2003年2月2日(日)
大滝村/30Km
気温−5度 WAX : SWIX HF7 2時間07分21秒 総合順位:24位/86人
大滝国際スキーマラソンの概要は下記に始まる。
・15Km・30Km(15Kmコース周回)種目
・当初3Kmは、平地次いで9Km地点までの6Kmの登り・平地・緩い登りそして5Kmの下りコース
・コースは片斜面もなく全体的に非常に走りやすい。
・WAXは、コース中間地点が気温差はないが雪質変化で雪温差の考慮が必要。
・長流川、徳舜瞥山、有珠山の景観
・参加賞に重たい程の長芋
・スタート地点ハウスにWAXルーム有り
初めての大会参加で、前日に名寄を出発して大会スタート地点を確認し、大会気分を感じながら地元関係者が休憩するクロカンハウスを覗くと4台程のWAX台が設置され、昨年の大会成績を眺めるとsakaguchi/函館(HP:一人歩きの北海道100名山)さんが2時間15分代の好記録と緊張する。
湯本名水亭そばのお宿で豪華な食事後に長距離運転の癒しと露天風呂を楽しみすぎか風邪気味で大会日を迎える。
参加受付に向かうと早朝に函館から大型バスで32人余の団体で到着していたsakaguchiさんと先週の北広島(30Km)に続く再会で握手で御挨拶後、アップしているとsakaguchiさんがスキー選定に悩んでいるようだ!!私は一本なので迷いようがなく少し淋しい限り!!
昨年の大会成績によるシード選手は前方への誘導にスタート…先頭集団は凄いダッシュであるが、私は初めてのコースで高度断面図は周知したが、長流川沿いの3Km程の平坦地ペース配分にとまどいながら長い登りに備えて自重すると直ぐ後方にsakaguchiさんの余裕の声がかかり元気が出てドラマが始まる。
登りが始まり、中勾配の長い登りに同レベル集団が形成され、一旦傾斜が緩くなると広々とした景観の緩い登りが9Km地点まで続き、7Km地点の第1給水所を過ぎて2軒の酪農家次いで道路横断でこの前後のペースが難しく力があればスーパーでストックを押せるのだろうが、5分遅れスタートの女子(冬戦教)に抜かれて精神的にも辛い時間帯である。
北海道の山メーリングリスト(HYML)の山仲間が昨年に続き、ニョロニョロ探検とsakaguchiさん応援を計画し8名が8km付近で応援して下さるとの事で、私にもとsakaguchiさんの配慮もあり、苦しい時間帯に声をかけていただき、見栄で笑顔で挨拶するも照れるナァ!!皆さんの気持ちに感激し感謝しながらの緩い登りが続き苦しい時間帯が…いつ終わるのだ!!
10Km地点から長かった登りから解放され、ゴールまで一気に下り、2週目に入ると走者は30Kmのみで前方に人影なしで再びの長い登りに後方の5人程の集団に追われて弱気になるが、前方に2人の先行者を確認する。
コースも理解したので登りに必死にピッチを上げると袋コースでsakaguchiさんを発見し、声をかけるも時間差が思ったよりないと懸命にストックを押して先行2人を抜い抜くと正面に鋭鋒の徳舜瞥山が陽に輝き美しく昨年の春山登山を思い出す。
下りに入るとお昼のサイレンが鳴り響き2時間経過でゴールに1秒でも早くと飛び込み、sakaguchiさんとの時間差を計りながらゴールを待つと最後まで力走するsakaguchiさんの姿に一緒に走っているのだと言う精神的な支えに妥協しなかったと…お疲れさまでした。
参加賞は、箱詰めの重たい長芋でこんな豪華な参加賞は初めてで、大会の着意に感心しながらキノコ汁でお腹を満たして風呂券(会場近場の温泉数箇所指定)にて第1名水亭で汗を流して、帰路につくと風不死岳・樽前山そして恵庭岳の雪山を眺めて長旅の家路をたどる。
大意参加で声をかけていただいたのは初めてでニョロニョロ探検隊の皆様(阿部さん・ホロホロさん・山彦さん・熊岡さん・加藤さん・谷口さん・ゆきだるまさん・くろべいさん)に改めて御礼を言います。ありがとうございました。
@スタート地点
Aニョロニョロ探検隊の皆さん(山彦さん提供)
Bニョロニョロ探検隊の皆さん(くろべいさんの提供)
C不思議な沈黙の世界(ゆきだるまさんの提供)
sakagu氏 2時間18分45秒 15位/40人 年代別 見事な好走です!!