「モーラ、モーラ、おいで。わたしのところに──」
モーラといるとうれしい。モーラとわたしはともだちだもの。
モーラはある日 わすれたキャラメルみたいにわたしのポケットに入ってた。
わたしの指をちゅうちゅう吸った

──(本文より抜粋)「モーラと私」/絵本/2001年/72P/新潮社刊

左上から/扉/ビニールカバー(表紙) /本文、左下から/カバーの帯の下に秘密モーラ /本文/表紙