北大雪の静峰
ニセイチャロマップ岳は、北大雪に位置する標高１７００ｍ級の山で、国土地理院の地図には山名の記載がなく、無論登山道のない静かなる山である。
この山を知ったのは、尻尾が丸い犬と歩くＨＰ「山の旅人」にて興味を持ち、憧れていたが、ＨＰ「山の旅人」管理人であるＹｏさん（熊ブーさん）がリーダのＧＰ山行のお誘いにより、沢筋から登頂する。
登山口へと白滝役場（集合地点）から、上支湧別を経て林道から石沢川沿いに草が覆う作業道を６００ｍ程行くと小広場（標高６８０ｍ）があり、作業道は先に続いている。
Ｙｏさんを先頭に林道歩きから、標高７２０ｍ付近から沢筋へ草むらを分けると程なく沢へと降りる。
沢筋は、源頭までスッキリし明るい景観が続き、標高９００ｍ付近で一旦枯沢となるが、標高１１００ｍ付近から再び水が流れる。
標高１１７５付近では細い滑滝も現れ、稜線部が見え始め、標高１３９０ｍの二股を右に入ると沢筋も次第に狭まり、正面に初秋を見せる紅葉斜面が鮮やかである。
標高１６７０ｍの源頭を過ぎて灌木帯に入るも、笹のない斜面は藪が薄く快適な斜面が続き、頂上部西側７０ｍ程の稜線に上がると鮮やかな紅葉景観が一気に広がり、程なく岩稜部のニセイチャロマップ岳頂上である。
この石沢川ルートは、全体的に予想以上に明るい沢で、難しい滝もなく又藪漕ぎに苦しむ事もなく余裕をもって歩ける沢筋である。
頂上からの展望は得られなかったが、秋近しの紅葉の稜線・山肌に楽しい一時を過ごし念願の頂きを味わう。
●同行者のＨＰ
◎Ｓａｋａ氏「一人歩きの北海道百名山」
◎Ｓａ氏「地図がガイドの山歩き」
◎Ｆｕさん「山とヨガに魅せられて」
登り 林道沢口 ４時間３５分 頂 上
追伸
リーダ：Ｙｏ氏（熊ブーさん）お疲れさまでした。
そして北見地区の皆様、御馳走おいしゅうございました。
参加者（１２名）
リーダー ＨＰ「山の旅人」管理人さんであるＹｏ氏
北見地区 Ｆｕさん・Ｉさん・Ｍａさん・Ｆｕ氏・Ｔａ氏
道内から Ｓａｋａ氏・Ｓａ氏・Ｈｉさん・Ｏ氏・Ｓａ氏
① 石沢川
② 谷筋と１６９２峰
③ 頂上西側稜線から頂上
④ 頂上から東側稜線
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