平地に聳える雄峰
   
2000.9.11/単独
              
真狩コース「羊蹄青少年の森〜登山口〜9合目分岐〜1898高点」


 蝦夷富士と呼ばれ北海道を代表する名山は、道央の各市町村から眺められる端正な山容は見事であるも、平地からの標高差が大きい辛抱の直登であり、登山コースとしては比羅夫・真狩・倶知安の三本ある。 
 前年の晩秋、弥生君と比羅夫コースで頂上を目指したが、9合目分岐からの初雪と風のため頂上を断念した思い出の山に今回は一人で挑戦!!と公園キャンプ場で車中泊。
 翌早朝、曇天の空、緑豊かなキャンプ場から真狩コース登山口に入ると、山麓の暗い樹林帯に標識が一合目から始まり、黙々と斜面に汗を流すと、7合目付近から高所を感じさせるガレ場・植生の景観へと変化すると登山道が平坦になり、程なく9合目分岐で昨年度初雪となり、緊急避難的に吹雪を避けた「避難小屋」が眼下にひっそりと建ち犬は元気かと思い出す。
 秋を見つけた!!頂上直下の山肌は「ナナカマド」の赤い実と黄色が広がり、風が冷たいと感じながら高山の秋化粧を眺め、最後の急登を越えると外輪山に立つ。
 噴火口(直経750m)は全く霧で見えなく、外輪山の結構な岩綾地帯が続き、火口稜線を半周すると、霧の中に羊蹄山頂上標識があり、ここが最高点……二度目にして蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山頂上に立てた。
 空は、曇天であるが下山中、五合目付近から雲の下に航空機から眺めるような平野の展望が樹林の間隙から眼下に展開して、登山口の立派な設備のキャンプ場は、秋の気配にひっそりと淋しい。
HOME