>>>以前のBlancoメモです。



[2015.3.13]

3月は、せつない。
いつも、だれかしら、会えなくなる人がいて。

このあいだ、
そんなことや、こんなことや、
いろんなことを思って自転車に乗っていたら(あぶない)、
みちばたに青いてんてんが。
はっとして、思わず自転車を止める。
もう、イヌフグリがさいていました。

「うわー、はるやん」
春が来ていること、見落とすところでした。



お知らせ、いろいろ。
Kodomoe(コドモエ)4月号(白泉社)が出ています。
『おもちゃ箱ぐらし』、今回は、「えんぴつとけしごむ」。
一年生のふでばこの話。

「おんなのこってなー、けしごむで、あそばへんねんで!」と、憤っていた息子。こちらの常識をくつがえしてくれます。
おとこの子のけしごむって、投げられたり、マーカーで顔を描かれたり、鉛筆でぐりぐりされたり、ちぎられたり、いろんな目にあってるけど、
けしごむにしてみたら、どんなきもちなんやろう。

「やめてー」と思ってるのか、「遊んであげてる」ぐらいの大きい気持ちなのか。
いつまでもきちんと、まっしかくなままのけしごむも、退屈かもしれない、と思ったりして。

ところで、今回の号は、おにぎり特集。そちらのページに前に書いたエッセイ「おにぎりな日々」も載っています。どうぞ、見てみてくださいね。




もうひとつ。
ちょこっとですが、
今月のMOEで、井上涼さんの特集にコメントをしました。家族で。
Eテレのミニ番組「びじゅチューン」 を楽しみにしている、わが家。
井上涼さんの歌は、たのしく幸せな気持ちになるのです。気がつくと口ずさんでいる息子につられて、わたしもうたってしまうのです。

「びじゅチューン」以外にも、一緒に手拍子したくなる 「あかずきんと健康」 。 やりきれない気分の時には 「マチルダ先輩」 の「マシになーれ」を歌って、元気にね。






[2015.2.4]

立春です。
満月です。
また雪がふりそうな、さむーい春。



「ゆきだるまかぞく」(みんなのうた)と、 「ゆきだるまのルー」(おかあさんといっしょ)の放送が、 1月いっぱいで終わりました。
2曲とも流れた1月。
両方見かけて、あれっ!となった人、いるかなあ。

新曲としての放送は終わりましたが、なんと、
「ゆきだるまかぞく」の方はリクエスト曲で2月も流れることになりました。
うれしい!こちらが、放送予定です。金、土に流れるみたいです。

総合テレビ:土曜日14:55〜 2/7, 2/14, 2/21, 2/28

Eテレ:金曜日16:00〜 2/6, 2/13, 2/20, 2/27

→みんなのうたHP/「ゆきだるまかぞく」




ひきつづきのお知らせ。
2曲が入ったCDが、ポニーキャニオンより発売中です。
こちらには、「ゆきだるまかぞく」の知久さん弾き語りバージョンも収録です。

→「ゆきだるまかぞく」&「ゆきだるまのルー」




お知らせもうひとつ。
Kodomoe(コドモエ)(白泉社) も発売中です。イラストエッセイ「おもちゃ箱ぐらし」。13回目は「あしたってなあに」。
質問攻めの日々のいろいろを書きました。あほらしい質問も、幸せな質問も。




[2015.1.6]

あけまして、おめでとうございます。
楽しいこと色々。
よい一年になりますように。

ことしもよろしくおねがいします。



新年のお知らせ。
1月は、作詞と絵を描いたゆきだるまのうた、2曲が同時に放送されます!

1曲目は12月から今月いっぱいまで放送の、NHKみんなのうた「ゆきだるまかぞく」。 (作曲とうたは知久寿焼さん。編曲は栗コーダーカルテットの栗原 正己さんと知久さん。しみじみとあたたかいうた声です。)

この曲と連動して、今月5日からは2曲目、同じゆきだるまかぞくの子どもらのうた「ゆきだるまのルー」の放送が「おかあさんといっしょ」ではじまっています。1月のうたです。
こちらは、作曲、編曲が栗コーダーの栗原さんで、演奏が栗コーダーカルテット+。栗原さんの曲は、いつもとてもチャーミング。 「ゆきだるまのルー」も、ほんとうに素敵な1曲にして下さって、小さなミュージカルみたいです。

「ゆきだるまかぞく」と連動しているので、栗コーダーの演奏に知久さんのギターが入っていたり、こっそり2曲の音が重なるフレーズもあるのですよ。(気がつく人いるかな?)

