大雪湖畔に聳える静峰
樹海峰は、東大雪の「大雪湖」北側に位置して、山名の響きが心地良い1200m級の山である。
登山口へと層雲峡から大雪トンネルを抜けて1.4Km程、大雪湖を眺めつつ国道39号線を行くと山側に沢筋があり、「湖」側の駐車場を登山口とする。
沢口には砂防堤があり、沢筋は冷気に包まれ初冬を漂わせると、左手の金網を張った明るい「切土」に上がるも沢筋に降り立つ。
沢は小枝が点在し、微量の沢水と凍結部分に静寂さが漂い、緩やかに高度を上げる。
標高980mで二股となり、右股は笹が覆い、左股へと進むと高度を上げるに従い沢幅が減少・浅くなり笹が覆い始める。
標高1050mを越えると沢形地形の雪笹が多少濃くなり、幼い頃に「棒きれ」を振り回したように笹雪払いと剣道の練習!!
沢形地形も終わり、扇斜面が広がる空際に稜線が青空に透け、西尾根に上がると、標高1200mコルで一気に展望が開ける。
尾根北側には、今春の残雪期に登った「屏風岳」が白く威容があり又平山等が冠雪して青空に輝く。
登山口から沢筋次いで稜線まで点在する赤テープに、この山に登る人も…多少親近感を感じながら、薄い藪の尾根に雪を踏むと程なく笹に囲まれた山頂である。
頂きには、刈り払われた真ん中に三角点があり、北側は樹林越しに北大雪の峰、南側は展望が開けて大雪湖越しに音更山/石狩岳そして表大雪の連峰が真っ白に横たわり、予想以上の展望を楽しみ下山とする。
下山は、南尾根へと胸丈の笹藪を漕いで、高度を多少落とすと武華山が映える。
下り尾根の濃密な笹藪に再び「棒きれ」を振り回して雪を払いつつ、眼下の大雪湖へと尾根筋を忠実に辿り沢口に降り立つ。
山頂ルートは、登りに使用した南沢コースは、岩場も滝も無いが藪も薄くお勧めと思える。
840m沢口 | ||
登り 1時間30分 |
30分 | 下り 45分 |
980m二股 | ||
50分 | ||
1200m稜線 | ||
10分 | ||
山 頂 |
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大雪湖
A 西尾根から屏風岳
B 南尾根から表大雪
C 南尾根から武華山
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