沼尻 直 杯 第38回
全国中学生レスリング選手権大会

 ・日 時 平成24年6月9・10日(土・日)
 ・場 所 水戸スポーツセンター
 ・主 催 日本レスリング協会 茨城県教育委員会 他
 ・主 管 全国中学生レスリング連盟 他
 ・後 援 茨城県体育協会 他
 ・協 賛 明治乳業株式会社 株式会社 アシックス
 
 女子2選手が全国入賞

 沼尻直杯・第38回全国中学生レスリング選手権大会が、6月9・10日(土・日)に茨城県立スポーツセンター(水戸市)で開催されました。
 大子ジュニアからは、男子53kg級:椎名大輔選手、女子37kg級:川村きこ選手、女子40kg級:大高梨紗選手が出場し、何といっても今大会目玉は、我がクラブの女子2選手がそれぞれ第一シードを獲得したことでしょう。
 優勝による2階級制覇の夢も膨らみましたが、結果は残念ながら大高選手が2位、川村選手が3位と惜敗してしまいました。勝つことのむずかしさを改めて感じました。
 しかし、二人の全国入賞は、素晴らしい成績であり大いに褒めてあげたいと思います。

・大高選手は、準決勝でライバルの一人である秋田の鈴木選手と対戦、完璧な試合運びで見事勝利しました。
 決勝では、最大のライバルである三重の金原選手と対戦、1ピリオドを0−0で終了、ルールで抽選の結果、相手選手に有利な状態からのスタートとなり、1ピリオドを失ってしまいました。
 2ピリオドは、対照的に点の奪い合いとなり、激しい攻防の末に僅かの差で失い準優勝となりました。

 川村選手は、順調に勝ち上がった準決勝で、東京・オリンピックアカデミーの田名辺選手と対戦、1点を争う接戦となりましたが、ペースを握られてしまい惜敗と悔しい結果の3位となりました。
 背筋を痛め大会前の2週間以上は練習ができない状況であり、ベストコンディションで臨めなかったことが非常に悔やまれます。
 昨年もベストコンディションではなく、調整の難しさ感じました。

 二人とも、もちろん勝てない相手ではないのですが、試合運びなどで主導権を握られており、やはり指導者の責任を大いに痛感しています。

 その他、大高選手は大会に先立ち、40名以上の応援団が見つめる中、出場全選手を代表し選手宣誓を行いました。
 また、大会と中学校修学旅行が重なってしまい、試合終了後に友達に遅れて京都へ向いました。(気持ちの切り替えには良いタイミングでした?)想い出深い大会となりました。

・全中大会が終了し、大きな区切りとなりましたが、今後も文武不岐をモットーに勉学にスポーツに励んでいきます。(進路についてはこれからです。)


※今大会の2人の活躍と、大子ジュニアレスリングクラブ30年の歴史を取り上げたNHK特別番組が放映されました。