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[339] tesuto 投稿者:ミッキー 投稿日:2007年02月11日 (日) 23時04分

さて書き込めるかな?


[338] ザムジード号整備中隊構成員 投稿者:WEED 投稿日:2006年01月29日 (日) 23時52分

チャットで話に出た、SSに登場予定のザムジード号整備中隊の面々です。こんなものでしょうか。

名前:バーナード・マッキンタイヤー
職業分野:整備兵 出身:恒星連邦 性別:男 年齢:24
所属:BH整備大隊 階級:大尉

主要技能:
<補修・整備=メック/L3>
<指揮・命令/L4>


備考:
ザムジード号整備中隊新任中隊長。
降下船が増えた事により、それに乗り組む整備中隊を編成。
そのため急遽、大尉に昇進させられて中隊長にされた。
整備能力そのものよりも、まとめ役としての能力や事務処理能力を買われての任命。
その事が整備士としてのコンプレックスになっている。
同時に大尉の階級や中隊長の職責は分不相応であると思い、大きなプレッシャーを感じている。


名前:アントン・プレスコット
職業分野:整備兵 出身:恒星連邦 性別:男 年齢:21
所属:BH整備大隊 階級:少尉(中尉待遇)

主要技能:
<補修・整備=艦船/L4>
<指揮・命令/L2>


備考:
ザムジード号付き降下船整備士兼整備中隊長補佐。
元々はオヴィンニク号付き整備士の補佐。
それが引き抜かれてザムジード号専属となる。
更に彼は、経験が少ないマッキンタイヤー大尉の補佐も命じられた。
急に増えた仕事量と責任の重さに、整備中隊長共々潰されかけている。


[337] ダミアンの憂鬱 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月28日 (土) 00時17分

若隊長:ダミアン大尉 26歳
老隊長:ドミニク元大尉 59歳
ジム父:ジェローム中尉 45歳 ジェイムズはロビンソン戦闘士官学校で修行中
整備長:レオナール小尉 29歳 レナードの息子

傭兵部隊ドミナール砲撃隊

恒星連邦ドラコニスマーチRamanPDZ内ベネットVは今、ドラコ連合の攻撃を受けていた。侵攻してきたのはジャービック・ドルマッサリー准将率いる第21ゲイルダン連隊を基幹とする混成師団だ。野戦を得意とするこの部隊は、短期間のうちに集結の間に合わなかった恒星連邦軍を圧倒し、すでに首都付近まで迫っていた。ここを抜かれれば、ベネットVは落ちる。状態はそこまで切迫していた。
  
 危機的状況にあるベネットVを守るのは、惑星軍所属のバトルメック1個中隊・・・その全てが別の任地に出兵している本隊の予備機だ・・・と、傭兵メック中隊が2つ。そして2個大隊ほどの戦車、1個支援砲撃大隊や通常航空戦力を中心とした混成旅団である。急遽編成された民兵隊が旧式極まりない間接砲を配備されたりもしているが、集結すらままならない現状では数に入らない。

 防衛線の左翼を守る傭兵メック中隊の名は『ドミナール砲撃隊』である。間接砲支援下での戦いを得意とする、今の時代としては珍しい部隊である。その司令部では、今、深刻な会議が行われていた。

 「と、いうわけで、すでに交換部品は残り少なく、装甲ですら戦車用の備蓄をまわしてもらって応急修理している現状です。いかがいたしましょう?」
 中隊の整備兵を一手に預かるレオナール少尉が、中隊長のダミアン大尉を見て質問する。
 「うむ。連邦の補給部がまた物資の遅配をしていなければ、まだまだ持っていたはずなのだがな。」
 二人とも若い。レオナール少尉は30前、ダミアン大尉に至っては20台半ばをやっと超えたばかり、といったところだろうか。この年で、二人はメック中隊と整備兵中隊を預かる身なのである。
 そのまま数秒、レオナール少尉は待ったが、ダミアン大尉は続きを言わない。レオナール中尉は、ちらりと、ダミアン大尉の右斜め後ろに座る老齢の人物に目を向けた。ダミアン大尉の父、ドミニク元大尉である。ドミニク大尉は、ほんの半年ほど前、息子ダミアンに家督と部隊長としての地位を譲った。60近くになり、さすがにバトルメックの操縦や部隊長としての激務に耐えられなくなったからだ。故に、助言役としての役目に徹するよう心がけているのである。
 「!!」
 その視線を見てとったダミアン大尉は、とたんに機嫌が悪くなった。また、「いつものパターン」になろうとしているのがわかったからである。案の定、即座に説教が始まった。
 「ダミアン。それでは命令にも回答にもなっておらんぞ。まず行うべきは現状の把握じゃ。物資の残存量と種類の確認、その物資で運用可能な期間、それが作戦の必要に耐えないなら物資調達方法の考案じゃ。どうしようもない現状をぐだぐだ言うだけでは返事にならん。いや、会話になっとらん。そんな事では部下を不安にさせるだけじゃ! いいか、部隊長たるものは・・・・」
 おとなしく引退した父の説教を聴きながら、ダミアンは心の中で毒づいていた。まただ。親父は引退したとか言いながらでしゃばりすぎる。部下達も古参の者たちは皆俺のことを軽んじている。俺の指示になど従わない。俺の命令を聞いた後、必ず親父の顔を見る。そして、親父がうなずくと、やっと問題の無いっ命令だと安心して従う。
 親父は基本的にわずかにうなずくだけだ。だが頻繁に俺の命令を少し修正したり付け足したりしてから指示を出しなおす。そのたびに、部下達は陰で言う。やはりドミニク隊長は頼りになるな。若隊長は、どうにも頼りなくってね。ご隠居がいてくれてよかったよ。そのたびに、ダミアンは心の中で毒づいた。

 くそ、くそ、くそ! これでは誰が隊長だかわかりゃあしない!
 せめて叱るなら部下達のいないところでやってくれ! 部下の面前で叱責されるたびに俺の面子は丸つぶれだ!

 ダミアンは鬱屈していた。父を、古参の部下達を恨んでさえいた。
 父がそばについているのは、いきなり部隊を受け継いだダミアンが重圧で潰れてしまわないよう、愛情からだとは気付いていない。もし間違った命令で部下達を死なせてしまったら。部隊が壊滅するようなことになったら。ダミアンは深く傷つき、指揮官として潰れてしまうだろう。そうさせたくない。そんな配慮に、気付いていなかった。
 弱小傭兵部隊ではごくわずかなミスが借金地獄への一本道となることも多く、常に最善の道を選択しなければならないという無理難題があった。故に部下の面前だろうと命令の修正や叱責が必要だった。しかし、ダミアンはそんあ事に気付こうとしなかった。
 父が厳しく指導するのは、ダミアンにより早く成長してほしいからだという事に気付こうとすらしないでいた。
 部隊を受け継いだ半年前と比べれば、格段に「命令を修正」される回数が減り、父のドミニクは頷くだけの場合が増えていることにも気付かないでいた。


[336] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月25日 (水) 23時30分

ご許可いただきありがとうございます。早速執筆に入らせていただきます。
名簿のほうは適当に圧縮したものを載せるということで・・・・
とはいえ、過去話を書かないとどこをどれだけ圧縮できるか確定しないので、まずはSS書いてみます。

サイード軍曹は・・・・う〜〜ん、とりあえず今は軍曹ということで。


[335] 過去話 投稿者:WEED 投稿日:2006年01月25日 (水) 22時07分

ミッキーさんへ

>少し冗長に過ぎないか?
たしかに冗長すぎたかもしれません。過去話を分ける件、了解しました。名簿には過去の部分ははぶいて載せていただきたいと思います。

>許可を得られるのであればミッキーが書いても
ミッキーさんが書きたいと思ってくださったのであれば、設定した私といたしましては物凄く光栄に思います。是非読んでみたいと思います。


ところで、サイード軍曹は軍曹のままでよろしいでしょうか?


[334] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月25日 (水) 21時45分

WEEDさんへ
読ませていただきました。
実に良いと思いました。キャラの特徴をうまく表現できていると思います。

さて、ジム&レナードを正式に隊員名簿に載せようと思うのですが(正式にメールで送ってもらいましたし)「設定」を読んで、「少し冗長に過ぎないか?」と感じました.
 二人の過去話の部分などをカットし、そちらは「過去SS」として分けてみたらどうかな?
などと思った次第です。
 もし許可を得られるのであればミッキーが書いてもいいですし、WEEDさんが書くのでもかまいません。
 そのまま名簿に載せてほしいということであればそのように作業を行いたいと思います。
 というわけで、お返事をお待ちしております。


[333] 『右から二番目の星へ向けて朝まで1G加速』 投稿者:WEED 投稿日:2006年01月24日 (火) 20時51分

ミッキーさんの新作に触発されてジム&レナードで続編を書いてみました。こんなものでどうでしょうか。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――



『右から二番目の星へ向けて朝まで1G加速』





 傭兵部隊ブラッドハウンド第3中隊――訓練中隊でもある――隊長、リリム・フェイ少佐は2通の書類を手に取って差し出した。



「これが貴方達の辞令よ。傭兵部隊ブラッドハウンド入隊を歓迎します、ジェイムズ・フット准尉、レナード・ドゥ准尉」

「「はっ!」」



 彼女の前に直立不動で居るオッサン顔の巨漢と、白髪の小男の凸凹コンビ――ジェイムズとレナードは、びしっと敬礼で応え、辞令を受け取る。ここは降下船ザムジード号の高級士官用個室を流用した中隊長室だ。彼等は『健康診断』――実はスパイ発見のための検査も兼ねている――に合格し、クロフォード大佐より入隊を許可されていた。しかし大佐は第1中隊の面々と共に、別の降下船オヴィンニク号に乗り込んでいる。そのため、彼等は辞令をリリムから渡されたのである。

 ふと、ジェイムズはリリムが彼のほうをまじまじと見ている事に気づく。彼は怪訝に思い、眉を顰めた。



「……やっぱり……歳には見えな……わね」

「少佐?」

「え?ああ、なんでもないわ。所でドゥ准尉、貴方本当に『准尉』で良かったのかしら?充分に少尉の資格はあるのだけれど」

「とんでもねぇがすっぺや!!」



 レナードは突然その小柄な体躯に似合わぬ大声で叫んだ。リリムは目を丸くする。ジェイムズは右手で顔を覆い、天井を仰いだ。レナードは頑固ジジイ丸出しの態度で言葉を続ける。



「オラはぁ、坊ちゃんの家来だべすっ!そのオラが坊ちゃんよっか上の階級さなるごどなんぞ、わがねがすっちゃや!そんただごど、おしょすねくって仕方ねーべすっ!!」

「お、おい爺さん……。自分は……かまわないと言ったのですが……」

「いぐら坊ちゃんのお言葉でも、そんだげは駄目だべさっ!」



 訛りがきつく、よく意味の取れない言葉で喋り続けるレナードに、リリムは苦笑する。彼女はレナードにもう1通の別の書類を差し出した。



「まあ、気持ちはわかったわ。でも階級はそれでいいけれど、職分は少尉待遇勤務にさせてもらうわよ?給料は准尉のままだけどね?貴方を責任ある立場に就ける必要から、の事だから。
 うちの部隊では、士官がまだまだ足りないのよ。能力のある者に仕事を与えない、なんて贅沢はできないの。このぐらいは譲歩してもらうわね?」

「はっ!……あ、そ、その……失礼すますた」

「ふふ、別にいいわ。それで貴方の配属だけど、形の上では砲兵小隊でゲオルグ・ノルトマン中尉の指揮下に入ってもらう事になるわ。ただ基本的に平常時は整備大隊に出向してもらって、メックや戦車の整備を担当してもらいます。戦闘任務時には一時的に原隊の砲兵隊に復帰してもらうわ。……本来が整備大隊所属で、必要時に戦闘部隊に出るエンドウ大尉と似た扱いになるわね。
 整備大隊長シェリル・マーカライト少佐とアカギ・エンドウ大尉がテック達のまとめ役なんだけど、別の船に乗ってるから……。ノルトマン中尉には顔見せしておいてね。砲兵隊はこの船にいるから」



 リリムはレナードにそう言うと、改めてジェイムズの方へ向き直る。



「で……フット准尉、貴方の配属なんだけど」

「はっ……」

「メック部隊の編成は、まだしっかり固まってないのよ。カウツVでの損害による人員入れ替え然り、貴方達を含む新規加入隊員の件然り、でね。今の所、暫定的な編成になっている部分が多いの。まあ次の任地に到着するまでには決定されると思うのだけど。
 で、フット准尉。貴方は暫定的に、マナ・ウェンライト中尉の指揮下に入ってもらいます。彼女は現在第9訓練小隊の隊長よ。現在第9小隊は一応定数は満たしているけど、あくまで暫定処置と言う事だから。
 ウェンライト中尉は今後新設される偵察メック小隊の隊長になる予定です。この第9訓練小隊は、その小隊の候補者との相性を見る事も考慮されています。貴方の機体はスティンガーですから、おそらくはその偵察小隊に加わる事になるのではないかと思うのだけれど……」



 リリムは、最後の方は自信がなさそうに口篭った。訓練小隊の定数が満たされていると言う事は、その現在の小隊がそのまま偵察小隊へ格上げされる可能性の方が高い。ジェイムズは自分の配属がしっかり決まらない事に、多少不安を覚える。だが彼はそれを顔に出さず、頷いた。



「何か質問はある?……そう、では以上です。解散」

「「はっ」」



 凸凹コンビは踵を返し、隊長室を後にする。リリムは閉まる扉を眺めながら、溜息を漏らした。彼女の眉間には、深い縦皺ができている。彼女は小さな声で呟いた。



「……書類は間違い無いし……検査でも間違い無い事は確認されたけど。……でも、本当信じられないわよね。30過ぎにしか見えないじゃない……」





 マナ・ウェンライト中尉は、自機の調整作業の本日割り当て分を終えた後、第9小隊の面々と共にザムジード号ラウンジで談笑していた。実の所彼女は、正直な話オヴィンニク号にいる彼女の想い人と通信を交したかった。だがしかし、私用で船の通信機を用いるのはやはり気が引ける。結局彼女は訓練小隊の面々――アレク・コンフィード軍曹、サイード・アルファイグ軍曹、デルタ・イクサイズ伍長ら歓談して気を紛らわしていた。
 ちなみに他の2名はともかく、この隊のもう一人の女性であるデルタも実は不満組である。彼女はブラッドハウンドのエース、マディック・ウォン・ヴァレリウス大尉の直弟子だ。そして彼女はカウツVにいた間、マディックのマン・ツー・マンの特訓を日課としていたのだ。だが第3中隊であるリリム・フェイ少佐の訓練中隊は、ザムジード号に乗り組む事になった。そして彼女は、ミッキー・モートン・クライバーン少尉を初代隊長として偵察小隊が立ち上がるまで、暫定的に二代目隊長予定者であるウェンライト中尉の下で訓練中隊に所属している。結果、彼女はしばらくの間ではあるが、オヴィンニク号にいるマディックの指導が受けられなくなったのだ。彼女は愚痴をこぼす。



「はぁ〜〜〜、大尉からは宿題を出されましたけど、やっぱり直接指導を受けた方が手ごたえあるし……。キルシェちゃんはオヴィンニクに乗ってるのに……」

「あのお嬢ちゃんはモートン・クライバーン少尉の娘さんだからねぇ。確かに訓練中隊所属ではあるけど。でもまだ子供だし、家族をばらばらの船に乗せるのは問題があるだろう」



 サイードが面々の中でただ一人の大人として、落ち着いた意見を口にする。デルタは溜息をつきながら頷いた。アレクやマナは、苦笑を漏らす。彼等はサーバーから注いできたコーヒーを口にしながら会話を続けていた。

 そんな中、ふとマナはプラコップの中を覗きこんだ。そこでは、コーヒーの水面が真円の波紋をいくつも作り出している。だがその波の振幅が、妙に大きい。彼女が顔を上げると、勘の鋭いサイードも妙な顔をしている。やがて小さな音が彼等の耳に聞こえてきた。

 ズン、ズン、ズン……。

 音はだんだん大きくなる。ここまで来れば、アレクやデルタもさすがに気づいた。そしてラウンジの扉が開く。
 そこには全高2m近い肉の壁が立っていた。



「……く、熊?」

「い、いや、牛……」

「塗り壁……?」

「……超兄……げふんげふん、げほごほっ!」



 その『超兄ナントカ』は、多少顔を引き攣らせたが、彼等の呟きを聞かなかった事にした。大人の態度と言うものだろう。彼はおもむろに口を開いた。野太い声が発せられる。



「あー、俺はこの度ブラッドハウンドに入隊したメック戦士ジェイムズ・フット准尉。乗機は20tスティンガーです。到着がカウツV出立前日だったため、ドタバタしていて挨拶が遅れました。マナ・ウェンライト中尉殿ですね?正式な配属は未だ未定なのですが、暫定措置として中尉の指揮下に入るよう命じられました。どうぞ今後ともよろしくお願い致します」



 ……見事なまでの棒読み口調だった。ジェイムズは少々口下手であるため、最初の挨拶の文章をあらかじめまとめておいて、丸暗記してきたのである。彼はニヤリ――本人はニッコリのつもり――と微笑んだ。オッサン臭い顔に、張り付いたようなアルカイック・スマイルが浮かぶ。第9小隊の若者達は、皆少々退いた。
 そんな中、唯一サイードだけが果敢に打って出た。流石は大人である。彼は沈痛な声音で突っ込みを入れた。



「あー准尉。申し訳ないんですが、それは中尉じゃありません。デルタ伍長です」



 痛い沈黙が周囲を支配した。





「ま、まあ皆作業用の菜っ葉服で、階級章とか付けてなかったですし」

「そうそう、略章もオイル汚れでよく見えないですから」

「仕方ないっすよ准尉」

「初対面ですから。それにもう間違えないでしょう?」



 デルタやマナ、アレクやサイードが、小さくなって落ち込んでしまったジェイムズを口々に慰める。もっとも、小さくなったとは言ってもあくまで比喩表現であり、その肉体は恐るべきボリュームを醸し出しているのだが。まあそれはともかく、彼等の励ましのお陰で徐々にジェイムズは立ち直る。
 第9小隊の彼等は、ジェイムズに向けて自己紹介を始めた。



「私はまあ、もうご存知みたいですけどマナ・ウェンライト中尉です。もとはカウツVの軍人だったんですが、辞めてブラッドハウンドに入隊したんです。私を始め、今ここに居る面々は皆入隊間もない新人ばかりですから。17歳と若輩ですけど、一応この訓練小隊の小隊長を務めさせてもらってます。宜しくお願いしますね」

「私はサイード・アルファイグ軍曹。30歳です。私が乗ってるのはファルコンと言うメック……知ってる人はほとんどいないんですがね。これから一緒に戦いましょう。よろしくお願いします」

「私の番ですか?デルタ・イクサイズ伍長、16歳です!ジャベリンのF型に乗ってます!私も頑張りますから、よろしくお願いしますね!……ほんとに16歳ですよ?ほんとですよ?」

「俺、いや自分はアレク・コンフィード軍曹っす、じゃない、です。18歳です。乗ってるのはワスプD型の改造機っす……です。准尉、よろしくお願いします」



 ジェイムズは微妙に堅い皆の挨拶に苦笑する。と言っても、彼の挨拶も失敗が無ければ想いっきり堅苦しかったのだが。その時ふと、彼の脳裏にカウツVの宇宙港でクライバーン少尉から言われた台詞がよぎる。



(そんなに肩肘張らんでもいいぞ、あんまり堅苦しいのは、うちの部隊じゃ好まれん)



 ジェイムズは思い切って、できるだけ柔らかく対応しようと決心した。彼はニヤリ笑い――重ねて言うが、本人はニッコリのつもりである――を浮かべ、気安さを纏ったつもりで話し掛けた。



「あー、いや。コンフィード軍曹もアルファイグ軍曹もイクサイズ伍長も。皆そんなに肩肘張らないでくれ。特に両軍曹は、確かに階級は俺が上だが、歳はそちらが上なんだし。伍長も気にしないでいい。俺の事は気安く『ジム』でかまわない」

「そうですか?まあそう仰るなら。ではジム、頼りにさせてもらいますよ。いや、最初顔を見たときは恐い人かと想ったんですが、優しそうな人でよかった。ははは」



 サイードは笑顔を浮かべてジェイムズに応えた。だがアレクは引き攣り笑いで抗弁する。



「は、ははは、そりゃサイードさんは年上なのかもしれないけど、俺……自分は年下ですし。なかなかそう言うわけにも……」

「……いや、君の方が俺よりも年上だぞ?俺は17だ」

「「「「はあ!?」」」」



 4人は愕然とする。彼等の顎は、かっくんと落っこちていた。だが、アレクは必死の思いで立ち上がる。彼は乾いた笑声と共に台詞を搾り出した。



「あ、ははは。そ、そうですか。いやあ、お若いっすね。普通に見れば30代前半、どんなに上でも40は行ってないように見えますよ。
 いやあとても70歳には見えませんって、は、ははは」

「………………いや、70(セブンティ)歳じゃない。17(セブンティーン)歳なんだ、これでも」

「「「…………………………………………う、嘘だ〜〜〜〜〜〜ッ!!!」」」



 アレク、サイード、マナの3名が絶叫する。彼等の顔は驚愕と不信とに彩られている。
 ジムの表情が歪んだ。彼は後を向いて肩を落す。彼はそのまましゃがみ込んだ。その喉から、低く野太い声がぼそぼそと漏れ出た。



「いいんだ……。いいんだ、いつもの事さ……。慣れてる、慣れてるんだ。そう、いつもそうだ。だから気にするほどの事じゃない、うん。いつもそうなんだ……。
 ぐぐぅ、ぬぐぐっ……。ちくしょう……」

「ああっ!?ちょっと待ってっ!!暗くならないでっ!私だって16にもなって、未だにローティーンにしか見てもらえないんですよっ!?負けちゃ駄目ですって!」



 似たような悩みを持つデルタが慰めるが、今度こそジェイムズはしばらく浮かび上がれなかった。ジェイムズ・フット准尉、『30の顔を持つ男』……。今日も彼は不幸だった。……まあ唯一良い事があったとすれば、第9訓練小隊の面々からは、そのいかつい外見で恐がられなくなった、と言う事だろうか。

 彼等愉快な面々を乗せて、ユニオン級降下船ザムジード号はジャンプポイントに向け、ひたすら1G加速で飛んで行くのであった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
(あとがき)

 ザムジード号がカウツVを出立した後のお話です。一応これでジム&レナードが正式にブラッドハウンドに入隊しました。BH作家の諸先輩方、今後ともよろしくお願いします。
 ちなみにこのSSには第9訓練小隊の面々を出しておりますし、デルタ伍長を第9小隊に仮配属しております。問題があるようでしたら、修正致します。なお、アレク、サイード両軍曹のBH加入次期は鮮明にならないようぼかして書いておきました。

 ところで、このSSを書いている間、一つ疑問点が浮かんできました。それはサイード・アルファイグ軍曹の階級についてです。
 BH隊員名簿を見ると、目標値4/4でメック戦士養成校出身、階級は軍曹となっております。また編成表では目標値6/6の新兵で軍曹です。ですが相談BBSの過去ログではサイード少尉と言う表現も出ており、またBH資料用BBSに登録されているキャラの最新版では目標値4/4の曹長でした。
 このSSは一応BH隊員名簿を正しい物として書いております。ですが、各情報や過去ログなどの書き込みを調べた結果として、BH資料用BBSにある目標値4/4の曹長バージョンが一番正しいような気が致します。正解を教えていただけたなら、それに対応して本文を修正させていただきたいと思います。


[332] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月22日 (日) 21時58分

一時的にアップ。
まだ改変&続き作成中です

 カウツVを離れたブラッドハウンドの艦隊は、一路ジャンプポイントへと向けて加速を開始した。
 安定した1G加速がはじまると、船はエンジン駆動音を響かせるのみで振動すらあまり無くなる。整備が良くされていることの証である。そんな中、艦隊旗艦オヴィンニク号のラウンジに、部隊の主だった顔ぶれが集まった。中尉以上小隊指揮官以上で、比較的古参の者たちである。もっとも、急速に規模を拡大したこの部隊では、1年も誠実に勤めれば古参の端っこくらいには入れるのであるが。
 
 そんな中、どうにもこの場にそぐわないと思っている人間も何人かいた。その筆頭が、まだ年端も行かない一人の少女である。
 「あの・・・アルベルトおじ様」
 そういって、隣に座る士官の袖を引く。
 「なんだい、アンジェリークちゃん?」
 「その、わたくし、なぜこのようば席に呼ばれましたのでございましょうか?」
 「さて・・・この会議は、たぶん次の任地に関してのものだと思う。今まで何の説明も無かったけど、機密保持が楽な宇宙に出てまで秘密にしたら、準備も部隊員の心構えもできやしないからね。」
 そういって、周りを見回す。この場には整備兵の指揮官たちも何人もいる。
 「メックのセットアップのことですね?」
 「そう、メックは使う惑星の環境に合わせてセットアップしておかないと。それには1週間ほどかかる。宇宙に出たらすぐ始めないと。現地惑星のGに合わせた加速での行動訓練、大気組成に体を慣らす時間、予防接種や現地生物の勉強。やることは山ほどある。けど、なぜ、君が、となると・・・」
 その時、アルベルトのとなりに座る男が口を開いた。
 「そんなことは決まっている。アンジェリークの他にそぐわない参加者は誰だ?」
 「カナヤ大尉?」
 アルベルトは、話を聞いていたらしい直属の上官を見てから、ラウンジを見回した。
 クラーク・エアハルト軍曹。なぜ彼が? そう思ったとき、クロフォード大佐たちが入室して会議が始まり、話はそこまでになった。

 「さて諸君、ここに集まってもらったのは次の任地についての説明と、準備のための作戦会議が目的だ。」
 そう言ってクロフォード大佐は手元のハンドコンピュータを操作する。ラウンジの中央にあるホロヴィジョンが起動し、ドラコニスマーチ辺境付近の星図が表示される。もっとも明るいのは現在地であるカウツ星系である。
 「目的地はここ、メルチャーWだ。」
 アルベルトと隣のアンジェリークが驚愕の表情になる。そして、他にも数人が同様の表情を見せた。それらをちらりと見やってクロフォード大佐は説明を続ける。ホロヴィジョンの表示は、ブライスランドPDZ(多層防衛地域)内のカウツ星系からブレイモンドPDZ内のメルチャーWまでの航宙経路になり、メルチャー星系図に、最後に惑星メルチャーWの立体映像になった。脇には各種惑星データが大きく表示されている。地表Gは1.02、気圧0.9、大気組成はやや二酸化炭素が多いくらい、気温は日照量と比べれば少し暖かい程度か。現住生命は藻類どまりで人類が持ち込んだ生命が大半を占める。海はだいぶ組成を異にして有毒だが猛毒というほどでもない。海洋比率は45%でやや乾燥気味、緑化率は低く砂漠がちなものごく普通の地球型惑星。自然状態で農業が可能な、まずまずの優良物件といえるだろう。
 「各担当者はデータに従い任地惑星への適応作業を進めてくれ。」
 技術士官たちや艦の乗員たちがうなずく。
 「メルチャーを統治しているのはテリー・ドリトル・メルチャー侯爵。動物好きで医学、獣医学の心得もあり、動物の調教に長けている。家臣兵団にはウォードックを配備した部隊もあり、首都メルチャーでは競馬やウサギレースも盛んだ。ファロン行政管区首都fallonUにはショートジャンプの距離であり、ブレイモンドPDZの中心ブレイモンドへも近い。いつでも上に頼れるという立地条件からか、実に人の良い御仁でな。いきなりあちこちで反乱がおこったのでこりゃ手におえんと上に泣きついたわけだ。」
 居並ぶ参加者たちが、良くそれで侯爵が勤まるな、といった顔をする。ほんらいこういった反乱の鎮圧は為政者の義務の範疇だ。
 「本当なら正規連隊が出張すればいいんだろうが、そうもいかんわけがある。」
 そういってクロフォード大佐は先ほどの星図を呼び出すと、ドラコ連合領域内の星系を明滅させた。
 「このカペラ星系にウルフ竜機兵団2個連隊が駐屯している。他にも油断できない相手がいくつもある。下手にメック連隊を動かして隙を見せるわけにいかんというわけだ。」

 「さて、反乱の内容と侯爵がさじを投げた理由だが。この惑星は、少し前に貴族がごっそり失脚した。理由は、私よりも彼らのほうが詳しいだろうが・・・」
 そういうと、クラーク軍曹やアンジェリークの方を見やる。皆が、驚いた顔をした。そして、大いに納得した、という顔をするものもいる。
 「新兵器の実戦テストをしていたNAISのドミニオン教授の一行が、護衛に雇っていた加奈子小隊に裏切られて全滅、研究成果と何機かのメック、そして降下船ザムジードを奪われた。メックを、メック戦士を、名誉を失い、全ての家が爵位を失った。当然、その後任をテリー・ドリトル・メルチャー侯爵配下の男爵や伯爵として恒星連邦は送り込んだのだが・・・ なにしろ、あたらしく送り込まれたような連中だ。新興の家で領地経営の経験のまったく無い家も多い。領主になることの覚悟・・・・「多大な義務を負う」事の意味を知らないやつも多い。かくして、無茶苦茶な高税・・・経済成長率を上回る税率)をかけるやつ、税金全部でメックや戦車を買おうとするやつ、最低限必要な経費を使い込むやつ。 で、当然反乱が起きましたと。」
 クラークやアンジェリークなど、メルチャーを故郷とするものたちが蒼白になっている。故郷には知己も親戚も、再就職先を世話してやれなかった家臣達もいる。何より、自分たちが守らなければならなかったはずのたくさんの民がいる。彼らが辛酸をなめているのは、自分(の家)がふがいなかったからなのだ。
 「この無茶苦茶な経営、裏があるようでな。こういったことは、当然恒星連邦も何度も経験している。ちゃんといい執事を雇うことなどのマニュアルなどは渡していたしお目付け役もつけていた・・・はずだった。しかしメルチャー侯爵の調査の結果、お目付け役は数人が別人と摩り替わっていたらしい。摩り替わっていなくても、怪しい側近を最近雇い、お目付け役を煙たがるようたきつけていたりしたらしい。どうかんがえてもドラコの陰謀だ。侯爵も、手をこまねいていたわけでなくて、きちんとした経営をするよう命じたり自腹を切って裏から援助をしたりもしていたらしいが、らちがあかないので調べてみたら驚愕の事実が判明し、その頃には反乱が手をつけられなくなっていたそうだ。」

 クロフォード大佐がまたハンドコンピュータを操作する。惑星がぐるぐる回りだし、表面の大陸が色分けされて表示される。
 「メルチャーの人口の大部分は中緯度にあるメルチャー大陸、アキテーヌ大陸に集中している。反乱が起きているのはアキテーヌ大陸だ。われらの目的は、この反乱を鎮圧すると同時に、ドラコの陰謀の証拠を暴くこと、暴政を行った新任貴族たちの悪事の証拠を固めること。そして・・・荒廃したアキテーヌ大陸を復興することだ。ここまででなにか質問は?」
 アキテーヌ大陸が拡大され、詳細なマップになる様子を見ながら何人もが手を上げ、発言しようとする。その中には当然決死の形相のアンジェリークやクラークたちがいたが、クロフォード大佐はこういって他のものを指名した。
 「君たちの私的な事情についてはわかっている。しかしそれは後にするのだ。心配しなくても資料などは皆に配られるし説明もある。クラウディア」
 「はい。この任務に矛盾を感じます。普通反乱を鎮圧するとなれば貴族の味方をすることになりますが貴族の証拠固めもするとなれば貴族に敵対することになります。さらに、大陸の復興などとなれば長期任務は避けられず、ブラッドハウンドの立場も不明です。下手を打てば四面楚歌になってしまうのでは?」
 


[331] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月11日 (水) 20時11分

パソコンですが、修理する場合5万以上かかることが判明し、新しいものを買ったほうが安上がりで早いとわかりました。
というわけで、注文してきました。
日曜以降あたりに届きそうです。
活動再開も、その付近になるかと思います。


[330] パソコンについて。 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月09日 (月) 19時19分

パソコンについてですが、友人巻き込んでいろいろやったにもかかわらず、だめでした。
 メモリでもハードディスクでもウイルスでもない、DVDでもない、電源は、少なくとも主電源はOK。
 のこるは、
1、電源系統の途中のどこかがいかれた。
2、マザーボードそのものがいかれた。
3、CPUがいかれた。
のいずれか。
CPUファンがやたらとうるさく回るとこを見ると、CPUかも?
とも思うのですが、ミッキーも友人もCPUの交換はちょっとできそうにないです。

しかもサポートセンターが肝心なときにアクセス不能=お休み。
となるとメーカー修理に出すか廃棄するしかない状況の狭間でもんもんとするしかないわけで。

現在、次のパソコンを物色中です。
明日・・・ですね。明日サポートセンターへの電話でらちがあかなければ買い換えます。
つーか、トラブル続きだこのNECパソコン!
200メガヘルツの旧パソコンより反応が鈍い(2400メガヘルツ)、ウイルス駆除ソフト使っていてもウイルスでやられた、DVDが壊れて復旧作業ができなくなった、そして今度は起動しない!


旧パソコンがさすがにがたついてきたので買ってきた中古の予備パソコン(500メガヘルツ、ウィンドウズ98、NEC)もスタンバイに移行したり電源切るときに不具合続出だし・・・
NECのパソコンはもうこりごりだよorz


[329] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月09日 (月) 19時06分

WEEDさんへ
非常によくまとまっていると思います。
オフィシャル設定を取り込んだおかげで背景にも深みが出たと思いますし。

こう書いてる最中、そうか、次の戦闘任務で敵対するのは第17ゲイルダン連隊か、と思いつきました。
 やはり、こういったしっかりした背景がわかると、ネタ探しがしやすくていいですね。
 今まで更新が滞っていましたけど、なんだかまたSSを書く気が湧いてきたように思います。
 WEEDさん、ありがとうございます。

さて、そうなると、懸案を何とかしないと。


[328] 変更しました 投稿者:WEED 投稿日:2006年01月09日 (月) 12時08分

BH資料用BBSに上げておいたキャラデータを修正しておきました。ジェイムズ&レナードは恒星連邦出身とします。

わざわざ資料を当たっていただきまして、ありがとうございます。ジェイムズの出身校は『ロビンソン戦闘士官学校』にしたいと思います。なんとなく、ですが雰囲気的な物が気に入りました。

これまでのやり取りで修正した、主従の過去の経歴(”宿敵”事情含む)を上げておきます。変な所があったら、ご指摘願います。


ジェイムズ(ジム)&レナードの過去(”宿敵”に関する事情含む):
1:ジム、恒星連邦のメック戦士養成校『ロビンソン戦闘士官学校』に在学中。
  レナード、息子に『ジムの父』付きの整備兵の座を譲り、楽隠居中。
  『ジムの父』、恒星連邦と契約している、とある傭兵中隊の一員。

2:『ジムの父』が居る傭兵隊の隊長、代替わり。
  『新隊長』、『元隊長=新隊長の父』が未だに実権を握っている事に不満が鬱積。
  傭兵隊、ドラコ連合の攻撃を受けたドラコ境界の惑星へ援軍として赴く。

3:『新隊長』、正規軍入隊を餌にドラコ連合に買収され、裏切りを企てる。
  『元隊長』、裏切りに反対し、息子から撃たれる。
  『ジムの父』含む一部のメック戦士達、『元隊長』の遺言に従い『新隊長』に反抗。

4:『ジムの父』、および『レナードの息子』含む郎党達の大半が戦死。*1
  彼等の反抗と恒星連邦への通報により、『新隊長』の裏切りの影響は程々に抑えられる。
  ドラコ連合軍、最小限の目的は達成――重要施設のパーツ等一部奪取?――し、撤退。
  『新隊長』および彼に従うメック戦士、ドラコ連合軍と共にドラコ領域へ脱出。*2
  残存メンバーによる部隊維持は困難、部隊解散となる。

5:レナード、損傷した『ジムの父』のメックを修復。
  『ロビンソン戦闘士官学校』へ赴き、ジムへメックと悲報を届ける。
  ジム、生き残った郎党の内の殆どを同期生の家に頭を下げて引き取ってもらう。*3
  レナードは再就職先の紹介を固辞し、ジムの元に留まる。

6:主従、ブライスランドにて小規模な短期任務を探し、日銭を稼ぐ毎日。*4
  同時に、砲兵による支援能力を持った、兵員募集を行っている傭兵部隊を探す。
  その最中、BHの求人広告を発見。
  主従は日銭を稼ぐ毎日に嫌気がさしていたため、即断。*5
  急いでBHの代理人と接触を取り、有り金をはたいてメックが載せられる船の切符を購入した。

*1……『新隊長』がジム、レナードの”宿敵”となる。
*2……『新隊長』以下の裏切り者は、新兵達の戦力補強要員として第17ゲイルダン連隊へ編入。
    本来は直接恒星連邦と接しない区域の部隊へ配属される約束であった。
    しかし裏切りの効果が薄かった事、部隊の4割近くが従わなかった事でこのようになった。
*3……仕えていた傭兵隊を失ったジムでは、生き残った郎党達の生活を保障できなかった。
*4……ちゃんとした部隊ではなく、そのつどフリーの傭兵を集めてやるような任務。
    ジムの初期経験点はここで稼ぎ、利用可能経験点の消費分もここで使用。
*5……短期任務では傭兵の扱いが悪い事に加え、着弾観測員、間接砲撃手としての働きができない。


[327] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月08日 (日) 23時10分


フィルトヴェルト士官学校
キルボーン士官学校
いずれも辺境で主に技術教育を中心に行っている士官学校。との名目だが、むしろ基本的な教育を与えられない人たちを教育するのが主目的とも言える。ちょっとイメージが違いますね。
ゴーシェン軍学校
これはカペラ方面ですか。ちょっと遠いですね。
ポイントバロウ軍士官学校
反ダヴィオン活動の嫌疑を受けている・・・・これはやめといたほうがよさそう(^^;)
アームストロング航空士官学校
・・・・これも関係なさそうですね。
ウォリアーホール(ニューシルティス)
・・・・あのニューシルティス公子飼いの仕官学校ですか(汗)遠いしやめといたほうがいいかも。
NAIS(ニューアヴァロン)
これは当然除外。
アルビオン士官学校(ニューアヴァロン)
最古の歴史を誇る。その栄光と名声はすさまじく、NAISの前身NAMAがかなりの期間足元にも及ばないと卑屈になっていたほど。さすがに大仰過ぎますか。
となると、消去法で下の二つがお勧めかな?
(WEEDさんが心の琴線にふれたものがあればそちらも詳しい事書きます)

ロビンソン戦闘士官学校Robinson
第一次継承権戦争で叩き潰され、数少ない生き残りは素手で学校のビル郡を破壊する(=不可能な)ことを命じられた。ロビンソンの義勇兵たちが惑星中でゲリラ戦を展開してドラコ軍を苦しめたので見せしめのためである。第2次継承権戦争時に恒星連邦はロビンソンを奪回、学校の再建と、そこの卒業生から基幹人員を選択した2個師団を創設することでこれに報い、ロビンソン人たちを大いに満足させた。
3020年まで完全な復興はなされなかったが、ロビンソンが好景気になったのを背景に、惑星公爵のサンドヴァル家がNAISの軍事科学部にも匹敵する学校にしようと奮闘中。
場所は・・・ドラコ境界域の首都、ロビンソン。
地球から辺境の端までの距離の、丁度1/3程の位置にありますね。



サハラ士官学校SakharaX
恒星連邦では数少ない私立の士官学校。
第一次継承権戦争でドラコの第3光の剣連隊を含む古参3個連隊を3度も撃退。
卒業生は戦士とパイロットが20人ずつ、歩兵仕官と機甲部隊仕官のみ養成、ですか。
ロビンソンの北東30光年、といったところかな?

地図はこちらを↓
http://www.classicbattletech.com/cbt_is_fedsuns.html
http://www.classicbattletech.com/FederatedSunsMap.html


[326] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月08日 (日) 22時01分

さて、そうなると、お詫びに何かしないとまずいでしょう。
幸いにして今手元に恒星連邦ハウスブックがありますのでちょっとお待ちを。


[325] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月08日 (日) 21時43分

WEEDさんへ。
非常にすばらしいSS,感服しました。
ブラッドハウンドのSSをよく読んでおり、細かくそれを入れてくるあたりが実にうまいです。

当然ですが、特に問題ないと思います。
仮に細かい齟齬などが出ていたとしても、最小限の修正ですむと思います。
 
恒星連邦に設定を変更、ですが・・・
いやはや、本当にすいませんm(_ _)m
ミッキーが最初に気づいてその時点でやっておけばよかったのでしょうが・・・
もし差し支えなかったら、恒星連邦出身、ということで修正お願いしますm(_ _)m


[324] 『メックよ、あれがカウツVの灯だ』 投稿者:WEED 投稿日:2006年01月08日 (日) 20時38分

現状で決定している部分の設定だけで、短編を書いてみました。このような感じで、どうでしょうか。
――――――――――――――――――――――――――――――
『メックよ、あれがカウツVの灯だ』


 ここはアイギナ宇宙港――カウツVの首都アイギナの北に位置する、この星随一の宇宙港である。今この宇宙港のはずれに、一隻の降下船が轟音と共に着陸した。それは最も一般的な民間商用降下船として知られる、ミュール級降下船であった。

 宇宙港のあちこちから、冷却のための放水車――使われる水は無論浄化されていない安物――や、燃料補給のためのタンクローリー、点検整備のための大型バケット車などの支援車両が飛び出し、ミュール級に群がる。そんな最中、船の下部にある4基の巨大な貨物ランプがゆっくりと展開を始めた。ようやくランプが地面につくと、そこから積まれていた貨物が次々と降ろされ始める。ある物は自走コンテナで、ある物はトラックごと、ある物はトラクターに牽引されてと、降ろし方は様々であるが。

 そんな貨物に混じって、1機の随分と古ぼけたメックが地上へと降り立った。その左手には、小さなコンテナ――ジープの荷台にも余裕で載るぐらいの小さな物――を抱えている。機種はSTG−3R・スティンガー。20tという最軽量の偵察用バトルメックである。

 見かけは随分とくたびれてはいるが、このスティンガーの動きは極めて滑らかだ。駆動音にも妙な雑音や騒音は混じっていない。見る人が見れば、入念な整備がなされている事は明らかだった。

 ふと、スティンガーが振り向く。どうやら足元から、声がかけられたようだ。メックの足元には、ママチャリにまたがった小柄な老人の姿があった。



「坊ちゃん!ようやぐ着きましたべやぁ!」

『……うむ。カウツV……だな』

「代理人のひとはぁ、まあ間違いなぐ入隊でぎるって言ってらどもよぉ。きちんと入隊手続ぎ終わんねーど、安心はぁでぎねぇべす。
 さっさど申告さ済ますて、きっちり落ち着ぐべぇよ」

『うん……』



 スティンガーの頭部ハッチが開く。そこから覗いた顔は、どう見ても『坊ちゃん』と言う風貌では無い厳ついオッサン顔である。はっきり言って、おっかない。

 そのオッサン顔が、再度口を開いた。



『だが……この星が……この土地が、俺達の再出発のスタートラインなんだな。爺さん……』

「んだべす坊ちゃん……」



 二人はしみじみと周囲を見渡した。だが、ふと宇宙港の反対側の様子がその目に留まる。そこでは、数機のバトルメックが3隻のユニオン級降下船の周りで何か作業をしていた。どうやら降下船へのメックや装備の積み込みを行っている模様である。そしてそれらの機体には、二人が入隊するはずの傭兵部隊、ブラッドハウンドのエンブレムが描かれていた。

 それを見て取ったオッサン顔は、スティンガーの通信機を使って一般回線による通話を求める。どうやら相手側もこちらを注意していたようで、すぐに返答があった。どうやら、こちらを向いて警戒しているフェニックスホークからのようだ。



『……あなた達は、傭兵部隊ブラッドハウンドの方々でしょうか?』

『ええ、その通りです。そう言う貴君の所属は何処でしょうか?』

『申し遅れました。俺……いえ、自分はブラッドハウンド入隊希望者のメック戦士、ジェイムズ・フットであります。こちらは同じく自分の整備士、レナード・ドゥであります。
 部隊の代理人の方から入隊許可が下りたとの連絡を受け、自分達はさきほど到着したミュール級商用降下船ポカテロ号にて、こちらへ出向いた次第であります』



 それを聞いたフェニックスホークのメック戦士は、驚いたような表情をすると、少々待っているようにオッサン顔――ジェイムズに伝えて通信を切る。ジェイムズ達はそのまま待っていた。

 やがてしばらく経った頃、ユニオン級の陰から巨大な機体が地響きと共に現れた。どうやら85t級の強襲メック、ストーカーの強化型のようだ。その威容は荘厳なまでの迫力を感じさせる。ママチャリの老人――レナードが呟いた。



「こ、これがブラッディカイゼル……。クロフォード大佐の乗機だべが……?」

『……はっ!?き……機上より失礼しますっ!』

「あっ!わがねっ!失礼すますたっ!」



 ジェイムズはあわててスティンガーに荷物を降ろさせると、敬礼の操作をする。整備の行き届いた機体は、彼の拙い操縦にもしっかりと追随し、滑らかに右手を頭部の前へとかざした。その足元では、レナードも直立不動の姿勢を取って敬礼をしている。彼の傍らには、ママチャリがひっくり返っていた。

 ブラッディカイゼルから、苦笑が漏れる。スティンガーの数倍――否、数十倍の威圧感を放つその機体は、軽く答礼した。その見事な動きは、メック戦士の操縦技術の確かさを感じさせる。



『ああ、楽にしてくれ。書類は届いているし、見せてもらった。後で受けてもらう健康診断等で問題がなければ、契約は心配無いだろう。……しかし間に合って良かったな』

「『はっ!』」

『そうだな、後の事はクライバーン少尉……そのフェニックスホークのパイロットに聞いてくれ。一寸忙しいんでな、悪いが失礼するよ』



 クロフォード大佐は気安く言い残すと、ブラッディカイゼルに踵を返させる。メックの外部音声のみのやりとりで、コックピットハッチも開かなかったため、大佐の姿は見られなかった。だがそれでもジェイムズとレナードは圧倒され、しばし呆然と大佐が操る強襲メックの去り行く後姿を眺めていた。そんな二人に、フェニックスホークから声がかけられる。



『あー、俺が今紹介されたミッキー・クライバーンだ。まあ、そんなに肩肘張らんでもいいぞ、二人とも。あんまり堅苦しいのは、うちの部隊じゃ好まれん。
 しかし、本当に間に合ってよかったな。一応健康診断とか受けてもらうんだが……急いで終わらせないと、降下船に乗り遅れたら大変だしな』

「そ、それは何じょな訳ですべが?」

『一寸待っててくれ。あー、総務?ロッキード・ノスは居るか?
 ……ああ、ちょっと聞きたいんだが。……うん、どれか船に空き、あるか?ついさっき来た新入りのスティンガーなんだが。そうか、わかった。
 それと、今手の空いている軍医と『付き添い』の要員……そう、そう。『新入りの健康診断』だからな。うん、手配頼む』



 クライバーン少尉は、何処か――おそらく総務――との相談を終えると、再び二人へ話し掛けた。



『あの一番手前にある船、ザムジード号って言うんだけどな。あれの倉庫……メック格納庫じゃなくて悪いんだが、そこにまだなんとか空きがあるそうだ。
 係員に連絡しておくから、貨物扱いでガタガタ動かないように繋留してもらってくれ。メックはランプの前に駐機しておくように。搬入は作業員がやってくれるから、あんたらは宇宙港の方で至急健康診断を受けてくれ。丸一日はかからないと思うが……時間的にぎりぎりなので、急ぐようにな。
 それでOKが出たら、船の方に行って契約書を書くように』

『……クライバーン少尉、『間に合った』と言う台詞、降下船への積み込み……。もしや緊急の作戦では?』



 厳つい顔の額に縦皺をよせて、ジェイムズはごくりと喉を鳴らす。彼の顔が通信ディスプレイに大映しになったのだろう、クライバーン少尉は一瞬のけぞった。

 だが少尉は気を取り直し、ジェイムズの疑問に答える。彼の顔には苦笑が浮かんでいた。



『あー……いや、作戦と言えば作戦だし、任務と言えば任務、だが……。うちの代理人から聞いて……なさそう……だな?あー、あんたら落ち着いて聞けよ?
 我が傭兵部隊ブラッドハウンドは、4月末をもってカウツV惑星政府との契約を完了し、恒星連邦政府との契約に従い新たな任地へと移る事となった。動かせない状態の戦傷者やその付き添いの人員、一部の装備を除き、我が部隊は明日付でここカウツVより撤退する。
 ……今はその最後の荷積み作業ってところだ。明日、惑星政府主催のパレードが終わり次第発進する事になっている。いやあ、本当に間に合ってよかったな。下手すると置いてかれる所だったぞ。……おい。おい?』



 スティンガーの操縦席のジェイムズも、その足元のレナードも、真っ白になっている。クライバーン少尉は、やれやれと肩を竦めた。

 そして次の日がやってきた。テープや紙吹雪が舞い、管弦楽団の演奏が鳴り響く中、3隻のユニオン級降下船が順番にゆっくりと離床していく。ジェイムズ&レナード主従のカウツV滞在は、一晩だけで終わった。彼等は結局、宇宙港から一歩も外へ出る事は無かったのである。

――――――――――――――――――――――――――――――
このSSは、BHがカウツVを出立する場面での裏話のようなイメージで書いてみました。ジム&レナードの部隊参加は4月以降なので、普通の活躍シーンは当面存在しません――と言うよりは、存在できません。そのようなわけですので、日常の微妙にギャグ的な風景と言う事で描写する事にしました。
ところでBHが惑星を離れる際には、あれほどの事を成し遂げたのですから、民衆に対する広報など惑星政府とかの色々な思惑がらみも含めて、パレードなどのお祭り騒ぎは存在する物と思ってそのように描写しました。ただ、その「裏側」での出来事を書いたつもりですので、詳細な描写は避けたつもりです。


[321] 宿敵な人々 投稿者:WEED 投稿日:2006年01月08日 (日) 06時50分

>ライラを恒星連邦に変える以外は特に問題はないと思います
ジェイムズ&レナードの出身をライラ共和国にしたため、ジムの父親が所属していた傭兵隊もライラ共和国で仕事をしているのが普通かなと思ったものですから。その傭兵隊が恒星連邦に雇われて『いた』事にするのであれば、ジェイムズとレナードも恒星連邦出身に修正した方が良いのでしょうか。
ちなみに、寝返ったのが「共和国−ドラコ連合境界」における戦場であっても、その後の配属地域は「ドラコ連合−恒星連邦境界」になるよう寝返る条件には入っているようにした方が良い、とは思っていましたが。ライラ戦線で裏切って、ライラ戦線に居続けると目の敵にされますので。

>買収されるというのはちょっと不自然
漠然と、ですが『新隊長』は『元隊長=新隊長の父』に対してコンプレックスを抱いている、と言う様な事を考えていました。「北斗の拳」のアミバの「なんでどいつもこいつもトキを認めて、天才のこの俺を認めねえんだ!」と言う感じが一番近いでしょうか。部隊内でも代替わりはした物の、古参の連中は『元隊長』の方に重きをおいていた、と言う感じで。
そこで父親への反感もあり、ドラコ連合側からの甘い話にうかうかと乗せられた、と言うような流れを思い描いていました。いっしょに裏切った連中もまた、同じ様に代替わりした若者や、腕利きだが新参で扱いに不満を抱いていた者等が中心と言う事で。まあ、漠然と考えていただけなのですが。

>正規軍連隊に組み込んでもらう、とかの好条件
わざわざドラコの連隊を調べていただき、ありがとうございます。たしかにこれほどの好条件であれば、上のような奴等であれば二つ返事で寝返りそうですね。どこに組み込まれるかとなると、確かにゲイルダンもしくはアン・ティンでしょうね。
どちらかと言うと、新兵の戦力補強――アージェ小隊のキロールの様に――の意味合いでゲイルダンに入れられる方でしょうか。実際上からの信頼度はさほど無いわけですし、あまり面白くない仕事を押し付けられるのが、それらしいかな、と。


[320] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月07日 (土) 21時45分

ゲイルダン軍管区は宇宙図で恒星連邦VSドラコ連合国境沿いで一番東、つまり一番辺境よりにある軍管区で、対恒星連邦戦、蛮王戦療法に対応しなければならない。地域である。

ニューサマルカンド県(3個連隊)
カズネゾフ県(5個連隊)
マツイダ県(7個連隊)
タバヤマ県(1個連隊)
がある。
カズネゾフ県とマツイダ県の二つが直接恒星連邦と接しており、カズネゾフ県のほうが辺境よりである。

となると、カズネゾフ県の戦力配置が重要かな?
第17ゲイルダン連隊 新兵信頼 ガズネゾフ
第8光の剣連隊 一般熱狂 デラクルーズ
ウルフ竜機兵団アルファー連隊 エリート信頼 カペラ
ウルフ竜機兵団デルタ連隊 エリート信頼 カペラ
第4アン・ティン軍団  一般信頼 バレンチナ

ゲイルダンかアンティン、かな?


[319] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月07日 (土) 21時24分

となると、いろいろと想像の余地のある部分を埋めていく、としないと・・・
まず、若部隊長があっさり買収された理由。
 恒星連邦もライラ共和国もけっこう傭兵の扱いはよい。
 対して、ドラコは悪い。
 ならば、買収されるというのはちょっと不自然。
 部隊長なら報酬の1/8をもらえるのだから、部隊丸ごとの契約金を基準に金銭感覚ができているはず。
 契約金を現行の3倍にした上違約金を払う、とかの超好条件でない限り無理でしょう。となると、その理由は?

