ギリシャ系神話の名前 戻る
カウツVは、ギリシャ系の地名が多くなっています。また、民生メックの工場の一つはオリンポス重工となりました。
まあ、地域色を出すための小道具の一つですね。
英語とドイツ語とロシア語とフランス語の地名や人名がごっちゃに出てきたらわけが分からなくなりますから。
そこで、民生メックの名前や地名を考えるときの一助になればと名前リストを作りました。ご活用頂けると嬉しいです。
楽園
ヒュポルポレオイ:世界の北方の端にある楽園。年中春気候、病気も老化も無い。
エティオピア:世界の南の端に有る、立派な心を持った人々の国。ギリシャ神たちが特に愛しており、よく彼らの捧げるごちそうを食べに行くほど。
エリュシオン:世界の西の端にある楽園。「幸福の野」、「祝福されし人々の島」ともいわれる。神々に特に気に入られた人達は生きながらここに連れていってもらえ、祝福された不死の生を楽しむ。
オリンポス山:テッサリア地方にある神々の山。ゼウスの神殿もあるが、ゼウス、ポセイドン、ハデスの3人で共同統治される場所でも有る。地上も共同統治の場。
アムブロシア:オリンポスで出される神々の食物
ネクタル:同上飲み物。女神へべが注いで回る。
ギリシャ神話前の神(巨神族)
オピオン:男の巨神族。
エウリュノメ:女の巨神族。
元は世界を支配していたがクロノス達に追われる。
クロノス(サトゥルヌス):ゼウスの父。天空の神?
レア(オプス):クロノスの妻。
巨神族の男:
オケアノス:海の神?
ヒュペリオン:太陽神?
イアペトス:男の巨神族。
テミス:巨神族の女
ムネモシュネ:巨神族の女
アトラス:ゼウスによって永久に天を支えて立つという罰を与えられた。
プロメテウス:動物や人間などを作った神。エピメテウスの兄。監督担当。人間になにも送るものが無くなってしまったことを相談されたプロメテウスは、アテナの助けを借りて天に昇り、アポロンの操る太陽の戦車から種火を取り、それを人間に与えた。しかし、それゆえゼウスの怒りを買い、毎日はらわたを食われるという罰を受けることになった。
エピメテウス:動物や人間などを作った神。プロメテウスの弟。実務担当。動物達にいろんな贈り物をしたが、人間の番になったときには何も無くなっていた。そこで兄に相談したところ・・・
新時代の神
ゼウス(ユピテル):神々の主神。雷と天空を支配する。好色で様々な化身になっては地上に降り、人間の乙女と子を作った。愛鳥は鷲
ポセイドン(ネプトゥス):海神の王。トライデントを持つ姿でかかれる事が多い。
ハデス(プルトン):死者の国の王。
ヘラ:ゼウスの妻。結婚の神。嫉妬深い。孔雀が愛鳥。
イリス:虹の女神。ヘラの使者であり、侍女でもある。
ヘルメス(メリクリウス):ゼウスのマイアの息子。商業、格闘、運動競技等の神。ゼウスの使者。翼の生えた帽子、羽根のある靴、二匹の蛇の巻き付いたカデュセウスの杖を持つ。竪琴の発明者。
デメテル(ケレス):農業の神。クロノスとレアの娘でペルセポネの母。
ペルセポネ(プルセルピナ):豊饒の女神。後にハデスの妻となる。この時から冬が出来た。
アポロン(アポロ):太陽と弓と予言と音楽の神でよく竪琴を持っている。父はゼウス、母はレト、同腹の妹にアルテミスがいる。
アルテミス(ディアナ):ゼウスとレトの娘で月の女神。
パラス・アテナ(ミネルヴァ):知恵と織物の女神。ゼウスの頭から産まれた。愛鳥はふくろう。
アフロディーテ(ウェヌス):愛と美の女神。ゼウスとディオネーの娘。海の泡から生まれたという説もある。西風(ゼピュロス)に吹き送られてキュプロスにたどり着き、四季の女神に迎えられて、オリンポスに連れて行かれた。沢山の男神に求婚されたが、ゼウスは雷を鍛えてくれた礼にとヘパイストスに与えた。(異腹の兄妹じゃん・・・) 白鳥と鳩が愛鳥。
ヘパイストス(ウルカヌス):建築家で鍛冶の神。ゼウスとヘラの息子。生まれつきびっこ。レムノス島が彼の島である。
エロス(クピド):アフロディーテの息子で愛の神。常に思いの弓矢を持っている。
アンテロス:エロスの弟。かなわぬ恋の復讐者、相愛の象徴。
テミス:法の女神。
アレス:ゼウスとヘラの息子で戦争の神。
ヘスティア(ウェスタ):炉の神。
ネレイデス:ギリシャ神話における海の神様で、ドリスという妻がいます。
デュオニュッソス(バッコス):酒の神。ゼウスとセメレの息子。酒が社交を助け、力を与えるため、文明の神、法律の神、平和の守り神などとされる。
ムーサの女神達:ゼウスとムネモシュネの間に生まれた娘達。歌をつかさどり、記憶を助ける。ヘリコン山に住む。カリオペ:叙事詩担当、クレイオ:歴史担当、エウテルペ:叙事詩担当、メルポメネ:悲劇担当、テルプシコラ:合唱舞踊担当、エラト:恋の詩を担当、ポリュヒュムニア:聖歌担当、ウラニア:天文学担当、タレイア:喜劇担当
美の女神達:宴会、踊り、社交のたしなみ、高尚な芸をつかさどる。エウプロシュネ、アグライア、タレイアの3人。
運命の女神達:テミスの娘達。クロト、ラケシス、アトロポスの三人。人間の運命の糸を紡ぐ。手には鋏を持っている。
