喜登牛山  鬱蒼たる山頂
   
2003.10.19/GP
             
1312m
チセンベツ川沿い林道〜喜登牛山北西沢〜喜登牛山北尾根〜〜頂上


 喜登牛山は、東大雪に位置するクマネシリ連山の東側にあり、1000m級の東三国山・北稜岳と共に南北に山魂を形成するが、登山道はなく山頂を対象とする登山者は極めて稀のようであるが、HP「地図がガイドの山歩き」のSa氏とHiさんに同行をお願いしての山行である。
 前夜の集合場所は、芽登温泉への西喜登牛道道88号線の三叉路であり、夜半にSa氏Hiさん又初対面である足の長いNaさん/帯広と御挨拶をして、道道を北上し3.6Km程先の「幌加美利別橋」手前の幌加美利別林道に入り、暗夜の林道沿いにテントを張り、雨音を聞きながらの語らいに夜が更ける。
 翌朝、同乗しチセンベツ小沢川沿い林道崩壊地点が実質の登山口(標高920m)で、頂上までの標高差は約400mであり、鬱蒼とした樹林斜面に山頂山容を眺める事はできない。
 Sa氏・HIさんNaさん次いで最後尾が、私と久しぶりのGP山行に気持ちを緩め、林道歩きに程なく沢形状の枯沢の岩筋を辿り、次いで左方向へと薄い藪漕ぎの北西斜面に、林道を横断次いで幾筋の作業道歩きを繰り返す。
 作業道を拾いながら緩やかに高度を上げる時間が続き、特徴のない地形に高度計と磁石を眺め高みを標定する。
 伐採作業道跡が複雑に入り組んだ斜面が続き、展望は得られなく樹林台地に頂上部は不明確と、引き続き高み地形を探しながら、多少の藪漕ぎを交えると作業道沿いに標示テープを発見、、方向・高度的にも明らかに山頂へ続くとSa氏を先頭に山頂部へと向かう。
 平坦台地感の歩きに一等三角点がある頂上に到着するが、鬱蒼とした景観に地形特徴は全くなく、測量作業の為か四方に直線的見通しの伐採通視が見受けられ、立派な標石を囲んで地味なる山頂に時間が流れる。
 備考:登山ルートは特徴のない山容と地形に作業道を辿り説明が的確性を欠くが、伐採作業道が頂上直下まで延びていて、巧みに高度を上げるのである。
 GPSトラックが一番良いのだが、翌日に道央の鳥帽子岳(道央)山行時の際、駐車場広場に愛用したGPSを置き忘れ、GPSトラックを記載できないのは残念である。
GPリーダ−「地図がガイドの山歩き」さんの山行記録

林道崩壊点
登り 1時間40分 1時間 下り
山 頂

写真 山頂【Sa氏・Naさん・Hiさん】 地図がガイドチームさん提供
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