まあ、これは恒星連邦の連絡将校が「越後屋そちも悪よのう(笑)」で補給のピンハネされていた、とかになれば裏切りの理由にはなるか・・・?
※↑実際にいたりします(w

あとは、裏切り後の地位。
 正規軍連隊に組み込んでもらう、とかの好条件、かな?
 となると、ドラコVS恒星連邦領域の敵連隊一覧がいるか・・・


[318] サブパソコンより 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月07日 (土) 21時13分

ライラを恒星連邦に変える以外は特に問題はないと思います。
というか、今気づきましたが、なぜか二人ともライラVSドラコ領域という前提で話している・・・?
 いかん、もしかしてクフェインSSとごっちゃになっている!?
 いやまあ、ドラコを相手にした傭兵部隊、という意味ではどっちも大して問題ないストーリーなので、それでいいといえばいいんですが(w

さておき、

宿敵の情報はキャラ設定に記入・・・は、しなくてもいいかな?
 書くとしたらSSとして、でしょうか。

とはいえ、これだけでは今ひとつ背景的に・・・・
ふむ。


[317] ジェイムズ&レナードと書くと何処ぞの漫才師に思える 投稿者:WEED 投稿日:2006年01月06日 (金) 22時50分

先日作成したキャラの背景――”宿敵”の事情含む――をまとめてみました。BHの世界観において、矛盾や問題があると思われましたなら、お教えくだされば幸いです。

ジェイムズ(ジム)&レナードの過去(”宿敵”に関する事情含む):
1:ジム、ライラ共和国のメック戦士養成校に在学中。
  レナード、息子に『ジムの父』付きの整備兵の座を譲り、楽隠居中。
  『ジムの父』、ライラ共和国に仕える、とある傭兵隊の一員。

2:『ジムの父』が居る傭兵隊の隊長、代替わり。

3:『新隊長』、ドラコ連合に買収され、裏切る。
  『元隊長=新隊長の父』、裏切りに反対し、息子から撃たれる。
  『ジムの父』含む一部のメック戦士達、『元隊長』の遺言に従い『新隊長』に反抗。

4:『ジムの父』、および『レナードの息子』含む郎党達の大半が戦死。*1
  彼等の反抗と、ライラ共和国への通報により、『新隊長』の裏切りの影響は極小に抑えられる。
  『新隊長』および彼に従うメック戦士、ドラコ連合側へ逃亡。
  残存メンバーによる部隊維持は困難、部隊解散となる。

5:レナード、損傷した『ジムの父』のメックを修復。
  メック戦士養成校へ赴き、ジムへメックと悲報を届ける。
  ジム、生き残った郎党の内の殆どを同期生の家に頭を下げて引き取ってもらう。*2
  レナードは再就職先の紹介を固辞し、ジムの元に留まる。

6:ライラ共和国内の『傭兵の星』ガラテアにて、小規模な短期任務を探し、日銭を稼ぐ毎日。*3
  同時に、砲兵による支援能力を持った、兵員募集を行っている傭兵部隊を探す。
  ガラテアのコムスター局で、ブライスランド局から発信されたBHの求人広告を発見。
  主従は日銭を稼ぐ毎日に嫌気がさしていたため、即断。*4
  急いでBHの代理人と接触を取り、有り金をはたいてメックが載せられる船の切符を購入した。

*1……『新隊長』がジム、レナードの”宿敵”となる。
*2……仕えていた傭兵隊を失ったジムでは、生き残った郎党達の生活を保障できなかった。
*3……ちゃんとした部隊ではなく、そのつどフリーの傭兵を集めてやるような任務。
    ジムの初期経験点はここで稼ぎ、利用可能経験点の消費分もここで使用。
*4……短期任務では傭兵の扱いが悪い事に加え、着弾観測員、間接砲撃手としての働きができない。


>告知
パソコンが起動不能ですか。大変な事になりましたね。一日も早い復旧を祈っています。
私も昔、クーラーの取り付け方をミスってCPUを焼いてしまった事があります。まさかそんな事になっているとは気づかずに、どこが悪いのか何日も頭を捻っていました。

>シミュレーター100時間の評定A
もしかしてシミュレーターばかりで実機には乗ったことが無い、と言う意味でしょうか。まあ、一条輝の訓練風景では実機(VF−1D?)を使っていましたし、そんな事はないとは思うのですが。
まあ何にせよ、良くてメック戦士養成校を出たばかりの人間ぐらいと考えるべきでしょうか。能力的には目標値6/6〜7/7程度かと。なんとなく柿崎君っぽいですね。ちなみに某マクシミリアン・ジーナス君は、おそらくペアで作成した整備兵あたりから作成点を大幅に収奪したに違いありませんね。


[315] 告知 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月06日 (金) 15時50分

現在、ミッキーのメインパソコンは原因不明の不調により起動不能です。
リカバリDVDすらまったく利きません。
画面真っ暗、CPUファンがやたらとうるさく回るだけ、という、なんとも不安をあおる症状。円環型のウイルスでもセーフモード起動セクションに仕掛けられたのか・・・?

こういうことがあるからサブパソコンは手放せませんね。
はてさて、復旧までどれくらいかかることやら・・・・


[314] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月06日 (金) 15時44分

WEEDさん、感想ありがとうございます(^^)

そうですね、色々と問題多いです。
それらを勘案すれば、さほど問題のないバランスだとも思います。
一条ですか・・・そういえばそんなこともありましたね。
かなりの熟練が必要かもしれません。
時に、一条が部下をつけられたとき、シミュレーター100時間の評定Aで顔をしかめていましたけど、これって普通に言ってどれくらい実戦で使い物になるんでしょうかね?


[313] Land−Air ’Mechs 投稿者:WEED 投稿日:2006年01月06日 (金) 14時07分

LAMメックは米国サイドのクリエイターの方々には嫌われているみたいですね。個人的にはLAMは好みなので少々残念なのですが。
バトルテック世界内で言われているLAMの問題点は、マク○ス世界でもバ○キリー導入時に色々とあったようですね。『陸戦兵器としては構造・装甲が脆弱』『高価』なによりも『パイロットは陸戦能力まで要求され、負担が大きい』と言う事。そうなると、LAMのパイロットは本当に正真正銘エリートなんですね。TV版マ●ロスの後半部分において、フェニ●クスホ○クLAM乗りの主人公が陸軍のア○チャーを借りて、まともな陸軍パイロットよりも巧みに乗りこなしていたのが思い出されます。
実の所、LAMはそれほど圧倒的な存在では無いと思っています。フェニックスホークLAMは移動力が5/8/5ですからメックとしては普通のフェニックスホークよりも弱体化していますし。エアメックにしても、離陸、着陸にそれぞれ2ずつ余計に移動力を喰いますし、そのつど余計な操縦ロールも必要ですし。
単純な戦力としてよりも、運用面での幅広さこそがLAMの利点なのでしょうね。もっとも向く任務は、やはり降下船着陸支援の強襲降下任務でしょうか。


[312] LAMメック考察 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月04日 (水) 20時49分

00年8月4.よろず質問箱
8.以前の返事を見ていて、可変メックは聞いた事あるけど見たことない存在。
とありましたけど、具体的に何個連隊に一機ですか?
わたし、可変メック中隊の設立を画策しているので。
まぁ貴重なものですから、司令官が大佐になってしまいそうですけど。
8:うーん……具体的な数までは資料をみても分かりません。ただLAMはLAMで集中して投入することが多いようですので、中隊規模の部隊もあると思います。



よく言われることに、LAMメックはめったに無い、希少である、というものがあります。
が、その実態はほとんど知られていません。そこで、実際のところはどうなのか?
 ということを調べ、考察してみました。


〔1〕自由世界同盟におけるLAMメックの集中運用部隊

参照:ハウスマーリック:デザートグッピーさん翻訳
ブライス・マーリック防衛軍 エリート 軽量級メックとLAMのみで編制されている。
オリエント騎兵連隊第1旅団第2大隊 スティンガーLAMとウルバリーンのみで編制。
オリエント騎兵連隊第3旅団軽量級大隊 半分がLAMメック
ホームガーズ 1個連隊、古参、一個LAMメック大隊を含む。
この他の部隊にもちらほら有名なLAMメック乗りの記述有り。
が、少数もしくは単機で配備されているLAMメックの総数は(当然ですが)不明。

○考察○
LAMと××のみで、を仮に半々とした場合、自由世界同盟で集中運用されているLAMメックの総数は約3.5個大隊相当となります。
自由世界同盟のメックが60個連隊=180個大隊ですから、比率的に言うと1.94%程度の「集中運用されているLAMメック」があるわけです。単機もしくは少数で運用されているLAMを含めればもう少し比率があがるかもしれません。
 逆に比率は小さくなると考察することもできます。
 惑星軍や辺境に駐屯する弱小傭兵部隊、予備メックなどの、これら正面戦力以外のメック部隊は上記の60個連隊をかなり水増しするはずです。二線級部隊にLAMが高率で含まれる可能性は低く、その分比率は下がるでしょう。

 追記1
 自由世界同盟はボードンのLAMフェニックスホーク倉庫を確保しています。そのためLAMメックの保有確率が他の継承王家より高いことの正当な理由があります。
 
 追記2
 自由世界同盟には秘匿されたLAMフェニックスホークの工場があるのでは? とミッキーは考えています。推測の根拠は以下のとおり。
 @後に自由世界同盟では、3050年代の技術を使ったLAMメックが開発され、少数ながら運用されている。
 Aグレイ・デス・メモリーコアにはLAMメックの情報は入っていなかったとのこと。
 B上記2つから、ノウハウの蓄積などがまったく無い状態からいきなり高性能LAMメックを開発したという不自然な点が浮かび上がる。
 Cテクニカルリードアウトでは、「工場が全て破壊された」なる記述があっても、実際には工場が再建されていたり別の惑星で工場が生き残っていたりすることがしばしば。
 ※世界観が一部訂正(?)され、それに伴って工場が増補されたように思えます(汗)
 D>>ワスプLAMの工場はリャオ家の領域に存在する事が最近明らかにされました。
  



〔2〕カペラとドラコにおけるLAM

参照:LAM&VTOL(エアロテックよりの抜粋):ウォーハンマーさん翻訳
リャオ家はクリタ家のディーロン連隊から抽出したワスプLAMと気圏戦闘機を交換。
3017年、カペラ星系にて少なくとも15機を運用し、ダヴィオン軍を追い払った。
参照:メックセッターセレクション
ドラコのディーロン連隊は合計11個連隊
ドラコ連合イレースのレサテック・インダストリーズがLAMスティンガーを生産。年産10機程度?
チャットで聞いた話:Rs さん
>>ワスプLAMの工場はリャオ家の領域に存在する事が最近明らかにされました。

○考察○
15機以上、を11個連隊から、ということは、ディーロン連隊には1.36%以上の比率でLAMワスプが存在した、ということを意味します。
 一方で、ドラコ連合で生産しており、より潤沢にあるはずなのはスティンガーLAMです。
ということは、LAMスティンガーの比率は、さらに高かったのではないか?
 と推測できます。これにLAMLAMフェニックスホークを含めれば、ドラコ連合におけるLAMの比率はさらに高いものと推測できます。
 なんと自由世界同盟の集中運用されているLAMメックの1.94%をも凌駕するほどの比率となります。
 その代わりに、ドラコのLAMは自由世界同盟よりは軽い傾向にあるかもしれません。
 自由世界同盟ではLAMフェニックスホークの比率が高そうなのに対し、ドラコではLAMスティンガー主体であろうと推測されるからです。



〔3〕LAMの集中運用
 3020年。ハンス・ダヴィオンは最任務のために全てのLAMメックとそのパイロットを呼び戻し、フルカー陸軍士官学校で訓練中。ドラコ連合も同じくLAMの集中配備をしているとの噂あり。

○考察○
 ライラは戦術や戦略を恒星連邦に習うということが3026年や3027年にあったので、これ以降はライラもLAMの集中運用をするのではないかと推測されます。
 自由世界同盟はその編制を見る限りすでに集中運用をしております。
 残るはカペラですが、これもドラコから手に入れたLAMを集中運用していることから、ある程度は集中運用を視野に入れているのではないかと思われます。



〔4〕その他のLAM
 ムニンLAM 3030〜 ドラコ連合で新規開発されたLAMですがイレース工場から一部部品供給を受けていたため、クラン侵攻後は生産中止。
 コムスターLAM 3055〜 コムスターが数機試作したのみ。
 イビル・ツイン 3055〜? クラン・ジェイドファルコンが数機だけ試作。
 サンドマンLAM サンドマンという一人の男の為に作られたオーダーメイド品。2機あるらしいが・・・?


〔5〕まとめ
 調べてみると、意外とLAMメックは存在しているな、と思いました。国にもよるでしょうが、正規連隊の1〜3%くらいはありそうです。
 強襲大隊(中隊)を見かける程度よりちょっと低いくらいの確率で、LAMメックを見かける可能性は有るのかもしれません。ただしこれは、LAMメックと一くくりにした場合です。強襲メック1機種ですら、数百機から千数百機程度は稼動しているのもおかしくない世界なのですが、LAMメックは全体でその程度しかないという希少種である可能性は高そうです。
 さらに、集中運用が進みつつある、ということも重要です。
 例えばドラコなら「緋剣兵団と肩を並べて戦った」ような場合しか味方のLAMメックを見る機会はほとんどないことになります。
 思ったよりもあるものの、滅多に見れない。LAMメックは、やっぱり希少種なんですね。大事に保護してあげましょう(笑)


[311] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月03日 (火) 20時52分

はい、お手数かけて申し訳ありませんがそういうことでお願いします。
少しばかり実戦任務について腕が5/5にまで良くなれば、その時点で少尉には昇進できますので、それまでは我慢、ということでお願いします。

活躍については、当部隊では偵察メック小隊が不足しているため、色々と活躍の場はあると思いますよ。
 間接砲小隊もありますし。


[310] 了解しました 投稿者:WEED 投稿日:2006年01月03日 (火) 20時22分

それでは階級を両者とも准尉(レナードは少尉待遇)と言う事でお願いします。修正済みデータを資料用掲示板にUPしておきます。

>腕と指揮能力的にさすがに無理
まあ学校出たての経験クラス新兵では仕方ないかと。キャラ的に、魅力も削りましたし。私が兵士でもジムの指揮下には入りたがらないでしょうね……戦術能力は充分確かなんですが。
ですが、間接砲撃のボーナスも+1付きますし、スティンガーの機動力とあわせて前線でのサバイバビリティにも溢れていますし、着弾観測員としては理想的ではないかと。充分活躍の場はあると思います。……下手するとレナードの方が活躍しそうな気もしますね。


[309] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月03日 (火) 17時29分

はい、それで決定・・・
す、すいません、WEEDさん、ミッキーのミスです。
いやはや申し訳ありません、久しぶりだったからか忘れていましたm(_ _)m

階級だけ両方変更お願いします。
ジェイムズは士官学校を出ているので少尉・・・・は、腕と指揮能力的にさすがに無理・・・ですね。ですが准尉にはなれます。
レナードのほうもそれにあわせて変更するのであれば、WEEDさんの好みによって・・・
え〜〜と、この場合少尉待遇准尉、となるのでしょうか?


[308] キャラ決定稿? 投稿者:WEED 投稿日:2006年01月03日 (火) 11時06分

ミッキーさんから修正要求が入らなければ、これで完成にしたいと思います。”宿敵”の詳細などは一応考えてありますが、当面必要は無さそうなので、ゆっくりと打ち合わせしていきたいと思います。

>20トンです
了解です。わざわざありがとうございました。それでは着弾観測員らしく、20tスティンガー標準タイプと言う事で。スティンガーやワスプは、数が多いはずなのに敵キャラ以外ではなかなか登場しないメックですよね。
ところで、レベル2装備のTAGと、メックウォリアーRPGのP.115にさわりだけ解説されていた間接照準用のレーザー光装置というのは、同じものなのでしょうか。どうもルールブックの表記を読む限りでは、ミサイル専門のTAGの機能とは微妙に違う気もします。
いえ、レーザー光装置がTAGではなく、単純に着弾観測手順を補助するだけの物であるならば、それを装備させて「それらしい」描写も可能だな、と思ったものですから。

>5LVに落としていただければ
>年齢は、60くらいでも
レナード・ドゥのデータ、修正しました。<補修・整備=メック>を減らし、他の技能を上昇させました。また、年齢は老人と呼ばれる歳であれば特にこだわりは無いので、62歳に変更しました。

>指揮・命令持っていれば文句なしに少尉
一応助整兵や下級の整備兵達に指示するのに、その技能はあった方が「それらしい」かな、とも思いましたので、今回の修正で<指揮・命令>技能を新たに入れました。ですが、主人である『坊ちゃん』よりも階級が高くなってしまうので、レナードならば少尉任官は固辞すると考えました。そのようなわけで、レナードの階級は少尉待遇勤務の軍曹と言う事でお願いできますでしょうか。


名前:ジェイムズ・フット(愛称・ジム、ジミー)
職業分野:メック戦士 経験クラス:新兵
出身:ライラ共和国 性別:男 年齢:17
所属:BH入隊希望中 階級:軍曹 爵位:無し
搭乗機体:家伝の20tスティンガー標準型

能力値:体力度9 敏捷度7 知性度8 魅力度4
個人/部隊主導権修正:+4/+4
総経験点:1500 利用可能経験点:50(200点は以前の冒険で『消費』)

技能:(分野数制限:8 総レベル制限:32)
 技能レベル         目標値
<操縦=メック/2>     6
<砲術=メック/2→3>   5
<補修・整備=メック/2>  6
<個人戦闘=ピストル/1>  7
<指揮・命令/1>      9
<生存/1>         7
<砲術=間接攻撃/2>    6
<戦術/2>         6

総生命点:110

生得能力:”タフ”、”宿敵(父の仇)”、”第六感”
メモ:右利き、メック戦士養成校卒業、メック獲得ロールに−6修正

SS描写用の特徴まとめ:
外観:
・身長は2m近く、兜を脱いだボ帝ビ●によく似ているマッチョ(絵:田○浩史氏)
・『象が踏んでも壊れない』ぐらい無駄にタフ
・金髪碧眼、ボサボサの蓬髪
・『30の顔を持つ男』と呼ばれるほどの老け顔
・出られなくなったメックから無理に出ようとして怪我を負った事があり、身体は細かい傷だらけ

性格等:
・実は温厚で善良
・喋るのは苦手
・草花や小動物が好きで、自室の鉢植えに水をやるのが日課
・唯一残った郎党であるレナードを非常に大事にし、心底頼りにしている
・先祖代々由緒正しい着弾観測員の家系で、着弾観測員と言う任務に誇りを抱いている

その他:
・レナードを『爺さん』と呼ぶ
・『ドス、ドス……』とか、『ズン、ズン……』とか、足音が無駄に大きい
・ボディビルダーのように、力だけはあっても実は格闘戦はめちゃくちゃ弱い
・巨体のため、軽量メック――特に愛機スティンガーに乗ると、時々はまり込んで出られなくなる
・”宿敵”はレナードの”宿敵”と同一人物



名前:レナード・ドゥ
職業分野:整備兵 経験クラス:一般兵
出身:ライラ共和国 性別:男 年齢:62
所属:BH入隊希望中 階級:軍曹(少尉待遇勤務) 爵位:無し
搭乗機体:無し

能力値:体力度4 敏捷度4 知性度7→8 魅力度7
個人/部隊主導権修正:−1/±0
総経験点:9200 利用可能経験点:900(1550点は以前の冒険で『消費』)

技能:(分野数制限:8 総レベル制限:32)
 技能レベル           目標値
<補修・整備=メック/4→5>  2
<補修・整備=一般/2→3>   5
<砲術=間接砲撃/4→6>    2
<医療・応急手当/2>      6
<コンピュータ/0→2>     6
<交渉=聞きこみ/0→1>    7
<指揮・命令/0→2>      6

総生命点:40

生得能力:”ガラスの顎”、”宿敵(息子と主の仇)”、”天性の左”
メモ:右利き

SS描写用の特徴まとめ:
外観:
・身長は中学生並み
・総白髪、角刈りで瞳は黒

性格など:
・間接砲撃の信奉者で、間接砲撃手としても一流
・何よりも『坊ちゃん(ジム)』第一

その他:
・ジムの祖父の代からフット家に仕えており、ジムを『坊ちゃん』と呼ぶ
・妙に堅苦しい所もあり、相手が子供でも『(例1)ヴァレリウス伍長』『(例2)モートン(又はクライバーン)訓練生』などと呼ぶ
・ジムに残された最後の郎党
・ライラ共和国の片田舎出身で、そこの方言で喋る(描写としては東北弁を用いる)
・”宿敵”はジムの”宿敵”と同一人物


[305] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月02日 (月) 21時55分

美人の副官・・・・そーいえば大奥ドラマが人気だったような(w

ジェイムズ・フットについては、ざっと見たところさほどの問題は無いようでしたので早速メック獲得ロールを行いました。
http://www5.marimo.or.jp/~fgmaster/bcg/dicechat/data/20060102log.html
20トンです。機種は、改造無しorライラ系のバリエーションなら問題なし、それ以外は応相談です。
階級は・・・かろうじて一般兵程度ですから、軍曹ですね。

レナード・ドゥについては、整備・メック6LV以上のキャラが飽和状態のため、5LVに落としていただければ問題ないと思います。
年齢は、60くらいでもいいような気がしますが、そこはWEEDさんのこだわりなのでしょうか?
階級は・・・指揮・命令持っていれば文句なしに少尉なんですが、現状だと軍曹くらいでしょうか。

まだまだ修正は受け付けます。
確定したらこちらに投稿してください。
http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/BHHQBBS5?no=194&reno=no&oya=194&mode=msg_view


[304] 副官話&キャラ 投稿者:WEED 投稿日:2006年01月02日 (月) 17時49分

>今後登場させる方向で
そうなると、登場キャラの幅が更に広がる事になりますね。副官キャラが妙齢の美女だったりしたなら……リリム・フェイ少佐が色々とやきもきしそうに思います。日常話のネタにもなりそうですね。
ああ、でも彼女はまだ『クロフォード大佐の子供の事を知らない』とか色々問題が山積していましたね。あまり突付き過ぎるのも可哀想すぎるかもしれませんね。


>いつでもどうぞ
ありがとうございます。さっそくメック戦士とその郎党を作ってみました。設定上問題が無いかどうかを見ていただけるとありがたく思います。問題があると思われましたら、ご指摘いただければ修正いたします。
それともう一つ、メック戦士の搭乗メック獲得ロールをお願いできますでしょうか。ロール修正は−6(作成点+90)となっております。お手数でしょうが、よろしくお願いします。
なおこのキャラの参加は、4月以降ということでお願いします。また、キャラデータをBH資料用掲示板のキャラデータスレッド内に同時UPしておきます。



名前:ジェイムズ・フット(愛称・ジム、ジミー)
職業分野:メック戦士 経験クラス:新兵
出身:ライラ共和国 性別:男 年齢:17
所属:BH入隊希望中 階級:現状無し 爵位:無し
搭乗機体:未決定(家伝のメック)

能力値:体力度9 敏捷度7 知性度8 魅力度4
個人/部隊主導権修正:+4/+4
総経験点:1500 利用可能経験点:50(200点は以前の冒険で『消費』)

技能:(分野数制限:8 総レベル制限:32)
 技能レベル         目標値
<操縦=メック/2>     6
<砲術=メック/2→3>   5
<補修・整備=メック/2>  6
<個人戦闘=ピストル/1>  7
<指揮・命令/1>      9
<生存/1>         7
<砲術=間接攻撃/2>    6
<戦術/2>         6

総生命点:110

生得能力:”タフ”、”宿敵(父の仇)”、”第六感”
メモ:右利き、メック戦士養成校卒業、メック獲得ロールに−6修正

SS描写用の特徴まとめ:
外観:
・身長は2m近い
・兜を脱いだボ帝ビ●によく似ているマッチョ(絵:田○浩史氏)
・『象が踏んでも壊れない』ぐらい無駄にタフ
・金髪碧眼、ボサボサの蓬髪
・『30の顔を持つ男』と呼ばれるほどの老け顔
・細かい傷だらけ

性格等:
・実は温厚で善良
・喋るのは苦手
・草花や小動物が好き
・自室の鉢植えに水をやるのが日課
・唯一残った郎党であるレナードを非常に大事にし、心底頼りにしている
・着弾観測員と言う任務、着弾観測員と言う家系に誇りを抱いている

その他:
・レナードを『爺さん』と呼ぶ
・『ドス、ドス……』とか、『ズン、ズン……』とか、足音が無駄に大きい
・ボディビルダーのように、力だけはあっても実は格闘戦はめちゃくちゃ弱い
・軽量メック(特にスティンガー)に乗ると、時々出られなくなる



名前:レナード・ドゥ
職業分野:整備兵 経験クラス:一般兵
出身:ライラ共和国 性別:男 年齢:71
所属:BH入隊希望中 階級:現状無し 爵位:無し
搭乗機体:無し

能力値:体力度4 敏捷度4 知性度7→8 魅力度7
個人/部隊主導権修正:−1/±0
総経験点:9200 利用可能経験点:700(1550点は以前の冒険で『消費』)

技能:(分野数制限:8 総レベル制限:32)
 技能レベル           目標値
<補修・整備=メック/4→6>  2
<補修・整備=一般/2>     6
<砲術=間接砲撃/4→6>    2
<医療・応急手当/2>      6
<コンピュータ/0→1>     7
<交渉=聞きこみ/0→1>    7

総生命点:40

生得能力:”ガラスの顎”、”宿敵(息子と主の仇)”、”天性の左”
メモ:右利き

SS描写用の特徴まとめ:
外観:
・身長は中学生並み
・総白髪、角刈りで瞳は黒

性格など:
・間接砲撃の信奉者
・何よりも『坊ちゃん(ジム)』第一

その他:
・ジムを『坊ちゃん』と呼ぶ
・妙に堅苦しい所もあり、相手が子供でも『(例1)ヴァレリウス伍長』『(例2)モートン(又はクライバーン)訓練生』などと呼ぶ
・ジムに残された最後の郎党
・ライラ共和国の片田舎出身で、そこの方言で喋る(描写としては東北弁を用いる)


[301] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2006年01月02日 (月) 00時53分

WEEDさん、新年明けましておめでとうございますm(_ _)m

>秘書では軍事知識が無いか又は少ないために、軍事関係、作戦関係の事務処理をさせられない

尉曹階級に付く従兵の上級職、見たいな感じでしょうか?
郎党は機密保持上は問題なくても、士官教育的知識までは期待できませんし。では、今後登場させる方向で頭の隅に入れておきます。

キャラについては、いつでもどうぞ。時期的には、3月なら気圏戦闘機パイロット、4月以降なら全ての職種が問題なくなるとおもいます。
それ以前の時期の挿入参加となると、ストーリーにあまり影響を与えない人員・・・・つまりは、名前も設定も無いけど数上は存在しているNPCの位置に着任、ということになると思います。
テック(軍曹以下)、戦車の車長以下の戦車兵、歩兵(軍曹以下)、ナイトストーカー(軍曹以下)、事務員やコックなどの総務人員、といったところでしょうか。
他にも応相談です。


[300] Re[299]: 新年の御挨拶&副官云々 投稿者:WEED 投稿日:2006年01月01日 (日) 17時52分

新年あけましておめでとうございます。旧年中は色々と楽しませていただきまして、ありがとうございました。本年もよろしくお願いします。

>総務の人員
>秘書の影
いえ、おそらく総務の人員や秘書が行っているのは一般事務ではないでしょうか。彼らはたぶん組織運営上の通常の事務処理を行っているものと見ていました。
副官という存在を置くのは、階級を持たない一般の――もしくは軍属の民間人――秘書では軍事知識が無いか又は少ないために、軍事関係、作戦関係の事務処理をさせられないかららしいです。知識の不足だけでなく、機密保持の意味合いもあるかもしれません。副官は下級とは言っても尉官ですので、士官教育を受けていますから、知識面は充分ですね。
さて、ブラッドハウンドでは隊の規模がおおよそ大隊、トップの階級が前半で中佐でした。ですので作戦事務の規模も、副官をわざわざ必要とするレベルかどうかは判りません。この部隊では、副官は置かずにクロフォード大佐が自分で――あるいはその辺を歩いている士官を捕まえて――作戦事務をこなしている可能性が高いのではないでしょうか。
今後は大佐ですし新たに副官を置くかもしれませんね。いえ、士官不足に悩んでいるようですし、間に合ってるのならわざわざ副官を置かないかもしれませんね。

>とりあえずは(中略)ないですかね?
いえ、ストーリー、プロット等の上の矛盾と言うわけではなく、単に用語の問題なのですから、そこまで深刻になる必要も無いかと思います。設定を付け加えたりする必要も無く、今後は副隊長などの言葉をそこはかとなく使う様にする程度で良いかと。


ところでブラッドハウンドはストーリーの現状での最末尾にて再編成中のようですね。もし新キャラクターの入る余裕があるならば、私も何か一人二人作ってみたい気がしますね。


[299] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年12月31日 (土) 17時24分

WEEDさん、始めまして。管理人のミッキーです。
楽しんでいただけたのであれば何よりです。
また、お褒めの言葉をいただき、大変うれしく思いました。
物書きにとって、何よりの報酬です!

副官については・・・・なるほど、そうなのですか・・・
 ブラッドハウンドでは、総務の人員、ということになるのでしょうか?
 たまに秘書の影なども出てきますので・・・
とりあえずは、未来なので現代の編制や用語とは微妙に意味が違うものもある、ということにするしかないですかね?


[298] BH関連SS、拝読させていただきました 投稿者:WEED 投稿日:2005年12月29日 (木) 06時09分

こちらには、初めて書き込みさせていただきます。私はWEEDと申します。ちなみにこのハンドルは、よく誤解されるのですが、某犬漫画からではありません。
最近M.W.やB.T.も随分人口が減り、寂しく思っておりました。しかしふと某有名検索エンジンにて検索をかけた所、こちら様のサイトを発見いたしました。見つけたときには、本当に嬉しく感じました。
さて、B.H.関連SSですが、各々とても楽しく拝読させていただきました。雇用した失機者のお見合いの話や、機種転換訓練の話など、ある意味とても「それらしく」感じさせられます。守護天使小隊周辺の話などは、思わずニヤリとさせられました。思わず自分もキャラを作ってみたくなった程です。
この部隊のお話は、総じてとても面白く秀逸です。企画参加者の皆様方も色々とお忙しくて大変でしょうが、ぜひ頑張って続けていただきたく思います。長々と書きましたが、それではこの辺で失礼させていただきます。

PS.
読んでいて少々気になったのですが、所々で「副隊長」と「副官」を混同している所がありました。もっともSNEの人達でもリプレイ等の公にしている出版物中で間違えていますし、当の私自身が数年前に友人から教えてもらうまでは全く勘違いしていたのですが。
「副官」とは部隊の次席指揮官ではなく、大佐や将軍クラスの人物に付き従い、軍事関係の事務を補助する「秘書役の下級士官(大佐付きで少尉程度)」だそうです。当然命令系統にも組み込まれていませんので、戦闘部隊に対し何の権限も持っていません。副官の「副」は、「第二の」の意味ではなく「添え物の」の意味のようですね。


[296] 日本語版? 年表 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年12月25日 (日) 22時36分

3022年、コウベ攻防戦にてアショリーカ家の長女がクリタ軍にとらわれて行方不明に。
3022年春、恒星連邦とライラ共和国の間に同盟条約が締結される。
3023年、ライラ共和国士官学校から、最初のグループが恒星連邦ニューアヴァロン科学大学に入学。
3024年、ライラ共和国ニューアースにて、第10ライラ防衛軍のメック・歩兵・戦車の各一個大隊が、恒星連邦の3個大隊と演習を行う。LCAF、恒星連邦の戦術に大きな感銘を受ける。
3024年11月、トレルワン。グレイ・デス軍団が、サンダーリフトにてリコル公爵自らが率いる部隊を撃退。
3024年12月、惑星アイカーにてドラコ軍の侵攻があり、パローラン装甲騎兵団が救援に向かう。しかし、ドラコ軍の増援にウルフ竜騎兵団が到着! 共和国正規軍の到着で、かろうじて撤退には成功するものの、戦力と基幹士官の6割を失うという惨状に。
 (ミッキー注:実際には、ウルフ竜騎兵団は、それまで仕えていた王家との戦闘を行わないという契約なので、恒星連邦方面で戦っています。こっち方面には出てきません)
3025年1月〜3月、タマラー宙域にて、ミュンスター事件。フレデリック・シュタイナー公爵の権威が揺らぐ。
3025年12月、ノルン星系第二惑星ヴェルダンディ。グレイ・デス軍団とレジスタンスが、降下船に連行される囚人達を救出する。
3026年8月、ノルン星系第二惑星ヴェルダンディ。ナグモ提督、補給所をえさにした罠を張り、グレイ・デス軍団とレジスタンスに打撃を与えようとするも失敗。
3026年8?月〜11月。恒星連邦のドラコニスマーチならびにカペラマーチにおいて、ガラハド作戦が執り行われる。10個メック連隊と100個歩兵・装甲車両連隊の参加した総合防衛演習。
3027年8月、第二次ガラハド作戦。30個メック連隊と200個歩兵・装甲車両連隊が参加。
3027年8月、ライラ共和国にて、トール作戦が行われる。30個メック連隊と100個歩兵・装甲車両連隊が参加。
3027年10月。ハンス・ダヴィオンとメリッサ・シュタイナーの結婚式が来年に行われる事が発表される。ドラコ連合、カペラ大連邦国、自由世界同盟の首脳部がパニックに。
3028年3月24日。自由世界同盟惑星ヘルム。グレイ・デス軍団はシリウス星系で虐殺行為を行った嫌疑をかけられ、ヘルムの居留地を蹂躙される。
3028年4月1日。グレイデス軍団は、3倍の敵を撃退し、星間連盟の図書館のコピーを手に入れる。世界を変容させた、「グレイ・デス・メモリーコア」である。
3028年6月。ガラハド作戦とトール作戦の演習スケジュールが敵対国首脳に通達される。
3028年8月20日。地球においてハンス・ダヴィオンとメリッサ・シュタイナーの結婚式が行われる。同時刻。リャオ家の9つの星系に、ASSFの航宙艦が出現。第4時継承権戦争の勃発。
3029年11月11月17日。グレイ・デス軍団は、ライラ共和国の依頼によって惑星バルダーにて戦う。
3030年1月、グレイ・デス軍団は、惑星グラムにて緋剣兵団と戦う。


[295] 続き 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年12月11日 (日) 23時13分

歩哨2箇所4人に対し60人(15分の1)というのが、いわゆる『通常警戒』の状態。常時無理なく可能。
 これが、警戒度が上がるごとに人数を増やせる、という意味でもある。
 
 前線では悠長に訓練をしている暇が無いから倍の警戒。
 短期間ならば、4班のうち2班ずつを警戒に当たらせる、すなわち12時間交代休暇なしにすることで4倍の警戒になる。
 そして、実際に交戦するときには野営地の最低限の警備や補給などの要員を除いた・・・すなわち8倍の戦力で挑む。
 この場合、32人が全線戦力ということになるが、予備戦力を残さないで戦闘をするというのは本気で切羽詰ったときだけなので、まあこれくらいがいいところではないか、と思う。

野営地を放棄して進軍するときか、全員突撃! な時のみ100%の人員が同時に動く、となるわけですか。


[294] 警戒箇所の歩哨任務と必要歩兵数。 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年12月11日 (日) 22時50分

ふと思いついて書いてみる。
歩兵総人数と歩哨効率

問い:歩哨を常時2箇所に無理なく置きたい場合、歩兵は何人程度必要か。

2人? 寝る暇も食事をする暇もなしでずっとというのは無理です。
4人? 12時間交代ではオーバーワークです。12時間トイレ休憩もなしではやはり無理ですし。
9人? 3交代で1人が交代要員。まあぎりぎり穴を空けずに歩哨にたたせることができます。でも、スナイパーの弾丸一発で警戒箇所に穴が開きます。
18人? ツーマンセル(2人一組)で歩哨に立てます。交代要員もいます。でも、ぎりぎりです。休暇をやれないのでは、長期間は無理です。もう少し予備もほしいですね。

ではどれくらいか、というと、歩哨・警戒任務に付く人員だけで28人、できればその倍はほしいといったところ、なのでしょうか?

 隊を7人×4班に分け、うち3班を3交代で当直任務に就ける。残る1班には休暇を与える(8日のうち2休の計算)。
 当直の7人のうち、1人は当直室での待機。2人が巡回、残る4人が2箇所に分かれて歩哨を行う。
 巡回の合間に用便・食事・休息を行い、歩哨と一定時間ごとに交代。待機の1人はその他6人と頻繁に交代すると共に、緊急時にすぐ駆けつけられる予備戦力となる。
 しかし28人では歩哨任務にかかりきりとなり、訓練や戦闘任務につけることのできる戦力がなくなる。
 よって、倍以上の人員が要ることが望ましい。

 実際には、士官は歩哨にはたちませんし、1個小隊60人程度の歩兵がいれば2箇所の歩哨任務に無理なく耐えられるといったところ、でしょうか。

 とはいえ、よほど安全でもない限り、警戒・警備するのがわずか2箇所では、どうにも無用心です。
 日本帝国陸軍で中隊が部隊としての「ひとつの家族」と称され、まとまりのある単位として使われたのは、このあたりの事情があったのではと思います。


[293] おーい。 投稿者:レオン 投稿日:2005年10月08日 (土) 16時14分

雑談用掲示板、まだ直りませんか?
3週間近く音沙汰が無いので、ちょっと心配です。


[292] いや、それよりも・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2005年09月16日 (金) 18時24分

to:HC-V]
>…病名は不定期的意識不明略して居眠り&寝坊だし、
>少年というのは私自身の事ですが。
>つーかメイドさんに優しく起こして貰うこれ最強。

目覚まし時計を3つ程、時間を5分づつずらして仕掛けると効果的です。
あとは、夜更かししないでさっさと寝る事ですね。
ちなみに、私が以前使っていた大音量目覚ましの音は突撃ラッパでした(^^;

それでもダメなら、「マーチ・オブ・エンパイア」(ダースベイダーのテーマソング)を目覚ましにするといいでしょう(爆)


[291] (無題) 投稿者:HC-V] 投稿日:2005年09月15日 (木) 18時14分

新しいシリーズを始めました。
某2のつく掲示板で書いたネタなどが入る予定です。

頑張って仕上げていきます。ある難病の少年と約束を
したのです。私が小説を完結させれば、その少年も
成功率0%の手術を受ける勇気が湧くのです!

…病名は不定期的意識不明略して居眠り&寝坊だし、
少年というのは私自身の事ですが。


つーかメイドさんに優しく起こして貰うこれ最強。


[289] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年09月01日 (木) 05時24分

うわw
ま、まあ、ぼちぼちやっていきましょうW


[288] (無題) 投稿者:HC-V] 投稿日:2005年09月01日 (木) 02時51分

Q.HC-V]さん、SSの続きを書かないのはどうしてですか?

A1.課題とかやってるから。
A2.突然12人の妹ができてしまったから。
A3.つい出来心でルナのコスプレをした写真が何故かネットで晒されてしまい、余りの醜態にネットを断って隠棲していたから。

ご自由に答えをお選び下さい。


[287] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年08月30日 (火) 05時24分

HC-V]さんへ
ありがとうございます、こちらでも確認しました。
現在旧パソコンが使用不能、中古で98SPパソコン買ってきたものの設置&初期設定はまだという状態です。
なるべく早いうちに設置して修復を行いたいと思います。


[286] (無題) 投稿者:HC-V] 投稿日:2005年08月29日 (月) 00時55分

雑談用掲示板に入れなくなってますよ?


[285] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年08月12日 (金) 04時46分

レオンさんへ
テスト書き込みしてみましたところ、問題ないようでした。
また、掃除しておきました


[284] もしもし? 投稿者:レオン 投稿日:2005年08月04日 (木) 15時25分

え〜、雑談用掲示板に入れなくなってます。
あと、あちこちの掲示板にゴミが溜まってます。


[283] キャンペーン最終回をSS化(第一話) 投稿者:HC-V] 投稿日:2005年07月06日 (水) 16時31分

3028年8月20日。地球で、ハンス・ダヴィオンはメリッサ・シュタイナーとの結婚式を行った。
彼は継承国家の王侯貴族、そして有力者達の―その中にはマクシミリアン・リャオもいた―面前で、ウェディング・ケーキの皿を高々と掲げ、言った。

「我が愛しの君よ、貴方にカペラ大連邦国を贈ろう」

同刻、恒星連邦軍は「オペレーション・ラット」を発動。連邦軍航宙艦隊が9つのカペラ星系に出現した。

第四次継承権戦争が始まった。



その時、私たちはカペラ大連邦国の傭兵として、国境地帯であるチコノフ共和区のある惑星で駐留任務に就いていた。
契約先としてベストである、とは言えない国だったが、仕事を選ぶ余裕は無かった。
私たちは、ドラコ連合からは無法者の脱走兵と見なされている。恒星連邦やライラ共和国に仕え、再び連合の眼前へ姿を現したならば、彼等は…そして、私の一族は嬉々として追っ手を次々と送り込み、捕らえるか殺すかしようとするだろう。
少なくとも、今は、まだ…部隊としての体裁も無く、個人の技量もたかが知れている、今は…連合を敵に回し、正面から戦うなど絵空事だ。槍1本で風車に突撃するに等しい。
だが、いつかは父の、そして自分自身の仇を討ちたいと思っているのも事実だ。父を自殺に追いやったのも、私たちを捨て駒にし、挙句の果てに敵前逃亡の汚名を着せ、国を追ったのも、かつての祖国であるドラコ連合なのだ。
だから、今は身を隠し、復仇の為に腕を磨きながら志を同じくする者たちを集めねばならなかった。そんな時だった。

恒星連邦軍の戦力は、23個メック連隊と支援部隊多数。対してカペラ大連邦国軍は12個メック連隊と民兵部隊。戦力比は場所によっては5:1にもなり、カペラ軍は局地的には善戦しても、最終的には敵の圧倒的な物量の前に飲み込まれて消えていった。

マクシミリアン・リャオは、投入した部隊の平均で1/3の戦力を失い、“アルデバラン”、“リャオ”、“アルゴル”、“ニューヘッセン”、“プライワン”、“ポツナン”、“セントアンドレ”、“シェンシ”、“スタイク”、“ギャン・シン”の全ての星系を奪われ、チコノフ共和区は後方との連絡を絶たれ、孤立したまま第二波の襲撃に晒される事になった。
そして「いまだにサンタクロースを信じている」と揶揄されていたマクシミリアンは、とうとう書類上の編成になってしまったメック連隊に命令を下しはじめていた。

私たちがいた惑星は第二波の目標になっていた様だ。後方からの連絡を絶たれた後にダヴィオンの降下船が次々に現れ、内部からバトルメックと装甲車両の混成部隊を吐き出した。数は1個大隊、こちらの2倍である。
辛うじて宇宙港からの後退には成功したが、このままでは緩慢な死を待つばかりであった。
最後にとった策は、山中に逃げ込み残存部隊と合流しつつ敵の戦力を削ぎ、港を取り戻すというものだった。そして、それは成功しつつあった…。

…忘れるところだったが、自己紹介をしておこう。
私の名はルナ・トーランド。
名誉をかけるに値する祖国を失い、傭兵となった――それが、私だ。

攻撃側(恒星連邦)戦力
1個メック中隊+α
1個機械化歩兵大隊
1個戦車大隊
他、砲兵等支援部隊

防御側(カペラ大連邦国)戦力
1個メック中隊+1個メック小隊(傭兵)
1個機械化歩兵中隊
1個戦車中隊
1個砲兵小隊


[282] ユニットデータ 投稿者:HC-V] 投稿日:2005年07月05日 (火) 20時38分

XDRN-01S ドレッドノート(200t)
機体中枢:20t
操縦席:4t(副座)
ジャイロ:4t
エンジン:52.5t(2/3/2)
ジャンプジェット:8t(胴中央に2基)
装甲点:360点(22.5トン)
    装甲/中枢
 頭部 :12/4
 胴中央:90(30)/60
 右胴 :60(24)/42
 左胴 :60(24)/42
 右腕 :60/33
 左腕 :60/33
 右脚 :84/42
 左脚 :84/42

装備
ER−PPCx2(左右腕)14t
ガウスライフル(右胴)15t
弾薬x4(右胴、装備欄1に2t搭載)4t
中口径レーザーx6(左右腕x3)6t
アローW発射機(左胴=左腕)12t
弾薬x4t(左胴)
ストリークSRM6x2(左右胴)9t
弾薬x2t
高性能放熱器x10(左右脚、右腕x2、エンジン内蔵x6)10t
C3マスターユニット(右胴)5t
センサーシステム(左胴)3t
(知覚の能力値判定、索敵、機種判別の為の戦術/補修・整備の判定時のサイコロの目に+2できる)
指揮/通信システム(頭)1t
(イニシアチブ、指揮・命令に+2、また通信装置はこれに直結しており、師団規模の指揮能力がある。
 ただし、この時パイロットは指揮に集中しなければならないため、砲術と操縦に1点のペナルティ。
 操縦を別のパイロットに担当させ、後部座席で指揮を執る事もできる)
電子戦システム(右胴)1t
(暗号のための<保安装置解除>などの判定時にサイコロの目に+2できる。特殊な電子戦システムを
積んでいないコンピュータ等の通信や電波の妨害、傍受、他にもGMの判断により様々なことが行える)
エネルギー偏向シールド(右胴)1t
CASEx2(左右胴)1t
TAG(左腕):1t

※パンチやキックは…行えない、とした方がよさそうだ。
脚に40点のダメージ、とか上半身に20点を2連続、とかはまずい。
パンチの代わりに、「PPCのビームをトーチ状にし、剣のように振り回せる」、としよう。
ダメージは全身に10点ずつの分散で30点。片側の腕のみで行える。


[281] ジョークユニット 投稿者:HC-V]  投稿日:2005年07月05日 (火) 17時37分

今度のキャンペーンのボスです。データが基準違反しまくりですが。

(機体が大きいので、全ての装備の装備欄数が1小さくなる、さらに、重量5tごとに1ずつ小さくなる、というルール無しには成り立ちません。)

例によって奪われます。

XDRN-01S Dreadnaught
Source:Original
Mass: 200 tons
Chassis: Defiance Dreadnaught
Power Plant: LTV-400
Cruising Speed: 21.6km/h
Maximum Speed: 32.4km/h
Jump Jets: IHI-NJ-200
Jump Capacity: 60m
Armor: Valiant Lamellor With CASE
Armament:
2 Magna Firestar Extended Range Particle Projection Cannons
4 Defiance B3M Medium Lasers
2 Defiance B3S Small Lasers
1 Imperator Dragon's Fire Gauss Rifle
1 Delta Dart Arrow-W Missile Launcher (MGM-152 Arrow-W)
2 Harpoon SRM-6 Streaklauncher (AGM-138 Herpoon-V) 

Manufacturer: Defiance Industry
Communications System: Sony MSF-37 Satnav Module With NEC-TCS Tactical Computer
Targeting and Tracking System: Garret D2j/NEC-WCS Phased Array Sensor System

解説
連邦/共和国軍の試作強襲型バトルメック。
星間連盟期に計画のみが行われていた本機は、単機での戦線突破、あるいは敵要塞を地上正面から
破壊する事を目的として開発された一種の攻城兵器としての意味あいが強い。
圧倒的な通常火器と組み合わされた長距離巡航ミサイルにより、敵の迎撃を容易に粉砕しつつ、
砲台やバンカー等の硬化目標を破壊する事が可能である。
通常戦闘に於いても本機の火力は驚異的である。2門の長射程型粒子ビーム砲と、磁気ライフルを
大量の増加冷却漕の排熱能力に物を言わせ、斉射し続ける事ができるのだ。
接近戦になれば、それに2基の6連装ストリークSRMと4門の中口径レーザーが加わり、
ほとんどのメックを一撃で完全破壊する程の破壊力を有する。
高出力熱核ジェットエンジンを2基搭載し、最低限の機動力は確保しているものの、
その超重量の為に運用は難しく、(整備や輸送に特別な装備が必要)
歩行性能も極めて劣悪である。


[280] 試しに作ってみたキャラクター(2) 投稿者:HC-V] 投稿日:2005年07月02日 (土) 04時02分

ルナ・トーランド
Luna Toland

17歳、メック戦士(一般兵)
搭乗機種:MAD−3R マローダー(75t)※ダイスロールしていない。
200cpで作成
メック戦士養成校パック使用(75cp)
体力:5
敏捷:9→10
知性:9→10
魅力:8→9

操縦=メック    レベル2
砲術=メック    レベル3
個人戦闘=剣・弓  レベル1
指揮・命令     レベル1
生存        レベル1
戦術        レベル3
交渉=外交     レベル2

累積経験点:3001点
利用可能経験点:2701点(10%消費)残り51点

出自
元はドラコ連合軍の士官候補生。軍人の名門トーランド家の長女。由緒ある男爵家の当主、となる筈だった。ジークと同様、亡命者である。

性格・外見
凛々しい印象を持つ美しい少女。腰まで届く銀色の髪と赤い瞳が特徴。
幼い頃から厳格な教育を受けており、士官学校に入学する頃には、女性でありながらサムライらしい風格を備えていた。
論理的な思考、無駄の無い洗練された動きなど一見すると大人っぽい様に見えるのだが、実際の性格はやや内気。
普段は冷静沈着であまり表情を出さない。そのため堅苦しく、近寄り難い人物だと思われがち。だが、私的な場では、かすかに感情を露(あらわ)にする。
亡命の手引きをしたのは彼女の父である。しかし、彼自身は残って責任を取り、自害して他の一族に累が及ぶのを避けた。
父を失い自分たちが国を追われ、一族が不遇を囲っているのはタカシ・クリタのやり方、そして腐敗したドラコ連合軍の体質のせいであり、彼女は連合に深い遺恨を抱いている。
士官学校では、イギリス系(恒星連邦、ライラ共和国に多い)であり、容貌や成績などで何かと(厭でも)目立つ彼女を嫌い、快く思わない者も多かったようだ。そのため、彼女も虐められる事が多く、孤立してひとりになりがちであった。

普段はクールだが、ジークの前では感情を露(あらわ)にする。しかし、彼をせいぜい兄弟か親密な友人くらいにしか思っていない。ときより信頼と別の感情を抱き、異性と意識することもあるが、当人同士がお互いに朴念仁ではなぁ…。

口調は「私は〜です」

戦術
連合軍で後退戦に参加していた際は、豊富な知識と的確な状況判断から小隊の作戦面での中核的な立場にあった。
戦術面では、補給部隊や集積所を破壊し徹底して追い詰め、弱り切った所で叩き潰すやり方を好む。
緻密で正確な機動と射撃を特徴とする。だが緻密な思考が仇となり戦闘に於ける出会い頭の乱戦など、突発事態に対する適応力は弱い。
連合で捨て駒扱いをされた事が、軍人とはいえ政治力は必要であると痛感させた様で、交渉術の勉強に余念が無い。

モデルのキャラクターが存在する。というよりフルコピーである。


[279] 試しに作ってみたキャラクター 投稿者:HC-V] 投稿日:2005年07月02日 (土) 03時52分

キャラクターを作ってみました。試しに投稿してみます。
(正確に言うと、経験点を95000点ほど削除、3039年仕様から3027年仕様に改装した、という所でしょうか)

ジークフリート・フォン・ヴァルターセン
Siegfried Von Waltersohn

17歳、メック戦士(一般兵)
搭乗機種:CRK-5003-0 クロケット(85t)(※ダイスロールしていない。240tを4人で分配?)
200cpで作成(600cpを4人で分配、200cp二人、100cp二人)
体力:5→6
敏捷:9→10
知性:9→10
魅力:8

操縦=メック    レベル2
砲術=メック    レベル3  
個人戦闘=ライフル レベル1
指揮・命令     レベル2
生存        レベル1
戦術        レベル3
間接砲撃      レベル1

累積経験点:3001点
利用可能経験点:2701点(10%消費)
現在、残り51点

出自
ドラコ連合からの亡命者。正当な「フォン」の称号を持つ(正確には「持っていた」)。
士官学校の学生だった2年前に、恒星連邦の侵攻を受けた際にそのまま駆り出され、増援として送り込まれた。
しかし、無能な指揮官の下、部隊は壊滅。再配属されたのは支援と援軍の見込みなしで、友軍の後退支援と牽制任務を命じられていた「補助部隊」だった。
辛うじてその中で生き残る術をつかみ、仲間と共に他の部隊の後に続いて後退したものの、先に脱出していた原隊の指揮官に「敵前逃亡」の汚名を着せられ、亡命を決意した。
その際に仲間のうち二人は戦死した。(一人は粒子ビームで機体を穴だらけにされ、脱出した所を踏み潰された。もう一人は投降したが、後は言うまでも無いだろう)
生き残った数人だけが補給物資と降下船1隻の強奪、そして逃亡に成功する事になる。

性格・外見
孤独になりがちで、激しい面もあるがその感情を内に秘める性格である。
名誉心と自尊心がとても強く、『恥をかく』という事が基本的に出来ない人間。失敗を誤魔化す事も開き直ることも出来ない。それ故に一人で悩み苦しむ事が多い。
しかし、彼の人格の根幹は穏やかで優しいものである。口には出さないが自分が信頼している者に対しては非常に強い念を抱いており、その信頼に値する働きを怠らない。
故郷に残された一族郎党達は辛酸を舐める羽目になり、それに対して自責の念がある。(両親は処罰の対象となり、逮捕。既に他界している)
連合へは並々ならない憎しみを抱いている。かつて、共和国に多いドイツ系である事を理由に散々誹謗中傷されてきている事も、理由のひとつかもしれない…
だが、「武士道」は重んじ、サムライらしくあらんとする。無法者には一切の容赦をしない。徹底的に叩き潰そうとするだろう。
同じ名の英雄「ジークフリート」を崇拝しており、自分の愛機にジークフリート愛用の斬鉄剣「ノートゥング」の名前をつけている。
金髪碧眼、肌は少し黄色の混じった白。
SSの黒い制服(のようなもの)を好んで着ている。
機体は黒地に真紅のラインで塗装されている。識別マークはドラゴンと剣の紋章。

