台地尾根の秀峰
大雪山系へと登山する際に、層雲峡の渓谷を挟んで大きな魅力ある山容が連なり、中でも長く平坦な稜線が続き平坦台地のどこが頂上かは遠方からでは判別できない特徴のある山容が「平山」である。
山開き(24日)前であるが、白滝村センター前の駐車場で車中泊。
翌早朝、上支湧別集落からの舗装道路も程なく切れて整備された砂利道が終点まで続き、駐車場広場から先は関係者以外は乗り入れ禁止で登山口に監視小屋が建つ。
駐車場からは、平山から派生する稜線が望まれると監視小屋広場から登山道に入ると雪渓と緑のコントラストが清々しい。
深い谷筋の支湧別川沿いの登山道にi渓流橋を渡り、谷筋の山腹斜面を切るように高度を上げると、大木が周囲の木々と一緒に倒れて登山道を塞ぎ山開き前に地元関係者は苦労すると思いながら、高度差のある行雲ノ滝次いで眼下に冷涼ノ滝と変化を与え、少しずつ高度を上げると雪渓に隠れた登山道を探すこともあり、谷筋に終わりを告げる第1雪渓(スキーには最適な斜面)が広がると涼しさを感じながら斜度が増した雪面に稜線を感じ始める。
第2雪渓へと右方向へ変換すると比麻奈山・比麻良山の稜線が青空に浮かびハイマツ帯を抜けると、ニセイカウシュッペ山「大槍」の鋭岩次いで大雪山の一大パノラマそして武利岳等又足元には豊富な高山植物と感激の瞬間の1737高地の稜線分岐で岩が敷きつめられた広い稜線上にはケルンがあり、霧等で視界を失った場合には著名点として心強い。
分岐から平坦な尾根の先が、平山で登山道沿いには沢山の種類の高山植物が静かな台地に咲き、本当に素晴らしいこの空間!!
この山の良さを味わえた事に感謝する!!
@ 稜線分岐から平山
A 大槍(ニセイカウシュッペ山)
B 平山頂上
C 比麻奈山・比麻良山
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