残念で悔しく悲しいこと
 
 今回、非常に気持ちが落ち込んでいます。前頁の文章・画像等とは裏腹に・・・
 同じ大子同士の選手が、2回戦(1人は初戦)で戦う組み合わせミスがあり、大変残念な思いをしました。
 この日のために練習に励み頑張った選手に対し申し訳の無いことであり、父母に対しても多くのお金と時間をかけて同じチーム同士の戦いとは納得のいかないことです。
 抽選での組合せや勝ち上がっての戦いならいざ知らず。同階級に24名ものエントリーがありながら・・・
 これだけの大きな大会を運営するご苦労は、並大抵ではないことは私にもわかります。がしかし、この大会の趣旨は何でしょうか? 勝負・底辺拡大・交流・・・様々あるでしょう。予選会を設けず、多くの選手を参加させる意味は?全体の管理運営を考えるあまり、主役である大切な選手の気持ちを犠牲にしてはいないでしょうか。
 プログラムを見たところ、早い回での同チーム同士の戦いは大子のみであり、試合は翌日のものでしたし、訂正も可能だったはず、監督審判会議で挙手しているにもかかわらず、質問をも受け付けないとことはフェアではないと考えます(事前に訂正をお願いしたため)。監督審判会議時に、付近にいた他チームの監督も私と同じ考えであり、大いに不信感を持ちました。
 本人も父母も勝つために頑張っています。私たち指導者も勝たせるためにがんばっています。しかし、我がチームはそれだけではありません。選手がどれだけ試合で練習の成果を出したか、どれだけ成長したか。今回の選手の1人(初戦)は決して強い選手ではありませんが、コツコツと日々努力をしていました。それにより大きな成長を確信していました。たとえ対戦相手がチャンピオンだとしても、どれだけ良い試合をしてくれるかと大いに期待をしていました。
 二度とこのような悲劇が起きないよう大会事務局の方々に強くお願をします。素晴らしい大会が、なお一層素晴らしい大会になるよう祈っています。
 私には文才も無く、自分たちの気持ちを文章にうまく書き表すことができませんし、このような多くの方が閲覧するホームページ上で発言することに対し、反対の考えの方もいるとも思いますが、書かずにはいられませんでした・・・
 

              平成18年7月24日
                        大子ジュニアレスリングクラブ  代表指導者  藤 田 貴 則