裕福な家庭に育ったために、以前はよく虐められて孤独な毎日を送っていた。そんな生活を変えてくれたのがルナだった。このときから彼女の事を「姉」のように慕っている。
…よく考えれば若い男女が二人きりである。気持ちを打ち明ける絶好のチャンスだが、彼にそんな度胸はないのであった。3年以上もこんな関係であるから想像以上に情けない男なのかもしれない。

口調は「私は〜だ」

戦術
連合軍で後退戦に参加していた際は、実際の作戦指揮を行う小隊長としての役割を担っていた。
無理な闘い方はせず、策略と罠、支援砲撃によって最小限の被害で最大限の打撃を与え、勝利することを信条とする。
又、直接戦闘においては長射程の火器で大きな損害を与えたのちに接近し、格闘を含めた近接戦闘で止めを刺すというスタイルを好む。


[278] 第1話:舞い下りた死の天使 投稿者:レオン 投稿日:2005年06月27日 (月) 12時33分

死の天使小隊シリーズの第1話をアップします。
一応、シリアス路線を目指しますが、場合によってはギャグになりかもしれません(^^;
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俺の名はオットー・バイヤーバルツ、家族を捨てて傭兵になったヤクザな男だ。(俺が家をおん出た原因は忌々しいクソ親父にあるのだが・・・・・それについては後で話す。)
2ヶ月ほど前、俺はブラッドハウンドという大隊規模の傭兵部隊にどうにか転がり込む事が出来た。
その前はドラコ軍に雇われていたのだが、戦闘でメックが大破した事を理由にクビにされてしまった。
ぶっ壊れたメックを抱えて途方に暮れていた時、たまたま立ち寄ったブライスランドで俺はブラッドハウンドのスカウトマンに出会った。
スカウトマンは俺に「我々の部隊には、優秀なテックが何人もいます。あなたのメックもすぐに修理出来ますよ。」と、にこやかな顔で誘ってきた。
半信半疑だったが、メックが壊れた俺に選択肢などある筈もなく、その場で契約書にサインして直ちにブラッドハウンドが駐留するカウツVへ飛んだ。
カウツVでは丁度、ドラコ軍の大規模な侵攻を撃退した直後で、後は残存兵力の掃討作戦があるだけであった。
また、星間連盟時代の広大な倉庫跡が発見され、そこの発掘調査も並行して行われていた。
俺も当然ながらそれらの作業に駆り出され、そこそこの成果を挙げた。
その甲斐あって、俺のメックは修理されたうえに全く別の機体として生まれ変わった。
ところが、部隊は俺にメックの修理代を請求してきたのだ。
請求額は450万Cビル。これには、俺が壊した借り物の民生メックの代金も含まれる。
通常ならこんな真似はしないそうだが、俺のメックはとにかく壊れ方が半端じゃなかった為、経費やパーツの代金がかなりのものになったのだ。
俺は部隊長のクロフォード・ユウキ大佐に食って掛ったが、修理費が高額になった場合、部隊への借金になると契約書の隅に(しかも、目を凝らさないと読めないくらい小さな字で!)書いてあったので、俺は引っ込むしかなかった。
借金を踏み倒して部隊を抜ける事も考えたが、逃げ出すのは俺の性に合わないのでやめた。
代わりに、俺を誘ったスカウトマンを病院のベッドで流動食を食う羽目に陥らせる事にした。俺を嵌めたのだから当然の報いだ。
そんな訳で、俺は借金を返済するべく今日も任務に勤しんでいた。

『オットー少尉、降下船はまだ来ませんか?』
「デルタ、そのセリフはつい5分前にも聞いたぞ。」
『でも、もう予定の時刻を過ぎちゃってますよ?』
 通信モニターの中で、デルタ・イクサイズ伍長は左腕に巻いた時計の文字盤を指し示した。
 予定の時刻を過ぎたといっても、ほんの10分程度である。平時ならば大した遅れではない。
「任務に就いていると言っても、戦闘任務じゃないんだ。少しリラックスしろ。普段からそんなに気を張っていたら疲れるだけだぞ。」
 マディック大尉に弟子入りした為か、最近のデルタは彼の影響を少なからず受けているらしい。
 時間にうるさくなったのもその1つで、先日は待ち合わせに3分遅れてきたイ・ホンユイに小言を言っているのを見かけた。
 まぁ、時間に正確なのは別に構わないが、小言をブツブツと言うのは勘弁してくれ。
 こんな事なら、マナ中尉かアレクをアルバイトに誘えばよかったぜ。
 更に4分が過ぎて、デルタが再び口を開きかけた時、宇宙港の上空に降下船の噴射炎が見えてきた。どうやら、デルタの小言をこれ以上聞く事は無いようだ。
『何でしょう、アレ?ユニオン級に見えるけど、大分小さいですね・・・・・?』
 降下船の形状は、ユニオン級やオーバーロード級と同じ長球型をしていた。しかし、大きさはユニオン級の半分ほど、シャトル型のレパード級ぐらいしかなかった。
「珍しいな、コンフェダラート級だぜ。」
『コンフェダラート級?』
「SLDF(星間連盟防衛軍)の標準的な降下船だよ。使い勝手がいいから、星間連盟時代はレパード級より大量にあった程さ。だけど、ケレンスキー将軍の“脱出”の際に大多数が中心領域を離れちまったのと、エンジンの整備がややこしいのが祟って、今では姿を見せる事がほとんど無くなっちまった。俺も実物を見るのは初めてだ。」
 着陸台に徐々に降りてくる降下船を見ながら、俺はデルタに簡単な解説をしていた。
 ブラッドハウンドは現在、補給と整備、及び兵の休養を兼ねてブライスランドに駐留している。新しい任地はまだ決まっていないが、カウツVのように国境付近の惑星に駐留する事になるだろうと皆は考えていた。あるいは、ドラコ連合かカペラ大連邦国への強行偵察になるのでは、という噂も兵たちの間に飛び交っていた。
 実際、恒星連邦大統領ハンス・ダヴィオンが近々、大規模な軍事行動を起こすことは確実で、強行偵察を依頼された傭兵部隊がいくつもブライスランドからドラコ領へ飛び立っていき、無事に依頼を果たして戻ってきたり、行ったまま戻ってこなかったりしていた。
 もっとも、駐留するにしても偵察に行くにしても、現在のブラッドハウンドは人手が足りなかった。
 カウツVでの任務を終えた後、かなりの人員がブラッドハウンドを抜けた為、総合的な戦力が減ってしまったのだ。
 その数は実にメック部隊1個中隊分にもなり、それを補うのは容易な事ではない。
 一番痛かったのが、守護天使小隊が抜けた事であった。天性のトラブルメーカーで、四六時中騒動を振りまいていたとはいえ、部隊でもっとも重いメックを運用していた彼女達は戦力の要だった。
 そんな訳で、部隊はスカウトマン達をブライスランドだけでなく近隣の恒星系にも派遣し、戦力の増強に躍起になっていた。中には、遠くガラテアにまで足を伸ばしているスカウトマンもいるほどだ。
 そういった地道な努力の甲斐あって、新たな戦力=仲間が俺たちの目の前に降り立った。

 船体には天使が描かれていたが、その翼は禍々しい漆黒で彩られており、両腕には巨大な死神の鎌が握られていた。身にまとうドレスは純白だが、よくよく見ると人間の頭蓋骨で作られた首飾りを身に付けており、一層の禍々しさを醸し出していた。
 その姿は地獄の悪魔か、はたまた死神か、とにかくあらゆる面で守護天使小隊の部隊章とは正反対のものだ。
『い、一体、どんな人達が仲間になるんでしょうか?』
「さぁな。とにかく、戦力になるのなら何でも構わんさ・・・・・・・・っと、出てきたぞ。」
 着陸台に着陸したコンフェダラート級のハッチが開くと、中から1機づつメックが降りてきた。
 最初に降りてきたのは、80トンの強襲級支援機オウサムである。3門のクラウス粒子ビーム砲と大量の放熱器を装備しており、高い火力と継戦力に優れたメックである。
 2機目もオウサムだ。ただし、こちらは右腕の粒子ビーム砲を左腕に付け替えていた。
 3機目に降りてきたのは90トンの強襲級主戦機ハイランダーであった。遠近のバランスがとれた火力に加えて、このクラスには珍しいジャンプジェットを装備しており、それを使ったD・F・Aは「ハイランダー・ビューリアル」と呼ばれ恐れられている。
 この機体は継戦力と近接火力の強化を図る為か、20連長距離ミサイルやオートキャノンの代わりに各種ビーム兵器が装備され、放熱器が増設されていた。
「贅沢な部隊だな。4機のメックの内、3機が強襲級で編成されているとは。これだと、4機目も・・・・・・・・・・な、なにぃ!?アレは!!」
 最後に降りてきたメックを見て、俺は思わず驚愕の声を挙げた。
 宇宙港にいた人々は一様にどよめき、畏怖と畏敬が込められた眼差しをそれに向けた。
 4機目のメック、それは「戦場の覇者」というバトルメックの異名をそのまま具現化させた存在であり、その足跡は幾つもの伝説を刻み付けてきた。
 全身に限界まで施された堅牢な装甲、あらゆる敵を瞬時に粉砕しうる数々の破壊兵器、死神としか言い様の無い頭部。
 人はそのメックをギリシャ神話の神にちなんで、アトラスと名づけた。
『ほ、本物のアトラスだぁ〜〜〜〜!!すご〜い!』
 デルタが興奮した声で叫んでいるのが聞こえたが、俺は別の意味で驚いていた。
 俺はあのメックに乗り込むのが誰かよく知っている。俺が家を飛び出したのも、そいつが原因の1つと言ってもいい。
 そして、俺は小声でつぶやいていた。
「・・・・・・・・なんてしつこい女だ。こりゃあ、部隊を抜ける準備をしておいた方がいいな・・・・・・・・・・・」


[277] オットー、借金を背負い込む 投稿者:レオン 投稿日:2005年06月21日 (火) 19時58分

え〜、ようやくオットーシリーズのエピローグが完成しましたのでアップします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オットー、借金を背負い込む。

薄暗い地下からようやく帰還しても、オットーの任務は終わらなかった。
まず、救助の為に骨を折ってくれた仲間へのお礼(彼のおごりで宴会となった。)、続いて遺跡の周辺に残存しているドラコ軍の掃討(残っているのは歩兵だけだったので、メックを見せたらすぐに降伏した。)、そして遺跡の本格的な調査である。
皮肉な事に、未踏領域に設置されていたトラップの大半をドラコ軍が作動させていた為、調査そのものは簡単に終わらせる事が出来た。
しかし、調査が進むにつれて、テック達には次第に失望感が広がっていった。
メインコンピューターのデータは、トラップの作動と同時に消去される仕掛けになっていたらしく、その大半が初期化されてしまっていたのだ。
また、倉庫の状態も予想以上に悪く、パーツとして活用出来る機体はローストマンやアイアースの5分の1以下と惨憺たるありさまだった。
このまま何の成果も挙げる事が出来ないと誰もが諦めかけた時、1機のバトルメックが倉庫の奥から発見された。

「遺失技術が使用されたメックだと?」
『はい、少なくともXLエンジンやダブル放熱器が搭載されているのは確実です。』
 エンドウからの思わぬ朗報に、クロフォードは自然と笑みを浮かべた。
 これまで苦労に見合うだけの発見が無かっただけに、ようやく部下達の労苦に報いえるだけの成果が見つかったのだから当然だろう。
「それで、そのメックのタイプは判ったのか?」
『大まかに見ただけですが、フラッシュマンを改装したもののようです。』
 フラッシュマン、75トン級の重量級主戦機である。
 攻撃力よりも防御力を優先したメックで、設計思想としてはサンダーボルトに近い。
 兵装もビーム兵器しか持たず、敵に回せば非常に厄介なメックだ。
「ふむ・・・・・・・・ということは、ER系の兵装が施されているのだろうな?」
 XLエンジンやダブル放熱器も貴重だが、射程距離が長いER系のビーム兵器は更に貴重である。
『いえ、残念ながら兵装は実弾系のものが装備されていました。おそらく、破損したレーザーの代わりとして取り付けられたのでしょう。ですが、ダブル放熱器とXLエンジンのお陰で、歩行して全力射撃を行っても全く発熱しない機体となっております。』
 それは強力である。致命弾で弾薬が誘爆するリスクが出来たが、総合的には性能が向上したと言える。
「中尉、お手柄だ。そいつをNAISに渡せば重量級メック2、3機分の補修パーツが手に入る筈だ。これで、うちの台所も少しは楽になるぞ。」
『ええ。計画も予定通りに進める事が出来そうです。』
 統合整備計画の目途が付いた事で、2人はいつも以上に笑顔を見せていた。
 後日、思わぬ事態が発生した為に、このメックは中破してしまうのだが、それはまた別の物語である。

 遺跡の調査から3週間後のある日、パエトン基地のトレーニングジムで汗を流していたオットーはアカギ・エンドウ中尉から呼び出された。
 オットーがハンガーに行くと、そこには彼が使っていたアヴェンシングエンジェルが見違える姿で鎮座していた。
「中尉、俺のメックが・・・・・・・」
「ええ。修復と改装がようやく完了しました。長い間、お待たせして申し訳ありません。」
 鎮座しているアヴェンシングエンジェルことフランキスカは、以前よりも遥かに堅牢な装甲が装着され、兵装もオットーが希望した中〜近距離戦を想定した武器が装備された。
 こいつなら、以前のように逃げ回って攻撃するという戦法から解放されそうだとオットーは思っていた。
「ありがとうございます、エンドウ中尉。これからはこいつで存分に暴れ回ってやりますよ。」
「それは頼もしいですね。それでは・・・・・・・・」
 ニコニコしながら、エンドウはバインダーに挟まれた書類をオットーに見せた。
 それを一瞥した途端、オットーは一瞬の内に凍りついた。
「あの・・・・・・・・・中尉?これって・・・・・・・・・・・」
「見ての通り、請求書です。これの修理代、及びあなたが壊したムドーの代金です。では、私は他に用がありますので・・・・・・・・」
 そう言うと、エンドウはそそくさとその場を立ち去った。
 暫く経ってから、オットーは力一杯絶叫した。
「聞いてないぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」

・請求額:フランキスカの代金、300万Cビル。(部隊割引) ムドー1機、150万Cビル。
・オットーの借金総額:450万Cビル

数日後、ブライスランドから帰ってきたばかりのスカウトマンがボコボコにされた状態でハンガーに転がっているのが発見され、直ちに病院送りとなった。


[276] プロローグ:怨讐 投稿者:レオン 投稿日:2005年06月06日 (月) 18時24分

え〜、久々にBHSSをアップします。
以前予告していた、死の天使小隊関連のSSです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
バトルメック。
 それは、「戦場の覇者」の異名を持つ究極の戦闘兵器だ。
 全高およそ10m、総重量数十トン、この鋼鉄の巨人が登場して以来、戦場は彼らが支配する巨人の王国となった。
 最初のメック“マッキー”が開発されたのは西暦2439年、今から500年以上も前の事になる。
 総重量は100トン、数あるメックの中でも最重量のメックである。
 最初のメックが最も重いメックであることに、メック戦士養成校で学んでいた当時の俺は少々違和感を感じたが、当時の技術では内部構造の軽量化が進んでいなかった為、このような重さになったという。
 その後、急速な技術の発展によりマッキーより高性能で軽い重量のメックが次々と開発されていったが、それでも100トンの重量を持つメックはマッキー以外には開発されなかった。
 理由は定かではないが、100トンのメックを作る必要性が当時の星間連盟に無かったからだろう。
 だが、2741年「破壊の両腕」キングクラブが、そして2765年に「伝説の巨人」アトラスが相次いで開発され、共にステファン・アマリスとケレンスキー将軍が戦った“覇権”戦争で数々の伝説をうち立てた。
 連盟が崩壊して以来、この3種の100トンメックを戦場で見かける事は皆無になったが、運悪く彼等の敵として遭遇したメック戦士達は(運良く生き延びた後で)一様に2度と出会いたくないと口を揃えてつぶやく。
「さて、俺は2度と出会いたくないとぼやく事が出来るかな・・・・・・?」
『ぼやく事はないわ。あなたはここで、私の手にかかって死ぬのだから。』
 小さく呟いたつもりだが、無線機はしっかりと声を拾っていたらしく、相手から辛辣な返事が帰ってきた。
 その低くかすれた声には、隠しようもない殺意と憎悪が込められており、そいつがどんな犠牲を払っても俺を殺そうとしているのは明らかだった。
 俺は深いため息をつくと、もう1度周囲を見回して状況を確認した。
 俺が乗るメックは、45トンのヴィンディケイター1AA型を改装したものである。
 武器は左腕にハーモン大口径レーザー1門を、胴体にビクトリー23R中口径レーザー4門とマグナ200小口径レーザー1門を装備し、右腕にはメック用の手斧ハチェットが握られていた。
 中量級としては充分な兵装だが、周囲を取り囲む4機のメックに対しては非常に心もとない装備だ。
 周りにいるメックは、いずれも80トン以上の重量を持った強襲級と呼ばれる最強クラスのメックであり、1機だけでも俺のメックを瞬時にスクラップへ変える事が可能である。
 この内、3機が正三角形を形作るように取り囲み、残りの1機が悠々と俺のメックに接近してきた。
 そのメックは全身に大量の武器と堅牢な装甲が施されており、圧倒的な火力を持っていた。
 また、右腕にはオリジナルの機体には無い巨大なハチェットが握られており、より一掃の威圧感を与えてくる。
 何よりもその頭部は髑髏を思わせるデザインの装甲に覆われており、その姿はまさに地獄からやってきた悪魔と言っても過言ではなかった。
 事実、戦場でこのメックと出会う事は死神や悪魔と遭遇する事と同義なのだ。
 その名はアトラス、幾多の伝説に詠われる最強の100トンメックである。
 重量差は単純計算で2倍以上、まともに戦えば到底勝利する事は出来ない。
 普段ならその場から一目散に逃げ出しているが、周りの3機は完璧な包囲網を作り、1分の隙も見出す事が出来なかった。
 今までにもヤバイ状況には数え切れないほど遭遇してきたが、これほどのピンチに陥ったのは多分はじめての経験だ。
 しかも、アトラスに乗り込んでいるのは俺を憎むあの女だ。
 やれやれ、こいつはどうやら年貢の納め時かもしれんな。
 俺はひしひしと迫ってくる死を予感しながら、ここ1ヶ月あまりの事を思い返していた。


[275] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年04月21日 (木) 16時47分

・・・・え〜〜〜、昨日M−鈴木さんからお電話をいただきました。ずっと音信不通のため心配してかけてくださったとか。ありがとうございますm(_ _)m
その時ミッキーは夜勤で留守のため母が出て、心当たりの無い人だったので無愛想に応対してしまったとか。M−鈴木さん、すいませんでしたm(_ _)m

現状報告
ミッキーは現在、ひどい鼻かぜが2週間以上治らないまんまです。(症状軽かったときを含めればもっと)
 マスクをつけて隠していますが、仕事をしている最中にも鼻水が止まりません。最初は花粉症だと思っていましたが・・・症状がゆっくりと進行するにつれ、周囲の温度変化がよーわからんようになり発汗と寒気を繰り返すのまで加わり、かなりつらいのが現状です。
 が、今休むと一発で首を切られます。農閑期だけ働く季節労働者は厳しいのです。田植えが始まるまではミッキーいなくても農作業は平気なので、それまでに少しでも稼いでおきたいところ。
そんなこんなで無理して仕事いっています。(だから治らないんだろうな)
ご迷惑をおかけしてすいませんが、この風邪が治るまでは音信不通かもしれません。
もうしばらくお待ち下さい。


[274] トラブルです。 投稿者:レオン 投稿日:2005年04月04日 (月) 17時17分

to:ミッキーさん
BHSS投稿用BBSに入れません。
直してください。
それと、コラム用BBSと資料用BBSにゴミがあります。


[273] そうですねぇ・・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2005年04月03日 (日) 21時32分

to:ミッキーさん
オフィシャルのアトラスを小改造する、という事でどうでしょう?
こんなのはいかがです?


機種名:アトラス改
機体重量:100t 放熱器数:20  
歩行時MP:3/走行時MP:5/ジャンプ時MP:0
中枢耐久値   装甲耐久値
頭部:3    頭部:9
胴中央:31  胴中央:47/14
左右胴部:21 左右胴部:32/10
左右腕部:17 左右腕部:34
左右脚部:21 左右脚部:41
武装:
AC20 ×1 右胴
ML   ×4 左右胴×2
LRM20×1 左胴
SRM6 ×1 左胴
弾薬(AC20) ×3 胴中央×2、左胴
弾薬(SRM6) ×1 左胴
弾薬(LRM20)×1 左胴
放熱器(エンジン内臓×3、左右脚×2、頭部、右腕、左腕×2)

胴中央背面と両腕の中口径レーザーを左右胴に移しました。
また、LRM20の弾薬を1トン減らし、代わりにAC20の弾薬を1トン増やしました。
それに伴い、放熱器の場所も移動しました。
しかし、左胴に弾薬が集中してしまい、かなりデンジャラスな機体になってしまいました。


[272] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年03月24日 (木) 23時03分

レオンさんへ
すいません、クフェインのほうはこの重さだと大改造はレギュレーション違反だと気づいたので、そっちのほうは取り下げます。
はて、そうすると、どうするといいかな・・・?


[271] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年03月23日 (水) 23時14分

お〜〜〜、なんか凶悪なアトラスですね。
ふむふむ・・・ミサイルポッドを取り外して、斧を装備させれば絵的にもOKですか。
・・・・・・・・む、2つ御願いが。
一つは、左右腕の装備位置を交換願えるようでしたら御願いします。スコープドックが銃持っているの右腕なんです。左手に斧持たせるのは感嘆ですので、できれば。
もう一つが、クフェイン少佐の未決定なメックですが、それを件のアトラスにして活躍させて欲しいって事です。
これで、素早く登場させることが可能ですので、是非とも!


・・・・
おし、掃除もしてきました!
いつもありがとうございますm(_ _)m


[270] (無題) 投稿者:レオン 投稿日:2005年03月23日 (水) 17時54分

コラム用掲示板と資料用掲示板にゴミです。
掃除してください。


[269] ふむ、それなら・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2005年03月22日 (火) 21時29分

>あ〜〜そうそう、どこかにアトラス出せませんかね?

将来、B・Hシリーズに出そうと目論んでいる部隊がアトラスの武装変更型を持っているという設定です。
既に機体データも作ってあります。

機種名:JUD−4D ジュデッカ
機体重量:100t 放熱器数:20  
歩行時MP:3/走行時MP:5/ジャンプ時MP:0
中枢耐久値 装甲耐久値
頭部:3   頭部:9
胴中央:31 胴中央:47/14
左胴部:21 左胴部:32/10
右胴部:21 右胴部:32/10
左腕部:17  左腕部:34
右腕部:17  右腕部:34
左脚部:21 左脚部:41
右脚部:21 右脚部:41
武装:
ハチェット×1 右腕
PPC  ×1 左腕
AC20 ×1 右胴
ML   ×6 左胴
弾薬(AC20)×2 胴中央
放熱器(エンジン内臓×3、左右脚×2、右胴×2、左胴×1)

詳細要目
総重量:100t
フレームタイプ:ファウンデーション・タイプ10X
主機:ヴィラー300
装甲:デュラックス・スペシャルヘビー
通信システム:アーミーコム・クラス5
照準索敵システム:アーミーコンプ・タイプ29K
武装:
ディファイアンス・“メック”ハンターオートキャノン×1
ディファイアンス・B3M中口径レーザー×6
ドナル・粒子ビーム砲×1
ハチェット×1
値段:942万2000CB

機体解説:
アトラスの近接戦闘力を更に強化した機体である。
故障しやすいファーファイア20連長距離ミサイルを取り外し、代わりにドナルPPC1基とディファイアンス・B3M中口径レーザー6基を装備した。
最大の改修点は右腕にハチェットを装備させた事で、これと“メック”ハンターオートキャノンを組み合わせた攻撃は、ほとんど全てのメックを一撃で破壊する程である。
反面、エネルギー兵器主体の兵装にした為か発熱しやすくなっており、扱いが難しい機体だと言える。


[268] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年03月22日 (火) 01時18分

おお、いよいよ第二幕の開始ですか。
第1夜目のあと、第2夜目、でもてこずっていた、ですか。
それで、予備戦力の投入ですね。
こうなると、さすがに防衛は無理そうですね。
となると、カリーニン少佐が以下にうまく撤退するか、という話になるのかな。

あ〜〜そうそう、どこかにアトラス出せませんかね?
アトラスのフィギアを二つほど入手したので、できればこれ使った写真を乗っけたいなんぞともくろんでいたり。
オウサムはライフル装備のガンキャノンで代用可能っぽいですね。
ドラゴン系はムドーの原型機だったという設定なのでドムでいけそうです。
朱理少佐専用ムドー、アレスも入手してきました。
そのうちまた写真乗っけます。


[267] カリーニンの攻防〜第2幕、上がる〜 投稿者:レオン 投稿日:2005年03月21日 (月) 00時13分

え〜、ようやく「カリーニンの攻防」の改訂版を書き上げたので亜アップします。
題名も少し変更しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「報告します。第2大隊はノルドヴィックの町を制圧。現在、タシケントに向けて進撃中であります。」
「出撃に手間取った割りには早かったな。」
「しかし、敵の主力部隊は既にノルドヴィックを脱出しており、タシケントに集結している模様です。」
 報告を受けて、侵攻軍総司令官であるキリー・ベージンガーは僅かに眉をひそめた。
 町を占領する事が出来ても、敵の戦力をみすみす逃がしてしまっては何の意味も無いではないか。
「中田少佐に伝えよ。タシケントでは、敵の部隊を1つも取り逃がすなと。」
「了解しました。」
 報告を終えた兵士が会議室から立ち去ると、キリーは部屋の中にあるホロプロジェクターの映像に目を向けた。
 そこには、第1大隊が攻撃を行っているカリーニン基地の全体像が映されていた。
 基地にはメック1個中隊と戦車部隊が配備されていたが、数で勝る自軍が直ぐに制圧するだろうとキリーは考えていた。
 ところが、配備されていたメック隊は思いのほか手ごわく、3倍もの戦力差があるにも関わらず戦闘は一進一退を繰り返していた。
 最大の脅威が90t級のハイランダーと95t級のS型バンシーで、この2機の為に偵察小隊は大きな損害を被ってしまう。
 特に隊長機であったフェニックスホークは損傷が酷く、戦場へ復帰するのはかなり先の事になりそうだ。
 しかも、防衛側が大量のインフェルノミサイルを撃ちこんで即席の防御壁を作り上げてしまった為、メックを突入させるタイミングを逸してしまった。
 敵のゼウスを捕獲したものの、受けた損害とは全く帳尻が合わない。
「むう、既に侵攻から2日経つというのに占領出来たのは辺境の町1つだけ。さて、どうしたものか・・・・・・・」
 苛立たしげに司令室の中を歩き回りながら、キリーの頭の中では1つの考えがまとまりつつあった。
 すなわち、予備戦力の投入である。
 総司令部が置かれているエクスカリバー級降下船“大淀”には、最精鋭のメック1個中隊が搭載されている他、ロングトムV間接砲とスナイパー間接砲を搭載した戦闘車両と重戦車が合計30両搭載されていた。
 また、後方支援用に歩兵1個連隊が乗り込んでいた。
 当初の作戦では、これらの戦力はシュタットガルト攻略の為に温存する事になっており、カリーニンにはオーバーロード級降下船“熊野”の第1大隊のみが投入されていた。
 だが、“大淀”に搭載された支援車両の援護無しにカリーニンの早期攻略を行う事は現状では不可能であった。
 キリーの決断は素早かった。
「当艦に搭載された全ての戦力を投入する。」
 その言葉に参謀達からは一様に驚きの声があがった。
「閣下、それらはシュタットガルト攻略に必要な切り札です。補給の目処が立たない現状での全力投入は・・・・・・・」
「ここを突破せねば、いつまで経っても首都攻略は出来ぬ。何より、戦力の逐次投入は下策以下じゃよ。」
 この一言が、参謀達の心を決めた。
 無様な戦いをするのは、あまりにも不名誉な行いだからだ。
 こうして、温存されていた近衛メック1個中隊と全ての戦闘車両が“大淀”から出撃し、第1大隊と合流した。
 日付が変わる午前0時頃、全ての準備が整った所でキリーは単純明快な命令を下した。
「間接砲、及び気圏戦闘機隊の攻撃で地雷原を一掃した後、全部隊は敵基地に突入せよ。敵を殲滅させるまで、攻撃の手を緩めるな。」
 命令は直ちに実行に移され、スナイパーやロングトムVからは猛然と砲撃が開始され、爆装した気圏戦闘機隊から、数十発のクラスター爆弾が地雷原に投下された。
 闇夜に無数の爆炎があがり、辺り一面を赤々と照らし出した。
 あまりにも爆発が多い為、地雷原の周辺だけに太陽が昇ったかのような錯覚を感じた兵も少なからずいた。
 爆炎はすぐに収まり、周囲を再び暗闇が支配する。
 代わりに闇を切り裂くようにメックのサーチライトが雪原に突き刺さり、それらは猛スピードで前方に突進していった。
 かくて、カリーニンを巡る攻防戦の第2幕が上がった。


[266] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年03月20日 (日) 00時44分

いつもありがとうございます、リオンさん。
削除してきました。
今後ともよろしく御願いしますm(_ _)m


それと、通報発言は、別に邪魔になるわけでも無いですし、そのまま載せておいてもOKですよ〜〜〜


[265] ごみがありました。 投稿者:リオン 投稿日:2005年03月18日 (金) 14時35分

各種コラム用にひとつ
資料用掲示板にひとつです


[264] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年03月14日 (月) 12時10分

ありがとうございます、リオンさんm(_ _)m
早速削除してきました。
今後ともよろしく御願いします。


[262] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年03月06日 (日) 01時07分

http://www10.plala.or.jp/BHHQ/index.html
  
『作戦ハンプティ・ダンプティ』に登場するノルドヴィック混成部隊の威容をアップしました。
やはり戦車は良い・・・



[261] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年03月03日 (木) 00時43分

うし、これでとりあえずのリストはOK。
明日こそ撮ろう。


[260] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年03月03日 (木) 00時42分

ビルバイン 1
バストール 1
ビランビ− 1
ビアレス 1

建設用メック
コシ (農業用メック改造?)
林業用メック
ハチェットマン
ブラックホーク


[259] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年03月03日 (木) 00時40分

(小)スコーピオン 2
スコーピオン 1
(小)シャドウホーク 1
(小)グリフィン 4

マーベリック 1
ブッシュマン 2
(小)ゴリアテ 2


[258] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年03月03日 (木) 00時22分

(小)ジミ 3
ジミ 2
(大)ジミ 2
旧ザコ 1
(小)ザコ 2
ザコトレーラーつき 2
ザコ  3
(大)ザコ 全部で1個中隊だったかな? 
白ザコ 1
(小)赤ザコ 4
赤ザコ 2
(大中小)黒ザコ 各1
(小)フグ(剣モード) 1
フグカスタム!? 2
フグ(剣モード) 3
ギュラン 1
ケルクック 2
(大)アースウォリアー 1
(小)アースウォリアー 1
(小)ムドー 2
ムドー(バズ) 3
ムドー(MG) 2
ムドー(剣) 1
ライフルマン改? 1 ※ガンキャノン。肩キャノン強化してオウサム?

???? 1 アッガイ
???? 1 ズゴック
(小)???? 1 ズゴック
??? 1 Zガンダム

ライタンク 1
(大)クーゲル
シャネルクイーン 1


[256] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年03月02日 (水) 23時48分

ワスプ 5
スティンガー 3(1)
ヴァルキリー 2(1)※要ミサイルポッド装着
ワスプLAM 3
スティンガーLAM 4 ※頭は二本角
オストスカウト 1 (1)
フェニックスホーク? 3 ※SとJとAが1個ずつ、バックパックなしのもあり
フェニックスホークLAM
(大)フェニックスホークLAM 0(1)
オストロック 1
(小)ライフルマン 1(1)
クルセイダー 3
ウォーハンマー 3(4)
(小)アーチャー 0(2)
マローダー 1
(大)マローダー 1


[254] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年03月02日 (水) 20時29分

う〜〜ん、ドラゴンを使えないからうまくできないな〜〜、なんて思っていたが、はっと気づく。
たしか、朱利少佐のアレスってドラゴンベースって設定だったよな。ということは、ムドーがドムだから、あれを赤く塗ればアレスになって、別塗装でドラゴンにできるかな?
・・・・できそうだ。ミサイルポットを取り付けてみよう。

ブラックハウンドは・・・・ガンダムを黒く塗ってみるか?
ドラム缶・・・じゃなくてアーバンメックはなんかふりかけケースでも見繕ってくるかな?
 ううむ・・・


[253] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月28日 (月) 12時22分

MT.fujiさん>>個人的には森林地帯が本来多いカウツVだし、緑(深緑?)かなあ

むう、なるほど、保護色になるカラーですか。
そうなるとやはり迷彩色に塗るとかがベストなんでしょうかね?
・・・・・そういえば、ブラッドハウンドではこういった場所によって迷彩塗装を施すってのはやっているんでしょうかね?
惑星軍の民生メックは発掘したまんまで使っていたと思いますけど。
 やっぱり新兵達だからという理由で、そういった迷彩まですると敵味方の誤認が怖いからという。
 鹵獲民生メックは、どれも派手なトリコロールカラーで塗り替えたというのもそのあたりから。

 逆にうまい迷彩を施して、抜け目無いベテラン傭兵としての特徴が出せるのかもしれませんね。
 とはいえ、明細塗装となるとかなりの手間がかかりますね・・・・う〜〜む・・・


[252] Re[251]: (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月27日 (日) 20時23分

> MT.fujiさん>>マローダーが白いってのがちょっと
> ふうむ、となると、どんな色がイメージでしょうか?
>
個人的には森林地帯が本来多いカウツVだし、緑(深緑?)かなあ


[251] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月27日 (日) 18時50分

MT.fujiさん>>最初に見た時は驚きましたが、アーバインの場面が出て嬉しかったです

おお、そうでしたか(^^)
良かったです。

MT.fujiさん>>マローダーが白いってのがちょっと
ふうむ、となると、どんな色がイメージでしょうか?

MT.fujiさん>>トマホークがそこまでボコボコにやられてたとはしらなんだまあ、主役はバルキリーだしなあ・・・

よけるって事が難しいので、かなり的になっていた感じですね。掩体壕に隠れて射撃してたりもしたんですが・・・
なんか、それ見てて自力移動もできる砲台って感じが(汗)


[250] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月27日 (日) 09時29分

最初に見た時は驚きましたが、アーバインの場面が出て嬉しかったです
マローダーが白いってのがちょっと気になりましたが、こういうのも良いのではないかと

ちなみにマクロスの現物、実は殆ど見てないので(一部だけ)トマホークがそこまでボコボコにやられてたとはしらなんだ
まあ、主役はバルキリーだしなあ・・・


[249] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月27日 (日) 00時31分

レオンさん>>雰囲気が出て、中々かっこいいです。

ありがとうございます(^^)
原作のほうでの優劣は・・・確かにそうなんですよね。
まあ、そこはバトルテックだから、ということで。

それはそと、なんかこの場面の再現写真がほしい!
とかってのはありますか?
原作物で手に入りやすいのだったらなんとか。
このメックはこれだろう、というのと一緒にリクエストいただけると幸いです。


[248] 見ました。 投稿者:レオン 投稿日:2005年02月26日 (土) 23時24分

いきなり表紙に、ウォーハンマーとマローダーの戦いが再現された写真があったのでちょっと驚きました。
雰囲気が出て、中々かっこいいです。
(しかし・・・・・・・・バトルテックでは互角だけど、マク○スだとト○○ークは○ラージに一方的にやられるんだよなぁ・・・・)


[247] 掲載! 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月25日 (金) 18時55分

うし、ぎりぎりで間に合いました!

http://www10.plala.or.jp/BHHQ/index.html
http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss/E/E08.html
田少佐のマローダーをアーバインのウォーハンマー改・ガイエスハーケンが追い詰める。
だが、その時、真紅の槍、朱理少佐のザコSが!

「なにいい! 後ろから敵だと! あと一歩だってのに!」

って場面を撮りました。
感想待っております〜〜〜(^^)


[246] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月24日 (木) 22時26分

や、やっと携帯を買ってきました。
料金プランや機能の比較、本体の値段もろもろひっくるめて悩みに悩みました。結局会社までドコモからボーダフォンに変えることに。いやはやとんでもない疲労です。
これから使用方法の習得に入ります。
うまくすれば明日くらいには最初の一枚を載せられるかもしれません。

↑あの分厚い小冊子に挑んだ後にも気力が残っていれば。


[245] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月22日 (火) 18時26分

レオンさん>>ブッシュマンは心当たりありませんねぇ。

う〜〜ん、そうなんですか。残念ですね。

レオンさん>>ここに、メックがイラスト付きで紹介されているので探してみてください。

うわ〜〜〜、なんか、すごいとこですね。
大丈夫なんかいな!?

・・・・となると、なんぞメックを無理やり当てはめて使うか・・?
ふうむ・・・
とりあえず、構図をいくつか考えておきましょう(笑)


[244] 返答 投稿者:レオン 投稿日:2005年02月22日 (火) 16時17分

>時に、ブッシュマンを元イラストに使ったメックって心当たりありませんか?

う〜ん、ブッシュマンは心当たりありませんねぇ。
少なくとも、3025年代のメックには該当機種はありませんでした。
↓ここに、メックがイラスト付きで紹介されているので探してみてください。

http://www.chaosmarch.com/

おそらく、初版のルールブックに載っていたものを使用していると思われます。
ちなみに、どれが日本製かは一目で判るようになっています(笑)


[243] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月20日 (日) 20時14分

レオンさん>>バトルマスターはビックフットです。

おお、なるほど。
しかし、そうなるとバトマスは写真にできないな。
4足メックなら4機ほどあるが、これはSSに出てこないし・・・
時に、ブッシュマンを元イラストに使ったメックって心当たりありませんか?

レオンさん>>元が何か知っていると案外、バトルテックの戦場は再現できるかもしてませんね。

はい、そう考えて、いろいろと集めてみました。
1/200のオストソルを作ってガンダムマーカーペンで色付けしているとこです。
 これでまた一つ選択肢が増えましたね。
 実はライフルマンも1/200のプラモデルなので、150分の1で大まかにスケールが合うように集めているのとはサイズが合わないんですが・・・まあ、そこはそれ、遠近法を使うとか、なんとか。

ウォーハンマーとクルセイダーは、海洋堂のものです。
1箱400円だったか300円だったか・・・
彩色済みで非常に稼動箇所が多く、感動物でした。
 ウォーハンマーが膝打ちできるんですよ、200分の1サイズで! 両胴のミサイルポッドが開くんですよ!
クルセイダーの全てのミサイルハッチを開ける・・・それも、胸以外は全部差し替えなしで開くってのにも感動しました。
 いやはや。すごいとしかいえません。
 通販使ってまで手に入れましたよ。
 ここで、今でも買えます。
http://www.robotrobot.com/catalog/default.php


[242] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月20日 (日) 19時37分

時に、今目の前にチャージモードの旧ザクがあるんだが。
 これ使った写真の場面でてくるSS書いてみたいな。
 とはいえどうすべきか・・・
 固定ポーズの奴はいろいろと制約が大きいしな。


[241] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月20日 (日) 19時34分

狼牙改さん>>復帰

理由はどうあれ復帰を歓迎したします。
チャットは・・・意見を戦わせないのであれば、
「こうだよね?」「そうだね」
で話が終わってしまいます。
掴み合いの喧嘩のごとき状態にならないように注意するのであれば、意見対立程度はあったほうが活気が出ます。
現に、ここんとこずっと閑古鳥でしたが、いまはけっこうな使用頻度です。
 ま、行き過ぎない程度に。ということですね。


狼牙改さん>>改訂版を元に口調・誤字・脱字・間違いを修正した物を製作中。

楽しみにお待ちしています(^^)

狼牙改さん>>小説のグレイデス軍団

ミッキーが送ったのをお読みになったのですか?
 あれはバトルテック世界の雰囲気をつかむのに非常に有効ですので、お勧めですよ。
 
 無茶・・・ですか?
ゲーム的に全部再現可能ですが・・・デュアル戦闘ルールとか、遭遇経験点とか、使用可能経験点とか。
 シナリオ集の再現シナリオでも、全部再現可能になっています。
 翻訳に際して能力を低く改定されたバージョンではちょっときついとこもありますけど。

狼牙改さん>>ミッキーさんはあれのようなものがやりたいのか?

・・・ええと・・・
 え〜〜、ミッキーはあれを再現したいと思っているわけではありません。
 『全てか無か。絶対に引けずに、損害覚悟で戦うしかない』
という状況だらけでは、きつすぎます。文字通り部隊が消滅しますよ。
 全滅シナリオは鬱展開だと思います。


[240] 暫定復帰 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年02月20日 (日) 16時58分

どこの誰とは言わないが、チャットの余りにも不毛で生産性の無い会話を見かねて復帰を決定。
意見を述べて比較検討しつつ話し合うならともかくとしてだが、双方の論点ずれてるし・・・。
なにより見てる方が正直痛い。
創作はもの作ってナンボですしね?
とりあえずはミッキーさんの改訂版を元に口調・誤字・脱字・間違いを修正した物を製作中。
地味にして損害に関しては改訂版のママにします。
その方が何かと色々正直スムーズなので

ミッキーさんへ>小説のグレイデス軍団なんですが無茶ですね。
突っ込みどころ満載です。
小説じゃなければあっさり蹴散らされていますね。
と、いうか何で蹴散らせないの?
軽量級やシャドホはあんなに強かったかしら?
トレルワンでの戦いは相手が新兵だったに違いない。
まあ、ホバーと歩兵が強かったという事なんだろう?
ミッキーさんはあれのようなものがやりたいのか?
ミリタリー調の物がやりたいのなら確かに私のSSは論外だな。

レオンさんへ>改訂版の作成頑張ってください。
体が資本ですのでペースは無理なくゆっくりで良いと思います。


[239] バトマスは・・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2005年02月20日 (日) 14時52分

>ブッシュマンはバトルマスターだっけ?

いえ、バトルマスターはビックフットです。

>ライフルマンやウォーハンマーのアクションモデル

う〜む、元が何か知っていると案外、バトルテックの戦場は再現できるかもしてませんね。


[238] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月20日 (日) 08時15分

ありがとうございます(^^)
さて、そうなると・・・どうしようかな、古い型でいいから1万円くらいのデジカメがあれば手ごろでいいんだが・・・
店に行くと3万くらいはするやつばっかりで二の足を踏んでいる。
 やはり携帯の更新するしかないか・・・


[237] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月19日 (土) 21時32分

うわっ、楽しそうですね
楽しみにしてますw


[236] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月19日 (土) 18時55分

とりあえずもくろんでる場面。
アーバイン少尉VS白田少佐
ガイエスハーケンの外見はウォーハンマーと変わらない、ということでなんとか。

ウォーハンマーは5つ、クルセイダーは3つ、フェニホやスティンガーやワスプは多数、アースウォリアー1にオストロック1にムドー数個、ジミ4、ザコは・・・いくつだろう?
シャドホ1、グリフィン4・・・ブッシュマンはバトルマスターだっけ?
どの場面を再現できるか、検討中。


[235] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月19日 (土) 18時13分

リオンさん、いつもありがとうございますm(_ _)m

件の書き込みは、ガンダムやボトムズモデルを扱っているなど、見ていてあんまり場違いでもないし荒らし行為でもないので、ほっといております。
 アトラスのモデルとかですから。ちなみに、あれに触発されたというわけでもないのですが、ライフルマンやウォーハンマーのアクションモデルを買いあさり、SS内の名場面を再現して載せてみようという計画を進めております。
 ・・・・デジカメが高くて二の足踏んでいますが・・・
 いっそのこと携帯の更新に踏み切ろうか?などとも。
 
 本日は100円ショップでよさげなハウスマグネットを見つけてきたので、これをつかって・・・などともくろんでいたり。
 問題はクーゲルの数が足りないこと。装甲を応急修理しまくったぼろい奴を倉庫に放り込んでいた、とでも言うことにして、ワールドタンクミュージアムの戦車で代用するか?


[234] 参照用の 投稿者:リオン 投稿日:2005年02月19日 (土) 17時08分

ミッキーさんへ
感想相談掲示板Vに変な書き込みが加わってます。


[233] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月19日 (土) 07時40分

レオンさん>>カリーニンの攻防戦の改訂版は現在、執筆中です。

おお(^^)
楽しみにしております。

レオンさん>>大急ぎで仕上げますので

うわ、ごめんなさい。
そこまでせかすつもりではなかったのです。
無反応だったのが心配になっただけですので。
あせらず、じっくりといい物を書いてくださいね。


[232] すいません・・・・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2005年02月18日 (金) 23時56分

え〜、カリーニンの攻防戦の改訂版は現在、執筆中です。
大急ぎで仕上げますので、もう少しだけお待ちください。


[231] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月17日 (木) 12時57分

リオンさん>>全員が全員毎日見られるわけではありませんから

わかりました。
そうですね、マシントラブルなんて例もありましたし。
他にもやることはありますし、ぼちぼちやっていくとします。


ごみ、掃除しておきました。いつもありがとうございますm(_ _)m


[230] あせらなくても・・ 投稿者:リオン 投稿日:2005年02月17日 (木) 11時31分

ミッキーさんへ>レオンさんからの返事
あせらなくても気長に待てばいいと思いますけど。
全員が全員毎日見られるわけではありませんから、一月ぐらい待つような気構えでいいのでは?

・・・私も以前似た様なまねして他の方の感情を害してしまったことがありますし。

反省というのは同じような間違いを繰り返さないで初めて反省していることになりますしね。


あと、コラム用掲示板にごみ二つ(メックごとの特徴スレッド)ですんで、対処宜しくお願いします。


[229] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月15日 (火) 20時33分

むう、レオンさんからお返事が無いな?
レオンさん五字分で続き書いたり改定するとおっしゃっていたのでそちらのほうは手をつけないで置いたんですが・・・
 さて、ではどうするかな?


