2004年2月15日(日)
        美瑛町/42Km

 気温0度    WAX:GULLIUM 10/20
 2時間33分台 (非公式計測) 

 宮様国際スキーマラソンには、正規に参加申込みをしていなかったが、クロカンの練習仲間より、練習の一環としてオープン参加でと大会前日に誘われて、急遽参加する。
 昨年の大会では、WAXを完全に失敗して、登りで追い抜いたら下りで置いて行かれるという繰り返しの屈辱を味わった辛いレースに、ゴールが無性に遠かった苦い思い出の経験がある。
 大会当日、美瑛町町民センター(更衣室あり)からスタート地点へと白金温泉方面への無料バスに揺られると、「ビルケの森」のスタート地点である。
 気温上昇に被服が濡れがちな暖冬下、オープン参加でゼッケンもないので、列の最後尾に並び0900スタートである。
 美瑛川沿いの林中の広いコースに続く、緩やかな下り斜面には高速レースが展開される。
 列の最後尾スタートもあり、相当数の選手を追い抜き、8Km付近で道路を横断すると小学校に給食があり、程なく長い登りになるが、「力」が違うのか、引き続き団子状態でアリのように並ぶ数多くの選手の前方に出る。
 高台に上がり、昨年はここからが雪質の変化もあり、スキーが滑らなかったとWAXに不安があったが、今回はスーパ・スケーティングを多用して、面白いほど先行者に追いつく。
 緩やかな起伏を繰り返して、ゴールまで約10Km地点付近で、ハーフマラソン組のコースと合流すると、広いコースは各年代・家族等で賑やかである。
 片斜面が続き、スキーテクニックがないと減速する丘陵が続き、眼下に市街地を望むと
市街地の舗装道路の歩道に雪が敷き詰められ、大会関係者の尽力に感謝しながら、各種目参加者の混雑に混じりながら程なくゴールである。
 ゼッケンもないので、ゴール直前の大きな「デジタル時計」付近でコース外に出るが、タイムは2時間33分05秒であり、後10秒程でゴールできたと予想する。
 前回の大会は、ゴール後悔しい思いで一杯であったが、今回は16分程早いタイムであり、苦しさが記録に報われたと仲間と合流して、満足しながら帰路につく。
 十勝連峰は、残念ながら曇り空で眺めることはできなかったが、美瑛丘陵を舞台に繰り広げられるコースは、走りやすくまた大会関係者の努力、自衛隊さんのコース整備そして市街地に雪敷設と町ぐるみの大会と実感できるお勧め目の大会である。
備考:全盲者がガイトされながら走っている姿には…言葉で表現できません!!
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