのは確かですし。
そういえば、シナリオ集「ブラックウィドウ」に登場したバージョンは、アトラスより硬い３２０点もの装甲を張ってましたね。
（ルール違反だけど。）

＞ケパロス基地地下施設内での戦闘は、諸般の事情によりお控え下さい。

あれ？基地の主要部分は地下なんですか？
じぇんじぇん知らなかった・・・・・・・・
それじゃあ、地上ではＯＫですか？

すいません、追記です。

元：基地内でのメック戦闘は
改：ケパロス基地地下施設内での戦闘は

Ｈ１６．０６．２０　　密林の攻防編に『見積もり』を追加しました。
http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss/G/G46.htm

フェレットダウンシリーズ・・・
先はひたすら長いなあ・・・・

それはそうと今は出撃シーンを書いてるとこですが・・・
編成上？な所があって、結構な変更が必要かもしれません。

メンバーリストと照らし合わせたところ、良くわからない人がぞろぞろと。
偵察小隊に似たような名前＝微妙に違う名前の人がいるとか、同じ名前だけど階級が違うとか。
ナイトストーカーの平であるクラークが惑星軍の歩兵を率いているように見える場面とか。

とりあえずは、こう変換すればいいのかな？とは思うのですが。今一つわからないままの状態です。

カサンドラ少尉（車両分隊長）
ボイス上等兵＞ボイス伍長（ナイトストーカートレス班）
レナ上等兵＞レニ伍長（ナイトストーカートレス班）
トール上等兵＞ドクトール（車両分隊ピーター班）
マーク上等兵＞マイク（車両分隊ピーター班）

ウツホ軍曹、（ナイトストーカーうつほ班）
アドルファ伍長（ナイトストーカーうつほ班）
シグル伍長（ナイトストーカーうつほ班）
クラーク伍長（ナイトストーカーうつほ班）

念のため。
　基地内でのメック戦闘は、諸般の事情によりお控え下さい。

　諸般の事情：
　戦闘できるほど巨大なスペースがあった可能性が低い。
　それがそのまま残っている可能性はもっと低い。
　護衛にメックをつれていくについては、１〜２機ならばまあなんとか。
　部品あさりにメックは必要ない。土木工事になら何とか。
　バトルメックは貴重なので残っている可能性は非常に低い。

低い可能性をいくつも重ねるのはさすがに問題があります。
　

to:ミッキーさん
＞ブラッドハウンドの回収チームがメックを持っていくというのは・・・大げさ過ぎるような気もしますね。

そうかな？
ゲリラを警戒して、メックを持っていくと思うけど。

＞１：行きかえりに襲われたことにする、
＞２：クリタの残党がケパロス基地を警備している惑星軍を撃破してケパロス基地を奪還していた。
＞というのが、考えられる展開だと思います。
＞おおそうだ。
＞３：惑星軍が気付いていない抜け道をとおって地下からクリタ軍が潜入してきたのとばったり。

１は、面白みに欠けますね。２の場合も、ゲリラにそれほど余裕があるとは思えませんし。
３の展開で書いていきます。

to:狼牙改さん
＞星間連盟期に作られたのだが高性能なのか？と、聞かれると微妙だ。
＞見るものの失笑を買うであろう。

マッキー：
旧式なので、エンジンやコンポーネントが重いですが・・・・
それでも、８５ｔクラスの火力を持ってます。
ましてや格闘戦になれば、蹴られたらただちに転倒判定する羽目になります。

さて、そうなると、考えられる展開というか、手順としては・・・

まずは、ケパロス基地が陥落する。
クリタ軍が撤退する。
ごくわずかなゲリラが残っているのみなのでブラッドハウンドの面々はパエトン基地に帰還を命じられる。
統合整備計画発動。
アヴェンシングエンジェルはそのまんまだとあまりにも使えないので改造対象にされる。
部品が足りないのでケパロスに行く事が検討される。

となるわけですが・・・
　この時期には、当然ながら、ケパロス基地は惑星軍の制圧下にあります。危険は特に無いでしょう。行きかえりの道に護衛がいれば。これも、惑星軍の物資補給隊に同行すれば問題無いです。
　
　で、ケパロスで戦闘、それもメック戦闘などという展開に持っていきたい場合・・・
１：行きかえりに襲われたことにする、
２：クリタの残党がケパロス基地を警備している惑星軍を撃破してケパロス基地を奪還していた。

というのが、考えられる展開だと思います。

おおそうだ。
３：惑星軍が気付いていない抜け道をとおって地価からクリタ軍が潜入してきたのとばったり。

というのもありえますかね？

最初に作られたメック。
星間連盟期に作られたのだが高性能なのか？
と、聞かれると微妙だ。
見るものの失笑を買うであろう。

レオンさん＞＞クリタの残党が潜んでいて攻撃してくるのもアリかな？

クリタの残党がごく少数とりのこされ・・・これは、クリタ軍が撤退した時に手違いやブラッドハウンドの追撃が激しくて撤退できなかった連中ですが・・・本当にゲリラ化している、という事になっています。
　ですから、残党はいると思います。
　が、ケパロス基地には・・・いない、もしくは、ケパロス陥落の折に徹底した探索が行われて掃討されていると思われます。

レオンさん＞＞それも、星間連盟時代の高性能メックを・・・・う〜ん、これだけではワンパターンだなぁ・・・そうだ！マッキーを出そう！！

バトルメック、特に遺失技術を使ったメックに付いては、最優先回収対象と思われますので、さすがにこれは無理と思います。
　・・・わずかなザコ程度なら残っている・・・でしょうかね？
　・・・まあ、部品あさりに行くならば技術者が主体でしょうから、マシンガンを装備しているザコＡは最悪の敵でしょうけど。
　ブラッドハウンドの回収チームがメックを持っていくというのは・・・大げさ過ぎるような気もしますね。

to:ミッキーさん
＞使えそうな部品は、根こそぎクリタが持ちかえっているはずですので、最後の場面では、「やっぱり徒労だったか・・・」としめるのが吉かと。

クリタがごっそり持ち帰ったですか・・・・・とすれば、クリタの残党が潜んでいて攻撃してくるのもアリかな？
それも、星間連盟時代の高性能メックを・・・・う〜ん、これだけではワンパターンだなぁ・・・・・・・
そうだ！マッキーを出そう！！
旧式だけど、１００ｔメックだもんね。結構、面白い展開になるのでは？

レオンさん＞＞ケパロス基地に修理用のパーツを探しにいくＳＳを書いている所です。パーツが足りなくなり、統合再編計画に支障が出るという展開で書いているのですが、いかがでしょうか？

書いても問題は無いと思います・・・が、使えそうな部品は、根こそぎクリタが持ちかえっているはずですので、最後の場面では、「やっぱり徒労だったか・・・」
としめるのが吉かと。

※技術の衰退期の今はそういう時代です。

ミッキー、修羅場突入しました。
会社は毎日残業。その隙をついて家業の農業を手伝う。
　さくらんぼってのは、朝４時から収穫するんですよ。
夕方も冷えてくると収穫する。
会社から残業（所詮１時間だけどさ）終わって大急ぎで帰ると、丁
度夕方の収穫作業を手伝える。
脚立に上って高いところでの作業なので、無茶苦茶疲れる。
休みの日には選別・パック詰め作業もやる。

・・・毎日やってたら、過労死するかもってくらい修羅場。
いや、まいにちは手伝ってないけどさ。

レオンさん＞堅実で長持ち。イギリス戦艦は、この一言に集約されていると言っても過言ではないでしょう。

　その通りです。
　日本の金剛もいわば養子のようなもんですし、続く比叡、榛名、霧島も腹違いの兄弟ですしね。
　長持ちだなあ・・・。

to:ミッキーさん
現在、ケパロス基地に修理用のパーツを探しにいくＳＳを書いている所です。
パーツが足りなくなり、統合再編計画に支障が出るという展開で書いているのですが、いかがでしょうか？

最後に、イギリスの戦艦の建造方針について解説していきます。
イギリスは第1次世界大戦時に使用した戦艦があまりにも優秀だった為、長らく新規の戦艦を建造する事はありませんでした。
事実、第1次世界大戦後に就航した艦はネルソン級とフッドだけで、第2次世界大戦が勃発した後にはキングジョージ�X世級のみ就航しています。
特徴としては、攻撃力や防御力よりも量産性や長期任務に耐えられる耐久性、居住性を優先した設計が行われています。
この為、カタログスペックでは日本やドイツの戦艦より劣る部分はあったものの、電子機器の整備等により何とか対抗する事が出来ました。
堅実で長持ち。イギリス戦艦は、この一言に集約されていると言っても過言ではないでしょう。

すごい！
選り取りミドリで駆逐艦づくし！
すごいすごい！

例のタービンの鮮明画像はこれ
http://www.asahi-net.or.jp/~KU3N-KYM/heiki9/onahama/onahama.html

　しかしねえ、調べれば調べるほど解らん事が・・・。
　汐風が小名浜に沈んでいるというが、宮城の女川にも沈んでいるという話。
　どっちが本当だ？

　北九州の若松港には３隻の駆逐艦が防波堤になって沈んでいる。
　秋月級の涼月、冬月、桃型駆逐艦の柳が防波堤として沈んでいるそうです。
　で、確か学研の本ではへさきを並べて埋められていた涼月と冬月は今はコンクリートの下ですが、なんと柳は今でもその一部が直に見れるようです。
　詳しくはここ
[960] 他の防波堤になった艦も調べてみた　投稿者： 狼牙改　投稿日：2004/06/18(Fri) 17:41
　北九州の若松港には３隻の駆逐艦が防波堤になって沈んでいる。
　秋月級の涼月、冬月、桃型駆逐艦の柳が防波堤として沈んでいるそうです。
　で、確か学研の本ではへさきを並べて埋められていた涼月と冬月は今はコンクリートの下ですが、なんと柳は今でもその一部が直に見れるようです。
　詳しくはここ
http://www22.tok2.com/home2/maccha/
　で、写真が公開されています。


　で、写真が公開されています。

　ええと下のサイトでまず「みなと豆知識」にはいればすぐに見つかります。
　では、

これです。
噂のタービンも掲載されています。

http://www.pref.fukushima.jp/onahamakouwan/

本当に野ざらしです。
すごいや行政。

　タービンの調査の途中経過を報告します。
　まだ現地には行っておりませんが、防波堤になった駆逐艦は汐風と沢風であると判明。
　タービンは沢風の物らしいです。

　沈められた場所を調べておりまして、今日の調査で大体の位置が掴めました。
　昭和２７年ごろの写真なのですが魚市場の前にドーンと沈められている両艦が写ってました。
　後日その場所に行ってくる予定です。

ネルソン級戦艦ですが、一時期、艦首部分に６２．２ｃｍ魚雷発射管２基を装備していたそうです。
詳しくはこちらを↓
http://hush.gooside.com/name/n/Ne/Nelson/Nelson.html

ちなみにロドネイは、ライン演習作戦の時に装備されていた魚雷でビスマルクを雷撃しています。
↓こちらに、ライン演習作戦の詳細な解説が載せれています。
http://homepage1.nifty.com/HARPOON/UMAX28.html

おお、狼牙改さん、３万ヒットですか？
いつもご愛顧ありがとうございますｍ(_ _)ｍ
掲示板もそろそろ取り替えの時期ですね〜〜〜。
早いもんだ・・・

メールのほう確認しました。
ありがとうございます。
しかし・・・やはり、すごいとこに住んでいらっしゃるのですね。
タービン検分記も楽しみにしています！
ＳＳのほうも大変でしょうけど、がんばってくださいね。

Ｒ太郎さん＞Ｒ・ファーファリス中尉（仮）
　
おお、お久しぶりです（＾＾）
よろしくお願いします。
・・・編成上の希望とか、なにかあったら遠慮無くお願いします。

・・・実際どうなるんでしょうね・・・
　カルミア曹長も加えて訓練小隊になるのか・・・それとも三機の不正規小隊になるのか・・・あるいは２機だけの分隊扱いになるのか・・・？
その後の展開と扱いは・・・？
まあこれは、ＳＳの展開次第ですね。

クラーク以外はかなりスケジュールに余裕がありますから。

ミッキーさんへ＞そろそろ掲示板の交換の準備をしていた方が良さそうです。
　この調子だとあと一週間もすれば１０００行っちゃいますので。

　ライフルマン太郎さんが来てましたぞ！？
　これで長らくホッタラカシになっていたキャラが動ける事になりますね？

ミッキーさんへ＞日比野一家の件はあれでＯＫです。
　全てはＳＳ任せということで。

　ＳＳの方はお目付け役の方向になんとかもって行きます。
　ただ、かなりの力業になるので新しく書いたＳＳと換装する事も視野に入れています。
　時間が少しばかりかかるかと・・・。
　あと、例のタービンなんですがなんとか今週中に再度調べに行ってきます。

　おお、なんかＢＨ入ったらトップページへの３００００人目来訪者が自分だった（笑）
　なんか凄いな。

　お久しぶりのカキコです。（ＲＯＭはしっかりしてました）
戦艦の話題とか興味深く、楽しませていただきました。

＞Ｒ・ファーファリス中尉（仮）
　ＳＳの展開が変わっているのかと思って言い出せませんでした（汗）
すいません。
打ち合わせ？のために近日中にチャットに顔を出したいと思います。

http://www.geocities.co.jp/Playtown-King/2025/

狼牙改さん＞＞デルタのＳＳはクライバーンが初代隊長に内定している話だし・・・どう修正するかは未だ検討中。
　
う〜〜ん・・・難問ですね・・・
　とりあえず、「隊長はマナ中尉」で、お目付け役にクライバーン、のはずとは思うのですが・・・でないと、マナ中尉は小隊長としての訓練ができないですから。
　・・・クライバーンは、歩兵部隊でも分隊長までしかしていないはずですから、小隊長の役職がはじめてである点では同じといえば同じなんですよね・・・そこはまあ、ベテランの経験でカバー、ということなんでしょうけど・・・
　
＞＞初代隊長はマナ少尉

う〜〜ん・・・編成表を見ると・・・マナ少尉が２月末入隊という事に変更になったから・・・
　むしろ、初代はファーファリス少尉（クルセイダー）になってしまうかもしれないような気がしてきました。
　・・・他に適当な士官教育を受けた人がいないですから。
　士官が足りないなあ・・・どうなるんだろ、いったい。

　

○部隊に残りそうも無い人

ミッキー＞＞ライフスは「仇撃ちのためにＮＡＩＳに対する奉仕義務を放棄して脱走し、指名手配されている身」
リオンさん＞＞仇討ち組のうち、カーティスは「全く残る理由の無い」人物です。
リオンさん＞＞エストとカルミアは「ライフスの紹介」の都合上、ライフスの除隊と同時に部隊を離れる可能性大ですね。
リオンさん＞＞「教授の娘さんの機体代金を稼ぐ」という理由で、クラークはメック、エゥアは気圏戦闘機の修理、改造代金と言う理由付けがあるのですが、彼は４月まで残っていた理由が「全く」ありません。
　・・・他のメンバーが残っていたから・・・かなぁ・・・

ふむふむ、無理の無い案ですね。
実際にどうなるかは、書かれてからのお楽しみでしょうが（鬼が笑う＾＾；）、良くまとまっていると思います。

リオンさん＞＞Ｒ・ファーファリス中尉（ライフルマン太郎さんのキャラです、わかりにくいので以後仮称として「Ｒ・ファーファリス」を提案します）

ありゃ、そうでしたか！？
・・・う〜〜ん、データ未定キャラでしたので忘れていました・・・
　うう・・・む・・・こちらについては、Ｒ太郎さんが追加のデータを投稿しない限り、保留として起きましょう。今はほかの案件が山済みで（−−）



　
ミッキー＞＞日比野一家無名一般兵×４名＞＞数値は使わず、「一般兵」としておいたほうが無難だと思います
リオンさん＞＞済みません、ではそう言うことで。
狼牙改さん＞＞日比野一家の方はデータが無い方が面白い。メックの種類だけの投稿かな？

こちらこそすいませんｍ(_ _)ｍ
とりあえず、実際にＳＳ書くときの自由度優先、というかんじで・・・
　ちなみに、「一般兵」としておいた場合、5/6、5/5、4/5　といった、かなりの幅を持たせられますし、技能にも幅を持たせられますので、そのあたりはＳＳの都合で適当に描写していいと思います。


[888] 日比野一家無名一般兵×４名　投稿者： リオン　投稿日：2004/06/10(Thu) 12:50
日比野一家は８名（火力と偵察）そのうち名前もちメック戦士は４名、残る４名は無名の兵士。
　・・作成点１００（NPCのため）
　宿敵：ジーク一行　-１5
能力値：６７７６　０、１５，２０，０
技能：砲術メック４（基本１、３上昇４０点）操縦メック４（基本１、３上昇４０点）

所持メックは
日比野一家無名一般兵×４名の所持メックロール(6月10日(木)12時35分25)
[8d6]: 1-4-2-2-6-5-5-1-(26)
A　１−４で５　B　２−２で４　C　６−５で１１　D　５−１で６(6月10日(木)12時36分21)
Aが３５ｔ、Bが３０ｔ、Cが６５ｔ、Dが４０ｔ
ABが偵察、CDが火力・・機種はSSに登場時決定ということで

どうでしょうかね？

これに、リオンさんの構想・・・惑星軍が介入するという案は・・・特に、矛盾はおきなさそうですね。

うん、多分大丈夫だと思います。



ミッキー＞＞フェレットダウンシリーズ＞＞時期を確定させて、１２月第４週にしたこと。
リオンさん＞＞あの、ＳＳ中に登場するバルグレイ曹長って、１月ぐらいの到着だったような気が・・さもないと「バルグレイ　襲来」との整合性が無くなるのでは・・・

うお！？
　そういえばそんなことがありましたね・・・一応１２月時点での入隊という事になっていたので、大丈夫とは思っていたのですが・・・
　・・・となると・・・セリア・ギュント少尉も１２月に入隊したことに変更されましたし、そっち系列で改定するしかないですかね？

　魔界盆地方面での歩兵戦闘は、１１月第３週〜２月第２週までが「作戦」単位でＳＳを入れられる限度なのですよね。ヘスティア追撃戦の後から、撤退シリーズまでの前までですから。
　つまり、最大で１２週間しかないわけです。そのうちクラークは４週間を入院とリハビリに費やしていますから・・・ある程度大きな「作戦」に参加できるのは、合計でも８個までとなります。
　カサンドラ少尉のジャングル探検記等で１１月３週、４週、
　爆撃ＳＳで１２月２週、
　加奈子中隊蝕滅戦で１２月３週、
　フェレットダウンで１２月４週、
　クラーク入院中＆出世で１月１週〜三週
　リハビリ兼ねた訓練で１月４週、
　前哨拠点の日常で２月１週。
　初めてのメック戦闘で２月２週



第２週：爆撃系ＳＳ
クラークたちが加奈子中隊のことを聞き、勤務地の移動願いを申請？
「なんだって！？　鳥取基地にいるのは加奈子中隊と判明した！？」


１４日夜から１９日朝まで。鳥取攻略のために魔界盆地からレパード級で戦力を呼び寄せる？
クロフォード「長期間魔界盆地方面を空にするわけには行かんな。短期決戦で行くか？」

加奈子中隊撃滅系ＳＳは第３週。
１６日に四郎太が脱出の決行準備？
１７日の夜から１８日の朝にかけて脱出、戦闘。
１８日四郎太の尋問など？　加奈子中隊、修理に追われる。
１９日、ＤＥＳＴが侵入、大騒ぎとなる。四郎太死亡。
２０日早朝、鳥取陥落。加奈子中隊東へ逃げる。
２１日追撃戦。

第４週　フェレットダウン系ＳＳ
２２日？　『ある整備兵のつぶやき』整備兵たちもだいぶパエトン基地に来ているが、その中にエカテリーナの姿が？（ヴァルキリーは置いてきた？）＜＜これだけアイアースで？
２４日？　『クラーク伍長の災難』 　　　この２編は登場人物を検討する必要あり？

２６日以前？　パエトンへ移動させた戦力を魔界盆地方面へ再び移動。
２８日、沿海の廃墟にてドラコ軍らしき反応発見される。
２９日、フェレットダウン

リオンさん＞＞加奈子達の蝕滅戦、どんな展開になるんでしょうね・・・?
　
　う〜〜ん、予定としては、「四郎太脱走のさいの戦闘」で、予想以上に打撃を受けた加奈子中隊が、修理が完了する前にブラッドハウンドに強襲を受ける、という事までは決まっているのですが・・・
　
　そうですね、まとめて見ましょうか？
　
加奈子中隊　戦力予想図
　　加奈子　　　　精鋭　　Ｋ型フェニックスホーク　
　　ウピエル　　　古参兵　クルセイダー
　　ホフ中尉　　　古参兵　　ザコＳ
　　ルーフェイ　　古参兵　　スティンガー
　　ナン頭　　　　古参兵　　アーバンメック
　　？？？　　　一般兵　　アーバンメック？

　四郎太・古森中尉　　精鋭　ノズチ
　　フロイ・シュターゼン　精鋭　　ヴェノム

上記の戦力は、１２月第３週までの戦闘で弱体化している可能性高し。
特に、ヘスティア追撃戦と輸送部隊襲撃作戦での弱体化は強いと思われる。

他に４機〜？　以下からセレクトが妥当？
ＳＳの内容との相談。

　　花島軍曹　フグＢ　裏工作にて銅鑼右ェ門に攻撃され『『死亡』』
　　？？？　　ザコＢ
　　欧井曹長　ケルクック
　　？？？　　ムドー３機 　　　　　　
　　加東少尉　ギュラン
　　？？？　　高機動ザコ
　　？？？　　高機動ザコ
　　？？？　　フグＢ


・・・１１月１５日を元に造ってみようとしましたが・・・なんか、 不確定要素が多いですね。やはり、このあたりはあいまいにしておくのが吉・・・？


ブラッドハウンド側戦力

守護天使小隊
　第６小隊（火力小隊・守護天使小隊・期間限定）
マルガレーテ・ド・ワイヤシュトラス中尉　（１７歳？・女性・一般兵・マローダー）ＮＰＣ・ＳＮＥ
アミィ少尉　　　　　　　　　　　　　　　（１７歳？・女性・一般兵・アーチャー）ＮＰＣ・ＳＮＥ
クレア少尉　　　　　　　　　　　　　　　（１８歳？・女性・一般兵・アフロディーテ）ＮＰＣ・ＳＮＥ
ブレンダ少尉　　　　　　　　　　　　　　（１６歳？・女性・一般兵・グリフィン）ＮＰＣ・ＳＮＥ
聖（セイ）・ウォン・ヴァレリウス伍長　　（１０歳・男性・従卒・訓練生）初出・ミッキー
予備：ウォーハンマー：守護天使小隊

　

フェイ中隊
　第７小隊（訓練小隊）
リリム・フェイ少佐　　（２０代後半・女性・古参兵・マローダー改）ＰＣ・朽木
キルシェ・モートン・クライバーン（１２歳？・女の子・訓練生・豊作一番号）初出：Ｍｔ．ｆｕｊｉ
訓練生　　　　　　　　　　　（フグＢ）
訓練生　　　　　　　　　　　（ザコＢ）
訓練生　　　　　　　　　　　（ザコＡ）
クラーク・エアハルト　　　　（２０代中盤・男性・５／６の一般兵・グリフィン？）ＰＣ・Ｃｏｏ

　第８小隊（アルタイル小隊）
エストゥ・アルタイル・ハルパニア大尉　（２８歳・女性・古参兵・ヘカトンケイル）ＰＣ・リオン
ファーファリス少尉　　　　　　　　　　（女性・新兵・クルセイダー）ＰＣ・Ｒ太郎
カルミア曹長　　　　　　　　　　　　　（女性・一般兵・ジェンナー）初出・皮肉屋
訓練生　　　　　　　　　　　（ザコＢ）
訓練生　　　　　　　　　　　（ザコＡ）



ライフス・ダストトゥダスト中尉　（２５歳・男性・古参兵・ウォーコマンダー）ＰＣ・皮肉屋
分隊員：クラーク・エアハルト伍長（２０代半ば・男性・一般兵）ＰＣ・Ｃｏｏ
アルベルト・ファーファリス中尉　　（２３歳・男性、古参兵・ウルヴァリーン改）ＰＣ・ももた


ライトニング気圏戦闘機
　武装：ＡＣ２０　ＭＬ×３（うち１門は後方射界）
　　操縦士：ゲッツ・E・エゥア　（男性・４／５の新兵）ＰＣ・雪輪トランペット、高速振動刀を所持　大破中？

センチュリオン気圏戦闘機
　操縦士：カーティス・トッドウェル・フィルフォード准尉（26歳・男・３／５の一般兵）ＰＣ・ミドリの雑魚　女ったらし

　


○仇討ちぐみのライフス、クラーク、ゲッツ、カーティスの４人
　鳥取基地に駐屯しているのが加奈子中隊と知り、パエトン基地への移動を申請していた、とすれば、すでにこちらに移動していたことには出きる。

○アルベルト
　カーティスに付き合って移動していたとすれば第３週時点でパエトン基地にいたことに出きる。
　
○エストとカルミア
　兄の手伝いにお姉様を巻き込んだことにする。

これくらいは確定としてもいいと思う・・・足りないですね。
　足りない分は、シャネルクイーンで呼ぶとする。
　ならびに、加奈子中隊の修理が思わしくない（部品や技術者の不足？）事で対応する。
　・・・たしか、ナイトストーカーの一部と、マディック小隊の面々、アーバインも来ていて、ＤＷＳＴ対メック戦士というシチェーションが予定されていたので、何とかなると思います。
　アーバインのガイエスハーケンが大破したのはこの時とすれば、面倒も少なくなりますね。

ミッキーさんへ＞偵察小隊の編成をどうするのか解らないと、ＳＳの修正の使用がありません。
　と、いうかデルタのＳＳはクライバーンが初代隊長に内定している話だし・・・どう修正するかは未だ検討中。
　ともかく、マナ中尉は自機にはまだ不慣れなはずです。
　そうなると自分の面倒を見るだけでも大変な状況です。
　新兵の部下の方にまで気が回るとは思えませんので、最低自機に慣れるまでクライバーンをくっ付けとくほうが無難です。

　そこで小隊長内定の後に借り受けたマナ中尉がジャベリンで盛大にスッ転ぶＳＳを書こうと思います。
　クライバーンも鈍足の豊作君から、いきなり高機動型の傑作機フェニクスホークに乗り換えた当初に盛大にスッ転んだので話的にも繋がりがよさそうです。
　それを見て大佐が頼りないからせめて機体に慣れるまでは、ということでクライバーンが代打で隊長を務め、機体に慣れたら隊長の座を譲り渡すという話。
　機種転換は民生機から高機動メックに変更じゃ難儀しそうだし・・・。

リオンさんへ
　バトルテックの話を振るのはまったく問題ありません。
　サイトマスターのミッキーが断言します。
　複数の話題が錯綜していてもまったく問題無いでしょうし。
　
　その一方で、戦艦の話題もノープロブレム！
　というか、見ててものすごく面白いです、戦艦の話題！
　ふはははは！
　漢はやはり戦艦よ！
　巡洋艦の優美さよ！
　駆逐艦の群の壮観さよ！
　空母から飛び立つ戦闘機連隊の勇壮さよ！
　われ、本懐なり！
　
　※詳しいレスは、今夜あたりに。今は時間が無いので。　

ミッキーさんへ＞＞加奈子達の蝕滅戦、どんな展開になるんでしょうね・・・?
　事情もあって余り手を付けていないのですが・・
　まずBHが四郎太関係でごちゃごちゃしている隙に一部の惑星軍（１中隊強）が先走って攻撃をしかけます。
　その惑星軍は壊滅するんですけど、加奈子隊がBH対策にしかけた罠の大半は惑星軍が引っ掛かってしまい、無力化されてしまいます。
　そのあとにBHがパエトン＋魔界盆地から呼び戻した４、５小隊程度で攻撃。
　防御陣地を失っていた加奈子隊は粘るも物量差もあり敗北。
　この戦闘でウピエルは捕虜（機体爆散で戦死の場合あり）、加奈子がMIA（戦死ですが死体が発見されない状態、SS「買い物」参照）になります。
　指揮官を失った残存戦力（民生機数機）はカリュプソ海方面に逃亡、後日降伏かゲリラ化します。
　
　大まかなプロットはこんな感じで考えてますが・・

ミッキーさんへ＞＞部隊に残りそうも無い人
　仇討ち組のうち、カーティスは「全く残る理由の無い」人物です。
ライフスやＲ・ファーファリス中尉（ライフルマン太郎さんのキャラです、わかりにくいので以後仮称として「Ｒ・ファーファリス」を提案します）は「教授の娘さんの機体代金を稼ぐ」という理由で、クラークはメック、エゥアは気圏戦闘機の修理、改造代金と言う理由付けがあるのですが、彼は４月まで残っていた理由が「全く」ありません。
　・・・他のメンバーが残っていたから・・・かなぁ・・・
　そうするとかなり・・・政治家としては「無能」ってレッテルがつくかと思うんだけどなぁ・・・
　取り合えず仇討ち組からライフス、カーティス、Ｒ・ファーファリスの３名。
（Ｒ・ファーファリスは「ライフスの同僚」・・つまりライフスと同じ「仇撃ちのためにＮＡＩＳに対する奉仕義務を放棄して脱走し、指名手配されている身」ですから、ライフスが離れるなら親戚がいても部隊に残るのは無理かと思われます）
　エストとカルミアは「ライフスの紹介」の都合上、ライフスの除隊と同時に部隊を離れる可能性大ですね。
　
ミッキーさんへ＞＞日比野一家無名一般兵×４名　
＞＞数値は使わず、「一般兵」としておいたほうが無難だと思います
済みません、ではそう言うことで。

ミッキーさんへ＞＞フェレットダウンシリーズ
＞＞時期を確定させて、１２月第４週にしたこと。
あの、ＳＳ中に登場するバルグレイ曹長って、１月ぐらいの到着だったような気が・・さもないと「バルグレイ　襲来」との整合性が無くなるのでは・・・
http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/BHHQBBS4?no=115&reno=41&oya=41&mode=msg_view
バルグレイ曹長の到着と同時にセリアとノエルが到着している事から・・２月？
　もし１月の場合、偵察小隊員の入隊時期をずらす必要があるかと思いますが・・・
　というか「ノエル少尉は二月」が確定していないと、今度は反攻作戦に矛盾が生じるのでは・・・むう？


・・ところで・・・どうも戦艦関係の話題が大半を占めている現状で、バトルテック関係の話題を振りにくく思うのは、私だけでしょうか・・・

一方理念をもって、一般的な形状とは外れた艦を作ったのがフランス海軍です。
一般にダンケルク級及びリュｼｭリュ−級と呼ばれるクラスがそれで、これらは四連装二基八門の主砲を前甲板に集中していました。
これらは通商破壊対策艦、すなわちドイツのポケット戦艦などを追撃する為に設計されたのです。追撃戦で使用するなら全ての砲を前に集めた方が効率がいい訳ですね。
主砲は小型でした。というよりダンケルク級で３３ｃｍ砲という大きさだったからこそ四連装砲塔なんてものは出来たのです。これらのフランス戦艦は砲塔がそれでも他国に比べれば軽かったせいでしょう、装甲というか防御に割り振られた重量の割合が他国の戦艦よりずっと大きかったようです（防御重視のドイツ戦艦より割合が大きかった

　戦艦の主砲配置は基本的に前部に主砲２基、後部に1基または２基という形です。
　これは主砲を効率よく縦に並べるのが２基ずつが高さやスペースの点からも最も効率が良い配置です。
　この形は日本の大和級、長門級、金剛級。
　アメリカのアイオワ級その他多数の戦艦が採用しております。
　他に主流というか結構あった配置のタイプは、さらに主砲を中央部に１基ないし２基配置するタイプがありました。
　これは伊勢級・扶桑級他、アメリカ・イタリア等も採用した配置です。
　この配置の長所は火力が増強できる事ですが、欠点は全長が長くなり、弾薬庫が増えるため防御も脆弱になり、速力もスペースの問題上鈍足になる宿命にあります。
　配置的には前者に劣るわけです。

　ネルソン級はいわば鬼子で、前部に集中配置された主砲のおかげで複雑な構造になり、修理に多大な時間が必要になったのです。

　重巡洋艦の場合は基本は前部２基、後部２基が基本ですが、中には愛宕級のような前部３基や、利根級のような前部だけに４基あるものもあります。
　これは魚雷や水上偵察機のスペースが関係してくるわけであるわけです。
　基本的にアメリカの巡洋艦は重武装でトップヘビーです。

　駆逐艦は基本が前部１、後部２基が最も理想的です。
　中央部には魚雷発射管が装備されています。
　アメリカのフレッチャー級が採用していた全部２基、後部１基の配置はバランスが悪かったようで荒天時には転覆の恐れがありました。
　余談ですが、日本が発明した魚雷の次弾装填装置は後のロケットの装填装置の元になったという話です。

戦艦を含めた軍用艦のデザインは大抵の場合、前部に主砲２基、後部に1基という形にまとめられています。
（時折、両方とも２基というのもあるが。）
しかし世界で２種だけ、この特徴から完全に外れた艦型があります。

ネルソン級戦艦
基準排水量：３３３１３ｔ　全長：２１６．４ｍ　最大幅：３２．３１ｍ　喫水：１０．２１ｍ　
軸馬力：４５０００馬力　速力：２３ノット　航続力：不明　乗員：１３１４名　同型艦：ロドネイ
兵装：４０．６ｃｍ３連砲塔×３　１５．２ｃｍ連装砲×６　１２ｃｍ高角砲×６　２ポンドポンポン砲×８

イギリスがワシントン軍縮条約に基づいて建造した戦艦。
この艦の最大の特徴は、３基の主砲全てを前方部に集中配備し、艦橋部を中央からやや後方に配置した事である。
この事で、排水量の割りには高い攻撃力と防御力を獲得する事に成功した。
その他、艦橋の形状を箱型にしたり副砲を主砲塔上に装備させるなど、従来のイギリス戦艦とは大きく異なる形状になった。
しかし、その特異な形状の為に主砲の射界は狭くなり、主砲発射時の爆風で艦橋が損傷するなど弊害も多かった。
それでもイギリス唯一の４０ｃｍ砲艦として、地中海での上陸作戦や船団護衛任務などで重用された。
特に２番艦のロドネイは、１９４１年５月のライン演習作戦でキングジョージ五世と共にドイツのビスマルクを撃沈し、その名を轟か
せた。
だが、ロドネイは大規模修理を行わないまま運用を続けた為、１９４４年１１月には老朽化で活動を停止してしまう。

MT.fujiさん＞ちなみに、こんな所もありますよ

　見てきました。
　凄まじい改装艦が勢揃いしてました。
　思い切りが良いというか発想が豊か過ぎるというか・・・。
　ともかく面白かった。

＞駆逐艦を調べるなら〜
私も愛用しておりますｗ

ちなみに、こんな所もありますよ
http://www.warbirds.jp/kakuki/

メールを送っておきましたよー。
どこに住んでいるのか別にここで書いてもいいけれど、まあ一応。

ミッキーさん＞版権メックの代打メックで、その後黒歴史に消えたメック・・・かな？

ミッキーさんへ＞回答ありがとうございます。
性能的には微妙なメックですな。
しっかし、あの黒歴史メックですか・・・。
なんかワスプとかもなかった事にされとるようなのですが？

狼牙改さん＞＞「駆逐艦についてはここで調べろ。」　と、その手の専門家に進められたので行ってまいりました。
http://www.venus.dti.ne.jp/~jam/

むう、ミッキーも後で言ってみよう。


狼牙改さん＞＞峯風級＞老朽化が進んで二次大戦の時にはポンコツでした。

な〜んだ、そうだったのですか・・・ちょっとがっかりですね。　
狼牙改さん＞＞同じ峯風級の波風の機関員だった近所の爺さんが話してました。
狼牙改さん＞＞そういえば市内に峯風級らしきタービンが野ざらしにされていたような気が・・・。

・・・先日来思っているのですが・・・「ドコ住んでるですか〜〜！？」　

　日本における二次大戦参加艦船中、最前線でもっとも古参の部類に入る金剛級。
　その誕生は駆逐艦峯風級誕生の大正６年よりも４年古い大正２年。
　４隻とも非常に使い勝手の良い艦であり、空母の護衛役を常に務めている。
　最新鋭の大和が役立たずだった事を考えるとその働きはひときわ輝いて見える。
　旧式艦ながら最も重宝された戦艦であった。
　ちなみに戦艦を基地攻撃に投入したのは金剛級が世界で初めてらしい。
　後にアメリカはこれの真似をする事が常識となる事を考えると非常に興味深い。

ＳＴＣ−２Ｃストライカー
ですか？

ではデータを。
８０トン4/6/0
ＰＰＣ、ＬＬ、ＡＣ５、ＭＬ３、
ＨＳ５、
装甲13.5トン
設定は狼牙改さんのほうで把握してあるもので大体いいようです。
版権メックの代打メックで、その後黒歴史に消えたメック・・・かな？

　1913(大正２)年、英国ヴィッカース社で竣工
　イギリスでライオン級の設計を元に製造された巡洋戦艦で砲はライオン級より大きい３６サンチ砲で防御力もアップしている。

　新造時の性能
基準排水量26330t、速力27.5ノット、航続力14ノット時/8000浬
　36cm砲８門、15cm砲16門、魚雷発射管８門

　完成間もなく起こった海軍シーメンス事件で、ヴィッカース社との不正も問題になった。
　第１次世界大戦に参加、シベリア出兵でも出動している。
　1931(昭和６)年に第１次大改装、1937(昭和12)年に第２次大改装を行い、本格的な戦艦となる。戦艦時の諸元は以下の通り。

　基準排水量31720t、速力30ノット、航続力18ノット時/9800浬
　36cm砲８門、15cm砲14門、12.7cm高角砲８門、カタパルト１基、航空機３機

　太平洋開戦時には、第１艦隊第３戦隊に所属。
　マレー上陸作戦、セイロン島作戦、ミッドウェイ海戦、ガダルカナル砲撃、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦と主な作戦・海戦に参加。
　レイテ戦では第３艦隊旗艦。
　1944(昭和19)年11月21日、内地へ帰投する途上、台湾海峡で米潜水艦シーライオンの雷撃で沈没した。

　
　

オウサムの原型になったというメックなんですが

ＳＴＣ−２Ｃストライカー

とはいったいどんなメックなのでしょうか？
なんか氏族戦にも改良されて投入されたようですがねえ。
工場が破壊されても元が多かったようで３００機ぐらい残っているらしいけれど・・・。

「駆逐艦についてはここで調べろ。」
　と、その手の専門家に進められたので行ってまいりました。

http://www.venus.dti.ne.jp/~jam/

　なんというか凄く詳しい。
　そして面白く丁寧に書かれてました。
　オススメは「天津風」ですね。
　凄くしぶとい・・・悪運もあそこまでゆくと立派なものです。
　磯風の比ではありません。
　艦首・艦長・海図が無くなり、それでも雑誌のオマケに付いていた地図を頼りに頑張る様とか・・・。
　最後が自沈だったのも驚きでしたが・・・。
　どうも米軍は爆撃で沈めたと思っており、戦後も長らくＢ２５の空爆で沈んだと思われていたようです。
　私もそう思っておりました。
　天津風もそうですが、建造時期や改良により必ずしも型が同じだからといって性能が同一でなければという事は無いようです。
　海軍にとって公式スペックはあくまでも目安程度の考えのようです。

ミッキーさんへ＞老朽化が進んで二次大戦の時にはポンコツでした。
　スペック上では高速艦なのですが、実際の所１８ｋｔでれば良いほうだと、同じ峯風級の波風の機関員だった近所の爺さんが話してました。
　タービンが古くなってガタガタだったのを誤魔化して使用していたらしいです。
　そういえば市内に峯風級らしきタービンが野ざらしにされていたような気が・・・。
　あんまり大きく無かったですね。

　駆逐艦波風は終戦後、賠償艦として中華民国（台湾）に引き渡されたが老朽化が著しく、使い物にならなかったそうです。

おお〜〜〜すばらしいレオンさん！
ありがとうございます！
　やはり、こういった事はスペック表があるとはなしがしやすいですからね（＾＾）

しかし・・・
峯風級駆逐艦て、そんな古いやつだったんですか？
　てっきりもっと新しいものだったと思っていました。いやほら、すごい早いですから。

松級駆逐艦
基準排水量：１２６２ｔ　全長：１００ｍ　最大幅：９．４ｍ
喫水：３．３ｍ　出力：１９０００馬力　速力：２７．８ノット
航続力：１８ノットで３５００海里　乗員：２５５名
兵装：１２．７ｃｍ連装高角砲×１　１２．７ｃｍ高角砲×１　２５ｍｍ３連装機銃×４　
２５ｍｍ単装機銃×８　６１ｃｍ４連装魚雷発射管×１

不足した駆逐艦を短期間で補充する為、急造簡易型として設計された艦型。
量産性を最優先にしながら、機関配置にシフト配置を採用する事で従来の艦隊型駆逐艦より生存性が高まった。
対空兵装は秋月級に１歩譲るが、船団護衛や輸送任務を行う分には充分強力である。
橘級は更に簡易化を図られた艦型で、松級の丁型に対し改丁型と呼ばれた。
大戦末期の設計であったにも関わらず、建造された数は日本の駆逐艦の中では最も多い３４隻であった。

秋月級駆逐艦
基準排水量：２７０１ｔ　全長：１３４．２ｍ　最大幅：１１．６ｍ
喫水；４．２ｍ　出力：５２０００馬力　速力：３３ノット
航続力：１８ノットで８０００海里　乗員：２６３名
兵装：１０ｃｍ連装高角砲×４　２５ｍｍ連装機銃×２　６１ｃｍ４連装魚雷発射管×１

航空機の性能向上に伴って登場した防空駆逐艦。
しかし、駆逐艦とはいえ寸法は軽巡洋艦に匹敵する大きさだった。
初陣でソロモン方面に出撃した際、襲来した３機のＢ−１７の内２機を同時に撃墜し、鮮烈なデビューを飾った。
この事に驚いたアメリカ軍は、最も危険な駆逐艦として警戒するようになったという。
なお、坊ノ岬沖海戦の時にも冬月と涼月の２隻が大和に随伴し、２隻とも帰還、そのまま終戦を迎えた。

峯風級駆逐艦
基準排水量：１２１５ｔ　全長：１０２．６ｍ　最大幅：８．９ｍ
喫水：２．６ｍ　出力：３８５００馬力　速力：３９ノット
航続力：１４ノットで３６００海里　乗員：１４８名
兵装：１２ｃｍ砲×４　５３．３ｃｍ連装魚雷発射管×３

太平洋戦争に参加した日本の駆逐艦では最も古い艦型。
従来のイギリス式設計の模倣及び改良から脱却して設計された、初の純日本性駆逐艦とも言える。
最も古い艦型でありながら、速力は日本の駆逐艦では最も速い３９ノットにもなり、島風（初代）は公試運転中に４０ノットを超えた。

アイオワ級戦艦
基準排水量：４８１１０ｔ　全長：２７０．４３ｍ　最大幅：３２．９６ｍ　喫水：１１．０２ｍ　
軸馬力：２１２０００馬力　速力：３２．５ノット
航続力：１５ノットで１５０００海里　乗員：１９２１名　搭載機：水上偵察機×３
兵装：４０．６ｃｍ３連装砲×３　１２．７ｃｍ連装両用砲×１０　４０ｍｍ４連装機銃×２０　２０ｍｍ機銃×４９

