ジャンプ力アップ　トレーニング

参考書籍

　跳躍力 UP 集中トレーニング
　プライオメトリクス
　ジャンプアタック

Training Contents

　1.ジャンプという動作

　2.トレーニングの準備

　3.強化する筋肉

　4.計画を立てる

　5.トレーニング内容

　6.食事について

　7.プロテイン

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　本サイトで、筋肉を引き伸ばすことで得られる効果として、伸張反射により、動作のスピードが高まることを記載しました。 (1.2 伸張反射)
　筋肉を引き伸ばすことで得られる効果には、もう一つあります。それは、バネの効果です。筋組織の中にもバネの作用は含まれていますが、特に腱組織（筋肉組織が骨に付く部分）には、引き伸ばされると、バネの様に元に戻ろうとする性質があります。これを弾性エネルギーといいます。
　
　前置きが長くなりましたが、本題のプライオメトリックについて説明させていただきます。
　まず言葉の意味は、
　「プライオ」：もっと(more)
　「メトリック」：筋肉の長さ
　という意味です。
　つまり、筋肉の長さを素早くもっと長くするトレーニングという意味で、伸張反射とバネの作用を有効に生かした体の使い方を覚えるトレーニングです。
　
　プライオメトリクストレーニングの例として、
　　・ハードルを両足で連続で飛び越えていくトレーニング
　　・直上ジャンプ
　　　　真上に連続で飛び上がるトレーニング
　　・デプスジャンプ
　　　　台から飛び降りてすぐに飛び上がる運動
　などが有効です。
　
　これらのトレーニングを行う際に注意してほしいことは、決して力まないで行うことです。
　これらは伸張反射と弾性エネルギーという体に備わった性質を利用して、動作の速さを得る為のトレーニングです。
　意識して筋肉に力を入れると、せっかくの伸張反射が台無しになってしまいます。切り返しの時間が長くなって、弾性エネルギーも有効に使えません。
　高く跳んでやろうと意識して力を入れるのではなく、筋肉と腱に任せることで大きな力を得ることができるのです。

　当サイトで紹介するトレーニングは、筋力トレーニングとプライオメトリクストレーニングとの複合トレーニングを実施いたします。

　プライオメトリクスについてもっと詳しく知りたい人は、下記の図書をお勧めします。

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