エリニュス(フリアイ):復讐の女神達。頭には蛇が巻き付き、公の裁判を逃れたり背いたりするものに秘密の針を刺す。アレクト、ティシポネ、メガイラの3人はエイメニデスともいわれる。ネメシスも復讐の女神だが、前述の3人とは一線を画すようで、神々の正義の怒り、とりわけ高慢なもの、生意気なものに対する怒りを表す。
パン:ひつじの群と羊飼いの守り神。好んでアルカディアの野に住む。
サテュロス:森林や野原の神々体はごわごわの毛でおおわれ、頭には突き出た短い角があり、やぎのような足をしている。
モモス:笑いの神
プルトス:富の神
カリュプソ:海のニンフです。オデュッセウスに恋をして引き止めようとしましたがゼウスやヘルメスに諭され、オデュッセウスを解放します。
ここから下は人名です。
オルフェウス:アポロンとカリオペの息子。竪琴の名手。エウリディケという妻がいたがアリスタイオスのという羊飼いの横恋慕が元で妻を失う。冥界に迎えに行くが、後一歩で振り返ってしまい復活は果たせなかった。
アリスタイオス:水のニンフ、キュレネの息子。始めて養蜂をおこなった。
アリオン:コリントス王ペイアンドロスの宮廷に仕える名高い音楽家。
エンデュミオン:ラトモス山付近に住む羊飼いの美しい青年。月の女神アルテミスに愛された。ゼウスに永遠の若さを与えられたという話もある。
〔トロイア系〕
ヘレネ:世界一の美女。オデュッセウスを初めとする沢山の勇者に求婚されたが、スパルタ王メネラオスの妻となることを選んだ。
パリス:イデ山でゼウスの羊を飼っていた青年で、トロイア王プリアモスの息子。金のリンゴを巡って3人の女神が美しさを競った時の審判を押し付けられた。アフロディーテは世界一の美人を妻に、ヘラは富と力を、アテナはアテナは名誉と手柄を与えるといって買収され、アフロディーテを選んだ。これが元でトロイア戦争が始まる。
プリアモス:トロイア王。賢い王様で、良い政治をおこなっていた。
ヘクトール:トロイアの息子で、素晴らしい勇士。アンドロケマという妻がいる。
プリアモスの息子:アゲノール、リュカオン、デイポボス
メムノン:エティオピアの王で、エオス(アウロラ)とティトノスの息子。トロイア戦争では父の親類に当たるトロイア王プリアオモスを助けに行った。
ペンテシレイア:アマゾンの女王で、女戦士の一隊を率いて参戦した。
トロイア方の勇士/武将:アイネイアス、デイポクス、グラウコス、アレス
サルペドン:ゼウスの息子。リュキアが故郷。
クリュセイス:クリュセスというアポロンの祭祀の娘。ギリシア軍の捕虜となってしまう。同じく捕虜になってしまったプリセイスとともに、ギリシア軍の仲間割れの原因となった。
〔ギリシャ系〕
アガメムノン:ミュケナイ王。ギリシャ方の総大将。メネラオスの兄。イピゲネイアという娘がいる。
ネストル:ギリシア軍の大将の中では一番の年長者で相談役。
アキレウス:海のニンフ、テテュスの息子
ディオメデス:知恵と武勇において、アキレウスに次ぐ実力者。
オデュッセウス:ペネローペという妻、テレマコスという息子がいるが、誓いによりギリシア側としてトロイア戦争に参加する。知恵者で有名。
マカオン:医学に堪能
プロテシラオス:トロイア戦争における勇士の中で一番最初に殺された。ラオダメイアという妻がいた。
カルカス:占いが出来る。
アイアス:体が大きく強いので有名。知恵は鈍い。
パクトロス:アキレウスの親友
ギリシア方の勇士/武将:パラメデス、ポイニクス、アンテュロコス、ディオメデスピロクテテス
クレタのミノス王と戦争していたアテナイ王ケパロスが助けを求めた古い友人がアイアコス(アイアース遺跡の元の名前がこのアイアコス)です。アイギナ島の王様で、ヘラの怒りを受けて一旦全臣民を失ったものの、ゼウスの加護によってアリから変化したミュルミドンという臣民を得ました。テラモスと言う息子がいます。
ミダス王はフリギュアの王様です。酒の神デュオニュッソスの師、シレノスをもてなしたお礼に手でさわったものが金になるという力をもらいました。しかし、そのため食べ物ですら金になっために飢えに苦しみました。その呪いを洗い流したのがパクトロス川です。
山の神トモロスが審判をしてアポロンとパンが竪琴の勝負をし、アポロンが勝ちました。この判定に唯一不服を唱えたミダス王は耳をロバに変えられてしまいました。ミダス王の父がゴルディアスです。
キルケー:太陽の娘で優秀な魔女。アイアイエ島に住む。オデュッセウス一行が帰還の途についているとき、最初はだましてブタに変えようとしたがヘルメスの助けを借りたオデッセウスにやり込められた。その後オデッセウス一行を盛大にもてなし様々な助言を与えた。セイレーンの島やスキュラ、カリュブテス等の災難を避ける事が出来たのはこのおかげである。しかしトリナキエ島で放し飼いにされている太陽神ヒュぺリオンの家畜をとっていはいけないという助言をオデッセウスの部下が破ってしまったために多くの仲間を失ってしまった。
エリュシクトンは、女神デメテルにささげられた森の木を切り倒した罰に、飢えの女神に取り付かれるという罰を受けた。あまりに酷い飢えのために、町一つの住民分の食物を食べたがまだ足りず、最後には自分の手足まで食べ死んだ。