「ゆきだるまかぞく」と「ゆきだるまのルー」は、今月いっぱい放送です。



どちらの曲もわたしは、作詞とアニメの絵コンテ、原画、背景の絵を描きました。
アニメーションは、大好きな手描きアニメの堀口忠彦さん。
わたしの描いた絵コンテと原画をもとに、似せて描いて下さり(堀口さんタッチになりますが)、かわいく動かしてくれるのです。手描きで!!。
ぱらぱらマンガのような描き方ですが、動きがとても有機的で、シンプルでかわいらしい堀口さんのアニメ。 アナログなわたしたちをちゃんと編集してまとめて下さったのは、たのもしいPOCKETの方々。限られた時間で、とてもお世話になりました。

大好きな人達とばかりのお仕事で、とても勉強になり、とても幸せな2曲ができあがりました。
ほんとうに、うれしい。
見た人が「あ」「これ、おなじゆきだるまたち…?」とか、「このおかあさん、みたことある」とかとか、連動した2曲に気がついてくれるといいなあ。

1月7日には、2曲が入ったCDが、ポニーキャニオンより発売されます。
こちらには、「ゆきだるまかぞく」の知久さん弾き語りバージョンも収録です。

→「ゆきだるまかぞく」&「ゆきだるまのルー」




お知らせもうひとつ。
Kodomoe(コドモエ)(白泉社) がもうすぐ発売です。イラストエッセイ「おもちゃ箱ぐらし」。今月は「あしたってなあに」。
質問攻めの日々のいろいろを書きました。あほらしい質問も、幸せな質問も。




それからもうひとつ。お知らせ。
1月発売の雑誌「クーヨン」でインタビューを受けました。
子育て本特集だそうです。新刊絵本「あかちゃんが わらうから」 (ブロンズ新社) の話と、子どもがちいさい頃に、自分が読んだ本について。絵本ではなくて、自分が読んでいた本のことです。
紹介した霊長類学者の 河合雅雄さんの「子どもと自然」は、子育て本というわけではないのですが、わたしにとって、サルの子育ての話が学ぶこと多し、だったのでした。「子育て本とちゃうやん」という人もいるかも。

いろいろ、お知らせたくさんで、長くなってしまいました。
ことしも、どうぞよろしくおねがいします。




[2014.11.30]

明日から12月です。
いちょうがあかるい、駅までの道。
見あげたら、青空とあとは、ぜーんぶ金色。



おしらせです。
明日から2ヶ月間、NHK「みんなのうた」で、
作詞と絵を描いた「ゆきだるまかぞく」が放送されます。
曲と歌は知久寿焼さん。演奏は栗コーダーカルテットです。
そして、アニメーションは、チャーミングな手描きアニメの堀口忠彦さんと、編集をして下さった頼もしいpocketのみなさん。
絵コンテと背景はわたしが描きました。ゆきだるまのかぞくの一日の歌です。
かわいくできあがったので、ぜひ!見てみて下さいね。

放送日は、2014年12/1から2015年1/31まで。

月曜日:総合10:55〜11:00、Eテレ16:00〜16:05
火曜日:総合4:05〜4:10、総合13:55〜14:00
水曜日:Eテレ16:00〜16:05
木曜日:Eテレ12:55〜13:00、総合13:55〜14:00
日曜日:総合10:55〜11:00
(12/31〜1/3は年末年始編成でイレギュラーになります)

→click



お知らせ、もうひとつ。
連動して、来年1月には「おかあさんといっしょ」でゆきだるまのこどもたちのうた「ゆきだるまのルー」が放送されます。
1月は両方流れるので、ぜひ、合わせて見てみて下さい。



ところで、今回の「みんなのうた」。
カップリングのもう一曲は加藤千晶さんの歌で、アニメーションの絵は漫画家の森雅之さんなのです。こちらも、とても良いうたで、アニメも素敵。