[228] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月13日 (日) 21時30分

ふ〜〜〜、これで、よやっとカリーニンの攻防その1につながりますね。
http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/BHHQBBS2?no=73&reno=72&oya=33&mode=msg_view
レオンさん、遅くなってすいませんでした。
必要以上に凝っちゃったのですよね。
でもまあ、そのおかげで満足行く作品になりましたと思います。


[227] 『猫がネコババ』 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月13日 (日) 21時18分

これも美化300%くらいのお話しです。

 『猫がネコババ』 作:狼牙改 改訂増補:ミッキー

 
 先ほどまでヘクトールたちがっ戦っていた第2防衛ライン。いまは人気の無いここに、2台のトラックが乗りつけた。両方とも猫マークがペイントされている。その2台から、10名ほどの男達が降りる。
 ヘクトールとチグラーシャが雇っている整備兵たちである。彼らは、撃墜されたジェンナーを探すと、素早く群がった。 
 「急げ、伍長が引き伸ばしをしてくれているが、いつまで持つかわからんぞ!」
 折りたたみ式の整備架台を展開すると、許可も得ていないのに部品の剥ぎ取りを開始する。 
 「いくらあってもこれは困らない。」
 擱坐したジェンナーから、短距離ミサイルを抜き取る。抜かりなく、一部を残しておくのも忘れない。これで、戦闘開始時点から弾薬が少なかったのだろうと勝手に判断してくれるだろう。装甲の一部。これは、破砕したボルトを取り付けたりして、戦闘で脱落したものに見せかける。各種基盤やコード、マイアマーの一部などは、ダメージで吹き飛んだように見えなくも無い、程度にまで部品を抜き取る。さらに、地面に飛散した部品の中から、使えそうなものを拾い集める。
 「おい、すごいもんがあったぞ!」
 「なに!?」
 「おお!? 射出座席と神経感応ヘルメット!」
 非常に高価で手に入りにくい部品だ。座席ごと持ち去ったのだろうとしらばっくっればいいのでこれもかっぱらう。
 さらには、歩兵部隊が追撃の際においていった装備の一部もかっぱらう。
 「よし、そろそろやばいって信号が来た。ずらかるぞ!」
 「「「「ラジャー!」」」」
 
 かくして、ヘクトールとチグラーシャは、戦闘報酬2回、勝利報酬2回、ジェンナーを撃墜したことによるボーナスに加え、さらなる収入を確保したのである。傭兵というのは、こうやって抜かりなく立ち回らなければやっていけない面が大きいのだ。ヘクトールは、彼らに対し、敬意を込めて“ネコババ分隊”と呼んでいるのである。



 「よしよし、どんどん来い!」
 また一機、集中砲火を浴びたラサルハグのメックが転倒する。 クフェイン少佐は上機嫌だった。作戦が図に乗り、敵の追撃を大いにとめているからだ。
 「おい、インフェルノ焼夷弾は惜しむなよ! どうせカリーニンで作っているんだ。いくらでも補給できる!」
 カリーニンでは、わずかながら石油が取れる。その石油を原料とした、石油製品の工場がカリーニンの主産業の一つだ。その一つとして、インフェルノ焼夷弾の製造も行われているのである。現在、インフェルノ焼夷弾をはじめとして、軍事的に使えそうな物資をシュタッドガルドに向けて全量輸送している最中だ。とはいえ、ドラコに占領されたら危ないと避難したい住民も多い。他にも食料や医薬品、各種鋼材などなど、敵に利用されては困るので、ということで運ぶものは山ほどある。輸送能力は不足しまくっている。それくらいなら、景気良く使ったほうがいいのである。
 それが、上の判断だった。
 


 突破しても突破してもあらたに作られる炎の列を見て、黒木少佐は、歯軋りした。
 「おのれ!」
 「追撃は完全な失敗ですね。見事にしてやられました。照明弾を装備した戦車を使えればまだ何とかなったのでしょうが・・・」
 アン中尉が冷静に分析をする。夜闇にまぎれて被弾率を下げ、敵戦線を突破する。その作戦のために、照明弾は歩兵が携行するものしかない。歩兵用であるため比較的近距離でしか使えず、現状では役に立たない。もっとも、戦車用の照明弾は効果範囲が広すぎ、敵だけを照らす、といった使い方は難しい。作戦上もって来る意味も無かったのが本当の所なのだが。
 「これ以上の無理は禁物です。損害が大きすぎます。装甲の修理と弾代だけでいくらになることやら。」
 シモーヌ少尉も追撃停止を進言する。
 「やもうえん。全軍、追撃停止。」
 かくして、追撃は終わった。
 「とはいえ、ここで引き返すほど甘くしてやることはできん。」
 黒木少佐は、敵が引くのに合わせて、無理しない程度に前進することを命じた。
 惑星軍は、第2防衛ラインまで、極力損害を抑えて撤退することに成功した。
 そして、ラサルハグ連隊は、一応は敵を撃破し、陣地の奪取に成功したという体裁を整えたのである。



 なんとか撤退に成功した後。ヘクトールは、大きく息をついた。
 「終わりましたか。結構な損害、ですね。」
 チグラーシャのアーバレストをはじめとして、中枢部にまで損害の及んでいるメックが多数ある。撃墜され、僚機の力を借りて何とか退却した者も多い。歩兵部隊の損害も、無視できないものだ。元から戦力の少ない惑星軍にとっては、この損害は痛い。
 「まあ、私達も敵のジェンナー墜としましたしそれなりの被害は与えています。差し引き0ですかね?」
 「にゃあ、仕方にゃいのだ。戦力差が大きすぎたのだ。」
 なにしろ3倍の戦力差である。
 「防御陣地があったとはいえ。重量級やアサルト級の、装甲の厚い小隊ぞろいだからこの程度ですんだんでしょうがねえ・・・いやはや。」
 指揮小隊も撃墜こそ無いものの、それなりの損害を受けている。
 次の戦闘は、敵も戦力をそれなりに出してくる筈だ。
 この分だとそこそこ頑張っても、あと二日が精一杯な感じだ。
 引き際は見極めなければならない。 
 「スタコラ逃げる算段だけはしっかり見積もっておきますかね?」
 引き際を間違えれば待っているのは身の破滅である。
 彼が真剣に算段を立て始めていた。
 「・・・・むにゃむにゃ・・・。」
 考えを聞こうと彼は相方に意見を求めたのだが、肝心の彼女は疲れのためかお休み状態に入っていた。
 無理に起こすのも何なので、彼は一人で寂しく計画を練る事にしたのだった。


 その後。
 大戦力を擁するとはいえ、今後のことを鑑みて歩兵や戦車戦力を使用しなかったラサルハグ連隊。
 一方で地雷原を要し、森と掩体壕、歩兵と車両という、あるだけの戦力を使用した惑星防衛軍。
 弾薬の補給や装甲の張り替えを行ったメック同士による小競り合いなどもあったが、スットコでドッコイドッコイの勝負になってしまった。この夜の戦いは終結したのである。


[226] 『ファイアトーチ作戦』 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月13日 (日) 20時50分

美化300%くらいのお話しです。


『ファイアトーチ作戦』  作:ミッキー

 さて、とある暗号電文を送ったヘクトールは、この場を指揮する歩兵中隊長に通信を入れた。
 「大尉殿、追撃をしませんと!」
 「なに?」
 「敵が傷つき逃げに移っている今、追撃をしなくてどうしますか!」
 「し、しかし我々の任務はここの守備だ。」
 「子供の使いじゃあないんですよ! そもそも逃げた敵がカール小隊らの背後を襲ったらどうなります!」
 「む! 包囲撃滅・・・される!?」
 「そうなれば取り返しのつかない失態、軍法会議物ですよ!」
 「わ、わかった! 全員、乗車! 追撃準備!」
 大尉は、大急ぎで司令部に報告し、追撃する旨を伝えた。歩兵達がバイクやジープに乗り込み、追撃体制を整える。それぞれ地雷の地図を片手に、追撃が開始された。

 ヘクトールは、にんまりと笑った。
 「うまくいきました。ここに人の目があっては困るのですよね。」


 その頃、カール小隊は善戦していた。
 戦闘の初期には12対4という数の差で押されながらも、互角以上の戦いを繰り広げ、撃退したメックはすでに3機だ。だいぶ装甲も心もとなくなっているが、深刻なダメージは受けていない。歩兵部隊の損害も許容範囲だ。 
 だがその危うい均衝もそれまでだった。

 「後方より敵バトルメック小隊接近中。」
 「ナンダト!?」
 「そんな!」
 「後ろは何をしていた!?」
 「まずい!」
 「逃げないと!」
 上空護衛をしている航空機からの報告に、カール火力小隊を中心とする防衛部隊は大混乱に陥った
「グ! 包囲サレルトナレバドンナ将兵トテ動揺スル!(コーホー) 最早コレマデカ!」
 歩兵達は浮き足立ち、まともに戦える状態ではなくなっている。壊走寸前の状況を見て取った指揮官達はやもうえず撤退準備を始め、それが伝わったカール火力小隊の面々も戦い方が及び腰になる。
 程なく増援が来るから持ちこたえよと司令部から命令が来たが、一旦崩れてしまった士気を立て直すのは非常に困難だ。そして、ここには、そこまで有能な指揮官はいなかった。
 
 かろうじて指揮系統は持っていたのは幸いだった。撤退する歩兵部隊は、フェニックスホークやスティンガーのマシンガンによる攻撃にも(比較的)落ち着いて対処し、パニックによる壊走だけは何とか回避した。カール火力小隊は良く殿を勤め、歩兵部隊の撤退を援護した。
 到着したヘクトールのハイランダーとチグラーシャのアーバレストとともに、8対6の戦いを良く凌いだ。むしろ、奮戦していた。
 
 「とはいえ、このペースで後退されるのはまずいのですよね。歩兵部隊もこれ以上素早く後退されては困ります。かといって私ばかりが言うとあとで疑われます。今の状況では・・・ふむ。」
 カールは、チグラーシャにとある電文を送った。それを見たチグラーシャは、即座にカール中尉に上申する。
 「カール中尉、フェニホは装甲ズタボロにゃのだ、きっと落とせるにゃ!」
 長距離ミサイルを撃ちつくしたチグラーシャのアーバレスト(クルセイダー改)は、同じく長距離ミサイルを撃ちつくしたローランドのクルセイダーと共にわずかに残った短距離ミサイルと中口径レーザーでフォワードを務めている。後方をちょこまかと移動し、大口径レーザーを撃ってくるフェニックスホークには届く武器が無い。
 「ふぁるけ。イケルカ?(コーホー)」
 「やって見せましょう!」
 ファルケの駆るランスロットが後退をやめ、フェニックスホークに向けて粒子砲を撃ちまくった。それにあわせるように、カール中尉も粒子砲の矛先をフェニックスホークに向ける。追撃の勢いを止めるために。



 その頃、クフェイン少佐は大忙しだった。
 自らの守っていた陣地を引き払い、他の部隊の後退をも把握し、指令を出している真っ最中だったからだ。
 敵はついに予備戦力の投入に踏み切った。残っていた偵察小隊を穴の開いたカール戦線から投入して第1防衛ラインの背後をつかせ、防衛部隊の動揺を誘う。指揮小隊3つを追撃部隊に繰り込み、戦果の拡大を図る。見事な采配と言って良いだろう。
 「だが、今度は夜であることが俺達に味方する。」
 クフェイン少佐はにやりと笑って命じた。
 「ファイアートーチ作戦、発動!」
 後退する歩兵部隊が、去り際にインフェルノミサイルを放つようになた。あらかじめ打ち合わせられた、計算された地点へ向けてのインフェルノミサイルの射撃だ。散々ビームやミサイルで掘り返された雪原が、多数の炎によって照らし出された。




 回避機動をしながら大口径レーザーで射撃をしていた鈴木中尉は、にわかに自分に対して粒子砲の集中砲火が始まったのを見て、素早く戦場を離脱しようとした。この程度は上の許可が無くても問題ない。しかし、彼のフェニックスホークは、装甲を先ほどまでの戦いで使い果たしていた。粒子砲の一撃を受けた右腕のマイアマーが限界を超えてしまう。フェニックスホークの右腕がだらり垂れ下がり、緑色の冷却液やオイルがだらだらと漏れ、あちこちで配線がショートしてスパークを上げる。鈴木中尉のフェニックスホークは、戦闘能力のほとんどを奪われた。
 「く! 黒木少佐、鈴木中尉、フェニックスホーク、右腕大破! 損害多大にて戦闘続行不能! 退却許可願います!」
 「やもうえん、許可する。」
 黒木少佐の許可を得た鈴木中尉は、部下ともども退却に移った。黒木少佐の退却許可は、鈴木中尉のみに向けられたものともいえたが、それでも部下ごと退却する。1機撃墜、2機中破。これだけの損害を受けていれば本来許可など必要ない。そして、指揮官が落とされたら部下は「戦場での判断能力が無い」事を理由に、退却してもいいのがドラコ流である。どちらにせよ独自判断で退却してもいいのだが、一応上に許可を取ったという形を作ったのだ。
 それを知り、傭兵部隊“日比野一家”の火力小隊長はあせった。
 「え” ちょ、ちょっとまて、それじゃあ5機で追撃するって事になるぞ!?」
 これでは、戦力比が5対6と逆転してしまう。
 
 「ヨシ、コレデナントカナルナ(コーホー)」
 戦況を逆転させ、カール中尉は喜んだ。
 「ふふふふ。これで時間を稼げます。」
 なにやら企むヘクトールも喜んだ。
 そこに。
 「ファイアートーチ作戦、発動!」
 クフェイン少佐の司令が通達された。
 歩兵部隊が、インフェルノミサイルを撃ち始めた。
 


 「うぬ! これは・・・!」
 フリュンゲルト・黒木少佐は愛機オリオンの操縦席でうなった。
 「うかつには、追撃できませんわね。」
 赤々と戦場を照らす無数のかがり火。この炎を突っ切ればメックは多少加熱され、歩兵部隊はかなりの確率で全滅する。が、それはまあいい。少し速度を落とせば間をすり抜けられる程度の間隔はある。問題は、これによって、無理に追撃した場合明るく照らし出され、敵の集中砲火を受ける、ということだ。また、可視光線や赤外線による敵視認が、炎越しだと目眩ましになって非常に困難である点も問題だ。これでは、炎越しの長距離砲撃はまず無理だ。
 的になることを覚悟で炎の間をすり抜けた後に攻撃するしかない。
 「ぐぬぬぬ! ええい、こちらにはまだ無傷の部隊がある! クラーニヒ! 追撃せよ!」
 黒木少佐は、損害覚悟の追撃を命じた。
 「了解。第4指揮小隊、追撃します。」
 クラーニヒ・フリューゲル・フォルク大尉(45才・男)はオウサムの操縦席で復唱すると、部下と共に追撃を開始した。先ほどまでここを攻めていた火力小隊は後詰に下がり、随伴するのは黒木少佐の指揮する第1指揮小隊だ。歩兵部隊は炎に弱いために、さらに後方である。

 ラサルハグ連隊のメックが、次々に集中砲火を浴びる。惑星軍への射撃はほとんど当たらない。
 炎の列を一つ超えても、新たにインフェルノ焼夷弾が放たれる。超えても超えても続く炎の列に、黒木少佐は苛立ちの声を上げた。
 「くそ、いったいどれだけインフェルノミサイルを用意している!?」
 「確かに、驚くべき数ですね。」
 「なんてもったいない。いったいいくらかかると思ってるのよ! 大体補給はいったいどうやっているの!?」
 アン中尉が冷静に相槌を打つのに対し、シモーヌ少尉は金のことで憤慨していた。彼女は部隊の財務担当でもあるのだ。彼女のおかげで部隊は財政危機にならずにすんでいる反面、戦闘での浪費を極端に戒められている。戦場で取れる行動にかなりの制限が課されるのだ。もっとも、戦争というものがすさまじいまでの浪費である以上、こういった人材がいなければあらゆる部隊が破産の危機に直面するというのも現実なのだが。
 無理な追撃により、損害は次第に蓄積していった。惑星軍にダメージを与えられず、ラサルハグ連隊は傷つく。追撃は大いに阻害されたのである。


[225] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月13日 (日) 16時30分

狼牙改さん>>改定版一通り見た。問題無し。

ご承認ありがとうございます。

狼牙改さん>>来なくても安心だな。

気が向いたらいつでもご復帰ください。お待ちしております。

狼牙改さん>>ドラコ連合軍:小野沢樹:グラスホッパー

なるほど、日比野一家関連ではあるものの別部隊ということで天山組に回したキャラでしたか。では、あれで問題なさそうですね。


[224] 問題無し 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年02月13日 (日) 10時45分

改定版一通り見た。
問題無し。
来なくても安心だな。

ドラコ連合軍:小野沢樹:グラスホッパー
編成表から抜けたのはこれでしょう。


[223] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月12日 (土) 16時25分

最も苦労したお話し。
題名は『ハイランダービューリアル』のほうがいいだろうか?

『鼠叩き』その2 作:狼牙改 加筆訂正:ミッキー

 第17ラサルハグ連隊とクフェイン防衛軍がぶつかり合う戦線、そのラサルハグ側後方に、1台の移動式車両があった。オリオンやバトルマスター、フェニックスホークなど、数機のメックが守るように囲んでいる。ただし、それらのメックはアイドリング状態で、メックウォリアーは乗っていないようだ。
 その移動指揮車両の中では、カリーニン攻略を指揮するフリュンゲルト・黒木少佐(37才・男)がうなっていた。
 「う〜〜〜、まったくどれだけの戦力があるんだ!? 読みきれん。」 
 戦況が芳しくないのだ。3箇所で攻勢をかけているのに、いまだどこも撃破に至っていない。
 偵察小隊が1個だけ突破して後方の情報をわずかにもたらしたものの、さらなる防御陣地と予備戦力の確認という、ありがたくない知らせが届いただけである。

 「イレーヌに言ってオストスカウトを呼びますか?」
 黒木少佐が直率する小隊員のシモーヌ・フェザー・フォルク少尉(28歳・女)が進言する。彼女はフェニックスホークの他にオストスカウトという予備メックを保有しているのだ。戦闘力は低いものの、長大なジャンプ能力を誇り、優秀なセンサーを装備している。
 「オストスカウトなら、今最も必要としている情報が得られる可能性もありますわね。」
 アン・司・リノア中尉(37才・女)は、シモーヌの進言にうなずいた。彼女のバトルマスターは情報収集に向かない。
 「いや、だめだ。オストスカウトのパッシブセンサーは貴重すぎる。こんな危険な状況では使えん。」
 技術が衰退して久しい今、オストスカウトの優秀なパッシブセンサーの再生産は、ほぼ不可能だ。
 「しかしそうなると、損害ばかりが増えることになります。」
 「そうは言ってもな。せめて敵の総戦力がわかれば何とでもなるんだが。」
 「だいぶ時間を浪費してしまいましたからね。どれだけの戦力が集結したのやら。」
 車内を重苦しい空気が包む。降下船を叩かれたのは実に痛かった。
 「予備戦力でひと当てしてみますか? それで崩れるという可能性もあります。」
 現在投入しているメック戦力は、火力小隊3つと偵察小隊2つである。残る3個小隊は、予備戦力として温存している。
 「しかし、敵の壊走前にこちらが予備戦力を投入したら、敵を壊滅させることができません。」
 「ああ。そうなると、今後の戦略に支障が出る。」
 戦闘で本当に大きな損害が出るのは、正面からの決戦時ではなく、追撃戦のときであることがほとんどだ。通常は、双方の軍が退路を確保し、戦況が悪くなれば退却できるようにしておく。敵を壊走させ、追撃戦に移るときまで、どれだけの予備戦力を温存しておけるかで、戦果はまるで違うのだ。 
 
 こうして、上のほうは額をつき合わせて深刻な相談をしていた。
 一方その頃。カール小隊が守る戦線を突破したラサルハグ偵察第3小隊が、惑星軍の構築した第2の防衛ラインを突破しようと激突する場所で、情勢の変化が起ころうとしていた。


 スパイダーが、うかつに歩兵の守備エリアに入り込んだ。そのとたん、歩兵から雨あられとライフル、SMG、携帯ミサイルなどが放たれた。そのほとんどが有効打を与えられずにいた中、1発のミサイルだけは着実に超高速のスパイダーを捉えたのだ。ミサイルは、スパイダーに命中する寸前にはじけ、ゲル状物質を振りまく。そう、スパイダーはインフェルノミサイルを食らったのだ。
 あっというまに炎に包まれるスパイダー。
 第3偵察小隊長の鈴木中尉は、即座に命じた。
 「イダ、後方に下がって火が消えるのを待て! ジンナ、割って入って敵をかく乱!」
 スティンガーが後退した今、残るのは3機のみである。ここでスパイダーまでやられたらにっちもさっちも行かなくなる。
 素早く後退するスパイダーとの間にフェニックスホークとジェンナーが割って入り、スパイダーに集中砲火を浴びせようとする惑星軍をかく乱する。

 「うにゃ! うろちょろ目障りにゃのだ!」
 「ええい、猪口才な!」
 効果は、確かにあった。炎で浮かび上がるスパイダーに集中放火するはずが、割って入ったフェニックスホークとジェンナーに気を取られ、チグラーシャもヘクトールも火力集中をうまくできなかったのだ。スパイダーは無事に後方へと下がった。
 「ジンナ、俺達も下がるぞ!」
 鈴木中尉は、スパイダーが下がったのを見て取ると即座に自分達にも後退命令を出した。スパイダーを救うために危険なほど踏み込みすぎた。一瞬でも後退が遅れればこちらが食われる。

 鈴木中尉は、このまま突破をあきらめ、後方へ下がるつもりでいた。 
 惑星軍の司令所もしくは補給所を叩く事も、惑星軍前線の背後から牽制攻撃を仕掛ける事もできずじまいだが、このままでは損害が大きすぎる。有力な防衛戦線が他にもある情報を得ただけで満足するしかない。
 この程度では評価も低く、台所事情の苦しい今、補給と修理を受けられる順位も低くされるだろう。
 かといって、損害を増やしては本末転倒もいいところだ。下がるしかない。
 だが、彼の計算は、ある一点で間違っていた。
 ジェンナーが足の駆動装置に損傷を受けるほど、被弾していたことである。
 もし、ジェンナーの装甲がもう少しだけダメージを受けていなければ。あるいは、足駆動装置が損傷し、速度が落ちていなければ。彼の第3偵察小隊は1機の撃墜も無く後方に下がることができていただろう。

 「逃がしはしません!」
 「ボーナスにゃのだ!」
 逃げるジェンナーに、チグラーシャのアルバレストとヘクトールのハイランダーから、レーザーが、ミサイルが、オートキャノンが放たれる。加熱無視の大盤振る舞いだ。
 足を引きずり、速度の落ちていたジェンナーは、ついに撃墜された。メックウォリアーは即座に緊急脱出して無事だ。が、射出座席のとんだ方向が悪かった。射出座席は、通常後方に向けて発射される。そして、ジェンナーは方向転換し、背を見せ全力で走り去ろうとする直前だったのだ。つまり、落ちたところは惑星軍の防衛ラインに程近い場所。

 彼を救出するには、ハイランダ−とクルセイダー(?)に近寄る必要があった。
 鈴木中尉は苦悶した。彼から情報が漏れる事によって処罰されることはまだいい。不可抗力である。それよりも、捕まった彼がどんな拷問に会うことか。救出できる可能性が限りなく低い以上、拷問に耐え切れず自殺するしかないだろう。名誉ある切腹や戦死すら部下に与えてやれぬなど・・・鈴木中尉は、耐えられなかった。
 「く! やるしかないか!」
 後方で炎を消したスパイダーに指示を飛ばし、鈴木中尉のフェニックスホークは再び敵の懐深くへ向けて走った。後ろにスパイダーが続く。
 ハイランダーとクルセイダー(?)の火力に短時間とはいえ機体が晒されるが、彼を救うにはもうこの手しかない。
 一か八かの賭けである。鈴木中尉はフェニックスホークを一気に加速させ、ハイランダーの横をすり抜けようとした。後方へ回って背後から襲う構えだ。
 
 「ハイランダ−を前にして、そのような行動に出られますとは、いやはや・・・。」
 へクトールはつぶやくと、射撃を一瞬止めて、フェニックスホークの動きを読む事に専念した。
 高機動メックの傑作機の名に恥じぬ戦闘機動は見事であった。普通の強襲型であれば、その素早い回り込みについていけず、短時間だが射撃の途切れる瞬間があっただろう。それによって勝機もあったかもしれない。だが、ヘクトールが駆るのはハイランダー。空飛ぶ強襲型なのだ。
 フェニックスホークが背後に回り、一瞬の隙ができたと思った瞬間。90tを誇るその巨体が空を舞った。
 「愚か者には見せるのすら勿体無いですが、地獄への片道切符を差し上げましょう。」
 ヘクトールの黒眼鏡が嫌な反射をして白く光る。
 ハイランダ−の誇る伝家の宝刀がスッぱ抜かれたのだ。
 ハイランダ−ビューリアル。
 和訳、高地人式埋葬法。
 その強烈な印象たるや一度見れば脳裏に焼きついて離れぬであろう。
 狙い違わず90tの重量が織り成す落下エネルギーが、フェニックスホークに衝撃と大音響という形に返還され、無慈悲に叩きつけられる。
 「足の装甲を痛めますからあまり使わないに越したことはないのですがね。」
 踏みつけたフェニックスホークを蹴り飛ばして跳躍し、体を少し捻って右足から着地するハイランダー。フェニックスホークはたまらず地に倒れふす。
 「威力はともかく威嚇効果は充分すぎるほどにあります。」
 これを見せると、大抵の軽量級は近寄らなくなる。速度の遅いハイランダーにうっとうしくまとわりつく軽量級を何とかするにはこれが一番だ。ある程度引き離せば、遠距離武装の少ない軽量級に対して圧倒的なアドバンテージを得られる。
 上半身の装甲をずたずたにされ、さらに一部内部機構までを砕かれた形になったフェニックスホークは、懸命に立ち上がるとすぐに逃げようとした。今回も度肝を抜く効果充分だったようだ。
 「しぶといですね。弾代が勿体無いので、そろそろ沈んでもらいましょうか。」
 何とか逃げようとするフェニックスホークにLRM以外の全火力を叩き込む。チグラーシャのアーバレストからも援護射撃が入る。しかし、全力で回避機動するフェニックスホークを落としきるほどの有効打は与えられなかった。歩兵部隊が、一瞬の混乱に陥って射撃できなかったのも大きい。

 「む!?」
 「にゃ!? 脱出したメックウォリアー!」
 驚いたことに、フェニックスホークに気を取られている隙に、スパイダーが緊急脱出したメックウォリアーを拾い上げ、逃走に移っている!

 「中尉、確保成功!」
 「良くやった、イダ!」

 チグラーシャとヘクトールがスパイダーに気を取られた隙に、足はなんとか無事なフェニックスホークは、素早く戦場を離脱した。見事な連係プレーである。
 「ヘクト、逃げられたのにゃ!」
 悔しそうに言うチグラーシャに、ヘクトールは落ち着いて答えた。
 「いいんじゃないですか? 私達の任務は、ここを守ることです。」
 弾はだいぶ消費したものの、深刻なダメージもなしに任務を無事果たしたのだ。ジェンナーという戦利品もある。ヘクトールは満足そうだ。
 「さて、そうなると、あれをしておいたほうがいいですよね。」
 ヘクトールは、にんまりと笑った。


[222] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月11日 (金) 22時28分


さて、リオンさんだけに頼るのもなんなのでミッキーも考えてみる。
条約戦隊メックダイナーの記述によると・・・

 1、ジ:ウルヴァリーン爆散
 2、ジ:スティンガー頭部破壊
 3、ジーク:ストライクパンサー
 
 1、“日比野”が乗るサンボル
 2、“浅黄 幸谷”が乗るパンサー
 3、戦力比は既に9対1、重量比も10倍を優に超えている。から、9機で350トン以上


え〜〜と。
1:“日比野明”がボーンクラブ、“日比野大尉”がサンダーボルトとする。
2、浅黄 幸谷”が乗るパンサーがシャドウホークKにランクアップは、シャドホK乗りがメックダイナーに殺されて乗り換えたとする。パンサーはNPC隊員にスライド。
3、NPC隊員を少し減らす。

・・・・くらい、かな?
 となると編成表は・・・

7:第3中隊指揮小隊(傭兵)
 日比野大尉 サンダーボルト
 NPC隊員 ???
 NPC隊員 ???
8:火力小隊(傭兵)
 NPC中尉 グランドドラゴン
 『血まみれ』エリシュカ軍曹(?歳・女・砲3操3・チャージャーSB型)NBC兵器を躊躇無く使う
 NPC隊員 パンサー
 NPC隊員 ???
9:偵察小隊(傭兵)
 浅黄 幸谷中尉(30?歳・男・砲4操4指6尋問3医3LV・シャドウホークK)拷問・オカマ言葉
 テック『舞姫』三房 椿 (?歳・女・砲6操3整般3LV整メ3LV・ボーンクラブ)
 日比野 明軍曹(35歳・男・砲2操2操車2生4・ボーンクラブ)宿敵:ジーク他 (年齢を+10)
 NPC隊員 ???
 偵察 三房 和留伍長(?歳・男・盗3LV交聞4)


こんな感じか?
・・・・・はて、グラスホッパーとかもいたような気が?
なんかデータが抜けてるのかな?
ちょっと調べてみるか?


[221] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月11日 (金) 22時07分

http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss2data/map.htm

レオンさん>>レニングラード制圧

おお。確かにそうですね。天山隊が制圧担当になると思います。

タシケントでのダメージは・・・まずは、天山まで後送して修理、ですかね?
テックは大丈夫でしたでしょうか? え〜〜と天山組は・・・

テック酒田 秀夫軍曹(28歳・男・砲2操5整メ5LV格闘3・ボーンクラブ)宿敵:日比野 ガンナー
アヴェンジャー・アナイアレイター軍曹(歳・男・砲4操5整メ6整般4コンピュータ3LV・コマンドー)宿敵:日比野

ふむ、優秀なテックが2人もいますね。問題は修理時間と部品、修理装置ですか。

部品は・・・ある程度はSSで確保していますね。
ハンプティダンプティ作戦でどれくらい被害を受けているか、それによって部品の欠乏(今後数ヶ月分を展望して考える必要あり)がどの程度なのか・・・

工具などは・・・エンジン交換施設やジャイロ修理装置は自動で手に入るものではな買ったように思います。あるんでしょうか? 連隊全体としては持っていても、孤立している現状では、もっていない可能性も高いかもしれません。


う〜〜ん、大破したメックが多いですからね・・・テックが優秀でも、他の修理や日常整備もしないとだめでしょうし・・・
※改造メックの改造箇所は、応急修理扱いである以上、4LV以上のテックが日常整備する必要があるかと思います。


状況によっては、大破したメックは数週間は使用不能になってしまうかもしれません。
 下手をすれば、この作戦期間中は修理不能という可能性もあります。
 こういう、戦場での修理は、大規模な修理が必要な場合後回しにされることも多いですし。
 ※まずは、即戦力にできる、損傷の少ないメックから修理。
 
そうなると、第14火力小隊と第18偵察小隊は当分後方での任務がせいぜいで、他の部隊を中心にレニングラード攻略、という事にすれば、比較的早く作戦行動可能になるのではないかと思います。
第2週・・・は無理そうですね。
 では、第3週頃にレニングラード攻略、でしょうか?


[220] 218追記 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月11日 (金) 21時17分

正規バリエーションですか。
それだと、SS内に設定なんかを盛り込みやすくなりますよね。
他の王家から奪ったとか、同盟で戦力交換したとか。

一点物の改造は、これに比してちょっと設定盛り込むのが難しくなりますが・・・
 まあ、そこはそれ、多少の改造は気にせず楽しもうという事にしましたから、まあ、あまり気にせずにいけばそれはそれで良し、と思います。
 あらかじめ合意ができていますから。


[219] ふむ・・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2005年02月11日 (金) 20時45分

レニングラードは、天山隊が制圧する事になるかな?
タシケントから一直線になるし。
もっとも、タシケントで受けたダメージを回復するのに時間が掛かるだろうから、惑星軍は逃げ出しているでしょうけど。
その後、レニングラードを拠点に周辺の制圧を行っていく事になりそうですね。


[218] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月11日 (金) 20時25分

そうですね〜〜。
本当に弱いメックというのは、重量に比して早すぎる、というのがバトルテックワールドの法則上なってますから、エンジンワンランク下げればいいんですよね。
もっともそれが難しいんですけど。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/Irregulars/Mech_Data/cgr-sb.htm
M−鈴木さんにお教えいただいたRSさんの所のチャレンジャーは、スチュアート・ベルという、中心領域最高(公式で補修整備メック8LV!)のテックですら、エンジンの換装に数ヶ月を要しています。しかも、240エンジンにとても慣れているというのに。
 
やっぱりエンジンの換装ってのはすごいことなんですね・・・
ブラッドハウンドもすごい。
さすが元武家衆(笑)


[217] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月11日 (金) 19時32分

チャージャーというメックは重量級メックでありながらバンシーと並ぶ典型的な『エンジンに重量を取られすぎて、駄作になっている』メックです
裏を返せば、エンジンさえ換装出来れば、結構それなりのメックになる訳です。実際、バンシーS型なんかがいい例ですからね

ただ、チャージャー自体はなかなか改装されて来なかったのも事実。リャオ家だけしか改造を試みなかった訳ですし、リャオの3025年時の技術ではろくな改装がされてませんね
実際、テクニカルリードアウト3025に出ているバリエーションとしては装甲を削って(88点にまで)LLとML2門を5門のSLの代わりに取り付けたものしか出てません

これらの内代表的なものとしては・・・
リャオ家Ver
エンジンを240出力に
総放熱器数13
装甲240点
AC20,SRM6×2,MLとSLを各1門搭載
したタイプ

クリタ家Ver
後に連邦=共和国を押し返したメックの1つ
エンジンを出力240に
ジャンプジェット4基搭載
装甲160点
総放熱器数22
LRM20,ML×4,SLを搭載
・・・・・・この辺までなら正式Verとして載ってるみたいだけど・・・・・・
下のKH型どこに載ってるのかがちょっと・・・・・


[216] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月11日 (金) 18時51分

リオンさん>設定盛り込み>ちょっと無理ですねぇ、思いつきません。
リオンさん>>MT.fujiさんが教えてくれたKH型に設定上無理がなければ変更するか、サックリとオウサムあたりに変更するということで。

う〜〜ん、そうですか。わかりました。
メックを『変更する必要』は、特にありません。
レギュレーションどおりですから、そのあたりの設定上の不自然さは目をつぶって楽しくやろうということになっています。
 1トン以内の改造OKもその一環ですし、問題ないと思います。
 まあ、もしどうしてもメックの変更をしたい、との事であれば、何とか対応したします。
 ただ、影響の少ない機体(SSの変更量が少なくなる)メックを選択していただければ幸いです。


リオンさん>>矛盾点>>クラノスで日比野一家は最低3機の機体を失い、所持メック9機+予備メックとなっている。

あ〜〜っと、これはミッキーのチェックミスですね。
>>各部隊は完全編成であるとは限らない。逆に予備戦力の在る部隊も存在する。

というので編成表に幅を持たせてある(特にNPC)のでごまかしてしまえるということでお許しいただければ幸いです。

妥当な編成表をアップしていただければ、今夜にも修正いたしたいと思います。


[215] 今後の大まかな展開改訂版 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月11日 (金) 18時35分

昨年4月に書いた『今後の大まかな展開』ですが、状況がだいぶ変わったので改訂版を書いてみました。
 援軍が来るまで耐え忍ぶだけだったのですが、その前に(うまく立ち回れば)反撃すら可能というかんじにしました。

http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/Bhhqbbs3?no=275&reno=231&oya=191&mode=msg_view



1、宇宙での戦闘:ニュルンベルクとマイスタージンガー
 防衛側気圏戦闘機隊の攻撃は失敗に近いものになりました。
 まあ、戦力が足りないのですから、当然ですね。
 ただし、ガーディアン戦闘機隊ががんばったおかげで、『防衛側が一矢報い』て、首都への降下阻止&カリーニンとノルドヴィックへの戦力分断という大戦果を上げます。
 犠牲は多大でした。


2、降下:ハンプティダンプティ作戦
 降下直後、惑星軍が急行し、戦闘態勢が整いきらないクリタ軍と交戦。地上部隊は退却するのですが、それなりの戦果は上げます。
 
3、カリーニン陥落 
 カリーニンが落ちます。惑星軍、負けたもののかなりの時間を稼ぎます。メック戦力比は、1個大隊VS1個中隊。防御陣地の構築が充分だったため、ある程度はしのげたのです。
 いかに損害を低くしながら友軍の撤退を援護するかという、撤退戦のお話になっております。
 

4、面制圧
 オーデル川と ドニエプル川の間の地域が制圧されます。
 クリタ側は、この作戦に横槍を入れられないように、ベトロザボーツクとレニングラード、ムルマンスクに戦力を貼り付け、残る戦力で制圧をしていきます。
 しかし、初期の戦闘での躓きにより、今ひとつてこずります。
 戦闘は小競り合い程度となり、ある意味戦力は「こう着状態」になったといえます。
 この時期、惑星軍のドレスデン駐屯部隊は、キール港とオルデンブルク港から、シュタットガルド方面に向かう船に乗って撤退をしてします。
 
5、カリーニン地方統制完了。
 地歩を固めたクリタ軍は、シュタッドガルド(首都)に向かって進撃開始します。
 第17ラサルハグ連隊は、無理をしない範囲でドレスデン地方にも手を伸ばします。
 
 
6、惑星軍、集結終了。
 惑星軍の戦力がついに一箇所に集まります。
 そして、占領地域ではゲリラ活動が開始されます。
 ラサルハグ連隊は占領地の治安維持に戦力を取られ、前線に回せる戦力が不足します。
 いよいよ、互角に近い戦いが可能となるのです!
 

7、タイムオーバー
 時間がたちすぎ、ライラの援軍が来そうだと言う情報を得たラサルハグ連隊は撤退します。


[214] SBチャレンジャー 投稿者:リオン 投稿日:2005年02月11日 (金) 17時53分

ミッキーさん>設定盛り込み
ちょっと無理ですねぇ、思いつきません。
MT.fujiさんが教えてくれたKH型に設定上無理がなければ変更するか、サックリとオウサムあたりに変更するということで。

日比野一家の矛盾点の整合のためのSSなら少し思いついたのですがね。
矛盾点
 クラノスで日比野一家は最低3機の機体を失い、所持メック9機+予備メックとなっている。
「条約戦隊メックダイナー」参照
http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/BHHQBBS2?no=44&reno=43&oya=33&mode=msg_view
 クフェィンSSではなぜか12機+予備メックである。
編成表参照 http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss2data/hennseidorako.htm
また、浅黄の機体がパンサーからKシャドホにランクアップ+明のメックがサンボルからポーンクラブにランクダウン。

これらを解消するためのSSプロット

 姑息な手段で何とかクラノスから逃げ出した日比野一家、しかし脱出の時にほとんどの機体などを失っており、このままでは立ち行かない。
 そこで、最初に到着した宇宙港で一計を案じる。
 和留が宇宙港のコンピュータをハックして、出入データを書き換えてしまうのだ。
 結果、ある傭兵中隊のメックを根こそぎかっぱらったうえ、別の傭兵部隊が購入した部品もポッポナイナイすることに成功し、戦力の回復した日比野一家は新たな仕事にありつくこととなる・・・


[213] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月11日 (金) 12時46分

おお、また新たなチャーヂャーが。
チャージャーは本当に改造機が多いですね。
それだけ機体に余裕があるということなのでしょうか?

・・・・KH型・・・クリタ家仕様?


[212] こんなのがありました 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月11日 (金) 02時59分

CGR−1A2チャージャーKH
中心領域3026年製
歩行MP:4 走行MP:6 ジャンプMP:0
総放熱器数:22
全装甲値:248

武装
PPC(左腕
LL(右腕
ML×3(胴中央・左右胴

・・・・・・はて、これはどこ製だろう?


[211] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月10日 (木) 11時15分

皆様、お返事が遅くなって申し訳ありませんでしたm(_ _)m
 

MT.fujiさん>>SB型チャレンジャーは傭兵部隊HRB、正式名称Halt-in-the-Ring Battalionによって制作されたメックとなっています
M−鈴木さん>>答え

情報提供、ありがとうございましたm(_ _)m
ふうむ・・・これは・・・う〜〜ん・・・傭兵部隊が独自に改造した一点ものですか・・・

 え〜〜と、
 レギュレーション上はオフィシャルバリエーションOKとだけして、ほかの王家バージョン禁止とか傭兵スペシャル禁止とかもしていませんでしたから、レギュレーション違反ではない、ですね。

 とはいえ、この設定をSSに取りこんでチャレンジャーの名前まで出すというのは・・・かなり大変そうですね。
 う〜〜ん・・・よし、これは作者に聞いて見ますか。


リオンさん、どうしましょう?
ミッキーとしては、チャレンジャーと名前を変えるところまでならどうにでもなるものの、その以上の設定盛り込みは思いつきません。
もしリオンさんのほうで経緯やら裏設定やらあって、SSに盛り込めそうな案がおありでしたら、お教えできませんでしょうか?


リオンさん>>ごみ
掃除してきました。
いつもありがとうございますm(_ _)m


[210] 連絡 投稿者:リオン 投稿日:2005年02月08日 (火) 16時44分

資料用掲示板にごみ1つ。
資料用BBSにごみらしきものが2つあります。


[208] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月08日 (火) 09時34分

えーと、自分もオラオラ工房のメック辞典を参照して言ってるだけなんですが・・・・・・

SB型チャレンジャーは傭兵部隊HRB、正式名称Halt-in-the-Ring Battalionによって制作されたメックとなっています
何でも捕獲したリャオ家製チャージャーが駄目だった為に改造したとか・・・・・・まあ、チャージャーの改造を諦めなかったのはあそこだけですからね

・・・・・・探してみたんですがこんだけしか情報ありません
申し訳ない
傭兵部隊の名称も・・・・・・指輪(ないし輪)の中での停止軍団・・・・・・?どうも犬の調教で輪の中で停止したりする訓練の際に出て来るみたいなんですが・・・・・・意味不明(汗


[207] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月08日 (火) 08時22分

MT.fujiさん>>これって傭兵部隊HRBがリャオ家製チャージャーが駄目だった為に改造した機体では?

え”
え〜〜と・・・リャオ家メックではない、ですね。
他の王家では改造生産するポテンシャルは無いと考えている・・・むう、確かに、他の王家のバリエーションでもないようですね。

傭兵部隊HRB、ですか?
その辺りを、もう少し詳しくお願いできますでしょうか?
可能であればSSに取りこんでみたいと思います。


[206] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月07日 (月) 23時39分

うい、ありがとうございます

ちなみに1つ・・・・・・
CGR−SB型チャーヂャー
これ見て気付いたんですが・・・
これって傭兵部隊HRBがリャオ家製チャージャーが駄目だった為に改造した機体では?
とすると、名称もチャージャーではなく、チャレンジャーでは・・・・・・?


[205] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月07日 (月) 10時08分

M−鈴木さん>>レコードシートを確認したんじゃ無いんかい(苦笑

そんないいもの無いです(TT)
あ、そうそう、メール送りました。ご確認下さい。

MT.fujiさん>>ファルケ
編成表を変更しました。ご確認下さい(^^)http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss2data/hennseikufeinn.htm



[204] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月07日 (月) 09時15分

ちょこっと直しました。
ファルケの設定込みのエピソードも挿入しました。

それはそうと。オストロックとオストソル。
両方とも載ってる絵を見た気がするんだが、どっちもリガードだったような。
 あれで手があるんでしょうか!?

『カール小隊、奮戦』 作:ミッキー

その頃、カール火力小隊は、ラサルハグ連隊のメック6機を相手に奮闘していた。
 最初に4機がこもっていた森の掩体壕はすでになぎ払われ、崩されてしまい、放棄せざるを得なくなっている。今は、地雷の埋設箇所を知っていることだけを強みに機動防御の構えだ。
 カールのバンシーSとローランドのクルセイダー、ファルケのランスロットが戦線を支え、ウォーハンマーが支援砲撃を行なっている。
 対して、ラサルハグ連隊側は、偵察第6小隊長のドラゴンと小隊員のジェンナーF型を両翼に、傭兵部隊の火力小隊を主力として遅滞戦術の構えだ。けして無理をしない。彼らの任務は、戦線を突破した偵察第3小隊が目的を遂げるまで、カール小隊を釘付けにしておくことなのだ。夜間で命中率が悪いこともあり、いまだたいした損害は無い。弾薬もまだまだ残っている。
 とはいえ、カール小隊の火力は、粒子砲と大口径レーザーだけで実に7門にも及ぶ。ダメージは、次第に蓄積し無視できぬものへとなりつつあった。初期に掩体壕を移り歩いて損害を抑えたカール小隊の戦術がこのあたりで利いてきているのだ。
  
 「とことんあたしの趣味に合わないね。なんてうっとおしい戦い方なんだい! ちんたらやってないでとっととぶっ殺せばいいってのに!」
 ぶつくさ言いながら戦っているのはCGR−SB型チャーヂャーを駆るエリシュカ軍曹である。彼女は苛立っていた。こういった遅滞戦術は、彼女の最も嫌う戦い方なのだ。彼女の最も好む戦法は、蝕滅戦である。相手が降伏しようが戦闘不能になろうが、敵を木っ端微塵に破壊するまで戦闘を止めない。まるで、狂戦士のような戦い方こそが彼女のもっとも好む戦い方なのだ。
 ゆえに、彼女は苛立っていた。小隊長と雇い主(の下っ端)の目が光っているのでおとなしくしているが、敵の一機も血祭りに上げることのできない現状は、不満極まりない。
 「あとちょっとあたしを踏み込ませてくれれば歩兵どもをレーザーで消し炭にすることくらいはできるってのに!」
 彼女のメックは、80トンもあり小隊最重量だ。スピードは遅いものの、大口径レーザー4門に中口径レーザー1門と大火力で装甲も厚い。前に出るには最高の機体だ。
 にもかかわらず、絶対に前に出させてもらえない。彼女の暴走に懲りている隊長からの厳命なのだ。
 「ううううう、せめてあの歩兵どもに毒ガスが細菌兵器くらいは・・・畜生、少しはあたしを楽しませてくれたっていいじゃないかい!」
 我慢しきれなくなったエリシュカ軍曹は、隊長に通信を入れた。
 「隊長! あたしを前に出させてください! かならずご満足いくような戦果を上げて見せます!」
 「またか。これで何度目だ? ・・・しょうがない、行け。」
 「やったああ! 感謝します、隊長!」
 エリシュカは、大喜びで礼を述べると勇躍前に躍り出た。しかしそれは、日比野中隊火力小隊長の策略であったのである。
 どうも敵のバンシーが避けている、あやしいな、と火力小隊長がにらんでいた一帯。そこに踏み込んだエリシュカは、ものの見事に振動地雷を踏んづけた。ちょうどこれくらいの重量にセットされていたのだろう。激しい爆発によってSB型チャーヂャーの脚部装甲が破損する。
 「ええい!。あたしのチャージャーの装甲は厚いんだ、この程度!」
 鬱憤がたまりまくっていた彼女は、それでもかまわずに前進する。またしても地雷を踏んづける。
 地雷原に、一本の安全な道ができた。これで、いままでの分とあわせ、かなりの自由度を確保したことになる。普通は嫌がる任務をうまいことさせた隊長は満足そうに言った。
 「よし、エリシュカが道を開いた。続くぞ。」
 「た、たいちょ〜〜〜!?」
 NBC兵器を躊躇無く使うというひでー部下も部下なら、その部下をだましてこういったひどい任務につける隊長も隊長である。日比野一家は、こういった連中ぞろいだ。

 「よそ見しているとまずくないか。エリシュカ。」
 抗議するエリシュカに隊長が突っ込む。エリシュカを突進させた理由は、これだけではなかったのである。
 突進が鈍ったエリシュカのSB型チャーヂャーに、数発のミサイルが降り注ぐ。カモフラージュシートの影で、じっと待っていた機械化歩兵数人からの砲撃だ。
 ミサイルは空中で爆散し、ゼリー状物質をエリシュカのチャーヂャーに振りまいた。直後。
 「うきゃ〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?!?!」
 彼女のメックは、激しい炎に包まれた。
 
 「ヨシ、集中砲火!(コーホー)」
 夜闇に映える松明と化したチャーヂャーに、カール小隊と付近の歩兵部隊が火力を集中する。
 「もらった!」「食らえ!」「そこだ!」
 ファルケはランスロットの粒子砲と2門の大口径レーザーを。ローランドのクルセイダーは短距離ミサイル12発と2門の中口径レーザー、おまけに長距離ミサイル15発を。Sバンシーは粒子砲2門と大口径オートキャノンを。ウォーハンマーは2門の粒子砲を放つ。そのほとんどが命中し。
 あわてて後退するエリシュカに更なる追撃が加えられ。
 インフェルノミサイルで火達磨になったチャーヂャーは、夜闇のペナルティなしに食らった砲撃によって、その装甲もまた火達磨となり、後方へ下がったのである。
 「ファルケの作戦がうまく効いたな!」
 「大成功だ!」
 「(コーホー)ウム良クヤッタ。」
 「ありがとうございます。」
 ファルケは士官学校を出ていないものの、指揮や戦術について熱心に訓練し、火力小隊の副官を務めている。戦死したアイゼンウォルフ中尉の代理を務めていたときに、その腕はますます上がった。とはいえ、やはり士官学校をきちんと出ていないためか、人格的に今一つ部下をまとめきれないところがある。
 人格的には最高であるものの、経験が浅い上に呼吸器に障害を持ち、命令を聞き取りにくいカール中尉と、うまく補い合う仲である。
 
 この作戦により、後退していくエリシュカのSB型チャーヂャーの進路近くにいたメックは、明かりで照らされることになり、これもまた集中砲火を浴びた。さらに、ラサルハグ連隊側は、インフェルノミサイルを警戒してうかつに近寄れなくなってしまった。形勢は、大分カール火力小隊有利となったのである。


[202] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月07日 (月) 04時50分

資料用の方にも少しファルケ自身の設定も含めて投稿してみました
ちなみに196のSS
4段目でファルケがフェルケになってます
一応突っ込み


[201] 要は 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月07日 (月) 04時30分

まあ、要は1t分の装甲の配分を変更しただけです


[200] 遅れました 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月07日 (月) 04時29分

LNC25-02 ランスロット
歩行時MP:4 走行時MP:6 ジャンプMP:0
総放熱器数:19
全装甲値:152
頭部 : 9
胴中央:25/8
左右胴:16/6
左右腕:15
左右脚:18

武装
PPC
LL×2
ML×1
装甲配分を変更した機体
背面装甲を削り、前面装甲に回してある
特に頭部装甲に僅かながら追加された事は大きい


[199] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月06日 (日) 23時16分

・・・・資料を見る。
 メックススカウターには、手が無いという特殊能力は書かれていない。ということは、あるのか!?


[198] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月06日 (日) 23時15分

・・・オストロックに手なんてあったっけ?
てか、オストソルのコンパチ機であって、オストシリーズはどれも腕が無かったような気が!?


[195] 鼠叩きその1 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月06日 (日) 19時53分

『鼠叩き』その1 作:狼牙改 加筆訂正:ミッキー


 突破してきた敵メックは装甲に軽微な損傷しか負っていない、との報告が来た。
 その陣容は、ジェンナー、フェニックスホーク、スティンガー、スパイダーだという。高速高機動で逃げ足の速い、勘弁してくれ、と言うしかない陣容である。
 これをここで食い止めるのは難しいがやるしかない。そう。たとえ、歩兵が1個中隊にメック2機と言えど、やるしかないのだ。
 高機動のメックを見逃すと戦いの主導権を取りづらくなる。
 「この先の戦闘が楽になるのも苦しくなるのも自分達次第である。」
 この場を指揮する大尉(歩兵中隊指揮官。今回、臨時にメック2機が編入された)が、全員に向けて通信を入れる。有線と無線を併用することによってごくごく微弱な出力になっている上、戦場全体に高濃度のジャミングがかけられているために、敵に感知される危険性は少ない。これのおかげで、高レベルの情報も手に入れられるのはありがたい。
 「勝負は最初で決まる。そこをわきまえ、けしてはやらぬように。傭兵のおふた方もよろしく頼みますぞ。」
 「了解にゃのだ。任せるにゃ!」
 「ご安心を。一撃でしとめて見せますよ!」
 待ち伏せは最初の一撃が肝心なのだ。大尉の念押しは、これで10度目だった。


 第17ラサルハグ連隊の偵察第3小隊は、友軍の活躍によってカール火力小隊が悪戦苦闘しているのを尻目に、悠々と進撃して来た。先頭を走るのはジェンナーである。
 目標は防衛軍の整備補給所もしくは野戦指揮所だ。これを見つけ、叩くことができれば、惑星軍は総崩れとなる。
 目に見える限り、彼らの脅威になる敵は見当たらなかった。実に好都合だ。
 ・・・彼らは、順調に事が進んで油断していた。

 「もらいだにゃ!」
 進路上の高台の森に潜んでいたアルバレストはカモフラージュシートをかぶったままに腕だけを突き出し、LRMの雨を放った。目標は、速度を落として回頭中のジェンナーだ。ハイランダーもジェンナーに向けてLRMを放つ。
 土砂降りのように降り注ぐLRMによりジェンナーは火達磨となった。歩調もびっこを引いている。 安全なはずのエリアでの奇襲は効果抜群だ。敵はたちまち隊列を崩した。
 だが、敵もさるもの、すぐに進路を変更して速度を上げて加速する。
 後方の整備補給所や野戦指揮所は、この防衛部隊を突破しなければ捜索できない。それを悟った小隊長が目標を切り替えたのだ。マゼラン対空戦車が守備する陣地を後方から襲い、そこを突破口にするつもりである。
 
 歩兵中隊長の大尉は、それを見て取った瞬間に通信を入れた。
 「MZ12小隊! H22−64へAC要請!」
 そして、ニヤリと笑ってつぶやいた。
 「われわれを無視するつもりか。いい度胸だ。受けて立ってやろう!」
 程なく、第17ラサルハグ連隊偵察第3小隊の行く手に砲撃が降り注いだ。
 第2戦線を守っている第12マゼラン小隊からの援護射撃だ。遠距離なのでめくら撃ちに近く、一発の命中弾も無かったが、威嚇効果は充分だった。その方角にも、有力な防衛戦力が展開している。すなわち、突破は容易ではない。それを思い知らせるだけで充分である。
 案の上、偵察小隊はあわてて引き返してきた。こうなったら、ここを突破するのを試みるしかないのだ。

 「いい度胸じゃにゃいの。勝負にゃら受けて立つにゃ。」
 そう。ヘクトールのハイランダーやチグラーシャのの待ち構える陣地である。
 偵察小隊の連中は、一気に加速し、アルバレストの懐に入ろうとする。
 一見無謀なようではあるが、アルバレストの遠距離火力を無効化し、不足している遠距離火力というハンデをどうにかするにはこれしかない。
 それに重量級は比較的遅く、ジャンプジェットが装備されていないことが多い。移動せずに地形に篭ったまま射撃に専念していた事からも、アルバレストの機動性が大したことが無いという事を見抜いたのである。ならば、突破すれば追撃も不可能だ。勝ちの目はある。

 「にゃんて素早い連中にゃのだ!?」
 偵察第3小隊は対人地雷を無視して速度を緩めず、一気に距離を詰めてたちまちLRMを無効化する。
 アルバレストも近距離兵装に切り替えて応戦する。
 敵偵察小隊4機からは牽制のための攻撃が放たれる。
 ハイランダーからの援護射撃は歩兵の潜んでいた林で有効性を欠き、歩兵部隊からの援護は突撃してくる4機ものメックに混乱状態に落ちてしまったために無い。局地的に、65トン対130トンという戦力差に持ち込まれたのである。

 多数のビームが、ミサイルがアルバレストに向けて突き進む。
 夜間で地形と戦闘機動中ゆえの命中率の低下はあるものの、確実に何発かのMLが直撃した。
 分厚い装甲のアルバレストにとっては掠り傷ではあるのだが。
 「にゃ、にゃんて事するの!? 修理費はただじゃにゃいんだから!!」
 長旅ですっかり貧乏性になった彼女は頭にきていた。
 メックが傷つけば弾代以外にも修理費用が嵩むのだ。
 装甲の修理費用が政府持ちという事をすっかり忘れて彼女はキレていた。
 「ヘクトやっちゃえにゃのだ。命(たま)とったれにゃのだ。」
 相方に漫才のごとくオトシマエを要求した。
 その相方は無言でオトシマエをつける。掩体壕から素早く離脱し、地雷を避けて射撃位置を探す。

 風切り音と同時に先陣を駆けていたスティンガーの左腕に砲弾が命中し、爆発する。重圧な砲音から大口径ACの物だと解る。スティンガーの左腕は、装甲がめちゃくちゃになり、だらりと垂れ下がっている。一撃で腕が砕かれたのだ。ハイランダーからの狙い済まされた一撃。軽量級でなくてもキツイ一発だ。さらに、20連LRMの雨が降り注ぐ。スティンガーは、かろうじてこれをかわしはしたものの、戦意を失い撤退していく。

 「さすがにゃのだ! ガンガンいくのだ。」
 相方の仕事に満足したのか彼女は上機嫌だ。
 「やれやれ。」
 チグラーシャの最初に潜んでいた掩体壕は、今の攻防で木々がなぎ倒され、遮蔽効果が薄くなっていた。そのため、ヘクトールに続いてチグラーシャも掩体壕を捨てて機動戦闘に移った。
 二人は火器を全力稼動させ、接近する敵を積極的に叩きに出る。歩兵部隊も混乱を脱し、着実な射撃を始めた。


[194] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月06日 (日) 16時40分

確かにそうですね。
どっか変なメックばかり。
いや、それだけでなくて手駆動装置のついてるメックがクイックドロウだけというのもかなりアレです。
緊急時に戦利品どうやってもって帰るのでしょうね?


[193] ふと思ったが・・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2005年02月06日 (日) 14時39分

60トン級のオフィシャルメックって、どこか一本抜けているものが多いですね。
一番バランスが取れているのは、グランドドラゴンだけのような気がする。
ランスロットも、火力と装甲はそれなりにいいのに、なぜか頭の装甲が7点しかないし。
胴中央背面の装甲を2点だけ回しても、充分だと思う。


[192] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月06日 (日) 07時44分

ランスロットですね。では、本日夜11時くらいまでにデータを資料掲示板の当該箇所(2箇所)とこちらの掲示板に乗せて置いてください。


[191] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月05日 (土) 23時37分

ふむ・・・・・・
それならメックの候補として
チャンピオンからランスロットへの変更を考えてみますか
もちろん、装甲は強化して・・・・・・
特に頭!


[190] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月05日 (土) 18時15分

レオンさん>>ごみ&確認

確認&ごみ発見ありがとうございましたm(_ _)m
掃除してきました!


