本県レスリングの父・沼尻直(ぬまじり ただし)氏が、平成16年12月10日に72歳で惜しまれながらも死去しました。
氏は、選手として全米選手権制覇等の活躍をし、引退後は審判員としてオリンピックに7度参加、ロス五輪では最優秀審判:ゴールデン・ホイッスル賞に輝きました。しかし、氏の最大の功績は、若くして茨城県レスリング協会を立ち上げ、レスリング王国茨城を築いたことでしょう。
多くのオリンピック・メダリストや優秀な指導者を育成するなどと、陰に陽にご尽力くださいました。
まだまだご指導を願いたいところでした。今回のことは非常に残念ではありますが、現実を受け止め、関係者一同が一丸となり、氏の築いた伝統を継承しくいくことが残された私たちの使命でしょう・・・ 心からご冥福をお祈りいたします。
なお、喪主の長男・克之氏は、大子一高レスリング部OBでもあります。
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