偶然ですが、レコーディング中に知久さんが、カップリング曲の加藤さんや森さんも含めて、その全員と友人というのが発覚。
「おもしろいなあ」と思いました。
なんか、いろいろなつながりがうれしい「みんなのうた」なのです。




引き続きのお知らせ。
新刊絵本「あかちゃんが わらうから」 (ブロンズ新社) も発売中です。
おかあさんのために描いた絵本です。 本屋さんで見かけたら、どうぞ手に取ってみて下さい。
→click




Kodomoe(コドモエ)(白泉社) 12月号も発売中です。「おもちゃ箱ぐらし」今月は「ろうそくごはん」。
ごはんもですが、ろうそくの灯りでおふろに入るのも、最近うちでブーム。 きのうは、夫と息子が発砲スチロールでつくった船をおふろに浮かべて「ナイトクルーズやねん」と盛り上がっていました。
ここのところ、慌ただしい毎日でしたが、冬は早めのごはんと長ーいおふろタイム。




[2014.11.6]

もうすぐ満月。
今月は、旧暦だと閏月九月の満月です。
ここのところ曇り空で見えなかったけど、十三夜は171年ぶりの名月だったそう。 満月は見えるかなあ。



おしらせ、ひとつめ。
新刊が出ました。→click

「あかちゃんが わらうから」 (ブロンズ新社)
ようやく出来て良かったー。
おかあさんの絵本です。書店でどうぞ見てみて下さい。
原画展も無事終了。
足を運んで下さった方、どうもありがとうございました!

産経新聞で書評を、のせて下さいました。



おしらせ、ふたつめ。
Kodomoe(コドモエ)(白泉社) 12月号も発売。
連載エッセイ「おもちゃ箱ぐらし」今回は「ろうそくごはん」。
クリスマスの夜の息子の不思議ばなしです。



もうひとつ。
これからのおしらせ。
NHK「みんなのうた」12月〜1月の歌の歌詞と絵を描きました。
「ゆきだるまかぞく」という、ゆきだるまのかぞくの歌です。
曲と歌は知久寿焼さん。演奏は栗コーダーカルテットという、幸せな組み合わせ。
連動して1月には、「おかあさんといっしょ」で、そのこどもたちの歌が放送予定です。



[2014.10.6]

10月になりました。
台風のあとは、雲が吹き飛ばされて、お月さまがきれい。
あと少しの満月。13番目のお月さま。
ゆうやけも、きれいでした。
台風のあとは、夕焼けとおつきさまチェックを、わすれないようにしなければ!



お知らせです。
9月に出る予定だった絵本、ずれて10月に発売になりました。
お知らせがおくれて、ごめんなさい。 明日見本が出来てくるので、18日頃本屋さんに並ぶそうです。

「あかちゃんが わらうから」 (ブロンズ新社)
今回は、おかあさんのための絵本です。
いっしょに、ちょこっとですが 原画展 も予定しています。お近くの方はぜひ。



おしらせふたつめ。
翻訳した絵本 「おかあさん どこいったの?」(ポプラ社) が発売中です。
悲しいお話ですが、絵がすごくかわいらしいので、見かけたら読んでみて下さい。チャーミングなタイトル文字は、担当編集の方の息子さん(6歳)に、かいてもらいました。



おしらせみっつめ。
お知らせが遅くなりましたが、 Kodomoe(コドモエ)(白泉社) も、発売中。
連載エッセイ「おもちゃ箱ぐらし」今月号は、息子の歯が抜けた話。
歯抜けの顔の愛らしさよ。まだまだ、乳歯、生え変わり中。

実は、きのう次号のしめきりが終わったばかり。
次はもうクリスマスのお話なのです。



さてさて。今は、楽しい仕事もいくつか進行中です。
こちらは、もう少ししたら、お知らせする予定です。
どうぞお楽しみに。





[2014.7.22]

つゆあけ。
いよいよ、こどもたちの夏休み。
おととい、息子が
「おかあさん!
なんかちかくでな、ぼんおどりたべ、っていうのがあるらしいねん」
と、近所のポスターを見て帰ってきた。
「いきたい!いきたい!」というのやけど…
「ぼんおどりたべ??」。
なんか食べるんやろか?と、ポスターを見に行ってみたら、
「盆踊りの夕べ」でした。
毎年やってる、近所の商店街のちっちゃな盆踊り。
でも結局、雷とどしゃ降りで行けず。ざーんねん。



