変化ある景観に峰
   
2001.11.23/単独
     
オロフレ峠コース「オロフレ峠〜羅漢岩〜小岩峰〜オロフレ山」


オロフレ山は、大きな山容ながら旧道のオロフレ峠から比較的軽易に頂上に望める魅力ある秀峰であるが、11月末の時期でもあり旧道入口にゲートがあり峠までの3Km強を歩いて登山口に向かう。
 冬季閉鎖による旧道は薄い積雪状態で勝手気ままな歩きにカーブを繰り返し、大きな山容のオロフレ山が遠いと足元を滑らせると峠広場に閉鎖売店等の明るい空間が無人状態で広がり奇妙な静けさである。
 建物脇登山口から山腹を切るように登山道に入り程なく「羅漢岩」の断崖が垂直の壁をなし迫力のある景観に眼下の旧道屈曲が工事の困難性を感じさせオロフレトンネルの価値を再認識する。
 日陰斜面の登山道は、凍結した雪面が続き変化、豊かなルート展望を楽しむと正面に堂々とした雄姿のオロフレ山を望み心が大きくなる。
 鞍部広場から羊蹄山を遠望しつつ本格的な登りに岩を伝わり一気に高度を上げると斜度が緩くなり笹尾根に程なく小広い泥濘化したオロフレ山頂上である。
人気のない青空の下には、徳舜別岳・ホロホロ山等のシルエットが広がり、心地良い充実した空間の時間が流れる。
 下山と旧道入口ゲートへと向かうと日陰の気温低下に今年の山も終わりが近いと遠くなったオロフレ山を眺める!!
@ 小岩峰からオロフレ山
A 羅漢岩
HOME