那英山 幌内山地の高峰
2006.03.05/単独
道道交点〜山頂(往復)
那英山(なえいざん)は、富良野盆地北西の900m級以下の山並みが連なる幌内山地に位置する。
山容は、富良野盆地から眺められ、登山口へと国道237号線にて上富良野市街地から十勝連峰とは反対側の西側に連なる幌内山地へと道道581号線(留辺蘂〜上富良野線)に入る。
上富良野の夜景が冷気に映える千景展望台を過ぎ、道道759号線(奈井江〜富良野線)との三叉路が実質の登山口となる。
翌早朝、三叉路北側からのびやかな丘陵に入ると正面に那英山・中山等の800m級の山並みが一連に連なり、ルートは、那英山東尾根を選定する。
丘陵を越えて、直線的に沢筋を渡ると最短距離ではあるが、北側は山麓取付きに高低差がなく又下りルートをも思慮して中富良野と上富良野町の境界線の並木沿いに迂回する。
雪原にラッセル跡を発見!!同様のルート選択を考える人がいると樹林斜面に取り付くと樹林植生境界にシュプールが延びる。
私は、単独にて人気の無い山行が多く、他の登山者と出会う事は稀であるが、今回はラッセル跡を同様に辿りつつ…この跡は先週、HYMLの「Ha夫妻」が山頂に至ったルートと確信しながら、トレースに感謝しつつ高度を上げる。
高低差の少ない、樹林境界を終始辿るとC555からは東尾根C630越しに那英山が実感できる。
C665付近からの山頂部台端の斜面は、このルート唯一の短い急登であるが、適度な勾配に疎林斜面が広がり、Ha夫妻のシュプールが続き、帰りの滑りが楽しみである。
尾根台端部に上がり振り返り富良野盆地が眼下に広がると、尾明確な尾根となり北側にセッピが張り出しいる。
緩やかに高度を上げると正面に発達したセッピが望まれ、主稜線へと上がると山頂部であるる。
セッピ下部で休憩…この山は、明日からの東京出張を控え、比較的短時間に頂きに立つ事ができ、展望が得れば十勝連峰の好展望の一山と思える。
登り 道道交点 下り 2時間10分 55分 山頂 1 三叉路付近から那英山
2 C665付近から東尾根台端
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