ったりとした連山
 
         625M/625M
              2004.03.10/単独
東八線〜421〜冬路山〜640〜シラッケ山〜640〜322〜東八線


冬路山・シラッケ山は、幌加内町南東に位置し旭川市と幌加内町の境界にあり、冬路山には1等三角点がある。
又面白いのはこの2山が直距離で2.7Km位離隔しているのですが、標高がどちらも625m…妙な山でした。
 この山へは、冬路山(ふゆじやま)とシラッケ山の山名に趣があり、「シラッケ山」の山名由来は定かではありませんが「岩の所」と解釈しましたが、御意見があれば教えていただきたくと
思います。
 登山口へと国道275号線の幌加内町南方の「下幌加内」から南五号にて幌加内川を渡り直進、行き止まり交差点
の東八線側に一部除雪箇所があり駐車する。
 朝靄の中、用水路沿いに山側へと辿ると林道は地図上と同一地点で途切れ、疎林斜面に取り付く。
 一定勾配が続き、421に上がると緩やかな斜面は高所景観に変わり、標高440m付近で、尾根一部の高みに冬路山を確認する。
 疎林のゆったりとした広い雪面に静寂感が広がり、心地良く広い尾根に出ると冬路山と書かれた小さな木板標識が枝に縛着され、周辺の景観に山名のロマンを漂わせる。
 次は妙な山名「シラッケ山」へと…広い尾根歩きの
正面に端正な山容の640越し奥にシラッケ山が見える。
 尾根筋右手に江丹別盆地・左手に幌加内盆地を眺めながら、小起伏を繰り返すと尾根地形の結節点である640であり、頂きからは丸みを帯びたシラッケ山が遠望される。
 更に広くなった台地状尾根の緩やかな小起伏を繰り返すと、お椀を伏せた均斉のとれた丸みのシラッケ山であるが、頂上部を標示する人工物は見あたらず、GPSで山頂と確
認する。
 帰路は、640北尾根を経て322からは、高低差が僅少続きで時間を費やし234を下り、未除雪の東八線沿いの雪田歩きで山行を終える。
 この2山を計画するのであれば、江丹別峠からはピ
ストンのみで面白みに欠け、お勧めは、南側の「江丹別町拓北」の林道を利用すれば、効率よく循回でき標高差400程の滑降を疎林斜面に十分味わえると尾根筋で思慮…後悔しつつHYMLの定期懇親会へと札幌に向かう。

南五号と東八線との交差点
登り 1時間50分 下り
2時間10分
冬路山
1時間30分
シラッケ山

1 440m付近から冬路山
2 冬路山山頂
3 冬路山から640
4 シラッケ山
5 シラッケ山

HOME