MT.fujiさん>>ファルケのメック、これだとチャンピオンよりもう少し足が遅くても火力高い方がいいのかな? 速度3と4と5が一緒の小隊w

SS書きながら検討したところ、別の機種にしても問題ない、と思います。
条件的に言うと、「まだSSに影も出ていない(笑)」ので影響が無いこと。
作業上仕方ないとはいえ、この編成表は希望通りの所属に入れることができなかったこと。
 投稿されたキャラのデータも仮組み状態のままだったこと。
 今ならミッキーも作業できる時間的余裕がある事。
 等があります。
 ただし、一人でも作者の方から反対が出たら、チャンピオンのままとなります。
 それでよろしいのであれば、なるべく早く代替機種の選定をお願いします。
 
MT.fujiさん>>訂正しない、自由に投稿して下さい、そういう感じがあってもいいと思うんだけどねえ
MT.fujiさん>>納得いかないのであれば、オリジナルを自分で書けばいいのに、と思うのですよ

はい、今後はなるべくその方式で。
ミッキーが本掲載のときに直す方向で行きます。
・・・・というか、その方式で行っているはずでしたのですけどこの間はそれを完全に失念してしまいました。狼牙改さんにはお詫びするしかないですm(_ _)m


[189] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月05日 (土) 10時17分

M−鈴木さん>>「整合性」「常識」「一貫性」等の許容基準は人によってそれぞれ異なるでしょう。

そうですね。人によると思います。ミッキーも、バトルテックを知った初期はあんまり気にしませんでしたし。

M−鈴木さん>>修正を求められる乃至修正される事によって、投稿した内容が原案レベルにまで変貌してしまう

これについても、ある程度はあると感じました。
順位は低いようですが。
 狼牙改さんは今まで、何度も修正する事についての不満については言及がありましたが、加筆・改定量についての強い言及は今回が初めてかと。その言及にしても、『ある程度の修正は予想はしていたがあそこまでだと“直す気”も失せる。』
 と、ご自分でSSを修正なさることを前提として話しておられますし。

 
 これを前面に出して方針変更した場合、ブラッドハウンドそのものの運営方針や存在意義が消滅します。
 多数の作者による相互チェックや加筆、挿入話、続きをリレーで書いていく、という方式は、ブラッドハウンドの基本方針そのものです。
 たとえば、猫シリーズそのものが、レオンさんのカリーニン攻防戦シリーズ1とミッキーのインターセプトの間の時間に対する挿入話ですし、この二つに対する挿入話がハンプティダンプティ作戦です。
 また、猫シリーズだけへの挿入話として書いた(すでに原案?)のが踏み台カールでして。これへの修正は、狼牙改さん自身が書いておられます。それをさらにミッキーが加筆修正し・・・
と、SSのキャッチボールをしております。
 
これがブラッドハウンドの基本のやり方です。これは朽木さんが運営なさっていた頃から同じです。
 ただまあ・・・この方法が、今回行き過ぎちゃった、しかもミッキーの怠慢がもとで、というのは・・・反省するしかないと思います。
 

 なお、これが嫌だという場合、分岐SSを書いて、それをず〜〜〜っと続けていくという方法も提示されています。


[187] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月05日 (土) 00時06分

MT.fujiさん>>折角、あの派手さが楽しかったのに・・・・・・
狼牙改さん>>そもそも、戦闘を派手にした私が根本的に悪い。

以前も書きましたが、戦闘を派手にすること自体は、なんら悪くないです。
ミッキーが断言します。
実際、ミッキーもそういった状況のSSは何度も書いています。
 派手な戦闘に「なってしまう」ように「状況を組み立てれば」いいだけなのです。
 
 まあ、これらはミッキーが本掲載の時に修正すればいいんですから、頭の隅にでも入れて置いていただければ充分で、好きなように書いて下されればいい程度の気持ちで読んでほしいのですが。
 
 たとえば・・・攻撃側:無法者、防御側:妻子やテックなどの郎党がいる無防備な基地を守る
 という戦いであれば、防御側は一歩も引かずに死力を尽くして戦うでしょう。撃墜(移動不能)を通り越して、足を折られてもまだ戦い続け、完全破壊するしかない、となるかもしれません。
 攻撃側は、この基地さえ落とせばあとは鹵獲メックや補給物資の奪取で何とでもなる、と考え、やはり損害覚悟で攻撃を続ける立派なな理由となるでしょう。
 
 一方今回の場合、「偵察してから本攻撃」の場合は、戦闘する必要が無く、「突破して後方に回り込み包囲やかく乱」ならば押さえの戦力を使わないのが変です。
 このような理由から、「必要の無い損害」が大きすぎる、と考えたわけです。


 が、こういった検証はともかく、修正作業自体は、ミッキーが裏でしこしこやればいいことです。
 参加者の皆さんのお手を必要以上に煩わせるべきものではありません。

 以前はその姿勢でいたのですが・・・
 この間は、それを完全に失念しておりました。
 どうも、「SSのこの部分を修正していいですか?」というのではなく、「戦術の議論」などという方向に頭が向いてしまい、剥きになってしまったような気もします。
 いやまあ、少なくとも、一通りシリーズが終わるまで口を挟まないでいたんでしたので、その時点までは同じような姿勢でいたと思うのですけど(汗)

 本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m




[760] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年10月13日 (水) 21時42分

とまあ、こんなかんじなんですが。いかがでしょうか?
さほど問題無い範囲でカール中尉のキャラ立ちを付けてみたんですが。
・・・いやまあ、結局ミッキーバージョンを採用していただけるかどうかは狼牙改さんやリオンさん次第なのですが・・・

[761] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年10月13日 (水) 21時44分

それと・・・航空部隊にもう一仕事させたいんですが・・・
その場合、もう少し変更が必要になります。

出きればこちらのほうもご一考いただければ幸いですm(_ _)m

[762] どうなんだろう? 投稿者:狼牙改 投稿日:2004年10月13日 (水) 22時00分

ミッキーさんへ>変更に付いて私はいいんですが、リオンさん次第かな?

765] 恒星間輸送 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年10月13日 (水) 22時22分

狼牙改さん、ご承諾ありがとうございますm(_ _)m
あとはリオンさんですか。

・・・こ、コムパック!?

・・・・どうなんでしょう、この時代の恒星間輸送業務って・・・

[768] (無題) 投稿者:リオン 投稿日:2004年10月14日 (木) 11時48分

変更>>問題なしですよ


[775] 耳少女隊? 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年10月14日 (木) 23時56分

リオンさん、ありがとうございますm(_ _)m


832] アーバンメック 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年11月03日 (水) 04時54分

レオンさん、遅くなりましたが新作おめでとうございます(^^)
細かいことでの問題は多少あるようですが、そのあたりは、できる範囲で修正したのをアップさえしていただければそれで大丈夫です。
 本掲載(滞りまくってる(TT))の時にでも、ミッキーが全体を見て修正します。
 というか、ミッキーの役割が、こういった・・・各作者間、SS間で生じる矛盾などの修正したバージョンを作って、全体として一まとめのSSシリーズにすることですから。

というわけで、あまり気にせずゴーゴー!


[186] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月04日 (金) 23時38分

狼牙改さん>>度重なる修正がメンドイし、どうもこちらの感覚がずれているみたいだし、ある程度の修正は予想はしていたがあそこまでだと直す気も失せる
狼牙改さん>>理由は地味にどうしてもできないから。

・・・なるほど。すいませんでしたm(_ _)m
 本来ならMT.fujiさんのおっしゃるように好きに書いてもらって、というのが基本だというのに・・・・
 思い返してみると、こういった、ミッキーが「やる」といっていた・・・「SSの整理統合・推敲」などをしての「本掲載」作業を怠ろうとした、というのが原因と思います。
 ミッキーが作業せずに、狼牙改さんにSSの修正作業を押し付けようとした。
 そのため、何度も修正させ、お手間をおかけしてしまった。
 もうしわけありませんm(_ _)m
 今後このような修正要請はできるだけ控えますので、どうか、お許し願えませんでしょうか?
 なにか問題があたっとしても、うるさく言わず、本掲載の際にミッキーが作業する、ということにしますので。

SSの進行状況

え〜〜と、ほぼ狼牙改さんの最終案どおりにし、戦闘の派手さを減らさないために「撃墜」から別の「派手なシーン」のひねり出し、矛盾が出ないようにするために鋭意努力中です。
今のところこんな感じです・・・

機種・SS内描写(撃墜機は惑星軍が回収)/狼牙改さん最終案(撃墜機はドラコがほぼ回収)/ミッキー
ワスプ/中破して退却/退却/退却
ジェンナー撃墜/擱坐/擱坐→惑星軍捕獲
スティンガー撃墜/撃墜/中破→撤退もしくは撤退先で戦闘に巻き込まれて擱坐
フェニックスホーク全損/全損/高地埋葬で火達磨撤退→撤退先で中破
スパイダー降伏/逃走/退却
ドラゴン撃墜/退却/退却
パンサー撃墜/退却/退却

戦線保持/後退/第一の防衛ラインを失うもドラコの進撃を止める。

とまあ、ほぼ狼牙改さんの書かれたとおりになる予定です。切り貼りやシーンの追加などは多数ありますが。
 フェニックスホークとスティンガーが素直に撃墜されないのは、『猫がネコババのジェンナー』との兼ね合いです。
 ネコババするにはジェンナーの擱坐した場所は惑星軍が確保している必要があります。すると、同じ場所でフェニックスホークやスティンガーが撃墜された場合、『惑星軍が回収できたのは結局の所ジェンナーだけ。』と矛盾が生じます。
 よって、この2機は、少なくともヘクトール達の防衛ラインでは撃墜されるわけには行きません。カールの防衛ラインで撃墜される必要があります。
 そのため、かなり複雑な状況になり、頭を抱えております。


[185] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月04日 (金) 21時39分

正直、ミッキーさんが納得しないとSSすらまともに投稿出来ないというのは何とかなりませんか?
訂正しない、自由に投稿して下さい、そういう感じがあってもいいと思うんだけどねえ
多少は時代背景無視してもいいじゃない・・・

ゲームしてると感じるけれど、時折運次第でとんでもない結果が起きたりする
絶対絶命という時に連続クリティカルが起きて、ボスがころっと逝っちゃうなんて事だってあるし
たまたま、そういうのが多ければ、そういう展開になるでしょう。個人の体験、見解ばっかり押し付けなくても・・・
納得いかないのであれば、オリジナルを自分で書けばいいのに、と思うのですよ


[184] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月04日 (金) 21時36分

・・・・・・折角、あの派手さが楽しかったのに・・・・・・


[183] 確認しました。 投稿者:レオン 投稿日:2005年02月04日 (金) 16時16分

>コラム
はい、元通りになりました。
それと、例によってゴミがありました。
削除してください。


[182] 掃除しておく 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年02月04日 (金) 14時24分

寄ったついでにいらなくなった物を掃除しておく
では


[181] まあいいんじゃないの? 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年02月04日 (金) 14時20分

改定版読ませてもらった。
改定作業は任せた方が全く問題無い出てこないのでノータッチ。
妹分に駄々こねられて用意していた改訂版は無駄になりそうだから製作を中止して破棄。
ほんなげ続行決定。

この先、活動再開するにしても雑記のみだな。
度重なる修正がメンドイし、どうもこちらの感覚がずれているみたいだし、ある程度の修正は予想はしていたがあそこまでだと直す気も失せる。
そもそも、戦闘を派手にした私が根本的に悪い。
これに関しては私が悪いので謝罪する。
ゆえに私がこちらにSSを書き込むのは不相応であると判断する。
理由は地味にどうしてもできないから。

一応これがネットで聞かれた質問への回答だな。
あと、妹分がマイキャラを宜しくとの事。

じゃ、また旅に出る。
龍狩りの旅へ。


[180] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月03日 (木) 23時20分

http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss2data/hennseidorako.htm
http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss2data/hennseikufeinn.htm

クフェインU防衛軍と第17ラサルハグ連隊の編成表を増補・改定しました。


MT.fujiさん>>ファルケのメック、これだとチャンピオンよりもう少し足が遅くても火力高い方がいいのかな?

う〜〜ん、微妙なとこですね・・・
どうなんでしょう・・・・?


[179] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年02月03日 (木) 18時33分

うむう
編成表を見て感じたけど・・・
ファルケのメック、これだとチャンピオンよりもう少し足が遅くても火力高い方がいいのかな?
速度3と4と5が一緒の小隊w


[178] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年02月02日 (水) 22時56分

レオンさんへ
 ありがとうございましたm(_ _)m
 ご通報により、コラム用掲示板を修復してみました。
 ご確認願えますでしょうか?

あと、クフェインシリーズの資料のうち、第17ラサルハグ連隊の資料をいじってみました。


[177] 変? 投稿者:レオン 投稿日:2005年02月02日 (水) 21時28分

コラム用掲示板ですが、表示がおかしくなっています。
私のパソコンだけなのかもしれませんが、一応、チェックしてください。


[176] 修正しました 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月29日 (土) 23時37分

M−鈴木さん、ありがとうございますm(_ _)m
早速修正させていただきました。


[174] 『踏み台カール』 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月29日 (土) 16時28分

『踏み台カール』 作:狼牙改 修正:ミッキー


 「コーホー、コーホー。」
 30がらみの、奇妙な呼吸器で口と鼻を覆ったカールハインツ・アイゼンヴォルフ中尉は、操縦席の中でじっと待っていた。彼の愛機である、S型バンシーを森に掘った掩体壕に潜ませ、夜闇に包まれた雪原を見守っている。ここで、敵を撃退するために。敵が来るのを待ち構えている。
 彼の故郷である、クフェインUを守るために、じっと待っていた。
 やがて、上空の友軍機から情報がもたらされる。
 「バトルメック反応多数接近中。」

 続いて、後方の野戦司令部から分析された情報が転送されてくる。戦況ディスプレイに、敵ユニットを示す赤い駒が多数、急速に防御陣地に向けて接近してくる様が映る。形からしてバトルメックだけではなく、歩兵を運ぶ軽車両や戦車も混じっている混成部隊だ。
 惑星軍の火力小隊が守備する陣地だけではなく、指揮小隊が守備する陣地、マゼラン対空戦車が守備する陣地にも向かっている。中でも、ここ、火力小隊が守備する陣地には、メックが多く投入されている。圧倒的な数だ。状況をよく見極め、引き時を見誤らないようにしないと、容易に破滅につながるだろう。前方の雪原は、暗い闇の中、のっぺりとした姿を見せている。先ほどまで降っていた雪によって、地雷を埋めた場所が隠蔽されることになったわけだ。好都合である。
 もちろん地雷の敷設作業は監視されている。上空の気圏戦闘機や、高所の偵察兵などによって、大まかな敷設範囲などは敵もわかっているだろう。それでも良い。遠くからの観測などで、大量に敷設された地雷の正確な位置マップを作ることなど不可能なのだから。
 地雷原がある。それだけが重要なのだ。

 程なくして、他の部隊と比べて高速の偵察メック小隊が姿を現した。有効射程ぎりぎりのところをちょこまかと移動し、情報を集めているようだ。まだ、双方とも砲火は開かない。
 こんな距離、しかも夜ではあたるものではないからだ。森に敷設した掩体壕に潜んでいるために、敵の砲火を気にせずじっくり狙いをつけられるとはいえ、夜闇と距離、高速メックの速度と相まれば、まあ、仕方ないだろう。

 とはいえ、後方からはさらなる増援が接近中だ。潮時だろう。
 「(コーホー)始メルゾ。」
 95トン、シュタイナー型バンシーを駆る火力小隊長、カールハインツ・アイゼンヴォルフ中尉は、配下のメック戦力と歩兵達に号令をかけた。
 顔は見えない。
 異様なマスクと神経感応ヘルメット、バイザーのためにほとんどが隠されている。
 声も、ずいぶんと曇っている。
 彼は、呼吸器に先天性の疾患を患っており、仮面を外すと数日以内に呼吸不全を起こす危険があるため顔の前面は大抵の場合マスクで覆われている。
 そのようなハンディがありながらメック戦士として戦場に立っているのは、めぼしい親族が皆戦死してしまい、彼しかメック戦士の奉仕義務を果たせるものがいなくなったからだ。
 年を取ってから戦場に立つことになったために、メック戦士としての腕前は並程度、指揮官としてもへッポコだ。幸い箔をつけるために士官学校を出ているが、経験自体は年齢に比して浅い。それでも、アイゼンウォルフ家の命脈を保つに、後継者が育つまで、生き残らねばならない

 「遠距離ノウチハ弾薬ヲ使ウナ。マズハえねるぎー兵器デ攻撃(コーホー)」
 射程距離内に、ワスプやフェニックスホーク等が足を伸ばしたのを確認した時点で、カール中尉は射撃開始を命じた。
 左右にはスティンガー、ワスプ、スパイダーの存在も確認できる。
 いつのまにか1機増えている。1機だけ先行したのだろうか? それとも、すぐ後ろにまで後続が到着し、戦力の増強を確認したために射程距離内まで足を伸ばしたのか。
 1機多いだけでも突破阻止は難しくなる。だが、不利な条件でもやるしか無い。

 紫電の雷が、灼熱のレーザーが、夜闇を切り裂き敵メックへと突き進む。雪原に次々と高エネルギーの矢が突き刺さり、雪を蒸発させ、土を高く舞い上げる。
 敵メック小隊の接近に伴い地雷が爆発する様子も次々と写る。

 「隊長・・・あんな地雷原で大丈夫なんでしょうか・・・」
 「そうですよ、対装甲地雷が足りずに対人地雷が大半を占めるんですよ。」
 不安そうに聞かれた歩兵小隊長のひとりは、決然といった。
 「それでも多数の地雷をふんずければ、バトルメックとて無視できない損害が出る。なにより、対装甲用地雷の存在を疑わせることができれば、敵の足止めくらいにはなる。」
 ほとんどの歩兵部隊でこのような会話がされたが、動揺は激しかった。
 その頃には敵部隊の編成が判明していたのである。

 「コレハ・・・(コーホー)突破サレルカ。」
 敵は、火力小隊が一つに偵察小隊二つ。しかも二つの偵察小隊は、ザ・ベストデザインと呼ばれるフェニックスホークを筆頭にJJ装備の高機動メックがほとんどだ。射程と火力に優れるとはいえ、機動力に劣る火力小隊のメックでは突破に専念する彼らを押しとどめるのは無理だ。
 隊長機がドラゴンなのが唯一の救いだろうか。いや、敵の火力小隊は、まだ主戦場には入らない。後方からエネルギー兵器の集中砲撃で、地雷原の掃除を行っている。これもまた、救いといっていいだろう。3倍の数でいきなり押しかけられたら、あきらめるしかない。
 同様に、歩兵部隊も動揺しているというかサジを投げていた。
 「ジャンプすると、一直線に走るのと比べて、地雷を踏む確率減るよな。」
 「高機動でジャンプする敵を狙うなんて、俺達にゃ難しいぜ。」
 機動力皆無の歩兵にとっては、迎撃戦は出たとこ勝負なので現実はさらに厳しい。 
 だが、無理だからとあきらめるわけには行かない。
 カール中尉は、配下の戦力全てに向けて大喝した。
 「案ズルナ!(コーホー)じゃんぷデ突破スルナラオ前達歩兵ヲ蹴散ラセル確率モ減ル!(コーホー)落チ着イテ対処セヨ!(コーホー)後ハコチラデ何トカスル!」

 カール中尉のバンシーが、2門の粒子砲と大口径のオートキャノンを撃ちまくる。僚機からも砲撃が次々と放たれる。
 カール中尉の通信によってサジを投げていた歩兵部隊もSRMで牽制を開始する。

 だが、当たらない。
 大半が敵メックを外れ、空を切り、大地に突き刺さる。
 敵は、足元の地雷を無視するかのようにしてジャンプを繰り返し、戦線突破を図ってくる。
 その時、カール中尉は気付いた。
 敵は、それなりに地雷を気にしている!
 先頭を行くワスプがある程度控えめにジャンプし、安全を確かめた・・・あるいは、火力小隊からの射撃で地雷の除去ができた(と思われる)場所を飛び石状に伝っている!
 「(コーホー)ナラバ!」
 動きを読めたとたん、1機のワスプを、粒子砲が捕らえた。
 胸部装甲を貫き、内部にまでダメージを与えたようだ。
 そのワスプは、慌てて退却に入る。残念なことに、動きそのものに不具合は無い。マイアマーが少しやられただけ、といったところか。
 続いてフェニックスホークにも打撃を与えたがこちらは傷が浅い。
 スティンガーも地雷を対人地雷を踏んづけてはいるものの致命傷にはなりえていない。
 歩兵部隊も、SRMでがんばって牽制してくれているが無視されている。
  とその時、無謀にもフェニクスホークがカール中尉のフェニックスホークに向かってきた。正面からここを突破するつもりらしい。カール中尉はニヤリと笑って、フェニックスホークに向けて砲門を集中する。
 「(コーホー)ココハ通サン!」
 カール中尉はその瞬間敵を侮った。
 侮りは隙を生んだ。
 一瞬の隙を突き、敵のフェニックスホークがカール中尉のバンシーに向けてジャンプした。
 数十トンの金属と人工筋肉の塊が、バンシーめがけて降ってくる!

 ズ ッ ゴ ー ー ー ン ! ! 
 「(フゴッ!!!!?)」
 カール中尉のバンシーは頭への直撃こそ避けたものの、フェニックスホークのドロップキックを受けて大きくバランスを崩して転倒した。
 「(コーホー)オノレ、私ヲ踏台ニシテ 突破スルトハ イイ度胸ダ(コーホー)」
 
 フェニックスホークは、カール中尉のバンシーを(文字通り)倒して突破していったのである。

 「・・・・・・・・頑張らにゃいと拙いかもにゃ?」
 通信を聞いていたチグラーシャは、深いため息を吐いた。


[173] 『残業決定』 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月29日 (土) 16時26分

『残業決定』作:狼牙改 修正:ミッキー

 『敵戦力推定2個大隊以上、全機無理はするなよ。』
 正規軍のメック部隊の指揮官であるクフェイン少佐から状況が伝えられた。
 戦力差はかなり大きい。
 下手に戦えばあっと言う間に押し切られてしまう。
 『航空部隊が頑張ってくれたおかげで敵戦力の分断はできたし、時間も稼げた。後は俺達の番だ。』
 カリーニンから程近い場所に降下して来た敵船の数は1隻減っていた。
 それでも敵が圧倒的に有利な事には変わりが無い。
 『我々の目的は第2首都の防衛ではない。言うなれば時間稼ぎだ。』
 現在、首都への戦力集中を行っている。あと少し粘れば、迎撃体勢を整えて首都を防衛する事は可能になりそうだ。 
 カリーニン住民の避難や物資の移動のための時間稼ぎの意味もある。とはいえ、万単位でいる住民全てを避難させるのは不可能だ。支配者が変わった場合に割を食うような連中やら若い女を疎開させ、敵の戦略物資となりそうなものを破棄もしくは移動するということになる。今のところ、作業は順調である。
 『そこのところを考えて健闘を祈る。』
 戦いはこの一戦では決まらないのだ。
 ようは無駄死にするなと言う注文だ。
 それもそれで難しいのだが・・・。

 「猫さんへ、死なない程度に頑張れという事だそうです。」
 防衛線の一角で、機体を森の茂みに潜ませて待ち構えているいるへクトールは要点をサラリと纏めて相方に言葉を投げかけた。
 闇夜の森に潜んだ彼らを見つけ出すのは容易ではない。
 「了解にゃのだヘクト。」
 チグラーシャの緊張感の欠片も無い返事。
 それはそれで彼女らしいともいえる。
 「良い返事です。さてと、私達のお仕事は解ってますね?」
 一見して単なるサボリとも思われる位置に潜んでいる二人。
 彼らは正規軍の火力小隊が守る陣地の後方に潜んでいる。
 許可を貰って潜んでいるのでサボリではないのであるが・・・。
 「こそこそ侵入してくる鼠退治にゃのだ。」
 降下した敵は、ドラコのラサルハグ第17連隊、らしい。やつらは、降下直後に行った攻撃によって痛手を受け、本格的な攻勢をかけるまでに大いに手間取っている。
 その分、入念に防御陣地を構築することができた。
 カリーニンに移動するためには、この谷間を通る必要がある。迂回路はもちろんあるがかなりの遠回りだったり車両では通れ無かったりと条件が悪い。
 大量の歩兵を、都市制圧のために移動させるには、この谷を取るしかない。幅数キロの谷間を、いかに防衛するかが、今後を決める。
 防衛戦力は、マゼラン対空戦車1個中隊、バトルメック1個中隊、そして歩兵や軽車両等の各種支援部隊だ。地雷を敷設し、防御地形を構築し、入念な防備を取っている。
 航空部隊のがんばりのおかげで稼げた時間で、ここまで準備ができたのである。
 
 前方の上空を航空機が飛行している様がセンサーに映っている。上空援護についている敵の気圏戦闘機だろう。こちらはこちらで上空援護に戦闘機の影が映っている。敵は、ハンプティダンプティ作戦での痛手から回復しきっていないのか、大規模な航空攻勢を仕掛けてこない。いい傾向だ。おかげで制空権は五分程度だ。上空からの偵察で奪われた情報もそう多くない。ジャミングも利かせた。となれば、敵の取る戦法は・・・

 何百年立とうとも奇襲の基本、夜討ち朝駆けは当たり前である。
 その際、一見突破が困難なような火力小隊の担当地域が実は大穴である。
 戦闘経験が少ない部隊ほど、その火力で敵を簡単に撃退できると思い込み戦力が手薄になる。
 突破のみに集中する高機動メック小隊を捉えるのは実に難しいというのにである。
 速度と地形を盾にして一旦突破してしまえば、鈍重なメックでは追撃が不可能。
 好き勝手に後方で暴れ回られると補給が受けられなくなり、当然ながら士気も落ちまくる。
 その後はそれらの対処でてんやわんやという有り様だ。
 ペースは完全に敵に握られ、地の利などというアドバンテージなどあっさり無くなってしまう。

 「こそくな戦法ですが、敵が油断した瞬間に仕掛けます。」
 勝負は敵が戦線を突破して油断した時である。
 上手くすれば挟み撃ちにできる上、正面からの撃ち合いでは圧倒的に有利だからだ。
 「にゃいにゃいさ〜。」
 彼女は獲物を狩る猫そのもののな目をして答える。
 彼女本来の姿とも言えるのだが・・・。
 「いつもすみませんね。私が裕福なら猫さんに苦労をかけずに済むのですがね・・・。」
 基本的に貧乏なので、糧を稼ぐために彼女を戦いに引っ張り出さなければならないのが今の現状だ。
 その事が彼にとっての悩みである。
 「にゃにいってるの。好きで一緒にいるんだから当然、当然。」
 あっけらかんと答える彼女の顔には迷いは無い。
 「働かざる物食うべからずにゃのだ。」
 今の現状に妙な納得をしているようだ。
 「ま、おかずが一品減るとあなたは騒ぎますからねえ・・・。」
 見た目より大飯ぐらいの彼女。
 特に魚には目が無い。
 ご飯3杯は食べれる位。
 「そうにゃのだ。おさかにゃが減るのは勘弁にゃのだ。」
 拳を握り締めて力説しているチグラーシャ。
 好物の魚がおかずから減るのは、彼女にとって重要な死活問題なのだ。
 「はいはい、この仕事が終りましたら好きな物をご馳走しますよ。」
 苦笑しながら彼は戦況を分析している。
 今の所目立った変化は無い。
 「そうと決まれば頑張って、とっとと敵には退場してもらうのだ。」
 やる気満々の状態の彼女。
 その不吉な一言のせいか、戦況に変化が現れた。上空の友軍機から情報がもたらされる。
 『敵 バトルメック反応多数接近中。』

 『(コーホー)始メルゾ。遠距離ノウチハ弾薬ヲ使ウナ。マズハえねるぎー兵器デ攻撃(コーホー)』
 変なマスクのせいで声が曇っているのは火力小隊の小隊長カールハインツ・アイゼンヴォルフ中尉だ。
 指揮官としてもメック戦士としても腕前はへッポコだ。結構な年になってから戦場に立つ羽目になったというから、まあそれはわからないでもないのだが。

 『隊長・・・あんな地雷原で大丈夫なんでしょうか・・・』
 『そうですよ、対装甲地雷が足りずに対人地雷が大半を占めるんですよ。』
 『それでも多数の地雷をふんずければ、バトルメックとて無視できない損害が出る。なにより、対装甲用地雷の存在を疑わせることができれば、敵の足止めくらいにはなる。』
 歩兵部隊は頼りない地雷原に不安を持っているらしい。

 「ふむ、どうやら予想通りな展開のようです。」
 火力小隊のいる辺りが間断なく閃光を発し、爆音がとどろく。
 敵の先鋒と接触して交戦を開始したらしい。
 すぐに敵データ−が転送されてきた。
 「これは・・・突破されますね。」
 敵は偵察機の傑作機であるフェニックスホークを筆頭にJJ装備の高機動メックばかりがかなりを占める。

 『コレハ・・・(コーホー)突破サレルカ。』
 間違いなく突破されると思う。
 最初から思っていたから自分達がここにいるのだ。
 射程はともかく、機動力が遅い火力小隊では突破に専念する彼らを撃破するのは難しい。
 『ジャンプすると、一直線に走るのと比べて、地雷を踏む確率減るよな。』
 『高機動でジャンプする敵を狙うなんて、俺達にゃ難しいぜ。』
 それもそうだが歩兵の火器は射程も短いので大変だ。
 迎撃できるかは全ては敵の進路次第だ。
 『案ズルナ!(コーホー)じゃんぷデ突破スルナラオ前達歩兵ヲ蹴散ラセル確率モ減ル!(コーホー)落チ着イテ対処セヨ!(コーホー)後ハコチラデ何トカスル!』
 歩兵の方が落ち着いて状況を見ている感じがするのは気のせいか?
 その上でサジを投げている会話をしていると思われる。
 最初から敵は歩兵を無視して突破する事のみに執着しているらしいし・・・。
 それはともかく、敵の動きをやっと先読みできたカール中尉がワスプを撤退させたらしい。

 「やっと1機ですか・・・厳しいですねえ・・・。」
 せめてもう一機ぐらいは叩き帰してくれないものか?
 ヘクトは心の底からそう願っていた。
 「弾代が凄い事ににゃりそう・・・。」
 チグラーシャは、火力小隊を翻弄しながら突破しようと動き回る敵の動きを監察している。
 敵の動きの特徴に二人はとっくに気が付いていたが、カールに教える手段が無かった。
 潜伏の為に受信行動しか行なう事ができなかったからだ。
 ゆえにできる事は観察と戦闘の批評ぐらいしかない。
 「まあ、私なら間違いなく彼のところを突破口にしますけどね。」
 火力小隊で一番腕前がヘボイ人。
 「にゃあ、乗ってる機体が機体だから勇気はいるけどね?」
 機体の重量が無駄に重く火力が充実したメック。

 『(コーホー)ココハ通サン!』
 噂をすれば何とやら。
 突破口に敵はカールに狙いを定めたらしい。

 ズ ッ ゴ ー ー ー ン ! ! 

 『(フゴッ!!!!?)』
 大音響とともに聞こえてきたのは彼の情け無い声である。
 『(コーホー)オノレ、私ヲ踏ミ台ニシテ 突破スルトハ 良イ度胸ダ。(コーホー)』
 敵は腕前がへッポコな彼の所から突破した。
 しかも情けない事に踏んずけられたらしい。
 この事から敵の戦術眼は侮れないと言える。
 だが、その裏を掻くのが自分達の仕事だ。

 「・・・・・・・・頑張らにゃいと拙いかもにゃ?」
 通信を聞いていたチグラーシャは、深いため息を吐いた。
 それもそのはず。
 彼女にとって楽しみな晩飯が遠のき、残業が決定した瞬間であるからである。
 飯の恨みは古来から恐ろしい物とされている。
 今夜、この戦場はその恨みで荒れる事になるであろう事は想像に難くなかった。


[172] 『厄日』 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月29日 (土) 16時07分

変更点:ヘクトールの能力値が6/12/12/6>6/11/10/6 戦術と砲術で成長ボーナスを使用しているが4250点時点ではすでに一般兵を超えているので両方は無理。
双方とも交渉・外交を持っていないため、「交渉を有利に」進めることは無理なことと現状を考慮して、契約内容を減少。
 ハイランダービューリアルの記述を少しおとなしめに。


『厄日』 作:狼牙改 修正:ミッキー

 女の子が、悩んでいる。厚いコートと手袋、マフラー(どれもタシケント特産品)大きな帽子に包まれれて頭を抱える様は、なんともかわいらしい。ふきっさらしの雪原にいるのに、ずいぶん暖かそうだ。もっとも、後ろに聳え立つメックに乗る時は手間取りそうだ。ハッチを閉めたあと、起動の前に服を脱ぐのに時間がかかるだろう。
 「にゃんでこんな時に攻めてくるのかな? タイミング悪すぎにゃ。」
 頭を抱えているのは、チグラーシャだ。
 移動のための費用も稼ぎ終わり、契約が終了していざ別の惑星へ出発!!
 と、いう時に限って敵が攻め込んできた。
 「まあ、出発が遅れたのは仕方無いですね。人生とはそういうもんです。」
 一方のへクトールは落ち着いていた。
 前の便でこの星を離れれば良かったのであるが、出発を先送りした事で戦闘に巻き込まれたのだ。
 理由は彼女が風土病にかかって寝込んだからである。
 医者に見せる訳にもいかないので、市販薬を飲ませて自然に完治するのを待っていたらこれだ。
 「その点はごめんにゃさい。その分頑張るから。」
 彼女はしょげていた。
 自分が原因でこの騒動に巻き込まれたのだから無理も無い。
 惑星軍は防衛のための戦力を引っかき集める事になり、特にメックは一機でも多く集めていた。
 そこで目に付けたのは強襲級と重量級を持っていた彼らだった。
 当然彼らは半ば強制的に再契約されて防衛任務に就く事になった。
「ま、その分吹っ掛けてやりましたから問題は無いですね。」
 契約する際、破格の条件で契約させる事に成功したのだ。
 メックの日常維持費用を全て負担させるのはもちろんの事。射耗した弾薬と損傷した装甲版は無償で供与してもらえる。また、修理の手間賃を取られることも無い。
 つまりは、中枢部品を損傷してしまった時に、その部品代だけ出せばいいのである。
 ギャラは一般兵並(経歴をまったく明かさなかったために新兵並だった)で、防衛が成功すれば移動のための費用も出させる事を契約条件に盛り込めたのだ。
 「にゃあ、確かにね。私達の機体は弾代が嵩むから当然、当然。」
 ハイランダ−とアルバレストはどちらも実弾主体のメックゆえに補給面で不安が残る。
 当然弾代も馬鹿にならないくらいの出費になる。
 懐にも余裕が無い今、無駄な戦闘は慎むべきだったのだが、今回は問題が無さそうだ。
 「ま、私の場合はただで貰った機体ですから文句言ったらバチが当りますよ。」
 とある地方貴族のコレクションの一つだった代物。
 で、その娘に親の遺品から好きなの選べと言われて選んだのがハイランダ−。
 強襲級では極端に数が少ない稀少なメックだ。
 それゆえ部品の調達が難しい。
 それでも破格の性能を誇るこの機体は維持する苦労を惜しまないだけの価値があった。
 「90tなのに跳び回るにゃんて機体、設計した人は随分オッカにゃい人だよね?」
 彼女は相方の機体を見上げていう。何度めになるかわからないが、いつもしみじみそう思ってしまうのである。
 火力バランスが取れている上で跳ね回るグラスホッパーでさえ脅威の世界なのにこれと来たら・・・。
「ハイランダ−ビューリアルは問答無用ですからねえ・・・。」
 接近しながら撃ちまくり、相手の90M以内に踏み込んだら、「飛び降り攻撃」をすることすら選択肢にあるように設計されている。
 この巨体でありながら、飛び降りの衝撃に足の関節が耐えられるように設計されているのだ。
 その重量と落下エネルギーにより敵を踏み潰す。
 威力や効率がどうの、というよりも、威圧が目的の戦法だ。
 比較的珍しい強襲型の中でもとりわけ珍しいハイランダー。当然、大抵のメック戦士は、まさかこの巨体が飛ぶなどとは思わない。恐慌を引き出すには十分だ。だからこそ、いざというときまでジャンプはしないに越したことは無い。
「そのおかげで、うっとしい軽量級相手には重宝します。」
 高速で動き回り、撹乱してくる軽量級は、これを見たら最後、絶対に近づかなくなる。
 近づいたら文字通り踏み潰して埋葬するとの意思表示。
 その様から付けられた技名がハイランダ−ビューリアル。
 和名ハイランダ−式埋葬法。
 「にゃんだかなあ・・・。」
 喰らいたくないメックの公式技の一つである。
 
 「さてと、そろそろ時間ですね。」
 暮れかかる夕日が、雪原を真っ赤に染めるのを見ながら、メックのほうにと彼は踵を返す。
 「解ったにゃ。」
 彼女も自分のメックに乗り込むことにした。
 上は、今夜、敵が夜襲をかけてくるだろうと予想し、防衛任務につくことを命令していたのである。
 


[171] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月27日 (木) 23時33分

○ノルドヴィックのハンプティダンプティ
 クフェイン将軍がノルドヴィック方面での作戦展開を考えていたのは、そちらのほうが「戦力が少なく」「確実に叩く」ことができるから、ということで書きました。
 敵の一部を孤立させて叩く。弱っている敵から潰し、敵戦力を確実に減らしていく。
 策略で敵を分散させ/分散している敵を全力で叩く。各個撃破は、基本的で一般的な戦術だと思いますので、これで問題ない、とおもうのですが・・・
 
 ファーストガンダムでは、ジオンが戦争初期に、連邦が戦争末期にやっていましたね。

 ラサルハグ連隊は、わずか2倍の戦力でクフェインに襲撃してきましたが、惑星防衛軍が薄く散らばっているために、この戦法で各個撃破できると計算していたということで、襲撃戦力を2倍にまで抑えたわけです。


それと、SSを読んでいただければお分かりになっていただけると思いますが、降下船に寡兵で正面から喧嘩をを売る、といった事はせず、あくまで護衛を引きずりだすのが役目でとして書いております。


戦闘を派手にするのは問題ないと考えております。
その、「派手にする」方法を、「状況によって」選択する、というのが必要じゃあないかな、と思っておったしだいです。
 双方絶対に引けず、損害覚悟、骨を折らせて肉を絶つ、みたいな戦いもあります。
 ええ、もちろんありますとも。
 そういう時は、猫シリーズのように撃墜機がどんどん出てもぜんぜん問題ないとミッキーも思います。
 その一方で、「先のことを考えて」「損害を出さないように」して戦う場合も多々あると思うわけですよ。
 
部品もろくに手に入らない時代ですし。

それとも、いっそのこと、年代を3038年くらいにしちゃいますか?
たしか、具体的に年代がSS内で書かれた事は無かったはずですから、反対者が出なければレギュレーションの変更(ハウスルール導入の応用)も可能ではないかと思います。

 そうすれば、部品は多少手に入りやすくなりますので、その分損害覚悟の戦闘をしやすくなります。
 マニュアルも(比較すれば)流布するようになるので修理の難度も下がります。
 実験部隊とかなら遺失装備使用メックも出てくる頃です。


[170] 回答続き 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月27日 (木) 20時41分

回答続き

狼牙改さん>>この改修のそもそもの原因はカリーニンが2日間持ち堪え、かつ、テンザン側の進撃状況をそれに合わせて遅らせなければならないという設定の単なる理由の捻り出しに見える。

狼牙改さんのご提案に沿って、「戦闘の準備に時間をかけさせる」ため、損傷の少ないカリーニン方面にもハンプティダンプティ作戦を行う方向で修正してみました。
 このあたりをどうにかする事に関しては、かなり前にミッキーが後で修正する、と約束してそのままほったらかし(諸事情ありましたということでお許しください)にしていたミッキーが悪いですので、今約束の履行をしているところなのです。
 降下直後の部隊が戦闘準備を整えるのに時間がかかることはわりと普通のようなかんじですね。リプレイでもさほど怪しまれませんでしたし、エアロの方にもかいてありました。
 

狼牙改さん>>そもそも、この戦力差の配牌が厳しい戦いを普通の手段で戦うとしたら惑星軍側は死ぬしかないですな。

2倍の戦力差は、少ないと思います。戦術常識的に言うと、普通は3倍以上の戦力で攻め込むようですし。それでも、大抵の部隊は無事に生き残っております。正面戦闘をさけ、消耗を抑えて増援を待ったりといった、無理をしない戦い方をしているからと思われます。
 ↓増援が来るまで耐え切ればいいだけという、防衛戦の基本をすればいい・・・ということもありますでしょうか?

○タイムスケジュール○
1〜3週:襲撃側が大戦力で、惑星上に分散している敵を各個撃破し、支配地域を広げる。
 (防衛側、負け続けの時期)
4〜7週:襲撃側の支配地域の制圧に戦力の一部が割かれ、また部隊も分散する。攻勢に出る事ができなくなる。防御側は戦力の集結を完了、襲撃側に対抗できるようになる。
 (膠着状態の時期)
8〜9週:クリタ側、占領統治が軌道に乗る。占領に割いていた戦力を前線に再配置。攻勢の再開。
9〜10週:増援が来て、ラサルハグ連隊は『撤退』する。
 


狼牙改さん>>タイムスケジュールの根本的な見直しが必須。

カリーニンでの「時間稼ぎ」については、防御陣地の構築(狼牙改さんのSSに地雷原などの描写あり)さえできていれば、EMP地雷が無くても、特に問題はないという検証結果が出ましたので載せておきたいと思います。

○カリーニン防衛で3日粘るでの例○
 森+2に掩体壕+3を掘り、夜間+2であれば、合計で7点のペナルティ。地雷で敵の足を制限し、中距離までしか近づけなければ、エース2+7+2=目標値11。襲撃側が移動していれば12以上となり、まずあたりません。
一方防衛側は距離修正が+2、夜+2、敵の移動修正0〜+3程度となり、砲術基準値が4だとして、8〜11程度の目標値に、基準値2なら6〜9ほどの目標値となります。
 防御陣地にサーチライトをすえつければ、基準値2なら目標値4〜7になりますでしょうか?
 命中率は数倍程度にはなるでしょう。
 ただし、多数の戦力を有効に利用されれば、陣地を包囲されて無力化されたり、押さえの戦力を残して無視してカリーニンに向かわれたりします。
  柔軟な対応が必要だと思います。


[169] 狼牙改さんごめんなさいm(_ _)m 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月27日 (木) 20時12分


狼牙改さんへ
まず、意固地になっていたことを謝罪します。
すいませんでしたm(_ _)m


次に、回答を書いておきます。
(MT.fujiさんに助言されたので書かないでいたのですが、もしかして逆効果だったでしょうか?)
(こうやって回答すると、反論されたように見えてかえって気まずくなるような気がひじょうにするのですが・・・でも書くしかない・・ですよね(困))


狼牙改さん>>フェニックスホーク破壊
ミッキー>>鹵獲してボーナスでは?
ミッキー>>撃墜機を撃退にしてほしい
狼牙改さん>>回収して修理する

狼牙改さん>>鼠叩き
この夜、敵は指揮小隊が陣取る所にも偵察部隊が接触したらしいが、幸先良く撃破に成功したらしい。
 その後、しばらくして痺れを切らせた侵攻軍が攻め込んできたものの、偵察に失敗して情報が不足し、効果的にメックを動かす事ができず。
 一方で地雷原を要し、簡易砲台、歩兵と車両を主力とする防衛軍がメックが効果的に使用した結果。
 スットコでドッコイドッコイの勝負になってしまった。

 敵は明け方には引き上げていった。
 闇雲に攻めても損害が出るだけであると判断したらしい。
 後に残ったのは回収し損ねた侵攻軍のメックである。
狼牙改さん>>鼠叩き

狼牙改さん>>134>>全体的に見れば回収に成功しているのでそれほど深刻なダメージではない。ドラコの正規軍だからこの程度なら問題無いでしょう。

狼牙改さんが、途中から、「ラサルハグ連隊が陣地を奪取し、撃墜された味方機体を回収できた」というSSを書いている、という前提でお話しされはじめたので、かなり戸惑っていた。
というのが、理由の一部。
 このような修正をせずとも、撃墜ではなく撃退に修正してもらえるだけでいいのに????
 と困っておりましたのもあります。
 が、途中で、そういった『作業』はミッキーの仕事であることを思い出し、狼牙改さんから妥当な案も出たことで自分で書く方向で作業を開始しました。
 
そして、何より狼牙改さんに謝らなければならないことがあります。
「その案で良さそうですね、ありがとうございます」
とのほんのささいな一言を言わずにいてしまったこと。
これで、狼牙改さんに大いにご迷惑をおかけしてしまいました。
もう一度謝罪します。ほんとうにすいませんでしたm(_ _)m


[168] 放置決定 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月27日 (木) 00時47分

さら地にしたほうがやり易い。
お好きなだけどうぞ。
これが最終回答です。

SSと能力の食い違いがあるへクトールは作り直しの方向で我々の回答は決着していたのですが・・・。
なんかSSに関しては、どうでもいいような気がしてきたので全部破棄・撤去する予定だったのですが、妹分に泣かれたので辞めました。
修正作業ができるほどに頭が冷えるまで、しばらく別の世界へ旅に出ますわ。

あしからず。


[166] 『クフェイン少佐の笑い』 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月26日 (水) 23時02分

変更点:ラサルハグの臨時中隊長はシモーヌでは無くアン・司・リノアにしました。

 『クフェイン少佐の笑い』

 カリーニン基地に集結しつつあった戦力からかき集めた襲撃部隊は、急速にドラコの着陸地点へ向けて進軍しつつあった。バトルメック、軽戦車、機械化歩兵等からなる混成1個大隊だ。
 「ジャミング出力良好。」
 「気圏戦闘機が出てくる気配、ありません。」
 「やはり、降下船に燃料を消費させたのが効いているのでしょうか?」
 部下の質問に、クフェイン少佐は上機嫌で微笑みながら答えた。作戦がうまくいっているからである。
 「ああ、あれだけ叩けば、な。いざというときの事を考えて、燃料は節約したいはずだ。少なくとも、補給の当てがつくまでは。ここまでは作戦どおりなんだ。あとは・・・おい、斥候からの報告に変化は無いのか?」
 聞いた相手は、少し後方を走る移動指揮車両に詰める参謀だ。
 「同じく特に動き無し。偵察メックが逃げ帰ってから、ドラコはなりを潜めたまま・・・いえ、今、映像が来ました。転送します。
 「ほう・・・なるほど、こんな陣容か。」
 一個中隊を超えるバトルメックと各種支援戦力。
 姿を現わしたラサルハグ連隊の迎撃部隊を見て、惑星軍を率いるクフェイン少佐は、莞爾と笑った。
 「作戦どおり、だな。護衛は引き釣り出した。あとは、時間まで粘るだけだ。」

 両軍が接触した。
 方や、クフェイン少佐率いる惑星軍。そのほとんどが重量級もしくは強襲級で占められるという、重い二個小隊を中心にしている。支援戦力の人員を含め、皆、故郷を守るべし、と意気軒昂だ。
 方や、アン・司・リノア中尉の駆るバトルマスター率いるバトルメック14機と支援戦力。倍近い大戦力である。しかし、その戦力の半分近くは士気の上がらない傭兵部隊。グロッキーな連中もしくは降下直後で体力を消耗している面子ばかりである。
 今のところ、勝利の確率はどちらにもあるといえた。

 まずは、双方とも有利な位置を取ろうとめまぐるしく移動する。
 一方が部分遮蔽の取れる小さなな丘の連なりに陣取れば、もう一方はその丘を見下ろせるより高い丘に。それに対抗して深い森のある丘を取ればもう一方は荒地をはさんだ離れた場所に移動し、間接砲の発射準備を始めるふりをする。さればと距離を詰めて川を前にした森へと移動する。
 砲火はほとんど交わさないながら、お互いに激しく戦っていた。火力による戦いではなく、戦術による知恵の戦いだ。
 現在のところ、双方とも被弾した機体は極わずか。粒子砲などの長遠距離砲撃がかすった程度で、大気による減衰などでダメージはほとんど無い。
 
 やがて、突然に激しい砲火が交わされ始める。双方とも決定打はなかなか与えられない。重いメックであるために装甲が厚く、打たれ強いものの数が少ない惑星軍。数は多いとはいえ、士気が低く、臨時の編成であるために命令がいきわたらないラサルハグ連隊。
 しかし、戦いの終わりは、突然に訪れた。

クフェイン少佐は、ニヤリと笑うと、こういったのだ。
 「チェックメイトだ!」

 その時。
 1機の気圏戦闘機を先頭に、ガーディアン戦闘機3機ずつが従う縦列陣が二つ。
 ラサルハグ第17連隊のオーバーロード級降下船“熊野”と、エクスかリバー級降下船“大淀”に迫った。
 惑星軍の行っているジャミングは、地上部隊の行動を援護するためではなく、航空部隊の行動を隠蔽するためのものだったのだ!
 とはいえ、多数の護衛戦力が降下船を守っていれば、全ては無駄だったであろう。主力をおびき出し、降下船を無防備にする。これもまた、航空部隊を援護する地上部隊の役目だったのだ。

 二つの縦列陣は、獲物を狙う蛇のごとく忍び寄り、降下船の着陸脚を狙い撃ちする。
 厚い装甲により、折れるとまでは行かなかった物の、攻撃を受けた着陸脚は圧力を失い、船体を支えられなくなっていく。ゆっくりと縮み、船体が傾きだす。
 それは、降下船を撃墜するほどの攻撃ではなかった。しかし、降下直後の艦内で荷物が散乱し、あるいはうずたかく積み上げられていた状況では、甚大な被害をもたらした。圧死したものは片手では足りず、大怪我をしたものはその倍。そして、破損し、あるいはごちゃごちゃになって復旧に膨大な時間が必要な物資の山。
 突然の奇襲にまったく対応できないでいた機甲部隊と歩兵の混乱。行きがけの駄賃とばかりに落とされた爆弾による被害もある。
 
 これを機に、交戦していた惑星軍とラサルハグ連隊は双方兵を引いたのである。


[165] なるほど 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月26日 (水) 22時42分

残り2tの内容は弾薬でしたか!
持っているデータがSRM弾薬1tでLRM弾薬が2tとされていました。
なるほど納得


[164] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月26日 (水) 18時18分

狼牙改さん>>まあ、こちらにも問題点があるので指摘されている訳ですから・・・。
狼牙改さん>>修正していくたびに完成度は上がりましたからね。

狼牙改さん、その姿勢に、敬意を表しますm(_ _)m

狼牙改さん>>ただ、今回は修正の範囲が半端じゃなく広いということ。

修正はミッキーがやります。
話の展開への影響は極力少なくしますので、少々お待ちくださいm(_ _)m


[163] いつもの作業:ミッキーが整理統合修正したSSを書きます。 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月26日 (水) 18時14分


MT.fujiさん>160>良いじゃないか、いちいちあれに突っ込み、これに突っ込みしなくても

すいませんでした。では、『楽しく書いてもらう』事を優先します。(いやまあ、今回もそのつもりでしたが、途中から歯車が(汗))
そういうわけで、書かれたSSに突っ込まずに『すり合わせ&修正SSをアップするのみ』にします。
いやまあ、いきなりこれだとまずいと思って、「大体こんな感じの変更」をしていいですか、と、「許可を得て」から書くつもりでしたが。
 (まあ、ご本人が直してくださるのであればそれがベストなのは確かですが)
 ・・・大体こんな感じでやるよ、程度は以前どおりかいておいたほうがいいかな?

狼牙改さん>153>ノルドヴィック方面も大幅変更の可能性ありですか?根本から変更しなければならない点が多数あります。はたして手が回るかな?
狼牙改さん>>何回もすり合わせのために修正するなどやってられませんから。

え〜〜と、153の発言を受けて、154で『修正SSをミッキーが書く』事を述べておりますので、狼牙改さんは書かなくても大丈夫です。

ミッキー>154>では、そちら方面のSSを『書きます』ので少々お待ち下さい。
損害の減少に付いては、不自然でない範囲での修正案を作りました。何もなけれな数日中に『修正SSをアップ』できると思います。
ミッキー>154>・・・いやまあ、状況はどうあれ、どちらの陣営も「勝てる」作戦を立てるのですから、多大な損害が出るのは不自然ですから。
ミッキー>154>え? ノルドヴィック方面の変更ですか?そちらに付いては『ミッキーがが責任もってやります』ので大丈夫です。


 問題なのは、「派手に撃墜しすぎる」SSの方式でさらに続きを書かれますと、「話の展開をほぼ同じ」にしたまま「修正SS」を書く自信が無いですので、今後は良しなにお願いします、ということです。
 猫シリーズも、第1夜の範囲であれば、ほぼ展開を変更する必要はありません。

・・・論より証拠、かな。
 SSをとにかく書いてしまいますか。


[162] ハイランダー 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年01月26日 (水) 05時31分

機体中枢:9t
エンジン:14.5t
ジャイロ:3t
操縦席:3t
装甲:17.5t

これに
AC10:12t
弾薬(AC10)2t
LRM20:10t
弾薬(LRM20)3t
ML×2:2t
SRM6:3t
弾薬(SRM6):2t
ジャンプジェット×3:6t
放熱器×3:3t

・・・・・・えーと、合計すると90tあるみたいですが


[161] ハイランダ− 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月26日 (水) 03時28分

中枢とかの関連で探し回っていたら、根本的な疑問点が・・・。
なんか総重量が88tしかないのですが?
計算間違えたのかな?
残り2tはどこいったの?

MT.fujiさん>その度に腰折られている気がしてならない

まあ、こちらにも問題点があるので指摘されている訳ですから・・・。
修正していくたびに完成度は上がりましたからね。
ただ、今回は修正の範囲が半端じゃなく広いということ。
SSにして20回分近くは直さなければいけない。
他の物とバランス取りをしながらだから、それが結構キツイだけ。


[160] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年01月26日 (水) 03時19分

正直に言おう
ミッキーさん
もう良いじゃないか、いちいちあれに突っ込み、これに突っ込みしなくても
以前にもそうした細かい突っ込みやらなにやら繰り返して結果的に以前よく来ていた人が来なくなった事があった訳だし

SSというのは肝心要なのは面白い事
データは確かに重要かもしれないけど、別に本物の戦史を書く為ではないんだから、そこまで細かく突っ込み入れなくてもいいじゃないか
というか、楽しい?
自分自身は今まで狼牙改さんのSS楽しみに見させてもらってたけれど、その度に腰折られている気がしてならない


[159] 全ての元凶であり、根本的な問題点 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月26日 (水) 02時49分

タイムスケジュールの根本的な見直しが必須。
これをしっかりしてもらわなければ、修正しようにもどうにもならない。
ゆえにしばらくSSの修正は凍結して様子見を決め込んでおきます。
何回もすり合わせのために修正するなどやってられませんから。

これに関しては確かにミッキーさんが決定権を持っているんでしたよね?


[158] ツッコミというか本音 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月26日 (水) 02時34分

ミッキーさん>クフェイン将軍の目は、ノルドヴィック周辺に向けられている。

 どこを見てるのやら・・・。
 田舎の基地より副首都の方が大事な気がするのですが・・・。
 空爆するのでしたらそちらの方が先だと思いますけど?
 攻撃するのでしたら見せ札のメック部隊をちらつかせてメック部隊を降下船から少しでも引き離しておき、逆方向から航空部隊を突っ込ませるのがベスト。
 って、それをミッキーさんもやってるねえ。

ミッキーさん>いっそのこと、逆に『攻める』SSにしちゃうというてもあるかも

 日比野小隊がでている時点でかなり拙い・・・。
 いろんな意味で半端じゃないのがゴロゴロいるから結構ヤバイ。
 さすがにあの戦力で降下船に喧嘩を売るのはどうかと思う。
 正気の沙汰ではないな。
 指揮官の頭はどうなっているのやら?
 タシケントの時には罠に嵌めたから良いものの、あれも撤退の為の後退戦だった訳だし。
 副首都の方で航空戦力が攻撃するために牽制するならともかく、田舎の戦車部隊だけで喧嘩を売るのはさすがに変な気がする。
 素直に着陸したら実は足が折れてましたのほうが現実的。
 被弾した航空機にはよくある事らしいけど?

