尾根歩きは静寂
北戸蔦別岳・ヌカビラ岳は、北日高に位置し周辺の幌尻岳・戸蔦別岳・ピパイロ岳等の山容を眺められる位置にあるが、単山として登頂する登山者は比較的少ない。
日高町の日高北部森林管理所玄関口の箱から電話事前申請にての鍵を受領して、国道２７４号線から日勝峠方面へと向かい千栄から千呂露橋を渡り、直ぐに右折し８．４Ｋｍ程でゲートがあり、更に８．８Ｋｍ林道を行くと林道分岐点の二岐沢出合の広場で車中泊とする。
翌早朝、北戸蔦別岳～１９６７峰まで足を延ばしたいと右手の橋に
は関係者以外立入禁止の看板に妙に納得して素直に直進の林道を歩き４０分程で取水ダムがあり、正面の沢筋を眺めると…何かが違うと地図を出すと林道を間違えた！！この時点で１９６７峰はこの時期に時間的には予備時間がないと諦めて沢を眺めると大きな景観の沢で岩模様も美しいと…沢靴に履き替える。
流れの速い水流に大きな岩を伝え歩くと右岸岸壁高くからの滝が実に良いと２０分程楽しんで二岐沢出合に引き返して２時間２０分のロスによる振り出し点かと溜息である。
本来の計画である北戸蔦別岳へと気持ちを取り直して、広場横の立入禁止看板を今度は堂々とて無視して渡り、二ノ沢の左岸林道を４０分程歩くとここにも取水ダム…時間も偶然一致すると苦笑いして直進するように旧林道跡に入ると覆う草道から沢筋に景観を変えて８５０ｍ地点二股を右手に渡渉すると今度は右岸沿いに登山道があり、１１１５高点正面に滝を確認すると尾根取付点で登山靴を濡らす事はない。…NEXT
① 取水ダム
② ヌカビラ岳直下
③ ヌカビラ岳から北戸蔦別岳
④ 幌尻岳
HOME