このあいだ、ものすごくひさしぶりに、ライブに行ってきました。
多分12〜13年ぶりぐらいの吉祥寺のマンダラ2。
栗コーダーカルテットの20周年ライブです。
知久さんの「たま」時代の歌もあって、とっても懐かしかったです。

20年前、このマンダラ2で、
知久さんのうたの演奏のために結成された栗コーダーカルテット。
その時のライブを再現するような、懐かしい曲や歌をきいていると、当時のことをいろいろ思い出して、じーんとなりました。

「1回目のライブのチラシ、ずーっと吉祥寺の仕事場に貼ってあったなあ。」とか、「ここから、はじまったんやなあ」とか「マンダラ2って、時間が止まってるみたい」とかとか。
一番はじめのアルバム、どれほど聴いたことか。
そしてあたらしい今のも、大好き。
栗コーダーの曲も知久さんの歌も、かわらずやっぱり、いいなあ。



お知らせ。
「おかあさん どこいったの?」レベッカコッブ作(ポプラ社)
という絵本の翻訳をしました。
悲しいお話ですが、絵がとてもかわいらしい絵本です。
カバーデザインは、はたさん(夫)なのですが、
タイトル文字を、編集担当の息子さん(6さい)に描いてもらって、
これが、すごーくいい字なのです。 7月中に出る予定です。



もうひとつ、お知らせ。
遅くなったのですが、
今月号の「芸術新潮」(新潮社)に「こども展」のレポートエッセイを書きました。 絵を選んでコメントをつけて。もう出ています。
こういうお仕事は、はじめてでしたが、おもしろかったです。



Kodomoe(コドモエ)(白泉社) も、発売中。
連載エッセイ「おもちゃばこぐらし」10回目は「海はいいなあ」。
去年の夏の海のエピソードを描きました。
ざばーん、ざぶーん。今年も海に行かなくっちゃ!



それからそれから、さいごに予告。
息子の夏休み前に、何とか上げてしまわねば。
と、先週、のびのびになっていた絵本のカバーをやっと入稿しました。
まだ作業は残っているので校了ではないけれど、ちょっとひと安心。
おかあさん向けの絵本で、出るのは9月の予定です。








[2014.4.29]

庭のばらが咲きはじめて、窓を開けるといいにおいです。
モッコウバラが、2階までのびているから、
つるを歩いて蟻がふらふら部屋に入ってきてしまう。
困るけど、なんかおもしろい、この季節がまためぐってきました。

こないだ、ふと見たら、夫の首にちっちゃい薄緑の糸くずが。
と、思ったら蜘蛛でした。
透けるような薄い緑色。糸みたいな手足。
蜘蛛の赤ちゃんも、家にあそびにくる季節。



3月から4月にかけて、2度も続けて風邪を引いてしまいました。
久々に40度の熱が出て、そのあと長い咳。
やっと良くなったと思ったら、桜もとっくにおわっていて、
スミレ、からすのえんどう、すずめのてっぽう、むらさきはなな。
オケラが鳴いて、気がつけば5月。
もう初夏の入り口。



お知らせ。
「おふろでストロー」(福音館書店) という絵本を描きました。
月刊絵本「ちいさなかがくのとも」の5月号です。

はだかを描くのが、思いのほか気持ちよかった。はだかって、いいなあ。
5月号なので、もう出ている所もあるはず。見つけた方はぜひ!
おふろで、ストロー遊びしてみて下さいね。



Kodomoe(コドモエ)(白泉社) も、もうすぐ発売。 連載「おもちゃ箱ぐらし」、今回は「おにぎりな日々」。おにぎりの話です。
おにぎりと言えば、こないだの休みの日、
ひとりトコトコ家に来た息子の友だちが、おにぎり持参でびっくり。
出かける時に、おにぎりもって出かけるそう。まるで時代劇のよう。
夫が笑って「なんか、忍たま乱太郎みたいやな」。

おにぎりもって、お出かけの季節です。






[2014.3.4]