現在、現役で活動している唯一の戦艦。
空母随伴を目的として設計された高速戦艦で、速力は駆逐艦に匹敵する。
１９４５年９月にミズーリの甲板上で日本政府が無条件降伏文書にサインした事はあまりにも有名。
この時、政府代表団の頭上にはペリーが来航した際にサスケハナ号に掲げられていた星条旗が翻っていた。
８０年代にトマホークキャリアーとして、大規模な近代化改装が行われた。

お知らせが遅くなりましたが・・・
フェレットダウンシリーズの１話をアップしました。
『発見』『合同作戦』『出発前夜』の３つを一まとめにしてます。
ちょっと短いためまとめることできたのですね。

主な変更点は・・・
「ギリアム少尉」の階級が「大尉」になったこと。ギリアム少尉は、第３歩兵中隊指揮官に出世していますからです。
すこしばかりナイトストーカー車両班から戦力を増強したこと。本編での指揮や戦力の描写の不自然さをなくすためですね。
時期を確定させて、１２月第４週にしたこと。前のシリーズである加奈子中隊撃滅系のお話との関連をつけるためにクラークの台詞を追加しました。
クラークが惑星軍の連中に活を入れるところを、うつほ軍曹に変更したこと。これは、クラークでは若造過ぎて言葉に説得力が無いだろうからです。
あと、クラーク“伍長”が、カーティス“准尉”にため口きいていましたので、そのあたりも直しました。



『カーティス准尉の平凡な毎日　その�A』
ですが、ちょこちょこと直しました。
ライフル技能で銃剣が使えるので、習う理由を「格闘戦能力の獲得」ではなく、「こだわる人の美しい格闘戦能力獲得」のためにしました（ｗ
　　
　どなたか、他にもっといい案あったらお知らせ下さい（＾＾）　

他のＳＳにも関連する変更点ですが、カーティス准尉が「ランニングを終了」する間際、ユミナさんとゲッツ准尉を発見する場面あたりをちょっと改造。
　パエトン基地は温帯のやや南よりにあります。ということは、せいぜい九州くらいの気候でしょう。まれに雪が降る事もある、くらい。１１月や１２月に泳げるほど熱くは無い、はず。
　それで・・・・春か昔に一度提案したような気もするのですが、今年のカウツと地球標準暦とは、季節が４ヶ月ほど遅れているとします。
　カウツの季節例
　１１月５日：１１―４＝７月５日　森の湖で泳いでも何とも無い。
　１２月第４週：１２―４＝８月第４週　まだまだ日は長く、暑いので、早朝の涼しい空気はすがすがしい。
　２月：１４―４＝１０月　秋だな。


ちなみに・・・地球よりカウツの１年が長いと・・・例えば、カウツ�Vの公転周期が＝１年が地球の２年相当だとすると、３０２７年２月になっても、まだ地球の北半球における８月相当の暑さという事になります。
が、そう言ったことまで考えると非常にめんどくさくなるので割愛（ｗ



それはそうと・・・
松型駆逐艦　楓、杉
橘型駆逐艦　初梅、蔦
秋月型駆逐艦　宵月
峯風型駆逐艦　波風
　アイオワ級戦艦

↑これは、まだスペックが出ていないような・・・・出ていたっけ？

　

to: 狼牙改さん
＞ちなみにＭ４シャーマン戦車が歩兵援護か対戦車を重視するのか？と、いう天秤にかけてああいう形になったというのも有名な話。
＞結果、ノルマンディーで本当にボコボコにやられました。
＞艦砲の援護と制空権がなかったら終っていた所です。

まぁ、シャーマンでドイツのティーゲル�Tやケーニヒス・ティーゲルを相手にするのは酷でしょう。
日本の１式戦車や９７式中戦車相手には充分だったけど・・・・・
当時、ドイツの戦車とまともに遣りあえたのは、ソ連のＴ３４やスターリン戦車ぐらいでしたし。

　島風が参加したと言う事でも有名なキスカ撤退作戦。
　最初は潜水艦での撤収を行なったのだが、３隻を失う形で断念。
　最後の手段は艦隊で強引に改修する方法。
　実は一度この作戦は突入する際に霧が出なくて断念している
　で、二度目は成功したのだがこの時米海軍は強力な戦力で迎撃に出ていた。
　戦艦二、重巡四、軽巡一、駆逐艦四という艦隊で哨戒機からの「日本軍艦隊発見」の報告を受けてキスカ島の西部へ動いており、レーダーで発見した霧の中の標的へ向けて猛射撃を加えているところでした。
　当然、標的は誤認によるもので恐らく極端に濃い霧がレーダーに反応してしまったと思われる。

　ここでも米艦隊は派手に無駄弾を使っています。
　燃料切れになり、弾も少なくなったためその後後退。
　その間に日本艦隊はキスカの守備隊の撤収を完了。
　で、その後はごらんの通りです。

to: 狼牙改さん
＞ちなみにＭ４シャーマン戦車が歩兵援護か対戦車を重視するのか？と、いう天秤にかけてああいう形になったというのも有名な話。
＞結果、ノルマンディーで本当にボコボコにやられました。
＞艦砲の援護と制空権がなかったら終っていた所です。

まぁ、シャーマンでドイツのティーゲル�Tやケーニヒス・ティーゲルを相手にするのは酷でしょう。
日本の１式戦車や９７式中戦車相手には充分だったけど・・・・・
当時、ドイツの戦車とまともに遣りあえたのは、ソ連のＴ３４やスターリン戦車ぐらいでしたし。

雪風はこの陽炎級に属します。
で、改めて見て解ったのだが・・・シブトイ艦が多いのが特徴か？
そういう意味では最優秀な駆逐艦ともいえる。
陽炎級は以下の１９隻です。

　陽炎　不知火　黒潮　親潮　早潮　
　夏潮　初風　雪風　天津風　時津風　　
　浦風　磯風　浜風　谷風　野分　嵐
　荻風　舞風　秋雲

　不知火は不死鳥不知火とも呼ばれており、米軍も一度目で撃沈したと思い込んでました。
　まさか半身になっても復活してくるとは思わなかったらしい。
　その後も損傷を繰り返し受けては復活してきましたが、最後は沈みました。
　けど、こいつはしぶといぞ。

　天津風は主砲全損を経験している唯一の艦。
　その他、艦首喪失しても、仮艦首つけて輸送船の護衛として航行している写真が残っているほどタフな艦。

　野分はハルゼーのアイオワ級から逃げきった艦。
　雪風に次ぐしぶとさを誇ったが終戦前にあえなく沈んだ。

　磯風は雪風と浜風とトリオを組んでいた艦で損傷に強く、非常にしぶとい。
　雪風で自沈処分する際にはそのしぶとさから難儀した。

　秋雲は長らく夕雲級に分類されていたのだが、実は陽炎級だったらしい。
　こうなった原因は、この艦を建造する計画自体が大和の建造費をごまかすためのものであったためと、島風の名前が急遽試作艦に付けられた為に名前が不足したためである。
　４隻の建造計画中、３隻がダミーで残りの一艦がこれだった訳であり、名前の方は仕方ないので夕雲級から借りてきたらしい。

　雪風。
　すでに神の領域に入られた艦船。
　あそこまでやれたら、戦闘艦としてはもう満足だったに違いない。
　というか、一国の艦隊の旗艦になったぐらいだし・・・。
　出世？

戦争で貴重な弾薬を無駄遣いするのは、どこの国でも嫌われる事ですが、それでも無駄遣いをやってしまいます。
まず日本。
この国は、「弾薬は天皇より授かった貴重なるもの」として無駄遣いを非常に戒めていました。
４２年３月１日オーストラリア近海のクリスマス島沖を航行していた南雲艦隊は、艦隊の３０キロ南にアメリカ駆逐艦「エドソール」を発見しました。
発見の報を受けて、南雲忠一は三川軍一率いる支援部隊（戦艦２、重巡２）に撃沈を命令、反転した支援部隊は２００００ｍ以上の遠距離から砲撃を行いました。
ところが、エドソールは煙幕を張るなどして巧みに回避。命中弾は一発も無かった。
で、不甲斐ない支援部隊に業を煮やした南雲は赤城と蒼龍から艦爆１７機を出撃させ、爆撃でエドソールを航行不能にした。
それから支援部隊は砲撃を再開、主砲だけでなく副砲や対空砲まで総動員して撃ちまくり、ようやくエドソールを撃沈しました。
で、無駄遣いした弾薬は、３６ｃｍ砲弾２９７発、２０ｃｍ砲弾８４４発、１５ｃｍ砲弾１３２発、１２．７ｃｍ砲弾６２発、２５０kｇ爆弾１７発でした。
信じられないかもしれませんが、駆逐艦１隻沈める為にこれだけ無駄遣いしちゃったのです。
多分、支援艦隊の首脳陣は軍令部から大目玉を食らっただろうなぁ・・・・・
続いてはアメリカ。
アリューシャン列島のキスカ島。
日本軍が奇跡の撤退作戦を成功させた場所として有名ですが、撤退に気付かなかったアメリカは、その後１ヶ月にも渡って猛烈な砲爆撃を加えた後に３５０００人の大部隊を上陸させました。
しかし、いくら島を探索しても敵はいない。
挙句の果てには同士討ちまで起こってしまい、それからようやく日本軍が撤退した事に気付いたそうです。
その間、無駄遣いした弾薬の量は合計６０００ｔ。
おそらく、アメリカがもっとも弾薬を無駄遣いした上陸作戦だったかもしれませんね。

レオンさん＞台風に祟られる事が多く、指揮下の艦隊が２度も台風で損害を被った事があります。

　はい、無罪です。
　米軍の軽巡以下の艦建思想は日本と違い、第４艦隊事件や友鶴事件が無かった為にロンドン条約時に作ったこれらの艦はトップヘビーのままでした。
　米軍の防空軽巡や駆逐艦は台風相手に大苦戦してました。
　なかには大破、転覆した船もありました。
　重量過多で復元性が無く、悪天候になると戦闘どころではなくなるというのは大戦時の途中で解ってはいたのですが、悪天候に遭遇する確立と敵に遭遇する確立を天秤にかけて量った場合ああなりました。
　悪いのはこのような物を採用した連中です。
　ちなみにＭ４シャーマン戦車が歩兵援護か対戦車を重視するのか？
　と、いう天秤にかけてああいう形になったというのも有名な話。
　結果、ノルマンディーで本当にボコボコにやられました。
　艦砲の援護と制空権がなかったら終っていた所です。

to:狼牙改さん
＞ハルゼーはとことんお馬鹿です。
＞最前線の指揮官に必要な戦闘意欲は旺盛ながら、その抑制ができなかったようで・・・。

まぁ、あだ名が「ブル（雄牛）ハルゼー」でしたからねぇ・・・・・
二ミッツが裏方で頑張ってくれたお陰で、前線で好き勝手出来たのでしょうけど・・・・・・
ただ、人を見る目は確かでミッドウェー海戦の時に皮膚病で入院した際、自分の代理でスプルーアンスを二ミッツに推薦。
当時は巡洋艦の指揮しかしていなかったスプルーアンスだが、この推薦が正しかったのは周知の通りです。
あと、台風に祟られる事が多く、指揮下の艦隊が２度も台風で損害を被った事があります。
しかも２度目の時は、ハワイの参謀本部で司令官更迭論まで飛び出した程でした。
この時も二ミッツが必死になって弁護し、更迭は見送られました。
実際、アメリカでは陸軍のパットンと並ぶ人気者でした。

レオンさんへ＞１９７１年に座礁事故を起こして解体、主錨と舵輪のみが返還され江田島の海上自衛隊第一術科学校に保存されている。
　他にスクリューと艦鐘が台湾で保存されているらしい。
　まあ、引き上げて再使用するにしても老朽化が激しかったのは本当だったらしい。
　中華民国じゃまともな整備は出来なかったらしいからね。

　他にも中華民国に渡った船は結構ある。
松型駆逐艦　楓、杉
橘型駆逐艦　初梅、蔦
秋月型駆逐艦　宵月
峯風型駆逐艦　波風

　雪風を含め以上の７隻が賠償艦として引き渡されたらしい。
　ちなみに波風に関しては良く知っています。
　逃げて逃げて逃げまくって生き残った船です。
　艦長以下死んでたまるか精神で最後まで旧式ながら生き残りました。
　自国の輸送船を母港内で今日の晩飯の話題に夢中になり、よそ見して激突して撃沈したのは秘密です。
　終戦まで修理作業をサボっていたのも秘密です。
　機関員だった人が近所に住んでいるので明日にでもいろいろ聞いてこようかな？

レオンさん＞駆逐艦１隻沈めるのに、戦艦を投入するかなぁ〜？

　しました。
　ハルゼーはとことんお馬鹿です。
　最前線の指揮官に必要な戦闘意欲は旺盛ながら、その抑制ができなかったようで・・・。
　その分、参謀が頑張りました。
　作戦会議でも重要な事はハルゼーではなく、参謀に話していたようですし・・・。
　標的として撃沈してやるとハルゼーさんは豪語してました。
　参謀は止めようとしたのですが、話すら聞いてくれなかったらしくて戦艦だけで砲撃開始。
　で、結局逃げられた。
　追いかけようとしたら例の電文で引き返えすことになったという。

レオンさん＞「第３８任務部隊はいずこにありや、第３８任務部隊はいずこにありや、全世界は知らんと欲す」

　この最後の部分「全世界は知らんと欲す」は遊びではなくこの電文が偽物か本物かを証明するための追加文なのですが、タイミング悪く本文と合わせても違和感が無いので削って良いものかどうか判断がつかず、そのマンマブリッジに届けられたのが正直なところらしい。
　遊び心でこんな事やったらハルゼーが暴れ出すのでさすがにしないでしょう。
　これ以後、本文の後にこのような追加分が付かなくなったのもこの一件があったからである。

　雪風の最後は今もってハッキリしていないのが現状です。
　レオンさんの方が正しいのかも知れません。
　なにせ実働戦力だったので極秘事項が多く、未だに中華民国におけるその活動は細部が謎のままです。
　もう一回調べ直してみます。

to: 狼牙改さん
＞なにせアイオワ級に艦砲射撃されても生き残ったくらいだ。
＞と、いうかハルゼーは何が何でもそれで野分を沈めたかったらしい。
＞そんな事をやっていたからレイテに突撃された。
＞馬鹿だねえ。

フィリピン沖海戦の時、戦艦を放っといて空母を追いかけていったのは知っていたけど・・・・・
駆逐艦１隻沈めるのに、戦艦を投入するかなぁ〜？
そういえばチェスター・二ミッツ元帥がウィリアム・ハルゼー大将に宛てた電文で、「第３８任務部隊はいずこにありや、第３８任務部隊はいずこにありや、全世界は知らんと欲す」というのがあったな。
サマール沖で護衛空母群が大和に追い掛け回されていた時に打たれた電文なんだけど、最後の一文は通信士がお遊びで入れたもので、本来なら受信した時に削除される筈だった。
ところが、いかにも意味ありげな一文だった為にそのままハルゼーの元に届けられてしまう。
これを見たハルゼーが激怒したのは言うまでも無く、以後、こういうお遊びは禁止された。
で、レイテに突撃していった栗田艦隊は直前になって突如反転。
囮になった機動部隊の犠牲は全くの無駄に終わった。
なお、反転した理由については現在も不明のまま。
一応、栗田中将は「疲弊の極みで判断を誤った」と述懐しているが、本当かどうかは判らない。

雪風ハ沈マズ〜強運駆逐艦栄光の生涯
著者・豊田穣　出版元・光人社

概要：
強運艦「雪風」の生涯を綴った戦記もの。
多分、「駆逐艦雪風」の原作になったのでは？

to:狼牙改さん
＞昭和４１年、老朽化から解体されたらしいが、台湾から返還された
＞舵輪と錨が江田島に今でも展示されている。

解体されたのではなく、台風に遭遇して沈没したと聞いていますが？
その後、舵輪と錨だけが台湾軍の手で引き上げられ返還されたと。
違ったかな？

アイオワ級の話題が出たので、今度はアメリカ編をアップします。
アメリカの戦艦は、ドイツ同様防御力を重視した設計になっております。
また、共通化されたパーツを使用したり、あえて高性能を求めない事で大量生産がしやすい構造になっております。
特にレーダー等の電子技術やダメージコントロールの分野に秀でており、ＶＴ信管の実用化後は強力な防空能力を持つようになりました。
当初、戦艦は重武装かつ低速の艦を採用していましたが、大戦中期からは空母に随伴可能な高速戦艦を次々と就航させていきました。
通常、戦艦の建造にはかなりの時間とコストがかかるものですが、アメリカは巨大な工業力にモノを言わせて短期間の内に大量の戦艦を就航させました。
何と４２年から４４年にかけての僅か２年間に１０隻も建造しているのです。
巨大な工業力に支えられた大量生産。これこそ、アメリカ戦艦の最大の特徴と言えるかもしれません。

　雪風は３隻の大和級の最後を全て見取っております。
　レイテでは「武蔵」を。
　潮岬で「信濃」を。
　坊の岬沖で「大和」の最後を。
　大和級の最後を見取るのはいつも１７駆逐隊だったようで、よっぽど大和級に縁があったように思われます。

　１７駆逐隊にはもともと雪風は入っておりませんでしたが、谷風が「あ号作戦」でやられたために補充として入りました。
　その後、浦波が金剛と共に沈み三隻になり、信濃の護衛、菊水作戦と参加するわけですが・・・。
　浜風は急降下爆撃の直撃弾を喰らったらしく沈没。
　磯風は大破炎上する矢矧の救助活動をしようとしたところを攻撃されたらしい。
　そのあとMT.fujiさんが言われたとおり雪風によって沈められましたが・・・。
　えらく難儀な作業だったようです。
　砲撃→雷撃→砲撃でやっと沈められたとか・・・・。
　その様子は詳しくはこちらを見ると非常に良い。
　磯風に乗っていた人が書いた本を、簡単にまとめて遺族の方が開いているサイトなのだが、見れば実際何があったのかというのが良くわかる。

http://aimy.or.tv/book/top_page.html

　雪風は機銃掃射による死傷者は出ていながらも、艦体は当然のことながら無傷。

　幸運な船と共に行動すれば不幸になる。
　他の艦艇乗りからは嫌われていたらしい。
　野分も雪風と同じ位嫌われていたらしい。
　なにせアイオワ級に艦砲射撃されても生き残ったくらいだ。
　と、いうかハルゼーは何が何でもそれで野分を沈めたかったらしい。
　そんな事をやっていたからレイテに突撃された。
　馬鹿だねえ。

駆逐艦雪風
製作＝佐野芸術プロ　配給＝松竹
1964.02.16　

製作 ................　 白井昌夫 佐野博重
監督 ................　 山田達雄
脚本 ................　 戸倉康裕 大橋健一
撮影 ................　 板橋重夫
音楽 ................　 山本丈晴
美術 ................　 黒沢治安
録音 ................　 アオイ・スタジオ
照明 ................　 森康
出演 ................　 長門勇 吉田輝雄 山内明 岩下志麻 三上真一郎 小畑絹子 菅原文太 丹波哲郎

概要

連合艦隊の中で活躍し“奇跡の駆逐艦”と呼ばれた雪風の生涯を一水兵の目を通して描いた作品。

　駆逐艦ながらも題材にした映像作品があるのはこいつぐらいではなかろうか？
　しかも現在でも人気らしく通販可能・・・。
　正気か松竹？

駆逐艦「雪風」　（昭和１５年新造時）
　基準排水量：２０００ｔ　全長　１１８．５ｍ　最大幅：１０．８ｍ　喫水：３．８ｍ
　出力：５２０００ｈｐ　航続距離：５０００浬／１８ｋｔ
　速力：３５ｋｔ（緊急戦速３８ｋｔ：限界戦速３９ｋｔ）
兵装：１２．７ｃｍ連装砲×３　25mm機関銃×２　４連装魚雷発射管×２
　乗員：２３９名　同型艦：陽炎、不知火、夏潮、早潮、黒潮、親潮、初風、等１９隻

　最大速力は、タービンが回し続けても焼きつかない限界の速力
　緊急戦速は、タービンが焼きついてもかまわんという緊急時の速力。
　金剛級が時々使用し、初霜や１７駆逐隊は戦闘時にいつも使用していた。
　限界戦速。
　文字通りボイラーとタービンの限界に挑戦したもの、下手するとボイラーが爆発、タービンが暴れて吹っ飛んで轟沈してしまう危険がある。
　練度が非常に高い機関員が揃っていた船しかできない超荒業。
　雪風の伝家の宝刀とも言える。
　これが使えたから神話の域まで行けたのだと私は思う。
　ちなみに速力半減で船団護衛時にも使用。
　これを使い、めざとく発見した潜水艦に反撃する事が出来た。

雪風はいわゆる『陽炎型』駆逐艦に分類されますが、この型は相当優秀な艦だったようです

日本海軍最後の戦いとなった大和特攻、坊津沖海戦にも雪風含め３艦が参加しています（建造されたのは全１９隻）
特に雪風と共に出撃した磯風・浜風の内、磯風も相当の幸運艦で、雪風と共に激戦に参加し続け、生き残り続けた艦です
雪風と違うのは、幾度となく損傷も受け、一度は坊津沖海戦時同様機雷への触雷で航行不能に陥りながら、２日後に何とか航行可能となり自力で帰還もしています
坊津沖海戦で沈没しましたが、推力こそ失ったものの浮力は維持していた為、制空圏さえ確保されていれば、佐世保まで十分帰還出来ていたでしょう
生憎、状況が許さず、下手をすれば曳航役となる雪風まで撃沈されかねないとの判断から、雪風の砲撃で処分と相成ってしまいました

この磯風が所属していたのは第十七駆逐隊
前述の浜風を含む４隻の陽炎級で構成された艦で、この部隊自体が相当な幸運部隊だったようです
何せ、真珠湾攻撃からずっと戦闘に参加し続けながら、この部隊マリアナ沖海戦の昭和１９年６月まで部隊を一隻も喪失しなかったというのですから
なお、雪風も昭和１９年３月から、この第十七駆逐隊に所属しています

　ふむ、次の話題は雪風でもいってみるか？
　第２次世界大戦参加艦のなかでも世界最強の艦船といえるぐらいの駆逐艦。
　戦闘艦における武運と幸運を形にした存在。
　終戦後も中華民国にて艦隊旗艦として君臨した猛者。
　カタログスペック以上に対空・対潜・対艦なんでもござれの万能艦。
　カタログスペックはこの船には必要ないと言えよう。
　その偉業は置物の大和より遥に上の存在。
　大海戦には必ず参加し、常に損害率の高い先鋒を務め続けた精鋭中の精鋭。
　損傷しない強運艦でもあったため戦列から離れる事が無かったからゆえの事でもある。
　逆境になればなるほどその働きは目覚しくなる。
　唯一マリアナ沖海戦には旗艦故障で速力半減のため参戦できず。
　修理のため内地に帰還する際、油槽船団の護衛として参加。
　途中敵潜の襲撃を受けるも被害は雪風の活躍により一隻に抑えられた。
　速力の半減した船でよくやるなあ・・・。
　で、続くレイテにおいても武蔵とかが沈み行く中当然のごとく無傷で帰還。
　信濃の護衛艦としても参加。
　しかし、途中で信濃は沈められ仕方なく呉へたどり着いたら米軍の大空襲に遭遇。
　この対空戦闘に雪風は大奮闘。
　むろん無傷だったのだが、張りきり過ぎて機銃弾１万５千発使ってしまったために二水戦の参謀から大目玉を食らったとの事。

　この時点で既に雪風の幸運さは有名であったが、それが神話の域にまで達するのは、実はこの後の一件である。
　雪風は連合艦隊最後の艦隊作戦、「菊水一号作戦」に参加する事になる。
　戦艦大和と作戦行動可能な残存艦で編成した艦隊での沖縄への特攻作戦である。
　艦隊と言っても僅か十一隻。
　しかも内九隻は駆逐艦。
　空母もなければ、上空援護もない裸の艦隊。
　特攻作戦であるから最初から成功する確率なんてありはしなかった。
　そのため駆逐艦にも菊水マークと呼ばれる二度と帰ってこないという決意の印が描かれた。
　菊水作戦時に唯一菊水マークを煙突に書かなかった艦でもある。
　最初から母港の呉に生きて戻ってくる自信があったらしい。

　この艦隊は第一波２００機、第二波５０機、第三波１００機、第四波１５０機、第五波１００機・・・のべ６００機の二時間にもおよぶ大空襲に見舞われた。
　その激戦においても雪風の寺内艦長は余裕でタバコを吹かしながら「俺には当らんと」言って露天艦橋にて陣頭指揮をとっていたらしい・・・。
　僚艦の生存者救出のため最後まで戦場に残り、探索をしてから呉に帰還した。
　凄すぎる。
　ちなみにこの時食料庫にロケット弾を一発喰らっていたのだが不発弾で、帰還して調査するまで気がつかなかったらしい。
　おいおい。
　その後も対空戦闘や対潜に参加していたらしいが無傷で終戦を迎えた。
　その際、回数機雷に触れたのだがこれも不発。
　ちなみに後続の初霜がこれに引っ掛かり轟沈。
　悪運もかなりのものだ。

　終戦後、引き上げ船として活躍。
　賠償艦として中華民国（台湾）に引き渡され、駆逐艦ながら一国の艦隊旗艦として活躍。
　唯一の戦闘可能な大型艦として何度も改造されたりもした。
　同じ賠償艦の宵月が整備失敗のためか訓練艦として一生を終えたことと比べても格差がある。
　昭和４１年、老朽化から解体されたらしいが、台湾から返還された舵輪と錨が江田島に今でも展示されている。

レオンさん＞確かに、金剛級はライオン級巡洋戦艦のコピーだったけど・・・・

　単なるコピーでは無く、金剛はマイナーチェンジされた艦だったのです。
　タイガー級は金剛の設計を見て、慌てて追加建造された事が明記されていました。
　このように設計をパクられるため、以後の大艦建造は国内で行なわれました。
　その性能を知っていたからこそ一時大戦の時にイギリスが貸してくれと頼み込んで来たぐらいでしたし・・・。
　むろん断わったのですがねえ・・・。
　日英同盟もあったので全く増援を送らない訳にもいかないので別な艦隊を送りました。
　船団護衛用に代わりに送った艦隊は大活躍したのでイギリスとしては結果オーライか？

　まあ実際の所、一時大戦時にヨーロッパにおけるイギリスの船団護衛を担当していたのは日本から派遣された駆逐艦隊だったのですが、あんまり知られてないなあ・・・。
　Ｕ−ボード相手に大活躍していたわけですがこの時の戦訓が後に
生かされてないのが悔やまれてなりません。

レオンさん＞第１次大戦後に「巡洋戦艦はすぐ沈む」という認識を持っていたから装甲を強化した高速戦艦に改装した筈。

　実は金剛は２回の近代化改装を行なわれており、一回目は装甲を厚くして副砲を小口径化させました。
　この時は機関がそのマンマだったので速力が低下、金剛級は戦艦分類されました。
　で、２回目の改装の際、機関を乗せ換えたため３０ノットに速力が上がり高速戦艦に分類されたという話。
　むう、アイオワ級も３０ノットあるから一応高速戦艦と言える。

レオンさん＞金剛級は第１次世界大戦前に竣工した艦で、八八艦隊計画には含まれていませんよ？

　建造計画が後続の８４艦隊計画の拡大改良型の天城級に引き継がれただけです。
　だから８４艦隊計画時には引き継がれた４隻しか計画がありませんでした。
　金剛級の８隻建造計画自体はキチンとありましたがドックの都合上４隻が建造された段階で、技術の進歩によりさらなる性能向上性が必要になり打ち切られ天城級にその名前と予算と資材が流用されたという話です。
　一時大戦前の日本には大型艦を建造するドックが４つしかありませんでした。
　ゆえに４隻同時に建造し、技術の進歩にあわせ改良された新型が前の艦の進水と同時に建造を開始するというカツカツの状況。
　この状況を打破すべく後にドックを強化・増設して８８艦隊計画に備えていた訳ですが・・・。
　ロンドン条約により見事に無駄になりました。
　まあ、後々を考えた時にはそれでも良かったのかもしれませんがねえ。
　ちなみに日本の軽巡以上の艦船で４隻セットが多いのは建造ドックの数のせいです。

to:狼牙改さん
＞ジェットランド海戦で初めてこのような事態が起きたのだが、お互い指揮官の指揮管制能力を超えた数を投入したため大混乱。
＞まちまちに命令が乱発されえらい事になった。
＞３日間に及ぶ大海戦ながらもダラダラとした戦いになり、史上でも空前の様にならない海戦となった。

撃沈された戦艦は１隻もなく、（ドイツの旧式戦艦が沈んでいるが、古すぎるので駆逐艦と同程度の能力しかなかったと思われる）むしろ巡洋戦艦同士の戦いだったと言えます。
参加した戦艦の数だけは、史上最大だったんだけどねぇ〜。
ちなみにイギリスの巡洋戦艦は、この頃から防御に欠陥を抱えていました。
しかもフッドは、第１次大戦後の１９２０年に就航したにも関わらず、この時の教訓を全く生かしませんでした。
その結果は、周知の通りです。

＞両国ともすごく興味を持っていました。
＞原産国のイギリス以上に・・・。

そうかなぁ〜？
確かに、金剛級はライオン級巡洋戦艦のコピーだったけど・・・・
でも、第１次大戦後に「巡洋戦艦はすぐ沈む」という認識を持っていたから装甲を強化した高速戦艦に改装した筈。

＞金剛級は８８艦隊の名の通り、あと４隻作られるハズでした。
金剛級は第１次世界大戦前に竣工した艦で、八八艦隊計画には含まれていませんよ？
天城級と１３号艦級の間違いでは？

１３号艦級・・・・・八八艦隊計画で建造される予定だった高速戦艦。
主砲の口径は何と大和級と同じ４６ｃｍで、八八艦隊計画ではもっとも大口径の主砲を搭載する計画だった。
ただし装甲は大和より薄く、速力は３０ノットと高速になっていた。
なお、八八艦隊計画では長門級と加賀級以外の艦はいずれも３０ノット前後の高速戦艦として設計されていた。

「プリンス・オブ・ウェールズ」

　確かキングジョージ�X世級だったはず。
　フッドが沈んだ時の海戦で艦橋をやられていたと思う。
　なんか装甲が未完成であったらしく、造船所の方が乗り込んでの出撃だったらしい。

レオンさん＞特にイギリスの巡洋戦艦は、いずれも防御力に致命的な欠陥を持っており、フッドやレパルスのようにほとんどの艦が撃沈されてしまいました。

　これは日本海海戦辺りの砲の性能を基にして防御を固めていたのが原因である。
　砲の性能の向上が著しく、大口径化、長射程化が進み、至近距離での砲戦が行なわれるのを前提にしており、横にしか重装甲が無かったためである。
　遠距離で降り注ぐ砲弾を防ぐための上部装甲版は皆無に等しくすぐに打ち抜かれてしまう。
　結果として一発轟沈する事になる。

　ジェットランド海戦で初めてこのような事態が起きたのだが、お互い指揮官の指揮管制能力を超えた数を投入したため大混乱。
　まちまちに命令が乱発されえらい事になった。
　３日間に及ぶ大海戦ながらもダラダラとした戦いになり、史上でも空前の様にならない海戦となった。
　この反省により、一人の指揮官が指揮管制できる船の数が８隻と制限される事になった。
　８８艦隊もこの事件によりその数が決定されている。

レオンさん＞一方ドイツは、防御力を優先させた設計の為、この種の艦としてはかなり長命でした。

　はい。
　ドイツは防御優先主義です。
　搭載される主砲の２ランク上の防御能力が常にあると思われます。

レオンさん＞日本とアメリカは巡洋戦艦にはほとんど興味を持たず、アメリカが大戦後期にアラスカ級を１隻建造しただけでした。

　両国ともすごく興味を持っていました。
　原産国のイギリス以上に・・・。
　日本の場合はイギリスのライオン級に興味を持ち、日本で改設計してイギリスで建造したのが金剛です。
　金剛の性能を見て、原産国のイギリスは慌ててパクって作ったのがタイガー級でした。
　一番艦金剛は近代化改装の際、国産の姉妹艦には使えたドリルが歯が立たなかったようで改装するのに一番時間がかかってしまっています。
　イギリスの冶金技術はこのころから素晴らしかったと言える。
　金剛級は８８艦隊の名の通り、あと４隻作られるハズでした。
　それがロンドン条約でお流れになったのは知っての通りなのですがね。
　確か赤木は巡洋戦艦だったような気が？
　他にも高雄と天城がありました。
　まあ、天城は関東大震災でオシャカになり、空母に改造できなくなったため仕方なく戦艦加賀が代役に選ばれたようですが・・・。
　金剛級は空母に随伴できる日本海軍唯一高速戦艦であり、３０歳の高齢ながら二次大戦中最も活躍した戦艦でした。
　まあ、最も活躍しなかったのが一番新しい大和級というのは皮肉なモンですが・・・。
　金剛級は皆、一時的ですが３５ノットまで船速を上げられたようです。

　アメリカの場合は日本の８８艦隊に対抗するために作られたわけですが、レキシントン、サラトガ、エンタープライズは巡洋戦艦だったはず。
　同じくロンドン条約により空母に転用。

レオンさん＞ちなみに、大和級の最高速力は２７ノット。主力空母より少し遅いだけで、戦艦としてはかなり高速でした。

　そうでもない。
　割りと並の速度。
　あの図体でこの性能が出せるだけでも脅威とはいえるが・・・。

ミッキーさんへ＞ＮＰＣの件は了解です。
　まあキャラが多い訳だし、別に投稿しなくても良いか。

　日比野一家の方はデータが無い方が面白い。
　メックの種類だけの投稿かな？

＞レオンさん
＞ブレスト沖
おおう、失礼

＞巡洋戦艦
＞日本とアメリカは〜
ここは少し違います
元々、日本も巡洋戦艦は保有していました。金剛級がそうです
ですが、その後の改修で戦艦に再分類された為に巡洋戦艦でなくなっただけです
ちなみに、有名な８８艦隊計画
これは、巡洋戦艦８隻と戦艦８隻よりなる艦隊の建造計画でした。これ一つ取っても日本海軍が巡洋戦艦を持たなかった、ないし持とうとしなかったとは言えないのではないかと

受難編にカーティス准尉の平凡な毎日シリーズをアップしました。
その１　フェイム・ファーファリス少尉待遇軍医の場合
http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss/X/X32.htm

ユミナ・ウォン・ヴァレリウスの場合前編と後編http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss/X/X33.htm
http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss/X/X34.htm

カーティス准尉の平凡な毎日・・。ゲッツ准尉も出ていますので、多少は陰の薄いキャラを補完・・・かな？

ＭＴ．ｆｕｊｉさん、レオンさん、早速のデータ＆薀蓄ありがとうございます（＾＾）

戦艦並の攻撃力と、巡洋艦並の速力を売りにしたという艦種。
しかし、防御力に問題があり、総合的には中途半端な性能を持った艦種とも言えます。
特にイギリスの巡洋戦艦は、いずれも防御力に致命的な欠陥を持っており、フッドやレパルスのようにほとんどの艦が撃沈されてしまいました。
一方ドイツは、防御力を優先させた設計の為、この種の艦としてはかなり長命でした。
ところが、日本とアメリカは巡洋戦艦にはほとんど興味を持たず、アメリカが大戦後期にアラスカ級を１隻建造しただけでした。
理由は簡単で、空母に随伴出来るほど高速の戦艦を何隻も所有していたからです。
ちなみに、大和級の最高速力は２７ノット。主力空母より少し遅いだけで、戦艦としてはかなり高速でした。

to:MT.fujiさん
＞1941年5月27日ブカレスト沖にて撃沈

沈んだのはブレスト沖です。
そもそも、ブカレストは内陸の街だった筈。
ちなみに、正確な場所はブレスト沖北緯４８度１０分、西経１６度１２分らしいです。

なお、大和が撃沈された日時と場所は以下の通りです。
１９４５年４月７日１４時２３分、坊ノ岬沖北緯３０度２２分・東経１２８度４分

＞ビスマルクやフッドは詳しい人頼んだ!
了解っ！　

ドイツ戦艦ビスマルク
1940年8月27日竣工
1941年5月27日ブカレスト沖にて撃沈
基準排水量：41700ｔ
全長：251m
全幅：36ｍ
最大速力：29ノット
航続距離：16ノットにて9280km
主砲：47口径38ｃｍ砲2連装3基6門
副砲：55口径15ｃｍ砲2連装6基12門
高角砲：65口径10.5ｃｍ砲2連装8基16門
他機銃多数
搭載航空機数：6
カタパルト：1基

なお同型艦ティルピッツでは最大搭載燃料が増加され、航続距離が10200ｋｍに拡大
その分排水量が増加している

イギリス巡洋戦艦フッド
1920年3月5日竣工
1941年5月24日ビスマルクの砲撃により轟沈
基準排水量：48360ｔ
全長：262.3m
全幅：31.7ｍ
最大速力：29ノット
航続距離：10ノットにて7400km
主砲：42口径38ｃｍ砲2連装4基8門
副砲：45口径10ｃｍ砲2連装7基14門
対空砲：40口径ポムポム（ないしポンポン）砲3基
魚雷発射管：4門
他機銃多数

スペック上から見ても艦齢が古く、また装甲の薄い巡洋戦艦がビスマルクと戦うのが無謀であった事が分かってもらえる数字ですね
ビスマルクによって撃沈された時、乗員1421名中救出されたのは僅か3名であったという話が、一瞬の轟沈を物語っています。
対空砲のポムポム砲はその名に合わぬ恐ろしい対空砲で最大射程5700ｍ、発射速度は最大で毎分200発（通常は120発程度）で8連装程度となっていました
最新鋭のプリンス・オブ・ウェールズ（日本海軍によりマレー沖海戦にて撃沈）にはこれが6基装備されていました

http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss/X/X35.ht

カーティス准尉の平凡な毎日をアップしました。

あと、いい忘れていましたが、資料用掲示板に月単位、週単位の資料投稿用スレッドを立てておきました。活用してくださいね〜〜〜

レオンさん＞＞そろそろオットーＳＳをアップしたいんだけど・・・・
ミッキー＞＞偵察小隊：マナ中尉を隊長にした４名。一時的な処置としてお目付け役のクライバーンがつく期間がある。
ミッキー＞＞オットー：除隊する人員の穴埋めのために高機動小隊に配属
レオンさん＞＞む〜、私が思い描いている事とじぇんじぇん違う・・・・
レオンさん＞＞私の構想だと偵察小隊は、
＞隊長：クライバーン
＞副長：マナ
＞オットー、デルタ
＞なんですけど・・・・・

・・・そうすると、他の二人の立場がないような・・・それに、実戦経験のない（マナ中尉は指揮経験の無い）若い者ばかりではまずいのでクライバーンを付けるというSSにも矛盾しますように思われます。
　有能なオットー（４/５なら、古参兵を名乗っても問題無い）は、多分主力に数えられると思いますので、そちらの方面で検討していただいたほうがいいと思います。
　そもそも、偵察小隊募集の要項から外れてますし。

狼牙改さん＞＞統合再編計画３

直しておきました。誤字脱字の発見協力、ありがとうございました（＾＾）


リオンさん＞＞カナヤ小隊の機種転換訓練＞＞おもに「３月開始時点の部隊の予備メックとメックの統合再編計画（素案）」をベースにしてます。
http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/BHHQBBS5?no=81&reno=34&oya=4&mode=msg_view

なるほど・・・確かに、これらのメックの捕獲も可能性として高いですね。
　・・・うん、良いんじゃないでしょうか。
　同一機種が部隊に増えるのは補給にせよ整備の手間にせよ修理にせよ好都合ですし。
　売り払うメックや白田少佐の求めにしたがって返還するもの、爆散するもの、大破して修理不能になるもの・・・色々あるでしょうが、その中での部隊に残す機体の選定条件上いい感じだと思います。
　
　・・・加奈子達の蝕滅戦、どんな展開になるんでしょうね・・・?
　
って、それはそれとして。
となると、統合再編計画は具体的にどんな感じになるのでしょうか？
仇討ち組みは加奈子達殺したらもうブラッドハウンドに残る理由は無いわけですよね。
親戚がいるので残りそうな人とかメックを借りる人とかブラッドハウンドに借金のある人は別として。
・・・リオンさんのおっしゃるとおり、部隊規模は、やはり大隊弱くらいにまでおちるでしょうね、これは。
う〜〜ん・・・なんか、不確定要素が多い（SSで誰が死ぬのかわからない）ので、今一つ編成表を作りにくいですね・・・

　
狼牙改さん＞＞あと一人普通の投稿ルールで投稿してみるかな
リオンさん＞＞その場合、おそらくNPCですので「設定を薄く、簡潔に」は最低条件ですね。
リオンさん＞＞基本的に死に役、引き立て役のつもりで投稿されたほうがいいと思います。
　
そうですね。キャラ作成要綱としてはそんなものだとおもいます。
いえまあ、PCででも絶対殺していけないって事ではないんですけどね。基本要綱では。NPCを「優先して引きたて役」にあてるということになっています。


人数の増大は・・・まあ、仇討ち組のほうを減らせますし、守護天使小隊も除隊しますし、マディク大尉もドナドナされる可能性ありますし、その穴を埋めるという形でなら大丈夫だと思います。メックは部隊から借りるという形になるキャラも多いかな？
　だいぶ部隊規模が大きくなっていますので、管理が大変になっていますが、まあ、よほどすごいので無い限り大丈夫だとは思います。・・・人数減るのを前提にしてですけど。


リオンさん＞＞日比野一家無名一般兵×４名　
　うわあああ、ふっちゃった！？
　え〜〜と、SSでどうしても必要になるまではその他大勢、背景として扱っていてほしかったりしたのですが・・・振っちゃったもの者仕方ないですので、後で編成表直しておきます。
　当該キャラの「コールサイン」とメック重量をまとめたものを・・・そうですね、三週目あたりの資料スレッドに入れておいてください。

データ的には・・・数値は使わず、「一般兵」としておいたほうが無難だと思います。というか、総言うことでお願いしたいのですが・・・だめでしょうか？
　
追記：技能を４LVにするには６０てんずつ１２０点必要です。無償技能の１LVがないと８０点ずつです。

・・・・なんか、肝心な事が書かれていないような。
・・・でていない、よな。
　おし、では、補完
　
戦艦大和
　昭和１１年１１月起工し昭和１６年１２月完成。
葉胃推量６万９千１百トン。ぜんちょう２５６メートル
幅３６．９メートル　最大速力２７ノット
主砲　４６センチ砲９門　　副砲１５．５センチ砲６門
直角砲１２．７センチ砲４門　対空砲多数、
偵察用艦載機搭載

ビスマルクやフッドは詳しい人頼んだ!

to:狼牙改さん
＞とある霊媒師がフッドが沈んだころ降霊儀式の最中だったようで、たまたま引当てたのがフッドに乗っていた人だったらしいです。
＞で、そっからバレタトいう話。
＞なんかその霊媒師は本当にそういう能力が有ったらしく、詐欺容疑で逮捕され、極秘で裁判、その一件以来生涯監視付きの人生だったらしいです

どっひゃ〜、そんなとんでもない事があったなんて！
じぇんじぇん知らんかった。
当時、霊媒師と名乗っていた人間は大半が詐欺師だった事は知っていたけど・・・・・・
まさかと思うけど、出てきたのはフッドに座乗していたホランド中将だったりして（爆）

