石狩湾を望む低山
銭函天狗山は、小樽市銭函近傍の国道から頂上部が尖った山容を明瞭に見せ、登山口へと銭函バス停から札尊自動車道を抜けて坂道を上がり、工事中の学校を過ぎると池脇に銭函天狗岳登山口標識がある。
登山道に入ると10分程で初冬の静けさに札幌山岳会管理の銭天山荘が施錠されて無人であり、凹地景観の沢筋を直進し、左手の尾根へと急斜面を登り尾根に出ると眼下にゴルフ場の緑の芝生が穏やかに広がる。
尾根道を岩塔基部の「肩」へと岩混じりの登山道に汗を流すと左手遠方には手稲山が雪化粧し、岩塔を回り込み高度を上げ岩壁を右手へと回り込むと狭い岩地積の銭函天狗山頂上部である。
人気のない空間には、背後に石狩湾が広がり、今年の5月連休に春スキーを楽しんだ春香山等の展望が開け久しぶりの高所を味わい下山は、頂上部の凍った雪を踏みしめ一人旅の山を楽しむ。
@ 銭函天狗山登山口
A 銭天山荘
B 肩部
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