さてと、建前は放り投げておく。
本題に入ろう。

 この改修のそもそもの原因はカリーニンが2日間持ち堪え、かつ、テンザン側の進撃状況をそれに合わせて遅らせなければならないという設定の単なる理由の捻り出しに見える。
 あの2日間という常識外の手間どりようはEMP地雷の使用が前提であり、通常の戦闘では無い前提で書かれている点だ。
 あの戦力差で2日たってもビクともしないのはさすがに変だ。
猫シリーズでは1日目の夜は撃退、2日目の夜には撤退戦に強制的に変更するつもりだったのだが・・・どうしたものだか。
そういう意味で外伝と名を変えたわけ。
 予想範囲でこうなる事は解っていたと言っていた理由は、カリ−ニン攻防戦のこの部分が問題になると予想していたからで、レオンさんに催促した理由もこの点があった訳であり、結果は予想されていた迷走を始めている。
だから以前からタイムスケジュールに関して突っ込んでいたのだが・・・無駄だったか・・・おい。

本音

例のトホホ小隊の件がイカンのか?
それとも戦闘を派手にするのがいけないのか?
まあ、失機者出さないようには注意はしているが確かに派手か?
派手じゃないのはつまらんというのもあるのだが、そうなると心理戦がメインになってしまいちょっとマズイな。

猫のほうはもう改修が終って載せ換えるだけだから、正直こっちにも手がまわる。
 そもそも、この戦力差の配牌が厳しい戦いを普通の手段で戦うとしたら惑星軍側は死ぬしかないですな。
 その辺を考慮して私はセコクてチキンに立ち回っているのですが・・・。
 どうやら本格的にえげつない手段を使わなければならなくなりそうです。
 ええ、戦闘自体は控えめにしておきますけど別件で似たような事をしたら前の作風に戻せといわれました。
 敵の心理を読んでアレス条約に反しない上でキャラをぶん回して、容赦なく蹴落とし、嵌めまくる。
 そこには一切の慈悲も遊びも情けも無い。
 非常に褒められた戦い方ではないですな。

まひるさん>ルーターを導入されては?

なんかそれを入れると同時に使えるみたいだね。


[157] 春前に異動… orz 投稿者:まひる 投稿日:2005年01月25日 (火) 23時49分

>狼牙改さん
ルーターを導入されては?


[156] 『緊急出撃』 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月25日 (火) 07時29分


キリー大将と黒木少佐の予想は的中した。程なく、周辺警戒に出したメックのうち一機が、報告をいれてきたのだ。
 「敵です! メック2個小隊、軽戦車1個中隊、機械化歩兵多数が攻めてきました!」
 「やはり、来たか。」
 二人は一瞬顔を見合わせてうなずくと、猛然と指示を飛ばした。
 「急ぎ戦闘態勢を整えよ!」
 「アン中尉、出せるだけメックを出せ!」
 「は、降下直後でグロッキーになっている者が多いため・・・このリストをごらん下さい。」
 「元気なものを出せるだけの戦力でいい! 全部投入しろ!」
 「は。シモーヌ! お前に臨時の中隊長を命じる。今リストを作ってリストを送るから迎撃に出てくれ!」
 「了解。オストスカウトになりますがよろしいですか?」
 「かまわん、お前は指揮と情報収集に集中してくれ。第2小隊から2機、偵察に出ている第3小隊の3機も使ってかまわん。頼むぞ。」
 「ラジャー。」
 「スナイパーでいい、3両だせんのか!?」
 「将軍、荷物の搬出を終えないと。すでに出ているスナイパー2両が限度です。」
 「残る戦車もだせるだけ出せ!」
 「上に積んでいる荷物を外さないと戦闘不能です!」
 「外に出てから歩兵達に外させろ!」
 「(ええい、無茶苦茶を!)了解。」
 「気圏戦闘機の発進準備はあと3分かかります!」
 「将軍、荷物の移動を手伝ってくれたメックを引きぬかれたので出撃できないとの事です!」
 「1機だけ回せる・・・か?」
 「何とかします。」
 「やはり歩兵では荷物の積み下ろしに時間がかかりすぎます。メックを回してください!」
 「く・・・スティンガーを回す。」
 「そうなると後詰のメック隊は・・・こうなるか・・・おい、日比野! お前はドラゴンででれるか!?」
 「はい、行けます。」
 「よし、動けるもの全員を連れて惑星軍の迎撃を命ずる!」
 「ええ? し、しかし、降りたは奴は8人おりますがグロッキーな奴が多くて・・・」
 「それでもいい、行け! これは命令だ!」
 「・・・! 了解しました!」
 傭兵の扱いは正規軍と比べてどうしてもぞんざいになる。ドラコではそれが特に顕著だ。しばしば先鋒を命じられ、正規軍の損害を押さえるためにすりつぶされる事になる。まあ、傭兵側は傭兵側で、適当に折り合いのつく戦い方をしてお茶を濁すことも多いのだが。
 ともあれ、そんなわけで傭兵部隊“日比野一家”は、比較的表側にメックが搭載されている者が多く、他二つの中隊と比べると多くのメックが外に出ていたのだ。かなりの戦力である。
 「あとは第2中隊から3機を・・・」   
 「しかしここががら空きになります!」
 「大兵なるは勝利。寡兵を持って敵に当たって戦力をすりつぶすことはおろかだ。おっつけ戦車部隊も戦闘に参加できる。そいつらを護衛にする!」
 「了解!」
 かくして、なんだかんだでドラコの送り出したメック戦力は実に17機、さらに一部の重戦車と歩兵とな、間接砲となり、軽戦車や機械化歩兵の不足を補って余りあるだけの戦力を送り出したのである。


[155] 『作戦ハンプティ・ダンプティ』その2 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月24日 (月) 21時34分

 時間は少し戻る。

 ラサルハグ大17連隊の艦隊が、惑星着陸の最終シークエンスに入った。
 3隻とも船体は強い振動を発している。ガーディアン戦闘機からのミサイルによって破損した装甲板が乱気流を生み、船体を揺らしているのだ。艦長達は全員、必死の面持ちで操縦桿を握り、指示を飛ばし、艦体に言うことを聞かせようと奮闘していた。艦の調子が悪いのであれば、腕でカバーするしかない。人がフォローするしかないのだ。自らを助けるために、己の能力の限界までもを試される時とは、まさしく今だった。艦橋要員たちはみな、激しい減速Gに晒されながらも重い腕を持ち上げてパネルを操作し、計器を読み、報告の声を上げ・・・

 だが、彼らはまだ幸せだった。少なくとも、状況をしっかりと把握し、生きるための努力に必死になることによって恐怖を感じるひまも無かった。
 シートに身を固定した乗員達は・・・ただの乗員達は、何一つ状況を知る手段が無かったのだ。次の瞬間には船体が地面に叩き付けられるのではないか。轢き肉となって死ぬのではないか、そこまで行かなくとも着陸に失敗して装備をすべて失い、クフェインUの防衛軍になぶり殺しにされる羽目になるのではないか。あるいは、降下船が離陸不可能な損傷を負い、クフェインUに取り残される羽目になるのではないかという恐怖と戦っていた。これらの恐怖に比べれば、高い減速Gも。振動によって胃の腑がひっくり返されそうになっていることも。さほど苦痛とは思わないでいた。
 だから・・・
 「本艦は、無事に着陸した。シートベルト着用命令解除。」
 という、艦長からの放送を聞いた時、エリザベス・シェイクスピア少尉は、思わず涙をこぼしてしまったのである。降下直後のドサクサによって、誰にも見られずにすんだのは幸いであった。

 「良かった。無事に、着陸したのね。」

 素早くシートベルトを外し、同僚の様子を見る。彼女はメックウォリアーの士官であるため、豪勢なことに2人部屋なのだ。だから、同室のものと自分さえ嘔吐しなければ、“いやな臭いの充満する部屋”という不幸からは逃れられるのだ。
 歩兵などが詰め込まれる大部屋となるとこうはいかない。8人ほども一部屋に押し込められるため、だれかが吐いてしまう。一人がはいたら、その臭いで気分の悪くなったものがさらに吐き・・・連鎖反応となってしまうことも多い。
 降下船の空調装置は、通常300%を超える安全係数を持って作られているが、こういった「強い臭い」のでるものは、空調装置に過負荷をかける。この負荷は、メックの修理時に出るガスや煙と並んでやっかいだ。過負荷を受ければそのしわ寄せがどこかに出るのが当然といえよう。
 現代、降下船とは、建造されてから100年以上も経ち、あちこちに応急修理が施されているのが普通だ。そのために、船内にはいくら掃除をしても埃や汚れがこびりつき、各種機器の性能は劣化し、全体的に耐久度は下がり・・・空調装置もその例外ではない。船にもよるが、履き古した靴下のような匂いがこもっている事が多いのだ。

 エリザベスは、同僚を誘うと、新鮮な空気を求めてオーバーロード級降下船“熊野”を降りた。
 むっとする熱気がたちこめる中、傾斜路を降りる。ふと振り向くと、船体から立ち昇る陽炎が見える。大気圏突入で高温となった船体外装が、空気を熱しているのだろう。あるいはエンジンノズルか、プラズマで焼かれた地面からの熱だろうか。
 吸気口が全開になり、空気の入れ替えをしている様が見える。今出てきたハッチからは、こもった匂いの充満する空気が押し出されている。まだ、この惑星独自の香りはしない。
 
 と、その時、ふわりと風が吹いた。
 雪の積もったもみの木の香りが鼻腔をくすぐる。エリザベスは、すがすがしい空気を胸いっぱいに吸い込みながら、クレーターの遥か先に広がる雪原めがけ、傾斜路を駆け下った。
 
 
 普通、人間の鼻というものは、自分がなれた臭い、すなわち故郷の香りを基準とするという。そして、それとは異なる環境・・・たとえば、外国に行くと、その臭いを異質なものとして認識し、「くさい」と感じることが多いそうだ。もちろん、人間の鼻はすぐに慣れてしまい、感じなくなるそうだが。
 だが、この時代、航行中の降下船内の空気はどうしようもなくよどみ、臭うものとなっている事が多い。そのため・・・エリザベスは、クフェインの臭いを、すばらしく清浄ですがすがしいものとして受け入れたのだった。


エリザベスの至福の一時は、長く続かなかった。通信機がなり、動けるメックウォリアーに荷物の積み下ろしと出撃とが命令されたからである。もっとも、物資を満載している降下船からメックが出撃するには時間がかかるため、彼女がアーチャーに乗って傾斜路を降りたのは、かなり時間が過ぎた頃だった。

 着陸直後の降下船は非常に無防備だ。大気圏突入によってグロッキーになっている乗員が多く、武装の半分も使えないことが多い。メックも補給品に阻まれて素早く全戦力が展開することは不可能な事が多い。そのために、大抵の指揮官は降下船の着陸ポイントを、敵の基地や都市から数十キロから百数十キロ離れたところに選定するのが常である。
 しかし今回は、ガーディアン戦闘機からの攻撃によって大分軌道をずらされてしまっている。カリーニンの街から、充分に離れているとは言いがたい。その上三隻の着陸位置は数キロも離れてしまっており、広範な範囲を守らねばならず、防衛が大変であるのだ。
 数キロどころか、一隻は数百キロも離れた場所に降下してしまって完全に孤立している。
 
 キリー・ベージンガー大将とフリュンゲルト・黒木少佐は、部下を叱咤激励し、部隊の展開を急がせた。とにかく防衛体制を整えなければならない。こんなとところを襲われたら、一たまりも無いのである。


[154] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月24日 (月) 21時09分

狼牙改さんへ。
兄弟仲良くおねがいします・・・

狼牙改さん>>突っ込み所発見→即強襲。>不意の迎撃を喰らい、テンザン以外の損害は軽微だったもののそのせいで効率的な展開が不可能になっていたら?

おお、良い感じですね。では、ハンプティダンプティ作戦をカリーニンのほうでもやったことにしますか!?
 そうすれば、かなりの戦力減少になります。
では、そちら方面のSSを書きますので少々お待ち下さい。
損害の減少に付いては、不自然でない範囲での修正案を作りました。何もなけれな数日中に修正SSをアップできると思います。
 ・・・いやまあ、状況はどうあれ、どちらの陣営も「勝てる」作戦を立てるのですから、多大な損害が出るのは不自然ですから。

え? ノルドヴィック方面の変更ですか?
そちらに付いてはミッキーがが責任もってやりますので大丈夫です。

ん? ・・・いっそのこと、逆に『攻める』SSにしちゃうというてもあるかも?
・・・いや、そこまですると別物になるから。最小限の変更にとどめないと。というわけで少々お待ちを。


[153] ぐはっ、致命的命中10箇所発生 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月24日 (月) 11時50分

『おお勇者よ、死んでしまうとは情け無い。』

勇者じゃないが死ねる事は確か。
ノルドヴィック方面も大幅変更の可能性ありですか?
根本から変更しなければならない点が多数あります。
はたして手が回るかな?


[152] 変更点 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月24日 (月) 11時41分

ハイランダ−の記述の変更。
降下船の状況説明の追加。
フェニホ、スティンガーは変更なし。
フェニホを破壊するのは打算の結果であり無意味ではない。
(相手が正規軍なのか傭兵なのかも解らんのだし)
これのフォロー話も追加する。
(真っ赤に塗って角を追加して)
スパイダーは逃走する。
この変更でカールがまた酷い目に合う。
(踏んづけられる)
惑星軍が回収できたのは結局の所ジェンナーだけ。
ドラゴン、パンサーは損傷が装甲だけにする。
(この後生き埋めになったりする芸達者な連中)

これが最終案だが?


[151] 力業で復帰 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月24日 (月) 11時29分

ネット回線強奪成功。
回線を死んでも渡しそうに無い弟に強力なヒットマンを送ってやった。
愚弟よ、まあ今日ぐらい寝てろや。

私「で、こういう事だがどうする?」
梓「んー、破棄はやだよ?」
私「しかし、八方塞がりなのだが?」
梓「ならいつも通り、八方以外を作っちゃえば?」
私「おお!!??」
梓「?」
私「お前今日はボケてないな、冴えてるよ!」
梓「あう。」

発想の転換。
固定観念の中でこねくり回しても打開策なし。
ならば基本設定を変えるしかない。
つうか隙間を付いて捏造ですよ奥さん。
難局に対して柔軟な発想で対応する。
GMをルール内で可能な限りアドリブでぶん回す。
いわゆるこれです。

○提案
降下船が戦力の展開に難儀していればどうだろう?
幸いこの部分の記述があいまいである。
突っ込み所発見→即強襲。
不意の迎撃を喰らい、テンザン以外の損害は軽微だったもののそのせいで効率的な展開が不可能になっていたら?
着陸は成功したものの、指揮系統・現場の混乱で部隊の展開が遅々として進まなかったら?
メック部隊の大半が倒壊した物資の奥にあったのなら?
展開できた部隊も奇襲を警戒して降下船の周りに戦力を集中させたら?
その上で降下船の安全確保と部隊の展開を終えるための時間稼ぎとしての牽制の攻撃なら?
で、初期の持ち駒として迎撃に不向きな偵察部隊があるとしたら?

なんだ、戦える条件揃っているじゃないか?
この方向ですでに修正済み。
ナイスだ梓。


[150] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月23日 (日) 22時28分

とりあえず書いてみました。レオンさんのタシケントシリーズ第一話、『出撃』の2日前のことになります。
これに合わせて、出撃準備が整うまでの時間を、六時間から大幅に伸ばしたいのですが・・・よろしければ許可をお願いします。

『作戦ハンプティ・ダンプティ』

クフェインU首都、シュタットガルドから少し離れた場所に建設されているキャッスル内部。
多数の参謀将校が行き交い、オペレーター達がひっきりなしに戦況報告をし、刻々と移り変わる戦況が天井や戦況表示卓に表示される指揮センター。
 中心となって指揮を取っているいるのは、クフェイン将軍だ。
 クフェイン将軍の目は、ノルドヴィック周辺に向けられている。
 「準備は、出来たな?」
 「は、偵察は終了し、ノルドヴィックの軽戦車部隊、テスト中のメタルモーラー戦車、そして、歩兵部隊も準備を終えております。タシケント基地では、給油と爆装も終了いたしました。」
 「よし。作戦、ハンプティ・ダンプティ、開始!」
 
 「命令が来た。第一波、前進!」
 ノルドヴィックの基地司令は、命令を受け、機械化歩兵部隊に前進を命じた。規定外の戦力使用が可能である事を報告したことによって、晴れの任務が言い渡されたのだ。彼も参謀も、張りきっていた。
 ここは、ノルドヴィックから西に10キロ地点。敵降下船の不時着個所まで、20キロだ。ジープで飛ばせばすぐの位置である。先行偵察を行っている者達の誘導に従い、進撃路を確認し、待ち伏せや地雷の有無を再確認しながら機械化歩兵部隊が前進する。
 「第ニ波、前進!」
 確認された進路をたどり、マゼラン対空戦車とメタルモーラー戦車が前進する。降下直後の混乱状態にある降下船にとっては、充分脅威となる戦力だ。
 

 第一波がオーバーロード級降下船“天山”に10キロ地点まで迫った時、中田慶二少佐は、頭を抱えた。戦闘準備がまったく整っていない状態での敵襲だからである。それでもやるしかない。
 「データを回せ。」
 その命令で回ってきたのは、薄く雪の積もった平原に、多数のジープやバイクで前進してくる映像である。冬季迷彩を施したジープやバイク、白い防寒着をまとった歩兵達は、なんとも見えにくい。
 赤外線探知に引っかからなければ発見はもっと遅れていただろう。
 「これだけの戦力とは思えんな。恐らく後詰が来る。となると・・・」
 歩兵の展開は無理、メックの大半は船倉に収まっており、外に展開しているメックも、気分の優れないメック戦士が多く、編成はズタズタだ。
 「やはり、敵基地に近すぎたか。ちょっかいを出してくるとは思っていたが・・・」
 それでも、やるしかない。
 気分の悪いメック戦士5人を天山の周辺、特にノルドヴィック方向に配置して防御戦力とする。
 小隊4つから寄せ集め、7機しかない臨時の中隊を編成し、迎撃に向かわせる。情報が正しければノルドヴィックの戦力は弱小だし、これでも充分だろう。
 報告はすぐに来た。歩兵部隊は牽制の射撃で後退、増援を待つ構えのようだ、と。
 「敵の戦車部隊に注意しながら前進せよ。」
 中田慶二少佐は、更なる前進を命じた。

 臨時の中隊長を命じられたトモエ・サカキバラ中尉(21・サンダーボルト5S)は、慣れない指揮に四苦八苦していた。そもそも、彼女の指揮能力は、自分の小隊だけで精一杯なのである。彼女にこんな役目が回ってきたのは災難としか言いようが無い。
 「前進再開・・・・・地雷原に誘いこむつもりかしら? それとも戦車部隊の待つところまで?」
 彼女のつぶやきは、やがて現実となった。林の点在する場所で待ち構えていたマゼラン軽戦車部隊の正面に出たのである。数はほぼ情報どおりのようだ。機械化歩兵達も後退を止め、臨戦体勢に入った。どうやら、ここで一戦交えるつもりらしい。
 「ふん・・・その程度の戦力で・・・思いあがりもはなはだしいわね。」
ざっと見たところ、地雷を埋めるために地面を引っ掻き回した跡は無い。地図には、この辺りが水地だという表示も無い。となれば、目の前の戦力を潰せば終わりのはずだ。
 「味方の邪魔をしないよう気をつけて。歩兵は牽制だけしておけば良し。目標は敵戦車。各個に攻撃開始。」
 寄せ集めである以上、部隊を統率できるはずも無い。彼女は、攻撃開始、終了、前進、後退といった、単純そのものの命令を与えるだけにとどめた。それが限度だったのである。
 メック達が前進すると、すぐにマゼラン対空戦車の群がオートキャノンを撃ち始めた。こちらも応射を始める。敵戦車の装甲は薄いようだ。一発食らっただけで後退を始める戦車が続出する。
 「なんと他愛の無い・・・鎧袖一触とはこのことか。」
 撃墜したマゼランこそないものの、前面装甲をずたずたにした数は片手に余る。敵は総崩れだ。充分だろう。
 「攻撃中止。深追いするな。中田少佐、敵戦力の撃退に成功しました。こちらは、装甲に軽微な損傷を得たものが数機のみです。」
 「よし、撤退を確認したら戻・・・なに!?」
 「少佐? いかがしました!?」
 上官へ報告し、無事任務が完了したとホッとしたトモエは、中田少佐の驚愕の声に問いただした。
 その直後。すさまじい衝撃音が通信機から響いた。
 
 時間はほんの少し戻る。
 敵を無事撃退したと報告を受け、ホッとしたその時。
 中田少佐は、信じがたいものを見た。目の前の大きな三次元戦況ディスプレイには、時々刻々と変化する状況に対応するため、当然の事ながらレーダーの情報も投影されている。
 中心となっているのはオーバーロード級降下船“天山”であり、周辺の地形が立体的に表示され、把握している敵味方のユニットがわかりやすいシンボルで表示されている。
 この戦況ディスプレイに、突如いくつかのアンノウン・・・すなわち、味方ではないユニット、「敵」が表示されたのだ。“天山”からほんの数キロの所にある低い山陰から、一直線にこちらにむかっている。種別は航空機。超低空をマッハ・・・ほんの10秒も無い時間で“天山”に迫る。
 すさまじい爆発音と衝撃が繰り返し“天山”を襲い、中田少佐を揺さぶる。瞬時にレッドアラームが鳴り響き、スピーカーから悲鳴のような艦長の放送が流れる。
 「ほ、本艦は未確認機の攻撃を受けた模様、砲座要員は各自に迎撃、保安要員は各部の被害を報告せよ!」
 今更迎撃しても遅い、そう中田少佐が思った次の瞬間、床が斜めにかしいでいく。
 「!!」
 着陸脚をやられたのか? まずい、いま、船倉はメックを下ろすために荷物や機体の固定ワイヤーを解いている作業中だ。通路を空けるために荷物をうず高く積み上げたりもしている。
 中田少佐はとっさに艦内放送のスイッチをはじくと叫んだ。
 「退避! 荷物の倒壊に巻き込まれるな! 人命第一!」
 この放送を聞き、荷物やメックを守ろうとしていた者達が作業を中止し、避難を優先する。とっさの命令ではあったが、効果は充分にあった。100メートル以上にもなる船体のサイズだった事により、床が傾斜しきるまでにある程度の時間があったのだ。怪我人は、最小限で済んだのである。
 しかし、この混乱と物資や機体の破損により、中田少佐配下の部隊は多くの時間を失った。

逆に、クフェイン防衛軍は多くの時間を稼いだのである。


[149] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月23日 (日) 22時23分

147の補足ですが、
最初と最後でラサルハグ連隊の作戦が違っている、ということです。

最初:大戦力でもみ潰す作戦。>偵察小隊が後方に抜けてかく乱
最後:偵察小隊が偵察し、その情報をもとに主戦力が攻撃。>偵察小隊は突破する必要も戦闘をする必要も無い。

ですから、これらを首尾一環させればよい、ということです。


[148] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月23日 (日) 17時51分

・・・・そういえば、以前書くといっていたSS。
 どうしようか・・・?
 他の作者の皆さんが色々書いてしまったのでお流れになった感じがあるSSなのだが。
 構想を言うと、いわゆるインターセプト系の話になります。
 戦力の分散が出来たあと、体勢が整わないでいる降下船に気圏戦闘機とガーディアン戦闘機で攻撃をかけ、大ダメージを与えるという。これによって、敵の進撃を大幅に遅らせる、というものです。
 
 ・・・・三日・・・・全体の変更・・・いっそのこと、書いてみるか?
 


[147] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月23日 (日) 17時41分

狼牙改さん>>これ言われると全部破棄する事になる。楽に勝つなら後方の破壊は必須なんだけど・・・やはり無駄か?

え〜〜とですね。
無駄じゃあありません。むしろ、妥当な作戦です。
残業決定>>『敵戦力推定2個大隊以上、全機無理はするなよ。』正規軍のメック部隊の指揮官であるクフェイン少佐から状況が伝えられた。

この記述から言うに、ラサルハグ連隊側の戦力は、バトルメック1個大隊、歩兵1個大隊(推定)です。↓も参照。

タシケントシリーズ1>>「むう、既に侵攻から3日経つというのに占領出来たのは辺境の町1つだけ。それも主戦力が脱出した後というではないか。」
タシケントシリーズ>>総司令部が置かれているエクスかリバー級降下船“大淀”には、メック1個中隊が予備戦力として搭載されている他、ロングトムV間接砲とスナイパー間接砲を搭載した戦闘車両と重戦車が合計30両搭載されていた。また、後方支援用に歩兵1個連隊が乗り込んでいた。
 
ということは、作戦は、バトルメックの火力小隊郡で敵戦力をくぎ付けにし、偵察小隊郡で正面突破、後方かく乱し、歩兵部隊が隙間を埋め・・・防御部隊が崩れたところを指揮小隊郡で一気にもみ潰す。
 そういった作戦のはずです。
 
が、猫猫シリーズでは、なぜか、残る2個中隊のバトルメックと(推定)歩兵1個大隊が手を出さなくなっています。
 ここから、矛盾というかおかしくなっていくわけです。

狼牙改さん>>それでも奇特に改定するならばどうなのだろうか?

そうですね・・・例えば・・・・
1:防御側の戦車部隊や指揮小隊がラサルハグ火力小隊×3で壊滅状態に瀕する、という通信を入れる。
2:偵察小隊を挟み撃ちにしかけたところに、放り出してきた歩兵部隊がラサルハグ指揮小隊×1に率いられた歩兵舞台の強襲を受けて救援を求める。ラサルハグ偵察小隊はその隙に撤退。
3:(肝心ですが)撃墜機を減らす。

こんなかんじで問題無いと思います。
戦況は、かなりきびしくなると思いますが、夜間で命中率が悪いことを考えると、撃墜機は双方共に減るでしょう。



ちなみに、ハイランダ−の真上からの飛び降り攻撃ですが・・・
 格闘の目標値が操縦ロール基準になる、という「LV3選択ルール」を導入し、腕の良いメックウォリアーが使用した場合、
 成功した時のダメージは上半身に27点(五点グループで)となり、かなりの確率で撃墜可能と、非常に有効となります。反動ダメージが9点もしくは27点入りますが。
 ・・・普通に殴ったほうが良いような気がします。


[146] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月23日 (日) 17時14分

レオンさん>>「猫がネコババ」の結果次第で内容を変更する事になるので、もう少し待ってください。
狼牙改さん>>結論はしばらく無理

うっ!!
す、すいませんm(_ _)m
え〜〜と、最低限のご回答も狼牙改さんからいただきましたので、すぐに検討して概要だけでものせますので、少々、少々お待ち下さい。


[145] すまぬ 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月23日 (日) 16時09分

結論はしばらく無理。
弟がネットゲームに回線使用する関係でですがね。
すまぬ。


[144] 途中経過 投稿者:レオン 投稿日:2005年01月23日 (日) 16時03分

え〜、現在カリーニン攻防戦の改訂版を書いている所ですが、「猫がネコババ」の結果次第で内容を変更する事になるので、もう少し待ってください。
・・・・・と言うより、↓の結論が出ないと書けないというか・・・・・
結論は出来るだけ早めにお願いします。


[143] ふむ 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月23日 (日) 13時57分

ミッキーさん>そもそも、偵察小隊は基本的に戦闘をしません。ラサルハグ連隊は、大戦力がある以上戦線を突破する必要もありません。包囲殲滅するか、押さえの戦力を残して都市を制圧すれば良いだけです。

予想通りの突っ込み。
これ言われると全部破棄する事になる。
楽に勝つなら後方の破壊は必須なんだけど・・・やはり無駄か?

それでも奇特に改定するならばどうなのだろうか?

圧倒的な量の敵に対しての撤退戦は、出鼻挫いて後は逃げるが最良の作戦なのです。
警戒して進撃が慎重になったところをすかさず撤退。
ようはこれです。
そうなると正直な所、防衛側は無理してますねえ。

ドラゴン・パンサーの損害を装甲版の損傷が著しくて後退に変更。
足が折れてなきゃ張り替えるだけですぐ出て来れるでしょうし。
のちのち腐れ縁になる奴らですので再登場します。
ジェンナーは生産数が膨大で修理部品が大量にある。
その証拠に他の王家でも割と容易に手に入るくらいまで流通している。
まあ、生産数が万単位の機体だしこれはこのまま。
ワスプは撤退で変更なし。
フェニホとスティンガ−はどうするかは謎。
合体させてスティングホークとかで遊びたかったのだが・・・。
スパイダーは逃がしておくか。

防衛側が敵を撃墜した→敵に押されて戦線が後退して撃墜したのに回収できない
攻撃側は撃墜された→戦線が前進したので回収できた。

防衛側は確かに押されているのです。
攻撃側が押し切れなかったのは、数で圧倒していたので少し油断があったともいえますが・・・。


[142] 第17ラサルハグ連隊 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月23日 (日) 08時17分

カリーニン近辺のラサルハグ第17連隊の戦力は、オーバーロード1隻、エクスかリバー1隻、レパードCV旧1隻とこれらの搭載戦力です。
 
2個大隊となると、メック1個大隊+歩兵・戦車などでしょうか?
http://www10.plala.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi/BHHQ/Bhhqbbs3?no=56&reno=52&oya=49&mode=msg_view


[141] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月22日 (土) 23時28分

http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss2data/kufeinntop.htm
クフェインU用の資料部屋を作りました。
各種資料も、まとまったものは載せました。
いくらか情報を増補してあります。


[140] titonaosi 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月22日 (土) 22時56分

狼牙改さん、きつい言い方しちゃってごめんなさいm(_ _)m
ただ、狼牙改さんの環境を基準にやると、損害を出すはずの無い戦闘でも恐ろしいことになってしまいますので・・・

3040年代なら、多少は補給も楽になるとは思いますが、この年代だと・・・
 いやまあ、双方損害覚悟ですさまじく激しい戦闘を行う場合もあると思いますが、この場合には・・・ということです。

そういうわけで、申し訳ありませんがここは「撃墜ではなく撃退」という方向への修正、ということで、何とかなりませんでしょうか?



[139] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月22日 (土) 22時38分

配備:チグラーシャとヘクト

クフェイン傭兵部隊には充分な空きがありますのでそこ所属にしおましたが、それではだめなのでしょうか?
 防衛側の戦力を増やすと侵攻側の戦力をさらに増やす必要があるのですが・・・


[138] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月22日 (土) 22時09分

ハイランダ−の飛び降り攻撃で、反動ダメージを受けない、という記述じゃあないような気がしないでもないというか・・・
う〜〜ん、少なくとも、ウォーハンマーさんの本では、そのような特殊能力は書かれていません。
駆動装置が破壊されないようになってるという記述はあるのですが。

HIGHLANDER The jump jets on this mech were designed to allow the pilot to redirect the force of the jets to compensate for landing on a moving foe. This tactic became to be called the "Highlander Burial". All Death From Above attacks made by the highlander are at a -1 bonus to hit.


[136] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月22日 (土) 21時33分

狼牙改さん>>撃破されるとはいえ、脚が折れただけで回収失敗しているのも多数ある。それほど実際の所深刻ではない。
狼牙改さん>>回収できるかどうかも解らない状態。



( ̄△ ̄;)
技術の暗黒時代である3025年代に、補給がきついラサルハグ連隊にそう言うことを・・・
わかりました。狼牙改さんの所の環境での感覚で行っておられるようですね。

う〜〜ん・・・では、狼牙改さん、以下に、「ミッキーがGMだったらこう言うよ」ということを書きます。きつい良い方になりますが、仮定の話として聞いてください。

では、「1個中隊で2個大隊を撃退し、大損害を与えた」という「矛盾」、ならびに「ドラコはなぜか偵察小隊しか戦闘に参加させていないような描写」があったため、狼牙改さんの猫シリーズの一部を「改定」します。
分量はそう多くなく、鼠叩きのラスト数行を猫がネコババのラストに移動し、「間接砲1個中隊、戦車2個中隊、メック1個大隊、歩兵2個連隊によって、カリーニンを防衛する1個メック中隊ならびに歩兵部隊は包囲殲滅された」
という内容に変更するだけである。

↑いやまあ、こう言うことを言うことになるんじゃあないかと。
そもそも、偵察小隊は基本的に戦闘をしません。ラサルハグ連隊は、大戦力がある以上戦線を突破する必要もありません。包囲殲滅するか、押さえの戦力を残して都市を制圧すれば良いだけです。

この状況、この戦力差でドラコに大損害を与えるなど、ジョークの範疇です。

 ちなみに・・・戦力のほとんどをカリーニンによこすなら降下船をつつこう、等という作戦は許可されませんし必ず失敗します。
 そう言う時の予備戦力ですし、降下船の武装です。


[135] 遊軍扱い 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月22日 (土) 21時09分

チグラーシャとヘクトは火力小隊のオマケ扱い。
小隊の定数を超えちゃうので末席扱いで必要に応じて支援を行なうのが任務。
とはいえ、カールよりヘクトの方が頭が切れるのトホホな事になっている。


[134] 回答 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月22日 (土) 21時00分

ミッキーさん>ハイランダーの特殊能力に、飛び降り攻撃で反動ダメージを受けない、というものは無かったと思います。

これは以前渋檎さんが開発段階からハイランダーの脚は、DFAに耐えうるように強化設計されていた。
理由は出して決めるのは難しいものの、使いべりしない必殺技が欲しかったかららしいが・・・。
そうでなければ軽量級相手に使うには勿体無さ過ぎますよ、これ。
あだ名が軽量級ハンターだそうですからねえ。
他のメックはそういう事を前提に設計されていないのでダメージが付くらしいとの事です。
そういう意味で踏み潰し専用機。

と、言っていたのを聞いたのでそのようにしたまでです。
実際の所どうなんだろうか?

ミッキーさん>返却を恐れてフェニックスホークを『破壊』する必要がない事です。

回収できるかどうかも解らない状態。
特にこの時は敵兵力が圧倒的で回収している暇が無く後退する可能性が大きい状況が前提。
このような状況下なら、前進してきた敵のほうに回収される可能性のほうが高い。
ようは敵の戦力として回収されて再登場されるくらいなら、後腐れなく破壊しておいたほうが身のためと言う事。
余計な欲は身を滅ぼすと割り切った考えのヘクトの性格でもある。
それにヘクト自身が傭兵で、相手が傭兵だか正規軍だか不明なのでこういう発言を取ってましたね。

ミッキーさん>最後が・・・メックの撃墜が多すぎる、という点。

 撃破されるとはいえ、脚が折れただけで回収失敗しているのも多数ある。
 それほど実際の所深刻ではない。
ドラコ側:ジェンナー(足折れて擱坐、回収したけど放置する事に)
     フェニックスホーク(頭部以外全損、回収成功)
     スティンガー(頭部以外は無事、回収成功)
     スパイダー(降伏、機体は敵が回収し捕虜)
     ドラゴン(脚部大破、回収成功)
     パンサー(脚部大破、回収成功)
     ワスプ(中破して退却)
全体的に見れば回収に成功しているのでそれほど深刻なダメージではない。
ドラコの正規軍だからこの程度なら問題無いでしょう。
フェニホのメック戦士は廃品合体で見事に復活してきます。
まあ、後のお楽しみ。

カリーニン側:ゼウス(脚部大破、他も中破状態で回収失敗)
       バンシーS型(頭部損傷)
火力小隊の一角を崩されているため、こちらの被害のほうが深刻。
火力小隊の最後の枠が空欄だった為にこの結果。


[133] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月22日 (土) 18時06分

え〜〜、131の補足ですが、131のカリーニンの戦力は、最大でこれくらい出せるよ、というものです。
全部は出せないかもしれません。
あと、クフェイン少佐がカリーニンにいるとすると、正規軍バトルメック部隊の残存戦力は1個小隊だけになり、これが首都シュタットガルドを守っていることになるのではと思われます。
http://www10.plala.or.jp/BHHQ/ss2data/map.htm
ただ、そうすると肝心の第一首都を守るのが傭兵部隊が主力となります。
となると、想定されることは・・・

次に信頼できる部隊、となると、スタイナー傭兵中隊、でしょうか。合計4個メック中隊で防衛。

ドレスデン地方をまもるのが、未設定の傭兵中隊の残り2個小隊。
・・・・クフェイン少佐が直接指揮し、しかも重い小隊ばかり3個小隊?・・・?

ああ、そうか、カリーニン地方は人種が違っていて、微妙に統治が難しいから、こうやって念入りに戦力を配置しているのかな?
 


[131] カリーニン戦力 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月21日 (金) 22時30分


カリーニンで想定される戦力
バトルメックはおそらく12機、カール中尉配下の1個小隊、クフェイン少佐は以下の1個小隊、そして猫小隊?4機

指揮小隊
クフェイン少佐   (40台?男・古参兵?・メック不明)NPC
ヨーゼフ・F・ウィンザルフ少尉(30歳男・砲2操3戦術3LV・ブラックナイト)雪輪・宿敵・ジャンヌとセット
ジャンヌ・S・シェール小尉(19歳女・砲5操5戦3LV・フェニックスホークD型 雪輪・宿敵・ヨーゼフとセット
■ゼウス!?■

強襲小隊?
カールハインツ・アイゼンヴォルフ中尉(30台?男・砲術5操縦5指6・ガラス・パンシーS型)リオン・コーホー
ファルケ・グレイバード少尉(29歳男・砲2操2戦5LV・直感・チャンピオン)MT.fuji 
ローランド・リューベック少尉(20歳男・砲2操4間砲4・ウォーハンマー)Coo

残留傭兵猫小隊?
 ?????
 ?????
 チグラーシャ 隊員
 オルガノート 隊員

○マゼラン軽対空戦車○
 各地方毎に1個大隊
 +タシケントの

○軽車両部隊○
 いわゆる機械化歩兵用の自転車、馬、バイクに始まり、ジープや軽装甲車、軽トラックなどのスタンダードなもの、わずかながら戦闘支援も可能なものなど、各種あると思われますが、今のところ未定です。

○歩兵部隊○
数は不明ですが・・・人口の0.1%が兵士、惑星全体人口が五千万人として5万人・・・
歩兵に割けるのはせいぜい半分、惑星全体に散っているのも多いから・・・カリーニンに集結可能なのは1個連隊2000人がせいぜい、でしょうか?
 民兵とかが加わるならまた別の話でしょうが・・・


航空戦力は、制空権さえ取っておけば短時間で必要な場所に展開できます。
○気圏戦闘機戦力○
リヒター・ハウエル少佐/大尉 (32歳男・砲航3操航2指4戦3LV・トランジット)MT.fuji 宿敵
ラドフォード・アンカース軍曹(18歳女・砲航3操航3コン4LV・ショレガー) 狼牙改 宿敵:日比野 ジーク達呼び寄せたが正規軍所属?
(計8機、うち2人は捕虜、名前ありは2名、傭兵部隊所属もいるでしょうが、今のところはいっしょくたにしておきます)


○ガード大隊コールサイン名簿○

Bボイス Cカール Dデル
Eエリー Fフェル(フェルディナンド) Gグイン

Hハル
Iイワン Jジャック Kケイン
Lレム Mミナ Nニック

Oオーガ(オルガノート)
Pポーラ Qキュイ Rレット
Sシアン Tトール Uユニ

( )の中は、本名です。
これのほかに、機体の整備不良で実戦に参加しなかった機体が8機存在します。
撃墜されたのは計6機、うち1名のアーヴェルはすでに削除。

残るガード大隊は23機。総指揮官が死亡したため、中隊単位で(気圏戦闘機隊の)リヒター・ハウエル少佐に直属します。第1中隊長は、次席であるボイスがつくことになると思われます。


[130] 作品の感想 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月21日 (金) 22時26分

狼牙改さん>>カリーニン攻防戦シリーズ>>猫シリーズ
狼牙改さん>>レオンさんへ>カリーニン攻防戦の改訂版はいつあげるのですか?

狼牙改さん、改めまして改定お疲れ様でしたm(_ _)m
非常に遅くなりましたが改定版への感想などを書いてみました。

全体:
いい出来だと思います。
キャラの特徴・・・口調や嗜好等が、よく出ていると思いました。出演キャラそれぞれに自分をアピールできる場所があって、よいと思います。

作戦:
 ストーリ的には、いわゆる縦深陣地というんでしょうか? 敵の突破を防ぐための布陣というものが良くわかり、いい感じと思いました。また、挟み撃ちにできるという作戦もよかったと思います。


 さて、問題と感じた点が三つあります。
 一つは、返却を恐れてフェニックスホークを『破壊』する必要がない事です。双方とも正規軍である以上、メックの返却は基本的に行われないはずです。
 再利用orボーナス獲得優先で考えると思います。


ハイランダ−ビューリアル>通常のメックでは擬似ボーンやマイアマ−の耐久性の関係から、無闇に乱発できないのだがこいつには関係の無い事だ。

え〜〜と、ハイランダーの特殊能力に、飛び降り攻撃で反動ダメージを受けない、というものは無かったと思います。
 繰り返し行っても、(90トンもの重量だというのに!)腰をやられることが無い、という程度だったかと。

最後が・・・メックの撃墜が多すぎる、という点。
(カリーン1個メック中隊、第17ラサルハグ連隊側1個メック大隊 双方とも各種支援戦力あり)

偵察小隊は最大で3個小隊、うち、猫シリーズでの撃墜・降伏数は、
ドラコ:ジェンナー擱坐、フェニックスホーク全損、スパイダー降伏、ドラゴン、パンサー
 (ワスプ中破して退却)
カリーニン側:ゼウス 

普通の戦闘における撃墜+降伏数は全体の5%未満にしておいたほうがいいとおもいます。特に、高機動で逃げ足の速いメックについては。素で逃げられると思いますし。


[129] 嫌なメックだなぁ・・・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2005年01月21日 (金) 17時04分

武器は大口径レーザー2門だけで、放熱能力が20。
装甲は厚いし、ジャンプジェットが付いているからなかなか当たらない。
背中からPPCを撃っても、中枢が厚いので1発では沈まない。
確かに、嫌なメックですねぇ。


[128] 嫌なメック 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月21日 (金) 01時37分

敵の指揮官機がこれだったらどうする?
低火力で重装甲で放熱充実していて跳ね回る。
他の敵機に高い火力の連中がいたらまずはそっちを狙うでしょう。
つまり、この理論だと指揮官は死に難くなる。

じゃあ、作ってみるかそんな機体。
で、できた機体がこれ。

シリウス改造60tメック
 指揮官用遊撃機 SRU−6U「ボレアリス」

 移動力    4/6/4
 中枢重量      6t  中枢点    装甲配分
 エンジン重量 11.5t  頭   3  頭   9
 ジャイロ      3t  中央胴20  中央胴32/8
 操縦席      3t  左右胴14  左右胴20/8
 装甲    12.5t  左右腕10  左右腕20
             左右脚14  左右脚27

              武装配置
 LL×2     10t  LL:左右腕
 JJ×4      4t  JJ:左右胴×2
 HS×10    10t  HS:頭部、中央胴、左右胴×2、左右脚×2

 放熱能力  20P

自分でいうのも何なのだが、非常に嫌なメックに仕上がっている。
名前の由来は冠座の学術名コロナボレアリスから貰っている。
冠=指揮官という発想。


[126] 素人め間合いが甘いわ! 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月20日 (木) 14時27分

みっきーさん>当該記述を読みなおして確かめたいので、Pを教えてください。

ツカイ−ドの戦いがまるごとそうなんですが、見事なまでのド素人作戦で次から次からやられてゆく。
つうか罠も氏族側にすらあっさり見抜かれて逆に撃滅されているし。
性能差があり、拠点防衛戦なのだから最初から密集すればよいのにねえ。
降下船で敵の背後に奇襲を・・・って、降下船ごと潰されとる。
目も被いたくなるような戦いぶり。
こりゃ性能差よりも指揮官の差が大きいといえるでしょう。

それとなんですが、クランストン・スノードの本も読みました。
勝つために奇策とか使うあたり、何かうちの部隊に似ているなあ・・・。


[125] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月19日 (水) 23時42分

リオンさん>>ごみ

いつもご協力ありがとうございます、リオンさんm(_ _)m
皆様のご協力あってこそ運営できるんですよね。
ありがとうございますm(_ _)m


レオンさん>>狼牙改さん>>核とカリーニン攻防戦

ガトーは良いです。
敵が汚い武器を作っているなら奪ってその身をもって味会わせてやれ、ていう程度の核使用度だったのに、
ゲームでは何故か親衛隊に所属していることになったり核マニアになっていたりと、突込みどころ満載です。
でもそれで良いのです。キャラ立ちしています。大時代的な台詞がしびれます。テレもせずにああいう台詞を言えて、しかもそれが様になっている行動をしているのです。
演出の妙です。


狼牙改さん>>ジェイドファルコン本を読みましたが・・・コムガード側は戦力の逐次投入

う〜〜ん、双方勝とうとしている以上、いつも理想どうりに行くはずが無いのが当然、といってしまえばそれまでではあるのですが・・・当該記述を読みなおして確かめたいので、Pを教えてください。


[124] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月19日 (水) 23時30分

みなさん、レスが遅くなってすいませんでしたm(_ _)m
ぼちぼちとレスを書いていこうと思います。

レオンさん>QuadManiaさん>まひるさん>狼牙改さん>>砲弾の件

う〜〜んと、なんだか自分でも良くわからなくなってきたので、模式図を書いてみました。
こんな感じ、という程度の、「直径と長さに対する密度上の分類」
における模式図です。
赤が爆薬、黒が鉄・鉛・ウランなどの金属、しろ抜き部分がか軽い構造体というつもりです。
砲弾は密度を論じる上で言うと、こんな感じの構造・・・ということで良いんでしょうか?
http://www10.plala.or.jp/BHHQ/image/danngann.jpg
左から、
むか〜〜しからの砲弾。鉛製や銅キャップで硬さを増したもの、クロム製などなどの全金属製砲弾。色々と亜流あり

次が榴弾。爆弾を金属で包んで砲撃。まあ、ここまで極端なのはないと思いますけど、模式図的に。粘着榴弾とか近接信管型とかもこの亜流。

ホローチャージ。お椀型の内側に爆薬。風防そして、後ろの羽。

今の羽根付き徹甲弾。劣化ウラン弾などもこの亜流。

直径(横幅)と長さはどれも同じです。


[122] そう言えば・・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2005年01月19日 (水) 17時56分

>カリーニン攻防戦の改訂版はいつあげるのですか?

すいません、すっかり忘れていました(自爆)
え〜、なるべく早めに書き上げますので暫くお待ちください。

>レオンさんは核が大好きだなあ・・・。

いいえ、核は大嫌いです(力説)
核を撃とうとしている悪党を、主役がぶちのめすというコンセプトでSSを書いているので核搭載メックというものを設定した訳で。


[121] 敵前大逃亡 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月18日 (火) 22時12分

えーとですね。
式典会場とかが襲撃された場合、護衛の部隊はもちろんこれを迎撃します。
ここで敵前逃亡した場合、後で言い逃れができずに酷い事になりますからね。

それでも気合の入った腰抜け野郎(?)を発見!
雑記の方にも書いたのだが、最近見ていたアニメの中で護衛なのに逃げてた奴がいた。
仲間がやられるのを見て、ライフル放り投げてシールド構えて逃げに入ってる。
挙句、敵からも見逃されてスルーされてる。
飲みながら見てたから吹いちゃった。
しかも、国家の代表の結婚式でだから後が大変そう・・・。

メックの世界だったら即銃殺刑だな、こりゃ。


[120] むう 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月18日 (火) 22時01分

レオンさんへ>カリーニン攻防戦の改訂版はいつあげるのですか?
 確かEMP地雷なんかSSに持ち込んで来て使用して、ミッキーさんから待ったがかかって中断したと記憶しているのですが・・・。
 このままでは私の外伝版だけで終っちゃいそうですが・・・?
 ともかくEMP地雷は使用禁止の方向で!

レオンさんは核が大好きだなあ・・・。
オリジナルメックの時といい、EMP地雷といい。
アナベル・ガトーのようだ。


[119] こいつは・・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2005年01月17日 (月) 23時28分

>これの原型ともいえる砲弾がナチスドイツでも開発されていましたが、極秘扱いで使用に際しては総統の許可が必要であったため、実戦には投入されていないそうです

レクリング弾と呼ばれた砲弾ですね。
弾頭部はニッケル・バナジウム鋼を採用し、発射後は安定翼を使用する事で長大な射程距離を誇ったそうです。
何と4mものコンクリート壁を貫通する事が出来ました。
しかし、機密が漏れるのを恐れたヒトラーの命令の為、8000発も製造された砲弾は1発も使われませんでした。
ちなみに数種類開発されたものの内、もっとも大型のタイプは全長4mの34cm弾でした。


[118] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月17日 (月) 22時41分

うう・・・土日やった雪下ろしのせいか体があちこち痛い・・・
皆さん、すいません、レスは後日ということで勘弁して区くださいm(_ _)m


[117] あ、 投稿者:まひる 投稿日:2005年01月17日 (月) 19時17分

先ほど(114)のカキコ、最後の方
「これの原型〜」とあるのは、「APFSDSの原型〜」という意味です。
「劣化ウラン弾の原型〜」ではありません。


[116] (無題) 投稿者:まひる 投稿日:2005年01月17日 (月) 19時11分

>搭載量半分の解釈
「強装弾だから、弾がでかい」
「精密でデリケートな砲弾なので、サーボが必要」

といったところでしょうか?
結局はまぁ、ゲームバランスでしょうね。


[114] (無題) 投稿者:まひる 投稿日:2005年01月17日 (月) 19時01分

あ、勢いでとんでもない間違いをしてしまった

正確には、HESHはAPではなくAT弾でしたね…
お詫びとともに、訂正します。


以下、砲弾薀蓄

HEAT弾は成型炸薬によるモンロー効果で生み出された発生したメタルジェットにより装甲を焼ききり、装甲の貫通と熱風による内部の破壊を目指します。
運動エネルギーによる貫通→爆薬の炸裂といった従来の砲弾とは異なり、多少の角度は「粘土に串を刺す」HEATの前には無力です。
この砲弾の登場によって、被弾経始という考え方が古いものになったのは言うまでもありません。
砲弾の性質上扱いが難しく、高初速にはやや向きません。
また、比較的安定した方向性が求められるため、ロケットなどを用いる必要があります。
しかしコストが安く、射程によって変わらない徹甲力を示しすのでATMやAPロケット、吸着地雷など広く用いられています。
障害物によって無効化されやすい、天候によって効果が左右されるなどの欠点があります。


HESHは装甲面にぺったりと張り付き、炸裂時の衝撃により装甲の内側を剥離させ(ホプキンソン効果)、その破片によって内部の人員を殺傷、機材の破壊を目指します。
外側の損傷はあまり見られず、装甲の内側がばっくりと剥がれたような損傷が残ります。
運動エネルギーというものを全く考慮する必要が無く、どの角度から命中しても破壊効果は変わらないという利点があります。
2次大戦中の英軍ではスプリングで打ち出したりもしてました。静粛で、狭い空間から投射しても安全であり、クロースコンバットの多いヨーロッパ戦線での歩兵対戦車兵器としては優れていたと考えられます。
英軍は他にも粘着手榴弾なるものも使用していましたが、これはTNT手榴弾に粘着性を持たせただけのもので、やや性質が異なります。
(軽装甲の車両やトーチカを攻撃する際には有用であったそうです)
砲弾としてみた場合、高初速に向かない弾体は低伸性と射程にデメリットを持ち、スペースドアーマーや追加装甲などで簡単に無力化されてしまうため、その効果は疑問視されます。
英軍はこの砲弾がお気に入りのようですが…


HV、またはKT弾はAPFSDSに代表される運動エネルギー弾のことです。
ライフリングを持たず、矢のようなその形状から滑空弾と呼ばれることもあります。
超高初速で発射された重金属の「矢」が目標を貫通し、破壊された装甲や機材の破断で内部に破壊をもたらします。
弾核は重くて目標より硬くて剛性に優れたものであれば何でもかまいません。
余程の低角度でない限り、この砲弾を防ぐことはできません。
スペースドアーマーやリアクティブアーマーなどもAPFSDSに対して無力です。
現在のところ、有効な装甲は殆どありません。
また、安定翼のついた超高初速の砲弾は低伸性に優れ、高い命中精度と射程に貢献します。

劣化ウラン弾なんかもこれに該当しますが、劣化ウラン弾は傷痍効果も併せ持つ凶悪な砲弾です。もちろん、環境の破壊というおまけもついています。
貫通し、衝撃で粉末化した劣化ウランは秒も無いうちに発火し、内部及び目標至近を傷痍し、高熱と酸欠による致命的な破壊をもたらします。
これの原型ともいえる砲弾がナチスドイツでも開発されていましたが、極秘扱いで使用に際しては総統の許可が必要であったため、実戦には投入されていないそうです


[113] むむむ 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月17日 (月) 01時32分

オフィシャルではどうかは知らないが、S−TECEでは普通に使用してたなあ・・・。
まあ、そんなの無くても問題児は致命的な攻撃を量産するけどね。

それはそうと、ジェイドファルコン本を読みましたが・・・コムガード側は戦力の逐次投入して各個撃破されトルやないか!?
なんでやろ?


[112] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月16日 (日) 08時46分

QuadManiaさん>>さあこれをどう介錯するのか

うむ、では、白い裃とさらし、切腹用の短刀を用意いたすゆえ、尋常に覚悟召されよ。それがしが一刀の元にそなたの首、はねて進ぜる。

というのはさておき(w
パンドラの箱を〜〜〜(爆笑)
え〜〜、それじゃあまあ・・・
倍の重量を食うということは、1発あたりを軽量化する必要なく、より重い弾丸を想定できるので、「通常使っている弾より炸薬量その他が多くて高機能」な弾の一群だということで問題ないように思います。


[111] ちょっとどうでもいい話 投稿者:QuadMania 投稿日:2005年01月16日 (日) 04時13分

BMRrにACの弾薬に関するルールがあるんだな。
命中にペナルティがある代わりに当たると致命的命中発生の可能性がある徹甲弾や、
ジャイロな動きで命中率を向上させる精密弾、散弾ブチ撒けて歩兵に有効なフレチェット弾に、
素敵コーティングで燃え上がりながら飛んでゆく焼夷弾などが準備されているんだな。
前者二種類は通常の倍の重さ(というか、トンあたりの弾数が半分)だったりするのですが、さあこれをどう介錯するのか!