つぴ つぴ つぴ つぴ。
つぴ つぴ つぴ つぴ。
このところ、シジュウカラが毎朝、かわいくうたっています。
恋の季節は、よいお声。

どこにいるのかさがしてみたけど、なかなか見つからない。
そこらじゅうに響いているのに。空耳みたいで不思議。
と、思っていたら、発見!
たかーい電線にいました(複雑にからまってるところ)。

つぴ つぴ つぴ つぴ。
庭にまだ、このあいだの雪が残っています。



おしらせ、いろいろ。
夫とのあかちゃん絵本シリーズの2冊目、「ぎゅうぎゅうぎゅう」(講談社)、ひと月遅れて、今月発売です。

2冊できたよ、ということで、なんと、ブックハウス神保町で、夫とふたりでサイン会をすることになりました。こんなのはじめて。ちょっとはずかしいような…。
当日、聞かせ屋、けいたろうさんが、絵本を読んで下さるそうです。
3月23日(日)です。よろしかったらぜひ!

ただいま、ブックハウス神保町では、私たちの絵本のフェアをして下さっています。 ウインドウにディスプレイして下さっていて、うれしい!



おしらせ、もうひとつ。
Kodomoe(コドモエ)(白泉社) 4月号、連載エッセイ「おもちゃ箱ぐらし」再開です。そろそろ発売日。
こどもMOEからコドモエになって、はじめてで、どきどき。これからは隔月刊です。今回は「グリーングリーン」。春なので、緑のエピソードにしたかったのですけれど、泣いた話になってしまった。
この歌、最後まで歌ったことある人、いるかな?



あと、もうひとつ。お知らせ。
震災から、もうすぐ3年。
今月から京都の国際マンガミュージアムで 「手から手へ展」京都巡回がはじまっています。わたしも参加しています。
連動して、メリーゴーランド京都店のギャラリーで、夫(はたこうしろう)の絵も展示されていますので、お近くの方は、ぜひどうぞ。



さて、今は新しい絵本を描いています。
ラフが出来たのは、1年前。ほんとは、この春に出るはずだったのだけど、ずれて、ずれて、なかなかとりかかれず、やっと絵を描いています。
今は、こつこつこつこつ。夏頃には、本屋さんにならぶように。

「考える人」(新潮社)のみちくさ絵本も、今出ている「冬号」の「ぶらんこ」で、ようやく終了。 今年中に本に出来ればいいのですが、書き直したい場所も多いので、こちらもまた、時間がかかりそうです。





[2014.1.9]

あたらしい年になりました。
年が明けてのんびりしていたら、ごあいさつが遅くなってしまいました。
今年も、どうぞよろしくお願いします。
よい一年になりますように。



年末はぎりぎりまで締め切りだったので、
クリスマスはさらっとすごして、お正月にのんびり。
自分が子どもの時みたいに、クリスマスは地味目にして、お正月にいっぱい花を飾ったら、元旦の朝がいいかんじでした。
ちゃんと、年神さまが来てくれている気がして。



年末まで描いていたのは「ちいさなかがくのとも」(福音館)の月刊絵本。
今年の5月号 になります。
ちいさい頃に息子とやっていた、ストローあそびを絵本にしてみました。
まねしてやりたくなってくれると、うれしいなあ。と思いながら。
ラフが出来たのは去年の春頃だったのに、絵はぎりぎり。
なんとか、間に合って良かった!



次号の「飛ぶ教室」(光村図書)に、文章を書きました。
こどもがテーマで手紙を書いて下さいといわれたので、その時、一番書きたかった、去年亡くなった浮田さんのおっちゃんに書きました。
3年前「メリーゴーランド」で対談した浮田さん。親子以上に年が離れているのに、こどもの時からずうっと、仲良くしてもらいました。
もう返事はこうへんねんなあ、と思いながら書いていたのだけれど、
このお正月に、夢に見た。
返事みたいで、うれしかった。
今年のお正月は、夢をいっぱい見るお正月で、
すごく久しぶりに、空を飛ぶ夢も見ました。よいことあるかな。



