全国高校総合体育大会レスリング競技


 ・日 時 平成20年8月1・2・3・4日(金・土・日・月)
 ・場 所 大東文化大学体育館 (埼玉県東松山市)
 ・主 催 (財)全国高等学校体育連盟・(財)日本レスリング協会・他
 ・後 援 文部科学省・(財)日本体育協会・他

大子ジュニアレスリングクラブ出身で、埼玉県・花咲徳栄高校レスリング部で活躍している谷田部菖選手が、全国高校総合体育大会(インターハイ)に、埼玉県代表として個人の部と団体の部へ出場、団体の部では見事準優勝に輝きました。
 谷田部選手は、小学校入学前からレスリングを始め、中学3年生まで大子ジュニアで学び、小学校時代には全国大会で何度も入賞するなど早くから才能を開花させていました。
 団体戦準決勝では、春の全国選抜大会優勝校京都八幡高を4対3の接戦のすえ破り、決勝では高校レスリング界王者霞ヶ浦高と熱戦を繰り広げましたが、3対4の小差で惜敗、惜しくも優勝は逃しましたが、初出場ながら見事準優勝という快挙を成し遂げました。谷田部選手は、その原動力となるキャプテンとしてチームを牽引しました。
 個人戦においては、全国クラスの大会で表彰台も経験しており、今回もメダル獲得を目指していましたが、2回戦で思わぬ相手に惜敗、悔しい思いをしてしまいました。
 しかし、今回の団体戦活躍は、大子から後輩たちなど20名が応援に駆けつけたことが大きな力となったのではないでしょうか。応援を行ったのは、4日間開催されたインターハイ・レスリング競技中、開催2日目の団体戦決勝、後輩たちの力強い応援が成果となって表れたことは間違いありません。
 花咲徳栄高校レスリング部は、創部され日が浅いものの、地元の名門埼玉栄高校の33連覇を破りインターハイ県代表の他、関東大会等では霞ヶ浦高校の連覇を阻止する関東チャンピオンになるなど旋風を起こしました。そのキャプテンとして中心選手となりチームをまとめた谷田部選手の功績は大きいと思います。
 来年からは、大学での活躍を期待します。