武器直結のミリタリーな話は苦手なのでこの辺にてはいちゃいでござる。


[110] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月16日 (日) 02時26分

狼牙改さんへ

お疲れ様でした(^^)
それと、79番消しておきました。
ご確認ください。


[109] アップ完了 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月15日 (土) 23時45分

SS投稿用のBBSにアップしました。
全部に修正が入っております。

ミッキーさんへ>SS投稿の79に関してなのですが、私では消せませんねえ・・・。
 暫定版だからホッタラカシにしといた奴なのに・・・。


[108] 身内での通称:猫シリーズ 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月15日 (土) 23時30分

全体に渡っての改修作業が終了。
この際ですから全部入れ替えときます。
妹分のGOサインも出たので一気にあげちゃいます。

流れ的には、
1話:日雇い戦士
2話:厄日
3話:残業決定
4話:踏み台カール
5話:鼠叩き
6話:猫がネコババ
以下現在作成中
7話:月下戦線
8話:月下遭遇
9話:月下夜葬曲
となってますね。


[107] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月15日 (土) 23時14分

おお。
がんばってください(^^)
楽しみにしています。


[106] こんな時でなんですが 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月15日 (土) 23時12分

今夜中に鼠叩きを更新します。
最近だれも新作発表しないのでチト寂しいから・・・。


[105] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月15日 (土) 22時08分

ミッキーもカテゴリ−上は榴弾のほうだと思います。
ただまあ、いわゆる「口径に対する1発の重さ」で分類すると、結構軽くなっちゃう、という方法での分類です。

連射速度によって、1発(1射にあらず)の重量が決まり、重量と口径から比重が決まる。
 
 比重と形状によって、妥当な数値の落としどころが見えてくる。そんな感じです。


[104] カテゴリー 投稿者:レオン 投稿日:2005年01月15日 (土) 21時19分

>粘着榴弾、ホロチャージ弾はAP弾のカテゴリーでは?

ホローチャージの解説を見ると、どうやらHEATのようですね。
HEATはHigh Explosive Anti Tankの略で、日本語に訳すと対戦車榴弾となります。
↓詳しい解説はここを見てください。

http://sus3041.web.infoseek.co.jp/contents/shell_var/heat.htm#heat-mp

で、日本語訳の通り榴弾の一種にカテゴリーされます。
粘着榴弾も同様です。


[103] まあ、弾はね 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月15日 (土) 20時58分

90式の弾を各種見た事があるので解るのだが、ケッタイナ形をしているものが多い。
よく漫画で出てくる弾の形の方が珍しいそうな。

世界の戦車砲の趨勢は、初速を早くするためにライフリングをなくしたカノン砲が主流、初速を早くするため大口径化も進んでいる。
未だに砲自身の命中率が高いライフル砲を新型に使っているのはインドとイギリスだけか?

一方で弾は小さいほど貫徹力が上がるので、スペイサー代わりのカバーが弾頭に取り付けら、弾自体にも安定翼が付けられている。
ライフリングが無いため、弾の安定性が低いカノン砲。
命中率の低下を抑える為に弾自体にミサイル技術の応用で羽を付けてみたら大当たりだったそうで・・・。

意外にも、これを忠実に再現してたゲームがカプコンより出ていたモンスターハンターである。
大口径のガンから弾を発射すると、カバーが割れて弾頭が飛んでゆく。
メチャクチャ現代の戦車砲の技術を使っている不思議な世界。


[102] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月15日 (土) 20時39分

http://sus3041.web.infoseek.co.jp/contents/shell_var/ap.htm#ap
ちと調べたらこんなページが。
B105mm戦車砲用、M735装弾筒付翼安定徹甲弾(APFSDS)飛翔体
これだと、120ミリでもかなり軽くできそうですね。


[101] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月15日 (土) 19時40分

まひるさんへ
砲の口径と弾の比重のみに絞って分類しました(w
詳しいことは良くわかりませんので、もしよろしければその当たりの詳しいこと・・・・
 構造、比重、重さに対しての口径などを書いていただけるとありがたいです(^^)
いや、マジで詳しいことお聞きしたいんですよ。

(大抵の描写では)連射なのに巡洋艦の主砲並みの口径ってのは、さすがに扱いに困っていたり。


[100] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月15日 (土) 19時36分

さて、ACが実際にどんな物なのかは、先にも書きましたが諸説あります。

グレイデスでは、AC5ですら80〜120ミリに達し、しかも1射100発です。弾種は、「爆裂」したり徹甲するようなので、ホローチャージなのかもしれません。
(誤植にあらず。原作でもこうだそうです)

だとすると、口径が大きいのは、まあ許容範囲でしょう。デモリッシャー戦車のAC20の口径が185ミリでしたし。
ただ、1射100発というのは・・・1発500gの120ミリ砲弾とはいかがなものなのでしょうか?
 10発ならまだ何とかなったんでしょうが・・・・こうなると、『弾薬重量は弾薬ラックの重量で弾薬そのものの重量はルール上存在しない』と解釈する必要があるのかもしれません。
弾を撃ちつくしてもメックが早くなるわけではない以上、この処理も間違ってはいないと思います。

口径30ミリ、10連射という、ヘリに採用されたAC2の記述があり、こっちの説で言うと、AC20でも口径は120ミリです。
戦車用のオートキャノンとなると、最大口径でも90ミリ、という説もあります。
こっちだと、大分余裕がありますね。


氏族製のオートキャノンは、ほとんどが劣化ウラン弾だそうです。口径が小さそうですね。
PSゲーム(氏族側!)では、オートキャノンの弾丸1トン100発。AC2は通常の2倍、AC5は5倍、AC10は10倍、AC20は20倍のダメージを与えるとの事。
弾はどれも似たようなもので、単にオートキャノンの発射速度が違うだけという解釈のようです。


これらに対して、どう解釈するかですが・・・
1、GMが妥当な数値を決める。
納得できるように各自自作します。
2、どれかの説を採用する。
 その世界のオートキャノンはどれもそれ準拠とします。
3、いろんなオートキャノンがあることにする。
 メーカーや搭載機種によっていろんなオートキャノンがあることにします。
 メーカーごとに特色のあるACを出しているようですから、これもまた間違ってはいません。また、同じバトルメックでも、工場(所属王家)が違うと、装備している武器のメーカーが違うことは間々あるようです。
例:同じAC5でもマグナシリーズだとかワールウィンドだとかインパラートルーだとkがありまして、その種類によってタイプが違うとするわけです。・・・弾の規格が違うでしょうから、補給で苦労しそうですね。
4、一切気にしないことにする(爆笑)
 ACはどれもACとして扱い、それ以上の考察はしないことにします。ゲーム的ないみないしね〜〜〜(笑)


[99] (無題) 投稿者:まひる 投稿日:2005年01月15日 (土) 19時12分

粘着榴弾、ホロチャージ弾はAP弾のカテゴリーでは?
HEAT-APとHV-APで分けるなら別ですが


[98] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月15日 (土) 18時37分

狼牙改さん>>戦車のほうが真面目な兵器だと思います!

オートキャノンは自動装填の速射滑空砲です。
実態がどのようなものかは、諸説あります。また、小説家によって表現が違い、メーカーによっても実態が違います。
これは、まあ、あんまり気にする必要なく、いろんなものがある、とだけ思っておけばいいでしょう。
なお、オートキャノンに限らず、弾薬1射ぶんというのは、「弾薬パック一つ」とされています。1射何発なのかは無視し、弾薬パック単位での装填だ、と覚えておけばいいでしょう。

ここに来る人ならイラン知識と思いますが、考察のためにまとめてみます。間違っているところは、補填をお願いします。
一緒にどんなものなのか考えましょう。

○単発式と連射式
1『射』あたりの重量を『連射数』で割ったものが、砲弾一発の重さになります。単発説から1射100発まで諸説あります。

○密度:徹甲弾か榴弾かホローチャージか?
砲弾の密度は、弾種によって大きく上下します。

○徹甲弾
 砲弾を鉛やウランで作ったもので、鉄の比重が水の7.5倍であることを考えると、かなり高いものになります。砲身は厚く、口径は小さく、発射速度は高くなり、線条が切られます。砲弾は細長く、矢羽がつけられるものもあります。
装甲貫通能力と遠距離への砲撃に優れ、対空砲撃や装甲貫通などに適します。

榴弾
 爆弾を敵にぶつける爆裂弾で、化学物質の塊を金属で覆って発射時の衝撃に耐えられるようにしたものです。
比重は鉄よりかなり軽くなりますが、水の2倍以上にはなるでしょう。中間的な能力の砲身となり、対歩兵能力の高いオートキャノンとなります。粘着流弾などもこれに入れていいでしょう。

ホローチャージ
 砲弾の頭部に金属でできたおわん型のカバーをつけ、その内側に爆弾を貼り付け、敵装甲の表面で「指向性爆弾の衝撃」によって装甲に穴を開け、内部に高温のガスを流入させ、これで内部機構を蒸し焼きにします。
砲身は(比較的)短く薄く、発射速度は短いです。ライフリングは切られていません。
 中空の金属の内部に、穴の開いた化学物質。砲弾の比重は最も低く、重量に比して口径は大きいでしょう。作り方によっては、同じサイズの円柱の水よりも比重が軽くなるかもしれません。


[97] よく考えてみるとね・・・。 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月15日 (土) 17時02分

チャットの話の続きで申し訳ないが、車載のACが人力装填だった場合を考えると、装填速度の点から考えてまずAC10以上だと6ターンで2連射以上は無理。
これは米軍が現在の戦車の熟練装填員の人力装填の標準タイムから判断。
戦車砲の機構では1分間で6発以上は装填が無理のようだ。
ACの利点は数を撃ってナンボである。
弾が軽いAC2とかAC5ならともかくAC10以上は毎ターン発砲は無理。
自動装填できるミサイル系のほうがシステム的にも費用対効果の面でも安上がりと思えてくる。
いくらACが弾代が安くても、弾幕も張れない戦車は無用の長物。
さっさとエネルギー系に変更するかミサイル系に変更が求められる。
だが、メック界ではAC装備の戦車が一般的。
なんでやろ?
この辺がメックの戦車は自動装填だと考えていた根拠だったのですが?

追記
1.エンジンを核融合に変更し、エネルギー系装備を一切装備せず、常に放熱器に余裕を持たせておく。
2.搭乗員に耐熱服を着せてインフェルノに対処する。
となると、火炎放射は・・・・駄目か?
弾薬が熱で誘爆しそうだし。

そう考えるとメックというのは変だよなあ?
あの図体のどこにあの大きな発射管からでるミサイルとかACの弾が容量無視して詰まっているのやら?
しかもそれをチューブ給弾だ?
あれだけの弾を持ったまま格闘戦とかJJ機動。
マイアマ−と整列結晶装甲版の熱拡散とか、そういうものでは解決できていない衝撃に対する対策とはいかに??

先生、戦車のほうが真面目な兵器だと思います!


[96] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年01月15日 (土) 10時26分

しかし・・・
このアナスタシウス・フォヒト
後に綺麗に身を引く場面も見せてくれる彼が、メックウォリアーRPGで2流の悪役みたいな書かれ方してるフレデリック・シュタイナーとは・・・

ほんと、何があれば、こうも変われるのやら


[95] クランの弱点 投稿者:レオン 投稿日:2005年01月14日 (金) 21時40分

確かに、クランの兵装は強力です。
遠距離で撃ち合いをしたら、クランに勝つのはほとんど不可能でしょう。
しかし・・・・・射撃は超一流ですが、格闘に関しては全くの素人集団だったりします。
クランでは、格闘戦は不名誉な事として忌避され、格闘の研究は全く行われなかったのです。
これに気が付いたアナスタシウス・フォヒトは、ハチェットを装備したBL−9型ブラックナイトを大量に生産、ツカイードの戦いでの勝利に大きく貢献しました。
ちなみに、このBL−9型ブラックナイトはあまりにも強かった為、後に「氏族殺し(クランバスター)」というあだ名が付きました。


[94] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月14日 (金) 21時31分

現在チャットで談笑中
よかったら来てください〜〜〜

http://www3.marimo.or.jp/%7Efgmaster/bcg/bcgchat/index.cgi


[93] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月14日 (金) 20時33分

追記:車両にメックの操縦席を移した場合、弾込めや各種作業が不可能になります。
また、車両ユニットが破壊される理由は、乗員が焼け死ぬからではなかったはずです。
 よって、どちらにせよ、加熱した車両は「破壊」されることになるかと。
 ・・・歩兵のインフェルノミサイル一発で沈むのですよね。


[92] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月14日 (金) 19時20分

まひるさん>>内燃機関のユニット全てに適用
え〜と、戦車は、移動で発熱しません。そして、実弾武器の熱は発生しません。
そのかわり、発生する熱は全て排熱できるだけの放熱器を装備する必要があります。
熱フェイズで熱状態が1点でもある=1点でも加熱している
場合、歩兵や戦車は8以上で破壊されます。

というわけで(w
内燃機関を装備していない歩兵まで適用可能です。また、メックに内燃機関を装備した場合、加熱してもそれだけでユニットが破壊されることはありません。
まあ、弾薬誘爆やパイロットダメージやら、選択ルールを使えばエンジン爆発まであるとかいいますけど・・・


[91] 戦場伝説の領域ですね 投稿者:まひる 投稿日:2005年01月14日 (金) 18時31分

氏族メックといえば、やはり3機編隊で堂々と行軍するさまが印象的ですな…
明け方にレーザーヒートシンクなんか装備してると、かっこよさ満載です。
(弾くらいやすくなりますが…)


>同数で圧勝
士族3中心領域4が通常編成なので、実質的に氏族側のほうが多い格好になりますね。
これはもう、流石のダイス目としか。  ^^;

というか、madcat(primeかな?)が煙幕が立ち込める戦場に突っ込むのもどうかという気もしますが…
マッドキャットの背面は唯一の弱点かもですからね。
(それでも、アモったところで標準装備のCASEのおかげで爆散を免れるわけですが。
  XLエンジンの癖くせに側胴吹っ飛んでもエンジンヒット2で済むし…ヤダヤダ)
もしかして、madcat(prime)じゃなかったのかな…? A・D・Sあたりなら突っ込みたくなるですが。

シャドホIICは…オーソドックスな氏族の主戦機ですか。(それでも全部あたって42点!)
(内訳:sSRM2cx4(16)、ER-SLcx1(5)、ER-MLcx1(7)、MPLcx2(14))
…こんなのがMV6-9-6-(12)で闊歩するんですよ? ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

(暫し妄想)
…マッドキャット(prime)2機とシャドホIIC2機…

瞬く間に蒸発する装甲、LRMとsSRMに悲鳴を上げるパッシブアラート!
偏光モニターが回復したときに目に映るものは、見せ付けるように火力を浴びせるオムニメックを背に猟犬のごとく獲物を狩り出す2機のメック…

   …悪夢だ  orz

>氏族にあるまじき
TRPGのキャンペーンプレイ的にいくなら
コマンダー機が撃墜された場合
「実力を認め復讐を誓ってその場は引き、再戦の機会を(入札や神判などによって)獲得しようとする」
と、いった展開の方が氏族っぽくて個人的には好きですね〜。

>火炎放射器(8以上爆散の無効化
戦車やら操縦席がどうこうではなく、内燃機関のユニット全てに適用されたような気もしますが…
覚え違いでしょうか?(←無自信)


[90] 対氏族戦リプレイもどき 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月14日 (金) 03時31分

私「さてはて、確かに火力は圧倒的なんだが?」
GM「しまった、煙幕と地形で味方の射線が通らない?」
確かに性能的では有利な氏族メック。
まあ、そこはやりよう。
いつも通りのチキンな戦術で敵を誘導し、隊長機のマッドキャットを戦場で一時的にとはいえ孤立させた。
私「まず一機もらい。」
GM「ぬ?そっちは全機射線が通ってやがるのか!?」
私「基本だね。」
4機の集中攻撃を至近でもろに受けたマッドキャットはあっけなく沈む。
GM「マッドキャットが−。」
私「一機も墜とさないうちに沈んだねえ?」
GM「仇取っちゃる!!」
やけになってこちらの一機を追い回す氏族メック。
そして水地に追い込まれたが・・・。
GM「これでそっちも3機だな?」
私「そうかな?」
GM「何いってるんだ。」
私「このメックを伏せる。」
GM「は?」
この時点で水地に伏せられると攻撃がほとんど無効にされる。
逆に水地に追い込まれたメックを追いかけるのに夢中だった氏族メックは、そのうちの一機を3機のメックに包囲された。
当然ながら他の2機の射線はほとんど通らない。
GM「しもうた!?」
私「さっきからこのメックを狙ってチマチマ攻撃してたのだがねえ?」
そう言って、装甲が剥げかけた2Cシャドホを袋にする。
あっさり4対2。
私「今日はやりやすいねえ。いつもは4対8とか普通だし。」
GM「ぬうう。」

この後、損害1機を出したものの勝ちました。
感想:難度はちょっと高めだが伸るか反るかの賭けが面白かった。

余禄
GM「死ぬ!死んじまう!!」
梓「んー、じゃあ次ぎはこれにしようかな?」
彼女が指し示したのは、先程まで緊密なる隊形を組み進撃していたマッドキャット一個小隊の内の一機。
その小隊は、すでに隊長機がお星様にされていた。
AC5のへッポコ攻撃がマッドキャットの操縦席を突き破った。
GM「またお星様!?」
梓「うん。そうみたい。」
GM「くッそー、反撃で・・・ほとんど外れただと!?」
梓「んー。なんともないみたいだね?」
私「いや、何と言うかここまで一方的だと泣けてくるな。」
先程から私の相方を務めている梓は、ハンデでどノーマルのシャドホで乱入していた。
それでもこの状況。
まともに戦術を考えるのがアホらしくなる。
GM「おのれ、こうなったらシャドホだけでも!」
私「おいおい、目的が変わってないか?」
マッドキャットで必死にどノーマルシャドホを追い回す。
氏族にあるまじき光景だ。
GM「もらった!!」
私「俺ももらった!」
GM「は?」
私「後ろががら空きだぞ?攻撃判定は背面だな!」
GM「はうあ!?」
背中がかちかち山にされる氏族小隊。
私「しとめ損ねたが効いちょるねえ?」
GM「まだまだ!!」
梓「あれ?花火にならないねえ?なんで?」
私・GM「お前と一緒にするな!!」
梓「あう・・。」

おかげでマッドキャット=ヤラレ役という変なイメージが私どもではついてしまった。
なんでやろ?


[89] むう 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月14日 (金) 02時37分

やり応えを求めて普通に難度を高くしていったから、私は感覚が麻痺したらしい。
身内ではオウバードフォース現象と呼んでいる。
(バンダイが出した無茶苦茶な戦力差のゲーム)
あのゲームのように、たった3隻で無敵艦隊に挑むよりははるかにマシ。
(セーブ無しで前衛艦隊突破から敵主力撃破、追撃まで行なう)
あっちは補給も無いしな・・・。

試しに今日改めて氏族メックと対戦してみたが勝てないわけでもない。
マッドキャットがなかなか厄介だったが普段から遺失メックを通常メックで墜としている為かそれほど状況が厳しいとは思わない。
それに今回は久々に同じ数で戦えたしなあ。

氏族メックより厳しい戦車小隊。

ドールハウス1小隊。
しかも遠距離タイプと近距離タイプが2両ずついる。
挙句の果てがメックのコックピットを移植した火炎放射無効化型。
遠距離戦を仕掛けると毎ターン200発のLRMが降り注ぎ、かといって接近すると160発のSRMがお出迎え。
気圏戦闘機でも接近すら厳しい。
どないして突き崩せと?

とか思っていたら一人で勝ってる人いるし・・・。
試しに撃ったらいつも通り命中したらしい。
使用機体はノーマルシャドホ。
超遠距離狙撃の致命的命中連発。
攻めあぐねていた流れを無視した展開。
そこ!同じ調子でマッドキャット小隊をどノーマルシャドホで皆殺しにするな!!

注:マッドキャットは強い機体です。


[88] 惑星と命 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月14日 (金) 00時30分


リオンさん>>太陽と同じタイプの恒星は全体の10%(重元素の量が太陽型以外の惑星は少ない)
MT.fujiさん>>SFの定義について一言>あくまで現在の科学技術レベルに基づいての物
MT.fujiさん>>惑星の発見例が増え>『地球型惑星が存在する可能性』はその結果上昇

 そうですね、リオンさんがおっしゃるとおり、ある程度のリアリティは無視するのが暗黙の了解事項ですよね。
 その上、MT.fujiさんのおっしゃるように、色々と新説が出ているようです。これらの新説で、リアリティを底上げした上で、楽しめるようにできるように思えます。
 
 先日、NHKで最新の説をテーマにした番組をやっていました。
 それによると、太陽系ができてから10億年くらい前までは、内惑星軌道には多数の小型惑星・・・水星とか火星くらい・・・が回っていたんだとか。で、これらが何億年もの間にたくさんの合を迎え、そのたびに運動量の再配分によって軌道が微妙に変化していき・・・
 小型惑星同士が衝突合体して今のような姿になったんだとか。金星で8個前後、地球で10個前後だったかな?
 重要なのは、この、初期の太陽系の小型惑星では、海がすでに誕生していた可能性があったらしいんですね。
小型惑星同士の衝突が起きるとまた消えてしまいますが。火星は、もっとも昔の姿が良く残っていて、原始太陽系の、多数の海を持つ惑星が巡っていた頃の痕跡を残している可能性が高いとか。
この番組を見ていて、こんな感じに海を持つ惑星がたくさん生まれるなら、原始的な命の誕生する可能性が飛躍的に高まるぞ、と思いました。そして、これらの命の萌芽が、惑星の衝突で氷という硬いからに包まれ、他の小型惑星にも降り注いだら・・・
 命は、今まで計算されてきた確率より、飛躍的に高い確率で発生するかもしれません。バトルテックワールドの常識・・・原生生命がかなりの確率で惑星にいますから、楽観論をFASAは採用したのだと思います。


リオンさん>>他の惑星に生物が存在する可能性は数学的にゼロ(まったくの無作為に有機物の集合体から、「ひとつ」の細胞が生まれる可能性は10の2万条分の1・・数学的には10の50条分の1以下の確立はありえないと見て良い値)

これは、多分悲観論がわの計算だと思います。
 原始的な生命を試験管で創造する実験は、かなり昔からできました。有機物のスープに良好な刺激を与え続けてやると、原始的な生命を合成できるのです。
 ただ、これで合成できる生命ってのは、厳密な意味での生命とはちと言えないというか・・・
 発酵という、『代謝』を行う『細胞』は結構簡単なんです。
 ただ、ディオキシリボ核酸でおなじみの、遺伝子・・・つまりは、自己複製物質が、細胞全体の複製を作り、飛躍的に複雑な命を造れるようになる条件を満たすのがものすごく難しいんですよね。
 この確率がどれくらいあるのか、ということになると・・・う〜〜ん・・・
ただまあ、上で上げたような小型惑星上に海ができるのであれば、そこにDNA付きの命が芽生え、それが小型惑星の衝突で海水の凍結氷が宇宙に飛び散り、別の小型惑星に落ちてそこでまた増殖し・・・
という事があったとしたら。
 もしかしたら、地球近辺の命は、はるか昔に飛び散った、小型惑星の原始の海で生まれた命の萌芽という、共通の祖先を持っているのかもしれません。
 命の発生する確率が低くとも、これならあちこちに立派な原住生命が進化している事を説明できます。
 また、恐竜やら哺乳類やらという進化段階という、信じられないほどの進化の一致という事についても、「先祖は同じだから」という理由があるからということになります。

そして、これが本当だとしたら・・・なんだか、すごく夢が広がりますね。


[87] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月13日 (木) 23時46分


QuadManiaさん>>ハンドルネーム>めがめやるときに長いと見づらいので短縮してただけ

なるほど、では、これからもQuadManiaさんとお呼びさせていただきます。

狼牙改さん>>氏族相手によくキツイとか辛いとか言いますが、一般的にそうなのかな?
QuadManiaさん>>氏族相手がキツイ理由は、まず彼らの装備が中心領域で発見される遺失技術をさらに発展させたものである点があります。

そうですね。腕はエリートぞろいだわLL並みのMLやらERPPC並みのLLやらガウスライフル並みのPPCやら・・・はっきり言って、勝負になりません。しかも、LV2メックは、3050年ですら、エースやエリート部隊用でしかなかったですからね。
3030年になると誰もが遺失装備使い放題、というわけじゃあないんですよね。
まずは、部品が(以前よりは)潤沢に供給されるようにだんだんなっていって、その後ちらほらと研究機関やアグレッサー部隊以外でも見れるようになって・・・
 なによりありがたいのは、1LVとはいえバトルメックの生産能力が飛躍的に上がった事かな。
 失機者の確率が極端に減っていく。
 こんな状況では、遺失装備が一般に普及するはずも無いですよね。

狼牙改さん>>メックより倍の数の重戦車の方が厄介ですな。
MT.fujiさん>>火炎放射器一発で落ちてくれます 耐久性に関してはメックより遥かに低いのが戦車です

「硬い」はずの正面からの攻撃を受けたときですら、命中箇所判定2Dで2〜5、11、12で致命的命中です。(移動力が落ちたり武装などが破壊されたりもっと悲惨な致命的命中表が適用されたり)
側面からだと、装甲に当たるだけで戦闘力が落ちない出目は2Dで6〜8と10しかないです。あとはいずれも戦闘力が落ちます。
その上MT.fujiさんのおっしゃるように火炎放射器一発で落ちたり、ちょっとした障害地形で戦場に到達することすら不可能だったり。
 直接戦闘の場と装甲厚だけで防御力を判断すると、以外にあっさり戦車は落ちますはずと思います。



狼牙改さん>>届いた

夜中の3時、ですか。
なんか、修羅場そうですね。色々と、大丈夫ですか?
あと、読んだら感想その他もらえれば幸いです。


[86] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年01月13日 (木) 17時45分

>戦車
実はそんなに強敵でもありません
確かに真っ向からぶつかれば強敵ですが、逆に火炎放射器一発で落ちてくれます
耐久性に関してはメックより遥かに低いのが戦車です

>氏族技術
もちろん、こうした氏族レベルの技術や兵装を持っている所もない訳ではありません
グレイ・デス軍団など一部の一流傭兵部隊は大抵そうした氏族装備をある程度所持しています。とはいえ、グレイ・デス軍団も確か氏族侵攻初期に敗退を喫していたはずです
実際、装備の違いは大きいので、下に1つ中心領域製と氏族製の装備の例を上げておきます

ER−LL
中心領域製
発熱12、ダメージ 8、近距離1−7、中距離8−14、遠距離15−19、重量5t、装備欄2
氏族製
発熱12、ダメージ10、近距離1−8、中距離9−15、遠距離16−25、重量4t、装備欄1

またこれらに加え、XLエンジンは左右胴の装備欄が2つ(中心領域製は3つ、つまりそれだけ致命的命中が起こりにくい)、エンドウスチールやフェローファイバー装甲は装備欄が中心領域の14装備欄に対し、7つと減っています
この為、装備欄の関係で中心領域製メックがどちらかを諦めるという状況でも氏族製は双方とも装備する事が出来る訳です


[85] ハンドルネームはねぇ 投稿者:QuadMania 投稿日:2005年01月13日 (木) 05時29分

めがめやるときに長いと見づらいので短縮してただけなんですわん。
まあ、いまだもって相手できないから、そんな心配は不要不要不要〜っ!なんですがね。

さておき、
>>狼牙改様
氏族相手がキツイ理由は、まず彼らの装備が中心領域で発見される遺失技術をさらに発展させたものである点があります。
エネルギー火器は射程が長く破壊力も強化されており、長距離ミサイルはランチャーの重量が半分な上に最低射程がない等、
氏族の装備は中心領域で発見しうるものより軽量小型で射程と火力に優れると、あらゆる点で強化されています。
このため氏族のメックは同重量の中心領域製メックと同等の装甲で倍以上の火力を持つことも珍しくありません。
極端な例を出すと、LL一本刺しの高機動軽量メックと同じ重量・移動力でLLばりのレーザーが4本飛んでくるのが氏族のメックです。
しかも遺失技術を発展させたものであるという関係上、氏族と取引でもしない限りそれを中心領域で手に入れることはできず、
手に入れたとしてもそれを完動状態で維持させることはまずもって不可能でしょう。
さらに、氏族は遺伝子操作やらなにやらで、より強力なメック戦士を作ることを当たり前のように行っています。
結果として、ルール上中心領域の一般的なメック戦士の能力が4/5であるのに対し、氏族のそれは3/4になっているほどです。
この辺の戦力差を端的にあらわすのが「氏族の1個スター(5機)に対して中心領域の1個中隊(12機)が相当する」という設定です。
つまり、一般的な評価として氏族のメックは中心領域の遺失装備メックの倍以上の強さであるとみなされているわけです。
しかも氏族では早くからオムニメック(手足等の交換がアタッチメント形式で短時間に行えるメック)が採用され、
加えて同じ思想の元に設計開発されたオムニ戦車や、エレメンタルと呼ばれるバトルアーマー歩兵等も所持しています。
火力の高いメックに能力の高い戦士が搭乗しているのですから、数で押す以外にはまずもって対処のしようがありません。
自分の倍以上の攻撃力を持ち、自分より攻撃の技量が上である敵に対して、一般的な人間が数に頼る以外いかに対処できましょう?

何より、氏族に抗する最低限の条件ともいえるいわゆる遺失技術の情報は、かのグレイデス某が公表するまで秘匿されていました。
星間連盟期並みの装備が一般的になるのはかなり後のことであり、それでさえも氏族の装備に比べれば劣っているわけです。
最も初期に氏族の侵攻を受けた中心領域のメック戦士たちは、いわゆる邦訳版ルールの装備のみで氏族に相対したようです。
ご冥福をお祈りするとしか言いようがありませんね。


[84] 届いた 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月13日 (木) 03時25分

今見ている所。
仕事中なので家に居着いている妹分が受け取ってたらしい、問題は犬がその上に寝ていた為に発見が遅れた事。

ところで氏族相手によくキツイとか辛いとか言いますが、一般的にそうなのかな?
数が同じで遺失技術を使っているなら負ける気が全然しないのですがねえ。
(遺失技術無しなら五分五分)
まあ、いつも倍位の敵は相手にする事が普通なので、私の感覚が麻痺しているだけの気がしますが・・・。
(2個大隊で2個連隊と喧嘩した)
経験としては、メックより倍の数の重戦車の方が厄介ですな。
オフィシャルだとやたら硬いし。


[83] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年01月13日 (木) 01時25分

SFの定義について一言
あくまで現在の科学技術レベルに基づいての物であるという事も忘れてはいけません
過去には非科学的と称された案件が実際には真実であったという例は決して珍しい話ではありません

惑星に関していえば、最近の研究で1つの案件が出ています
昨今望遠鏡技術の進歩により、急速に惑星の発見例が増えています
現在では『地球型惑星が存在する可能性』はその結果上昇してきています
何しろ、人類は未だすぐ目の前に見える自惑星の衛星にすら殆ど足を踏み入れていないのですから・・・宇宙にどんな生命があるのか、そこにどんな常識があるのか、それはまだ分からないですよ


[82] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月12日 (水) 23時59分

まひるさん>>MWの訳文に関しての話しなら、正訳です。
それと、一般的な戦術論の話しとしても、正論かと。

おお、ついに結論が出ましたね。
まひるさん、ありがとうございますm(_ _)m


[81] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月12日 (水) 23時58分

QM(QuadMania)さん>>

おや、QmさんはQuadManiaさんでしたか。
お久しぶりの登場ですね(^^)
コンゴトモヨロシク
・・・ペンネーム変えたのでしょうか?
だとしたらQMさんとお呼びすべきですが・・・
え〜〜と、とりあえず、以前どおりQuadManiaさんとお呼びしておきます。
ペンネームお代えになったとの事でしたらご一報ください。

QuadManiaさん>>戦争である以上、その目的には何らかの利権が関わっており、どちらの陣営も必勝を期して矛を交えます
QuadManiaさん>>同程度の戦力で戦闘を行う理由も意味も価値もありません。

そうですよね。
負けるために戦う人はいません。勝つために戦うのですよね。

QuadManiaさん>>戦闘状態を維持するには莫大な費用が必要である

ももたさんとチャットで話になったのですが、装甲のみにダメージがとどまるような小競り合いでも、ほんの一ヶ月毎日のように戦っていると、おっそろしいほどの金額が必要となりました。短期決戦が必須だと実感した瞬間です。

QuadManiaさん>>戦闘を長期化させるような行動、つまり「悪い」メックを投入して被害を増やすようなことは行うべきではなのです。

はい。実際に殺し合いをするとなると、必須ですよね。

QuadManiaさん>>初戦に敗北した側は戦力を減じただけであり、決して戦力を温存したという結果にはなりません。

はい、負けは負け、損害は損害です。
特に、物資の枯渇している3025年代なんかだと致命的でしょうね。


[80] (無題) 投稿者:まひる 投稿日:2005年01月12日 (水) 21時07分

ドウモ、ご無沙汰しておりました
明けましておめでとうなのでしょうか?
取敢えず宜しくです。

新潟やらスマトラやらで大変でしたが、何とか落ち着きました。
本業の方が、だいぶ遅れてますが…  _| ̄|○ <オウチカエリタイyo...


>悪いメック〜
MWの訳文に関しての話しなら、正訳です。
それと、一般的な戦術論の話しとしても、正論かと。

「精強な敵に対して、弱い味方を戦わせてその戦力を削ぎ、後に精強な味方によって撃破する」
この考えを元にいくつか作戦を立ててみれば判ります。


様々な点で危うい考え方かと。


>気圏戦闘機の装甲
LRMスキーでチキンな私は正面装甲51点をチョイスですよ


[79] 悪いメックの後に 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月12日 (水) 20時56分

リオンさん>>SFを楽しむためにはある程度のリアリティを犠牲にしなくては成り立たない
リオンさん>>PCがある敵部隊を何とか撃退したときに、セオリーにしたがって「ぼろぼろのPCを殲滅するべくさっきよりも強い敵」の登場
MT.fujiさん>>勝ち目が全くない戦いではPLが嫌になってしまう危険があるからです

う〜〜ん、ゲーム的に言うと、リオンさんやMT.fujiさんの言うように、とにかく勝てば何とかなる、というのを表現したかったろう、というのは、確かにあるかもしれませんね。
 PCが楽しくないのでは意味が無いです。
MT.fujiさんのいうように、どうしたって勝てない状況もありますよね。
 その上でいうなら、初戦で負けるほど戦力が少ないとか指揮官が無能・・・勝てるための算段を取れな『かった』
(※過去形。すでにして無能、もしくは弱小戦力を証明済み)
のであれば、その後も勝てるはずが無いと思います。

そもそも、敵は、すでに「勝った(過去形)のです。
 偵察能力の優勢なのか、総合戦力の優勢なのか、指揮官の戦術眼による先読み能力がすぐれているのか。
 とにかく勝っています。
 敵は、大佐36さんのおっしゃる仮定で言うなら、すでに「強いことを証明」しているのです。
 強いやつに弱いやつが喧嘩を売れば、負けるに決まっています。負けるとわかっていることをするような指揮官は無能ですから、やっぱり負けるに決まっています。
 つまりは、大佐36さんの出した前提条件は、必敗の法則菜わけです。

こんなかんじになるかな・・・

三六大佐「なに、偵察小隊が火力小隊に負けて帰ってきただと?では、その火力小隊に無傷の火力小隊をぶつければ必ず勝てるな。弾も減っているだろうし装甲も傷ついているから。」
・・・火力小隊出撃後しばらくして・・・
 ミッキー准尉「三六大佐! 大変です、敵は火力小隊を素早く下がらせて補給を済ませ、偵察小隊込みで待ち伏せをしていました! わがほうの火力小隊は奇襲と倍する数の敵戦力に全滅しました!」


[78] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月12日 (水) 19時54分

む、狼牙改さんのお返事がまだ無い?
だ、大丈夫かな、ちゃんと配達時に家にいないとすぐに受け取れなくなるけど。
今、届けるために荷物を持ち出していると表示されたぞ。
ということは、そろそろ届くって事なんだが。

狼牙改さん、もし届きましたら、確認のためミッキーの携帯の方にご一報ください。番号は書いておりますので。


[77] あと・・ 投稿者:リオン 投稿日:2005年01月12日 (水) 19時03分

もうひとつ。
別の観点から見てみることもできます。
それは「SFにどの程度のリアリティを求めるか」ということです。

バトルテックはSF、空想科学の世界です。
現在の科学の理解を100パーセント当てはめたら、存在できなくなる世界です。
例:ワープは物理的に不可能(全宇宙に存在する以上のエネルギーが必要なため)
 他の惑星に生物が存在する可能性は数学的にゼロ(まったくの無作為に有機物の集合体から、「ひとつ」の細胞が生まれる可能性は10の2万条分の1・・数学的には10の50条分の1以下の確立はありえないと見て良い値)
 太陽と同じタイプの恒星は全体の10%(重元素の量が太陽型以外の惑星は少ない)
 他星系の惑星の中には極端な楕円軌道を回るものがある、また木星サイズの惑星がそのような軌道を回っているものもある(極端な楕円軌道では寒暖の差がきわめて大きくなり、生物が生存できない)

・・・まあ、いくつかあげてみましたが、
ここで何が言いたいかというと「SFを楽しむためにはある程度のリアリティを犠牲にしなくては成り立たない」ということです。
 むろん、ある程度までリアリティを求めるのは自然なことです。
 ですが、だからといって上のような細部までリアルであることを求めたりはしないでしょう。
 
 そして、バトルテックとは「SF世界を疑似体験する」ゲームです、当然ある程度までリアリティは失われます。
 
 では「“悪いメックの後に、良いメックを投入する”事はタブー」というここを逆転させて見ましょう。
 そうなると、PCがある敵部隊を何とか撃退したときに、セオリーにしたがって「ぼろぼろのPCを殲滅するべくさっきよりも強い敵」の登場が正当化・・いえ、むしろ推奨されてしまいます。
 それでは誰も遊ぶ気をなくすのは当たり前でしょう。
 むしろ、「“悪いメックの後に、良いメックを投入する”事はタブー」というルールがあるからこそ、ゲームとして成り立ちます。
 どんなにぼろぼろになっても、勝てれば何とかなるからです、そのすぐ後に戦闘になるということがなくなるからです。
 
 つまりこれは「バトルテック・・メックウォーリアRPGを楽しむ」ためには必要なルールなのです。
 これがあるからこそ、ゲームとしてのメックウォーリアRPGが成り立つのです。


[76] しばし来てない間に凄い事に 投稿者:MT.fuji 投稿日:2005年01月12日 (水) 14時03分

しばらく来れなかった間に凄い事になっていますね・・・

ゲームとして遊んでいると誤解してしまいがちですが
矢張りバトルテック世界は戦争をしているんです
ゲームとして遊んでいる限りでは、GMも『普通は』対処可能な相手と数を送り込んできます。勝ち目が全くない戦いではPLが嫌になってしまう危険があるからです
しかし、本来の戦場はそうではありません
湾岸戦争時、イラク軍の戦車は旧式であった為、アメリカ軍の最新鋭戦車に一方的に撃退されましたが、これはバトルテック世界にだって当てはまります
中・軽量級のメックのみで重・強襲級メックの部隊を相手にしないといけない事だってあるんです
戦場にはルールなんてありません
俗に言われるように『勝てば官軍』なんです
ただ、それでも戦わなくてはならないなら、情報を集め、戦機を見計らい、それでも駄目なら逃げ、あらゆる手を尽くして戦う事になります。そこには綺麗も汚いもあったもんじゃありません
悪いメックが撃破されたと言っても撃破の形にもよりますし

先に記されたバトルテックリプレイでの話
偵察小隊が撃破された、なら良いメックを投入するのは止めよう・・・・・という以前に問題が1つ
あのリプレイでは周囲を自部隊を大きく上回る部隊に包囲されていた事も忘れてはいけません。そんな中1個小隊とやりあえるメックなどというものが出てきたら・・・でも、それが敵指揮官機であれば
それを撃破する事は戦況にも大きな影響を与えます
だからこそ、危険を冒してでも撃破に向ったのだと思います。もし、あれが何機もある一機だったら撃破には向わなかったと思います



[75] 戦争は経済活動ではあってもスポーツではありません 投稿者:QM(QuadMania) 投稿日:2005年01月12日 (水) 05時28分

>>大佐36様
たしかに中心領域における戦闘は現代のそれに比べて形式化されているきらいはありますが、
勝ち抜き戦のような状況は(氏族の神判を除けば)かなり特異であるように思います。
お互いの思惑が絡んで手合わせに一個小隊、続けて別な小隊…といった流れになることはままあるでしょうが、
最後までそれを継続して決着をつけようという指揮官がいるなら、それはあまりにも小説的といわざるを得ません。
ことが戦争である以上、その目的には何らかの利権が関わっており、どちらの陣営も必勝を期して矛を交えます。
双方の戦力がある程度把握できている状態なら、戦力差が生じた時点で反撃の暇を与えず殲滅に移るでしょうし、
そもそも同程度の戦力で戦闘を行う理由も意味も価値もありません。
また戦闘状態を維持するには莫大な費用が必要であるため、あたう限り短期間で終わらせるのが望ましく、
戦闘を長期化させるような行動、つまり「悪い」メックを投入して被害を増やすようなことは行うべきではなのです。
勝ち抜き戦のような小競り合いを何度も繰り返して被害を増やすよりは、大規模な戦闘で一気にけりをつけた方が、
結果的に同程度の損害を受けたとしても、その後の建て直しに雲泥の差があることでしょう。
なにより、いかな思惑があるとはいえ、敗北とはすなわち失機者になることに他なりませんから、
半ば敗北を運命付けられた先鋒になりたがる兵士も、そのような運用を行う指揮官に好んで従う部下もいないでしょう。
まして貴重なメックを使い捨てるような作戦を立てる指揮官を重用する上層部がいるとは到底思えません。

いずれにしろ、前提の認識が筋違いであるため理解しがたい文章と思われているのではないかと。
戦場のセオリーはスポーツのそれとは大きく違い、失敗が死に直結する次のない世界のものです。
戦場での敗北は少なからぬ被害をもたらすものであるため、極力避けなければならないものであり、
負けても次に…などと最初から考えている兵士は、負けたときに命を落とすことになるでしょう。
初戦に敗北した側は戦力を減じただけであり、決して戦力を温存したという結果にはなりません。
戦闘は勝ち抜き戦になる必然はなく、戦力的優位にある側は嵩にかかって攻め立てるでしょう。
繰り返しますが、セオリーとは「ある行動原理に沿って行動した場合、一定の結果になりやすい」と不特定多数が認める事例で、
件の戦場訓を口にする者の経験した戦闘が「勝てると思った戦いに負け、援軍も酷い目にあった」ということなのでしょう。
(そして、こういった状況は経験や思慮の浅い指揮官が最もよく引き起こしてしまう過ちなのです…)


[74] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月11日 (火) 20時36分

おおそうだ。
伝票番号をのっけておきます。
2206-0356-9465
です。黒猫なので、ネットで荷物がどこにあるのか確認できます。
配達時間指定は20時から21時までにしておきました。これなら多分家にいらっしゃると思いますので。
送ったのは7時過ぎですから、届くのは明後日になってしまうかもしれませんが・・・比較的近いですし、もしかしたら明日に届くかもしれません。


[73] 送付 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月11日 (火) 20時32分

狼牙改さんへ。

連隊規模戦闘をリアルでやる、という非常に恵まれた環境のバトテサークルが、補給の不足から民兵ゲリラと化している状況をかんがみ、送れるだけの補給物資を発送しました。

エアロテック2ならびにもろもろの重複して持っているもので役立ちそうなものです。カペラのハウスブック以外はネットでダウンロードできますから、世界観もあれで何とかなるでしょう。多分。
グレイデスの1〜4巻も入れてあります。
狼牙改さん達のバトテライフに幸多からん事を!


[72] (無題) 投稿者:リオン 投稿日:2005年01月11日 (火) 13時23分

>>大佐36さんへ
>普通は弱い選手から順に戦わせていくものです。
>そうすることで最後の一番強い選手が戦うまで勝てる見込みを残すことが出来ます。
 確かに「そこで勝つ」ことだけを考えれば、それもありかと思います。
 ただ、忘れてはならないのはバトルテックの世界において、「戦いはその場だけではない」そして「補給や修理は容易ではない」と言う二点です。

 3対3の勝ち抜き戦の例えで考えてみましょう。
 今回、あなたは悪い、普通、良いの順に投入し、相手は逆だったとします
 「悪い」は相手の良いに負け「普通」は良いを破ったものの相手の普通に敗れたもののとします。
 残るの味方の「良い」と相手の「悪い」です。
 今回の戦いでは問題なく勝つことができるでしょう。
 ただし、この後に勝者同士の「第二回戦」がなければ、の話です。

 メック中隊に当てはめると、味方の二個小隊を失い、敵中隊を殲滅したわけです。
 無論、「良い」小隊とて被害がないわけではないでしょうし、相手に負けた「悪い」や「普通」を一度持っていかれていることも忘れないでください。
 あなたは失った二個小隊を補充する必要があります。
倒した相手の部品を使うとしても、本来のルールならかなり制約がきますし、すべてを修理するのは不可能でしょう。
 傭兵同士の身代金とかによる交換があるなら少しはましかも知れませんが、いずれにせよ修理部品は不足します。
 そしてさらに悪いことにたいていの傭兵は「勝ち続けないといけない」という制約があります。
 そうしないと部隊の財政が回らないからです。

 実際すべての任務が駐屯のような時間的余裕があるものでもありません。
 ひとつの襲撃任務をこなしたら、すぐ次の襲撃任務を受けなくてはならないこともあるでしょう。たいていの傭兵は仕事を選ぶ余裕などないからです。
 駐屯だとしても次の襲撃が何時になるかはわかりません。
 取り寄せたりした部品が到着する前に、次の襲撃があるかも知れません。
 
 ではもう一度勝ち抜き戦の例えに戻ってみましょう。
 一回戦を勝利した貴方の側には多少の被害を受けた「良い」と事実上悪いと化した「普通」、悪い以下の「悪い」があります。
 相手は悪い、普通、多少の被害を受けた良いです。
 
 おそらく、相手の良いに「悪い」と「普通」は敗北します。
貴方の「良い」は相手の良いに勝利できるでしょうが、多分相手の普通に敗北するでしょう。


[71] メック戦闘のセオリー 投稿者:大佐36 投稿日:2005年01月11日 (火) 11時35分

> MW 117P
> “悪いメックの後に、良いメックを投入する”事はタブーとされていて、
> もはや勝てる見込みがなくなったときは、部隊は戦場から撤退することが
> 常識となっています。

このセオリーの勝てる見込みがなくなったときは戦場から撤退するという部分は私も正しいと思います。
問題は前段の悪いメックの後に良いメックを投入することがそれにつながらないということなのです。
QMさんの言ってることは敵戦力が不確定の状況では戦わないということですよね。
それ自体は私も間違っていないと思います。
でもそのことを表現するのにどう考えても悪いメックの後に良いメックを投入することがタブーという表現にはならないと思います。
わかりやすく例え話をすることにします。
皆さんは3対3の勝ち抜き戦に参加することになりました。
その時に選手をどのように配置しますかということです。
この選手の配置がメック戦闘のセオリーだと思ってください。
メック戦闘のセオリーに従うなら一番弱い選手を一番最初に戦わせてはいけないということです。
そして一番最初に戦った弱い選手が負けた場合は負けを認めて降参するということです。
これが悪いメックの後に良いメックを投入するのがタブーで勝てる見込みがなくなったときは戦場から撤退するということです。
こういう風に考えるとおかしいことがよくわかるでしょう。
普通の勝ち抜き戦のセオリーに真っ向から反していますよね。
普通は弱い選手から順に戦わせていくものです。
そうすることで最後の一番強い選手が戦うまで勝てる見込みを残すことが出来ます。
一番強い選手を一番最初に戦わせた場合は一番強い選手が負けた時点で勝てる見込みが殆どなくなってしまいます。
このように普通は戦力的に一番価値がある存在を最後に残すというの正しいのです。
普通は敵と一番最初に戦うのは戦力的に一番価値のない存在です。
すなわち悪いメックの後に良いメックを投入するということはタブーどころか推奨されるべき行動なのです。
ですから私は以前からこの文章が翻訳のときに悪いメックと良いメックを入れ替えてしまった翻訳ミスなのではないかと疑っているのです。


[70] 小説か 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月11日 (火) 05時20分

ミッキーさん>・・・・ていうか、狼牙改さんのサークルでは誰もグレイ・デス小説持っていないのですか?

無い。
と、いうよりオフィシャルのメック関連のアイテムとメックウォーリアのコピーとダークエイジのみという泣ける現状。
したがって、入手し易いS−TECEで大部分を補っている。
ルールのバランス調整はマトモな人同士なら、かなり洗練していると自負できるのだが・・・・運命の法則を無視する3姉妹がおるので微妙な所。
彼女達は周りの運を吸い上げてる感じがする。


[69] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月10日 (月) 22時29分

え〜〜と、まだ届いていないな。
狼牙改さん、住所のメールお願いできますか?


[68] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月10日 (月) 20時28分

・・・・ていうか、狼牙改さんのサークルでは誰もグレイ・デス小説持っていないのですか?


[67] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月10日 (月) 20時25分

狼牙改さん>>小説は展開が無茶で酷いとは聞いたが・・・そこまでかなのか?

え〜〜、経緯を省けばそう見えます。
ただし、「現実として十分再現可能」な範囲で行っています。ですから、まったくひどくありません。
どうひどくないのか?

たとえばグレイソン一人でメック小隊を撃破。
これは、敵のメック正体が軽量級3機であったこと、敵部隊がある事情によって限りなく指揮が低かったこと、新兵だったこと。などが、敵側の要因としてあります。
さらに、グレイソンは、最初こそ徒手空拳たった一人でしたが、
「周りで蹴散らされつつある防衛軍」の中に飛び込み、勇敢に戦いつつ的確な指示を出し、多数の歩兵やホバークラフトを瞬く間に指揮下においてのけた、
という離れ業を演じたために行えたことです。
軽量級3機。都市戦闘。歩兵やホバークラフトなどが結構ある。敵の腕も士気も低い。
 十分再現可能です。
 グレイソンは、この戦いの直前まで惑星軍に追われる立場でしたが、一躍英雄として祭り上げられ、捕獲したメックを使っての「メック部隊長」に昇進します。
 指揮能力の高さがどれほど重要なのかを見せ付けるものでした。
 砲術と操縦だけしか上げないPCへの皮肉に見えたものです(爆笑)
 その後の活躍も、ゲリラ達を次々に味方につけたり、不満を持つ民衆を兵士として鍛えたり、鹵獲したメックを使って戦力を整えたり、敵の補給物資を強奪したり、といった事・・・
交渉能力、指揮能力、そして高い戦術によってグレイソンは逆境を克服していきました。
夜襲も、メックウォリアーですら音を上げるほどの厳しい行軍を行い、脱落者を次々に出しながら。
3倍の敵を撃破も、ナポレオン張りの各個撃破戦術です。
 実にかっこいいんですよ、この不屈の精神と、力押しではない、頭とカリスマを使った強さが。
根強い人気も納得できます。

狼牙改さんも、ブックオフで見かけたらぜひどうぞ!


[66] 論外プレイ 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月10日 (月) 19時39分

小説は展開が無茶で酷いとは聞いたが・・・そこまでかなのか?

むう、うちでの論外プレイとしては幾つかあるが・・・。
1.シャドホD型50機によるバンザイ突撃。
2.撃墜王のメック戦士が11歳の女の子で、しかもプレイヤーもそうだったりする。
 (今12歳か?)
3.AC20一本刺しメックで強襲級2個小隊を正面から完全単独撃破。
4.よく致命的な損害を通常攻撃にする人だけで小隊を組ませる。
5.ダイスの女神様と暮らしている人と対戦する。
6・ともかく使えないメックを凶悪にしてGMをだまし討ちにする。
 シカダとかライフルマンとかカメレオンとか、今では主力機種やねこいつら。
7.リアルで連隊戦闘をする。
8.打倒GM(二度と立ち直れない位に)

 以上、私の感覚での論外プレイ。


[65] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月10日 (月) 18時28分

セオリーどおりならやっちゃいけないこと・・・
グレイソン:徒手空拳、たった一人の状況でメック小隊を撃退、さらに2機を捕獲。
3個メック連隊が守る惑星にバトルメック7機+各種支援部隊で殴り込みをかけ、撤退に追い込む。
往復数百キロの遠距離にある敵基地に夜襲をかけ、翌日には無事帰ってくる。
3倍の敵を撃破する。

とまあ、セオリーを無視できる超人が小説の主人公になるらしいですね(w

さておき、件の例についてですが、
「悪いメックの後に良いメックを投入」はしていないとも言えます。
「偵察小隊と交戦して損傷し、弾薬も消費しているだろう」
「だからヤマタノオロチに追いすがって火力小隊をぶつければ勝てる」
という状況ではありませんでした。

どんな敵なのか、色々と調べ、1個連隊が襲い掛かってくるという絶望的な状況にされるほど時間がたってから、モリ大佐が誘いのためにわざと作った隙という、「敵の罠を食い破る」ために、「勝てそうな」火力小隊を送り込んでいます。

つまりは、「悪いメックの後に良いメックを投入する」ことをじっと我慢し、QMさんが言うように情報を集め、勝てそうな状況を待って戦いを挑み、見事勝利したわけです。

こんなものでどうでしょうか・・・?