お知らせ、いろいろ。

「考える人」(新潮社)の冬の号が出ています。
今回で30話。そして、10年。きりがいいので最終回にしました。最後の話は「ぶらんこ」。
出産や家族の病気や諸々のことで、何度も休みながら、今回なんて1年もお休みして1話だけ描いて最終回って。10年間申し訳ないぐらい、好きにさせて下さいました。とても好きな雑誌だったので、ゆっくりペースで長く連載させてもらえて、すごーく幸せでした。長い間ありがとうございました。



挿絵を描いた「工藤直子詩集」(あすなろ書房)が出ました。
絵がたくさんなので、見かけたら、ぜひ。



講談社のあかちゃん絵本「ぶう ぶう ぶう」の2冊目は、
「ぎゅう ぎゅう ぎゅう」。 来月出る予定です。
ラブなあかちゃん絵本シリーズ。今回は、ぎゅうっと、だっこ。



リニューアルした「こどもMOE」、「kodomoe」。
連載お休みの今回は、作品紹介をして下さっています。
いい感じで紹介してくださって嬉しい。4月号からエッセイ「おもちゃ箱ぐらし」の連載を再開しますので、お楽しみに。



[2013.11.11]

ついに、さむくなってきました。
今日は、くもり空。
と思ったら、さっき夕立がありました。
そういえば今日は、1がよっつならぶ日。ざあざあの雨にも似てる。



工藤直子さんの詩集の挿絵を描きました。
ただいま、色校正中。

今年の3月に「うちあわせ」といいつつのごはん会で、
工藤さんにお会いすることになったので、
大学生の頃に買った工藤さんの本を持っていって、
ちゃっかりサインをもらってしまった!
童話「ともだちは海のにおい」(初版ですよ。初版!)。
うれしすぎる。たからものです。
工藤さんは、かっこよくて優しいひとでした。
息子と夫に自慢していたら、
偶然にも来年、夫も工藤さんの絵本の挿絵を描く事に。
そういうわけで、先日は夫が打ち合わせ。夫婦でご縁のある事になりました。



そして、さらにうれしいことが。
打ち合わせから帰ってきた夫が、
工藤さんが、「おーなりさんに、おくりたいものがあるのよ」って、言ってたよ、
と言うので、なんやろう、と思っていたら、阪田寛夫さんの詩集が届きました。
すごく好きな「葉月」という詩がはいっている、古い詩集「わたしの動物園」(牧羊社)。
うわわ。扉裏に、亡くなった阪田寛夫さんのサインも。
泣きそうになった。こんなんもらって、ええんやろか。
でも、ほんとうに、うれしかった。



おしらせです。
ひとつめ。
遅くなりましたが、夫に絵をつけてもらった赤ちゃん絵本「ぶうぶうぶう」(講談社)がでています。
赤ちゃんとあそぶ絵本。シリーズで、来年早々に2冊目が出る予定です。
それから、もひとつ。
「おにいちゃんといもうと」(あすなろ書房)に、ふたりでサインしました。
はたさんの絵入り。今回わたしは名前だけですが、ときどきおまけで女の子の横に風船をかきました。 青山のクレヨンハウスで、今月8日からのクリスマスフェアに並んでいます。

→「100人の絵本作家、百冊のサイン本」

サイン本のページはこちらから。予約も出来るそうです。



おしらせ、もうひとつ。
「こどもMOE」連載の「おもちゃ箱ぐらし」vol.7は「いらんことのちから」。
先月、お知らせできないままでした。 前回、女の子の話だったので、息子の男子ネタの中から、いくつか書いたのですが、 ここに更新できないまま、もう次の号が出ています。すみません。

「こどもMOE」は今月号から、新しく「kodomoe」という雑誌名に変わって創刊です。 隔月刊になるそうです。
「おもちゃ箱ぐらし」の連載は、今回から2回お休みをもらって、 3月発売の4月号から連載再開の予定です。
お休みの間は、わたしの著作の紹介などをして下さっているので(ありがたいことです)、 良かったら見てみて下さい。



それから、それから。
先日のジュンク堂のイベント「長田弘さんとの対談」に来て下さった方、ありがとうございました。
わたしのしゃべりは、あいかわらず、ずるずるでしたが(涙)、長田さんはとても素敵な人でした。 初対面でたくさんの人の前。わたしは緊張してしまいましたが、帰りの車で、気持ちがようやくほぐれて、色々お話しできたことが、楽しかった。
また、お会いできたらいいなあ。





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