1. ジャンプという動作  >

1.1 スパイクフォーム


 バレーボールのスパイカーは、試合中、高いトス、低いトス、流れたトス、全てに対応する為、 いかなる状況でも1〜3歩ほどの非常に短い助走で、高く跳ぶ能力が必要です。  その為、スパイクジャンプは、正しいフォームを身に付けていることが不可欠です。
 まずは、基本の3歩助走を身に付けましょう。
 バレーボールのスパイク助走(右利き)は次の流れです。

1. 自然体で、トスの位置、高さを把握する

2. トスにあわせて、上体を前に傾けながら右足を一歩前に出す

3. 左足を出しながら、腕を軽く前に振る

4. 両腕を後ろに勢い良くふりながら、左足で前方に大きく蹴り出す

5. 両腕を後ろから前に振りながら右足→左足の順に両足を膝を曲げた状態でかかとからつけて、肩幅程のスタンスで踏み込む

6. 腹筋・背筋で上体を起こしながら膝を伸ばし、足首を伸ばすことで、地面を強く蹴り上げてジャンプする

 最後の踏み込みが最もジャンプに影響を与える重要な動作です。両足同時ではなく、右足→左足の順に踏み込むことを意識してください。

 以上、ジャンプには、 足の運び方、腕の振り方、踏み切る際のスタンスなど フォームの改善が重要です。 筋力を鍛えるのみならず、正しいフォームを身に付けることもトレーニングの一環として捉えておきましょう。

 しかし、一つ一つの筋肉の動きを意識しすぎるのは逆効果です。
次項では、筋肉の伸張反射について説明させていただきます。




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Volleyball 2012年4月号は、
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