参考書籍

 跳躍力 UP 集中トレーニング
 プライオメトリクス
 ジャンプアタック


Training Contents
 1.ジャンプという動作

 2.トレーニングの準備

 3.強化する筋肉

 4.計画を立てる

 5.トレーニング内容

 6.食事について

 7.プロテイン









1. ジャンプという動作


 ジャンプという動作について少し考えて見ましょう。
 多くのスポーツ競技者にとって、ジャンプ力は非常に重要な能力です。 自分より背の大きい人に競り勝つには、それを補うジャンプ力をつける必要があります。
 ジャンプ(跳躍)とは、一言で言うと膝を曲げた状態から、強く地面を蹴り上げる動作です。
 では、ジャンプ力アップの為には、「筋力をつければいい」かというとそれだけではありません。

 以下の点をクリアすることで必ず現在よりもっと高く跳べるはずです。
 1.フォームの改善
 2.柔軟性の向上
 3.筋力の向上
 4.食事の改善

 フォームの改善をするとウェイトトレーニングを行わなくても、それだけで大きくジャンプ力が上昇する人が多いです。
 その為、このページではジャンプについての基本動作の確認をしていきましょう。
 以下に、体の各部位をどのように使ってジャンプするのかを簡単にまとめてみました。



 0.股関節と膝関節を屈曲させた状態

 1.腕の振りで下半身に反動を与える。

 2.大臀筋とハムストリングで股関節を伸展させる。

 3.腹筋と背筋で、上体を伸ばす。

 4.大腿筋が膝を伸ばす。

 5.つま先が地面を蹴り上げる。


 ジャンプする為には、上記のように体の様々な部位の筋肉を使っていることが分かります。  さらに、ジャンプするには、競技によってそれぞれのフォームを習得する必要があります。 ジャンプ系の競技をあまり経験していない方の場合、フォームを改善するだけでも、ジャンプ力が飛躍的に向上します。
 まず、ジャンプには、大きく2種類に分類できます。
  1. バスケットのレイアップシュートや、走り幅跳びなどの片足で踏み込む跳び方
  2. バレーボールのスパイクような両足で踏み込む飛び方
 前者の跳び方は、走ってきた加速を生かして、最後の一歩を強く蹴り上げることで高くジャンプすることが出来ます。
 一方、バレーボールのような競技では、助走は1〜3歩、両足で踏み込んでジャンプします。 この跳び方は、若干コツがいる為、脚力がある人でも、この跳び方をマスターしないと跳躍力を十分に発揮できません。

次項では、バレーボールのスパイクフォームについて説明させていただきます。





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お勧め書籍






Volleyball 2012年4月号は、
ジャンプ力についての特集
がありました。
ぜひ、ご覧ください。