＞まあ、似たような奴は身内にもいるし解らんでもない。
＞と、いうより我が家も霊が住みついとる。
＞笑え無い話だ・・・。

実は私の親戚に、霊感や直感がやたら強い人がいます。
その人の見立てによると、私にはかなり強い守護者がついているらしいです。
その所為かどうかは知りませんが、私は幽霊の類は一度も見た事がありません。

レオンさん＞フッドはプリンス・オブ・ウェールズと共にビスマルクを最初に発見し、砲撃戦を始めましたが戦闘開始わずか８分で爆沈してしまっています。

　はい、その通りです。
　で、イギリスは緘口令を敷き、沈んだ船の影武者艦を輸送船とかを改造して仕立て上げ、沈んでないように見せたりしたりしていました。
　しかし、フッドに関してだけは出来なかった。
　いや、やろうと思っていたら別な所から煙が立った。
　と、ある霊媒師がフッドが沈んだころ降霊儀式の最中だったようで、たまたま引当てたのがフッドに乗っていた人だったらしいです。
　で、そっからバレタトいう話。
　なんかその霊媒師は本当にそういう能力が有ったらしく、詐欺容疑で逮捕され、極秘で裁判、その一件以来生涯監視付きの人生だったらしいです。
　イギリスでは現代の魔女裁判と逆に話題になりフッド轟沈の件が隠せなくなったというのが本当の所だったらしいが・・・。
　その人の名前忘れたけれどね。

　余談

　日本の戦艦武蔵も建造中に設計図の一枚を紛失して大騒動になった事がありましたが、その時も千里眼と呼ばれる紛失物専門の能力者に頼んだらそれがきっかけで解決したという逸話がある。
　なんかその人は佐世保に住んでいたらしいが詳しい事までは解らない。
　連れてきただけで紛失物は設計図であるとか言い当てているし・・・。
　ただ、陸軍の機甲兵団の重要書類紛失事件の際にも探し当てたのが同一人物であるそうだ。
　その一件あっての登用だったらしい。
　まあ、似たような奴は身内にもいるし解らんでもない。
　と、いうより我が家も霊が住みついとる。
　笑え無い話だ・・・。

　戦艦大和級二番艦である武蔵を建造する際に、大苦戦を強いられたのは造船所と日本全国の漁師である事はあまり知られていない。

　まあ、造船所と言っても海軍のお膝元の呉工廠はそれほど問題は無かったのだが、三菱長崎造船所の扱いはともかく酷かった。
　海軍の対応が投げやりで全てにおいて造船所側に問題を解決させていたのだ。
　ともかくこの造船所の扱いは酷い部類に入るのでなんともいえないが、戦艦土佐と巡洋戦艦高雄の建造中止の時も何の相談もなく建造費用も大幅にピンはねされていたらしい。
　すぐ後に世界大恐慌とロンドン条約の影響で工員が虚脱状態になっていたとかいなかったとか・・・・。
　ま、それはともかく昭和１０年に海軍の方から新戦艦建造の相談を持ち掛けておいて丸二年間ホッタラカシにしたのはどうかと思う。
　後で内部での設計案が意見が分かれてゴタゴタしていて、それどころではなかった事を呉の造船部長の桑原少将が謝っていたのだが・・・。
　その間、長崎の造船所は工員の増員と育成を自主的に行い、新戦艦建造予定のドックである第二船台のガントリークレーンの性能を建造中の重巡筑摩で試していたりといろいろ備えていた。
　で、昭和１２年になってから初めて正式に建造が発注されてのだが・・・。
　排水量不明、全長不明、全幅不明のマンマ。
　海軍は呉の工廠と連絡とって進めてくれの一点張り。
　それじゃ装備も整えられず起工準備もできやしない。
　また３ヶ月間ホッタラカシ。
　仕方が無いので、呉工廠に行ってみたら追い返されてしまったという有り様。

　その他、建造中の戦艦を隠すための方法を考えろと言われてもいた。
　もちろん自費で・・・。
　長崎は稲佐山、金比羅山、風頭山などに三方を囲まれ、古くから外国人が多かったのだ。
　肝心の第二船台は海に突き出ており、秘匿する事は困難を極める。
　この目茶苦茶な要求に対して何とかしたのも造船所で、棕櫚（シュロ）をスダレに編んでなんとかする事にしたのだ。
　棕櫚は漁具としても使われており、水はけがよく、腐らず、強靭で火に強く燃えにくいのが採用の理由だった。
　計算上で出された棕櫚の必要量は推定４００ｔ以上。
　えらい量だが建造計画は極秘なので、造船所出入りの業者に棕櫚の仕入れは任せられず造船所自身でかき集めなければならなかった。
　もちろんスダレへの加工もだ。
　大量の棕櫚を買い漁られて困ったのは漁業関係者だ。
　網の材料である棕櫚がなくなり大弱り。
　中央官庁も動いたほどの騒ぎとなった。
　野鼠の群れと称されるほどやたら極端な買い付けだったようだ。
　他にも鋼材やケヤキ、松、杉などが日本全土で欠乏した。
　大和級はまさに疫病神だったのだ。
　続けて紀伊級なんかが作られていたら、その関連で割を食っていた人たちがマジで死んでいただろう。
　造船所もである。
　主機や武装は支給になるが、ほぼ大和の半値で契約させられたからだ。
　見積もりをギリギリまで削って出した所さらに値切られてそうなったらしい・・・。
　海軍のこの対応はあんまりである。

続いてはドイツの戦艦の建造方針です。
ドイツ海軍と言うとＵボートの活躍ばかり目立ちますが（実際、その通りだが）第１次世界大戦当時は、イギリスに次ぐ世界第２位の海軍国でした。
ところが、大戦に敗れたドイツ海軍の大海艦隊は、残存艦艇を戦勝国に奪われるくらいならとスカパフローにて全艦自沈の道を選びます。
海軍の誇りを守った美談として語られますが、結果としてドイツ海軍は大幅に弱体化してしまう事になります。
さて、ドイツの戦艦は日本とは正反対に攻撃よりも防御を優先させた設計となっています。
これは、主に通商破壊戦を行って敵艦隊を分散させる事を目的としていた為で、非武装の商船が相手なら主砲の口径が小さくても充分でした。
また、ビスマルク級の２番艦ティルピッツは戦艦でありながら左右両舷に５３．３ｃｍ４連装魚雷発射管を１基づつ装備していました。
これも、通商破壊を任務としていた為です。
これらドイツ戦艦の堅牢ぶりを象徴したのが、ティルピッツでした。
ティルピッツは大戦後期はノルウェー海岸のフィヨルドの奥に潜み、ほとんど活躍しませんでしたが、ノルウェーの北岬沖を航行するムルマンスク輸送船団にとっては、存在そのものが悪夢でした。
この海域は多数のＵボートが徘徊していた事から「北の地獄航路」と呼ばれ、輸送船団は海中と海上双方の悪夢に怯えながら航行していました。
特に悲惨だったのが４２年７月に壊滅したＰＱ１７船団で、３３隻の商船の内２２隻が僅か３日間で撃沈されています。
この為、イギリスは躍起になってティルピッツに幾度も攻撃を加えますが、１６００ポンド爆弾や５００ポンド爆弾が数十発命中してもティルピッツは沈まなかったのです。
遂にイギリス空軍はティルピッツ撃沈の為に６ｔ爆弾“トールボーイ”の投入を決定します。
攻撃は３回実地され、合計４発の命中弾を受けてようやくティルピッツは沈んだのでした。
それにしても、６ｔ爆弾を４発喰らって沈むなんて・・・・・・・
これが大和だったら、１発受ければ撃沈されていた。

大和の副砲の装甲ってそんなに薄かったのか……

まあ、あの副砲自体が流用品ですからね
元々最上級重巡洋艦はロンドン条約の欠点をついて設計されてました。すなわち１５ｃｍの主砲なら軽巡洋艦とみなすというものです
まあ、条約切れたらすぐ２０ｃｍ砲に換装出来るよう設計された似非“軽”巡洋艦だったんですね。ここで問題になるのは外された１５ｃｍ主砲
これが、大和へ転用された次第で。このまま廃棄するにはもったいない、と。実際相当優秀な砲であったようです。一飯に最上級は主砲換装する前の方が良かったのでは、と言われる程。何かに転用したかったのは分かるが……

大和が大和ホテルと言われたように、武蔵は武蔵旅館と言われたようですね

to:ミッキーさん
＞偵察小隊：マナ中尉を隊長にした４名。一時的な処置としてお目付け役のクライバーンがつく期間がある。
＞オットー：除隊する人員の穴埋めのために高機動小隊に配属

む〜、私が思い描いている事とじぇんじぇん違う・・・・
私の構想だと偵察小隊は、

隊長：クライバーン
副長：マナ
オットー、デルタ

なんですけど・・・・・
う〜ん、もうちょっと検討してみます。

＞あと副砲が装甲皆無なのに弾薬庫が主砲の弾薬庫と繋がっており大和級の最大の弱点です。

この話をはじめて知った時は「うそ！？」と驚きました。
副砲の装甲（と呼べるような代物じゃないが・・・・・）の厚さは何とたったの２５ｍｍ！
「ブリキの棺桶」と言われた９７式中戦車と同じ装甲厚でした。
後に２８ｍｍのコーミングアーマーを防御甲板の貫通部に装備されたが、気休めにもならなかった。
つまり大和級は最悪の場合、戦艦どころか駆逐艦の主砲１発で爆沈していた可能性があった訳で。
大和はほとんど実戦に出る事は無く、居住設備が充実していた事で「大和ホテル」と酷評されていたのは有名ですが、「出したくても出せなかった」のが実情みたいですね。
非装甲部から火薬庫に直撃弾を食らって爆沈した戦艦で有名なのは、ライン演習作戦の時にビスマルクと戦ったフッドでしょう。
フッドはプリンス・オブ・ウェールズと共にビスマルクを最初に発見し、砲撃戦を始めましたが戦闘開始わずか８分で爆沈してしまっています。
大和が唯一性能を発揮するチャンスと言われた第３次ソロモン海戦の時に、もし大和が出撃していたとしてもフッドと同様の運命を辿ったかもしれませんね。

リオンさんへ＞「統合再編計画２」 訂正箇所発見

「何かしら、爺や？0」この部分

　以上

リオンさんへ＞本当はね日比野一家は１２人いたんだけれど、あの話の決戦前に撃墜王に１対４で戦って片っ端からやられてるんです。
　で、４人減って８名となりました。
　決戦では取り逃がしましたがねえ。
　まあ、そのときのダメージであんな変なウォーハンマができたわけだし。
　他にも敵は山ほどいたわけだし・・・。
　メックの種類は登場時決定でかまいません。
　無名一般兵はいい味出せそうですね。

日比野一家は８名（火力と偵察）そのうち名前もちメック戦士は４名、残る４名は無名の兵士。
　・・作成点１００（NPCのため）
　宿敵：ジーク一行　-１5
能力値：６７７６　０、１５，２０，０
技能：砲術メック４（基本１、３上昇４０点）操縦メック４（基本１、３上昇４０点）

所持メックは
日比野一家無名一般兵×４名の所持メックロール(6月10日(木)12時35分25)
[8d6]: 1-4-2-2-6-5-5-1-(26)
A　１−４で５　B　２−２で４　C　６−５で１１　D　５−１で６(6月10日(木)12時36分21)
Aが３５ｔ、Bが３０ｔ、Cが６５ｔ、Dが４０ｔ
ABが偵察、CDが火力・・機種はSSに登場時決定ということで

どうでしょうかね？

ミッキーさんへ＞＞カナヤ小隊の機種転換訓練
　おもに「３月開始時点の部隊の予備メックとメックの統合再編計画（素案）」をベースにしてます。
http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/BHHQBBS5?no=81&reno=34&oya=4&mode=msg_view
　とはいえ、ちょっと違って
　バーニィー少尉：クルセイダー
　ノス曹長：未定ですけどハンチバックorＫ型フェニックスホークというところですかね・・・て、ノス曹長カナヤ隊違うやん・・・しまった・・・
　
狼牙改さんへ＞＞オウギュスト大尉でも生きていればスカウトしてきたらどうでしょうか？メックを欲しがっていましたし。
　・・・うーん、彼なら生きていれば、おそらく惑星軍の所持している数少ないバトルメックのどれかを拝領しているかとおもうのですがね・・
　それに数いる「養成校出の新兵」じゃなくて、数少ない「元失機者」はスカウト無理かと・・

狼牙改さんへ＞＞マイナーキャラ
　一番のマイナーキャラが抜けてますね、第７小隊のファーファリス少尉。
　ライフルマン太郎さんのPCだけど、設定や名前が未定のため、SSに一度も登場していない人物。
　ファーファリス姓ならほかに２名いるから、完全に影の薄い人物ですね。

　それとカルミアは「エスト大尉の郎党」の立場上、第８小隊に編成されているのですね。
　それに私、数回使った覚えはあるんだけどねぇ・・
「買い物」http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/BHHQBBS4?no=73&reno=59&oya=59&mode=msg_view
「統合再編計画２」 http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/BHHQBBS4?no=168&reno=167&oya=123&mode=msg_view
現状では欠番の皮肉屋さん作の「カルミアの事情」、名前だけなら「食堂での一こま」にも・・・

狼牙改さんへ＞＞あと一人普通の投稿ルールで投稿してみるかな
　その場合、おそらくNPCですので「設定を薄く、簡潔に」は最低条件ですね。
　基本的に死に役、引き立て役のつもりで投稿されたほうがいいと思います。
　人員減らしたり、戦死者が必要な場合の死に役としての位置づけがよいかと。
　
　個人的には「人員増えすぎるからやめたほうがいいのでは」と思わなくもないのですけれどね・・・

レオンさん＞大和級には６万４千トンという排水量でありながら「非常にコンパクトにまとめられた戦艦」という評価があるほどです。

　最初からそういうコンセプトで作られています。
　できるだけコンパクトに作るため主砲は３連装を採用しました。
　その結果集中防御方式になり艦首部分の防御が甘いようです。
　ゆえに苦肉の策として艦首部分は細かく水密扉で仕切られていました。
　あと副砲が装甲皆無なのに弾薬庫が主砲の弾薬庫と繋がっており大和級の最大の弱点です。

レオンさんへ＞ちなみに、日本海軍にはさらに巨大な５１ｃｍ主砲を搭載した紀伊級戦艦の建造計画までがありました。

　大和完成から３年間は無理ですな。
　大和を作るのにそれまで最大だった長門級のサイズのドックを延長し、船台も作り変えるのにどれだけの費用と時間がかかるのやら・・・。
　大和の時もこれで苦労した。
　大和以上に資材も集めねばならないので大変だなあ。
　大和同様に極秘建造になりそうなので資材調達もコソコソ行なわねばならぬ。
　建造期間も考えるともし建造されていても戦争が終っていそうだ。
　意外なことに建造期間を短縮するためにブロック工法で建造された事は知られていないようだ。
　大和の拡大改修版の紀伊級の図面はあったようだ。
　紀伊級はドックの関係からコンパクトに纏めざるおえなかった大和の本来の姿とも言えますしねえ。

ミッキー＞＞レオンさん、そもそも、オットーはどんな小隊に入りたいと思っていますか？
レオンさん＞＞可能なら、偵察小隊に配属されたいと思っています。
レオンさん＞＞理由は、乗っているメックが中量級なのと、前にいた部隊でも偵察小隊に配属されていたからです。
狼牙改さん＞＞この際だから強行偵察小隊と高速偵察小隊に分けて作ったらどうでしょうか？
　
え〜〜、当初から、オットーは高機動小隊に入れるのがいいかな？　とおもっていたのですが・・・う〜〜ん、
　１２月〜１月までの編成表を見ていただければ一目瞭然ですし、それが偵察小隊員募集のきっかけだったのですが・・・
　ブラッドハウンドの編成は、偵察メック小隊が無いです
機械化歩兵で充分な任務にメックをまわすのはコストパフォーマンスが悪いからです。
　わざわざ二つの小隊を作る、という話にはならないと思います。
　それくらいなら高機動小隊を作ったほうがなんぼかましですから。
　この場合、偵察小隊としての役割も兼ねますので、それでお二方の要求も満たせると思います。

今のところの構想
偵察小隊：マナ中尉を隊長にした４名。一時的な処置としてお目付け役の暗いバーンがつく期間がある。
オットー：除隊する人員の穴埋めのために高機動小隊に配属
　
・・・カナヤ小隊の人員が機種転換訓練してるけど・・・
このあたりもリオンさんに利かせていただければ、もうちょっとわかると思いますけど・・・・


狼牙改さん＞＞とりあえず、デルタのＳＳはマナ少尉の所を中尉に直した方が良いのでしょうか？

う〜〜ん、このあたりは話し合いを終えるまでは、何ともお答えの仕様が無いのが現状です。すいません〜〜〜

ミッキーさんへ＞続けてよいなら続けますが
　その場合メックのほうがおざなりになりそう・・・。
　本来こっちが専門だし。

狼牙改さん＞＞空母関連は全部代理で投稿してきました。

ありがとうございます！
・・・と思ったのに、なぜか空母の話題が立ち消えになっている？
http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/BHHQBBS6?no=89&reno=84&oya=84&mode=msg_view
あ、一つだけ発言が追加されていますね。
むう、だめですよ、レオンさん、感想相談掲示板にもいっしょに載せておかないと、話が続かないじゃないですか（ｗ
こちらに投稿すると同時に、参照性を良くするためにツリー掲示板にも登校する。その場合、なるべく関連の深い発言に続けて投稿する。
　これですよ、これ(^^)

to: 狼牙改さん
オットーの階級ですが、少尉になっていますよ？

高速偵察小隊
　初代隊長　　クライバーン少尉（引き継ぎと同時に抜ける）
　二代目隊長　マナ少尉（引継ぎと同時に中尉へ昇進確定）
　隊員　　　　アレク軍曹
　　　　　　　サイード曹長
　　　　　　　デルタ伍長
強行偵察小隊
　　　　　　　クラーク少尉
　　　　　　　ノエル少尉
　　　　　　　オットーさん（階級不明）
　　　　　　　追加製作キャラ
　問題が有るとすれば強行偵察小隊は隊長になるべき人が一人もいないのが悩みの種です。
　クラークは隊長としては論外です。
　メック戦士としての腕前と戦術能力が皆無だからです。
　指揮技能も２だしねえ・・・。
　ノエル少尉はこれらの点をクリアーしていますが新参者なので微妙かと？
　オットーさんも同様です。
　むう、オウギュスト大尉でも生きていればスカウトしてきたらどうでしょうか？
　メックを欲しがっていましたし。

ミッキーさんへ＞この際だから強行偵察小隊と高速偵察小隊に分けて作ったらどうでしょうか？
　偵察に向いているノエル少尉とクラーク少尉が未だ宙ぶらりんなので、これにオットーを加えて強行偵察小隊にしてみてはどうでしょうか？
　あ、そうなると一人足りないや。

　むう、言い出した責任とってあと一人普通の投稿ルールで投稿してみるかな？
　まあ、ネタは山のようにあるから大丈夫ですがねえ。

　五月の下旬に行なわれた自衛隊の千歳駐屯地祭での事なのですが、来訪者へのサービスなのかミサイルを実際に発射したみたいです。
　駐屯地規模の広さでミサイルをぶっ放すとは豪快だなあ。
　つうか物騒な話だ。
　誰へのサービスなんだか・・・。
　ちなみにニュースでも取り上げられ、本当にミサイルを撃っているシーンが流れたそうです。

　まあ、他にも発砲スチロールで作成した1/1ガンダムとかを飾ってある駐屯地もあったような・・・。
　確か細やかな性能と用途の説明が他の現用兵器と同様に作られて置かれていた。
　作成がアナハイムエレクトロニクスとか装甲材質がルナチタニウムとか兵装がビームライフルとか書かれたキチンとした看板で置かれていた。
　ただ、違う所は用途が地球防衛用なのと形式番号がＲＸ−７８−３になっていた事ぐらいか・・・。
　形式番号は素で自衛隊が間違えたらしい。
　正確にはＲＸ−７８−２が正解。
　まあ、Ｇ３も見た目は同型の色違いだから間違っちゃいないけれどね。

Ｃｏｏさん＞その割には珠里少佐と殺り合ってたりと無茶してますけどね（苦笑）

　この点だけでも充分すぎるぐらいの活躍です。
　成長しても追加獲得経験値８０００じゃ少ない気もするが全体のバランスを考えると仕方なし。
　なにげに野戦とメック戦の両方に出まくってましたからねえ。
　出撃回数なら彼がピカイチでしょう。
　数値以上にクラークさんはしぶといようです。
　まあ、反攻作戦の時は脱出して戦闘終了後に味方に殺されかけましたが（笑）
　出番が多いので怪我もＢＨ内では一番多い、ミスター入院王？
　入院しても出番があった彼と違い、入院しててもホッタラカシのメイスン中佐・・・哀れすぎる。

ミッキーさんへ＞とりあえず、デルタのＳＳはマナ少尉の所を中尉に直した方が良いのでしょうか？

砲術LVが３で、操縦LV２・・・確かに養成校出身者とどっこいどっこいですな・・・（古参兵成長バージョン）
目標値で見れば砲術目標値３、操縦目標値５・・・
隊員名簿のキャラクター作成の指針を参照にすると砲術は精鋭クラスで操縦は一般兵・並のクラスですね〜
その割には珠里少佐と殺り合ってたりと無茶してますけどね（苦笑）

それと、以下のスレッドも作ってきました。

その他の軍用艦のスレッド

各種コラムの掲示板に以下のスレッドを作ってきました。

戦艦関連スレッド
潜水艦関連スレッド
巡洋艦と駆逐艦関連スレッド
海戦スレッド

to:ミッキーさん
＞レオンさん、そもそも、オットーはどんな小隊に入りたいと思っていますか？

可能なら、偵察小隊に配属されたいと思っています。
理由は、乗っているメックが中量級なのと、前にいた部隊でも偵察小隊に配属されていたからです。
前と同じ小隊の方が、やりやすいでしょうし。

to:狼牙改さん
＞デルタの部分はオットーのような気がしますがどうなんでしょうか？

ありゃ？確かに間違っていますねぇ・・・・・
訂正します。

こいつは初陣を生き残れるだろうかと思いながら、デルタは背後にあるメックを見て、小さくため息をついた。
↓
こいつは初陣を生き残れるだろうかと思いながら、デルタの背後にあるメックを見て、小さくため息をついた。

ミッキーさんへ＞サイト管理お疲れさま。
　空母関連は全部代理で投稿してきました。

　それと、気晴らし用のサイトなんですが、ここで話すのもなんなので雑記掲示板に書いてきました。
　よかったら行ってみて映像を落としてみてください。
　行けばたぶんハマリマス。

狼牙改さん＞＞改行作業終了。

作業、お疲れ様でした。
あとで消しておきますね。

狼牙改さん＞＞リオンさんの再編成計画なのですが３月のと４月のがあります。どちらが本命なのですか？

え〜〜と、時期は３月に再編成が行われると思うのですが・・・スレッド的には、４〜５月のほうは、次の任務用、ということですので、３〜４月のほうのスレッドが本命ということで。


狼牙改さん＞＞約４ヶ月で掲示板が満期に近くなってきました

・・・早い・・・驚異的なスピードですね（汗）

レオンさん＞＞オットーとデルタが偵察小隊に正式配属されたというＳＳを書いている所なんです。

う〜〜む・・・悩んで煮詰まっています。
ミッキーもどこに配属したらいいのか良くわからないのですよね。
リオンさん、そのあたりどうなっているのでしょうか？


・・・・そうだ！
レオンさん、そもそも、オットーはどんな小隊に入りたいと思っていますか？
　リオンさんのＳＳにもよりますでしょうが、レオンさんのご意見も伺いたいです。

狼牙改さん＞＞空母スレッドコラム用ＢＢＳに勝手ながら立てちゃいました。

もちろんオッケイです。というか、すでにオッケイだしてるのになかなか立たないなあ。と思っていました（ｗ

リンク張っておくと、そちらに人が流れるかもしれません。
　
　色々企画を考えてみてはいかがでしょか？
　空母だけでなくて戦艦や巡洋艦、駆逐艦なんかのスレッドも立てるとか。
　艦のスペックや戦歴をひたすら詳細に薀蓄たれるスレッドとか。　「本日のお題は武蔵です」
　「俺の蘊蓄をきけええい！」
　「なんの、デ−タの壁ブロック！」
　「大戦歴レシーブ！」

　↑なんか違う

とりあえずのお題は、レパードＣＶ用の名前ですから、マイナー空母（和名）シリーズですかね？
　揚陸艦から転用した空母なんてあったっけかな？

ミッキーさんへ＞空母スレッドコラム用ＢＢＳに勝手ながら立てちゃいました。
　これは立ててもいいんですよね？

え〜〜、狼牙改さんやレオンさんから階級関連（と配属）のご質問がありますようですので、それ関連についてちょっと書きます。

まず、「士官教育を受けた＝指揮・命令技能」人でないと、基本的に士官にはなれません。階級は下士官までです。
　　　
　准尉というのは、国や時代によって扱いが違います。
　曹長の上、少尉の下、といったあたりまではだいたい共通していますが、
　「技術士官」の階級である場合や、
　名誉階級である場合、
　士官候補生が実戦部隊に仮入隊して実際の部隊指揮を経験する場合の階級であるばあい。
　（日本帝国海軍では、海軍士官学校に入学したと同時に准尉相当の階級をもらってたようです）

　ブラッドハウンド司令部においては、士官教育をきちんと受けていない人が出世できる限度の階級と考えてくださるといいと思います。
　下士官が有能なために出世して、士官扱いをしてもらえるほどになった、と。権限から言うと、特務曹長とほぼおんなじです。
　
※士官と同じ扱いとは！？
　士官食堂で飯食えて（パエトン基地には無い。というか、ブラッドハウンドの基地には大抵無い）、
　一人部屋に入ることができて（かなり長期にわたって、大尉ですら相部屋を強いられていたのは内緒である）
　士官会議で発言権があって（アットホームな部隊なので、下士官でも特にとがめられたりしない）
　支給される服や装備が上等のものになって（敵歩兵部隊から略奪できる歩兵・・・特に偵察小隊のほうがいい装備持ってるのは内緒である）
　給料がぐんとアップする（准尉段階では特務曹長と変わりません）
　といったことが、士官扱いです。
　
　　
　さて、もちろんこれは基本であって、例外がありえます。
　ものすごい腕前を認められて、士官教育を受けていなくても少尉として認められているアーバイン少尉とかですね。
　ただし、これ以上の出世は、さすがに無理でしょう。戦時階級は別として、士官教育を受ける必要があります。

　
　次に、基本となる階級ですが・・・
　メックウォリアーは、基本的に下士官（伍長、軍曹、曹長）の階級は無条件でもらえます。
　（訓練生などは、もっと低いこともありえます）

　一人前と認められると、曹長にまで出世します。
　「砲術目標４、操縦５」になれば、一人前と認めてもらえますし、目覚しい活躍をしたりすれば腕が足りなくても曹長になれます。
　砲術６、操縦６などであれば、軍曹か伍長でしょう。
　
　
　士官教育を受けているメックウォリアーの場合、基本的に階級は少尉です。が、あまりに腕が悪かったりすると、准尉や下士官の階級になることもありえます。
　
　メック小隊長は、基本的に中尉です。歩兵小隊長は、基本的に少尉です。整備小隊長は、基本的に少尉です。
　ただし、惑星軍との指揮権上の問題から、通常より１階級上の階級をもらっている人もいます。　
　　
マディック大尉の階級について、惑星軍へはこのように説明されるでしょう。
　メック１個小隊＋歩兵１個小隊＋整備兵１個小隊＋偵察兵を指揮する権限を持つ中隊長。


なお、傭兵部隊のトップの昇進とは、通常は「部隊規模の拡大」によって行われると思われます。
　クロフォード“中佐”の時代は、メック五個小隊、歩兵三個小隊、偵察小隊、スキマー中隊、戦車小隊、砲兵小隊、整備中隊、気圏戦闘機小隊、艦隊
等の戦力を持つ、混成大隊としての体裁はありました。

　１２月時点では、バトルメック連隊（予備も含めれば１個大隊をわずかに超えている）を中心とした混成連隊としての体裁は、充分整っていました。



オットーの配属先ですが・・・
　正直、悩んでいます。どうしたものだか・・・
　とりあえずは、偵察小隊には入れないつもりです。定員オーバーですから。
　当初の予定では４人がいっしょに入隊、そのまんま小隊として訓練、というつもりだったのですが・・・
　まあ、多分、除隊するキャラの後任として配属されるのではないかと思います。
高機動小隊・・・になるのかな？

ミッキーさんへ＞約４ヶ月で掲示板が満期に近くなってきました。
　正直凄いペースです。

　あと半月もしないで満了になれるよう頑張ります。

「大尉、その子が今回の模擬戦の相手なんですか？」

　デルタを指差しながら率直な疑問をぶつけてくるのは、古参兵で悪運が強いクラーク少尉だ。
　偵察兵としての能力だけならそれなりのものがあるが、メック戦士としての能力は素人と五十歩百歩だ。
　今のデルタの練習相手にはもってこいの人材である。

「そうだ、お前も素人同然なんだから文句言えないだろう。」

　さらりと痛い所を指摘するマディック大尉。
　何回もメックで実戦を経験しておきながら、未だに戦士訓練校出たてのひよこ並みである。
　グリフィンを貸してやったらすぐに転倒して転げまわった事も記憶にあるのだ。
　未だに本格的なメック戦ではどこまで戦力に数えてよいのやら不明だ。
　それを見極めるためにも、今回は大佐からクラークの能力測定の指示を受けていた。
　ことメック戦に関してはマディック大尉の目は確実で信頼できるものだからだ。

「まあ、そうなんですがねえ。」

　古参兵なのに素人同然なのには訳があった。
　彼の場合、宿敵に本来継承するべきメックを奪われていた。
　まずメックそのものを宿敵から奪い返さねばならなかった。
　そのために偵察兵の技能を鍛え、その分野が伸びまくった。
　その代わり、メック戦士としての技能がおざなりになっていた。
　結果として、古参で素人同然のメック戦士という微妙な立場である。

「しかし大尉、この子まだ１２、３歳ぐらいじゃないですか？」

　デルタがどうやらまた幼く見られたようである。
　デルタは童顔で発育不良気味なのでよく年齢を間違われる。
　いろんな意味でコンパクトなので仕方ないというものだが・・・。

「あの、これでも私は１６歳ですよ？」

　ガックリと肩を落としながら溜め息をつく。
　若く見られることは女性としては嬉しい事なのだが、子ども扱いされるのはどうかと思う。

「何？本当にそうなのか？」

　この言葉に反応したのは背後にいたマディック大尉である。
　あの一件の時に確かに年齢について問いただされたのだったが、どうも本気に捉えてなかったらしい。
　よく考えてみると年齢についても偽っていると思われていたのかもしれない。
　どおりで特訓で上手くできると頭を撫でられていたわけだ。
　まあ、本人も嫌じゃないようだけれど・・・。
　
「大尉？確かにあの時に言いましたよね？」

　油の切れたカラクリ人形のような動きで振り返り恨めしそうな目でマディックを見据えるデルタ。
　どことなくその動きはユミナに似ていた。

「う、すまん。入院して精神洗浄したら記憶が・・・。」

　最近の拙くなった時のマディック特有の逃げ文句だ。
　逃げ文句としては汎用性も高く非常に使い勝手が良いのだ。
　フェンサー少尉も女性からの逃げ文句に使っているとの評判だ。
　デルタにもあの時の状態のマディックは怖いので二度とあの状態に戻ってもらいたくなかった。

「あー、そういう事なら仕方ないですね。」

　本当にそんな言い訳で納得するなよ。
　と、マディックは思っていたのだが・・・。
　溜め息をつきながら納得したらしく、また肩を落とすデルタ。
　根が素直なためかこうやって簡単に言いくるめられてしまう。
　マディックは正直なところ時々この素直すぎる性格のデルタに対して、嘘をつく事に罪悪感を覚え始めているのだがヤバイ橋は渡りたくないのだ。
　特に女性に関連した事はユミナと守護天使の一件ですでに懲りている・・・。

「あ、えーとすまん。とりあえず対戦しようか？」

　すっかり話から取り残されているクラーク。
　なんかマズイ雰囲気からなんとか話題を変えようとしている。

「あ、はい、お願いします。」

　ペコリとおじぎするデルタ。

「俺の名前はクラーク・エアハルトだ。階級は少尉、今後ともよろしくな。」

　さらりと自己紹介するクラーク。

「私はデルタ・イクサイズです。階級は伍長です。ええとクラーク少尉・・・ん？」

　首を捻って考えている。
　何か思い当たった節がありそうだ。
　そして僅かながら後ろに引いた。

「どうした？」

　首を捻ったと思ったら一歩引いたデルタの様子を疑問に思った。

「あのですね・・・整備員の人がクラークという人はロリコンで私みたいな子は注意しろって言っていたので・・・その・・・。」

　なんか縮こまって警戒されている。
　クラークにもこれに関しては心当たりがあるようだ。
　ロック・ファウンド軍曹とラモント・ホルシュタイン軍曹の一味である。
　あいつらがまた何か仕組んだのか？

「だれがそんな事を言っていたのかな？」

　クラークはまた返り討ちにしてやると思っていたのだが・・・。

「その・・・ほぼ全員の整備兵の方々と、ライフス中尉の娘さんとカーティス准尉にラビィ准尉に守護天使の皆さんに・・・。」

　指折りしながら次々に名前を挙げるデルタ。
　次々に挙げられる名前に唖然とした。
　そして心当たりもあった。
　整備兵には例の整備兵どもの起こした一件と、幼い容姿のエカテリーナと結婚した事。
　そしてカーティス准尉とラヴィ准尉には射撃場での一件がある。
　守護天使の面子もセイちゃんとやたら仲が良い自分に警戒しているらしい。
　他の人達もあの一件の時に犯人を突き止める際の調査を行なった連中ばかりだ。
　クラークは目眩を起こした。

「ははは、駄目だこりゃ・・・。」

　今回はあんまりにも規模が大きすぎた。
　もみ消しも挽回も釈明も不可能だ。

「おい、クラーク。俺の弟子に手をつけるんじゃないぞ。」

　マディック大尉がいつのまにやらデルタの前に立っていた。
　デルタはその後ろに引っ付いている。
　誤解されているなあ・・・・。
　最低、目の前にいる二人だけでも誤解は解かないと話にならない。

「誤解されているようだけど、ちゃんとエカテリーナという妻が俺にはいるんだからな。」

　そんな事言われても信用できないらしい。

「浮気なんかしたら、そりゃあもう酷い目に会うからね。」

　確かにそうだ。
　妻を怒らせたらどうなるかを二人はユミナという事例で知っていた。
　デルタとマディックは互いに顔を見合わせて納得したようだ。
　誤解は解けたらしい。

「まあ、ああいうのは勘弁だからなあ・・・。」

　妻の逆鱗に触れてしまった事のあるマディックはどこか遠い目をしている。

「そうですね。誤解だったようです。ごめんなさい。」

　すまなそうに頭を下げるデルタ。
　彼女が悪いわけでは無いのであるが・・・。

「あ、いや別にいいんだ。時間の問題もあるし対戦を始めるとするか？」

　こうして気まずい雰囲気の中で特訓が再開される事となった。
　自分へのロリ・ショタ疑惑はいつになったら晴れるのであろうか・・・。
　そう思わずにはいられないクラークであった。

　続く

レオンさんへ＞オットー故国に帰るを改めて読み直したのですがこの部分が変です。

こいつは初陣を生き残れるだろうかと思いながら、デルタは背後にあるメックを見て、小さくため息をついた。

　デルタの部分はオットーのような気がしますがどうなんでしょうか？

ミッキーさんへ＞空母のスレッドはどこに立てましょうか？
　一応コラム用のＢＢＳに立てようかと思っているのですが？

　デルタとユミナさんはあの一件以来仲が良いです。
　お互いの信頼関係も出来上がっています。
　一方のマディックは師匠ながらも微妙な立場です。
　ちなみにセイちゃんは弟分みたいな間柄になっています。

デルタＳＳの続きです。

「おはよう、今日も早いのねデルタちゃん。」

　朝早くマディック家を訪れたデルタにユミナは挨拶をした。
　彼女にも朝の特訓なるものがあるため早起きしている。

「おはようございます。ユミナさん。」

　あの一件以来、すっかり憧れの女性としてユミナを見ているデルタも挨拶を返した。

「今日も特訓なのね？すぐにマディックを呼んでくるわ。」

　スリッパの音をパタパタさせながら奥にある寝室に向かうユミナ。
　その主婦振りを見ていると微笑ましく思えるのだが、なんでユミナさんがマディック大尉と結婚したのか？
　と、いう点がよく解らないとデルタはいつも首を傾げるのだった。
　そうは言っても自分から聞くのはどうかと思うので聞けずにいるのだが・・・。

「おお、いつも時間通りに来るな。」

　軽く片手をあげ、気の抜けた挨拶をするのがＢＨの一応師匠である問題児マディック大尉である。
　頭がまだ完全に稼動していないようだ。
　その証拠にまだ寝巻きのままだ。

「今日は何をするのですか？」

　一方の弟子のデルタは真剣だ。
　彼女は朝の空き時間に、マディックからメックの特訓を受ける形になっていた。
　マディックがユミナの特訓方法を参考にして考えついたのだ。
　人はこれを二番煎じともいう。

「今日は同レベルの相手とでも模擬戦でもやってみるか？」

　成長の度合いを見るにはそれが手っ取り早いとマディックは考えていた。
　その相手もすでに呼びつけている。

「はい、お願いします。」

　同レベルの相手と今日は模擬戦となるようだ。

「ま、少し待ってろ今着替えてくる。」

　そそくさと寝床に帰っていくマディック。
　デルタは毎度の事なので大人しく待つことにした。
　それはそうと、嫌々ながら彼の弟子になったにもかかわらず、特訓をサボらなかったのは彼が師匠として意外に真面目に付き合ってくれているからでもある。
　それでもあの一件をまだ許した訳でもないし、完全に信頼できずにいる。
　時々あの時の悪夢を見るからだ。
　本当の意味での師弟関係になるには、まだまだ時間が必要であるようだ。

「今日の対戦相手は誰なんだろう？」

　デルタの頭の中はすでに今日の特訓の事でいっぱいのようである。
　今までの模擬戦の相手は図らずもほとんど全てエースの人達だった。
　アーバイン少尉、フェンサー少尉、そして師匠であるマディック大尉。
　対戦結果はまぐれでフェンサー少尉から一本取った以外は惨敗だった。
　そのボロ負けの続きなためからか、同レベルとはいえメック戦で勝てる自身がデルタにはちっとも無かった。
　デルタのエースへの道はまだまだ遠そうである。
　こんな事では姉の仇など何時になったら討てるのか、はなはだ疑問である。
　考えれば考えるほどデルタは落ち込む羽目になるのであった。

続く

第一分隊が牽制担当
第二分隊が攻撃担当
　まあ、あくまで軽量級が多いので打撃力はそれなりしか無いのですがねえ・・。
　あくまで突破のための戦闘以外は厳禁かな？

　今ごろ質問するのもなんですが、偵察小隊のメックは最低でも機動力が６以上だった気がします。
　オットーのフランキスカじゃチト機動力が足りない気もするのだがいいのかな？
　まあ、鈍足というわけでもないし、突破のための火力支援機として随伴という形になるのかな？
　偵察小隊では隊長のクライバーンとマナ中尉の他には彼しか実戦経験者がいない訳だし・・・。
　初代隊長　　クライバーン
　二代目隊長　マナ
　隊員　　　　アレク
　　　　　　　サイード
　　　　　　　オットー
　　　　　　　デルタ
　６機構成の不正規一個小隊になるかと思います。
　まあ、ＢＨ唯一の偵察小隊であるのならこの規模でも足りないぐらいだ。
　状況によっては二個分隊に分かれて行動した方が良いのかも？
　その場合
　　第一分隊
　　　クライバーン
　　　アレク
　　　サイード
　　第二分隊
　　　マナ
　　　オットー
　　　デルタ
　に分けちゃいましょう。

レオンさんへ＞オットーとデルタが偵察小隊に正式配属される事は決定事項です。
　ですが、隊長関連については引継ぎ時期が未定です。
　正式に配属される頃にはたしてどちらが隊長なのか不明なのです。

to:狼牙改さん

＞まだ決定事項ではありません。
＞それに時期的には自分では何ともいえません。
＞ミッキーさんと再編ＳＳ書いておられるリオンさん次第です。

そうですか、まだ決定していないのですか。
実は、オットーとデルタが偵察小隊に正式配属されたというＳＳを書いている所なんです。
決定事項でないのなら、内容は変更するしかないですね。
さて、どういう内容にしようかな・・・・・・・う〜ん、少し検討します。

ミッキーさんへ＞改行作業終了。
　それとリオンさんの再編成計画なのですが３月のと４月のがあります。
　どちらが本命なのですか？

レオンさんへ＞まだ決定事項ではありません。
　それに時期的には自分では何ともいえません。
　ミッキーさんと再編ＳＳ書いておられるリオンさん次第です。

to:狼牙改さん
オットーの配属先は偵察小隊になりますよね？
それと、マナを２代目隊長にするという案ですが、時期はいつ頃になります？

　むう、５年間も少尉のまんまでプレイしていた自分が言えた事じゃないかもねえ・・・。
　惑星軍の総司令官が少尉のマンマ。
　最近になって少尉からいきなり大佐に昇進とは（笑）
　例の撃墜王も伍長から大尉へ昇進。
　でも、能力と追加の戦果があるからすぐに少佐へランクアップ予定。
　強キャラなのに階級すら無い人もいたような・・・。

　ＢＨの階級の昇進基準はどうなっているのだろう？
　クロフォード大佐の場合は自分で中佐から大佐への昇進を決めてたようですが？
　傭兵部隊のトップの昇進方法もどうやって決めるのだか謎だな・・・。

ミッキーさんへ＞そうなるとＢＨの面々は昇進が遅いような・・・。
　いまのところＲＲ、クラーク、カナヤ、クライバーン、ライフスだけかな昇進したのは？
　クライバーンを偵察小隊の初代隊長にすえて実戦における指揮・命令等をマナ中尉に学習させ、クライバーンが合格点を出したら二代目の隊長として隊長の座を譲り渡すという方が無難な気がします。
　新兵の御守と補佐も兼ねますのでこの方が自然かと？
　そうなると中尉が少尉の下にはいるのは変だなあ？
　むう、隊長の座を譲ると同時に昇進して中尉になった方が自然だな？
　ところでアーバインとフェンサーはいまだに少尉のマンマ。
　アーバインはあれだけ活躍したのに変ですねえ・・・。
　フェンサーは民生機に落とされてますので仕方ないですけれど・・・。

ミッキー・風呂上り。

マナ中尉ですか？
　いろいろと状況変わりましたからねえ・・・（苦笑）
　最初は彼女を偵察小隊長にするはずでしたので、中尉にしたというのもあります。

　応募されたデータは、いわゆる初期状態というのもあります。
　ＳＳに出れば経験値もらって成長します。日常的なＳＳなら少しでしょうが、きつい戦い、それも連戦となれば大量の経験値が入るでしょう。まあ、このあたりは常識的な問題でもあります。
　
　マナ中尉は、ブラッドハウンド入隊時点で、すでに充分一般兵レベルの経験を積んでいると言えるでしょう。激しい戦いを結構な数クリアしていますし。
　タウロスでの道路工事、
　（タウロスでの戦い１〜２回）
　キルケー防衛、
　（ヘスティア奪回戦２〜３回）
　（ヘスティア追撃戦）
　密林での戦い
　
　予定を含めれたのとか話だけでも出たとか、Ｓ関連の戦いだけでこれくらいになります。実際はもっと戦っているでしょう。
　概存キャラ流用の強みですね。

