こんなクラブ [歴史紹介]


レスリングの歴史
 レスリングは、紀元前2000年前後・古代エジプトの遺跡に出てくる世界最古のスポーツの一つです。古代オリンピックでは五種競技の一つにも組み入れられ、ローマ時代には上半身だけで闘うグレコローマンスタイルが完成していました。
 日本は、オリンピックでローマ・東京大会以来、お家芸として多くのメダルを獲得、近年は女子の活躍が目ざましいところです。

大子のレスリングの歴史
 大子のレスリングは、開祖である小祝仁晃先生が、昭和42年に茨城県立大子第一高等学校に赴任してきたのが始まりです。同年には、高松宮殿下のご臨席を仰ぎ全日本社会人大会が盛大に開催されました。
 大子一高レスリング部は、数多くの優秀な選手を輩出し、インターハイチャンピオン・国体チャンピオン、社会人チャンピオン、世界選手権代表選手などがいます。その中には、高校時代の富山英明(オリンピックチャンピオン)を破った菊池通(国体・関東大会チャンピオン)や幻のモスクワオリンピック候補:藤田末広(国体・日本選手権チャンピオン)など・・・がいます。
 また、関東大会団体優勝は、公立校では大子一高と館林高校の2校だけです。
 組織としては、大子町レスリング協会(小祝仁晃会長)・大子一高レスリング部OB会(佐川巌会長)・大子ジュニアレスリングクラブ(藤田貴則会長)があります。

大子ジュニアレスリングクラブの歴史
 昭和57年5月5日(子供の日)に、茨城県立大子第一高等学校レスリング部のOBが中心となり、青少年の健全育成を目的に、大子レスリングスポーツ少年団の名で結団されました。その後、10周年記念事業を機に大子ジュニアレスリングクラブに改名しました。
 ・10周年記念事業では、記念式典・記念誌・記念大会等の事業を行い、日本一大きいクラブ旗もそのときのものです。
 ・20周年記念事業では、大会を中心に行い、茨城オープン大会と兼ねての大会となりました。当ホームページも記念事業の一環として立ち上げました。
 ・25周年記念事業では、中国北京へクラブ単独遠征を行いました。記念講演としてメンタルトレーニングを行いました。
 ・30周年記念事業では、吉田沙保里選手オリンピック強化合宿を開催しました。クラブ後援会を立ち上げました。
 全国少年大会には、第1回大会以前(社会人大会内)から毎回参加をし、数多くの優勝者や入賞者を排出しています。
 大会の他に、春には釣り、夏にはキャンプ、秋にはトレッキング、冬にはスキー、その他、ボーリングや奉仕作業など多彩な活動をしています。
 ※ 記念事業