雪道ペダルを踏んで縦走
和歌山・坊主山・犬牛別山は、道北の幌加内町北側に位置する低山の部類に属する山であり、上幌加内から政和までの連山を縦走後、自転車利用と計画する。
登山口へと国道275号線を南下、下山口となる道の駅「幌加内」にMTB(自転車)を残置し、更に南下して、上幌加内西三線の農家の御主人に駐車を願い登山口とする。
荒模様の天候下、「和歌山」への緩斜面には、最近の「黄砂」が山全体を黄色くしていると疎林に高度を上げる。。
ゆったりとした斜面を詰めると平坦台地感の尾根に出るが、特徴のない尾根に「和歌山」を判別できないと北東尾根に方向変換すると、更に疎林となる広尾根は、高低差が僅かの小起伏が続く。
標高560m付近からは、正面の「坊主山」が南側に滑降斜面を見せ、直下の急登を短時間に上がり、尾根景観に程なく展望は良いが特徴のない坊主山頂上である。
頂きからは、疎林斜面の犬牛別山を間近に眺めて高度を下げ、722とのコルから犬牛別山への広尾根を辿ると、坊主山同様の展望の良い山頂であるが、平坦地で頂上達成感を実感できない。
本日の天候は、強風が定期的に荒れ狂い視界が全くない時間が繰り返されるが、時折の青空もあり「政和」までの縦走と決心する。
ロング尾根歩きは、やはりホワイトアウトが反復、コンパスでの地図読みに緊張しながら、黙々と尾根筋を辿るのみで、顕著なピークの705次いで701は尾根分岐で方向を定めると高度落ちが早い。
629から533は、疎林の大きな斜面が広がり、この付近から高度を順調に下げるが、スキーシールが下駄状態である。
問題点は、広幅の「雨竜川」に架かる橋であり、地図上では記載されてはいるが現地確認は未実施であり…377の眼下に「雨竜川」と「橋」を遠望してホッとする。
雨竜川を渡ると、広大な雪原に廃屋が点在して「二線」道路は、国道275号線から250m程の農家までが除雪がされている。
道の駅にやっと着き「一線川」寄りに隠したMTBが排雪作業の下で見えない…真剣顔で背中のスコップで掘り下げると…あったが参ったね。
「政和温泉」にスキー等を預かっていただき、登山口へとペダルを踏むも、地吹雪で車が怖く尻も痛いと縦走山行を終える。
所要時間計 5時間55分 |
登山口(上幌加内西三線) |
2時間 | |
坊主山 | |
45分 | |
犬牛別山 | |
3時間10分 | |
道の駅「幌加内」 |
1
和歌山稜線
2 坊主山手前ピーク
3 722コルから犬牛別山
4 犬牛別山山頂部
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