湯仁石狩  丸みある山頂部
        
2005.10.23/単独


C860入渓点(三角点沢林道)〜三角点沢支流沢〜北尾根〜山頂(往復)


 湯仁石狩は、石狩岳・音更山等の石狩連峰主稜線から北方に位置する1000m級の山である。
 地形図には、山名の記載はなく2等三角点名「湯仁石狩」とあり、石狩連峰主稜線にも「ユニ石狩岳:1756m」と同読みの山名があり、興味本意に頂きを踏んだ記録である。
 登山口へと大雪高原温泉への封鎖ゲート封鎖を過ぎ、三角点沢に架かる「はくよう橋」から大雪湖畔から、三角点沢沿いの林道に入る。
 林道口の開放された簡易ゲートを抜け、整備された林道を1Km強程でC860の支流沢である。
 浅く広い地隙沿いの両沢筋には、腰丈位の笹原に鹿道が足元に続くが、朝から小雨状態であり、水量の浅い沢筋を辿る。
 沢両岸の藪は、晩秋もあり比較的薄く続くと、小川景観のC925二股であり、一挙に狭小になった沢筋には笹が覆い、程なく沢筋も消え、松林の扇斜面が広がる。
 薄い藪漕ぎから緩やかに高度を上げ、顕著な尾根筋を離れて、北西斜面に取り付くが、一層低笹となり、順調に高度を上げ、北尾根に上がる。
 北尾根は、獣道が明確で登山道を感じさせると広く平坦な山頂部であり、2等三角点がひっそりと笹に囲まれている。
 頂きの周囲には、疎林が広がり、展望は制限を受けると、雨模様の天候に腰を落ち着ける事なく下山、次の山、層雲峡の点名「箱ノ上」へと向かう。

登り/1時間10分  下り/45分

1 C925二股から山容
2 三角点 

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