糸魚岳知名度低し道北の山
      
2003.3.18/単独
                   南尾根コース
 
「浄水場〜林道〜林道分岐〜383高地〜528高地〜674高地〜糸魚岳」(往復)


    糸魚岳は、士別市東方に位置して、台形型の山容は山麓から眺められ、登山道はなく積雪期に挑戦である。
 士別市東の朝日町から岩尾内湖へと向かいY字路分岐を左折、浄水場標識にケナン川沿い林道へと左折すると500m程に浄水場施設があり、除雪はここまである。
 浄水場から更に林道が延び、スキーを装着、陽射しに春近しを感じつつ、山間部沿いの汚れなき雪面に踏み跡を描く。
 正面に糸魚岳山容を眺めつつ、旧浄水場施設そばの橋を渡り、15分程で文字の消えた青色看板がある分岐を直進すると、程なく林道も消える。
 右手尾根筋に上がりC383高地次いでC528へと疎林斜面に高度を上げる。
 緩斜面の雪質は大きな温度差があり、スキーシールは雪が付着して団子状態である。
 下駄スキー状態には苦労しつつ、C674からは、間近に疎林の急斜面を抱えた糸魚岳は高度感がある。
 頂上に至る急斜面にルート捜索しながら、トラバースにて高度を上げると短時間に頂上北側の稜線に上がる。
 広い台地尾根の緩やかな斜面から頂上部に立つと、眼下に先日の岩尾岳と岩尾内湖そして遠方に天塩岳が望まれる。
 下山は、別ルートを選定し高度を下げると、尾根筋の樹林は濃密でスキー操作に気遣い又地形も複雑でお勧めできないとルートである。
 再び林道に出ると、深雪の凹み水溜まりに春を実感しつつ一山を終える。
登り:2時間40分 下り:1時間50分
@ 林道から糸魚岳
A 674高地から糸魚岳
B 頂上部
C 頂上から岩尾岳・天塩岳

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