ポンネアンチシ山積丹半島の雄峰
          
2004.04.11/複数

古宇川林道除雪終点(滝の沢林道分岐)〜305二股〜858(主稜線)〜山頂(往復)  


 ポンネアンチシ山は、積丹半島1000級5山の一つで奥深い山である。
  前夕、神恵内村の温泉998で「地図がガイドの山歩き」さん、Sa氏「一人歩きの北海道百名山」、Ko氏、Naさん、Ta氏と合流する。
 当日、冷え込んだ早朝に温泉998を出発し、駒吉沢から古宇川右岸沿いの古宇川林道に入り、砂防ダムの活気ある水流を見て、道道998から3.5Km地点が滝の沢林道分岐の除雪終点で登山口となる。
 除雪終点でHa夫妻にご挨拶後、7名のGPは「地図がガイドの山歩き」さんのSa氏を先頭にスキー装着で固雪面の林道を引き続き古宇川右岸沿いに辿る。
 途中、熊の足跡が雪面に点在し驚きながら、
ポンネアンチシ山の白き尖りを遠望すると二股の305である。
 尾根取り付きの急斜面から、ツボ足で急登の細尾根に高度を上げる。
 展望か開けると、この周辺の山域は鋭峰が多く又目標のポンネアンチシ山の魅力ある山容が青空に映えて頂きを実感する。
 緩勾配に変わり再びスキーを装着し、主稜線手前のC630付近で余別岳を目指す5名を見送り、主稜線ラインと南斜面の大きな景観を眼前にのんびりとNaさんと休憩タイムである。
 先行GPが小さく見える距離間隔で858Pの主稜線に上がり、C930のピークに上がると先行GPは程なくポンネアンチシ山頂上に到着する。
 スキーをデポし、稜線の凹凸を繰り返しながら南西尾根を辿ると山頂部をハイ松に覆われた最初のピークがポンネアンチシ山と見間違うも、その先であった。
 大望のポンネアンチシ山頂上部には岩があり、余別岳と積丹岳のラインが鮮明で振り返ると羊蹄山・ニセコ連峰等が遠望される。
 頂上達成感を味わいながら岩陰で休憩…先行した5名の人影を余別岳への稜線に追うと、Sa氏が余別岳山頂に到着すると定間隔で逐次山頂を踏む景観は、雄大の一言…山はいい!!
 余別岳組が下山頃、Naさんとポンネアンチシ山を後にするが、スキー装着のSa氏・Ta氏に追いつかれる…余別岳からの豪快なる斜面滑降は早い。

 C930のスキーデポ点からは、皆揃って滑降タイムであり、多少緩んだ固雪面の感触がターンを楽しくさせ、皆多いに満足しつつ、尾根を下降して再び林道を辿ると登山口に到着する。
 下山後の「地図がガイドの山歩き」さんHi女史のラーメンを皆美味しくいただき再会をと長い帰路につく。
 この南ルートは、難しい地形通過は無いが、奥深き稜線歩きが続き、天候悪化時は要注意の山である。
 今回の貴重なる山行は、「地図がガイドの山歩き」さんの計画であり、お誘いをいただき感謝の一言である。

企画者「地図がガイドの山歩き」さんの山行記録へ 
同行者Sa氏「一人歩きの北海道百名山」の山行記録へ

古宇川林道除雪終点
登り
5時間45分
1時間40分 下り
2時間40分
305二股(尾根取り付き)
4時間05分
山  頂
備考:上記タイムに休憩時間を含む

主稜線手前から山容
C932から南西尾根と山頂部
南西尾根(Naさん)
ポンネアンチシ山頂上から余別岳
ポンネアンチシ山頂上から積丹岳
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