安足山 一等三角点の山
2005.05.02/単独
ペーナイ川沿い林道〜796P〜山頂〜林道
安足山(あんたろやま)は、上川町と当麻町境界に位置する一等三角点が設置されている800m級の山である。
上川町近傍のこの山斜面には、東西に作業道が網羅されている山であり、積雪時期に計画する。
ルートは、東斜面の林道から北測の月見山方面への尾根に上がり、平坦な尾根を南下して山頂に至った記録である。
登山口へと国道38号線にて上川町に向かい、愛山渓温泉方面進むと程なくペーナイ川左岸に「当麻鍾乳洞」標識に林道が延び登山口とする。
林道入口のゲートを抜け、春遅し、山肌の雪は薄く、林道の残雪もスキーでは限界の時期である。
緩勾配が続き、C455林道分岐を左方向へと壊れたゲート柱を通過、再び林道分岐がある。
直進する林道は安足山への東斜面に沿って延びているが、このまま進むのも芸がなく、林道分岐を右手へと入り尾根線を目標とする。
鬱蒼とした針葉樹林の暗く狭い作業道に高度を上げると、時折、作業道を横断、稜線が空際に浮かぶと中密度の樹林斜面となる。
山腹を切りながら尾根に上がると、西側に広がりのある緩斜面に立派な作業道が延びている。
起伏の少ない広尾根が続くと安足山と見間違う丘陵景観の796Pを通過、ダケカンバ林相が映える北尾根歩きに静寂さが漂う。
山頂直下の林道を横断すると多少の高みに頂上部を認識させる程度の安足山の頂きである。
山頂部は、疎林に囲まれて展望は全く得られず、雪中の足元に一等三角点が設置されているとは!!
下山は、斜面をカットして山頂付近まで延びている林道に出て、緩やかなる起伏を繰り返し一山を終える。
ペイナイ川林道口 登り
2時間15分1時間15分 下り
1時間05分698P 1時間 山 頂 1 ペイナイ川林道入口
2 796P
3 山頂部
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