幌内山m) 旭川近郊の一山
2006.03.19/GP
江丹別町西里〜ポンベツ川沿い林道〜北東尾根〜山頂(往復)
幌内山は、旭川近郊の江丹別町東方に位置する低山であるが、地図で見ると山麓を大きく広げる一山である。
幌内山の山名は、道央・増毛・旭川と3山あり、その他にも幌内と名が付く山は多い。
今回、この山を計画したOgi氏/旭川よりお誘いをいただき、幌加内町を南下、道道72号線にて江丹別峠を越えると江丹別町中央である。
小雨模様の早朝、Ogi氏/旭川との春山は東大雪「トノカリシベツ山」山行以来であるが、無雪期は未知ルートより藪漕ぎにて頂きを目指す、体力抜群の心強い山仲間である。
登山口へと西里川沿いに進み、江丹別町西里の.161付近が除雪終点、酪農家屋が近傍に建ち、正面に幌内山がスッキリとした疎林斜面を見せる。
牧場地から林道に入ると積雪は降雨で固く締まり、足元は埋没する事なく順調に山間部に入る。
地図上のポンベツ川沿い林道より更に進んだ地点から、広い谷間地形に入り、程なく北東尾根筋に上がる。
このルートは、比較的顕著な尾根筋が続き、樹林も中密度であり、心地良く緩やか高度を上げる時間帯が続く。
Ogi氏を先頭に幌内山東斜面が尾根筋から間近に見えると小雨から雪模様へと天候が変化、C470からこのルート唯一の急登になる。
主稜線の緩斜面に上がると疎林の広尾根がのびやかに続くも悪天候下、特色の無い地形景観に高みを目指す。
西側に広大に延びる台上の一角が頂きであるが、残念ながら視界不良、下山ルートはもう一本南側の尾根も思慮したが、天候悪化を考え同一ルートを下降する。
この山は、登山口へのアプローチに優れ、のびやかなる山容を眺めつつ、複雑な地形部も無く、比較的容易に登頂できる良き山である。
C161除雪終点 登り
2時間25分55分 下り
1時間30分林道終点 1時間30分 山 頂