皆詳しいねーｗ

矢張りこういうのが好きだから、バトルテックも好きになったんだろうな

ミッキーさんへ＞マナ中尉の指揮能力が、中尉のレベルではありませんがよろしいのでしょうか？
　と、いうより追い出されて昇進？

レオンさんへ＞ああ、本当だ。
　何時の間に中尉になったのでしょうか？
　新米なのに・・・。

いいんじゃないですか？
盛り上がってますし（＾＾）

ミッキーさんへ＞こんだけの量があるのだからスレッド立てましょう。

レオンさんへ＞おっしゃるとおり日本初の空母ながら鳳翔は生き残ってました。
　老兵は死なずただ消え去るのみという言葉どおりです。
　他にも生き残って終戦を迎えた空母があります。
　雲龍級３番艦「葛城」と潜水母艦「大鯨」から改装した「龍鳳」です。
　葛城の方は終戦時の引き上げ船として改造され大活躍していました。
　不運三傑に追加説明「大鳳」はマリアナ沖海戦に間に合わせるためちょっとした手抜きを行いました。
　よりにもよってその部分が命運を分ける事になったのです。
　航空機用の燃料タンク、つまりガソリンタンクの周りにコンクリートを充填する作業をスッポ抜かしたのです。
　結果、雷撃には船体は耐えられたものの、雷撃の衝撃で壊れたガソリンタンクからガソリンが漏れ出し気化して充満。
　装甲を施したエレベーターが衝撃でぶっ壊れていたらしく、一度着艦作業のために飛行甲板に上げたら二度と下がってこなかった。
　それで艦内に充満、なんかで点火、花火になられたという話。
　この戦訓を生かし、改修を行なった瑞鶴はフィリピン沖海戦で実に粘りまくって沈んでいきました。

注：瑞鶴は翔鶴の姉妹艦で武運も強く損傷も少ない艦でしたが、常に姉にあたる翔鶴が損傷して足を引っ張り後退する羽目になります。
　ミッドウェー海戦で不参加だったのも翔鶴が損傷して後退していたためです。
　そのおかげで生き残ったというか、そのせいで負けたというか・・・。

「雲龍」については何というか・・・。
　恐らく雷撃されたショックで桜花が誘爆したらしく、派手に散られたようですが・・・。
「天城」は唯一カラー映像で見たことがあります。
　アメリカが戦略爆撃の効果の調査に使用した映像の中に映ってました。
　着底して横倒し状態ながらも船体の迷彩塗装パターンが見てとれました。

　日本の空母の天敵は潜水艦です。
　空爆よりも潜水艦に沈められた数の方が多いくらいです。

　空爆で沈んだのは以下の通り
「赤木」「加賀」「龍譲」「蒼龍」「飛龍」「瑞鶴」「翔鳳」「瑞鳳」「千歳」「飛鷹」「山汐丸」
　潜水艦に沈められたのは以下の通り
「翔鶴」「大鳳」「信濃」「雲龍」「天城」「大鷹」「雲鷹」「沖鷹」「神鷹」「海鷹」「秋津丸」「にぎつ丸」（漢字が出なかった）
　終戦まで生き残ったもの
「鳳翔」「隼鷹」「葛城」「龍鳳」「熊野丸」
　終戦まで完成しなかったスカポンタン
「伊吹」「笠置」「阿蘇」「生駒」「鞍馬」「ときつ丸」「千種丸」
　唯一砲撃で沈められた奴
「千代田」

　一応陸軍空母も含めております。
　ちなみに空母に興味を持たれたら世界の艦船のシリーズの「日本空母艦史」をオススメします。
　１８００円しますが最初から最後まで写真満載。
　どっから集めてきたのか疑問に思えるほどの充実振りです。
　採算取れているのかこんなんで？
　通販部門も非常にヒマらしく、最低一週間かかると書いてあるのに３日ぐらいで届きます。
　なんだかなあ・・・。

to:狼牙改さん
ＢＨの資料を見て気が付いたのですが。
マナ・ウェンライトの階級は中尉なのでは？
デルタＳＳでは、少尉になっていましたけど？

ラサルハグ大１７連隊の艦隊が、惑星着陸の最終シークエンスに入った。
　３隻とも船体は強い振動を発している。ガーディアン戦闘機からのミサイルによって破損した装甲板が乱気流を生み、船体を揺らしているのだ。艦長達は全員、必死の面持ちで操縦桿を握り、指示を飛ばし、機体に言うことを聞かせようと奮闘していた。艦の調子が悪いのであれば、腕でカバーするしかない。人がフォローするしかないのだ。自らを助けるために、己の能力の限界までもを試される時とは、まさしく今だった。艦橋要員たちはみな、激しい減速Ｇに晒されながらも重い腕を持ち上げてパネルを操作し、計器を読み、報告の声を上げ・・・

　だが、彼らはまだ幸せだった。少なくとも、状況をしっかりと把握し、生きるための努力に必死になることによって恐怖を感じるひまも無かった。
　シートに身を固定した乗員達は・・・ただの乗員達は、何一つ状況を知る手段が無かったのだ。次の瞬間には船体が地面に叩き付けられるのではないか。轢き肉となって死ぬのではないか、そこまで行かなくとも着陸に失敗して装備をすべて失い、クフェイン�Uの防衛軍になぶり殺しにされる羽目になるのではないか。あるいは、降下船が離陸不可能な損傷を負い、クフェイン�Uに取り残される羽目になるのではないかという恐怖と戦っていた。これらの恐怖に比べれば、高い減速Ｇも。振動によって胃の腑がひっくり返されそうになっていることも。さほど苦痛とは思わないでいた。
　だから・・・
　「本艦は、無事に着陸した。シートベルト着用命令解除。」
　という、艦長からの放送を聞いた時、エリザベス・シェイクスピア少尉は、思わず涙をこぼしてしまったのである。降下直後のドサクサによって、誰にも見られずにすんだのは幸いであった。

　「良かった。無事に、着陸したのね。」

　素早くシートベルトを外し、同僚の様子を見る。彼女はメックウォリアーの士官であるため、豪勢なことに２人部屋なのだ。だから、同室のものと自分さえ嘔吐しなければ、“いやな臭いの充満する部屋”という不幸からは逃れられるのだ。
　歩兵などが詰め込まれる大部屋となるとこうはいかない。８人ほども一部屋に押し込められるため、だれかが吐いてしまう。一人がはいたら、その臭いで気分の悪くなったものがさらに吐き・・・連鎖反応となってしまうことも多い。
　降下船の空調装置は、通常３００％を超える安全係数を持って作られているが、こういった「強い臭い」のでるものは、空調装置に過負荷をかける。過負荷を受ければそのしわ寄せがどこかに出るのが当然だ。
　現代、降下船とは、建造されてから１００年以上も経ち、あちこちに応急修理が施されているのが普通だ。そのために、船内にはいくら掃除をしても埃や汚れがこびりつき、各種機器の性能は劣化し、全体的に耐久度は下がり・・・空調装置もその例外ではない。船にもよるが、履き古した靴下のような匂いがこもっている事が多いのだ。

　エリザベスは、同僚を誘うと、新鮮な空気を求めてオーバーロード級降下船“熊野”を降りた。
　むっとする熱気がたちこめる中、傾斜路を降りる。ふと振り向くと、船体から立ち昇る陽炎が見える。大気圏突入で高温となった船体外装が、空気を熱しているのだろう。あるいはエンジンノズルか、プラズマで焼かれた地面からの熱だろうか。
　吸気口が全開になり、空気の入れ替えをしている様が見える。今出てきたハッチからは、こもった匂いの充満する空気が押し出されている。まだ、この惑星独自の香りはしない。
　
　と、その時、ふわりと風が吹いた。
　もみの木の香りが鼻腔をくすぐる。エリザベスは、すがすがしい空気を胸いっぱいに吸い込みながら傾斜路を駆け下った。
　
　
　普通、人間の鼻というものは、自分がなれた臭い、すなわち故郷の香りを基準とするという。そして、それとは異なる環境・・・たとえば、外国に行くと、その臭いを異質なものとして認識し、「くさい」と感じることが多いそうだ。もちろん、人間の鼻はすぐに慣れてしまい、感じなくなるそうだが。
　だが、この時代、航行中の降下船無いの空気はどうしようもなくよどみ、臭うものとなっている事が多い。そのため・・・エリザベスは、クフェインの臭いを、すばらしく清浄ですがすがしいものとして受け入れたのだった。

to: 狼牙改さん
＞日本においての最強クラスの武運が強い空母は終戦まで生き抜いた客船改造空母の隼鷹で決まりです。

終戦まで生き残ったのですか・・・・・
私は終戦まで生き残った空母は、鳳翔ぐらいだと思ってました。

鳳翔・・・・・・世界で初めて最初から空母として設計され、建造された艦。世界初の空母として知られるイギリスのアーガスは、貨客船を改造した空母だった。
主に練習艦として使用され、実戦に参加したのはミッドウェイ海戦時に後方の主力艦隊に随伴した時ぐらいである。
大戦後期には飛行甲板を前後に延長する改装が行われた事で外洋での運用が不可能になり、瀬戸内海での訓練活動に終始、そのまま終戦を迎えた。

ちなみに不運な空母３傑は、↓これに決まりですね。

大鳳・・・・・・・ミッドウェイ海戦での教訓を生かして甲板を重装甲化、耐波性を高める為に艦首船体と飛行甲板を一体化したエンクロウズド・バウを採用するなど、アメリカのエセックス級と比較しても何ら遜色ない高性能艦だった。
しかし、初陣となったマリアナ沖海戦でアメリカ潜水艦“ガトーフィッシュ”が放った一発の魚雷が命中、戦闘に支障はなかったものの衝撃で漏れ出したガソリンに引火、爆沈した。
竣工して僅か３ヶ月だった。

信濃・・・・・・・元来は大和級戦艦の３番艦として建造されていたが、ミッドウェイ海戦で空母４隻を失った事で急遽空母として建造される事となった。
完成は戦局の悪化に伴って大幅に遅れ、工事や試験のいくつかは省略された。
これが祟って、横須賀から呉へ回航中にアメリカ潜水艦“アーチャーフィッシュ”の雷撃を受けて沈没。
竣工から僅か１０日後の事だった。

雲龍・・・・・・・蒼龍級を元に建造しやすさを求められて設計された中型空母。
しかし、１番艦の雲龍が完成した時には既に搭載する航空機は無かった為、航空機の輸送艦として使用された。
雲龍はロケット特攻機“桜花”をフィリピンへ輸送する任務に就いている時に、アメリカ潜水艦の雷撃で爆沈した。

この３隻、全部潜水艦に沈められているんだよね・・・・・・・・

クフェイン�Uシリーズの第２週用ＳＳ投降スレッドに、
タシケント攻防戦シリーズと、カリーニン攻防戦シリーズ投稿用のサブスレッドを作りました。　
　お手数ですが、今後はこちらにお願いします。
http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/BHHQBBS2?no=72&reno=36&oya=33&mode=msg_view


空母・・・いいですねえ、やはり、ここに集うものたちは皆同士ですね！　熱い！　熱いぞ〜〜〜！！！！
↑とかいう前にお前はＳＳ書け！　資料も作れ！　編成表はまだか！！

え〜〜〜、とりあえず、空母型レパード旧の名前ですが・・・やはり軽空母の名前が相応しいとおもいます。正規空母の名前は、やはりヴぇンジェンス級にこそふさわしいでしょう。

レオンさんへ＞＞オットー、修理プランを聞かされるのハチェットの解説についての提案
　＞＞「ところで俺のメックだけど、ここにある民生メックからパーツを流用して修理しようと言うんじゃないだろうな？」
＞＞「ダメですか？」
　この会話があるわけですから、ハチェットの説明について・・

「右腕には何を装備させるんだ？」
「色々と考えたのですが・・・・ハチェットはどうでしょうか？」
「ハチェット？なんです、それ？」
「民生機フグに使用されている格闘用武装です、これを流量するんです」

こんな感じに変更するのはどうでしょうかね？

いまさらながらの意見で申し訳ありません。

レオンさんへ＞確かにアメリカには「週刊カサブランカ」がありましたね（笑）
　他にも 「月刊エセックス」とかありますがねえ。
　戦争が続いていたら「隔月刊ミッドウェー」も発刊されていた事でしょう。
　日本においての最強クラスの武運が強い空母は終戦まで生き抜いた客船改造空母の隼鷹で決まりです。
　これと同じく武運が強い船は駆逐艦の「雪風」ぐらいか？
　ひたすら不調続きですぐに撃沈された同型艦の飛鷹と違い、雷撃２回、爆撃２回の損傷にもめげず生き残りました。
　なにげにマリアナ沖会戦に参加した３隻中で唯一生き残った空母でもあります。
　不沈といわれた大鳳が魚雷一発で沈み、未完成だった信濃も同様の末路になり、他の空母も次々と沈み行く中・・・。
　防御がお粗末で攻撃されたらすぐに沈むだろうと言われたこの船は完全に予想を裏切り、終戦まで実にしぶとく生き残りました。
　そのしぶとさゆえに、上層部から正式に準正規空母扱いされ、空母乗りの憧れの的である位でした（実話）
　終戦まで生き残り資料も多く残り、乗組員も生き残っていた事からプラモデルでも抜群の完成度を誇ります。
　やる気満々で田宮が手がけたそのプラモデルは、発売から１５年経っても最新の作品に見劣り無いぐらい、というより最近のものより優れていたりします。
　他の船が突っ込みどころ満載なのに対して、突っ込める所が専門家にもマニアにも無いぐらいですから・・・。

MT.fujiへ＞カタパルトについてはその通りなんですが、問題それよりもカタパルトの射出に耐えられる艦載機があったかどうか？
　微妙なところですな・・・。
　試作段階で終った紫電改の艦載機版が何とかいけるかちょっと解りませんが、陸上機版の設計者の一人が近所にいるので聞いてみます。
　余談なんですが、なんか零戦の存在すら知らないで紫電改は設計したそうです。
　と、いうか紫電改の実物すら設計者は見たこと無いそうで・・・。
　設計が終るとすぐに戦地へ赤紙召集されたみたいですからねえ。
　ちなみにギリギリ終らせた艦載機版の着艦用の後部車輪が最後に手がけた設計だったようです。

日本海軍に軽空母が少なかった理由のもう一つ大きな理由が、カタパルトがとうとう完成出来なかったというのが挙げられます。
アメリカ軍はカタパルトを装備する事で小型の護衛空母からの艦載機の発艦を可能としましたが、日本では遂にカタパルトは完成せず、結果艦載機は長い甲板が不可欠な状態から脱却出来ませんでした。下手に小型の護衛空母を作っても載せられる真っ当な機体がなく、むしろ水上機の方が活躍出来たという面もあったかと思われます

日本海軍は軽空母を作らなかったのではありません
造れなかったのです

アメリカが大量の護衛空母を必要としたのはドイツのＵボートによる通商破壊作戦に対抗する為でした。欧州とのパイプラインを維持する為には大量の空母が必要だったのです

一方、金はない。造船能力は（当時は）アメリカに大きく劣り、一艦一艦の性能差によって数に劣るのをカバーする方向で艦を設計していた日本海軍は加えて通商破壊に対して理解が少なく、潜水艦ですら艦隊決戦の為の戦力の一環として航続距離が長く、高速で大型の潜水艦を建造した
その最大のものが航空潜水艦イ-４００型で後にアメリカにおいて戦略ミサイルを搭載した戦略原潜の元となったとも言われる

まあ、実際には大量の空母を造っても載せる航空機と搭乗員がいないって状態になってたでしょうが

龍譲
ワシントン条約の規制である10000ｔ以下を航空母艦としないという制限下で設計された空母、ただし完成時には2000t以上オーヴァーしていた事から相当設計には無理があった模様
一応正規空母に属する

祥鳳・瑞鳳
給油艦を有事には空母に改装予定を加えて設計されていた艦だが、実際には祥鳳は潜水母艦として、瑞鳳は途中から空母として完成させられた

龍鳳
潜水母艦より改装

大鷹・雲鷹・沖鷹・飛鷹・隼鷹
いずれも日本郵船の客船を改装したもの

神鷹
大戦勃発で戻れなくなったドイツ客船を日本海軍が買い取って改装したもの

千歳・千代田
水上機母艦を空母として改装したもの。両艦の艦長が艦名変更を行わないよう要請したのに加え、空母用の艦名が底を尽きかけていた為、艦名が変わらずそのままだった

雲龍・天城・葛城・笠置・阿蘇・生駒・鞍馬
正規空母『飛龍・蒼龍』を元にミッドウェーの戦訓も取り入れて大量生産に向くように設計された大量生産用正規空母
日本海軍ですら１６隻の建造を決意出来た程量産に向いた艦であり、ただの安物でもない優秀な艦だった……設計通りに完成させられて、載せる航空機があれば、だったが
生憎大半が計画倒れないし工事中止となり、実際に完成したのは、雲龍・天城・葛城のみ

……有名どころ以外ではこんな所かな？

軽空母をもっとも大量に製造したのがアメリカである。
エセックス級と同時期に就航したインディペンデンス級の他、護衛空母と呼ばれる小型空母を大量に投入した。
もっとも多かったのがカサブランカ級で、何と３年で５０隻も建造された。
これは、１週間で１隻を建造した計算になり、週刊空母とも呼ばれた。
また、特攻隊の主な標的になったのがこれら護衛空母群だった。

to:狼牙改さん
＞一時期ではありますが、大淀は連合艦隊の旗艦になっていた時があります。
＞結構有名な艦ですよ？

実は、大淀が艦隊旗艦だったのでエクスカリバーの名称にしたんです。
大和や武蔵、長門、陸奥では大袈裟すぎますし・・・・・・
とすると、レパードＣＶ級の名称は・・・・・・・う〜ん、赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴、雲龍、信濃、大鳳・・・・・どれも大型の正規空母だから大袈裟すぎ。
旧日本海軍って、製造しやすい軽空母はあんまり作らなかったからなぁ。
千歳や飛鷹等の改造型空母は、貧弱過ぎるし。
龍譲が妥当かな？

というか、アーバインは生み出した責任から私がＳＳを書いて登場させてたのもあったんですがｗ

まあ、マディック大尉みたいに濃さもなく、クライバーンみたいな特徴もないので使いにくいのかな

狼牙改さん、修正板、読みました。
最小限の修正で、いい感じにしあがっていると思いました。

レオンさんへ
　
三日間持たせるための戦闘をこれから書いてみようと思います。
それに合わせて、ちょっとだけ変更をお願いするかもしれません。

狼牙改さん＞＞例の書きこみ
　消してきました。
　こうしつこいと、うちの賑わい振りをねたんだ誰かが執拗に出会い系サイトにリンク張ってるような気がしてきましたね。
　ていうか、最初から疑ってましたが。アクセス記録の解析なんぞ今までしていなかったけど、やってみようかな？


狼牙改さん＞マイナーキャラ＞クラーク＞カルミア＞アーバイン＞航空部隊

う〜〜ん、確かにマイナーといえばマイナーですね・・・
ただまあ、クラーク君はＳＳの調整側としては勘弁して欲しいところですね。彼の場合、ＳＳが書かれすぎて収拾つけるのに苦労していますから。
ナイトストーカーのほかのメンバーを使ってはいかがでしょうか？

狼牙改さん＞＞司令と参謀
　う〜〜ん、人員名簿に載せるのはかまいませんが・・・データ作るとかそう言ったことはなるべく勘弁して欲しいです。
　名前、役職、経験クラス程度にしておいてください。それ以上はさすがにちょっとさばききれないもので・・・

狼牙改さん＞＞そのタイムスパンで何とかしてみます。

お手数をおかけしてすいませんがお願いします。

　一応カルミアさんは第八小隊に編成されていますね。
　その他大勢と一緒というのは何というか・・・。
　ザコとジェンナーじゃ小隊組んでも訓練が大変な気がする。

設定はあるんだけどちっともＢＨＳＳに登場しないキャラクターを発掘中。
　結構いるなあ・・・。
　ライフスの妹なんか一回しか登場しとらんぞ？
　兄と違ってメックまで持っているのに霞の様なキャラクターだ。
　編成表にすら乗っけてもらえないようである。
　ライフスが世話している教授の娘ですら出番が２回あるのに・・・。
　一時期人気だったアーバインも最近出番がないしねえ・・・。
　航空部隊にも何名か聞いた事が無いような方がおりますな。

　ふむ、マイナー街道に爆進しても面白そうだ。

次のデルタ関連のＳＳは、クラークを使って遊びまくり。
　ＳＳ５回分ぐらいはいけそうな気配。
　と、いうよりＢＨってクラークとマディックがらみのＳＳが圧倒的に多くありませんか？
　それだけどちらもいじられやすいキャラなのかな？

雑記掲示板に例の書き込み一件あり。
　以上

　なにげにこいつら大活躍ですな。
まあ、元ネタになったキャラは一応あります。
　過去に書いたメカ漫画の中でこいつらは自衛隊の海外派遣部隊の司令と参謀というそのマンマの役で登場してました。
　主役よりも目立っていたりして面白い奴らでしたね。
　ちなみにヘルメットに司令と参謀とデカデカと書きなぐっており、書き分け以前の問題のある今考えてもナイスなキャラでした。
　そっちでも重戦車相手に白兵戦を展開してました。
　その際には司令が対戦車ミサイルで、参謀が対戦車ライフルを使用。
　身内でもなぜか人気が高いキャラでした。

　こいつらのデータ、面白いからＮＰＣとして作ってみようかと考えているのですがねえ？

『ノルドヴィック制圧される！！』

　この報告が来たのは一通り出発準備が整った直後であった。
　想定外の事態である。
　すでにこの星に先行して潜伏していた敵が別働隊として存在していたのか？
　と、思える状況だ。

「司令、どうやらこの事態は我軍の航空部隊が頑張りすぎた結果のようです。」

　参謀は仕入れてきた情報を元に状況を分析したようだ。
　分析の結果、迎撃による損害により不時着した敵の降下船の一隻が、どうやらこの付近にいるらしいのだ。
　惑星軍の司令部は、降下してきた降下船を一応大気圏突入時から全て観測はしていたらしいが、迎撃の損害評価、副首都の近郊に降下した降下船への対応をを最重要としていたためこちらへの通報が遅れたようだ。
　通報といっても非常に大雑把な降下予想ポイントしか割り出せてないようだ。
　司令部も情報が錯綜する中で大混乱状態なのであろう。
　重要度が低いこちらへの対応の遅れは仕方ないといえる。
　それに、ノルドヴィックがあっさり制圧されたのも仕方ない事だった。
　あそこには治安維持用の歩兵部隊しか残していなかったのだ。
　もし敵が来たら降伏するか逃げるかの二択を指示している。
　まともな敵ならば歩兵達は生き残れるであろう。
　一応、不安がる町の住民を納得させるため、賞味期限が切れかけた地雷を在庫処分も兼ねて不必要に大量に蒔いて置くように残してきた歩兵部隊に指示してある。
　ついでだから今まで処分をサボって放置していた物も蒔くように指示して置いてきたので、実際の見た目は３割増になっているハズだ。
　まあ、手抜きで蒔いとけと指示していたし、出発の時に蒔いている作業の様子をみた限りでは効果の方は疑問だがあれだけの量だ。
　処理作業するにしても大変であろうから時間も稼げるであろう。

「ま、遅かれ早かれそうなるとここにも来るな。」

　司令は報告を聞きながら
　たぶんノルドヴェックが真っ先に制圧されたのは、自分達の居た基地があったからだ。
　それと恐らくこちらよりもそっちの方が降下船に近かったとも考えられる。
　次に来るとしたら間違いなく物資集積所があるここである。

「総員戦闘用意！町の連中にも避難勧告を出せ。半日もかからずにここに来るかもしれん。」

　敵の降下船はオーバーロード級だ。
　一個大隊規模のメックが搭載されているはずだ。
　そのうち歩兵一個中隊が、制圧されたノルドヴィックに張付けられているらしい。
　主力のメック２個小隊は引き上げたらしいが、まっすぐここに来る可能性が高い。
　そうなると時間的に他の部隊と途中で合流してくるやも知れない。
　予断を許されない状況だ。

「輸送隊は物資を持ってさっさと出発しろ、この町の治安部隊には避難の誘導を指示急げよ。」

　司令は部下に最優先の指示を与える。

「それと地雷は全部置いてゆけ、上手くすれば２、３機仕留められる罠ができる。」

　ノルドヴィックの地雷原を先に見たのなら引っ掛かるはずだ。

「歩兵隊と手の空いているものは地雷蒔きと簡易の陣地設営を行なう。集合せよ。」

　こうなればできる事を全力でやるまでだ。
　メック相手にどこまでできるか未知数ではあるが・・・。

「我々の目的は住民の避難するまでの時間稼ぎだ。無理して死ぬ事は無いからな。」

　勝つ事が目的では無い。
　住民が避難する時間を稼げればそれで良い。
　その為には機先を制しておく必要がある。

「司令、時間的にちょっと難しい気がするのですが？」

　参謀は問題点を指摘した。
　確かに人手が圧倒的に足りない。

「打開策としては、地元の土建業者に協力を頼みましょう。そうすれば何とか間に合いそうですし。」

　確かに陣地設営は土建屋に任せたほうが早そうだ。
　何しろ建設に必要な重機が揃っているからだ。

「餅は餅屋か、そうだなでは我々は地雷を蒔きまくるぞ！」

　陣地の設営は土建屋に任せ、地雷をありったけ蒔く事にした。
　
「振動地雷と感圧地雷をミックスして蒔いておけ、本命は解りづらく見せ札の手前に設置しろ。最後に高機動の軽量級対策として軽めに設定した地雷を陣地すぐ手前に少し置いておけ。」

　今回の勝利の鍵は地雷である。
　まずは、ノルドヴィックと同じ蒔き方をした見せ札のための地雷を用意しておく。
　敵は同じつもりで不用意に地雷処分のために近づくに違いない。
　そこに本命の地雷を用意しておく、振動地雷と感圧地雷を混ぜておくのだ。
　解らないようにこの地雷はしっかりと蒔いておく。
　重量級が通過しても感圧地雷があるので地雷原自体は容易には突破できないはずだ。
　そこを集中砲火で叩くのだ。
　そうなるとＪＪが使用できる軽量級が強引に地雷原を突破してくるに違いない。
　そこで最後の罠として軽めの設定をした地雷を置いておくのだ。
　非常にセコイ戦法である。

「私と参謀は、ドールハウスを迎撃地点に移動させておく。他の車両も指定ポイントに移動しておけ。」

　時間を稼ぐための切り札がこのドールハウスである。
　鈍足の１００ｔ戦車を如何に使うかで勝負が決まる。

「それと作業が終り次第、土建屋の重機類は全てミッドガルドに送っておけ、悪用されたら洒落にならん。」

　戦争に使えそうな物は敵に渡せないのだ。

「以上で解散する。いくぞ参謀！我らの出番が来たのだ。」

　非常に嬉しそうな司令。
　この非常時に直面し、ますます指揮官としての才能に花が咲いたといえる。
　クフェインで指折りの昼行灯と呼ばれ、閑職に回されたとは思えないぐらい指示が的確だ。

「了解です。木偶人形を仕留めてやりましょう。」

　参謀も司令と同じく現場の方が好きな人間らしい。
　こちらは切れ過ぎていて使いにくい奴と評判で僻地に飛ばされた人だ。
　物事の本質を見抜きすぎるのが問題らしい。

「うむ、では我らの戦場に行くとするか。」

　なんか手にはすでにヘルメットと携帯用のＳＲＭが握られてる。
　やる気は満々のようだ。

「了解です。いざとなればこれで仕留めてやりましょう。」

　なんか参謀は２５ミリ大型対戦車ライフルなんか持ち出している。
　戦車が壊れたら白兵戦も辞さない構えのようだ。
　と、いうよりそれを車内に持ち込む気か？

「気が合うではないか、よし心置きなく暴れるぞい。」

　こうしてタシケントは迎撃のための準備が着々と行なわれた。
　指揮官が有能なおかげで短時間で迎撃体勢が整えてしまった防衛軍。
　たかが弱小僻地部隊と侮ったトモエ達が酷い目に会うのは言うまでも無かろう。
　肩透しして失った時間は想像以上に痛かった・・・。

　続く

　熊野を含む最上級巡洋艦は改装により主砲を２０センチ連装砲に換装してますが、いらなくなった１５・５センチ３連装主砲は大淀にそのまま譲っております。
　その兼ね合いを考えた両艦の命名であると思われます。
　一時期ではありますが、大淀は連合艦隊の旗艦になっていた時があります。
　結構有名な艦ですよ？

　ここはノルドヴィックから西へ２００ｋｍほど移動した街でタシケントという。
　ノルドヴィックの戦車隊はここでひとまずの補給と休息を取っていた。
　目指すは首都のシュッタガルドである。
　首都防衛の為、一刻も早く移動しなければならない状況なのである。

　だが、この街に戦車隊はまだこの地に留まっていた。
　それには理由が３つあった。
　理由の一つ目は、敵の降下船の予想降下ポイントがカリーニン近辺であると判明した事である。
　首都ではなく、敵はまず手始めに副首都のカリーニンを落とし、橋頭堡を固めてから一気に進撃するらしい。
　と、なれば首都への移動は充分時間的に余裕があると司令と参謀は判断したのだ。

「戦力差からして副首都の防衛はどうやっても無理、副首都は必ず落とされるはずだ！」

　司令のこの問題発言により、これから先の激戦に備え、英気を養う為に僅かながらもの休暇が隊員達に与えられた。

　理由の二つ目はドールハウスである。
　掘り出して分割し、慌てて運んで来たものの、整備修復がまだの状態であった。
　つまり現状の状態では、ドールハウスはただのデカイだけの箱同然なのだ。
　見た目はともかく、中身がガラクタ同然のこいつをタシケントの車両整備工場に運び込んで吶喊作業でオーバーホールして、使える状況になんとか整備修復できたのだ。
　ついでに、他の車両も整備点検が行なわれている。
　そのおかげで、現在の部隊の車両は性能を完璧に発揮できるまでに整備されている。

　理由の三つ目は、補給物資の調達である。
　なにせ、急な事であり、僻地の基地のために普段の物資の備蓄量はそれほどでもなかった。
　戦闘糧食や燃料、車両の補修部品、弾薬等が不足していたのである。
　これの調達に手間取っていたのである。
　特にドールハウスに搭載するＬＲＭの弾薬量は１５ｔと並ではない。
　基地内の備蓄量では搭載量ギリギリしかなかった。
　採用試験用のメタルモーラー分のＬＲＭを転用して満たしているのが現状だ。
　この先の激戦を考えるとＬＲＭの調達は最優先問題であった。
　メタルモーラーの使用分を考えると予備はいくらでも必要である。

　幸いな事にＬＲＭの弾薬は調達できた。
　タシケントの駐屯基地からネコババしてきたのである。
　タシケントの駐屯基地は小規模ながら周辺基地への物資輸送の中継地として利用されていた。
　運ばれてきた物資を一時的にここで保管し、まとめて効率的に周辺基地へ輸送するのである。
　保管しておく倉庫もそれなりの大きさがあるのだ。
　しかし、タシケントにはロク戦力も無く、その戦力もすでに移動を開始して街をすでに去っている。
　つまりは敵の略奪から貴重な物資を保護するという至極真っ当な名目で火事場泥棒ができるという事だ。
　基地自体がもぬけの殻状態になっていたのでこれ幸いと休暇中の有志を募り、司令も宝探しと称して陣頭に立ち、保管庫の中を徹底的に漁り尽くした。
　休暇中の部下達は面白がってほぼ全員参加していたので全体の作業自体割と早かった。
　駐屯部隊は慌てて出たためか、予想通りそれなりの量の物資が残されていた。
　その戦利品の一つがＬＲＭの弾である。
　他の戦利品も結構な量で、実に１０ｔトラック８両分にもなった。
　予備の弾薬と装甲を十分手に入れる事ができたのである。
　なぜかメックの補修部品もあったのでついでに持っていくことにしたのだ。
　この先合流する事になるであろう友軍のメックは、たぶん損傷を受けて後退している最中になると思われたからだ。
　ならば持っておいて損はない。
　これから向かう先は否が応でも激戦区であるのだ。
　この先の補給は満足に行なえないであろう。
　だから持っていくのだ。
　幸か不幸か、このネコババ作戦が後でクリタ側に大きな影響を及ぼすのである。

　続く

ミッキーさんへ＞そのタイムスパンで何とかしてみます。

レオンさんへ＞降下船の名前が大淀ですか？
　すると２番艦があるのなら仁淀ですかねえ？
　熊野は一番好きな巡洋艦の名前です。
　むろん700/1のプラモも組んだ事があります。
　色塗って、実際と違う所を修正して作ってました。
　なにげに気合が入っていたのを今でも覚えています。

狼牙改さん＞＞むう、タイムスパンはそうだったのですか。初めて知りました。

グハッ（吐血）

狼牙改さん＞＞タシケントへの移動に半日、テンザンが降りて降下したのはだいたい地方首都毎の集結命令から何時間後かな？　テンザンの活動再開が６時間後、ノルドヴィックに向かう時間と制圧する時間、さらにタシケントに向かう時間を考えるとどうなんだろう？
　狼牙改さん＞＞それと、鈍足の火力小隊がオマケで付いている事も忘れないで下さい。そうなると移動時間は４割増ぐらいか？
　

え〜〜と・・・厳密には決めていません。
基本的には週単位、期間が詰まる場合でも日単位で管理しているつもりでしたので。
　しかし、このあたりはまさしく時間単位での管理が必要そうですよね。
　わかりました、ちょっと考えてみます。

第一週半ば過ぎ？（ＤＴ−６０時間？）
　転換点付近での観測から、「怪しいかも？」という情報が記録される。ただし、解析によって「怪しいかも？」ということがわかるのは、第一週末

第一週末（六日目）
　侵略部隊らしいことが判明、軍上層部に報告される。マスコミ政府共に大騒ぎ。（ＤＴ±０）
　各個撃破を避けるために戦力を一箇所に集中しなければならないが、時間の足りなさと敵の攻略プランが不明なために「地方首都毎の集結命令」が出されるにとどまる。（ＤＴ＋１時間）
　各基地、集結のために騒然となる。（ＤＴ＋１時間〜（基地により遅れの時間はまちまち））

　第２週第１日目
　ラサルハグ第１７連隊の艦隊が惑星周回軌道まで到着。（ＤＴ＋２７時間）
　航空戦力による捨て身の攻撃が開始。気圏戦闘気隊離陸。
　
※降下船が１.５Ｇで減速中とすると・・・１３ｍ×６０秒＝７８０ｍ／分・・・地球なら１０分で軌道速度が０になるわけですか。クフェイン�Uの重力は0.9Ｇで直径が少し小さくて・・・面倒なので９分として。

　軌道周回により減速準備などを含めて（ＤＴ＋２８時間？）
　気圏戦闘機中隊が特攻をかけたのは半分程度まで減速していたので、減速シークエンス開始後４〜５分くらい。
　ガード大隊の攻撃がこの直後くらいなので、減速シークエンス開始後６分くらいでしょうか？
　その後の降下・・・１５分から３０分後に４隻の降下船が着陸？

　六時間後にノルドヴィックに不時着したテンザンの攻撃準備整う。（ＤＴ＋３４時間程度？）　
　
　ノルドヴィック到着、肩透かしに激怒？（ＤＴ＋３６時間？）　

こんなところでしょうか？



レオンさんへ。三日時間がかかったあたりに関して考えたのですが、「撤退のための時間稼ぎ」をいろいろとしている最中、と考えればなんとかなりそうだとわかりました。こちらのほうでもちょっと考えて見ますので、気にせず書いちゃってください。余計なこと言っちゃってすいませんでした。

狼牙改さん＞＞『当方に迎撃に用意アリ』
　
・・・・・・呆然。
　なんか、指揮官が別物になっていない！？
　というのが一読しての感想です。
　・・・急激に指揮官として目覚めたってのは本当なのでしょうか・・・？
　というか、時間も別になっているような。
　三日間の時間浪費がなく、数時間の差、といった雰囲気になっています。
　
　・・・まあ、それでも、決戦を挑むつもり満々なところは、全然変わってないですね〜〜〜。
　
　・・・なんか、この昼行灯が目覚めていく様を書きたいような気がしてきました（笑）
　
　え〜〜と、最初のほうの、ノルドヴィックが制圧されるとの報告ですが・・・ドラコの降下船がどこに下りたかは、直接観測、上からの情報のどちらでもある程度可能でしょうから、「充分推測可能な事態」として書いておくといいと思います。
「意外に時間がかかったな」あるいは、「まあ、ノルドヴィックが落ちるのは承知の上だ。しかし、地雷散布を任せておいた歩兵達は脱出したのかだけは気になるな」
といった表現にしておくといいと思います。



レオンさん＞＞エクスかリバー級降下船“大淀”

し、渋い！　なんて渋い命名！　レオンさんのドラコ命名は一級品ですね！


レオンさん＞＞『カリーニンの攻防・その１』

う〜〜ん・・・いい、実に渋くていいＳＳです。
　が・・・正面からの防御戦闘をした場合、やはり、「各個撃破の対象」になってしまうというのがありまして・・
　
はっ！？
も・・・・もしかして、ミッキーのせい！？

（おそるおそる）あのう・・・教えていただきたいのですが・・・・
　もしかして、ミッキーの書いた「集結命令」というのが、
　１：「地方首都毎に集結しての徹底交戦」と思われていますでしょうか？
　それとも・・・
　２：「まずは地方首都に集結。ドラコ軍が近くに下りてきたら戦闘をせずに素早く撤退、他の首都に集結。惑星全土の戦力を一点集中してドラコ軍を各個撃破」と思われておられますでしょうか・・・？

　２であれば問題無い・・・が、今までに書いてきたことを鑑みるに、１だと解釈されても仕方ない・・・というか、１だと解釈されるのが当然という気がしてきました（鬱）

レオンさん＞＞ＥＭＰ地雷
　え〜〜、ＥＭＰ地雷は、いわゆる「汚い核」を使用した、アレス条約違反な装備です。
　敵がまずアレス条約違反をしてさらに戦況がものすごく悪化しており、マスコミ目がない状況でもない限り、使わないほうがいいと思われます。
　といって、これへの代案となると・・・う〜〜ん
　う〜〜ん・・・
　え〜〜と・・・地方首都ですから、防衛設備くらいはあってもいいですよね。
　地雷で足止めしたところを、間接砲で叩き、止めにメックが出てくる、というのはどうでしょうか？

レオンさん＞＞ロングトム�V間接砲とスナイパー間接砲を搭載した戦闘車両が合計１０台、シャークＰＰＣ戦車やドリルソン重ホバー戦車など重戦車ばかり２０両が搭載されていた。
　
え〜〜と。エクスカリバー大淀搭載の装甲戦力は、「具体的にＳＳで必要となる」までは、あいまいにしておいたほうが無難だと思います。そのほうが、あとに書く作者の自由度がまし、書きやすくなりますから。

レオンさん＞「中田少佐に伝えよ。タシケントでは、敵の部隊を１つも取り逃がすなとな。」
「了解しました。」

　と、あるんで慎重な中田少佐はメック一個小隊をさらに増援として送ると思われます。
　途中で合流するはずだったのだが、これ以上待っていられないとトモエ達が先行してしまい酷い目に合うと・・・。
　こんな段取りでどうでしょう？

ミッキーさんへ＞まずタシケントへの到達時間は集結命令から何時間後ぐらいでしょうか？
　物資の方はすでに置いてあった量を減らしておきます。
　あとは何とかしましょう。

ミッキーさんへ＞むう、タイムスパンはそうだったのですか。
　初めて知りました。
　ＳＳの方は大改造しておきます。
　そうなるとタシケントへの移動に半日、テンザンが降りて降下したのはだいたい地方首都毎の集結命令から何時間後かな？
　それが解ればなんとかできるのですが・・・。
　テンザンの活動再開が６時間後、ノルドヴィックに向かう時間と制圧する時間、さらにタシケントに向かう時間を考えるとどうなんだろう？
　それと、鈍足の火力小隊がオマケで付いている事も忘れないで下さい。
　そうなると移動時間は４割増ぐらいか？
　

　あれは真面目にやっていてギャグになってますんでご了承を。
　あの戦果は非常識ですがねえ。
　担当プレイヤーの日ごろの行いが良いというか、天然というか・・・。
　見ていると後光が光っているように見えます。
　自分の行いを振り返ってみて反省する次第です。

　あんまりな内容なのでＢＨではなくて雑記掲示板に掲載しているのです。
　関連資料は後ほどさらに掲載予定。
　ちなみにクフェイン編に投入予定のセプトハンターは彼女の随伴機です。
　２機で彼女の攻撃に合わせてＧＭ側を左右から引っ掻き回します。
　セプトハンターの資料を見てもらうとわかるのですが、セプトハンターは黎明期の改造機です。
　未だに主力として活躍中です。
　拾ったシカダからでっち上げたとは思えないほどの長寿メック。
　でも、一番古いのは一発王。
　なにせ練習機兼初代愛機として初めて使ったメックを改造して流用していますからね。

狼牙改さん＞＞物資ネコババ作戦＞＞だが、この街に戦車隊は三日間留まっていた＞＞敵の降下船の予想降下ポイントがカリーニン近辺であると判明した事

う〜〜ん、面白い・・・面白いのですが・・・そして、面白い展開のＳＳゆえに非常に惜しいのですが・・・
　三日も時間をかける、というのは、ちと無理があると思います。
　・・・時間的に、前日にドラコ軍の襲撃が判明して地方首都毎の集結命令が伝達されて、時間は一日（３０時間）しかないです。
そして、２００キロなんて、高速メックなら２時間か３時間で走破できます。しかも、テンザンの降下地点は、ノルドヴィックとタシケントを結ぶ街道近辺ですから。移動に必要な時間はもっと短くなります。

物資の補給は・・・どうなんでしょう、敵に渡ることを考えたら、まずは安全な場所に運んでしまうと思います。
　それがどうしてもできない場合のみ、隠すか、爆破するか・・・そうか、隠すという事にすれば、何とかなりますかね？　街の近くの洞窟・・・あるいは鉱山跡にでも隠しておいたのをちゃっかり着服するとか。
　まあ、その場合でも、物資の移動（避難）が第一であるとは思います。
　つまりは、大量の物資を手に入れて長期戦をするのは難しいとしておいたほうがいいと思います。
　惑星軍上層部の命令は、「出鼻をくじいたり味方の撤退を援護するための遅滞戦術意外は戦闘禁止。とにかく逃げろ。集結してから反撃する。」というものです。
　というか、圧倒的な戦力相手に戦力小出しにしようと考えた時点で負け。よほどの馬鹿でない限りそんな自殺行為しません。
　
　・・・・・・しまった、この司令官、よほどの馬鹿だった！！！
　馬鹿だから、命令をきちんと守らず少ない戦力をさらに逐次投入なんて事するのか＿|￣|○（ｶﾞｯｸﾘ）

じゃあ、時間を短くするのと、物資が味方にしかわからない場所に隠されていたというのの二つだけでいいです。
　・・・多分、このせいで大量の物資がドラコに渡っちゃうんでしょうね・・・