[64] 続き(改訂版…謎) 投稿者:QM 投稿日:2005年01月10日 (月) 16時35分

さておき現実から言えば、“悪いメック”が敗北した段階で入手できる情報は、相対した敵の大まかな数と戦闘中に与えた大きな損害がせいぜいでしょう。
“悪いメック”の敗北によって戦力が減少した状態で、そのあやふやな情報を元に作戦行動を起こすのは、いかがなものでしょうか?
なるほど、あえて追加戦力を送り込むことで、結果として傷ついた敵を討ち果たすことができるやもしれませんが、
逆に“良いメック”と考えて送り出した戦力が、結果として“悪いメック”を増やすような事態になっては目も当てられません。
“悪いメック”が敗退した後は防御に徹し、集められるだけの情報を集めて次に備えた方が、たいていの場合良好な結果を生み出すでしょう。

セオリーとは、不特定多数がその行動原理にのっとってある種の結果を導きだしたことから生み出されるものです。
読み物は人に読ませることを意識したものであり、畢竟セオリーを無視した事柄を扱うことが多くなります。
(つまり、小説の類を引き合いに出してセオリーを論ずるのは、あまりお勧めできません…
むしろ、小説に書かれるような題材はセオリーを無視していればこそということのほうが多いでしょう)
とはいえ、偵察小隊のくだりは“悪いメック”に相当するかは微妙なところです。
なぜなら、偵察任務は少数の機動力のあるメックで行うものであり、敵に会ったら交戦せずに逃げることが前提となっているからです。
遭遇した敵に逃げる間もなくやられたというのであれば、これはもう交通事故のようなものであり、決して運用を間違っているわけではありません。
一機でも戻ってこれれば当座の任務は果たしたことになりますし、最悪でも高機動メックをあっさり屠れる敵の存在証明にもなるので、
それをして“悪いメック”であるといってしまうと、メックによる全ての偵察行動は否定さるべきものとなりかねませんから。
なにより、MWであればゲーム的な暗黙の了解として「倒せないほど強力な敵を出さない」のが前提となっているでしょうし、やはり論拠としては…ね(^^;


[63] 知彼知己、百戦不殆 投稿者:QM 投稿日:2005年01月10日 (月) 16時12分

“悪いメック”は本来戦力外の存在では決してありません…と言うか、戦力外とみなせるメックは戦場には存在しえません。
(カタログスペックを発揮できないということは多々あるでしょうが…^^;)
しかしながら、十分な情報収集も行わず、敵を侮り、結果として不十分な戦力を配するようなことをしていては勝利は覚束ないでしょう。
これは孫子にある

知彼知己、百戦不殆  (彼を知り己を知れば百戦殆うからず)
不知彼而知己、一勝一負(彼を知らず己を知れば一勝一負す)
不知彼不知己、毎戦必敗(彼を知らず己を知らざれば戦う毎に必ず敗れる)

の第三節に相当し、“悪いメック”というのはその戦力を過信していた、己を知らざるメックに他なりません。
“悪いメック”を出すような状態の部隊(指揮官)が、果たして減少した戦力で敵を討ち果たすことができるでしょうか?
この戦場訓は上記を意訳して「先に運用を誤って戦力を減じたうえにさらに戦力を投入するような真似をせず、最初から必要十分な戦力を投入すべし」となり、
その前節のみが取り出されて慣用句となり、それが時代とともに意味するところがずれてきて、結果現行の慣習となったのではないかと推測する次第です。

念のため、前述は私見ですので「ああ、こう考える人もいるのだな」くらいに考えていただきたく。


[62] 良いメックと悪いメック 投稿者:大佐36 投稿日:2005年01月10日 (月) 14時37分

> MW 117P
> “悪いメックの後に、良いメックを投入する”事はタブーとされていて、
> もはや勝てる見込みがなくなったときは、部隊は戦場から撤退することが
> 常識となっています。

私が疑問なのはこの文章は原文もこの通りなのかということです。
この文章は普通に読んだら前段と後段がつながらないんですよ。
悪いメックがなくなって良いメックが残ってるならまだ勝てる見込みは残ってるはずです。
にも関わらずメック戦闘のセオリーでは勝ち目がないという事になっています。
どう考えてもこれはおかしい。
翻訳ミスなのではないかと前から思ってるのです。
そもそもMWリプレイの第二巻の最終話でこのセオリーに反する戦闘が行われています。
モリ大佐との戦闘です。
先に悪いメックである偵察小隊がやられてるのに良いメックである火力小隊が戦闘を行っています。
セオリー通りならやっちゃいけないことなんではないですか。
それで勝利したのはセオリーを犯したサモンジの率いる火力小隊側でした。
このように良いメックが残っていればまだ逆転の可能性はあるのです。
これらのことからも私はこのセオリーはおかしいとしか思えないのです。


[61] 住所頼みます。 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月10日 (月) 13時01分

狼牙改さんへ。
以前イラストを送っていただいた時に住所もいただいたはずなのですが、それが見つかりませんでした。
そのため、エアロテック2を送れません。
ですので、メールにてお教え願えませんでしょうか?


[60] 補足というか蛇足 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月10日 (月) 03時38分

さしずめ4次元連結システムと言われているお馬鹿な収納システムのおかげか、初めて見る人は搭載基数にビビラれる。
詰めればスペース的に入るんだがなあ・・・。
戦闘は艦隊からの砲撃と連携していたからさらにGM側の状況が厳しい。
オリジナルのエリアウェポン、空間爆雷をばら撒きまくって追い込みました。
実際の所、重戦闘機を迎撃したのは94機。
特に電子戦型の電子攻撃は重宝しました。
パワージャムでミサイルを無力化したり、通信妨害で指揮能力を下げたりと大活躍。
残りの50機は敵の母艦を沈めに行きました。
空母型のレパード級数隻でしたが護衛がおらず。
1tもある空間魚雷をダース単位で打ち込まれて沈みましたとさ。


[59] おいおい・・・・・(笑) 投稿者:レオン 投稿日:2005年01月10日 (月) 03時16分

>GMがなめて100t気圏戦闘機12機でチョッカイ出して、144機のシルフィードに叩き落とされています。

100tが1個中隊・・・・・・・普通だと、大抵の部隊は殲滅できる数ですよね。
でも、144機もやってきたら・・・・・・・100tと言えども逃げ出すしかありませんな。


[58] 一応の目安 投稿者:レオン 投稿日:2005年01月10日 (月) 03時11分

>気圏戦闘機は硬いんだか脆いんだか解りませんねえ・・・。

メックと気圏戦闘機がバトルした場合、重量が同じだと気圏戦闘機がやや有利と言われていますね。
でも、メックは片足を無くして倒れていても戦闘が出来るけど、気圏戦闘機は翼を片方無くせば、即、墜落だし。
私的には、メックの方が遥かに硬いと思います。


[57] おいおいと 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月10日 (月) 02時26分

シルフィード開発話でも乗っけようかと?
あれが出るまでかなり難儀な話になってますからねえ・・・。

作った本人は本気でJ型まで作っているし・・・。


[56] うい 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月10日 (月) 02時21分

同人でも良いです。
メックプレイヤーは純粋に情報に飢えています。

10%で致命的。
気圏戦闘機は硬いんだか脆いんだか解りませんねえ・・・。


[55] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月10日 (月) 02時14分

う、もしかして誤解をさせてしまいましたか?
同人エアロ2です。
それでもいいのでしたら・・・

気圏戦闘機の硬さについては、初期装甲の10%を越えるダメージを受けると、致命的だからです。

たとえば、40点の前面装甲があるとします。
ここにAC5が当たります。
すると、40点の10%ですから4点。5点は超えていますので中枢の致命的ダメージに。


[54] なるほど 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月10日 (月) 01時15分

装甲配分と中枢に関しての謎が解けた。
オフィシャルって無駄に硬い戦闘機ばっかりのようだ。
ウォーハンマーさんの本があるので、まあ何とかなるでしょう。
そう考えるとライフルマンの豆鉄砲って何の役に立つのかな?

エアロ2ですか、レア物ですね。
と、いうかバトルメック自体の正規のルールブック自体を持っていない私。
M−鈴木氏からコピーしてもらった物が唯一のオフィシャル物。
貰えるなら欲しいです。

ちなみにシルフィードに関してなのですが、モジュール形式で効率良く収納してあるので空母が健在なら金太郎飴の如く発進してきます。
これはM−鈴木氏が提唱した降下船内スペースの有効活用による結果です。
まあ、あっちはレパード級からスティンガーが20機出て来るぐらいですしね。
肝心の数を揃える為の資金は各自が持ち寄って集めました。
GMがなめて100t気圏戦闘機12機でチョッカイ出して、144機のシルフィードに叩き落とされています。
そんなに詰めるとは思えないから油断していたらしい。
てか、そんだけの数の購入資金をよく掻き集めたなあ・・・。


[53] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月09日 (日) 21時36分

う〜〜ん、ここで答えたものやら・・・
気圏戦闘機は中枢に重量は要りません。
エアロ2では、装甲は前面と左右側面、後面の4箇所です。
操縦席のボーナスはない・・・ようですね。
ですから、新設計の航空機は、装甲の面で非効率になるのかも。

って、ほんとに送らなくていいですか?


[52] ええと 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月09日 (日) 20時16分

QMさん>:というか、たぶんQuadManiaさん。

QMさん>敵軍にそういう指揮官がいるのであれば、自軍としては楽なこと極まりないのでバンジャーイでしょうが。

そうでもない。
D型シャドホを50機程纏めて突っ込まれた経験がある。
戦術的には単なるバンザイ突撃だが数が数。
戦略的にも最適な時期での投入だった為、正直捌ききれなくなりかけヤバかった。
ローカストやスティンガーの群れ位ならどうとでもなるんですがねえ・・・腐ってもシャドホだし・・・。
使えないメックを貯蔵してきたら結果的にああなったそうだ。

ちなみにこのD型は、改造して全部量産型ブラハンにされましたとさ。

ミッキーさんへ>オフィシャルではASFの装甲配分はどうなってるのでしょうか?
 ところで・・・中枢いるのは通常戦闘機だけでしたっけ?


[51] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月09日 (日) 19時24分

QMさん>>悪いメックの後に良いメックを

はじめまして、QMさん。
管理人のミッキーです。
なんとも見事な論文ですね!
素晴らしい(^^)
ここに載せておくだけではもったいないですね。
コラム掲示板のほうにも転載しておきましょう!
あと、後でコラムを書くときにも使っていいでしょうか?
(いつになるかわからないですけど(w


狼牙改さん>>設計はオリジナルがサッパリ解らん状態なので、S−TECE仕様。

むう、なんでしたらエアロテック2を送りますか?
あまっているので可能です。

狼牙改さん>>シルフィード
なにやら熱い設定の機体ですね。いい感じだと思います。
バトルテックワールドでも、こんなドラマがありそうで面白いです。メックですら自動操縦タイプがありますからね。


[50] 戦果は作戦に優先する… 投稿者:QM 投稿日:2005年01月09日 (日) 14時59分

という慣習もありますし、前者は続いているうちは問題ないでしょう。
(それに苦い顔をする指揮官もおらんのでしょうし)
後者は…一般論から言えば疑いようもなく悪い戦術といえますね。
部隊を単一の機体で構成するような運用は、その機体が疑いようもなく万能であると実証されているか、
それのみが有効に機能するような特殊な環境下であるか、リソースの問題でやむなくというのでもない限り、
推奨さるべき方法ではありませんので、そんな作戦を考え出した連中は早々に更迭すべきです。
もっとも、敵軍にそういう指揮官がいるのであれば、自軍としては楽なこと極まりないのでバンジャーイでしょうが。

>シルフィード
懐かしいですね、昔友人宅でしょっちゅうやっておりました…88版ですけど。
グロアールに誘導弾が効かないっぽくて涙した青春の日々であります(謎
件のソフトの2枚目のFDには謎のおまけゲームがついていたりとか…知ってる人間のがアレげですな、こりゃ。

ザ、ザ、ザ、ザ、ザ、ザ、ザ、ザ、ザ、ザ、ザ、ザ、ザカリテ!


[49] しぶといと言うか、たくましいと言うべきか 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月09日 (日) 14時36分

何か新潟でガタケットなる地方コミケが開催されています。
被災してえらい状況なのにそれでも普通やるか?
ある意味たくましいなあ・・・。
まあ、お祭りで現実逃避して憂さを晴らすのには丁度いいかな?


[48] ふむ 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月09日 (日) 05時15分

悪い戦術とは、正面からの殴り合いにシカダ・ライフルマンを投入したり、ノーマルシャドホとかAC20一本刺しのシャドホを無意味に突っ込ませたりする事でしょうか?

それで普通に戦果をあげてる人はある意味悪い人だな・・・。
あと、シャドホD型をダース単位で突っ込ませて来る人とかかな?


[46] 風の妖精 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月09日 (日) 04時59分

雑記の方にこれのデータをアップしておきます。
現在うちで使用されている気圏戦闘機の中では最多数で主力です。
設計はオリジナルがサッパリ解らん状態なので、S−TECE仕様。

 ガングリフォンとかで出しているゲームアーツが、かつて作りあげた間違いなく名作シューティングゲーム「シルフィード」。
 その主役機のハズのシルフィードは純然たる戦闘機として配備されているのではない。
 軍での次期主力機種のトライアルにおいて、安くて配備が簡単な無人機に完敗。
 軍では、減少しつつあった有人航空部隊にお情けで少数の配備されるに留まる。
 その他では無人機では対応できない臨検や航路哨戒を任務とする治安部隊のパトロール艦隊に配備されて雑用任務で活躍する。
 しかも、お馬鹿な上層部の嫌がらせで配備がさらに遅れる羽目になる。
 それでも、細々と10年かけて総数が100機を超える。
 10年間、予算不足で苦し紛れのバージョンアップを繰り返し、全ての生産機が第一線にて全て現役という脅威の現状。
 おかげで、この段階でも性能だけなら一線級を維持している。
 一番新しくて性能が良いのが実は偵察型で仲間内でぶん取りあっているのはご愛嬌。
 生産第1号機が最新型と肩を並べて飛んどる由緒正しき貧乏国状態。
 古い型のパーツがなくなると、新型のパーツを流用して修理とするためか形式に無い亜種が沢山生まれる事になる。
 正規ヴァリエーションもすでにAから始まってJに突入している。
 試作は作るものの、量産する金が貰えずに試作機・試作量産型を貰って配備する始末。
 なんかその辺バトルメックっぽい?

 で、無人兵器群があっさり反乱軍にハッキングされてしまい大混乱。
 軍の有人艦隊の主力は乗っ取られた無人艦隊に奇襲され、ボコボコにされて文字通りチリとなり全滅。
 そういう所からこのゲームは始まる。
 残ったのは閑職として名高い治安部隊と有人航空部隊のシルフィードのみの状態。

 これは困った。
 肝心のシルフィードは今まで上層部の嫌がらせが祟っており、戦闘をしようものなら極端な稼働率の低下が予想された。
 耐久保証時間を倍以上超過している部品をくっ付けて飛んでいる機体が普通だったからだ。
『無能な上官、敵より怖い』
 だが、今出せる戦力はこれしかない。
 軍は予算を注ぎ込んで全てのシルフィードをヴァージョンアップしまくった。
 そして最強戦闘機部隊が出来上がってしまった。
 士気・練度がともに無駄に高く、圧倒的な数の敵に対しても一歩も引かない戦闘力があった。
 結果、軍の最新鋭無人戦闘兵器群を蹴散らして勝利した。
 上層部からは絶滅危惧種として扱われ笑われていたシルフィードが、である。
 当然ながら、これ以後の主力機は全て有人航空機に切り替えられたという物語。


[45] TABOO? 投稿者:QM 投稿日:2005年01月09日 (日) 04時23分

「悪いメックの後によいメックを…」の格言は、中心領域の状況から導き出された至言でしょう。
実際の配備状況云々はおくとして、一般にメックは貴重品であり、一機たりとも無駄にできるものではありません。
それを踏まえて考えれば、ある戦闘が行われると確定している場合、出しうる最大の戦力で確実に勝利をつかむべきなのです。
そもそもメックを小出しにするような戦法は奇計であり、一般的に選択されるべき行動ではありえません。
なぜなら、悪いと言われようとえメックはメック、それが多少なりと敗北を喫するようなことになれば、
自軍の戦力と同時に士気をも低下させ、鹵獲されたメックがあるようならばさらに敵に利することとなります。
まして、継承権戦争の間に物資は枯渇し、初戦を捨ててまで相手の油断を誘うような悠長な真似はそうできないでしょう。
(無論それが作戦としてありえないというのではなく、行うリスクが大きすぎるということです)

また戦闘に際して、敗北後に対策を練るようなことを繰り返す指揮官はお世辞にも有能とは言いがたく、上も相応の評価をすることでしょう。
失敗しつつある作戦を補填しようとしてさらに被害を広げるくらいなら、後に戦力を確保してから取り返したほうが結局はよいのです。
メック戦闘は(実際にそうなってしまいがちだというのはともかく)最初から消耗戦を想定して行えるような気軽なものではないはずです。
初手に悪いメックを投入するような作戦は指揮官として恥ずべきものであり、さらに失敗した作戦にいつまでもこだわるのは大変危険です。
戦局の流れをつかむためにも、初手は出しうる最良の戦力で確実な勝利を、武運つたなく敗れたならば潔く撤退を心がけましょう。

余談ですが、果たして悪いメックで敵に有効な打撃が与えられるものでしょうか?(それができないからこそ悪いメックと…)
だとすれば、いたずらに戦力を消耗するだけで敵に対して有効な打撃を与えない作戦行動になんの価値があるというのでしょう?
くれぐれもメックの使い道を誤らぬよう、運用には細心の注意を払いたいものです。


[44] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月08日 (土) 20時42分

はじめまして、大佐36さん。
管理人のミッキーです。
“悪いメックの後に、良いメックを投入する”事はタブー
ですか・・・・?

う〜〜ん、言われてみれば確かにちょっと変ですね・・・?
う〜〜ん、じゃあ、バトルテック的に考えてみると・・・?

う〜〜ん、とりあえず、「戦力の遂次投入」にはなりますかね?
40トンメック×4の小隊を撃破された。
じゃあ45トン×4の小隊を送・・・・ったら撃破された。
じゃあ60トン×4の小隊を送る・・・・と、また撃破された。
とかになったらまずいですよね。
最初の段階で一部とはいえ戦力の各個撃破をされてしまっているのですから、さらに同じ事をしちゃだめだよ、という。

とはいっても、そうなると、じゃあ大戦力を送り込めばいいんじゃないか、(たとえば2個小隊)となるかな・・・?
う〜〜ん、そうなると、こんどは、こっちの余裕がなくなってしまうかな?
 
A、Bの両陣営に偵察(軽〜中)、火力(中〜重)、指揮(重〜強襲)の小隊を持つ1個中隊として・・・

1、A火力小隊の前にB強襲小隊が。A火力小隊全滅して撤退
2、B強襲小隊にA偵察小隊とA強襲小隊をぶつける。
3、B指揮小隊全滅して撤退。
4、その隙に自由になったB偵察小隊とB火力小隊が敵基地を落としましたとさ。

おお、このパターンならけっこういけるかも。


[43] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月08日 (土) 20時24分

狼牙改さん>>メタルブラック、レイストーム、ガンフロンティアとかをタイトーの傘下で作っていたビングというゲーム会社があった。
狼牙改さん>>ゲーム業界から撤退してチャリンコを作って販売しているようだ。
狼牙改さん>>ウルフファングとかで有名だったデータイーストもレーザー空気洗浄機を作ってたな?
レオンさん>>この業界じゃあダイキンや三菱、日立、東芝の方が100歩も1000歩も先を行っているんだから商売になる訳が無い。

・・・絶句
ほ、ほんとにかけらも関係ないですね。
いったいどうしてそんなことに・・・
ターハス重工(ライラ)みたいに、ミサイルとレーザー作っていたのを、業務拡大してバトルメックも作るか! とか、ジオテックが作業用メック作ってた所バトルメック作るように命令されたとかならわかるんだが。
 ・・・・いったい、何があったのであろうか・・・?
 ほんとに、ここまで関係ないんじゃあ、実績のあるほかの会社に勝てるわけ無いですよね・・・

狼牙改さん>>コスモクリーナー
ソードワールドでだけど出したことある(w
 空飛ぶ戦艦で宇宙を、は無理だったんで、硬式飛行船ではるか遠くまで、大地にかけられたのろいを解く魔法装置を取りにいくという(w
帰りは場所の特定がきちんと出来ているのでテレポートで一瞬なところとかもぱくったりした。

狼牙改さん>>同人誌を出し続けているサークルを知っている。この冬めでたく4巻目が出ていた。

継続は力なり、ですね。
M−鈴木さんとことウォーハンマーさんががんばってくださっていたから、バトルテックもここまで盛り返してきたって気がします。
いやもう、貴重な資料が大量にあるんですよ、ほんと。


[42] メック戦闘 投稿者:大佐36 投稿日:2005年01月08日 (土) 20時12分

はじめまして。
大佐36です。
私は前から疑問に思っていたことがあるのです。
それはいわゆるメック戦闘のセオリーという奴です。
具体的に言うと以下のことです。

> MW 117P
> “悪いメックの後に、良いメックを投入する”事はタブーとされていて、
> もはや勝てる見込みがなくなったときは、部隊は戦場から撤退することが
> 常識となっています。

これの何が疑問かと言いますと。
良いメックと悪いメックが逆なのではないかということです。
良いメックが勝てなかった相手に対してそれよりも戦力面で劣る悪いメックを戦わせても勝てる見込みがないから撤退するということなら理解できるのですが。
ここで言われてることは逆です。
悪いメックが勝てなかった相手に対してそれよりも戦力面で優れる良いメックをぶつけるのであれば今度は勝てる見込みがあるはずではないでしょうか。
先の悪いメックとの戦闘で敵は被害を受けてるはずですし。
これがどうして勝てる見込みがないという事になるのかがわからないのです。
悪いメックの後に良いメックを投入するのはまだ勝てる見込みがあるのです。
これが逆なら勝てる見込みがないというのはわかるのですが。
ですから私は前からこれは良いメックと悪いメックが逆なのではないかと思っているのですが。
どなたか詳しいことをご存知でしたら教えてください。


[41] メタルブラック 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月07日 (金) 22時22分

ちなみにこれの同人誌を出し続けているサークルを知っている。
この冬めでたく4巻目が出ていた。
次の夏で最終巻が出るらしい。
尻切れトンボや解り難かった所もキチンと補完されている。
本人に直談判してその辺を聞いてきたそうだ。
コアな人気で通販もしていた。
メックより厳しい環境でよくやるなあ・・・。


[40] さらに蛇足 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月07日 (金) 22時16分

アメリカでもコスモ21なる浄水器や、サリン事件で有名になった某集団でもコスモクリーナーなる空気清浄機を発見。
いいのか?


[39] なつかしいなぁ・・・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2005年01月07日 (金) 22時07分

メタルブラックかぁ・・・・・
結構、面白いゲームだったなぁ。
特に最終面のBGMが良かった。
それにしても、どこをどう転んだらゲームからチャリンコに移ったのやら・・・・・・
それにデータイースト・・・・最近、音沙汰が無いと思ったら空気清浄機で失敗して潰れていたのか。
そりゃ、この業界じゃあダイキンや三菱、日立、東芝の方が100歩も1000歩も先を行っているんだから商売になる訳が無い。
空気清浄機を選んだ奴は馬鹿だな・・・・・


[38] 蛇足でなんだが 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月07日 (金) 21時56分

空気清浄機(36で洗浄と誤植しているのは秘密)なのだが、コスモクリーナーDとかいうのを見た事がある。
元ネタはアレらしい。(社長が断言していた)
イスカンダル製じゃなくて地球製。
原作者に送ったら喜ばれたそうだ。


[37] メックとは関係ないんだが・・・ 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月07日 (金) 21時49分

かつてメタルブラック、レイストーム、ガンフロンティアとかをタイトーの傘下で作っていたビングというゲーム会社があった。
シューティングゲームを主に作っていた会社なのだが最近音沙汰が無いとか思っていた。
正直潰れたかと思った。
だが、ゲーム業界から撤退してチャリンコを作って販売しているようだ。
なぜチャリンコ!?
国策のノーリスク開発で押し迫る韓国に対して、お寒い国内ゲーム業界の縮図を見た感じだ。

そういえばウルフファングとかで有名だったデータイーストもレーザー空気洗浄機を作ってたな?
あそこが潰れたのはこれのせいだったっけ?


[36] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月07日 (金) 21時48分

ありがとうございます、狼牙改さん。
ハイリスクハイリターンゆえに慎重さが求められる、という、まあ、当たり前といえば当たり前な

日本で普及しているやり方は、いわゆるSNEの代替案らしいです。
そして、かなりいいバランスです。
GMが、勝ち続けられるように手加減してくれてる限りは・・・・

傭兵を足軽にたとえるのに笑いました。
ほんとそんな気がします。
狼牙改さんのサークルのやり方は・・・そういう、ちょっと変更して楽しくやれるキャンペーンというのは、それはそれであり、というか、実に開放的でうらやましい環境だと思います。バトルテックの重い印象を払拭し、実に楽しめるセッション光景が目に浮かびます。

ちなみに、現在ミッキーは、SS書くことに関して、ちょっとテンション落ちています。
現在はバトルテック炉の出力を上げるために補修中です。


[35] リニューアル予定 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月07日 (金) 01時08分

自分の書いた物を久々に読み直して気づいた。
誤字脱字、文章の流れや説明が適切でない箇所を発見しまくり・・・。
その辺を直して一斉に取り替えようかと思っている。


[34] 同意 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月07日 (金) 00時59分

はい、基本的にそれで間違っていないと思われます。
リスクの少ない勝てる戦いをするのが基本です。
降伏も割と一般的な慣習のようですし、意義はありません。
正規軍は身分が保証される代わり、時として死ぬまで戦わなければならなかったりする辺りが武士くさいです。
傭兵はさながら農村から徴収されてきた足軽と言ったところか?

うちは論外だね。
すでに8割以上が寝返り組みで構成されており、傭兵部隊が正規軍の面倒を見てるくらいだし・・・。
ちなみに高機動戦の主力がカメレオンの改造機だったりする。
M−鈴木氏にも突っ込まれたが暴走街道まっしぐらだ。


[33] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月06日 (木) 21時28分

これらからわかることB

傭兵部隊同士の場合、正規軍が絡む場合と違って、馴れ合いがある。

「どうせ返してもらえるんだから」と、あっさり降伏する。
身代金を払ってもらえる程度の損害になるように、深追いはしない。
そして、正規軍からすれば激怒するようなこと・・・
「敵の損害を回復させ、味方の戦力増強の機会を減らす」ことを平気でやっている。立派な利敵行為である。

また、傭兵といえども、戦利品の上納義務がある。
にもかかわらず、メックを返還しているということは、これらの戦利品を上に報告せずに裏帳簿し(<どんな新言語だ!?)、私服を肥やしていることになる。


[32] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月06日 (木) 21時22分

鹵獲メックを返却するのは「普通」ではない。
少なくとも、片方が正規軍の場合、鹵獲メックはそのまんまぽっけないないするらしい。
よって、GMは、予備メックや交換部品としてのメックの残骸は、豊富に与えましょう。
ただし、もちろんプレイヤーが「抜け目無く」行動した場合に限ります。

こうすると、メックが爆産しても安心です。
・・・・その一方で、敗北=メックを失う という、デンジャラスモードです。


注意:!
※ただし、戦利品の上納割合、戦利品の優先取得権などといったものがある。

上納割合というのは、文字通りの意味です。
戦利品の何割を上部組織に収めなければならないかを示します。
最低ランクが10%で、評価が高くなればこの割合はどんどん上昇します。

戦利品の優先取得権は、ちょっとわかりにくいですかね?
Aという部隊とBという部隊が合同で戦闘したときに獲た戦利品を、
先に選べるのは誰か、ということです。
 え? PC部隊だけで戦うからそんなこと関係ない?
 そうですね、プレイヤーが遭遇する状況の例としては、
 惑星防衛軍との合同戦闘などが一般的でしょう。
 (航空支援の出前頼む! 歩兵のエスコートがほしい! など)
あるいは、降下船を継承国家から借りて戦場まで送ってもらった、
補給品を頼んだ場合、後方に輜重兵部隊がいますので、彼らの順番。
(直接戦闘に参加しなくても、その戦闘を支援していたのですから権利はあります)
 ならびに継承国家のエージェントが、
 上納割合の分をかっぱらう時の順番とかです。

正規軍の場合、戦闘序列(貢献度や忠誠度などから上が決める部隊の評価順位)
によって決まることがほとんどです。評価によってかなりの差ができます。
傭兵部隊の場合、契約書にその比率や順位が記載されます。今までの活躍具合・名声・コムスターの評価などを元に、継承国家のスポークスマンと交渉して、「契約条件」は決まります。
交渉・外交は重要です。

ドラコだと光の剣連隊などが最上位です。
ドラコの傭兵は、あらゆる正規軍より順位が低いです。
(いや、補給の序列のほうだったかな?)


[31] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月06日 (木) 20時52分

MW 117P
“悪いメックの後に、良いメックを投入する”事はタブーとされていて、
もはや勝てる見込みがなくなったときは、部隊は戦場から撤退することが
常識となっています。
(中略)
このような“捕獲メック”は、メック部隊が得る戦利品の中でも、
もっとも価値の高いものです。こうしたチャンスを逃さず利用する術を
キャラクターが知っていれば、生き延びる可能性は大いにまします。
それは、個人や家族の地位も同時に保護することも意味します。
(中略)
生きている敵戦士は、自分の命を犠牲にするよりも、降伏を選ぶでしょう。
(宿敵同士や無法者の例外中略)
もし両部隊が傭兵部隊ならば、このようなメックは降伏することが大半です。
彼らの間には、部品やお金といった身代金と交換で、相手がメックを返却する
という慣例が広まっています。

これらからわかること。
@
「勝てる可能性が無いわけではない」=「かなり不利な状況だ」という時に戦闘を続けることは、バトテワールドの常識から言って変である。
 勝敗が傾いたら、GMは潔く敵を撤退させ、プレイヤーメックを「破壊」して、プレイヤーを「失機者」にするという、最悪の結果を避けましょう。


[30] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月04日 (火) 11時30分

う〜〜ん、そうだったんですか・・・
まあ、いまさら言ってもしょうがないとあきらめるしかないですね。
服装からは・・・う〜〜ん、覚えがないですね。ニアミスまでのような気がします。
ちなみに、ミッキーの服装は、暗めの緑色のコートに青いリュックです。ちなみに椅子にもなるタイプで、なぜかたれパンダがプリントされているという・・・・


[29] 残念 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月03日 (月) 22時59分

ミッキーさん>連絡方法を決めておけば良かったかも

そうですな。
だけど、28日に出発していたのでこの掲示板は見てないし、携帯もってないのだよねえ・・・。
まあ、M−鈴木氏の所で午後の暇時間を潰すのがいつものパターンなのですが・・・。
ちなみに灰色の服で背中に歴戦のリュックを背負い、ビニール手提げを引っさげた典型的な突撃機動戦仕様でした。


[28] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月01日 (土) 20時04分

うわあ・・・人間、ほんとに進歩してない・・・
バトルテック世界でも進歩していないはずだ・・・


[27] 人災 投稿者:レオン 投稿日:2005年01月01日 (土) 15時23分

>なんか、人災だという向きもあるみたいですね。

歴史に名を残す火山災害でも、完全な人災だった例があります。
1902年の西インド諸島・モン・プレー山と1985年のコロンビア・ネバドデルルイス山の噴火は典型的な人災でした。
モン・プレー山の噴火では、大規模な火砕流が麓のサン・ピエール市を直撃し、2万9000人もの犠牲者を出しました。
生存者は警察署の地下牢に収容されていた死刑囚ただ1人だけ、町は完全に壊滅しました。
(なお、この死刑囚は恩赦で釈放され、サーカスで見せ物にされました。)
ちなみに、同じ年に日本の伊豆鳥島も大噴火を起こし、当時、島にいた島民126人中125人が死亡するという悲劇が起きました。
この噴火でも、1人だけ生き残った人物がいました。
(噴火が起きる数日前に、用事で小笠原諸島に渡っていたので難を逃れたのですが・・・・・・・)
さて、同じような惨事でもモン・プレー山と伊豆鳥島は全く異なる状況でした。
伊豆鳥島の場合、前触れの無い急な爆発噴火だった為、島民達が避難する余裕はありませんでした。
ところが、モン・プレー山は火砕流が発生する数ヶ月前から噴火活動が続いていました。
しかも、惨事の1ヶ月前に大雨で押し流された火山灰が土石流を起こし、35人の犠牲者が出ていたのです。
この時点で避難勧告を出していれば、犠牲者は最小限に食い止められたのです。
しかし、当時のサン・ピエール市の市長は近く行われる予定だった市長選挙が中止になる事を恐れて、避難勧告を出さなかったのです。
その結果、火砕流で町の住民がほぼ全滅してしまいました。

ネバドデルルイス山は、噴火の規模は大きくありませんでしたが、噴火した際に山頂付近の万年雪が全て融けた事で泥流が発生し、麓のアルメロ市が完全に壊滅しました。
犠牲者は2万3000人余り、20世紀に発生した火山災害ではモン・プレー山に次ぐ規模となりました。
このときの噴火では、専門家が直ちに現地入りし、過去の記録と地形から町にいるのは危険だとして町の住民に避難を呼びかけました。
しかし、住民たちは噴火の影響は無いと思い込み、避難した者はほんの僅かでした。
だが、11月13日の午後11時過ぎ、寝静まった町に大量の泥流が流れ込み、一瞬の内にアルメロ市を埋め尽くしてしまいました。
現在、町は再建される事なく、そのまま巨大な墓地として保存されています。


[26] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月01日 (土) 03時22分

レオンさん>>今年は可能な限り平穏に過ごしたいです。

ほんとにそうですよね・・・今年みたいに「災」なんて世相じゃない年だといいんですが・・・


[25] あけましておめでとう! 投稿者:ミッキー 投稿日:2005年01月01日 (土) 03時21分

皆様、明けましておめでとうございますm(_ _)m
本年もなにとぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

狼牙改さん>>ニアミスで会えんかったですねえ・・・

ミッキーも残念ですね。
連絡方法を決めておけば良かったかも。
ちなみに、最初にバトルテックブースのとこに行った時は、M-鈴木さんがまだ到着していなくて、電源不要ゲームの範囲を一回りした後に行って見たら見本本の提出にM-鈴木さんが行っていたらしいタイミングで、3度目に行ったときにM-鈴木さんがおられました。
今回のメック親父も相変わらず良かった<<そこかい!


[24] あけましておめでとう 投稿者:狼牙改 投稿日:2005年01月01日 (土) 00時56分

今年もよろしく。

ミッキーさん>ミッキーもコミケ行きです。年末年始の行事やら大掃除やらで次に書き込めるのはちょっと先になりそうです。

ニアミスで会えんかったですねえ・・・。


[23] あけましておめでと〜 投稿者:レオン 投稿日:2005年01月01日 (土) 00時54分

新年、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
去年は地震や台風などの自然災害が多発して散々な年でしたが、今年は可能な限り平穏に過ごしたいです。


[22] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年12月31日 (金) 20時12分

地震と津波

いやはや、実にすごい被害ですね・・・日を追ってひどい話が増えていきます。
こんなすごい地震と津波・・・
なんか、人災だという向きもあるみたいですね。
去年、インド洋にも津波警報システムの構築を、という動議が国連だかであがったんですけど、何十年も津波なんてなかったんだからそんな金のかかることしたくねえ、と反発されて立ち消えになっちゃったんだとか。
インドにまで津波が到達したのは、地震発生から6時間近くもたったときだったから、早めに警報を出していれば助かった命が大分あった見込みなんだとか。
死なずにすんだはずの多くの命には、もう、安らかな眠りを、というしかないのが残念ですね。


インドネシア・タンボラ山、浅間山、クラカトア

う〜〜ん、こうして指摘されてみると、色々とあるんですね・・・教訓を生かせなかったのが残念です。
あ、そうそう、火山の噴火と地球冷却の関係ですが、一概に冷却するともいえないそうです。
 火山の爆発の際には、大量の二酸化炭素などの温室効果ガスが一緒に噴出されるため、一時的には日光がさえぎられて地球が冷却化しても、その後は温室効果で帰ってあったかくなる可能性が結構あるとか。
 まあ、これらが原因で暴走冷却や暴走過熱がおきると、もう、そんな微妙な問題ではなくなるらしいですが。


[21] 戦果報告 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年12月31日 (金) 19時59分

みなさん、かきこが滞ってすいませんでしたm(_ _)m
無事コミケから帰還後、疲れで(夜行バス移動)昼寝をし、その後町内会の仕事で雪かきテント張り味噌田楽や甘酒作りと大忙しでした。
・・・・・大掃除がまだだ・・・(<オヒ)

ま、それはこっちにおいといて。
不満もあるものの、まずまずの戦果でした。
一番のヒット作は、メックセッター13でしょうか。
ライラ共和国の教育、文化など、いろいろと興味深いセクション満載でした。
ギリシャ系の色があるためか、文化芸術、教育に熱心な国家だったんですね、ライラは。
国家的に金持ちがパトロンになって、芸術の振興に勤めているとか。他の国より技術文明の産物が普及しており、それゆえに技術を神秘化する見方が薄く、コムスターに畏敬の念をあんまり持っていないとか。
コムスターの儀式を馬鹿にしているとか・・・
グレイソンがコムスターの儀式を胡散臭い目で見ていたのはライラ所属傭兵として育ったからなのでしょうか?

そうそう、この時代の吟遊詩人・・・いわゆる地方惑星をめぐる巡業歌手や巡業劇団が、歴代主席に大いに庇護されているという部分も興味深かったです。地方巡業してきたこれらの芸人達から、政治色に染まらない情報を受け取ることを重視している様子。いやあ、水戸黄門ばりに下からの視線を持っていたんですね。


え〜〜、現在ミッキーの目の前には小隊を作れるほどのグリフィンと4足メック、そしてシャドウホーク1機があります。
ダグラムミニフィギアコレクションを箱買いしてきてしまったんですよ。そしたら、シークレット含めて全ての種類が集まりました。
マーベリック(ソルティック移動用ヘリ)とそれようのソルティック、ソルティックの武装違いが1機ずつ、クラブガンナーのナンバー違いが1機ずつ、ブッシュマンの武装違いが1機ずつ、そしてダグラム。
シークレットは(多分)グリフィン特別迷彩仕様ですね。
それはそうと、TEQUILGNNERってのは、テキーラガンナーでよかったんでしたっけ? これもナンバー違いが1機ずつ。
いやあ、箱買いして良かった!
いや、ほんとはイエローサブマリンでクアドランローやスーパーバルキリーも手に入れるつもりだったんですけどね。
8時だというのにもうラジオ会館がしまっていて・・・
畜生。


[20] 気づいていたと思うな。 投稿者:レオン 投稿日:2004年12月30日 (木) 22時33分

>うーむ、矢張り動物は直感で気付いたのだろうか

野生動物の直感は、人間とは比べ物になりませんからねぇ。
特に、魚類の直観力は群を抜いています。
江戸時代の諺に「ナマズが暴れる時は地震あり」というものがありますが、実際、関東大震災の時にナマズが海で捕れたという記録があります。


[19] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2004年12月30日 (木) 01時23分

成る程・・・
しかし、何だか津波被害は更に広がり10万を超える可能性が出てきたとか・・・
(既に8万を超えたらしい)
ひょっとしたら歴史上二番目の十万人を超える被害者を出した災害になるのかも・・・

そして、野生動物公園で未だ野生動物の死体が野ウサギの死体すら見つかってないとの話を目にした
うーむ、矢張り動物は直感で気付いたのだろうか


[18] 見てきました。 投稿者:レオン 投稿日:2004年12月30日 (木) 00時25分

to:アメリカ政府機関のページ
どう見ても、というよりモロにドラえもんですねぇ。
しかも英語で、「こんにちは、私の名前はドラえもんです。」と言っているし・・・・・・・
え・・・・?著作権問題を取り扱う機関・・・・・・?
じぇんじぇん説得力ないじゃん。

to:クラカトア
1883年8月27日の大噴火ですね。
島の80%近くが吹っ飛び、火砕流と津波によって3万6千人(3万8千人という説も)もの犠牲者が出ました。
しかし・・・・・・世の中には、これよりも上の規模の大噴火もあります。
記録に残されている火山噴火で最大の犠牲者が出たのは、1783年(天明3年)の浅間山です。
犠牲者の数は数十万人、今の所10万人を超える犠牲者を出した唯一の火山です。
この数字を見て「え?」と思う人も多いと思いますが、火山災害の場合、噴火が原因となって発生した天候不順も火山災害のカテゴリーに入ります。
もっとも、この年はアイスランドのラキ火山も大噴火を起こし、その影響もあったのですが。
ちなみに、ヨーロッパ全土も6年に及ぶ大飢饉に陥り、1789年のフランス革命が起きる一因となりました。
当時の記録によると、地球全土の平均気温が2〜3度も下がったそうです。
(現在、地球温暖化が叫ばれていますが、実は火山の大噴火1発で解消されるどころかお釣が来るほど気温が下がってしまうのです。)
噴火の規模で最大級のものは、1815年のインドネシア・タンボラ山の噴火です。
噴出物の量はクラカトアの実に6倍以上もありました。
この山は噴火する前の標高は富士山より高い4200mでしたが、噴火が終わった後は富士山より低い2821mになってしまいました。
これだけでも、どれほど凄まじい大噴火だったか判ります。
犠牲者の数も凄まじく、92000人もの人命が奪われました。
ちなみに、スマトラ島にあるトバ火山はおよそ7万2000年前にタンボラの10倍以上の規模の大噴火を起こしました。
当時、地球は氷河期でしたが、この影響で氷河の面積が倍以上になったそうです。
怖いですね。


[17] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2004年12月29日 (水) 05時01分

最新のニュースによると5万7千人を上回るとの指摘が出ているそうです
過去の災害においては、地震による津波によるものが日本の三陸沖における2万2千
全ての災害をひっくるめて最大のものがクラカトア火山の噴火による3万7千人との事ですからあらゆる災害の記録を一気に塗り替える大災害の模様です


上記とは関係ないですが、アメリカの政府機関にドラえもんそっくりのキャラクターが掲載されているようです
http://www.fcc.gov/cgb/kidszone/
藤子プロからの意見書送付後1月経った今も掲載され続けていて、返事も返ってきていないとの事(要は著作権に関する許可を得ていない)
自分も拝見してみましたが、どうみてもドラえもんだよなあ、これ・・・・・・
ここが著作権問題も担当する機関だってんだから、どうなってるのやら


[16] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年12月28日 (火) 21時17分

レオンさん>>1952年〜64年にかけての僅か10数年の間にです。

大規模な地震が比較的一時期に集中する。地学的にはありえる話ですね。一箇所大規模に地殻がずれると、それによって応力が大きく変化する。それによって別のところでゆがみの力が集中したりして、という感じで地震がおき、それによってさらに別のところで・・・・、どんどんゆがみと自信の連鎖になっていくわけです。
う〜〜ん、今回の地震が引き金になってあっちこっちで地震が起きたりしなければ医院ですが。
 いやまあ、普通地震が起きると地殻のゆがみが解消されるんですけど、ときおり関連する別の場所でゆがみを強化しちゃうこともあるって話です。
 
あと、連鎖地震。
 Aという地震が起き、その振動がBという場所のゆがみを刺激してBという場所でも地震を発生させ・・・と連鎖する。
 まあ、大抵は近場でそういったことが起こって、広範囲の震源により被害が拡大〜ということになるんですけど。

MT.fujiさん>>2万人をあっさり超えて、過去最悪の規模になりそうな様子です

うう、ほんとにすごい被害ですよね。
 さきほどミッキーがニュース見たときは、どっかの国でさらに2万人増えるかも、とか予想されていて、それ以外にも死者行方不明者合わせて2万9千人ほどとかいう事になっていました。
 ・・・・・5万超えそうな勢いです・・・・(汗)

狼牙改さん>>靖国で会おう

ミッキーもコミケ行きです。年末年始の行事やら大掃除やらで次に書き込めるのはちょっと先になりそうです。

レオンさん>>フラッシュマン・ダウン
 おお、ジャンプジェットがない。これならなんとか・・・って、すごい装甲厚・・・フェニックスホークでは、近づいたら鴨にされそうだな・・・クライバーンじゃ太刀打ちできそうにない・・・(汗)
 ま、まあ、クフェイン偏の最後ですし、これくらいのボスのほうがいいかな?
 まずは、戦術を練ってみますか。


[15] おまたせしました。 投稿者:レオン 投稿日:2004年12月28日 (火) 15時01分

え〜、オットーシリーズに出す予定の遺失技術使用メックのデータです。
以前予告した通り、フラッシュマンをベースにしました。
一応“ダウン”と名前にしましたけど・・・・・・・・
トホホどころか、オリジナルよりも強くなってしまいました。
(ダブル放熱器を使っているので、歩いて全力射撃をやっても熱が溜まらない)
やっぱ遺失技術は強いですね。

機種名:FLS−7S フラッシュマン・ダウン
機体重量:75t 放熱器数:15(ダブル放熱器) 
歩行時MP:5/走行時MP:8/ジャンプ時MP:0
中枢耐久値 装甲耐久値
頭部:3 頭部:9
胴中央:23胴中央:25/16
左胴部:16左胴部:22/10
右胴部:16右胴部:22/10
左腕:12左腕:24
右腕:12右腕:24
左脚:16左脚:27
右脚:16右脚:27
武装:
AC10×1(右腕)
大口径レーザー×1(左腕)
中口径レーザー×2(左右胴×1)
LRM10×1(左胴)
弾薬(AC10)×1(右胴)
弾薬(LRM10)×1(左胴)
放熱器(エンジン内臓×5)
エンドウスチール(左右胴×3、胴中央×1、頭部×1、左右腕×2、左右脚×1)
  
詳細要目
総重量:75t
フレームタイプ:FLS/HV−1
主機:GM375XL
装甲:ケプラ−5000
通信システム:デューテック195
照準索敵システム:ソアヘス・アレス7
武装:
サンダーボルトA5M・大口径レーザー×1
ディファイアンスB3M・中口径レーザー×2
ゼウス36・マークVオートキャノン×1
デルタダート・10連長距離ミサイル×1
値段:1782万5500CB


[14] では、靖国で合おう 投稿者:狼牙改 投稿日:2004年12月28日 (火) 02時16分

 今年も年の最後に行なわれる決戦の為、有志を募りある場所に集結する事になった。
 まあ、いわゆるコミケなのだが、数少ないガングリフォンのHIGH−MACS乗りが約2個中隊分、二桁規模が終結するという奇妙な光景が拝める場所。
 バトルメック以上にピンチなプレイ人口。
 これをやり込んでいると、他のゲームで曲撃ちとかが可能になるくらいだ。
 ネット対戦が可能な新作が出た事が唯一の救いであろう。
 中華人民軍の新型が先行者をベースにしていることは公然の秘密であるのだが・・・。
 集結場所は一日目のアンドロー越前と呼ばれるサークル。
 バトルメックより追い込まれているゲームというのも珍しいなあ・・・。


[13] (無題) 投稿者:MT.fuji 投稿日:2004年12月28日 (火) 02時08分

どうやら2万人をあっさり超えて、過去最悪の規模になりそうな様子です
向こうは日本と違って地震に対する備えがなかった為(地震の度合いが少ない)、地震が起きたから津波という考えがなく、連絡もされなかった事が今回の大規模な被害に繋がった模様です


[12] 日本の近海でも・・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2004年12月28日 (火) 01時50分

to:M9クラス
このクラスの超巨大地震が発生する事は滅多にありませんが、それでも20世紀だけで4回も発生しています。
それも、1952年〜64年にかけての僅か10数年の間にです。
近い将来に発生する東海地震で予測されている規模はM8クラスですが、M9クラスが起きないという保証はありません。
何が起きるか判らない、これこそ地震の最も恐ろしい点だと言えます。


[11] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年12月27日 (月) 21時11分

見ました。
先ほどのニュースで、さらに被害者が増えていましたよ。
もしかしたら2万人を超えてしまうかもしれません勢いですね。
M9・・・おっそろしいことになりましたね・・・


[10] なってしまいましたね・・・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2004年12月27日 (月) 13時32分

>下手すれば万の被害になりそうですね。恐ろしい被害です。

今朝のニュースで、犠牲になられた方が1万2000人を超えているそうです。
更に地震の規模も、M9.0に修正されました。
このクラスの地震は、20世紀に入ってからは4回しか起こっておらず、正に空前絶後の巨大地震だったと言えます。


[9] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年12月26日 (日) 22時52分

両方とも消してきました。
 
地震については、夕食時にニュースを見て驚愕しましたよ、ええ。
 なんでも、観測史上5番目の規模だとか。
 下手すれば万の被害になりそうですね。恐ろしい被害です。
 これが直下型でなかったのは幸いでした。もし直下型だったら、下手すりゃ小国が滅ぶかもって規模だと思います。
・・・・そのかわり、被害が広範囲に散らばるか・・・う〜〜ん・・・
 しっかし、本当に今年の一文字は『災』って感じですね。


[8] コラム掲示板にも・・・・ 投稿者:レオン 投稿日:2004年12月26日 (日) 22時20分

コラム掲示版にも、変な書き込みが1件あります。
ただ、いつもの出会い系ではなく、間違って書き込んだけど削除キーを入れなかったので消せなくなった状態のようです。

それにしても、インドネシアで発生した地震・・・・・・インド洋一帯に多大な津波被害をもたらしましたね。
地震の規模はM8.9!
世界的に見ても最大規模の巨大地震です。


[7] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年12月26日 (日) 00時19分

見てきました。
・・・・なんなのでしょう?
 嫌がらせとも違うようですし・・・
 はて? というより、件の生地の人を嫌っている人がさらし張りしてるのか・・・?
 消すべきか消さざるべきか・・・?
 もう1日だけ様子を見てみるか?

 300円は却下とのお言葉には賛成。
 彩色フル稼働ガンダムシリーズと同じ値段だもんなあ・・・
 
 HGか・・・一度見てみるかな?
 それはそうと、現在ミッキーは1/144スケールの戦闘機やヘリ、戦車に凝っている。
 なぜかと問われれば、同スケールのガンダムやザクと並べられるから。
 ザクの足首から先とほとんど変わらないボリュームの戦車(30トン以上)と並べたりすると、ザクが発泡スチロール性に見えます(笑)
 
 


[6] 何なのだろう? 投稿者:狼牙改 投稿日:2004年12月25日 (土) 16時35分

雑記のう方に変な書き込みがある。


[5] おいおい 投稿者:狼牙改 投稿日:2004年12月24日 (金) 22時02分

300円版は却下。
HG版の方は片足倒立とか普通に出来るぐらいにバランスが良い。
買って作った奴が軒並みやっている。

一方のガンダムは・・・気合入ってないねえ・・・。
HGのアストレイシリーズはどれも良作なので問題無し。
主役よりかっこいい脇役というのはどうしたもんだか・・・。


[4] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年12月24日 (金) 21時22分

・・・・なんと・・・まじでほんとうだったのですか・・・
しかもエースで企画を・・・プロにまでなったんですね。
天晴れとしか言いようがない。

Gガンダム・・・・スーパーロボット物と考えればそれもまたありないきあたりばったり度ですね(^^)

それはそうとクリスマスイブ。そろそろケーキのお呼びがかかるかな・・・
ガンダムより強いザク・・・ザクブレイズファントムとかですか?
 300円のプラモデルがあったので、おお!?
と思って箱を開けてみたら、なんか膝も足首も動かない足だったりして、買うのやめました(w
 もっと高いのは出来がいいのだろうか?


[3] ガンダム裏事情 投稿者:狼牙改 投稿日:2004年12月24日 (金) 21時11分

本当の話ですね。
でも、名前忘れた。
ちなみに松沢さんの書いていたガンダム漫画のムーンクライシスの巻末にその人がコメントとして堂々とその事が書いとります。
バンダイのチェックもガンダム物には全て入るので公式の発表ですな。
今はガンダムエースの企画に携わっていたはず。
自分でも無謀とか言うほどの向こう見ずな行動。

ゆえに初期のプラモデルでは形式番号が表記されて無い。
また、余談ではあるのだが当初エルメスは標商権に引っかかるため使用されず、ララァ専用MAとしか表記されていなかったりしている。

さらに、いろんな意味で型破りなGガンダムだがその過程は茨の道だったらしく、設定とかが開始直前まで主役機のデザインから名前まで決定されないという事態に陥いる珍事態。
結果としてヤマト→ライジング→シャイニングと開始前で三回も名前が変わるという素晴らしさ。
で、作中で没案も全部再利用されていましたけどね・・・。
問題はプラモの説明書に書いてある設定とかなんだけど・・・。
拳で殴りつけるだけの必殺拳シャイニングフィンガーだったりとか、東方不敗流ではなく我流だったりとか凄まじい内容。
偽物か?とも思えるのだが、見ていくと後半の内容まで見事にネタ晴らししており、ほぼ内容が一致している為に本家による本物であると断定できる。
たしか、どっかの掲示板でも晒されていたなあ?
本家が放映前に見切り発注して回収し損ねた一品らしい。
曰くつきのプレミア物。

まあ、どうでもいいや。
コミケの後にでもガンダムより強い最近のザクのプラモデルでも買ってきて作ろう。
出来は非常に良いみたいだし。


[2] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年12月23日 (木) 16時57分

うし、新掲示板開設! テストも良好!
これで、コミケ後の新資料感想から始まる長文にも対応可能だ(笑)


[1] (無題) 投稿者:ミッキー 投稿日:2004年12月23日 (木) 16時53分

テスト


 

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