一直線急登の地味な山
      
2002.7.1/単独      
                          724M 

三石コース「牧場登山口〜農場〜登山口〜極楽平〜横山中岳


 横山中岳は、両隣の北横山と南横山をと横一線に並ぶ山容は太平洋側の三石町付近山麓から間近に眺められ、昨日までHP「一人歩きの北海道百名山」函館のsakag氏との南日高テント泊縦走の際、オムシャヌプリ直下のテント場から雲海上に軍艦の形をした台地の山並みがピンネシリの雲海とともに印象的であった。
 アポイ岳〜ピンネシリ(往復)下山後、横山中岳登山口へと国道235号の三石町入口の三石川にかかる橋を渡るとすぐに富沢方面標識に従い右折して4.4Km程でAコープと横山中岳標識のある十字路を静内方面へと左折して延出小学校を右に見ながら2.3Km程で竹内牧場手前に横山中岳の小さな標識に林道に入ると途中に林道枝道が右手に見えるが高圧線沿いを目標に直進し荒谷橋を渡ると程なく右手に再び小さな横山中岳標識に右折して150m程で牧場柵に突き当たりここが牧場登山口で標高は約110mである。
 牧場柵横を抜けて草地のトラクターの軌跡道に従い牧場丘陵の柵沿いに直進すると正面柵に横山中岳標識(標高約190m)発見して柵をかがみ牧場を出ると実質の登山口であり、当初登山道は背丈の高い草に覆われ前途に不安を覚えるも程なく歩きやすい登山道に変わる。
 広い尾根の樹林帯に緩やかに高度を上げるも程なく急登の連続が410m高地の極楽平まで一直線に続き、極楽平標識の平坦地に溜息をつき、登山道が一端高度を下げると再び急登が頂上までひたすら続き尾根も序々に狭くなり、引き続く展望のない笹道に辛抱の時間が続き高度計を眺め、前方の視界に頂上部をかすかに確認し周囲が明るくなり、勾配が緩むと8畳程の頂上は展望は限られるが日高主脈への好展望と期待したも霧の発生…残念と休憩しているとダニを発見それも数が多い…前回ダニの病院摘出を思いだし下山開始。
 転がるように高度を落として登山口入口で全裸になり身体・衣類・荷物を総点検に1時間程費やし素っ裸にお腹が冷えた。
 日高主脈から外れた気になる淋しい山を登り終えたが、本日の前半は8時間のアポイ岳からピンネシリそしてこの山の2時間程と疲労感を残し名寄へと帰路につく。
@ 牧場入口
A 牧場
B 牧場からの登山口
C 頂上

 
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