レオンさん＞＞無茶苦茶だ。
レオンさん＞＞レパード級６隻で絨毯爆撃をやって大損害を与える。これはまだいいのですが・・・・・・・・
レオンさん＞＞あの一発屋は非常識すぎますよ。確かにＡＣ２０は、最強の破壊力を持った武器ですけど・・・・・
狼牙改さん＞＞プレイヤー側がＧＭの出した酷い条件をいかに引っくり返すかが面白くてバトルテックやっていたからなあ・・・。
狼牙改さん＞＞アレス条約に違反しない限りやりたい放題というわけでして、それのために敵の増援の降下中に徹底的に航空戦力だけを叩いたわけです。
狼牙改さん＞＞ちなみに暴れまくっていたキャラもプレイヤーも元々ＧＭ側でした。普通にプレイしたい人にとっては勘弁してくださいな状況。ＢＨの方には絶対出せないキャラクター。
　
え〜〜・・・遅くなりましたが読んできました（笑）
ま、まあ、良いんじゃないでしょうか？
あれは、バトルテックを元にした、いわゆるパロディです。
いわゆるス−パーロボットものでしょうか。
ガンダムでいくと、宇宙世紀でない・・・コロニー暦とか、そういった分類のお話です。
そういう意味では、まったく問題無いと思います。
割り切って、楽しんだもの勝ちですよ（＾＾）

ミッキーさんへ＞彗星ですか？
　赤く塗って改造機に角も追加しておきますか？
　まあ、ゲーセンとかではあれの専用機は確かに強いけれどね。
　でも近所のゲーセンでは角が無いＭＳのジムが鬼のように強かった。
　当然か、なんか全国でもトップ１０に入る奴が使っているし・・・。

つ、通常の三倍の速度で書きこまれています！
こんな速度書きこめる投降戦士、いません！
まさか！　赤いすい（以下略）

レオンさん＞＞なるほど、これなら優秀なテックが多い理由を説明できますね。

ありがとうございます。


レオンさん＞＞時期＞＞それじゃあ、入隊から３週間経った頃にしておきます。

わかりました。では、それで確定ということで。


ミッキー＞＞「応急修理」を適当にするので無い限り、もうちょっと手間隙かかる描写にしたほうがいいと思います。

レオンさん＞＞う〜ん、でも全損した訳じゃないし・・・

ふうむ・・・？
腕の再接続は目標値９、三時間。
部位・装備の完全破壊は目標値１１、４時間。


正規部品が無いので応急修理をするしかない・・・しかも当の部位を作るに近いことをしないと行けないのでしょうから部位・装備の完全破壊ですかね？　目標値は１４の４時間。
　修正表を適用するのみという説の場合、６ＬＶテックに修理してもらったとして２点のボーナスがあるだけなので目標値１２。
　確率的に言って必要な作業時間は３６×４で１４４時間位の難しい設計・検討作業。
　
　技能レベルのみという説の場合は６点のボーナスだから目標値８。８時間弱ですか。
　
　修正表と技能レベルを両方適用という説なら目標値６。
　基本目標値は一般兵の３ＬＶ相当の目標値であるとする場合さらに＋３・・・
　
　って、こんな解釈の議論持ち出してる場合じゃないですね。

レオンさん＞＞「メックウォーリアＲＰＧリプレイ集�C終末へのカウントダウン」でも優秀なテックは、短期間でメックを修理出来ると載っているし・・・・・

そういえば、６ＬＶなら三分の一の時間で修理できます事忘れていましたね。となると、ずいぶん簡単そうにも思えてきました。
まあ、ただの応急修理なら設計の手間はまったくかからないような記述ですし・・・さほど問題無いような気もしますね。
　「ただの7応急修理」だと、あとの整備がものすごく大変なので多少はまともな設計にしたほうがいいのではと思ったのが発端ですし・・・

　・・・では、頭で考えるだけで事を済ますのではなく、
　アヴェンシングエンジェルの整備塔近くのターミナルを前にして、専用プログラムの補助を借りて設計案を検討、という感じではどうでしょうか？　
　頭で考えるだけというのよりは、ずいぶんと「大変なことである」というイメージを持たせられると思います。
　
それと、これはレオンさんのＳＳには関係無いですが、
『統合整備計画』方面で、アヴェンシングエンジェル改造の正当化に関する記述を書いたほうがいいかも？　と思いました。
　ブラッドハウンドは、むやみな改造実験機が多くなりすぎて整備が大変な状況ですので、正規バリエーションに戻して手間を省こうという計画が進行しているのですよ。それに反しないように、というわけです。
「あの重量でこの速度の機体ってのは他に無いよな。」
「ない。アヴェンシングエンジェルだけだ。」
「じゃ、これをいじり倒してみるか？」
「そうだなあ・・・５５トン高機動メックはいささか飽きたし。」
「クラークのシャドホをいじるだけで充分って気はするな。」　
　
こんな感じでおもちゃにされる１ＡＡ（爆）


○ハチェットに付いて
　え〜〜、いい忘れていましたが、ブラッドハウンドシリーズにおいては、ハチェットは第一次継承権戦争当時からあった技術という事になっております。
　ハウスルールのビジュアル効果用に、ものすごく有効な装備だから解禁しているのです。
　　http://www10.plala.or.jp/BHHQ/column/210.htm
　そのため、ハチェットの説明部分はカットしていただくか、あるいは「再発見技術」と記述していただけると幸いです。

では、指摘があった箇所を改訂したバージョンを載せます。
なお、ＢＨＳＳのコーナーには先に載せておきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
　ブラッドハウンド隊が駐屯するパエトン基地にオットーがやってきて３週間が過ぎた。
　彼が持ってきたヴィンディケーターは大破した状態だったので、直ちにシェリル・マーカライト率いる技術大隊送りとなった。
　その３週間の間、オットーはもっぱらシュミレーターでの訓練や基礎体力作りに明け暮れていた。
　もっとも、シュミレーターは予約が殺到しているので、出来たのは２回だけなのだが・・・・・
　彼のメックの修理プランは、まだ立てられていない。
　他に修理する機体が多いので、新入りのメックの修理は後回しにされているのだ。
　その為、オットーはやや不機嫌であった。
（そりゃまぁ、契約書には別に入隊してすぐにメックを修理するとは書いてなかったけど・・・・・あのスカウトめ、今度逢ったら一発ぶん殴ってやる。）
　オットーはブツブツとぼやきながら、黙々とトレーニングを続けた。
　そこに、シュミレーターを終えたデルタがやってきた。
　心なしか、兵員輸送車で同乗した時よりもやつれて見える。
「よう、元気がないな・・・・って、あの一件の後じゃ無理もないか・・・・・」
「ええ、まぁ・・・・あの時は散々でした・・・・」
はあぁっとため息をつくと、デルタは不幸な一件の事を思い出したのか小さく身震いした。
彼女が部隊のエースであるマディックとフェンサーに、危うく拷問されかけた時の事である。
　マディックの被害妄想がことの原因だというが、オットーにはそんな人間が現役のメック戦士をやっている事が信じられなかった。
「結局、あの２人は病院送りになったそうだな。」
「すごかったですよ〜、ユミナさんが２人をあっという間に叩きのめした所は。私、ユミナさんのような強い女性に憧れちゃいます。」
「まぁ、憧れるのは本人の自由だが・・・・・」
　俺はおとなしい女の方が好きだぜと口に出さずに呟くと、オットーはトレーニングを再開しようとした。
　そこへ、整備大隊の中隊長であるアカギ・エンドウ中尉がやってきた。
「ここに居ましたか。実は、あなたのメックの修理プランが出来たのでこちらに来て貰えませんか？」
「やっとか。正直、入隊してからの日々はやきもきしてたよ。」
「申し訳ありません。つい先日まで、我々はドラコ軍と激しくやりあっていましたから。」
「そうか・・・・・・しかし、巡りあわせという奴は判らないな。」
「何がです？」
「俺、ここに来る前はドラコ連合に雇われていたんだよ。もし外世界同盟の国境に駐屯しないで恒星連邦側に駐屯していたら、あんた達の敵になったかもしれないな。」
「成る程・・・・そうならなかったのは、不幸中の幸いですね。」
　小さく頷くと、エンドウはオットーを整備用ハンガーに案内した。
　そこでは、何体ものメックが分解され、整備が行われていた。
　その中の数体に、オットーの眼はくぎ付けになった。
「あのメックは何だい？宇宙港でも見かけたが、見た事のないタイプだな。」
「あれは、このカウツ�Vで発掘された民生メックです。シムと呼ばれています。」
「民生メックというと、作業用のものしか思いつかないが、こいつは純然たる戦闘用だな。」
「正面から戦えば本物のバトルメックにはかないませんが、都市防衛などの限定された状況では充分対抗出来ます。」
　それから、エンドウはオットーに発掘された民生メックを次々と紹介していった。
　中にはメックと互角以上に戦えそうな機体もあり、オットーを驚かせた。
　１通り紹介された所で、ふとオットーはある可能性に気が付いた。
「ところで俺のメックだけど、ここにある民生メックからパーツを流用して修理しようと言うんじゃないだろうな？」
「ダメですか？」
「いや、使えるのなら別に構わないんだが・・・・・・戦闘中に故障するとか、壊れるとかしたらシャレにならんから。」
「それなら心配は無用です。遺失技術が使われている訳ではありませんから、信頼性は保証します。」
　もっとも、と呟くとエンドウは解体中のメックを見上げながら続けた。
「このメックを製造する技術そのものが、遺失技術ですけどね・・・・」

　オットーが案内された場所は、ハンガーの中でも一番奥にある作業台であった。
　作業台では、彼が使っていたヴィンディケーターが修理の為に解体されている所で、ハンディコンピューターを手にしたエンドウがオットーに修理が出来る箇所とそうでない箇所を説明していた。
「まず右腕ですが、根元から失われているので修理にはかなり時間がかかります。それとＰＰＣですが・・・・・現在、予備パーツが無いので修理は不可能です。」
「そんな・・・・・アレはヴィンディケーターの主兵装だぞ。アレが無いと、戦闘力は半減どころじゃ済まないぜ。」
「代わりに、５連長距離ミサイルも外して１５連長距離ミサイルを搭載するのはいかがでしょう？」
「腕にミサイルを載せるのはぞっとしないな。直撃食らってドカンとなるのはごめんだぜ。」
「ふむ、それなら武器は後回しにしましょう。次に装甲の方ですが、フェニックスホークと同じデュラックス・ライト装甲を装着します。」
「出来るのか？」
「技術的には不可能ではありません。ただし、左脚は中枢部まで損傷しているので、丸ごと交換する事になります。」
　それから、センサーや照準器等の細かい装備のチェックやすり合せが行われた所で、装備される武器の選定が開始された。
　オットーの希望では、遠距離戦よりも中／近距離戦を重視した装備が欲しい所であった。
　それをエンドウに伝えると、彼は腕を組んで考え込んだ。
「中／近距離戦を重視した兵装となると・・・・・・・長距離ミサイルの類は無理・・・・・短距離ミサイルも数が少ない・・・・・ならば・・・・」
　５分ほど考え込んだ末に、エンドウは頭の中に描いていたプランをオットーに伝えた。
「左腕に大口径レーザー１門、胴体に中口径レーザー４門と小口径レーザー１門を装備させます。それと、放熱器ですが４基取り外します。」
「右腕には何を装備させるんだ？」
「色々と考えたのですが・・・・ハチェットはどうでしょうか？」
「ハチェット？５年前にライラ共和国が開発した、メック用の格闘装備か？」
「そう、そのハチェットです。」
　３０２２年、ライラ共和国はハチェットマンという格闘用メックを開発する事に成功した。
　この格闘戦主体のメックという、かつてなかったメックの登場は中心領域におけるメック格闘の常識を大きく覆した。
　特にハチェットマンの初陣となった戦場で敗れたドラコ連合の衝撃は凄まじく、直ちにハチェットマンを模倣したメックの開発計画がスタートした程である。
　無論、この動きはドラコ連合に限らず、他の継承国家でも同様にハチェットマンの模倣機が開発されだしたのである。
　研究が進むにつれ、ハチェットの構造が極めて単純で現在の技術でも製造できる事が判明すると、各国は重い改造型メックにハチェットを装備して対抗するようになった。
　結果、ハチェットマンの格闘戦における優位は一瞬で崩れ去ったのである。
「格闘用兵器なので相手に接近しなければなりませんが、威力の方は折り紙付きです。いかがでしょうか？」
　実の所、オットーは格闘戦はそれほど得意ではない。
　中距離から火力を相手の一点に集中させて撃破する。それがオットーが得意とする戦法であった。
　実際、彼が使っていたヴィンディケーター１ＡＡ型は、そうした戦法を行うのに好都合なメックだった。
　しかし、機体が大破して主兵装の粒子ビーム砲が修理出来ない以上、これまで通りの戦い方では生きていけない。
　オットーはしばし考え込んだ末、ハチェットを装備する事に同意した。
「ありがとうございます。これで、こいつは新しく生まれ変われます。名前は・・・・・そう、フランキスカにしましょう。」
「フランキスカ・・・・・確か、ハチェットと同じく手斧に付けられた名前だったな。」
「ええ。こいつに相応しい名前だと思います。」
「同感だ。」
　オットーは解体されている目の前のメックが、いつの日かハチェットを振るって戦場を駆け抜ける姿を思い浮かべていた。

to:狼牙改さん
＞ええと、ＢＨの方なんですがデルタは入隊して４日目であの事件に巻き込まれます。
＞その翌日なのに３週間たったことになってます。

４日目ですか・・・・確かに、３週間経つのに翌日というのは変ですね。

＞修正案としてはこんなのはどうでしょうか？

「よう、元気がないな・・・・って、あの一件の後じゃ無理もないか・・・・・」
「ええ、まぁ・・・・あの時は散々でした・・・・」
はあぁっとため息をつくと、デルタは不幸な一件の事を思い出したのか小さく身震いした。
彼女が部隊のエースであるマディックとフェンサーに、危うく拷問されかけた時の事である。

それでは、早速修正してきます。

レオンさんへ＞タシケントの件は了解です。
　戦車隊の方は撤退が目的なので戦果の方より生存の方を選択します。
　地雷の蒔き方は非常に嫌な蒔き方をしています。
　ＧＭをはめる時に使った事がありました。
　心理学的にそっくりな前例がある場合、本能的に人間は同様なものであると思い込みやすいのです。
　先入観とは恐ろしいものです。

　ええと、ＢＨの方なんですがデルタは入隊して４日目であの事件に巻き込まれます。
　その翌日なのに３週間たったことになってます。

　修正案としてはこんなのはどうでしょうか？

「よう、元気がないな・・・・って、あの一件の後じゃ無理もないか・・・・・」
「ええ、まぁ・・・・あの時は散々でした・・・・」
　はあぁっとため息をつくと、デルタは不幸な一件の事を思い出したのか小さく身震いした。
　彼女が部隊のエースであるマディックとフェンサーに、危うく拷問されかけた時の事である。

　と、いうのはどうでしょう。

to:ミッキーさん
＞気候とＮＡＩＳ出身者が多いわけを修正したバージョンを載せておきました。ご確認いただけますでしょうか？

はい、確認しました。
なるほど、これなら優秀なテックが多い理由を説明できますね。

＞ブラッドハウンドの繁忙度を考えると、もう少しばかり遅くなるのではと思います。

それじゃあ、入隊から３週間経った頃にしておきます。
年表の方にも、載っている事ですし。

＞修理プランの相談場面については・・・メックの設計とかは大分時間がかかるものと思いますので、「応急修理」を適当にするので無い限り、もうちょっと手間隙かかる描写にしたほうがいいと思います。

う〜ん、でも全損した訳じゃないし・・・・・・・・
確か、「メックウォーリアＲＰＧリプレイ集�C終末へのカウントダウン」でも優秀なテックは、短期間でメックを修理出来ると載っているし・・・・・
う〜〜〜〜ん・・・・ちょっと検討してみますね。

ミッキーさんへ＞私がメールで送ったものをそのまま乗せたようですが、あのままだと改行がいい加減なようではっきり言って見ずらいです。
　再掲載をお願いします。

狼牙改さん＞＞マナ少尉はタウロスでの戦闘でフェンサー少尉を誤射しています。土木作業に参加していた訳ですな。どこに配属されたかなのですが、たぶんキルケー基地かな？

はい、そうです。彼女は、キルケーで無事に生き延びます。ヘスティア奪回戦時点で戦闘２〜３回分くらいの経験は積んでいるものと思われます。


狼牙改さん＞＞フェンサー少尉の受難＞＞ヘスティア駐留部隊に配属された者は大半が行方不明。キルケーに配属された面々も５日の防衛戦で２名が死亡し、残っていた1０名も、大半は後方の再結集地点にいた時にヴィクターの急襲に巻き込まれて、消息不明になっているということだった。

う〜〜ん・・・なるほど・・・そんな感じになっていたんでしたか・・・

狼牙改さん＞＞マナ少尉＞＞その後、クリタが撤退際に行なった反攻作戦により前線基地の部隊が壊滅。乗機も失い部隊を追われることになりＢＨへ入ることになるのかと・・・。
　
多分そんな感じで問題ないと思います。経験クラスで言えば一般兵程度になっていると思います。

狼牙改さん＞＞『ヘスティア追撃戦』『ヘカトン騒動』『輸送部隊襲撃』の三点は欠番ですかね？

ヘカトン騒動は載せたはず・・・ないですね。
むうん、探してみるか・・・？
ヘスティア対激戦と輸送部隊襲撃は、まだ書かれていません。おっさやるとおり、欠番です。

ＭＴ．ｆｕｊｉさん、狼牙改さん、例の発言消してきました。

レオンさんへ
　気候とＮＡＩＳ出身者が多いわけを修正したバージョンを載せておきました。ご確認いただけますでしょうか？
　
　オットー、修理プランを聞かされるについては・・・
　ブラッドハウンドの繁忙度を考えると、もう少しばかり遅くなるのではと思います。
　修理プランの相談場面については・・・メックの設計とかは大分時間がかかるものと思いますので、「応急修理」を適当にするので無い限り、もうちょっと手間隙かかる描写にしたほうがいいと思います。

遅くなりましたが総年表の改訂増補板をアップします。
　・・・・つ、疲れた・・・


＜４月ごろ？＞
　『いじめられっ子』

　＜９月後半から１１月初旬ごろまで＞
　惑星全土で土木工事が始められます。立派な（未舗装の）道路が沢山作られ、ダム工事等も沢山着工されます。連隊クラスのメックで作業するため、その工事スピードは脅威的です。
　１１月以降も、規模はかなり縮小されるものの工事は続きます。また、魔界盆地方面の土木工事が大々的に行われます。

＜９月＞
『マデック大尉、愚痴る』＞『簡易軍事査問会』

＜１０月＞
オヴィンニクが到着し、多数の人員が赴任します。
　一時的に平和な状態が続きます。セイちゃん受難偏は、この時期に集中しますが、外伝的な要素が強く、本編とは別個に展開します。つまり、１２月になろうが１月になろうがセイちゃん受難偏は続いていきます。

＜１０月中旬＞
　タウロス山での小競り合いが終決します。何のための軍事行動だったのか、恒星連邦側は結局わからずじまいのままとなります。
　

＜１１月第一週＞
　１１月２日　『聖ちゃん、クラーク伍長と遭遇する』クラークのスケジュール上、入れられるのはこのあたりまでのようです。

５日１０時３０：加奈子・藤果大尉率いる部隊が燃える炉作戦を発動。ヘスティア攻防戦シリーズの開幕：『第一話　作戦名　燃える炉（改訂版）』　　　
　５日午前：『森の湖にて』
　５日午後：『キャンディー作戦』発動、『鷹は舞い下りた』『追撃戦』
　同日直後：白田少佐率いる部隊がパエトン基地を奇襲、『第２次パエトン攻防戦』『局地戦』『一騎打ち』等
　同日直後：ヤブ中尉指揮下のスパイ部隊、拿捕される。『スパイ』
　同日午後：『戦略的失敗』
　同日夜：『戦勝パーティ』『永久に眠りし友へ』
同日：ドラコによるケパロス発掘開始。しかし、すぐに行き詰まる。

　『エカテリーナ』この頃に引き抜かれる？
　６日：『ヤブ中尉、風呂に入るのこと』『中佐は知っていた』『アルベルト、暗躍』
　７日：Ｒ・Ｒ曹長、カサンドラ少尉からクッキーを食べさせてもらう。『ロックッド曹長の受難』


＜１１月第２週＞
　？日：『暗雲』
　９日？：ヘスティア奪回戦予定だったが延期。
　１０日？：『外交戦』
　？日：『妥協』
　１４日：『捕虜返還』『開戦前夜』『ブリーフィング』
　１４日夜から１５日早朝まで：『最終試験』『侵入』『工作開始』『ロックウッド少尉の物思い』『撤退準備開始』『レポート作成』『レポート内容』
　１５日：『ヘスティア奪回戦』 『ザムジード攻略戦』『もう１つの戦場』『歩兵達の戦い』・ 『グランツァー重戦車』『フォルス高速展開車『ホバー戦車隊の最後』『狙撃手』『特務隊・ゲリラ屋の戦い』
　ここで、クリタは大打撃をうけ、撤退します。(10〜15%？）


　＜１１月第３週＞
　１１月１６日　『ヘスティア追撃戦』
　ここでもクリタは大打撃を受けるでしょう。（１０〜１５％？）
ケパロス基地へのＤＥＳＴ配備・・・忘れられる？
　１７日：ケパロスで民生メックのレストア開始。規模は未定。
　１８日？：『フェンサー少尉の受難　−　ヘスティア編』
　魔界盆地方面での戦いに移行。惑星軍が押している状態。
　魔界盆地の道路工事、本格化。


＜１１月第４週＞
　ほうっておかれたトットリ基地が加奈子中隊によって占領され、アイギナ攻略の橋頭堡にされる。ブラッドハウンド＆惑星軍、戦力の分散を余儀なくされ、戦況は一進一退となる。
　泥沼のゲリラ戦が展開。仕方ないので魔界盆地以外での土木工事が展開される。
　ケパロス遺跡から発掘された民生メックが投入され始める。
　『我田大尉の災難』または『ビーナスエース復活』



＜１２月第１週＞
　オヴィンニクが増援と補給物資を抱えて到着します。
　カーティス准尉、ゲッツ准尉、エスト大尉、カルミア曹長、セリア少尉、ファーファリス少尉、エカテリーナ曹長などの新規入隊者の大抵はこの時に来るのではないかと思われます。
『ヘカトン騒動』『四人の出会い』
　『高射砲陣地攻略作戦』『作戦発動』
　『スナイパー育成』『狙撃手』２月以降はスケジュール的に厳しいため階級を落としてこの時期に。
『輸送部隊襲撃』の本編はこのあたりになるのではと思われます。
ノエル・シュバルト・リヒトヴァイツ（フェニホ乗り）ですが、この時期に入隊したいとの事。死亡したモーラ曹長の代わりになら入隊可能そうです。その場合、搭乗メックは４５トンよりずっと重いライフルマン改になります。

＜１２月第２週＞
爆撃ＳＳシリーズ　『作戦二日前』『出撃準備』『それぞれの思い』『ジャングルの中で』『Ｄ・デイ』『撹乱工作』『爆撃』『誤算』『サイレントキル』『月の下で』『戦乙女の闘い』『作戦終了』『勝負！』
　同時期に、パンドラボックス』の初期。２０トンコンテナの中身が話題になります。
　２０トンコンテナの中身が生物兵器を研究していた移動病院車や移動研究車両である事を知るホフ中尉があせり、なにやらたくらみます。
　この直後に、トットリ基地の敵部隊の構成が加奈子中隊だと判明。

＜１２月第３週＞
『カーティス准尉の平凡な毎日　その�@　フェイム・ファーファリス少尉待遇軍医の場合』
　『輸送部隊襲撃シリーズ』この頃、ローストマンとケパロスに降下船発着場が作られる。
　クラークやライフス達がパエトン基地に移動。
　『葬送曲』『仇敵』『クラークと四郎太』『続・クラークと四郎太』『クラークとシャドウホーク』
　四朗太とフロイが加奈子中隊から足抜けして白田大佐の元に身を寄せようとするも逆にスパイとして処理されかける。パエトン基地方面へ追い立てられ、ブラッドハウンドに投降せざるをえなくなり、スパイ容疑が確定してしまう。加奈子達は、「裏切り者が余計な情報を漏らす前に抹殺」するためにパエトン基地に攻撃をしかける大義名分をえる。しかし四朗太との戦いで予想以上の損害を受けた加奈子中隊は、ブラッドハウンドの素早い攻撃にさらされ、逆に殲滅されてしまう。
『加奈子中隊撃滅作戦』『加奈子中隊掃討戦』

＜１２月第４週＞
　『ある整備兵の呟き』『ある整備兵のたくらみ』『クラーク伍長の災難』
　『見積もり』『フェレットダウン』シリーズ　クラーク大怪我をして入院する。
　アーバイン少尉はガイエスハーケンに大ダメージを受けます。


＜１月第１週＞
アレク・コンフィード、・ サイード・アルファイグ、バルグレイ・Ｇ・ウォルドマン曹長等が赴任
　『バーグラー参上！！』アーバイン少尉のガイエスハーケンが大破したことによりナイトストーカーに移籍
　『クラーク入院中』

＜第４週＞
　『模擬室内戦闘』クラーク退院、リハビリ。



＜２月第１週＞オヴィンニク到着
　『前哨拠点の日常』『見えざるモノの脅威』

＜２月第２週＞
『クラークとメック』『新たな戦い』『クラークの戦い』『初めてのメック戦闘を終えて・・・』

＜２月第３週＞
　クリタ、虎の子の間接砲メックを使った最後の駆け引き？を開始。『電撃反抗作戦』シリーズ
（２月１５日とＳＳで書かれているが、他のＳＳとのスケジュール上第三週とします。３月頭のほうが都合がいいくらいのスケジュールなんですが）
これにより、ブラッドハウンド側は戦線を大きく後退させざるを得なくなります。

＜２月第４週＞
２月第４週
　マナ・ウェンライト（女、１６歳、ジャベリン、元民生機乗り）、惑星軍からブラッドハウンドに移籍
　体制を立て直したブラッドハウンド側は、アイアースならびにヘスティアに向けて再侵攻します。
　クリタ側の戦力、戦意は共に乏しく、勝利に次ぐ勝利になります。そんな時に、大規模な増援（オーバーロード級が複数！）の報に騒然となる。
　にもかかわらずクリタ軍の戦力はむしろ弱体化し、二つの遺跡は数日で陥落します。
　「・・・荒れているな。生きているエリアがずいぶん少ない。」
　「部品をはがして生きているエリアの修理に使ったのか？」
　「というか・・・引き払われていないか！？」
　撤退しつづけるクリタ軍を追撃していた部隊は、クリタ軍が降下船に乗ってカウツ�Vから撤退していく様を呆然と見やる。
　『食堂での一こま』『シャドホ談義』『大改装計画？』
　『アッシュウッドの海』


＜３月第一週＞オルトロス到着
　リッツ・G・ホルツマン、　オットー・バイヤーバルツ、デルタ・イクサイズ等が入隊。
　アイアース基地からパエトン基地にブラッドハウンドが帰還することが決定され、引越しする。
『オットー、故国に戻る』『オットー、回想する』
『デルタと暴走マディックさん』シリーズの途中まで
『統合再編計画』

＜三月第２週＞
『デルタと暴走マディックさん』シリーズの後半。マディックとフェンサー強制入院。退院は数週間後？

＜３月第三週＞
　『オットー、修理プランを聞かされる』部隊の忙しさを考えると、最低でもこれくらいは待たされそうです。



＜４月第三週＞
　『天使の帰還』マディックとフェンサーの退院はこれ以前。

＜４月第４週＞
　カウツ�V駐屯終了、次の不任地へ。




時期不明or自由度の高いＳＳ
　『偶発戦』　　 クリタ気圏戦闘機撃墜。１２月後半以降ならいつでも
　『カーティス准尉の平凡な毎日　その�A　ユミナ・ウォン・ヴァレリウスの場合』 - ミドリの雑魚　何時でも
　『戦艦ＳＳ』　爆撃ＳＳの後１月？
　『カサンドラのジャングル探検記』　？
２月以降？
『故郷喪失』
『愛しき人へ』
『忘れられぬ記憶』

３〜４月？
『雨降って地は固まる』
『キルシェの日記』


かなり後期？
『エカテリーナ、シルヴィアと会う』
『かなわぬ夢』













仇撃ち組のタイムスケジュールとしては、以下のようになっているのではないかと考えておりますが・・・

９月半ば・・・「惑星軍への増援」として、ライフス、アルベルト到着。遺失メックと民生メックだったためわざと試験に落ちる。
９月末・・・ブラッドハウンドが、帰還することにした失機者を引き抜く
１０月初め・・・ライフス、加奈子小隊らしき存在の情報を入手（入隊したてであったため詳しい情報は掴めず）。即座にコムスター通信で仇撃ちの仲間に招集をかける。
１１月６日・・・ライフス、加奈子達がヘスティアにいることを知り暴走しそうになるもクロフォード中佐に止められる。
１１月１５日？・・・刀葉を殺す
１１月１６日？・・・教授のバトルマスターを取り戻す
１２月始め・・・仇撃ち組の残りが到着
１２月前半・・・『輸送部隊襲撃』の本編。ＢＲ兵器のほとんどを取り戻す
１２月後半？・・・『灰は灰に』加奈子達全滅

それでは、カリーニンでの攻防戦をアップします。
と言っても、ドラコ軍から見た場合ですが・・・・・・
ちなみに、その１と付けたのはまだまだ続くからです。
（と言うより、いちいちタイトルを付けるのが面倒だからなんですが（笑））
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「報告します。第２大隊はノルドヴィックの町を制圧。現在、タシケントに向けて進撃中であります。」
「出撃に手間取った割りには早かったな。」
「しかし、敵の主力部隊は既にノルドヴィックを脱出しており、タシケントに集結している模様です。」
　報告を受けて、侵攻軍総司令官であるキリー・ベージンガーは僅かに眉をひそめた。
　町を占領する事が出来ても、敵の戦力をみすみす逃がしてしまっては何の意味も無いではないか。
「中田少佐に伝えよ。タシケントでは、敵の部隊を１つも取り逃がすなとな。」
「了解しました。」
　報告を終えた兵士が会議室から立ち去ると、キリーは部屋の中にあるホロプロジェクターの映像に目を向けた。
　そこには、第１大隊が攻撃を行っているカリーニン基地の全体像が映されていた。
　基地にはメック１個中隊と戦車部隊が配備されていたが、数で勝る自軍が直ぐに制圧するだろうとキリーは考えていた。
　ところが、配備されていたメック隊は思いのほか手ごわく、３倍もの戦力差があるにも関わらず戦闘は一進一退を繰り返していた。
　加えてドラコ軍を悩ませているのが、基地周辺に設置された大量の地雷である。
　特に厄介なのがメックのエンジンを停止させるＥＭＰ地雷で、エンジンを止められた所に基地防衛軍から集中砲火を浴びて大破した軽量級メックが１個小隊分あった。
　その為、現在はカリーニン基地を遠巻きにして周辺の地雷処理に忙殺されていた。
「むう、既に侵攻から３日経つというのに占領出来たのは辺境の町１つだけ。それも主戦力が脱出した後というではないか。」
「閣下、ここでぐずぐずしている訳にはまいりません。何か打開策を・・・・・」
「そんなもん、言われなくても判っておる！！」
　苛立たしげに参謀を一喝するものの、具体的な打開策といえば方法は１つしかなかった。
　すなわち、予備戦力の投入である。
　総司令部が置かれているエクスかリバー級降下船“大淀”には、メック１個中隊が予備戦力として搭載されている他、ロングトム�V間接砲とスナイパー間接砲を搭載した戦闘車両が合計１０台、シャークＰＰＣ戦車やドリルソン重ホバー戦車など重戦車ばかり２０両が搭載されていた。
　これらの戦力は首都であるシュタットガルト攻略の為に温存されており、カリーニンにはオーバーロード級降下船“熊野”の第１大隊のみが投入されていた。
　だが、“大淀”に搭載された支援車両の援護無しにカリーニンの早期の攻略を行う事は現状では不可能であった。
　キリーの決断は素早かった。
「ロングトム�Vとスナイパーを全て出撃させろ。それと、戦車隊もメック隊も歩兵隊も全部出せ。」
「閣下、それらはシュタットガルト攻略に必要な・・・・・・・」
「ここを突破せねば、いつまで経っても首都攻略は出来ぬ。当艦が持つ全ての戦力を投入するのじゃ。何より、戦力の逐次投入は下策以下じゃよ。」
　この一言が、参謀達の心を決めた。
　無様な戦い方をするのは、あまりにも不名誉だからだ。
　かくてカリーニン基地はメック１個大隊に加えて、メック１個中隊と１０台の間接砲、２０両の重戦車、更に歩兵１個連隊からの攻撃にさらされるのであった。
　一方、“大淀”が全ての戦力を投入してきたのを受けて、“熊野”からも温存されていた６機の気圏戦闘機が出撃していった。
　６機とも限界一杯まで爆装しており、基地と周辺の地雷原に爆弾の雨を降らせた。
　この爆撃と間接砲の砲撃によって地雷原は一掃され、今やカリーニン基地を守るのは砲台とメック１個中隊のみであった。

to:狼牙改さん
はい、これで構いません。
それにしても・・・・・地雷の撒き方がイヤラシイですねぇ・・・・
ところで、本命とはＥＭＰ地雷の事でしょうか？
（エンジンを止められた所にドールハウスとメタルモーラーのＬＲＭを集中されたら、軽量級メックは一瞬で火ダルマだ。それどころか、重量級も危ない。）

　勝手にタシケントを物資集積所に仕立て上げちゃったけれどいいのかな？
　なんか他の町との距離があり十字路であり、何と言っても交通の要所みたく思えたので良いかな？
　まあ、地雷の蒔き方は単純な引っ掛け問題でありますが、先入観があると面白い程引っ掛かってくれます。

レオンさんへ＞こんなもんでよろしいかな？
　続きもあるけど修正中です。

『ノルドヴィック制圧される！！』

　この報告が来たのは出発準備が整った直後であった。
　想定外の事態である。
　すでにこの星に先行して潜伏していた敵が別働隊として存在していたのか？
　と、思える状況だ。

「司令、どうやらこの事態は我軍の航空部隊が頑張りすぎた結果のようです。」

　参謀は仕入れてきた情報を元に状況を分析したようだ。
　分析の結果、迎撃による損害により不時着した敵の降下船の一隻が、どうやらこの付近にいるらしいのだ。
　一応、不安がる町の住民と治安維持用の歩兵達を納得させるため、賞味期限が切れかけた地雷を在庫処分も兼ねて不必要に大量に蒔いてきたから時間は稼げたようである。
　ついでだから今まで処分をサボって放置していた物も蒔いてきたので、実際の見た目は３割増になっている。
　まあ、手抜きで蒔いたから効果の方は疑問だがあれだけの量だ。
　処理作業するにしても大変であろう。

「ま、遅かれ早かれそうなるとここにも来るな。」

　司令は報告を聞きながら
　たぶんノルドヴェックが真っ先に制圧されたのは、自分達の居た基地があったからだ。
　それと恐らくこちらよりもそっちの方が降下船に近かったとも考えられる。
　次に来るとしたら間違いなく物資集積所があるここである。

「総員戦闘用意！町の連中にも避難勧告を出せ。後半日もしたらここに来るかもしれん。」

　敵の降下船はオーバーロード級だ。
　一個大隊規模のメックが搭載されているはずだ。
　そのうち歩兵一個中隊が、制圧されたノルドヴィックに張付けられているらしい。
　主力のメック２個小隊は引き上げたらしいが、まっすぐここに来る可能性が高い。
　そうなると時間的に他の部隊と途中で合流してくるやも知れない。
　予断を許されない状況だ。

「輸送隊は物資を持ってさっさと出発しろ、この町の治安部隊には避難の誘導を指示急げよ。」

　司令は部下に最優先の指示を与える。

「それと地雷は全部置いてゆけ、上手くすれば２、３機仕留められる罠ができる。」

　ノルドヴィックの地雷原を先に見たのなら引っ掛かるはずだ。

「歩兵隊と手の空いているものは地雷蒔きと陣地設営を行なう。集合せよ。」

　こうなればできる事を全力でやるまでだ。
　メック相手にどこまでできるか未知数ではあるが・・・。

「我々の目的は住民の避難するまでの時間稼ぎだ。無理して死ぬ事は無いからな。」

　勝つ事が目的では無い。
　住民が避難する時間を稼げればそれで良い。
　その為には機先を制しておく必要がある。

「司令、時間的にちょっと難しい気がするのですが？」

　参謀は問題点を指摘した。
　確かに人手が圧倒的に足りない。

「打開策としては、地元の土建業者に協力を頼みましょう。そうすれば何とか間に合いそうですし。」

　確かに陣地設営は土建屋に任せたほうが早そうだ。
　何しろ建設に必要な重機が揃っているからだ。

「餅は餅屋か、そうだなでは我々は地雷を蒔きまくるぞ！」

　陣地の設営は土建屋に任せ、地雷をありったけ蒔く事にした。
　
「振動地雷と感圧地雷をミックスして蒔いておけ、本命は解りづらく囮の手前に設置しろ。」

　今回の勝利の鍵は地雷である。

「私と参謀は、ドールハウスを迎撃地点に移動させておく。他の車両も指定ポイントに移動しておけ。」

　時間を稼ぐための切り札がこのドールハウスである。
　鈍足の１００ｔ戦車を如何に使うかで勝負が決まる。

「それと作業が終り次第、土建屋の重機類は全てミッドガルドに送っておけ、悪用されたら洒落にならん。」

　戦争に使えそうな物は敵に渡せないのだ。

「以上で解散する。いくぞ参謀！我らの出番が来たのだ。」

　非常に嬉しそうな司令。
　この非常時に直面し、ますます指揮官としての才能に花が咲いたといえる。
　クフェインで指折りの昼行灯と呼ばれ、閑職に回されたとは思えないぐらい指示が的確だ。

「了解です。木偶人形を仕留めてやりましょう。」

　参謀も司令と同じく現場の方が好きな人間らしい。
　こちらは切れ過ぎていて使いにくい奴と評判で僻地に飛ばされた人だ。
　物事の本質を見抜きすぎるのが問題らしい。

「うむ、では我らの戦場に行くとするか。」

　なんか手にはすでにヘルメットと携帯用のＳＲＭが握られてる。
　やる気は満々のようだ。

「了解です。いざとなればこれで仕留めてやりましょう。」

　なんか参謀は２５ミリ大型対戦車ライフルなんか持ち出している。
　戦車が壊れたら白兵戦も辞さない構えのようだ。
　と、いうよりそれを車内に持ち込む気か？

「気が合うではないか、よし心置きなく暴れるぞい。」

　こうしてタシケントは迎撃のための準備が着々と行なわれた。
　指揮官が有能なおかげで短時間で迎撃体勢が整えてしまった防衛軍。
　たかが弱小僻地部隊と侮ったトモエ達が酷い目に会うのは言うまでも無かろう。
　肩透しして失った時間は想像以上に痛かった・・・。

ミッキーさんへ＞＞件の書き込みがコラム用掲示板にありました。
この発言とあわせて削除お願いします。

　ここはノルドヴィックから西へ２００ｋｍほど移動した街でタシケントという。
　ノルドヴィックの戦車隊はここでひとまずの補給と休息を取っていた。
　目指すは首都のシュッタガルドである。
　首都防衛の為、一刻も早く移動しなければならない状況なのである。

　だが、この街に戦車隊は三日間留まっていた。
　それには理由が３つあった。
　理由の一つ目は、敵の降下船の予想降下ポイントがカリーニン近辺であると判明した事である。
　首都ではなく、敵はまず手始めに副首都のカリーニンを落とし、橋頭堡を固めてから一気に進撃するらしい。
　と、なれば時間的に強行軍をする必要も無いと司令と参謀は判断したのだ。

「戦力差からして、どうやっても無理、副首都は落とされるはずだ！」

　司令のこの問題発言により、これから先の激戦に備え、英気を養う為に３日間の休暇が隊員達に与えられた。

　理由の二つ目はドールハウスである。
　掘り出して分割し、慌てて運んで来たものの、整備修復がまだの状態であった。
　つまり現状の状態では、ドールハウスはただのデカイだけの箱同然なのだ。
　見た目はともかく、中身がガラクタ同然のこいつをタシケントの車両整備工場に運び込んでオーバーホールし、使える状況にするのに３日間もかかった訳だ。
　ついでに、他の車両もオーバーホールを行なった。
　そのおかげで、現在の部隊の車両は性能を完璧に発揮できるまでに整備されている。

　理由の三つ目は、補給物資の調達である。
　なにせ、急な事であり、僻地の基地のために普段の物資の備蓄量はそれほどでもなかった。
　戦闘糧食や燃料、車両の補修部品、弾薬等が不足していたのである。
　これの調達に手間取っていたのである。
　特にドールハウスに搭載するＬＲＭの弾薬量は１５ｔと並ではない。
　基地内の備蓄量では搭載量ギリギリしかなかった。
　採用試験用のメタルモーラー分のＬＲＭを転用して満たしているのが現状だ。
　この先の激戦を考えるとＬＲＭの調達は最優先問題であった。
　メタルモーラーの使用分を考えると予備はいくらでも必要である。

　幸いな事にＬＲＭの弾薬は調達できた。
　タシケントの駐屯基地からネコババしてきたのである。
　タシケントの駐屯基地は小規模ながら周辺基地への物資輸送の中継地として利用されていた。
　運ばれてきた物資を一時的にここで保管し、まとめて効率的に周辺基地へ輸送するのである。
　保管しておく倉庫もそれなりの大きさがあるのだ。
　しかし、タシケントにはロク戦力も無く、その戦力もすでに移動を開始して街をすでに去っている。
　基地自体がもぬけの殻状態になっていたのでこれ幸いと、司令は非常時である事をいい事に宝探しと称して陣頭に立ち、保管庫の中を徹底的に漁り尽くした。
　予想通り結構な量の物資が残されていた。
　その戦利品の一つがＬＲＭの弾である。
　他の戦利品も結構な量で、実に１０ｔトラック８両分にもなった。
　予備の弾薬と装甲を十分手に入れる事ができたのである。
　なぜかメックの補修部品もあったのでついでに持っていくことにしたのだ。
　この先合流する事になるであろう友軍のメックは、たぶん損傷を受けて後退している最中になると思われたからだ。
　ならば持っておいて損はない。
　これから向かう先は否が応でも激戦区であるのだ。
　この先の補給は満足に行なえないであろう。
　だから持っていくのだ。
　幸か不幸か、この事が後で大きな影響を及ぼすのである。

　続く

　デルタには二人の姉がいます。
　一人は双子の姉。
　こちらはジークの実家に就職しました。
　本日も元気にバトルしてました。
　新米で不安なのでヒマなエースの連中に御守させました。

　もう一人は年の離れた姉。
　こちらの方はすでに亡くなっております。
　彼女らはこの姉の仇を追っかけまわす事になります。

レオンさんへ＞酷いというか何と言うか・・・。
　プレイヤー側がＧＭの出した酷い条件をいかに引っくり返すかが面白くてバトルテックやっていたからなあ・・・。
　あのＳＳの場合、いかに敵の増援を始末するかを考えた結果ですね。
　アレス条約に違反しない限りやりたい放題というわけでして、それのために敵の増援の降下中に徹底的に航空戦力だけを叩いたわけです。
　中途半端な攻撃じゃ、降下船を落とせるとは思えないからねえ。
　ちなみにアレス条約に違反するとジャッジがメックダイナーを投入してくる。

