ロックウッドさん>そりゃもう黒色のBDU着てるんですよ。
ふむふむ。
うつほさん>>よっしゃ、戦車にAT載せてピンクに塗ったるわ
ふむふむ
では、俺も変なの書いて、ピンク色の増殖にはげもう。
とある基地の薄暗い倉庫。その中は、いま、活況を呈していた。
「隊長! 今回の潜入任務用の装備が届きました!」
「ふむふむ。敵クリタ部隊が使用しているスキマーへの偽装装備一式、砂漠用サバイバルキット、水タンクに砂漠用カモフラージュネット・・・」
漆黒の・・・忍者の服にも似た制服を着た一団が、潜入任務の準備を進めている。砂漠のど真ん中にある敵基地への破壊工作のため、今回の準備は大掛かりだ。 あるものはスキマーの砂塵対策に奔走し、あるものは水や燃料を敵基地との中間地点に運んで前進補給拠点を作るために出払い、あるものは装備の点検に余念がない。が。その時・・・
「な、なんじゃ、こりゃあ!」
隊長が、素っ頓狂な叫びを上げた。一瞬、喧燥が止む。
「は、砂漠戦用の迷彩服です。新しく部隊に加わったメック小隊の指揮官が貸与してくださいまして・・・」
「あの、守護天使小隊とか言う、女だけの小隊か? なんでも、激戦区に派遣される前に修行を積むとかいって駐屯任務が主体のこの部隊に一時入隊したとか言う・・・」
「はい。なんでも、砂漠ではこのピンク色の服が迷彩効果が高いとかで・・・実績も有るとの事で、報告書のコピーも貰いました。リバーシブルで、裏返すとクマさん着ぐるみになるになるすぐれもので、小隊長お手製だそうです。」
「・・・・」
隊長は、何も言えなかった。新参とはいえ、メックウォリアーの言うことなのだ。従うしかないのだろうか? まあ、基地内に潜入すれば、いつもの黒装束か敵軍の制服に着替えることは出来るのだろうが・・・・・・
その日の昼食時、偵察分隊の隊長が、胃薬を飲んでいる光景が数人の兵により目撃された。
つうわけでスキマーもピンクじゃ〜〜〜(^^)