道北の里山
      
2007.03.18/単独

第1仁宇布橋東側林道口(道道49号線)〜林道〜北西尾根(往復)234)


 仁宇布山は、道北「美深町」西方の寒村である「仁宇布」南側に位置する低山であり、裾野には「スバル自動車」のテストコースがあるる。
道北地域の地図上に記載されている800m級以上の山々はほぼ登り尽くし、このレベル標高の山には足が遠のいていた。。
 今年、正月の仕事初め頃に職場フロアーで転倒した際、右上腕筋肉を激しく損傷してしまい、例年参加の「クロカン大会」も参加できず長期のリハビリを強いられる日々が続いた。
 今年最初の足慣らしと天候不順も加わり、手頃な低山へと足を向けて見たのが、以前はその山名を承知していたが、その気になれなかった里山に向かった。
 登山口へと美深町に北上、仁宇布への道道49号線(美深〜雄武線)に入ると道北でも積雪量の多さでは高名なだけある景観が続く。
 「仁宇布」西側の第1仁宇布橋先の沼岳沢川に架かる橋近傍の林道が実質の登山口となる。
当初、林道口が不明であるが、沼岳沢川沿いに進むと林道に遭遇、久しいこの静寂なる景観に近日の大雪が眩しい…良い気分!!
 進行方向の右手に道道沿いの「高広パーキング」命名となっている「高広山」がこんもりとした山容を見せるが山頂部は奥のようである。
 勾配の弱い歩きもC320より林道から離れ、疎林帯に入る
と幾度か林道を切る場面が続くと広尾根歩きに変わる。
 山頂部はどの方向!!久しぶりのミステリツァー気分に地図を眺めるのは何とも楽しい限りであるが、降雪が多くなる。
 C450以降からは、引き続き疎林に緩斜面が続き、著名点がなくGPSとラッセル軌跡は心強い限りである。
 山頂部は広大な台地景観であり、三角点付近には標識・テープ等は見当たらず静寂が広がり、天候が良くても東方の
みに展望が得られる。
 山の良さを味わうには「心身」の健康体が必須と実感…腕の調子は滑降時も多少の違和感程度であり、この山を機会に再び目標に向かいたいものである。
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