　ちなみに暴れまくっていたキャラもプレイヤーも元々ＧＭ側でした。
　で、引っこ抜いてきたら破壊神に化けたという話。
　普通の人が真似したらキャラが死にますな。
　ちなみに似たような人がもう一人います。
　普通にプレイしたい人にとっては勘弁してくださいな状況。
　ＢＨの方には絶対出せないキャラクター。
　デルタの姉の就職先がここだったりします。
　笑えない。

to:狼牙改さん
え〜と、クラノス�W編のＳＳ読んできました。
何というかその・・・・
レパード級６隻で絨毯爆撃をやって大損害を与える。
これはまだいいのですが・・・・・・・・
あの一発屋は非常識すぎますよ。
確かにＡＣ２０は、最強の破壊力を持った武器ですけど・・・・・
５５ｔのメックでオウサムだの、ストーカーだの、バトルマスターだのをガンガン破壊しまくるなんて・・・・・
更に最強の１００ｔメックであるアトラスですら、一撃だもんなぁ・・・・・・
アレなら、ナターシャ・ケレンスキーとモーガン・ケルとジェイム・ウルフとクランストン・スノードの最強小隊と互角にやりあえるんじゃないでしょうか？
（４人とも、砲術＝メック・操縦＝メックの目標値が−１〜２である。）
強運持ちには、グレイソン・デス・カーライルでも対処不可能では？
（戦術の目標値が０。指揮／命令が２。ちなみに、ナターシャ・ケレンスキーは両方とも０。ジェイム・ウルフに至っては、戦術が−２、指揮／命令は−３！！）
いずれにしろ、絶対に敵にしたくないですね。

では、オットーＳＳの第３話をアップします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
　ブラッドハウンド隊が駐屯するパエトン基地にオットーがやってきて５日が過ぎた。
　彼が持ってきたヴィンディケーターは大破した状態だったので、直ちにシェリル・マーカライト率いる技術大隊送りとなった。
　その５日間の間、オットーはもっぱらシュミレーターでの訓練や基礎体力作りに明け暮れていた。
　もっとも、シュミレーターは予約が殺到しているので、出来たのは２回だけなのだが・・・・・
　彼のメックの修理プランは、まだ立てられていない。
　他に修理する機体が多いので、新入りのメックの修理は後回しにされているのだ。
　その為、オットーはやや不機嫌であった。
（そりゃまぁ、契約書には別に入隊してすぐにメックを修理するとは書いてなかったけど・・・・・あのスカウトめ、今度逢ったら一発ぶん殴ってやる。）
　オットーはブツブツとぼやきながら、黙々とトレーニングを続けた。
　そこに、シュミレーターを終えたデルタがやってきた。
　心なしか、兵員輸送車で同乗した時よりもやつれて見える。
「よう、元気がないな・・・・って、昨日の今日じゃあ無理もないか・・・・・」
「ええ、まぁ・・・・昨日はホントに散々な１日でした・・・・」
　はあぁっとため息をつくと、デルタは昨日の事を思い出したのか小さく身震いした。
　彼女が部隊のエースであるマディックとフェンサーに、危うく拷問されかけたのはつい昨日の事である。
　マディックの被害妄想がことの原因だというが、オットーにはそんな人間が現役のメック戦士をやっている事が信じられなかった。
「結局、あの２人は病院送りになったそうだな。」
「すごかったですよ〜、ユミナさんが２人をあっという間に叩きのめした所は。私、ユミナさんのような強い女性に憧れちゃいます。」
「まぁ、憧れるのは本人の自由だが・・・・・」
　俺はおとなしい女の方が好きだぜと口に出さずに呟くと、オットーはトレーニングを再開しようとした。
　そこへ、整備大隊の中隊長であるアカギ・エンドウ中尉がやってきた。
「ここに居ましたか。実は、あなたのメックの修理プランが出来たのでこちらに来て貰えませんか？」
「やっとか。正直、入隊してからの日々はやきもきしてたよ。」
「申し訳ありません。つい先日まで、我々はドラコ軍と激しくやりあっていましたから。」
「そうか・・・・・・しかし、巡りあわせという奴は判らないな。」
「何がです？」
「俺、ここに来る前はドラコ連合に雇われていたんだよ。もし外世界同盟の国境に駐屯しないで恒星連邦側に駐屯していたら、あんた達の敵になったかもしれないな。」
「成る程・・・・そうならなかったのは、不幸中の幸いですね。」
　小さく頷くと、エンドウはオットーを整備用ハンガーに案内した。
　そこでは、何体ものメックが分解され、整備が行われていた。
　その中の数体に、オットーの眼はくぎ付けになった。
「あのメックは何だい？宇宙港でも見かけたが、見た事のないタイプだな。」
「あれは、このカウツ�Vで発掘された民生メックです。シムと呼ばれています。」
「民生メックというと、作業用のものしか思いつかないが、こいつは純然たる戦闘用だな。」
「正面から戦えば本物のバトルメックにはかないませんが、都市防衛などの限定された状況では充分対抗出来ます。」
　それから、エンドウはオットーに発掘された民生メックを次々と紹介していった。
　中にはメックと互角以上に戦えそうな機体もあり、オットーを驚かせた。
　１通り紹介された所で、ふとオットーはある可能性に気が付いた。
「ところで俺のメックだけど、ここにある民生メックからパーツを流用して修理しようと言うんじゃないだろうな？」
「ダメですか？」
「いや、使えるのなら別に構わないんだが・・・・・・戦闘中に故障するとか、壊れるとかしたらシャレにならんから。」
「それなら心配は無用です。遺失技術が使われている訳ではありませんから、信頼性は保証します。」
　もっとも、と呟くとエンドウは解体中のメックを見上げながら続けた。
「このメックを製造する技術そのものが、遺失技術ですけどね・・・・」

　オットーが案内された場所は、ハンガーの中でも一番奥にある作業台であった。
　作業台では、彼が使っていたヴィンディケーターが修理の為に解体されている所で、オットーは修理が可能な箇所とそうでない箇所をエンドウから聞かされていた。
「まず、右腕のＰＰＣですが、残念ながら予備パーツが無いので修理する事は出来ません。」
「そんな・・・・・アレはヴィンディケーターの主兵装だぞ。アレが無いと、戦闘力は半減どころじゃ済まないぜ。」
「代わりに、５連長距離ミサイルも外して１５連長距離ミサイルを搭載するプランもあるのですが・・・・」
「腕にミサイルを載せるのはぞっとしないな。直撃食らってドカンとなるのはごめんだぜ。」
「それじゃあ、武器は後回しにしましょう。次に装甲の方ですが・・・・・」
「可能なら、以前よりも厚くしてくれ。通常型とまではいかなくても、せめてフェニホ並は欲しい。」
「その点は大丈夫です。フェニックスホークと同じデュラックス・ライト装甲を装着させます。」
　それから、センサーや照準器等の細かい装備のチェックやすり合せが行われた所で、装備される武器の選定が開始された。
　オットーの希望では、遠距離戦よりも中／近距離戦を重視した装備が欲しい所であった。
　それをエンドウに伝えると、彼は腕を組んで考え込んだ。
「中／近距離戦を重視した兵装となると・・・・・・・長距離ミサイルの類は無理・・・・・短距離ミサイルも数が少ない・・・・・ならば・・・・」
　５分ほど考え込んだ末に、エンドウは頭の中に描いていたプランをオットーに伝えた。
「左腕に大口径レーザー１門、胴体に中口径レーザー４門と小口径レーザー１門を装備させます。それと、放熱器ですが４基取り外します。」
「右腕には何を装備させるんだ？」
「色々と考えたのですが・・・・ハチェットはどうでしょうか？」
「ハチェット？５年前にライラ共和国が開発した、メック用の格闘装備か？」
「そう、そのハチェットです。」
　３０２２年、ライラ共和国はハチェットマンという格闘用メックを開発する事に成功した。
　この格闘戦主体のメックという、かつてなかったメックの登場は中心領域におけるメック格闘の常識を大きく覆した。
　特にハチェットマンの初陣となった戦場で敗れたドラコ連合の衝撃は凄まじく、直ちにハチェットマンを模倣したメックの開発計画がスタートした程である。
　無論、この動きはドラコ連合に限らず、他の継承国家でも同様にハチェットマンの模倣機が開発されだしたのである。
　研究が進むにつれ、ハチェットの構造が極めて単純で現在の技術でも製造できる事が判明すると、各国は重い改造型メックにハチェットを装備して対抗するようになった。
　結果、ハチェットマンの格闘戦における優位は一瞬で崩れ去ったのである。
「格闘用兵器なので相手に接近しなければなりませんが、威力の方は折り紙付きです。いかがでしょうか？」
　実の所、オットーは格闘戦はそれほど得意ではない。
　中距離から火力を相手の一点に集中させて撃破する。それがオットーが得意とする戦法であった。
　実際、彼が使っていたヴィンディケーター１ＡＡ型は、そうした戦法を行うのに好都合なメックだった。
　しかし、機体が大破して主兵装の粒子ビーム砲が修理出来ない以上、これまで通りの戦い方では生きていけない。
　オットーはしばし考え込んだ末、ハチェットを装備する事に同意した。
「ありがとうございます。これで、こいつは新しく生まれ変われます。名前は・・・・・そう、フランキスカにしましょう。」
「フランキスカ・・・・・確か、ハチェットと同じく手斧に付けられた名前だったな。」
「ええ。こいつに相応しい名前だと思います。」
「同感だ。」
　オットーは解体されている目の前のメックが、いつの日かハチェットを振るって戦場を駆け抜ける姿を思い浮かべていた。

ミッキーさんへ＞『ヘスティア追撃戦』『ヘカトン騒動』『輸送部隊襲撃』の三点は欠番ですかね？
　もう一回過去ログへ潜ってみようかな？
　まだ見てなかったものもあるし・・・。

雑記掲示板大幅更新
　細かい突っ込み待ってます。

　大まかな戦力表も作る予定です。
　クフェイン編とＢＨ編と連動するネタも予定。
　まあ、ギャグだけれどね・・・。

こんなのを発掘してきました。時間が無いので、詳しくは後ほど！


　９月後半から１１月初旬ごろまで
　惑星全土で土木工事が始められます。立派な（未舗装の）道路が沢山作られ、ダム工事等も沢山着工されます。連隊クラスのメックで作業するため、その工事スピードは脅威的です。
　１１月以降も、規模はかなり縮小されるものの工事は続きます。また、魔界盆地方面の土木工事が大々的に行われます。


１０月
　一時的に平和な状態が続きます。セイちゃん受難偏は、この時期に集中しますが、外伝的な要素が強く、本編とは別個に展開します。つまり、１２月になろうが１月になろうがセイちゃん受難偏は続いていきます。

１０月中旬
　タウロス山での小競り合いが終決します。何のための軍事行動だったのか、恒星連邦側は結局わからずじまいのままとなります。
　
１１月５日
　第二次パエトン攻防戦、燃える炉作戦、森の湖

『エカテリーナ』
ブライスランドでエカテリーナ曹長が引き抜かれるのはこの時期と思われます。

１１月１４日まで
　色々と水面下の動きがありますが、軍事行動はなく、睨み合いに終始します。
　『輸送部隊襲撃』シリーズの序盤が始まります。

１１月１５日
　『ヘスティア攻防戦』
　ここで、クリタは大打撃をうけ、撤退します。

１１月１６日
　『ヘスティア追撃戦』
　ここでもクリタは大打撃を受けるでしょう。
　
１１月後半
　魔界盆地方面で泥沼のゲリラ戦が展開され、戦況は一進一退となります。じょじょに、ケパロス遺跡から発掘された民生メックが投入され始めます。
『我田大尉の災難』または『ビーナスエース復活』

１２月初め
　オヴィンニクが増援と補給物資を抱えて到着します。カーティス准尉、ゲッツ准尉、エスト大尉、セリア少尉、エカテリーナ曹長などの新規入隊者の大抵はこの時に来るのではないかと思われます。『ヘカトン騒動』『四人の出会い』
『輸送部隊襲撃』の本編はこのあたりになるのではと思われます。



１２月後半？
　『灰は灰に』シリーズはこの時期だったようですが・・・一時凍結状態です。
　同じ時期に、アーバイン少尉はガイエスハーケンに大ダメージを受けます。
　クラーク（の父）のものだったシャドウホークが分解された部品状態だったという事件はこの時です。『バーグラー参上！！』はこれ以降と思われます。

１２月後半
　爆撃ＳＳシリーズ
　エカテリーナシリーズの『勝負！』

１月以降
　『ある整備兵の呟き』
『ある整備兵のたくらみ』
『クラーク伍長の災難』
『カーティス准尉の平凡な毎日　その�@　フェイム・ファーファリス少尉待遇軍医の場合』
『射撃場での平凡な一日』

２月以降？
『故郷喪失』
『愛しき人へ』
『忘れられぬ記憶』


時期不明
戦艦ＳＳシリーズ
　爆撃ＳＳの後に古参兵に成長したクラークの活躍・・・ということは、１月なのでしょうか？





仇撃ち組のタイムスケジュールとしては、以下のようになっているのではないかと考えておりますが・・・

９月半ば・・・「惑星軍への増援」として、ライフス、アルベルト到着。遺失メックと民生メックだったためわざと試験に落ちる。
９月末・・・ブラッドハウンドが、帰還することにした失機者を引き抜く
１０月初め・・・ライフス、加奈子小隊らしき存在の情報を入手（入隊したてであったため詳しい情報は掴めず）。即座にコムスター通信で仇撃ちの仲間に招集をかける。
１１月６日・・・ライフス、加奈子達がヘスティアにいることを知り暴走しそうになるもクロフォード中佐に止められる。
１１月１５日？・・・刀葉を殺す
１１月１６日？・・・教授のバトルマスターを取り戻す
１２月始め・・・仇撃ち組の残りが到着
１２月前半・・・『輸送部隊襲撃』の本編。ＢＲ兵器のほとんどを取り戻す
１２月後半？・・・『灰は灰に』加奈子達全滅

年末の１２月後半と総年表にのってました。
加奈子中隊がトットリ基地を占領した後に全滅する予定みたいですが、総年表にのってない部分での打ち合わせは覚えてないので確証はありません。
加奈子はそのときＫ型フェニホに乗ってる予定かと。

　各種コラム用ＢＢＳの通信機能良好メックのツリーにあるやつなんですが・・・。
　投稿社名が「あ」だけで、内容が全然無い。
　これも例の書き込みしてくる連中の嫌がらせの一環かな？

ミッキーさんへ＞マナ少尉はタウロスでの戦闘でフェンサー少尉を誤射しています。
　と、なると、オウギュスト大尉が生まれ変わった土木作業に参加していた訳ですな。
　そうなると、その後どこに配属されたかなのですが、たぶんキルケー基地かな？

ＳＳフェンサー少尉の受難にこんな一文がありました。

　ヘスティア駐留部隊に配属された者は大半が行方不明。
　キルケーに配属された面々も５日の防衛戦で２名が死亡し、残っていた1０名も、大半は後方の再結集地点にいた時にヴィクターの急襲に巻き込まれて、消息不明になっているということだった。

　との事ですから、ヘスティアはまず無理ですね。
　キルケー基地か再集結地点が候補に残りますが、キルケー基地で決まりでしょう。
　なんといっても彼女は奪回した後のヘスティアにいた訳ですし、オウギュスト大尉も参加してました。
　この二点を結ぶとそういう答えになりました。

　その後、クリタが撤退際に行なった反攻作戦により前線基地の部隊が壊滅。
　乗機も失い部隊を追われることになりＢＨへ入ることになるのかと・・・。
　失機者の彼女が部隊に入る際にはフェンサーがいろいろ手を回したのではと邪推もできますね。

　どうでもいいけれど、デルタとマナ少尉は同系機に乗ってるんですね。
　ジャベリンとＦジャベリンでコンビかな？
　まあ、やりようによっては重量級も葬れるしね。
　Ｆジャベリンを囮にして、ジャベリンが背後から強襲するとか試しにやったらマローダを撃沈した。
　洒落にならん。

ミッキーさんへ＞加奈子達がどこで全滅したのだかがずっと謎に思ってました。
　ヘスティア戦で死亡と言う事なのですね。
　了解です。

　あと、モーラについてはそのほうがＳＳ的にも盛り上がりますね。

to:ミッキーさん
はい、見てきました。
あれでＯＫです。

狼牙改さん＞＞リオンさん＞＞モーラの死亡ＳＳ＞＞「ヘスティア奪回戦SS（構成連邦右翼側、ライフス小隊対加奈子隊）」の中で戦死してもらう予定です。

おお、そうでしたそうでした！　どこでだったかな〜〜〜？
と思っていたのですが、おかげで思い出せました！
ありがとうございます！


リオンさん＞＞『襲撃』（旧感想相談掲示板の417、２月１５日のクリタ反攻作戦系SS）でマナ少尉

おお、そういえばそうでしたか！？
・・・ＳＳの把握がとことん甘くなってますね・・・
ということは、三月からの入隊は三名、ですか。
・・・となると、いくつか修正したほうがよさそうですね。
　

・・・タイムラインと編成表の修正を今日やりますか。

狼牙改さんへ＞＞モーラの死亡ＳＳ
ええと、すみません、モーラは現在作成中の「ヘスティア奪回戦SS（構成連邦右翼側、ライフス小隊対加奈子隊）」の中で戦死してもらう予定です。
大体のプロットとしては
先頭にいたホンユイ機（エーサウルス）が集中砲火をうけて両腕の武装の大半が無力化されて後退（AAVを壊すためです）
戦線を支えるために前進したところ・・・
と、まあこんな感じです。

ミッキーさんへ＞＞マナ少尉
CooさんのSS、『襲撃』（旧感想相談掲示板の417、２月１５日のクリタ反攻作戦系SS）で「惑星軍所属」として出てますから、彼女の入隊はそれ以降だと思いますよ。

レオンさんへ
　遅くなりましたが、オットー、故国に戻るの修正を行いました。これ大丈夫かどうか、確認をお願いできますでしょうか？
　
狼牙改さんへ
　消しておきました。
　かわりに巡回していただいてありがとうございます。
　・・・・マジでつけれらわれてますね・・・

ミッキーさんへ＞各種コラム用ＢＢＳにも例の書き込みがあります。
　対処のほうよろしくお願いします。

うお！？
お知らせするのを忘れていた。みなさんすいません。
http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss_data/members/members.html
こちらに、各キャラをアップしました。
　メックデータは別のページに載せることになっていたのですが・・・現在、一色たに載せてしまっています。
　作業時間が足りなくてこうなってしまいました。
　その打ち直すつもりでいますので、もうしばらくはこれでお許し下さい。

レオンさん＞＞オットー、回想する。

おお、いいＳＳですね。オットーの心情と苦衷が良く出ています。
無理も無い展開ですし。
修正したほうが良いところは、本筋とはかかわりの無いところがちょっとだけですね。
　
気候は、カウツ�V全体としては「乾燥地帯や砂漠のところが多い」のですが、首都やパエトン基地のある「クリュメネ地方」は温帯です。・・・ヨーロッパ大陸型の比較的乾燥した温帯なのか、日本のように湿潤すぎる温帯なのかは・・・比較的内陸部ですから、ヨーロッパ型でしょうか？

あとは、メックの工場跡は消滅しておりまして、民生メックの倉庫が三つ見つかっているものの、技術者の派遣はそれとは関係ないことですね。リャオ家には「武家衆」という、士気、戦闘能力、忠誠、技術力のすべてにおいて高水準の武闘組織があるのです。その系列を引いているため、ブラッドハウンドはい用に技術力が高いのです。
　ちなみに、武家衆といえど補給のきつさは他のリャオ毛連隊と同じらしいです（苦笑）

狼牙改さん＞＞イ・ホンユイも元はオットーと同じく１ＡＡ乗りでした。

あ！
そういえば！
そうでしたそうでした、確かに！
レオンさん、これは、ＳＳのネタになりますよ、しかも、部隊員となじみになる格好の理由付けです！
これは、キャラを特徴ずけるために非常にいいかもしれません。
あまり目立たないキャラが、セットになることで目立てるキャラになります！

狼牙改さん＞＞モーラさんの死亡ＳＳどうしましょうか？
狼牙改さん＞＞新米が暴走する話を考えていると以前おっしゃっていたような気が？
　
え〜〜と、これは確かＣｏｏさんかリオンさんが計画していたＳＳだったと思います。
どんな話なのか、詳しいことはわかりませんが・・・
　ともあれ、この企画を、誰か別の方が使って悪いということは無いです。
新兵とはいえ、バトルメックに乗っているメック戦士がいつまでも後方で訓練ばかりというのはありえないでしょうから、非常にありえそうな展開ですね。
　いいかもしれません。

レオンさんへ＞イ・ホンユイも元はオットーと同じく１ＡＡ乗りでした。
　これがらみで出番は増えるのかな？

ミッキーさんへ＞モーラさんの死亡ＳＳどうしましょうか？
　派手に見せ場与えて殺すにしても・・・。
　お、そういえば新米が暴走する話を考えていると以前おっしゃっていたような気が？
　そうなればその関連で死亡するというのはどうでしょう？
　で、その痛い経験からクライバーンが小隊長にされるのです。

では、オットーＳＳの第２話をアップします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
　兵員輸送車のさほど広くない車内には、オットーとデルタの他には数人の新規入隊者と出迎えに来た２人の女性がシートに座っていた。
　輸送車のハンドルを握っているのはヨーコ・メリッサで、所々舗装が剥げた道路を危なげなく運転していた。
　もう１人はイ・ホンユイで、ブラッドハウンド隊の簡単な説明をオットー達に行っていた。
　一通り説明が終わった所で、オットーはずっと疑問に感じている事をイ・ホンユイにぶつけた。
「本当に、俺のメックを修理してくれるんだろうな？それを信じて、契約したのだから。」
「心配いらないアルよ。うちの部隊、隊長のクロフォード大佐からして優秀なテックよ。」
「隊長が優秀なテックだって？バンザイ・チームじゃあるまいに・・・・・」
「本当アル。ＮＡＩＳから研究員が何人もやってきて、技術を学んでいる程よ。」
　それを聞いて、オットーはますます疑いの眼差しをイ・ホンユイに向けた。
　ＮＡＩＳといえば中心領域でも最高峰の研究機関だ。そこの研究員が技術を学ぶ為に、わざわざ辺境の惑星にやってくるなど到底信じられなかった。
　もしやってくるとしたら、理由は１つしかない。
「この惑星・・・・・メック工場か大規模なメックの格納庫でもあるのか？」
「ん〜、いずれ判る事だから別に話してもいいか。その通りアルよ。と言っても、民生メックの工場跡だけどね。研究を進めていったら、兵器に転用出来る事が判ったのでＮＡＩＳでも注目の的になっているアルよ。」
　成る程、それなら研究員がやってくるのも当然だなと納得すると、オットーは外の景色に眼を向けた。
　カウツ�Vの気候は、地球で言う所のサバナ気候に近い状態である。
　違いを挙げるとすれば、普通のサバナ気候よりも水や緑が豊富にあるという事だろう。
　それを象徴するように、窓の外には広大な畑や牧草地が広がっていた。
（ニューアラゴンとは、まるで違う惑星だ。あそこは乾燥が進んで、大半が砂漠か荒野だもんな。）
　オットーが生まれたのは、恒星連邦の首都ニューアヴァロンに程近い場所にある惑星オデルである。
　しかし、オットーにはオデルで過ごした記憶はほとんど無い。
　彼が９歳の時、現国王ハンス・ダヴィオンとマイケル・ハセク・ダヴィオンとの間で激しい権力闘争が巻き起こった。
　オットーの一族はハセク家の分家に連なる家系の為、当然ながらマイケルの側に味方した。
　結果はハンスの勝利に終わり、マイケルは連邦における公職のほとんどを失ってしまう。
　さらに、ハンスはハセク家に連なる全ての系譜に属する者からあらゆる権限と領地をことごとく奪い取って追放し、それらを自分の一族や側近達に与えたのである。
　オデルに広大な領地を持っていたオットーの一族も、それらを全て奪われて荒れ果てた惑星ニューアラゴンに放逐された。
　オットーはまだ幼かったので、ニューアラゴンでの生活にすぐ慣れたものの父ドリスと１０歳年上の兄ガスターはこれまでの生活が一変してしまった事に我慢が出来なかった。
　やがて２人は、かつての地位を取り戻す為にマイケルが推し進める策謀に積極的に関わっていった。
　一方、オットーはそんな２人を尻目に着々とメック戦士としての技量を研鑚していった。
　オットーにとっては、ニューアラゴンこそが守るべき我が家であり、昔の地位や名誉にはまるで関心が無かった。
　そんなオットーをドリスとガスターは激しく叱責して侮蔑の言葉を投げつけたので、両者は事有るごとに対立し、オットーが成長してからは殴り合いになる事も珍しくなかった。
　決定的だったのは、２年前にオットーの預かり知らない所でドリスがオットーとハセク家本家との縁談を勝手に推し進めていった事だった。
　これを知ったオットーは、結婚式当日にメックを持ち出して出奔、それ以来傭兵として生活してきたのだ。
　傭兵の生活は決して楽ではなかったが、そこには今まで得られなかった自由があった。
　半年前、所属していた部隊はドラコ連合と契約を結び、外世界同盟との国境付近にある惑星の駐屯任務についた。
　最初の内は何もなくのんびりとした空気が流れていたが、突如として外世界同盟軍が襲撃をかけてきたのだ。
　４日間にも及ぶ激しい戦いの末、傭兵部隊は何とか外世界同盟軍を撃退する事に成功した。
　しかしその代償として、オットーが配属されていた偵察小隊は壊滅し、生き残ったのは彼だけとなってしまう。
　しかも、ドラコ連合は１人だけ生き残った事でオットーを生き恥を晒したとしてクビを宣告したのである。
　あまりの処遇に憤慨したオットーは、ドラコ連合への復讐を誓うと自分のメックを修理してくれる部隊を探してブライスランドに流れ着き、ブラッドハウンド隊にスカウトされたのである。
（さて、恒星連邦に戻ってきたのはいいが・・・・・あのクソ親父とクソ兄貴の事だ。俺の首に賞金ぐらいかけているかもしれんな。）
　カペラ方面には行けないなと思いながら、オットーは新しい傭兵部隊での生活に思いを馳せていた。

三月の編成表作りました。
http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss_data/09hennsei%203.htm

一月分と合わせてみてくださるとうれしいです。
http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss_data/09hennsei%201.htm

偵察小隊員のうち三人は一月から配属されていますので、１〜４月のＳＳに登場させても問題ありません。オットーとデルタは、ＳＳの内容から、三月頭には配属先が決まっていないと思い、未配属にしました。
モラー曹長は、死亡フラグということでしたので、三月時点で死亡している事にしました。どうやって見せ場のある死にするか、それが問題ですね。
　それに伴い、ライフルマンには　ラーハルト・ティアス曹長に乗ってもらいました。
　これで、アヴェンシングエンジェルを修理する場合の部品調達は容易になるとお思います。
　また、三月時点ではアーバイン少尉はバーグラーに乗ってもらっています。
　・・・大破したウォーハンマーを予備メックに加えておかんといかんな。いや、わかりにくいからガイエスハーケンでいいか。
　そのため、玉突き的に人事異動があります。
　
　・・・とはいえ、これらの編成表記載の事項は、あくまでも暫定的なものです。
　ＳＳの展開次第でどんどん変わりえます。
　そのために、臨時編成なども多いとして、柔軟性も持たせてあります。
　こだわり過ぎない程度に使ってください。

r狼牙改さん＞＞さっそく移しておきます。

お願いしますね〜〜〜（＾＾）

レオンさん＞＞狼牙改さん＞＞オットー＞ドラコにいた

なるほど、政争に破れた身としてはいいと思います。
では、そういうことで。


ＭＴ．ｆｕｊｉさん＞＞サイード・アルファイグ

まず突っ込みというか感想というか。
生存技能は２０ＣＰ。基準値は体力度。
体力度を５（-5ＣＰ）に落として宿敵（-15ＣＰ）を取って。
この弱点、無くして生存も取らないほうが、よさげだとは思いました。

でもって、こちらは提案。というか、キャラの特徴付けで思いついたこと。
宿敵の対象を、ワコー特戦隊にしたらいかがでしょうか？
そう、元ウルフ竜騎兵団所属という過去を付け加えるのです！
ファルコン乗っていてもまったく違和感無し！
特徴バリバリ！
　しかも盗賊技能あり！
経験値もらって最初にするのはウルフネットへのコネ！

いかがでしょうか（＾＾）
※そうすると、生存の代わりに体力度と敏捷度を一点ずつ挙げるという改造になりますかね？

ミッキーさんへ＞デルタと暴走マディックさんシリーズは、レオンさんのオットー故国に戻るの後に続けるか、同じスレッドに投稿すると良いと思います。

　了解です。
　さっそく移しておきます。

レオンさん＞それじゃあ、ドラコに雇われていた事にしておきます

　良い案だと思います。
　ドラコは傭兵の扱いに関しては最低ですから使い捨てもありえるでしょうからね。

to：ミッキーさん

＞ブライスランドやカウツ�Vは地図で言う左端（※1）のほうにあり、コンパス座連邦（カノープス？）は地図の右下のほうにあります。ちと遠すぎます（※2）ので、そのあたりの理由説明で補強を行うか、ドラコか外世界同盟所属にしたほうがいいようにも思ったのです。

え〜と、大体の位置を確認しました。
確かに、コンパス座連邦は遠すぎますねぇ・・・・・・・
それじゃあ、ドラコに雇われていた事にしておきます。
これなら、「予備パーツが無かったので部隊を放り出された」という事情を説明できます。
増補版は・・・・・そうですね、以下のセリフを次のように訂正してください。

「そんなに大きな部隊じゃなかったよ。ド辺境に駐留していた。」
→「そんなに大きな部隊じゃなかったよ。ドラコ連合のド辺境に駐留していた。」

「コンパス大隊だよ。部隊が駐留していた惑星に攻め込んできたんだ。何とか追い返す事には成功したんだけど・・・・・」
→「外世界同盟だよ。部隊が駐留していた惑星に攻め込んできたんだ。何とか追い返す事には成功したんだけど・・・・・」

「結局、その所為で部隊を放り出されてなぁ。このままだと、俺は失機者になっちまうぜ。」
→「結局、その所為でクリタ家からクビを宣告されてなぁ。このままだと、俺は失機者になっちまうぜ。」

私がアップした方は消しても構いません。

リオンさんの統合再編計画のミッキー小変更バージョン、その中で特に周知しておきたいその３です。
一応参加者の皆さんも、見てください〜〜〜（＾＾）
　

おもな変更点
１
○メイスン中佐の罹患の状況を簡素化し、「負傷で抵抗力が衰えていたので罹患」としました。

３
○メイスン中佐の復帰時期を、「見通しが立たない」から「少しばかり時間がかかる」にしました。
○ライフス中尉が出世を嫌がる理由を、「メックを触る時間が半減」にプラスして、「メックの研究を手土産にＮＡＩＳに帰って心象を良くする」のが妨げられる事を追加しました。
○ライフス中尉のブラッドハウンド除隊時期を四月にオヴィンニクが離陸する時にしました。
○これに伴い、ライフス中尉を隊長にできない理由を一部変えました。



　「自分が・・・中隊長ですか？」
　パエトン基地、クロフォード大佐の執務室。
　その部屋の主である、クロフォード大佐の前で、カナヤ大尉は戸惑ったような声をあげる。
　「そうだ、メイスン復帰まで少しばかり時間かかる以上、第二中隊を長期にわたって指揮官不在の状態にしておくわけにはいかん。それで新しい中隊長として最も適任と思えるのが君だ。他の小隊の再編成のかねあいもあるから、正式な告示は後日になるが、これは決定だ。受けてもらえるね、カナヤ少佐。」
　クロフォード大佐の口調は穏やかではあるものの、反論を許さない雰囲気がこもっている。
　「しかし大佐、何故自分なんかを？　他にも適任な人はいるんじゃないですか？　マディック大尉とか、クラウディア大尉とか・・・」
　カナヤ大尉は異議を唱えた。傭兵部隊にしてもずいぶんとざっくばらんな口調である。が、それがブラッドハウンドの流儀だ。意見はきっちり言っていいのだ。検討の余地のある状況では。戦闘中などは検討の余地が無いため、こういった事は言わない。切り替えをきっちり教え込み、上意下達の弊害を防いでいるのだ。新入隊員はこの当たりのことがよくわからず、かなり戸惑うことになる。

　それを横で見ながらライフス・ダストトゥダスト中尉は心の中で苦笑した。
　一個メック大隊の戦力であるブラッドハウンドにおいて、「中隊長」という肩書きのおもさにはかなりのものがある。
　その職務に自分ではなく、他の人を推薦するのだ、普通では考えられない態度である。
（「これが日系人の『つつしみ』という奴かな？」）
　ふと思う。とはいえ、彼が思いをさまよわせている間も、クロフォード大佐の話は続いている。
　「・・・部隊内の古参の兵士の上、君は正規の士官教育を受けている。性格的にも一匹狼のマディック大尉や副官肌のクラウディアと比べて向いている。先ほども言ったようにライフス中尉をサポートにつけるから、なんとかなるはずだ。実際、ライフス中尉は代理として中隊長の業務を担ってきているからな。」
（「ええ、お陰様でメックをさわれる時間が半減しましてね・・その点じゃ本気でメイスン中佐を恨みましたよ・・・私としては他の人がこの業務を担ってくれるのは大歓迎なんですがね。」）
　ライフスの心の声を知ってか知らずか、カナヤ大尉は言葉を返す。
　「なら、そのままライフス中尉を昇進させても・・・」
（「絶対止めてくれ！！　俺には俺の事情があるんだ！　研究を完成させて手土産にして帰るくらいはしないとまずいんだよ！」）
　心の中で絶叫するライフス。
　「無理だ。入隊して半年で新参である上に自分の機体を持っていない。それどころか・・・忘れていないだろうな？　ライフス中尉は、とうにＮＡＩＳに戻っていなければならない身だ。仇討ちを終えたのになぜ戻らないのか、と、ライフスを擁護している派閥からの心象まで悪くなっているだろう。彼は、４月７日、オヴィンニクの出航日を持って契約を解除し、除隊させる。」

　カナヤ大尉は、すっかり気にしないでいた事を指摘され、あっと思った。
　ブラッドハウンドは、異常なほど腕のいい技術者を多数抱え込んでいる。そのため、傭兵部隊であるというのにＮＡＩＳから派遣されてきている者が複数いる。だから、ライフス中尉の特殊な事情・・・仇撃ちのためにＮＡＩＳに対する奉仕義務を放棄して脱走し、指名手配されている身であること・・・を忘れていたのだ。
　
　「リョウ。君に中隊長と言う重責を担う自信が無いのは分かる。だが部隊のためには他に方法が無いのも事実だ。なにもはじめから完璧に行なう様言っている訳じゃない。失敗を恐れるな、足りない分はこちらでフォローする。出来る事からやっていけば、しばらくすれば中隊長の風格が身についているはずだ。」

　真剣そのものの眼差しで訴えかけるクロフォード大佐の言葉。カナヤ大尉は、しばらく逡巡した。中隊長としての風格がつく頃にはとっくにメイスン中佐が復帰しているのじゃないかと内心で突っ込みを入れていたのだ。次に、少し思いなおした。これを機に部隊に不足している上級指揮官を育てるのこそ目的なのかもしれにあ、と。彼はうなずいた。ブラッドハウンドは、ここ数年常に苦しい戦いをしてきた。死者や負傷者も多数出ている。育成に時間のかかる指揮官の確保。これは、ブラッドハウンドが常に抱えてきた問題なのだ。
　これに思い至った時、決心がついのである。

　「分かりました。クロフォード大佐。ブラッドハウンド第二メック中隊長の任命、不肖リョウ・カナヤ、謹んでお受け致します。」
　敬礼してクロフォード大佐に答えるカナヤ大・・いやカナヤ少佐。
　それを見て微笑みを浮かべながら、クロフォード大佐は言葉を紡ぐ。
　「先ほども言ったように、正式な任命は後日・・３日後と言うところだ。その間にライフス中尉から業務の引継ぎを終えておいてくれ。ライフス中尉もその方向でよろしく頼む。」
　「了解しました、クロフォード大佐。」
　重荷を下ろせることにほっとしながら、敬礼するライフス。
　「以上だ。両名ともご苦労だった」

かくして、懸案のひとつは解決したのである。

MT.fujiさん＞＞サイード少尉更新しました

了解しました。これで、キャラリストの更新ができそうですね。
さて、ではどんな能力値になっているのか、それによって階級はどんな感じになるのか・・・
　
　

他に、変更したい方などはおりませんか〜〜〜？

リオンさん＞＞メイスン中佐＞＞わかりました、その辺改定しておきますね。時間が取れたらなので、ちょっと後になるかもしれませんが。

むうん、わかりました。では、ミッキーのほうで、小変更バージョンを載せておきます。直す所は少しですし、今日は時間ありますので。

サイード少尉更新しましたｗ

ええと
コンパス座連邦……ライラ共和国と自由世界同盟の国境付近横に張り付いてる宙域ですね
……確かに遠いなｗ
中心領域横断する必要があるやあ

レオンさん＞＞削除キー忘れ

そうですか・・・では、そういう時は、（修正版）と題名の後にでもつけて、当該ＳＳへの返信としてでも投稿していただければ問題無いとおもいます。
　・・・と言ってる間に改定ＳＳが！　いつもながらお早いですね。
　すばらしい速さですね！
　ご要望のとおり、削除して３〜４月の後始末＆再編スレッドに載せておきました。

あと・・・いくつか気付いた点があるので、増補版をのっけておきました。こちらのほうも見ていただけませんでしょうか？
ブライスランドやカウツ�Vは地図で言う左端（※1）のほうにあり、コンパス座連邦（カノープス？）は地図の右下のほうにあります。ちと遠すぎます（※2）ので、そのあたりの理由説明で補強を行うか、ドラコか外世界同盟所属にしたほうがいいようにも思ったのです。また、宇宙空港の警戒場面などを追加して、より生活観を増補してみました。レオンさんがご不快あるいは自力で改定してみるとの事でしたら即座に消させていただきます。

　※１カウツ�V編の資料で位置情報他。一読しておくとイメージが沸きやすいですよ（＾＾）
http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss_data/18tikei.html
　※２距離にして直線距離で600光年、ジャンプ20回以上。実際はもっとかかると思われる。

　
狼牙改さんへ
　デルタと暴走マディックさんシリーズは、レオンさんのオットー故国に戻るの後に続けるか、同じスレッドに投稿すると良いと思います。

え〜と、たびたびすいません。
ご指摘のあった箇所を修正した、改訂版Ｖｅ．２をアップします。
ＢＨＳＳに書き込んだ方は削除しておいてください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
　カウツ�Vの首都アイギナに程近い所にある宇宙港。
　そこに、数人の若い男女がメックと共に降り立った。
「ふ〜ん、上から見た時は水が多い星だと思ったけど、空気は割りと乾燥しているな。」
　オットー・バイヤーバルツはやや乾いた唇を嘗めながら後を振り返った。
　そこには、オットーと同じ降下船に乗ってきたデルタ・イクサイズがキョロキョロと周りを見回していた。
　年齢はオットーより年下、しかも戦歴ゼロという全くの新兵である。
　こいつは初陣を生き残れるだろうかと思いながら、デルタの背後にあるメックを見て、小さくため息をついた。
　それに気付いたデルタが、オットーの方に歩み寄ってきた。
「オットーさんは、以前はどこの傭兵部隊に居たのですか？」
「そんなに大きな部隊じゃなかったよ。自由世界同盟のド辺境に駐留していた。」
「その割りには、メックはボロボロですねぇ・・・・・」
　デルタの何気ない一言にグッと詰まると、オットーは改めて自分のメックを見上げた。
　見上げた先には、彼が愛用してきた中量級メック・ヴィンディケーターの姿があった。
　だが、その機体は大きな損傷を受けており、素人目にも戦闘が行える状態ではない事は明らかだった。
　右腕は根元から失われ、左胴にある筈の５連長距離ミサイルの姿は無かった。
　装甲は大部分が破壊されており、左脚に至っては中枢部まで損傷していた。
　まさに惨憺たる有様である。
　普通なら現地の部隊で修理されるのだが、オットーが使っていたのは極めて数の少ない１ＡＡタイプであった。
　当然の事だが、予備パーツもほとんど残っていない為、修理を行おうにも出来ないのが現状だった。
「ここまでメックが損傷するなんて・・・・・相手は誰だったのです？」
「コンパス座連邦だよ。部隊が駐留していた惑星に攻め込んできたんだ。何とか追い返す事には成功したんだけど・・・・・」
「メックは大破しちゃったんですね。」
「結局、その所為で部隊を放り出されてなぁ。このままだと、俺は失機者になっちまうぜ。」
失機者。その言葉を聞いて、デルタは思わず寒気を感じて身震いした。
　失機者になる事は、全てのメック戦士が恐れる事態である。
　戦場でメックが破壊された時に運良く生き残った者がほとんどだが、パーツが無い為にメックを修理出来ず、やむをえず放棄してしまった者も少なからず存在した。
　オットーは自分のメックを修理してくれそうな部隊を探して、いくつかの惑星を回った末にブライスランドでブラッドハウンド隊にスカウトされたのである。
　いわく、我々の部隊には優秀なテックが揃っているのであなたのメックを以前より強化出来ますと。
　半信半疑のままオットーは、メックを修理出来るならと契約書にサインしたのであった。
「それにしても、こんな形で恒星連邦に帰ってくるとはなぁ・・・・出奔してから２年か・・・・・」
　オットーは宇宙港に翻る恒星連邦の国旗を見て、一族の元から出奔してからの日々を思い起こしていた。

to:ミッキーさん
＞・・・そういえば・・・ツリー掲示板やここの掲示板の、削除方法はわかりますよね？

方法は判りますけど・・・・・削除キー、入れるの忘れてた・・・・・どうします？

ミッキーさんへ＞メイスン中佐
わかりました、その辺改定しておきますね。
時間が取れたらなので、ちょっと後になるかもしれませんが。

ＭＴ．ｆｕｊｉさん＞＞サイード“少尉”

むうん、ＭＴ．ｆｕｊｉさん、サイード少尉のほう、早く改定バージョンアップしてください。
　・・・現在のところ、旧版のままですので。
　
　

狼牙改さん＞＞拾ったＳＳ
　
　うお！
　忘れ去っていたＳＳが！
　むうん、ひとつ
http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss/D/D23.html
を除いて確かにツリー掲示板に乗っていませんね。
　ありがとうございましたｍ(_ _)ｍ
　
狼牙改さん＞＞「オットー、故国に戻る」＞＞一緒に三月の入隊にすればそのマンマ使用可能です。
レオンさん＞＞３月の入隊にしてもらえないでしょうか？

ふむ、お二方が問題無いということでしたら、それでかまいません。
　ただまあ・・・人数をあいまいにしておくとかの変更くらいは、お願いします。
　・・・そういえば・・・ツリー掲示板やここの掲示板の、削除方法はわかりますよね？

レオンさんへ＞すまんマジで忘れていた。
　パソコンの復旧作業とデルタのＳＳ。
　そして何より家事が忙しかったので・・・。

　むう、作業を再開するか。

to:狼牙改さん
唐突に思い出したのですが、クフェイン�U編ＳＳのタシケント攻防戦のアップはまだでしょうか？
そろそろ続きを書き込みたいのですが・・・・・・
（催促してすいません。書き込むネタが少ないんです（;;））

to:ミッキーさん

狼牙改さん＞どうしましょうか？
狼牙改さん＞一緒に三月の入隊にすればそのマンマ使用可能です。

え〜、３月の入隊にしてもらえないでしょうか？
ＢＨＳＳの所に、もうアップしちゃいましたし。
狼牙改さんも↑のように言っている事ですし・・・・・

狼牙改さん＞＞もしかして没ＳＳ置き場だったのかな？。

没ＳＳ、ということはない・・・はずですが・・・
　ま、まあ、送っていただければ、ミッキーのほうでチェックしてみます。
　・・・一応、あっちも拾ったつもりでしたのですが・・・う〜〜む。

