登山史の奥深き峰
       
2001.11.22/単独
           
宮町浄水場口〜採石場〜滝ノ沢分岐〜パラダイスヒュッテ〜ロープウェイ山麓駅〜手稲山


手稲山は、1972年冬季札幌オリンピック種目の回転等コースが設置され、何本かの登山ルートがあるが「滝ノ沢コース」へと国道看板「手稲山テルカ病院」から左折して砕石場横「乙女の滝」標識から自然歩道(鎖:0600開門)に入り、浄水場を過ぎると小広場が実質の登山口で導標看板「ナマズか狸がステッキを持ったお爺さん」の道案内標識に砂防提を越え砕石場端の橋を渡り、林道を直進して、左手の乙女ノ滝(200m)の沢へと下がると過去に繁栄し頃の鉱山住宅跡の基礎部が散見され時代の変化を実感し、沢を右手に行くと壺の色が鮮やかな乙女の滝で滝への道沿いに鉱山跡住宅地の形骸が顕著である。
 引き続き林道沿いの草むらに住宅跡を散見しながら、静かな時間が流れ鉄橋を渡り雪道に変化すると滝ノ沢分岐であり、渓流沿いに直進し積雪量が時間とともに増すと奥深さを余計に感じる。
 山懐の沢が屈曲点で、正面に雪を抱きアンテナ群が建つ頂上部は高く、過去にこの付近が男子大回転ゴールと地形を大観するが不明でり、雪をかぶった幾つかの丸太橋を渡り、登山路を戻るように広く明るい林道に出ると凍結した水面に切り株の丸太が並び足を滑らせ遠方の遊園地の観覧車を眺めると北海道登山史に欠かせないと言う立派な「パラダイスヒュッテ」が建ち会合なのか沢山の車と人声が聞こえ初めて人気を感じる。
  程なく大きな木製ゲートのある自然歩道終点からレジャー施設の群立を見ての舗装凍結路は登山靴には非常に滑りやすい中、テレビ山道のゲートを抜けると完全な冬景色である。
 屈曲路の雪道にリフトを眺めながら、気長に林道に高度を上げるとアンテナ群とリフト・ゴンドラ終点の頂上部で、NHK施設を抜けるとシーサと稲荷の石像が並ぶ手稲山頂上で、無人の頂上部からは、定山渓天狗岳・振り返ると昨日の銭函天狗岳が石狩湾を背景に眺められ近郊の山であるが意外と大きな懐の山容と時間を計る。
 下山へと吹きだまり場所は、50cm程の雪道に暖かい陽差しを浴びて、林道を外れスキー場を気ままに高度を下げて北尾根コースの下山口である研修センターから再び登山道に入り、晩秋の落葉を踏むと右手に迷路のレジャー施設が淋しそうである。
 北尾根分岐から滝ノ沢へと良く整備された丸太階段登山道に一気に高度を下げて渓流の音を聞くと再び林道に出て三菱マテリアス小屋を過ぎると程なく滝ノ沢分岐点であり、下山するまで登山者に会う事のない静かな空間に感謝する。 
@ 乙女の滝
A ゴールハウス跡付近からの手稲山
B パラダイスヒュッテ
C 頂上部
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