三角錐山容に高度感
     
2002.5.18/単独    
                  739M

兼平沢新道コース「広場登山口〜水場〜旧道〜岩場〜黄金山〜新道〜登山口」


黄金山は、遠方から眺めると平地部に独立峰的な山容を見せ非常に興味を抱かせる円錐形の山容は頂上部まで尖って登れるのかと疑問を抱かせる山容でもある。
 神居尻山を下山して、浜益方面へと国道451号線に実田集落入口の浜益川にかかる「実田橋」手前右には水田地帯に林道が延びて「黄金山」の標識に約4Kmの林道終点にトイレを完備した立派な小屋があり、数台の車両に活気を感じる。
 沢筋の緩やかな登山道に小さな沢を二度越えて短斜面を越えると再び緩やかな道が二股分岐となりコップがある水場から左手への旧道にのんびりと黄金山を確認しながらルートはと鋭角な山を見上げる。
 右手へと方向変換して本格的な取付点からは急登と実感しながら、当初は土道に汗を流し一端短い平坦部に出ると大柄な桜が見事と見上げながら本格的な岩を混じえた急登は、身体全体運動で根がかりと岩かがりを頼りに非常に高度感のある眼下の平地部には新道が樹林へと一筋延び、岩場を横切ると程なく新道との合流点である。
 左手の頂上部へと岩稜帯の細尾根に再び短時間に高度を上げると両側が断崖の岩場で非常に高度感がある中、絶景が広がり目前の頂上へと短い登りにあまり広くない稜線一部が岩場の黄金山頂上である。
 頂きからは、浜益岳・群別岳・暑寒別岳等又丸いピンネシリそして本日の朝に下山した神居尻山の展望が広がる。
 頂上部延線上は、ナイフブリッジで危険と引き返し、足がすくんで頂上手前の岩場に腰を降ろしているGP横から高度を下げ、分岐からの新道はやはり斜度が強く又樹林帯のガレ気味の地質は滑りやすくて木々・岩を補助に一気に高度を下げ次いで岩場地帯に序々に高度を下げて平地部から振り返ると木々に囲まれた頂きに岩峰が望まれる。
 暖かい陽気の中、緩やかな道に汗を流すと最初の分岐点であり、水場で喉を潤し、登山口の新しい小屋でラーメンで食事中、蚊に刺され本格的登山の季節と実感する。

所要時間 1時間58分


@ 林道入口
A 山麓から黄金山
B 頂上手前ピーク
C 頂上から増毛山地
D 新道〜頂上部
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