ミッキーさんへ＞拾ってきたのはデータライブラリにあるＳＳログから拾ってきたのですけれど・・・もしかして没ＳＳ置き場だったのかな？。
　むう、でもあそこら辺のＳＳがあると話のつながりがしっくりくるのですがどうなんだろう？
　と、いうよりそれが無いと繋がりが悪そうになる。
　そういう意味ではＢＨのＳＳは、欠番らしき物が多いような気が・・・。

現在過去ログを1から16まで検索中。

ミッキーさんへ＞３月ですね。
　了解です。
　もっとも最後の偵察小隊の入隊者ということですかね。

リオンさんへ＞「オットー、故国に戻る」
　どうしましょうか？
　一緒に三月の入隊にすればそのマンマ使用可能です。

原因削除：
リオンさんへ
件のちとやばいＳＳですが、削除しておきました。これでなくなってくれればいいのですけど・・・

狼牙改さん＞＞リオンさんの再編成計画もこちらと同時期となりますがどうなんでしょうか？
レオンさん＞＞オットー、故国に戻る

え〜〜と、リオンさん、狼牙改さん、レオンさんのお三方に聞いていただきたいのですが・・・
　１月の入隊についてちょっと話になったときに、「偵察招待員の入隊が１月に可能」という話になりましたよね？
　これによって、偵察小隊員たちは、カウツ�VでＳＳに登場できる時期が大幅に伸びるわけです。
　１月以降の新規入隊がほとんどなかったので、ちょうどいいとも思います。
　
　さて、そこで、ＳＳの時期に関する調整になります。
　デルタは、「最後」に入隊したことがＳＳでうかがえます。デルタの入隊は３月らしいとされていますから、デルタ以外の３人は、１月に入隊したとしていいと思います。（２月でもかまいませんが）
　そうすると、オットー故国に帰るの記述がちょっと変えたほうが好都合になります。はい、デルタと特定せず、人数もきっちり書かないほうがいいわけです。後で追加でキャラが増えるのにも対応できますから。

　
まあ、結局は、キャラを投稿した人たち、ならびにＳＳの作者の方々の都合によります。
　どうするかは・・・話し合い次第、と思います。

狼牙改さん＞＞ええとＢＨＳＳの投稿の方なんですが、時期的にはどちらのスレッドのほうがよろしいのでしょうか？
狼牙改さん＞＞自分的には後始末と再編成の頃だと考えているので３月から４月と考えているのですが？

そうですね。そのあたりでいいと思います。


狼牙改さん＞＞過去ログ探し回っていたら出るわ出るわ
　
うわああ(汗）
狼牙改さん、本当にお疲れ様ですｍ(_ _)ｍ
ありがとうございますｍ(_ _)ｍ
え〜〜と、とりあえず、メールで送ってくださいませんでしょうか？
ミッキーのほうで、時期を検討して投稿しておきます。

え〜〜、リオンさんへ。
　メイスン中佐の扱いについてですが・・・

メイスン中佐は初代サイトマスターである朽木さんのキャラです。殺すなとも失機者にするなとも大怪我をさせるなとも言いません。ただ・・・初代サイトマスターに敬意を表して、それなりの必然性と見せ場を作ってからそういった被害を与えるのが筋というものだとおもいます。

メイスン中佐は、「ブラッドハウンド側の被害者いたほうがいいよね？」との理由で、見せ場もなく死亡同然状態になったように思えます。
　さすがにこれはちょっと・・・と思います

医療行為と技術の衰退について。
　バトルテックワールドの医療技術は、現代から見れば総じて高いです
　ブラッドハウンドには、設備さえあればサイバネティック手術すら可能な５ＬＶ医師がいます。つまり、サイボーグはその程度には一般的です。
　細菌やウイルス対策は恒星間移動をしているのにほとんど問題にされません。つまり細菌対策は一般に普及している技術です。
“視力矯正手術”すらない惑星は、ロステックと呼ばれます。つまり、視力共生手術はその程度には一般に普及している技術です。

　バトルテックワールドの技術は、“現代より衰退している”のではありません。
　現代よりも技術ははるかに高いのです。
　再現性、普遍性は低くなっているかもしれませんが、それは、社会資本が戦争で疲弊し、回復できないという点が大きいです。
　例えば、カペラは第４次継承権戦争が始まる前の数年間に、ＧＮＰが倍する回復を見せているそうです。戦争さえなければ、技術復興も自力で可能なのです。多少の時間はかかるでしょうが・・・

ミッキーさんへ＞未掲載のＳＳの山。
　しかも、トットリ戦の後ぐらいが一番多い。
　ほとんどがマディックがらみ・・・。
　どうしたもんだか？

リオンさんへ＞過去ログを探し回っていたらこんなものが・・・。

リオンさん＞コラム　「バトルテック世界における血液の使用における問題点」
　輸血。
　現代に置いて失血時にもっとも標準的に行われている医療。
　然し、文明の退化したバトルテックの世界においても同様に効果的であろうか。
　恐らく「そのとうり」といえるだろう。
　ただし、それがコストに見合うかというならば「？」といわざるを得ないだろう。
　血液はコストがかかりすぎるからだ。

　なぜか？
　その理由はいくつかあるが、簡潔に述べたいと思う。
1 使用期限
　現代において、血液の使用期限は21日、血漿に至っては3日という短期間である。
　慢性的な戦場において、それほど大量の新鮮な血液を確保しつづけるのは難しいといわざるを得ない。
　町から離れた地点、たとえばアイアース基地ではさらに難しく、惑星に侵攻した側（安定した拠点を持たない方）では事実上不可能になってしまう。
２　貯蔵
　さらに、血液は貯蔵が難しい。
　ある程度の低温状態に貯蔵しておかなくてはいけないからだ。
　・・上に氷を入れて冷やすアイスボックスが「冷蔵庫」と称して売られている世界である。
　血液の貯蔵装置は贅沢品になる得る、金銭状態が悪い部隊では、それも重荷になるかもしれない。
３　危険性
　現在でも数多くの病気（致命的なものからそうでないものまで）が血液、すなわち輸血を媒介に感染する。
　スクリーニングが不充分な発展途上国では、現在でも深刻な問題である以上、文明の低下したバトルテックの世界においてはかなり危険が大きいと言わざるを得ない。
また、量を確保するために売血が行われている可能性も高く、供給されている血液の質自体も低いであろうと思われる。

と、説明されていたようです。
メイスン中佐はこれのためにバタンキュー状態ですからね。

レオンさんへ＞ここを参照。

http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss_data/02sounen.html

どなたか、ＢＨＳＳの正確なタイムラインを教えてもらえないでしょうか？
月だけでなく、何年の何月かという事も教えて欲しいのですが・・・

ミッキーさんへ＞＞統合再編計画の時期
　＞＞３月中旬か、せいぜい下旬くらい出ないとまずいかも･･･？　と思います。
　ではその方向で改定します。

ミッキーさん＞＞あのう・・・メイスン中佐を死者のように扱わないでほしいのですけど･･･　
MT.fujiさん＞＞というより、中隊長となれる人材は幾らでも欲しいって所じゃないですかねえｗ
　MT.fujiさんの意見でほぼ正解です。
　まあ、私の表現が悪かったってのもありますね・・すみません。
　個人的には・・・数ヶ月ぐらいじゃ全快してないとは思うのですけどね・・・ホエホエ小隊員級には動けるかもしれないですけど・・・
　リプレイのクライン大尉（サモンジの上官）なんかも結構回復に時間かかってますし・・医療の技術レベルが２０世紀初頭なみに低下しているうえ、ＢＨ自体、医療の技術はそれほどでもないわけですから・・・全快まで半年程度見込んでおくのは妥当かと思います。
　
　ちなみに某法王が輸血でサイトメガロウイルスなるウイルスに感染したときは、重態になって二ヶ月ほど入院してます、技術がこれより低いならもう少し入院と回復が長引くのは妥当かと。

ミッキーさんへ＞＞・・・なんなのでしょうね・・・
　原因のひとつとも思えなくはないのが小説投稿掲示板のこれら・・
　http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/BHHQBBS7?no=33&reno=no&oya=33&mode=msg_view
　一応全体に目を通して分かったんですけど、この小説？ＢＨ司令部の投稿小説のルールに違反してます。
　これが原因のひとつかも知れません。

ミッキーさんへ＞ええとＢＨＳＳの投稿の方なんですが、時期的にはどちらのスレッドのほうがよろしいのでしょうか？
　自分的には後始末と再編成の頃だと考えているので３月から４月と考えているのですが？
　そうなるとリオンさんの再編成計画もこちらと同時期となりますがどうなんでしょうか？

　それと、マディック大尉の更生のためにデルタには頑張ってもらおうと思います。
　どっちにしてもギャグで行く事になりそうな気がしますけれど・・・。

デルタ登場ＳＳとしては最後かな？

　アーバインとクライバーンが駆けつけた時には遅かった。
　全てが終っていて出番が無かった。
　あるとすればのびた二人の男を、さらに遅れてやってきたカーティス准尉とゲッツ准尉と協力して病院へ放り込む事と、眠っているデルタを医務室の所まで運んでいく事ぐらいか？
　さすがのアーバインも、マディックがあそこまでボコボコにされているとは思わなかった。
　普段は大人しいユミナさんがあそこまで暴れまわるとは・・・。
　彼らの間でユミナの存在感は一際上昇したらしい。

「あの人の逆鱗に触れたら自分達も・・・」

　自分達も彼女から不興を買ったらあんな風になるのかという考えが、一瞬頭をよぎったほどだ。

　大佐は少し遅れて到着したが、出番は同じく無かったようだ。
　それ以前に、大佐はもう呆れて物も言えないようだったらしい。
　こうならんために、リストに二人の名前をあえて入れず注意もしなかったのだが・・・。
　結果として逆効果になってしまったようだ。
　原因の一端は自分にもあると言えよう。
　そんな訳でクロフォード大佐にも後ろめたい理由があり、示談したという事なので二人の騒ぎの責任追求にまで発展しなかったが、説教と減棒だけはしっかり受ける事になった。
　あとは追加で二人とも精神洗浄のために無理矢理に緊急入院させた。

　怪我の功名ともいえるが・・・。

　その後、デルタはエース級の三人と模擬戦できたのである。
　理由は、それぞれ違う。
　アーバイン少尉は事件の責任を感じて自主的に誘ったのである。
　精神洗浄を終えて退院してきたフェンサー少尉とマディック大尉は、大佐から今回の騒ぎの罰則として付き合うように命令があったからである。
　結果はいずれもデルタが負けたが、意外な事に彼女の腕はそれなりに高かったようで、新米ながらエースともそこそこはやり合えたのだ。
　ちなみに女難の相があるフェンサー少尉だけは、３本勝負の内の一本を取られてしまった。
　運悪く、頭にたまたまＭＬが連続して命中してしまったためである。

　彼の女難の相はまだ続きそうである。

　模擬戦の３人の感想は概ね一致していた。
　鍛えれば必ずや部隊の未来のエースになるはずである。
　操縦と砲術の腕前は一般兵クラスであるからして問題は無い、この先鍛えるべきは戦術などの知識面であるという事もである。

　この嬉しい誤算に大佐は喜んだのはもちろんだが、他にも喜んだ者がいる。

　今回の騒ぎの張本人、マディック大尉だ。

　マディックは、かねてよりの野望であるブラックハウンド増殖計画の中に彼女の名前を入れようとしたのである。
　クラークを鍛えてブラックハウンド増殖するより、ずっと手っ取り早い気がしたからである。

　そんな訳で、周囲を驚かせる行動に出たのである。

「マディックがデルタを弟子にした！？」

　その日のＢＨには、凄まじい激震が走った事を明記しておこう。

　さすがの大佐も、この事態には開いた口が半日ほど塞がらなかった。
　ゲッツ准尉とカーティス准尉は、まだ夢を見ているのではないかとお互いの頬をつねり合ったそうである。
　クライバーン少尉は天災が起こって畑の作物に被害が降りかからないか心配し、アーバイン少尉は頑として信じなかった。
　付き合いの長いフェンサーはあまりのショックで思考が停止して、一日ほど置物になっていたらしい。
　マナ少尉は、置物になったフェンサー少尉を再始動しようとあれこれ奮闘したようだ。

　弟子になったという当のデルタは、騒ぎの一件もあり非常に嫌そうな顔をしたものの、ユミナから頼まれて渋々弟子になる事にしたのである。
　デルタが弟子入りを承諾した理由は簡単だった。
　この事がユミナのマディック人格改善計画に大きく影響するからである。
　以前のマディックなら、積極的に人と関わろうとしなかった一匹狼的性格である。
　それが自分から弟子を取ろうとしたのである。
　これは大きな進歩であろう。
　この事をユミナ人格を改善するチャンスであり、機会でもあると考えたのだ。
　問題はその弟子にしたい者が、先日の騒ぎの被害者でマディック自信が直接酷い目に会わせていた事だろう。
　その事もあって、話の方はユミナから通される事になったのだ。
　最初は嫌がったデルタだが、ユミナには恩があるし、少しでも彼女に恩返しができればと考えていたからである。
　それに腕だけならマディックが超一流である事は、先の模擬戦で身をもって知っている。
　その人から優先的に教えを請う事ができるのだ。
　新参者という立場から見ると、非常においしい条件なのだ。
　もっとも、あの騒ぎの後ではありがたみが半減ではあるのだが・・・。

　そのおかげでデルタは弟子として、暇な時にマディックから直々に訓練を受ける事になったのである。
　周りの予想に反して、意外にマトモな師匠振りを発揮しているようで、デルタの不信感も徐々にではあるが薄れていった。
　それでもまだ、不信感が完全に無いとは言えないが・・・。
　まあその関係で、セイちゃんの練習相手も彼女が見る事になっているのでギブ＆テイクに近いのではあるが・・・。

　この事態に対する周りの者の反応は千差万別であるが、大まかに分けて３つに分かれた。
「あれは幻だ見なかった事にしよう」という集団と、「あの人もやっとマトモに更生し始めたんだ。」という集団。
　そして最後は「病院で洗脳でもされて来たのでは？」と怪しがる集団である。
　その集団の筆頭に挙げられた人物はいずれも今回の騒ぎの関係者だった。
　幻だと思った集団はフェンサー少尉とゲッツ准尉を筆頭にしており、更生したと思った集団はクライバーン少尉とカーティス准尉が筆頭に挙げられる。
　ちなみに洗脳されて来たと考えてる集団は、クロフォード大佐とアーバイン少尉が筆頭である。
　それぞれが勝手にこの事態を推測して話を広めたおかげで、さらなる誤解とトラブルを招く事になるのはまた別の話。

　めでたし、めでたくもなし。

デルタＳＳの続きです。

「マディック大尉暴走ス。」

　ゲッツ准尉から大佐にもたらされた第一報は、再編成作業で疲れきり事務所に書類を出しに行った時だった。

「は？」

　すっとんきょうな声を出して固まってしまったクロフォード大佐。
　よりにもよってこんな時にまた問題を起こさんでもと言いたげである。

「なんでも、マディック大尉とフェンサー少尉がまた勝手に尋問を開始したようなんです。」

　病院に難癖つけられて、さらに待たされた結果がこれか！？
　マディックは本当ならば、昨日の夜の時点で病院に送られていたはずである。
　もう何も考えたくなくなってきた。

「大佐、クロフォード大佐！？どうしたんですか？」

　大佐はちょっとの間ではあるが現実逃避をしていたらしい。
　まあ、気持ちが解らないでもないが・・・。
　しかし、ＢＨの総司令官として、彼はこの問題から逃れられないのだ。

「すまん。カーティス准尉。現状はどうなっている？」

　とりあえず、現在の状況を知り、その上で判断して対処する事にしたようだ。

「は、現在マディック大尉の妻であるユミナさんとマナ少尉が尋問室に止めに向かっています。自分とカーティス准尉は大佐を探しに別行動中しておりました。」

　ゲッツ准尉は、状況を的確に報告した。

「む？なんでお前達が止めに行かなかったのだ？」

　素朴な疑問が大佐の頭の中に浮かび上がってきた。
　普通は力のある男性が止めにはいるのがセオリーというものだ。

「それは自分達やマディック大尉よりも、ユミナさんの腕っ節が強いからです。」

　さも当然のごとくその質問に即答したゲッツ准尉。
　大佐はまたポカンとしている。

「マディックより彼女の方が強いというのか？人は見かけによらんとはよく言ったものだ。」

　頷いてはいるものの、どこか納得していない様子のようだ。

「それよりも大佐、早く来てくださらないと状況がどんどん悪化しますよ？」

　それはそうだ。

「仕方ない。今日が非番で基地にいて使えそうな者は・・・クライバーンとアーバインだな？」

　消去法で名前を消していったら使えそうな人材は、この二人だけになったともいう。

「ゲッツ准尉は両名に私の名前で召集をかけて尋問室に向かわせておけ、私はこのまま尋問室に直行する。」

　こんな状況でも大佐の判断は的確であった。
　さすがはＢＨの総司令官。

「了解です。」

　ゲッツ准尉は、二人を召集するために飛び出していった。
　すでにこの時点で、召集するべき二人は尋問室に向かっている事を彼は知らなかった。
　一方のカーティス准尉も、大佐がすでに尋問室に向かう事を知らない。
　その結果、二人はそれぞれ違う人物を騒ぎが収まるまでグルグルと基地内を探し回る事になる。
　なかなか見つからないため、放送で呼び出しをかけようとしてバッタリ会うまでである。
　慌てて尋問室に駆け込んだときにはすでに騒ぎは終っていたのである。
　彼らがした事といえば、ボコボコにされたマディック大尉と昏倒しているフェンサー少尉を病院に担ぎ込んで無理矢理置いてくる事ぐらいだった。

　続く

ミッキーさんへ＞雑記掲示板の問題の書き込みがホッタラカシの状態です。

ミッキーさん＞残っているのは撤退しそびれたドラコのわずかな戦力がゲリラ戦をしてるだけのはずですから。

　はい、承知しております。
　私はシュミレーターでの模擬戦の事を指していたのですが説明不足だったようです。
　まあ、ゲリラ戦を行なう敵の民生機をサーチ＆デストロイする任務を行なって、練度を上げるのも手なのですがねえ。
　いきなり純正バトルメックとやりあうよりも簡単だろうし。

レオンさんへ。出会い系･･･消してきました。

・・・なんなのでしょうね・・・

MT.fujiさん＞＞中隊長となれる人材は幾らでも欲しいって所じゃないですかねえｗ　如何に腕のいい兵隊がいても、それを指揮出来る人材が十分に揃わないと宝の持ち腐れですよ

むうん、それはわかるのですが・・・う〜〜む・・・(悩）

アヴェンジング・エンジェル（１ＡＡ型）はエンジンこそ換装されてるけど、それ以外は殆ど通常のヴィンディケーターと変わりなかったと思うですが

何せ、必要な重量全部装甲剥がして作られてるからなあ……

狼牙改さん＞アカギ・クロキとフュルンゲルト・クロキは親戚？
NO、たまたま思いついた名前なだけであります。

何か、クラークを使ったSSを考えているそうですが、頑張ってください。
ロリ・ショタ疑惑に関してはCooの中でそれに関連する過去（シリアス＆ダーク：ギャグ無し）を考えていたのですが・・・
何か思考が暗い方暗い方に流れていき断念した覚えがあります。
　クラークの過去話、最近は書く気になれず。
よく考えればクラークも初期設定からだいぶと変化したキャラだよな・・・
まあ、今となっては同でもいいけど・・・
それでは失礼致します

to:ミッキーさん
え〜、各種コラム用掲示板に、まるで関係の無い書き込みが２件ありました。
可能なら消しておいてください。

宇宙港に降りた時の描写を変更ですか・・・・・・
む〜、それならデルタと一緒に来た事にします。
それと、ヴィンディケーターの破損状況を少しだけ変更します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
　カウツ�Vの首都アイギナに程近い所にある宇宙港。
　そこに、２人の若い男女がメックと共に降り立った。
「ふ〜ん、上から見た時は水が多い星だと思ったけど、空気は割りと乾燥しているな。」
　オットー・バイヤーバルツはやや乾いた唇を嘗めながら後を振り返った。
　そこには、オットーと同じ降下船に乗ってきたデルタ・イクサイズがキョロキョロと周りを見回していた。
　年齢はオットーより年下、しかも戦歴ゼロという全くの新兵である。
　こいつは初陣を生き残れるだろうかと思いながら、デルタの背後にあるメックを見て、小さくため息をついた。
　それに気付いたデルタが、オットーの方に歩み寄ってきた。
「オットーさんは、以前はどこの傭兵部隊に居たのですか？」
「そんなに大きな部隊じゃなかったよ。自由世界同盟のド辺境に駐留していたしな。」
「その割りには、メックはボロボロですねぇ・・・・・」
　デルタの何気ない一言にグッと詰まると、オットーは改めて自分のメックを見上げた。
　見上げた先には、彼が愛用してきた中量級メック・ヴィンディケーターの姿があった。
　しかし、その姿は見るからにボロボロで、素人目にも戦闘が行える状態ではない事は明らかだった。
　右腕は根元から失われ、左胴にある筈の５連長距離ミサイルの姿は無かった。
　装甲は大部分が破壊されており、左脚に至っては中枢部まで損傷していた。
　まさに惨憺たる有様である。
　普通なら現地の部隊で修理されるのだが、オットーが使っていたのは極めて数の少ない１ＡＡタイプであった。
　当然の事だが、予備パーツもほとんど残っていない為、修理を行おうにも出来ないのが現状だった。
「ここまでメックが損傷するなんて・・・・・相手は誰だったのです？」
「コンパス座連邦だよ。俺が居た部隊が駐留する惑星に攻め込んできたんだ。何とか追い返す事には成功したんだけど・・・・・」
「メックは大破しちゃったんですね。」
「結局、その所為で部隊を放り出されてなぁ。このままだと、俺は失機者になっちまうぜ。」
　失機者になる事は、全てのメック戦士が恐れる事態である。
　戦場でメックが破壊された時に運良く生き残った者がほとんどだが、パーツが無い為にメックを修理出来ず、やむをえず放棄してしまった者も少なからず存在した。
　オットーは自分のメックを修理してくれそうな部隊を探して、いくつかの惑星を回った末にブライスランドでブラッドハウンド隊にスカウトされたのである。
　いわく、我々の部隊には優秀なテックが揃っているのであなたのメックを以前より強化出来ますと。
　半信半疑のままオットーは、メックを修理出来るならと契約書にサインしたのであった。
「それにしても、こんな形で恒星連邦に帰ってくるとはなぁ・・・・出奔してから２年か・・・・・」
　オットーは宇宙港に翻る恒星連邦の国旗を見て、一族の元から出奔してからの日々を思い起こしていた。

新入りの偵察隊員早く修正しなくては（汗

＞あのう・・・メイスン中佐を死者のように扱わないでほしいのですけど･･･
というより、中隊長となれる人材は幾らでも欲しいって所じゃないですかねえｗ
如何に腕のいい兵隊がいても、それを指揮出来る人材が十分に揃わないと宝の持ち腐れですよ
『一頭のライオンに率いられた百頭の羊は一頭の羊に率いられた百頭のライオンを倒す』、と

リオンさん＞＞統合再編計画
　
いい話ですね･･･これで、だいぶん編成の隙を埋められそうです。
　人事上も、無難なところだと思います。
　
ただ、時期的には、３月中旬か、せいぜい下旬くらい出ないとまずいかも･･･？　と思います。
　というか・・・

　クロフォード大佐＞＞出来る事からやっていけば、数ヶ月後には中隊長の風格が身についているはずだ」

　あのう・・・メイスン中佐を死者のように扱わないでほしいのですけど･･･
　というか、治療不可能な死病に輸血で突然罹患したんですか！？
　聞いてないよ〜〜〜(ＴＴ）

レオンさん＞＞オットー、故国に戻る

す、素早い！
いやあ、いつもながら素早いですねえ！
　素晴らしいです！
　内容もいい感じですね。なるほど、これならすぐに改造できる上にブラッドハウンドに大量の借金を握られることになって居つく事になりますね（ｗ

・・・少しだけ、破壊状況を緩和したほうが良いような気もしますが･･･まあ、そのあたりは、正式掲載のときまでにでも治せば済む話ですね。
　
　おお、そうだ。宇宙港に降り立ったときの描写を、ちょっと変更しておいてください。偵察小隊として新規入隊する４人を一緒に来たことにしてほしいのです。
そうすれば、ある程度カウツ偏で活躍できる機会を作れます。
　・・・とはいっても、新兵訓練としてパエトン基地にいることになるでしょうけど。
　あ！　しまった、守護天子小隊の得時期にする時間を増やすだけか！？
　
　・・・・まいいか、それに、４人のうちマナ少尉は惑星軍からの転任者だし、デルタはかなり後になってからの入隊だし。
被害者は最低限に減るな。

MT.fujiさん＞＞まあ、追い詰められないと優秀な技術者を最前線には出したくないのが部隊の本音かとｗ
MT.fujiさん＞＞エンドウ少尉を下手に最前線に出して戦死になったりしたら、戦闘には勝利出来ても収支は真っ赤ッ赤でしょうからねえ

・・・まさしく、そのとおりですね･･･ということは、ブラッドハウンドの戦いは、４月まで続くのですね。ないとストーカー員が苦労しそうだ。ヘッドハンティングをしようとする連中の見張りとは。
　・・・この時期も、ブラッドハウンドは経済的な危機感をもってくらすんだろ〜な（ｗ

３月中旬以降・・・４月３０日をもってカウツ�Vを去るとして・・・普通、ブラッドハウンドをイランと思ったら３月中にも契約を解除するはず。

ということは、何らかの理由でさらにブラッドハウンドにいてもらいたいんだよな、カウツ政府の連中。
　なんでだろう・・・
　
　あ、そっか、シェリル中尉やエンドウ中尉なんかの技術者の支援がほしいのか？
　・・・つーことは、統合整備（再編だっけか？）計画では、腕のいい技術者は使えないだろうか･･･？
　
　使えないよな。その上に、技術者見習いを教育する学生たちの教育なんかも押し付けられそうだ。
　・・・メックの修理が出来るやつは結構いるけど、普通の機械の修理できる人材が引き抜かれてブラッドハウンドを去ることもありうるわけか･･･

＞とりあえず、アーバインとセリアがそれぞれどのメックに乗るのかだけ教えてください
実は普段セリアはメックには乗っていません
まあ、理由は単純で普段は医師・技術者としてエンドウ少尉らと同じ立場にいる事が多い為です。メック戦士としての腕はエンドウ少尉より遥かにいいですが、５Ｌｖの医療技能と７Ｌｖに達する整備＝一般技能は重宝されるでしょう
この為、アーバインが必要に応じて両方のメックを使ってますが、普段は基本的に汎用性のあるバーグラーを使用しています

セリア少尉も戦闘に出る時の為にガイエスハーケンは現在セリア少尉のカラーと紋章を採用しています
アーバインが乗る際は紋章のみ変更を行っています

ちなみにセリア少尉も戦闘能力あります
主に銃によるものになりますが。その点は白兵戦闘型のアーバインとは対象的ですね

・・・・・・こんなところかな？
まあ、追い詰められないと優秀な技術者を最前線には出したくないのが部隊の本音かとｗ
エンドウ少尉を下手に最前線に出して戦死になったりしたら、戦闘には勝利出来ても収支は真っ赤ッ赤でしょうからねえ

狼牙改さん＞＞ガイエスハーケンとバーグラー
　
密林戦闘ならバーグラー、そうでないならガイエスハーケンを出してもかまわない･･･くらいで考えればいいかと。
　ガイエスハーケンは再建途上かもしれないし再建が終わっていても試験中で微調整中かもしれないし･･･
　
　つまり、基本はバーグラーですね。
　・・・・戦闘？
　え〜〜と、３月中旬以降は、ブラッドハウンドの面々は基本的にパエトン基地に戻る方向のはず。
　残っているのは撤退しそびれたドラコのわずかな戦力がゲリラ戦をしてるだけのはずですから。
　ということは、基本的に戦闘は起こらないのでは･･･？

それでは、オットー・バイヤーバルツがブラッドハウンド隊にやってきたＳＳをアップします。
入隊は１月・・・・という事は、「密林の攻防戦｣スレッドに投稿すればいいのでしょうか？
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
　カウツ�Vの首都アイギナに程近い所にある宇宙港。
　そこに、１人の若い男がメックと共に降り立った。
「ふ〜ん、上から見た時は水が多い星だと思ったけど、空気は割りと乾燥しているな。」
　オットー・バイヤーバルツはやや乾いた唇を嘗めながら後を振り返ると、小さくため息を付いた。
「しかし、スカウトされたのはいいが・・・・・・こいつのパーツ、あるんだろうな？」
　振り返った先には、彼が愛用してきた中量級メック・ヴィンディケーターの姿があった。
　だが、そのメックは見るからにボロボロで、素人目にも戦闘が行える状態ではない事は明らかだった。
　左右の両腕は根元から失われ、左胴にある筈の５連長距離ミサイルの姿は無かった。
　装甲は大部分が破壊されており、両脚に至っては中枢部も損傷していた。
　まさに惨憺たる有様である。
　普通なら現地の部隊で修理されるのだが、オットーが使っていたのは極めて数の少ない１ＡＡタイプであった。
　当然の事だが、予備パーツもほとんど残っていない為、修理を行おうにも出来ないのが現状だった。
「結局、その所為で前の部隊を放り出されたからなぁ。このままだと、失機者になっちまうぜ。」
　失機者になる事は、全てのメック戦士が恐れる事態である。
　戦場でメックが破壊された時に運良く生き残った者がほとんどだが、パーツが無い為にメックを修理出来ず、やむをえず放棄してしまった者も少数ながら存在した。
　オットーは自分のメックを修理してくれそうな部隊を探して、いくつかの惑星を回った末にブライスランドでブラッドハウンド隊にスカウトされたのである。
　いわく、我々の部隊には優秀なテックが揃っているのであなたのメックを以前より強化出来ますと。
　半信半疑のままオットーは、メックを修理出来るならと契約書にサインしたのであった。
「それにしても、こんな形で恒星連邦に帰ってくるとはなぁ・・・・出奔してから２年か・・・・・」
　オットーは宇宙港に翻る恒星連邦の国旗を見て、一族の元から出奔してからの日々を思い起こしていた。

MT.fujiへ＞とりあえず、アーバインとセリアがそれぞれどのメックに乗るのかだけ教えてください。
　それだけ決まれば後は自然にＳＳのネタが出てくるはずです。
　と、いうよりデルタのＳＳの後日談でアーバインがどちらに乗っているのか解らず立ち往生しています。
　その辺ごまかしてＳＳ書こうにも、ガイエスハーケンとバーグラーじゃ戦い方がまるで違うんでごまかしようがありません。
　まあ、間違ってもアーバインはフェニホには乗らんでしょうけれどねえ？

ミッキーさん＞装甲薄すぎて大破、改造(爆）

なんかナースホルンの誕生の時と同じだなあ・・・。
もっとも、あっちは元がデルヴィッシュだけれどねえ。

　そういえば恒星連邦の王家バリエーションでまともな物はすくないなあ・・・。
　フェニホのＤ型は使えるのだが、シャドホとライフルマンは論外だな。
　支援機としても装甲が薄すぎますからねえ。
　それでもリャオよりはマシか・・・。

＞筋を通す
成る程
では時間が取れたら、一度その辺りの話も書いてみますか……

何時になるやらｗ

レオンさん＞＞狼牙改さん＞＞MT.fujiさん＞＞紆余曲折の末ヴィンディケイター１ＡＡ型

めでたく妥当な線に落ち着いたようですね。
・・・こりゃあ、改造の理由は明白だな。
装甲薄すぎて大破、改造(爆）


リオンさん＞＞「密林の攻防戦編」に投稿した「統合再編計画　３」を削除しておいて頂けないでしょうか？

リオンさん、早速消してきました。時期にあったスレッドへの投稿、ありがとうございます（＾＾）


そのほかの皆さんも、ご自分のＳＳを、時期ごとのスレッドに移しておいていただけるとうれしいです。
　ミッキーも少しずつ作業を進めておりますが、他にもやることが多く、なかなか進んでいないのが現状です。
　完成バージョンを投稿するまでのつなぎとしてでも良いですから、ＳＳを各時期ごとのスレッドに投稿しておいてください。

なお、各時期ごとのスレッドには、在る程度の幅を持たせたものもあります。多少の柔軟性はあると思います。ですので、大隊の時期で良いと思います。


リオンさん＞＞メック交換＞＞「一部では確かにそういう意見も出る可能性がありえる」訳ですから、交換の前に本家すじに話を通して置くほうが良いと思います。

確かに、筋を通しておくのは大事ですよね。
　MT.fujiさん、そのあたり、チラッと描写に入れておくといいかと思います･･･
　というか、これは、リオンさんが『統合整備計画』の中で描写するべきことなのかな････？


狼牙改さん＞＞ＳＳ拾い

狼牙改さん、ありがとうございます。いやあ・・・あるもんですねえ・・・(呆然）

to:MT.fujiさん
＞ちょっと待ち！
＞ヴィンディケーターも歩行４／走行６／ジャンプ４だぞｗ

それは、ＶＮＤ−１Ｒタイプの事では？１ＡＡタイプは５／８／５ですよ。

＞４５ｔで移動力５／８／５の機体
そうなんですよね
案外とないんですよね
一応
『初期型ブラックジャック』及び『アヴェンジング・エンジェル』の２機種が該当します
ただ、ブラックジャック（初期型）は星間連盟軍や当時のメック戦士に採用されずお蔵入り、アヴェンジング・エンジェルはヴィンディケイターの実験改装機で非常に数が少ないという設定ですし……
難しい所ですね

ヴィンディゲーターの機動力は・・・。
４／６／４でしたね・・・。
メックカタログ見直して気がつきましたが・・・。
凡ミスやん。
４５ｔで移動力５／８／５の機体ってありましたっけ？

ミッキーさんへ

「密林の攻防戦編」に投稿した「統合再編計画　３」を削除しておいて頂けないでしょうか？
　削除キーを設定し忘れて、削除できなくなってしまいました。
　お手数をおかけして、申し訳ありません。

７１１＞＞投稿者： 惶ﾝ
　・・・何故「惶ﾝ」？ちゃんとリオンといれたはずなのだが・・・

　ＳＳ「統合再編計画」完結です。
中途半端なのにどこが完結？と思うかもしれませんけど、このＳＳ事態では「カナヤ大尉を第二中隊長に任命する」ことを目的としています。
　この後あたりに「天使の帰還」の改定版をいれて一応の結びとなりますので・・・

ＢＨＳＳ　「統合再編計画　３」

「僕が・・・中隊長ですかぁ？」
　パエトン基地、クロフォード大佐の執務室。
　その部屋の主である、クロフォード大佐の前で、カナヤ大尉は戸惑ったような声をあげる。
「そうだ、メイスン復帰のめどが立たない以上、第二中隊を長期にわたって指揮官不在の状態にしておくわけにはいかん。
　それで新しい中隊長として最も適任と思えるのが君だ。
　他の小隊の再編成のかねあいもあるから、正式な告示は後日になるが、これは決定だ。受けてもらえるね、カナヤ少佐」
　クロフォード大佐の口調は穏やかではあるものの、有無をいわせぬ迫力がこもっている。
「しかし大佐、何故僕なんかを？他にも適任な人はいるんじゃないですか？マディック大尉とか、クラウディア大尉とか・・」
　異議をとなえるカナヤ大尉。
　それを横で見ながらライフス・ダストトゥダスト中尉は心の中で苦笑した。
　一個大隊弱の戦力であるブラッドハウンドにおいて、「中隊長」という肩書きのおもさにはかなりのものがある。
　その職務に自分ではなく、他の人を推薦するのだ、普通では考えられない態度である。
（これが日系人の『つつしみ』という奴かな？）
　ふと思う。とはいえ、彼が思いをさまよわせている間も、クロフォード大佐の話は続いている。
　「・・部隊内の古参の兵士の上、君は正規の士官教育を受けている。性格的にも一匹狼のマディック大尉や副官肌のクラウディアと比べて向いている。先ほども言ったようにライフス中尉をサポートにつけるから、なんとかなるはずだ。
　実際、彼はメイスンが入院してから今まで、代理として中隊長の業務を担ってきているからな」
（ええ、お陰様でメックをさわれる時間が半減しましてね・・その点じゃ本気でメイスン中佐を恨みましたよ・・私としては他の人がこの業務を担ってくれるのは大歓迎なんですがね）
　ライフスの心の声を知ってか知らずか、カナヤ大尉は言葉を返す。
「なら、そのままライフス中尉を昇進させても・・・」
（絶対止めてくれ！！）
　心の中で絶叫するライフス。
「無理だ。入隊して半年の、しかも自分の機体を持っていないメック戦士を中隊長にしてみろ、そんな事をすれば部隊の秩序がメチャクチャになることぐらい、分からなくはあるまい。それに彼も副官として他の人をサポートする方が向いているしな」
（・・・それは一応選択肢にあったってことかい）
　ライフスの心の中でのつっこみはともかく、黙っているカナヤ大尉に向けて、クロフォード大佐は言葉を続ける。
「リョウ。君に中隊長と言う重責を担う自信が無いのは分かる。だが部隊のためには他に方法が無いのも事実だ。
　なにもはじめから完璧に行なう様言っている訳じゃない。失敗を恐れるな、足りない分はこちらでフォローする。
　出来る事からやっていけば、数ヶ月後には中隊長の風格が身についているはずだ」
　真剣そのものの眼差しで訴えかけるクロフォード大佐の言葉にカナヤ大尉も決心がついたようだ。
「分かりましたユウキ大佐。ブラッドハウンド第二メック中隊中隊長の任命、不肖リョウ・カナヤ、謹んでお受け致します」
　敬礼してクロフォード大佐に答えるカナヤ大・・いやカナヤ少佐。
　それを見て薄く微笑みを浮かべながら、クロフォード大佐は言葉を紡ぐ。
「先ほども言ったように、正式な任命は後日・・１週間後と言うところだ。その間にライフス中尉から業務の引継ぎを終えておいてくれ。ライフス中尉もその方向でよろしく頼む」
「了解しました、クロフォード大佐」
　重荷を下ろせることにほっとしながら、敬礼するライフス。
「以上だ。両名ともご苦労だった」

MT.fujiさんへ＞＞メックの交換
＞メックの交換自体は問題ないかと
＞彼らの最重要目的はあくまで『直系の血を引くメック戦士』を分家にも混ぜる事
　分かりました、杞憂でなによりです。
　ただ「一部では確かにそういう意見も出る可能性がありえる」訳ですから、交換の前に本家すじに話を通して置くほうが良いと思います。
　ＳＳのほうは修正して置きますね。

＞レオンさん
＞４５ｔで、歩行５／走行８／ジャンプ４のメックとなれば・・・・・ヴィンディケーターになりますね
ちょっと待ち！
ヴィンディケーターも歩行４／走行６／ジャンプ４だぞｗ

レオンさんへ＞イ・ホンユイが元ヴィンディゲータ乗りです。
　最近出番が無いようですけれど・・・。

ミッキーさんへ＞モーラーさんはどうするんでしょうかねえ？
　すでに死んどるハズなのですが生きておられます。
　まあ、私も殺すのはどうかと思うんで続投を希望します。

　むう、アルベルトとも思ったほど出番が無いですねえ。
　今の所、ＳＳ登場回数はダントツ一位はクラークですね。
　そうなったのも、彼がどこにでも首を突っ込んでくるからなのですがねえ。

レオンさんへ＞ＢＨはもともとリャオ家に仕えていたのでこのメックについても整備した事が有ると思われます。
　その他、これに乗っていたのに失機者になってしまい、ＢＨにメック欲しさに入隊した人もおるため、アドバイスを受けるのにも好都合かと思われます。

to:ミッキーさん
＞メックは･･･う〜〜ん、移動力が違っているとなると、すでに別物に近い（エンジンとジャイロの交換、擬似ボーンそのものの構造強度の不足など）ですから･･･それについては、別のメックをベースにしたほうがいいと思います。改造ＳＳ書くときにそのほうが楽ですから。

４５ｔで、歩行５／走行８／ジャンプ４のメックとなれば・・・・・ヴィンディケーターになりますね。
了解しました、“フランキスカ”はヴィンディケーターの改造機という事にします。

　ＢＨでは、個性が強すぎると必ず殿堂入りされてしまう勲章の様なもの。
　だれかまとめてアップしてくれないだろうか？
　駄目なら自分で表を作るけれど・・・。

Ｃｏｏさんへ＞クフェイン編で出てくるフリュンゲルト・クロキと、カウツ編の戦乙女戦いでエカテリーナと一騎打ちしているアガタ・クロキ曹長は親戚なんでしょうか？

MT.fujiさん＞ちなみにマディック大尉のコスプレ疑惑自体は晴れておりますｗ念の為

確かにそうです。
ただし、疑惑が晴れたのはあの場にいた者だけですがね。
手配書の名前が書き換えられてばらまかれてしまった現在、もみ消す事はすでに不可能かと・・・。

ミッキーさんへ＞追加分のメールを送っておきました。
　しっかしまあ、クラークがらみのＳＳを軒並み拾い損ねている気がします。
　明日も過去ログへ潜って、未掲載のＳＳをサルベージする予定です。

レオンさんへ
　おお、素晴らしいですね。設定的に無理がないです。
　文章も良くまとまっていると思います。

　スカウトされた場所については、ブラッドハウンドは「ブライスランド」で人員募集しておりますので、そちらになります。データと年齢については･･･１８だと若すぎますね。２０歳は超えていたほうがいいと思います。
　メックは･･･う〜〜ん、移動力が違っているとなると、すでに別物に近い（エンジンとジャイロの交換、擬似ボーンそのものの構造強度の不足など）ですから･･･それについては、別のメックをベースにしたほうがいいと思います。改造ＳＳ書くときにそのほうが楽ですから。

うお！　す、素早い！　
　む、無駄足だったか！
　まあ、それはそれでよし！

レオンさん＞＞ううっ、考え付く設定が全部裏目になる・・・・（ＴｏＴ）
レオンさん＞＞あう〜、今の設定ではダメですかぁ〜〜〜（ＴＴ）


うわ・・・ブラッドハウンド（恒星連邦）のほうでしたか・・・現状ではちょっと・・・
すいませんｍ(_ _)ｍ
　メックは入隊後の改造で、オッケイなのですね。ありがとうございますｍ(_ _)ｍ

　さて、となると、助言の一つもしないとあまりにも、と思いましたので、ちょっとばかり。（必要なければ無視してくださってください）
　
　え〜〜、今までの経験から言って、性格や趣味や特徴などの部分について“長く”書いている人ほど、その設定を生かしきれていません。ですから、キャラの説明を『一言』で言い表せるように作るのが最高だと思います。
　クライバーン＞農民ウォリアー
　マディック＞性格破綻戦闘バカ
　フェンサー＞女難のエース
　エンドウ大尉＞ドクター
　マルガレーテ＞はた迷惑なお嬢様
　
　この、一言で言い表せる・・・いわゆるキャラとしての「コンセプト」をまず決めて、全ての設定･特徴を、「コンセプト」を表現するために費やすわけです。いらない部分の設定はばっさり切り捨てます。どうせ、ＳＳを何本も書いているうちにキャラに肉付けされていくのですから、最初から詳しく決めておくとかえってやりにくくなります。

