平坦台地に真の頂上部
西ヌプカウシヌプリは、然別湖近傍に位置して東ヌプカウシヌプリと対峙する山であるが、昨年秋に東ヌプカウシヌプリ登頂時のナキウサギが印象的だったと思い返しながら然別湖畔温泉から道沿いの東ヌプカウシヌプリ登山口を過ぎ扇ヶ原展望台で車中泊する。
翌早朝、200m程国道を下り道路沿いの登山口から登山道に入るとカラマツ林一色の景観に腰丈の濃密度の笹道に濡れながら足のかかりがない歩きにくい笹道登りが一定状態で続き序々に高度を上げる。
景観が開けて笹道に石等が混じり振り返ると朝靄の遠方彼方に道東の山々が雲に浮かび又反対側の東ヌプカウシヌプリは頂上部を霧に霞み早朝の冷気が音のない世界を広げる。
正面に尾根筋を確認し、斜面が緩くなり登りきると突然に草地の平坦開豁地に出て1212m高地の意外性のある草原雰囲気の頂上景観に気持ちをゆったりとして草地の細い登山道正面のピークへと直進して林中の薄い踏み跡をたどり高度を下げると再び突然の視界が開けた景観「ロックガーデン」!!である。
岩場を登り詰めてテープ標識から再び登山道に入り、荒々しい樹林景観に倒木を越えながら頂上稜線に出るも頂上標識はなく勝手に岩石がある点を頂上と決める。
下山にかかると突然の雨、先程の1212高地の平坦開豁地に横道があり程なく、小さな沼脇に命名石碑がある。
下山口で一人の登山者と出会うが朝靄に包まれた静かな山行であったと思い返し、本日は一人旅集中山行で然別湖畔周辺4山を目標に挑戦だ。
@ 1212高地直下
A 1212高地と頂上部
B 1212高地から東ヌプカウシヌプリ
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