さて、では、どんなコンセプトならまだ出ていないか？
ですが・・・う〜〜ん、すでにいろいろ出てますからね･･･とっさに思いつくのはこれくらいです。
　発想の元にでもなればいいのですが･･･

　アメリカ系ですよね、恒星連邦。
　アメリカ････人種で言うと出ていないｏｒ目だっていないコンセプト・・・
　ラテン系（底抜けにお気楽でこだわらなくて明るい）
　インディアン（嘘つかない、野外系技能堪能、朴訥）
　商人、男装の麗人、編集者、簡易遺伝子改造者、従軍牧師、新興宗教、
　元気すぎる老人（このくそ爺い、とっとと引退しやがれ！）

これが、オットーが乗る予定のハチェットマン改“フランキスカ”のデータです。

機種名：ＦＲＡ−４Ｓ　フランキスカ
機体重量：４５ｔ 放熱器数：１２ 　
歩行時ＭＰ：５/走行時ＭＰ：８/ジャンプ時ＭＰ：４
中枢耐久値 装甲耐久値
頭部：３ 　　頭部：９
胴中央：１４ 胴中央：１７／６
左胴部：１１ 左胴部：１３／５
右胴部：１１ 右胴部：１３／５
左腕部：７ 　左腕部：１２
右腕部：７ 　右腕部：１２
左脚部：１１ 左脚部：１８
右脚部：１１ 右脚部：１８
武装：
大口径レーザー×１ 　　　　左腕 放熱器×1 （右胴）
中口径レーザー×２　　　　 右胴×２ 放熱器×1 （左胴）
中口径レーザー×２ 　　　　左胴×２
小口径レーザー×１　　　　 胴中央　
ハチェット×１　　　　　　 右腕
ジャンプジェット×２　　　 右胴
ジャンプジェット×２　　　 左胴

詳細要目
　総重量：４５ｔ
　フレームタイプ：コリアン・モデル１ＡＡ
　主機：ＶＯＸ２２５
　ジャンプジェット：ＧＭジェットスター
　装甲：デュラックス・ライト
　通信システム：Ｏ／Ｐ５００Ａ
　照準索敵システム：ダルバン・ＡＱ
　武装：
　　　　ハーモン大口径レーザー×１
　　　　ビクトリー２３Ｒ中口径レーザー×４
　　　　マグナ２００小口径レーザー×１
　　　　ハチェット×１
　値段：３７５万４７０３ＣＢ

えーと、まずメックの交換自体は問題ないかと
本家での待遇という事ですが、一部では確かにそういう意見も出る可能性がありえます
ただ、当主含めた首脳陣の最重要課題はそこではありません
彼らの最重要目的はあくまで『直系の血を引くメック戦士』を分家にも混ぜる事にあります
主家が途絶えた時に備えての事ですからね
ですから、与えたメックが不当な条件で交換されたならともかく、より重量のある完動状態のメックとの交換ならば文句は出ないと思われます

次にガイエスハーケンですが……
アーバイン少尉には使用している紋章があります。交差する剣をバックとした獅子の横顔です（デルフィにア戦記という小説を探して頂ければｗ）
おそらくガイエスハーケンの姿が見えず、代わりにバーグラーに紋章がついているのは確認されているでしょうから、賞金はそちらに移っているのではないかと思われます
（少なくとも予備機を使っていると判断はされるかと）
無論、一部の面々はガイエスハーケンが出てくれば勘違いして狙ってくるかもしれませんが
セリアの腕自体は３／３ですから、一飯兵よりは良く、古参兵よりは悪いと言うように造ってありますｗ

……しかし……さて、どうすべきやら
ちなみにマディック大尉のコスプレ疑惑自体は晴れておりますｗ念の為

え〜、オットーの設定を恒星連邦出身者らしく変えてみました。
これならどうでしょう？

名前：オットー・バイヤーバルツ
年齢：１８歳　性別：男性　搭乗機体：ハチェットマンの改造機
メック戦士養成校出身
所有技能：
操縦＝メック　砲術＝メック　戦術　指揮・命令　個人戦闘＝ピストル
いずれも一般兵並

解説：
恒星連邦国のメック戦士一族の次男として生を受ける。
彼の一族はハセク家の分家に連なる家系で、かつてはニューアヴァロンに程近い惑星オデルに広大な領地を持っていた。
だが、マイケル＝ハセク＝ダヴィオンがハンス＝ダヴィオンとの政争に敗れると、オデルの領地は没収されてしまい、一族はカペラ連邦の国境にあるニューアラゴンで細々と暮らすハメになる。
そのような状況にオットーの父と兄は我慢出来ず、いつの日か元の領地に戻る事を夢見て、マイケルの策略に力を貸すようになる。
しかし、オットーは過去の栄光にしがみつく父を嫌って２年前に出奔、流れ着いたガラテアでＢＨ隊にスカウトされる。
性格は大胆で豪放、スピードと火力を生かした一撃離脱戦法を得意とする。
また、大の酒好きで戦闘の後は必ず一杯ひっかける。

疲れた・・・。

　デルタのＳＳはこの後エピローグにあたる後日談をのっけるだけなのですが、まだ完成していない。
　意外にメック戦士としての才能があった彼女に目をつける人がいたりするんですけれどねえ・・・。

　今後のデルタ関連の構想としては、クラーク少尉をからませて遊ぼうかと・・・。
　そのためにデルタの設定を童顔でコンパクトにしたのですから（笑）
　確かロリコン・ショタコン疑惑があった事が記憶にあります。
　エカテリーナとセイちゃんがその原因でしたからねえ。
　姉貴にはそれで勘違いされたんだと思いましたが？
　ところであの話の続きはＳＳとしてアップしないのでしょうか？
　気になる所です。

　拷問を開始しようとしたその時である。
　勢い良く尋問室のドアを開けて飛び込んできた人物がいた。
　マディックがこの世で失機者になる事よりも恐れる物。
　家伝の高速振動薙刀を片手に携えた妻、怒りに燃える大魔神化したユミナである。
　おまけでマナ少尉がふろくとしてついてはいるのだが・・・二人には気づいてもらえなかったようだ。
　それというのも半端じゃない剣幕で二人の前に仁王立ちになっている、今や大魔神となってしまったユミナの存在であろう。
　マディックとフェンサーはその圧倒的な気迫に固まってしまった。

　ユミナが部屋に飛び込んでまず目にしたのは、椅子に縄で縛られた挙句に泣かされている少女と、なにやら薬を使おうとしている夫、そして拳銃に手を掛けていたフェンサーの姿である。

「あーなーたーーーー！！」

　地獄の底から湧きあがるような怒りに満ち溢れたユミナの低い声にマディックは狼狽した。

「ユ、ユミナ！？どうしてここに！？それになんだその手に持った物は！？」

　なぜ尋問室にユミナが現れたんだ？
　家伝の高速振動薙刀を持ち出してまで何しに来たのか！？
　それよりなんだこのプレッシャーは、俺が何かマズイ事をしたとでもいうのか！？
　マディックはすでに完全にパニックに陥っていた。

「これはあなた達に天罰を与えるために持ってきたんですよ？」

　不気味に微笑むユミナにマディックはもとより、その場にいたフェンサーやマナ少尉も引いていた。
　デルタはぐずりながらも呆気に取られている。
　彼女が穏便に事を済ませようとしていないのは明らかである。
　隙もなく薙刀を構えて間合いを詰めてきた。
　マディックは命の危険を感じたのか逃げようとしたのだが、背中は壁だった。

「お、落ちつけユミナ、話せば解る。話せば・・・ギャァァァァーーーーーーーーーッ！！！！」

　そして、天罰が下され始めた。

　結末は言うまでもあるまい。
　フェンサー少尉は一撃の下に意識を失って昏倒させ。
　夫のマディックはあえて昏倒させずにボコボコにした。

　　　　−−−−−−　天罰終了　−−−−−−

「あなたって人は、反省と学習するということを知らないのですか！？」

　と、半分グロッキー状態で仰向けになっている情けない夫にクドクド説教している。
　これで直るかというとは思ってないが、言わずにはいられない。
　マナ少尉は昏倒したフェンサー少尉の傍にいる。
　気を失っている事を良い事に傍に居放題な状況である。
　彼女はそれだけで満足そうだ。
　この状況を役得ともいうが・・・。
　それをデルタは、ポカンと泣くのも忘れて見ている。

「あ、そうだった。肝心な事を忘れるところだったわ！」

　ポンと軽く手を打って、くるりとデルタの方に向き直って彼女に近寄った。
　彼女を助けに来たのが本来の目的だったのだから。

「ごめんなさい、怪我は無い？」

　縄を解いて体を自由にしてもらったデルタは無言でコクリと頷いたものの、顔色は良くない。

「とても大丈夫そうに見えないわね・・・お医者様に見てもらいに行きましょうか？」

　デルタはまたコクリと頷いたが、脇でのびているマディック大尉達の事が気になるようだ。
　ここまで彼らが暴走した原因も知りたいようだった。

「ごめんなさいね。夫は昔いろいろあったらしくって時々発作のようにこうなっちゃうのよ。」

　はあっ、と、ため息をついて誤るユミナ。
　先日のクライバーン少尉の一件の時も、今日と同じような事が家庭にて繰り広げられていたのは公然の秘密ではあるが・・・。
　フェンサー少尉も一緒にいたから同じような発作を起こす事を彼女に説明した。
　まあ、納得はしたものの、厄介な発作である。

「あとで大佐の方からも夫を叱ってもらうように言っておくから、今日の事はこのとおり私に免じて許してくれないかしら？」

　そういってデルタに頭を下げるユミナ。
　デルタの方も、命の恩人でもあるユミナに謝られるのはちょっと気が引けた。
　デルタもコクリと頷いてその条件を飲んだ。
　とりあえず、この件の示談は成立したのだ。

「あらら？眠いのかしら？なら、はい。」

　なんだかホッとしたら眠くなってきたようだ。
　極度の精神的緊張から開放されると、疲労感がドッと出てくるのだ。
　ウトウトし始めたデルタにユミナは膝を貸して休ませた。
　デルタはそのまま眠りに落ちた。

　その様子を見ていたマナ少尉が、ポンと手を打って自分もフェンサー少尉に膝枕をしたのは言うまでも無いであろう。

　続く

「ううっ、私本当に知らないんです。」

　何度目の質問だろう、彼女はもうマトモに考えて答える事もできなくなっていた。
　すでに涙声になっていた。
　それでもこの二人は容赦が無い。

「俺たちに泣き落としが通用すると思っているのか！！」
「意外にしぶといですねえ。」

　鬼だこの人ら・・・。

「だから、言おうにも配属がまだ決定してないんですよーーー。」

　彼女が言えるのはこれしかない。
　全くもってそうなのだが・・・。

「だったら、お前を知っているＢＨの人物の名前をあげろ。」
「大尉、首実検するんですね？」

　この二人はさらにダークな方向に突っ走っているようだ。
　彼女は知っている人物を挙げようと必死に思い出した。
　思い出した人物は全部で三人、クロフォード大佐とアーバイン少尉、それに自分の隊長になる予定のクライバーン少尉である。
　究極の三択問題である。
　正しい選択をすればここでこの騒ぎは終ったかもしれないのではあるが、ここで彼女は最大のミスを犯してしまった。
　彼女自身、先日の一件を知らないのだから仕方無い事なのだが、選択して挙げちゃった名前が問題だった。

「あの、ミッキー・クライバーン少尉を呼んでいただけないでしょうか？」

　選択した理由は割と単純で、三人の中で一番ヒマそうで来てくれそうな人を選んだだけである。
　二人の肩がピクリと跳ね上がった。
　今の二人には、その名前はＮＧワードである。
　当然その結果であるが、二人の反応はこうなった。

「なるほど、やはりあいつはこいつの仲間で元々スパイだったのか・・・それなら納得だ。」
「大佐の目はごまかせても我々の目はごまかせませんよ？」

　二人とも先日の一件に妙な確証を得たらしく、前にも増して彼女に詰め寄った。

「さあ、言え、すぐ言え、全部言え、正直に言え。」
「言わないと処分しますよ。」

　あからさまに目が血走ってきた二人を前に彼女はオタオタするばかりである。
　どうもさっきの三択の選択を失敗したらしいとデルタも気付いたのだが、すでに後の祭りである。
　そうこうしているうちに、マディック大尉はどこから持ってきてたのか自白剤を取り出し、フェンサー少尉はホルスターから拳銃を取り出してセーフティーを解除しようとしている。
　この二人はすでに尋問を切り上げて、拷問を始めようとしているのだ。
　誰から見ても、とても危険な状況だ。
　孤立無援状態で、精神的に限界だった。
　頭の中が真っ白になっていくようだった。

「ひっく、もう許してください。私、何も悪い事してないのに・・・うわぁぁぁーーん。」

　とうとう彼女は声を上げて泣き出してしまった。

「泣いたところで許してもらえると思っているのかーーーー！！」
「泣けば許してもらえるなどと考えている女性は、私は許せませんねえ。」

　これに対して二人は血も涙も無い態度をとった。
　鬼というより、もはや悪魔に近いようだ。
　自分たちにこれから彼女にしようとしている事以上の天罰が下るというのに・・・。

　天罰が下るのはこのすぐ後であった。
　彼らには大魔神の天罰が下るであろう。

　続く。

ミッキーさんへ＞たとえ別の戦地に変わっても、賞金首の情報はクリタの恒星連邦寄りの部隊には、ほぼ全部に行き渡っているものと思われます。
　マディック大尉がそうであるように。
　まあ、彼の場合は最初が「黒い悪魔」だったのに、例の一件で「コスプレマニア」の賞金首名に変更されてしまったようですがねえ。

　まあ、そこら辺はＳＳの書く人次第かな？

ちなみにこれですね。
気づかない人は気がつかないでしょう。

http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss_data/members/madhikku.html

狼牙改さん＞＞セリアさんを殺す気ですか？
狼牙改さん＞＞セリアさんにそれだけの腕があるでしょうか？

え〜〜と・・・まあ、確かにそうですね。
　まあ、プレイヤーであるMT.fujiさんの意向ですし、さほど問題ないとは思いますが。

確か、セリアさんもエリートクラスの腕前は持っていたと思います。それに、結局ガイエスハーケンが再建されるのは、ある程度後方が安定してから、ということになるはずです。
ＳＳでもガイエスハーケンの再建は、統合整備計画が発動してからです。主な敵はいなくなっているでしょう。
　まあ・・・細かいことは、MT.fujiさん次第だと思いますよ。

レオンさんへ＞目茶苦茶ですよ。
　彼の過去はＢＨの隊員名簿の所から入っていく事で見れます。
　何というか波乱の人生ですねえ。
　あんな人生を送っていたらこうなっても仕方ないです。

to:狼牙改さん
いや〜、面白いですねぇデルタＳＳは。
それにしても・・・・無茶苦茶ですね、マディック大尉は（＾＾）

　一方のカーティス准尉はその頃、クロフォード大佐の下に急いでいた。
　彼は大佐が一番居そうな司令室に向かっているのだ。
　もう一人のゲッツ准尉は二番目に居そうな事務室の方に向かっているハズだ。
　目的はマディック大尉の暴走を止める為であるが、大佐を呼んでくる指示したのはユミナである。
　とりあえずマディック自身はユミナが一応抑えるに行ってくれるから良いとして、彼女への彼の疑いを晴らすには大佐に頼むより他は無い。
　先日のクライバーンの一件のことで、ユミナも頭を抱えていた。
　また、同じような事をしないかと心配していた。
　クロフォード大佐もその辺を心配してそれとなく彼の事をフォローするように言われていたのである。
　なぜ彼女にそんな事を言ったかというと、理由は彼に言っても無駄だからであるが・・・。

　結果、案の定というか・・・彼は暴走を開始してしまった。
　それも今回は女の子だという事だ。
　最悪の場合、取り返しのつかない事になるやも知れない。

　この状況下で出したユミナ答えは簡潔だ。
　自分が夫を抑えている間に、大佐を呼んで来て誤解を解いてもらう事である。
　それと、力ずくで取り押さえる為なのか、腕っぷしの強い人間を何人かチョイスしてくる必要があるとの事だった。

「どうしたんだ、カーティス准尉？」

　そう考えていた所におあつらえ向きの人物が視界に飛び込んできた。
　アーバイン少尉である。
　この状況下では、願ったりかなったりする物件である。

「アーバイン少尉、ちょうど良い所に来てくれました。実は・・・。」

　簡単に説明して協力を求めた。

「解った。協力しよう。」

　意外にあっさり二つ返事でＯＫを出してくれた事に疑問をもったが、そんな事に割いている時間も今は惜しかった。

「では、先に行ってユミナさんと協力して何とかしていてください。私もすぐに大佐を連れて行きますから。」

　ＯＫを取れたと解ると振り返りもせずに大佐の下に走っていった。
　視界からカーティス准尉が完全に消えた事を確認すると、アーバインは頭を抱えた。
　現在マディック大尉に取り調べをされているという少女には心当たりが合ったからだ。
　昨日の事だった。
　自分とシュミレーターでいいから模擬戦をしてくれないかと頼み込みに来ていた少女がいた。
　ガイエスハーケンの再建の方も忙しかった時であるし、なにより、新米のメック戦士だったので相手にもしなかったのだが・・・。
　問題は断わる時に、自分より優れたメック戦士の武勇伝でお茶を濁した事であろう。
　マディック大尉について話てしまったのだ。
　おそらく、そのせいでマディック大尉の下に行ったのであろう。
　今回の騒動と彼は全く無関係という訳でも無かったのだ。

「やはり、今回の一件は、俺が原因なのかもしれないな・・・仕方ない俺も一人ぐらい自前で連れてくるか。」

　とりあえず、近くにいるヒマそうな人間を捕まえて取り押さえるのを楽にするか。
　と、いう考えに彼の中でまとまったらしい。
　そんな時に目に飛び込んできた人物がいた。

「クライバーン少尉、いい所に来てくれた。話がある。」

　呼び止められた子持ちのメック戦士であるミッキー・クライバーン少尉はあからさまに嫌な顔をした。
　全身農作業着に身を包んで、鍬を持っているのは娘に農作業用のメックである豊作君一号を譲り渡しちゃったからである。
　今の愛機であるフェニホを農作業に使うのはどうかと思ったのでこの仕様になったという訳だ。
　他意は無い。
　戦闘が終って久々の農作業に出られると、朝早くから意気揚々に出てきたところを呼び止められたからだ。
　それに何だか雰囲気からして厄介ごとの予感がしてならないからであるが・・・。

「どうも、マディック大尉がまた先日の一件のような事をしているらしい。」

　先日の一件、当事者のクライバーンの脳裏にあの悪夢が蘇って来た。
　あのような一件に首を突っ込むのは二度と御免だ。
　そんな事を考えていたら先手を打たれてしまった。

「ちなみに大佐の命令だ。拒否権は無い。」

　ちなみにハッタリであるが、大佐がもしいたら同じような命令を出すに違いない。
　そうアーバインは踏んでハッタリをかましたのだ。
　後で大佐に事後承諾を受けるつもりではあるが・・・。
　
　一方のクライバーンは悩んでいた。
　大佐には恩がある。
　それに命令ときている。
　が、あのような目には会いたくも無い。
　とりあえず、誰が今回の犠牲者か聞いてみた。

「デルタ・イクサイズという、新入りのメック戦士の女の子なのだが知っているか？」
「ああ、確か・・・。」

　部隊を再編するにあたり、丁度偵察メックの傑作であるフェニホに乗っている隊長を自分にして、新たに偵察小隊を新設するという話が持ち上がっていた。
　その後何日か過ぎてから、クロフォード大佐が部下になるかもしれないからと、司令室に呼び出されて紹介された新入りがいた。
　それが彼女である。
　そのうち部下になるやもしれない者が、今回の犠牲者であるのだ。

「つまりはお互いそう無関係とも言えない訳か・・・。」
「お互い？少尉も何か関係しているのか？」

　アーバインはうっかりもらしてしまった失言をごまかすように、この問題の話を進めた。

「とりあえず命令も出てるんだ。その格好のままでそれを持ち込んできてもいいから来てくれないか？」
「うう・・・大佐の頼みであるなら仕方が無いな。」

　かくして、アーバインは農作業着で鍬を持ったままのクライバーンを道連れにする事に成功したのである。　
　これに巻き込まれたせいで、クライバーンはせっかくの休日が潰れかけたのである。

　ご愁傷様。

　続く

ミッキーさん＞まあ、そうは言っても、より重くて強いメックと交換するわけですから、さほど問題はないと思いますけど

ミッキーさんへ＞大有りじゃーーーー！！
　セリアさんを殺す気ですか？
　マジでヤバイ状況になります。
　普通のメックだったら問題無いでしょう。
　けれども、ガイエスハーケンは違います。
　このメックは賞金が賭けられている賞金首メックなのです。
　それもかなり有名な賞金首です。
　ＢＨではこのようなメックはマディック大尉のブラックハウンド等ですが、彼らはその腕前で降りかかる火の粉を払いのけています。
　アーバインは５対１の状況でも撃退してきました。
　しかし、セリアさんにそれだけの腕があるでしょうか？
　以前、クラークがブラックハウンドに改造しなかった時の事を思い出してください。
　敵のエースの付け狙われる事になるのですから笑えません。
　恐らく敵のエースでも好戦的な輩は嬉々としてガイエスハーケンに挑んでくるでしょう。
　そうなった場合、セリアさんは死ぬでしょう。
　冗談抜きでそうなりそうですから。
　クラークの時もそれが問題になってブラハンへの改造を取りやめたのですからねえ。
　そういう意味ではバーグラーも賞金が賭けられてそうですが？
　この件は、どうしたら良いのでしょうか？

to:ミッキーさん
＞しかし、入隊した部隊名がブラッドハウンドとなっております。その場合、１という事になります。である場合・・・設定を、もう少し恒星連邦にふさわしいものにしていただきたいな、と思います。

あう〜、今の設定ではダメですかぁ〜〜〜（ＴＴ）

＞また、メックは、入隊後の改造あたりでお願いしてよろしいでしょうか？

メックの改造は入隊後でオーケーです。
それはそうと・・・・・新しい設定、どうしよう・・・・・
暫く検討させてください。

しまった。
大魔神の前にこれが入るんだった・・・・。


　薄暗く狭苦しい部屋で気を失っていた彼女は目を覚ました。
　この部屋での明かりはただ一つ。
　強烈なスポットライトが自分の顔に向けられていて、まぶしくて仕方がない。
　そのライトの向こうに立つ人影が二つ見える。だが、まぶしくて顔も表情も見えない。

「ここは、どこ？」

　当然の疑問ではある。
　いきなりぶん殴られて担ぎ込まれたのだから。　

「起きたか、さあ尋問の時間だ。」
「さあ、官姓名を言え。」

　その人影から、ものすごく殺気の篭った声で尋問された。
　不幸な事に、途中で出会った同じ病気持ちのフェンサー少尉もこの尋問に参加する事になっちゃったのである。
　彼女はその殺気に怖気づいたのか、素直に答えた。

「デルタ・イクサイズ伍長です。ブラッドハウンド傭兵部隊の新米メックウォリアーです。」

　ブラッドハウンドに来てまだ一週間もたっておらず、メックウォーリアーとしても日も浅い。
　嘘は言っていない。

「ほう、そうか。俺はお前の事など知らんがな？」
「配属はどこだ？」

　どこだと言われても困る。
　司令であるクロフォード大佐からはまだ何も言われていない。

「え？まだどこの配属かはまだ聞いてないのですけれど・・・。」

　その一言が決めてだった。
　完全にクロと判断されてしまった。

「ふふふ、語るに落ちたな。」
「大尉、こいつ素人ですよ。手早く済ませられそうですね。」

　素直に答えすぎて逆に墓穴を掘った形になってしまったようだ。

「あ、あうぅ・・・。」

　あからさまに危険な感じになってきた二人の雰囲気に、デルタは身の危険を感じていたがどうにもならない。
　すでに彼女の体は椅子に縄でグルグル巻きにされていて動く事もできない。
　それよりも、意識がだんだんハッキリしてきて体の感覚が戻ってきたためか、取り押さえられた時のダメージが今ごろ効いてきたのだ。
　痛みと恐怖でだんだん顔色が悪くなってきた。

「言わなくても顔色でバレてるぞ？」
「語らなくても落ちているようですねえ。」

　状況はかなり拙いと言えよう。
　体力的にも精神的にも追い詰められている状況だ。

「さあ、だれに雇われたのか話してもらおうか？」
「素直に吐いたほうが身の為だ。」

　そういわれても知らないものは知らない。
　どう誤解を解いたら良いのかも考えつかなくなっていた。
　彼女はただ、どうしたらいいのか解らず途方にくれるしかなかった。

　俗にいう「クライバーンの悲劇」の再現が始まってしまった。
　だれも止める人がいなければ、終りが見えない尋問が続けられる事になるであろう。
　まあ、前回は６時間で終ったのだが・・・。
　かくして歴史は繰り返される事になったのだ。

　続く

　はい、ＳＳ「大魔神」では、ユミナさんがカーティス准尉とゲッツ准尉を君付けで呼んでいます。
　これは師匠と弟子の間柄であるというのもそうなんですが、ＳＳ「カーティスの受難」の時よりも、三人の仲が親しくなっているという事を示したものです。
　まあ、小学校の先生と生徒のようなもんですねえ。

ミッキーさんへ＞こちらの問題書き込みの対処は終ったようですが、雑記掲示板の方にも書き込まれているので対処してください。

続きです。
今日は一気にアップします。

　カーティスが騒ぎに巻き込まれたのは、朝の特訓が終りかけたその時だった。

「カ、カーティス准尉ーーー。」

　息が上がって走ってくるマナ少尉。
　どことなく顔色も青い。
　何やらただ事では無さそうだ。

「どうした？そんなに息を切らせて？」

　とりあえず訳が解らないので聞いてみる事にした。

「フェンサー少尉が知らない女の子を連れて歩いていたそうなんですよーーー。」

　自分の想い人を横取りされるかと思って相談しにきたのかな？
　それにしちゃこんな所で大っぴらに喋るのはどうかと思う。

「でも、問題は話によるとそれだけじゃなくて、マディック大尉も一緒だそうなんですが・・・。」

　？
　どういう事だ。

「皆が二人の事を病気が再発したとか、発作だとか言ってるんです。詳しく聞こうにも皆さん話したがらないし・・・。」

　うわぁ、そういう事か！？
　それは一大事だ。

「少尉が病気で体を患っていたら、私どうしたらいいのか解らなくて・・・。」

　彼女はフェンサー少尉が、何か重い身体的な病気を再発してしまったと勘違いしているらしい。
　おそらく頭の中ではいろいろ想像してパニックになっているのであろう。
　確かに重い病気である。
　精神病であるがね。

「それなら彼は大丈夫だ。というかむしろその女の子の方が非常にマズイ。」

　クライバーン少尉の時のように尋問するに違いない。
　クライバーン少尉の時と、今回違うのは尋問しようとする相手が女の子である事だ。
　はっきり言ってかなりヤバイ。
　カーティス准尉やマナ少尉より真っ青な顔をしているのは他でもない。
　マディック大尉の妻であるユミナである。

「マディックがまた暴走したのね・・・。」

　マディック暴走の報を受け、一番ショックを受けたらしい。
　先日の一件の後、マディックをこっ酷く叱り、反省させたのだが・・・。
　どうも無駄だったらしい。

「ユミナさんどうしますか？」

　対応を決めかねて、マディックの妻であり自分の師匠でもあるユミナに話を振った。
　この面子で彼を止められそうなのは彼女しかいないのだ。
　と、いうよりボス格が彼女というか・・・。

「解りました。マディックの方は私が何とかしましょう。」

　そこにあったのは、家伝の高速振動ナギナタを握り締め覚悟を決めたユミナの姿だった。
　彼女は先日の一件の全貌を大佐から知らされていたので、今回の状況が非常にマズイ事は良くわかっていた。
　十中八句今現在、彼は尋問室にフェンサー少尉と入りびたりの状態であろう。
　夫の不始末は、妻である自分が始末をつける気である。

「で、私達はどうしましょうか？」

　ゲッツ准尉も対応を決めかねていたらしい。

「カーティス君とゲッツ君は大佐を呼んできてちょうだい。マナ少尉はフェンサー少尉の方を止めるのをお願いするわ。」

　現状ではこの人選と指示は最適であろう。
　さすがあのマディック大尉の妻を務めているだけの事はある。

「それと、できれば力のありそうな人を２人連れてきてくれるかしら？」

　ユミナは二人に追加の指示を出す。

「「了解しました。」」

　息ぴったりに返事をすると、カーティスとゲッツはお互い見合わせて別々の方向に走り出した。
　大佐と人手を一緒に探すより、バラバラに分かれて探した方が効率が良い為だ。

「さあ、私達も行きましょう。」

　あまりに早い話の展開に状況が飲み込めず、ボーッと突っ立っていたマナ少尉の手を取るとユミナは走り出した。

　目指すは尋問室である。
　もしもの時は、夫をこの手で倒してでも止めねばなるまい。
　それだけの覚悟を秘めて疾走していた。

　この様子を見かけた者は何事かと思ったのだが、その近寄りがたい雰囲気に圧倒されてか呼び止める事はしなかった。
　この時のユミなの顔を表現するのにピッタリな言葉がある。

　　　　　　　　　　　　　「大魔神」

　彼女の逆鱗に触れてしまったマディックが、この後どのような目に会うのか察せられるだろう。

　ナンマイダーーー。

　続く

リオンさん＞＞本家から花嫁料みたいなかたちで拝領したメックを「自分にとって都合がいいから」って理由で手放して、ほかのメックと交換するって・・・かなり本家を軽視しているような態度に写りませんかねぇ・・・と思ったしだいで・・・

う〜〜む、確かに･･･
勝手に交換するとかいうのは、結構立場を悪くする可能性がありますよね。
・・・ま、まあ、そうは言っても、より重くて強いメックと交換するわけですから、さほど問題はないと思いますけど。

「クラウディア・バートン中尉とフェイム・ファーファリス少尉」
と、ＳＳで書いちゃったのであるが間違い。
正しくは、「クェル・ラヴィリム伍長とクルセア・セファリム主任整備兵」となります。

　ＢＨＳＳの方に修正版をアップしておきます。

MT.fujiさんへ＞＞セリア少尉のフェ二ホＤ型と交換
　ふと思ったのですけど・・この交換、成立すると、アーバインの本家に対する立場が、かなり悪化しかねませんよ。
　本家から花嫁料みたいなかたちで拝領したメックを「自分にとって都合がいいから」って理由で手放して、ほかのメックと交換するって・・・かなり本家を軽視しているような態度に写りませんかねぇ・・・と思ったしだいで・・・

ある意味新人訓練を兼ねた模擬戦ならアーバインは向いているのではと思いますｗ

何故なら、部隊でエースクラスの一人で結果的に重量級支援メックと高速機動メックの双方に対して熟練者となってからの実戦経験があるからｗ

＞セリアさんは後方担当キャラ。当然、鈍足支援メックのほうが都合がいいので取りかえっこしている状態
けど、アーバインの方がガイエスハーケンには慣れているので手伝っていてもおかしくないｗ

狼牙改さん＞＞デルタＳＳ

いい！
どんどんデンジャラスな方向へ！
マディック大尉の暴走止まらず！
・・・いやまあ、本来ならこのビョーキ、ＲＲ曹長がかかってるはずだったのですけどね。ほら、フルメタルパニックの相良ソウスケですよ。
　けど、とある事件をきっかけにマディック大尉にそれが移ってしまいましたのですよね。
　そのかわり、ＲＲ曹長のほうは、どんどんランバ・ラル化していってる。
　「所詮わしはゲリラ屋よ」
うむ、やはり、キャラの細かいイメージはＳＳによって決まるのである（＾＾）


MT.fujiさん＞＞バーグラーってセリア少尉のフェ二ホＤ型と交換して、バーグラー自体は残る予定だったような

・・・そういえばそういうことだったはずですよね。
　ん〜〜と、すると、ブラッドハウンドのいずこかの小隊にフェニホが予備メックとなった暁にはガイエスハーケン（ウォーハンマーかもしれんけど）がセリアさんの搭乗機体になってるはず。
　↑セリアさんは後方担当キャラ。当然、鈍足支援メックのほうが都合がいいので取りかえっこしている状態。

レオンさん＞＞オットー・バイヤーバルツ＞＞ブラッドハウンドに入隊したい。

おお、レオンさん、ブラッドハウンドに入隊ですか！
もちろん大歓迎で（＾＾）

・・・ん？
ブラッドハウンド？


え〜〜と、まず確認したいのですが・・・
入隊したいのは、次のどちらの部隊でしょうか？
１、恒星連邦所属傭兵部隊ブラッドハウンド。入隊可能時期は、一月以降。
２、ライラ共和国所属傭兵部隊クリシュナ中隊。人数が大幅にオーバーしているため、正規軍、クリシュナ中隊、もうひとつの傭兵部隊のいずれかに分散配属される。
　
設定から言いますと、多分２のほうではないかと思うのですが、その場合、人数制限（メックウォリアーは二人まで）に引っかかります。また、メックロールログへのリンクが必要です。・・・いやまあ、リンクのほうは有名無実と化してますけど。

しかし、入隊した部隊名がブラッドハウンドとなっております。その場合、１という事になります。である場合・・・設定を、もう少し恒星連邦にふさわしいものにしていただきたいな、と思います。また、メックは、入隊後の改造あたりでお願いしてよろしいでしょうか？

久々の長編作ですねｗ
頑張って下さい

……けどふと思ったのですが
バーグラーってセリア少尉のフェ二ホＤ型と交換して、バーグラー自体は残る予定だったような

え〜、色々と検討しましたが、やはりＢＨ隊に入隊したいので新キャラをアップします。
ただ、名前はライラ系ですが・・・・

名前：オットー・バイヤーバルツ
年齢：１８歳　性別：男性　搭乗機体：フランキスカ（ハチェットマンの改造機）
メック戦士養成校出身
所有技能：
操縦＝メック　砲術＝メック　戦術　指揮・命令　個人戦闘＝ピストル
いずれも一般兵並

解説：
ライラ共和国のメック戦士一族の次男として生を受ける。
彼の一族は、かつてはタマラー協定領の惑星だったツカイードに広大な領地を持っていた。
だが、第２次継承権戦争でツカイードがドラコ連合に奪われると、一族は没落の一途を辿っていく。
それに我慢出来なかったオットーの父と兄は、領土回復運動の急先鋒として活動する。
しかし、オットーは過去の栄光にしがみつく一族を嫌って２年前に出奔、流れ着いたガラテアでＢＨ隊にスカウトされる。
性格は大胆で豪放、スピードと火力を生かした一撃離脱戦法を得意とする。
また、大の酒好きで戦闘の後は必ず一杯ひっかける。
彼の搭乗するフランキスカはハチェットマンの改造機で、ＡＣ１０を外して大口径レーザーや追加装甲等が施されている。

デルタのＳＳ書いていて不足なところに気づいたため補足版です。
全回の騒ぎを起こした原因はこのひとでしたからねえ。

「おはようございます。カーティス准尉。」

　カーティス准尉は、今日も師匠のユミナとゲッツ准尉とともに剣の修行を行なおうと早起きして移動していた。
　それでも今日はチト早かった。
　その途中で新入りのマナ少尉と出くわしたのだ。

「おはよう、マナ少尉。ところで誰か探しているのかい？」

　先程からキョロキョロと辺りを見回していたようであったが？
　目線の高さから落し物では無さそうだ。
　そうなると誰かを探していると考えられる。

「はい、実はフェンサー少尉を探しているのですが見かけませんでしたか？」

　なるほど、この子はフェンサー少尉を慕ってＢＨ入りしてまで追っかけてきた噂があった。
　どうもこの様子から察するに、まだ彼女の片思いのようらしいが・・・。

「いや、今日はまだ見てないが。」

　彼も朝は早い方だ。
　だが今日はまだお目にかかっていない。

「そうですか。」

　ショボンと落ち込む彼女。
　見かねたカーティスは助け舟を出す事にした。

「フェンサー少尉を見かけたら教えるよ。他の奴にも言っておくから。」

　その返事でパッと彼女の表情が明るくなる。

「ありがとうございます。ええと、その・・・。」

　マナ少尉のお礼はなぜだか語尾が小さくなっていた。

「ん？どうした？」

　その事が少し気になって質問してみた。

「いえ、実際会ってみたら噂のような人とは違う人だなあと・・・。」

　思っただけですよ。
　と、マナ少尉の顔に書いてあった。

「あ、いやその二人とはキチンと合意の上でああなっている訳でして・・・。」

　二人とはクラウディア・バートン中尉とフェイム・ファーファリス少尉の事である。
　二股になっちゃったが結果オーライだった。
　と、カーティスの顔にも書いてあった。

「「あはははは・・・・。」」

　非常に気まずい空気になってきた。
　何とかして抜け出さねば。
　と、お互い考え始めていた。

「じゃあ、用があるからこれで。」
「はい、じゃあよろしくお願いします。」

　そういって二人は別れた。

　　　　　−−−−−−−　メックハンガー　−−−−−−−

　カーティスはメックの格納庫に足を運んでいた。
　少し寄り道ではあったのだが、早めに出てきたので問題無いであろう。
　目的はフェンサー少尉を探す事なのだが・・・。

「おやあんたどうしたんだい、こんな朝早くこんな所に？」

　シェリル・マーカライト中尉はメック戦士でもないのにメックのハンガーを訪ねてきたカーティス准尉が気になったようであった。

「あ、フェンサー少尉を見かけませんでしたか？探してるんですが・・・。」

　これ幸いと聞いてみた。

「ああ、それなら昨日から分解整備中の機体の様子を見にさっきまでいたようだがねえ。」

　ニアミスのようだ。

「そうですか、マナ少尉に頼まれて探していので見つけたら彼女に教えといてください。」

　一応シェリル中尉にも見かけたら連絡してもらうように頼んでおこう。

「そうしておくよ。」

　気の良いシェリル中尉は了解してくれたようだ。

「そういえばその子は新入りのメック戦士だったね？」

　マナ少尉は元カウツ軍でＢＨには最近入隊したばかりだが、顔を知っているものはそれなりにいる。

「なんか最近新入りのメック戦士で、玄人のメック戦士に模擬戦を頼み込んでまわっている奴がいるそうだけれど、その子かい？」

　なんじゃそりゃ？
　カーティスも初耳である。
　マナ少尉は確かにフェンサーの追っかけではあるがそんな素振りはなかったハズだ。

「どうやらその顔を見る分じゃ、人違いのようだねえ。」

　それは同じ新入りでも、マナ少尉ではなくデルタの事である。

「随分無茶な新人がいるもんですねえ・・・。」

　新米が玄人に喧嘩を吹っ掛けているようなもんである。

「聞いた話じゃ、その子は今度はマディック大尉の所に行くような話だったようだがねえ？」

　おーい。
　無茶どころじゃ無いぞ。
　無謀だな。

「それはまた凄い事をしますねえ・・・。」

　確かに彼はＢＨきってのエースではあるが、性格には問題があった。　
　メック戦士ではないものの、先日の騒ぎを考えれば彼もマディック大尉には今は近づきたくなかった。
　騒ぎの発端になったのは自分の一言であった事も関係しているのではあるが・・・。

「解りました。その新人は見つけたら注意しておきます。」

　そう言ってカーティスは、メックハンガーを後にした。
　後でまた騒ぎに巻き込まれる事になろうとはこの時は考えられなかったのである。

　続く

　朝っぱらから突飛な話をしてくる少女に出くわしたのは、久々に早起きしてトレーニングでもしようとしたのが原因である。
　仕官用の宿舎を出た所でバッタリ出くわしたのだ。
　と、いうより待ち構えられていたようだ。

「初めましてマディック大尉、私はデルタ・イクサイズと申します。」

　彼女は深々と丁寧にマディックに頭を下げた。
　しかし、この事態をマディックの脳内ではこう処理されていた。
　何の目的があって待ち伏せしてたんだ！？

　デルタにとって不幸な事に、先日のクライバーンの一件もあり、今のマディックは少々神経質になっていた。
　つまり、些細な事でも今の状態では命取りになりかねない精神状態であるという事だ。

「シュミレータで一度でいいですからお相手してくれませんか？」

　なるほど、シュミレータを使って自分の腕前を調べようとする新手のスパイか？
　それとも油断させてから殺しを行なうどこぞやのヒットマンか？
　昔から言うではないか、襲撃するのには夜討ち朝駆けが一番であると。
　それにしても、こいつはヒットマンにしては貧弱そうだな？
　すると仲間がいたりするのか？
　などと考え、身構え辺りを隙も無くキョロキョロと確認したが、仲間がいる気配も無い。
　ふむ、どうやらこいつ一人片付ければ済むらしいな。
　今現在自分には武器は無いが、相手が武器を使う前に一気にたたんでしまえば良いだけだ。
　適当に取り押さえて尋問室にでも送り込むか？

　マディックさんは病気である。
　ときおり発作のごとく姿を現す暴走状態は、過去のトラウマが原因である精神病の一種らしいのだが・・・。
　先日も同じことして叱られたのに・・・。
　歴史は繰り返すのである。

「あの、どうなされたのでしょうか？」

　無言で辺りを見回したり、考え込んだりするマディックの様子を不信に思って尋ねてみる。
　やはり、新米の自分など相手にしてもらえないのかと考えてしまった。
　他のエース級の皆さんが、忙しいのを理由に断わられたのである。
　マディック大尉がメック戦士として優秀である事は、昨日尋ねたアーバインさんに武勇伝として聞かされていた。
　整備兵の人達もそうだと言っていた。
　でも、整備兵の人達は何で奥歯に物が詰まったような言い方をしていたのかデルタには理解できなかった。
　整備兵の人達が遠まわしにマディックと関わらせようとさせまいとしていた事を・・・。

「いいだろう、相手にしてやる。」

　その言葉の意味は二人の間にどうしようもない隔たりがあることを意味するのだが・・・。
　頭の中でかなり食い違っている事に気付かない二人の不幸ともいえよう。
　彼女の方はかなり感激して喜んでいるが、マディックは殺気を放っている。
　マディックの頭はすでに戦闘態勢に入っていた。
　さっそく間合いを計っている。
　その事にデルタは嬉しさのあまりに気付いていなかった。

「ただしリアルでだ、誰に喧嘩を吹っ掛けたのか思い知るがいい！！」

　完全に自分の命を狙う敵を刺客を返り討ちにせんと詰め寄るマディック。
　一方のデルタは、無防備な状態である。
　この事態に、彼女の方は何がおきているのか思考が少しばかり停止しているようだ。

「え？あの、私はそういう意味で言ったのでは無いのですが・・・。」

　どうやら酷い勘違いされていると言うことに気がついたのは、強烈なボディーブローをまともに喰らい。
　そのまま掴れて、ボロ雑巾のように壁に叩きつけられてからだった。

「どうした。手ごたえが無いな。その程度で俺の命を狙うなどとは百年早い。」
「・・・。」

　薄れゆく意識の中で、何がどうなっているのか解らないが、とりあえず自分の事を誤解されていたらしい。

　抵抗もできずに意識を失った彼女を担ぐとマディックは尋問室へ足を向けた。
　このデルタとかいう女が、だれに頼まれて自分を狙ったのかを聞き出すためである。
　女子供だろうが敵であれば容赦が無いマディックである。
　クライバーンの悲劇と呼ばれたあの事件を再現しようとしているのだ。
　マディックは完全に暴走を開始してしまったのであった。

　合掌。

　続く