いろいろなTipsが多いmozillaは、最初に手を付ける事が多いパッケージである。
Fedore Core 1のMozillaはVer.1.4.1がパッケージングされているが、 このMozillaは表示で太字がうまく出なかったりする問題がある。 また、フォント設定もイマイチ。で、インターネットを検索する。 もじら組に行ってみると、 現在Mozillaは、Ver.1.7betaが最新のようだが、SuiteはVer.1.6となっている。 とりあえず、これをインストールする事にした。
以下は、その顛末記である。
まず、必要なファイルをダウンロード。もじら組のページから日本語版を辿る。 JLPプロジェクトのSuite にミラー・サイトが表示されているので、とりあえず、"Linux"をクリックし、
mozilla-i686-pc-linux-gnu-1.6-jaJP.tar.gz
を~/downloadsにダウンロードする。
次に、1.4.1用の個人設定を退避。 引き継ぐと面倒そうなので、起動しているmozilla全て終了させて、
$ cd $ mv .mozilla backup_mozilla_profiles.1.4.1
としておく(ブックマークを後で持ってこれるように残しておく)。 さて、ダウンロードしたファイルを展開しする。
$ cd ~/downloads $ tar zxvf mozilla-i686-pc-linux-gnu-1.6-jaJP.tar.gz -C ~/extracts
これで、~/extractsディレクトリに展開される。この時extractsディレクトリが、 予め存在していないとエラーになるので注意。
展開が終わると、extractsディレクトリ下に、
mozilla-installer
というディレクトリが出来ている。ここにインストーラがあるのだが、 Fedora Coreの文字コードがUTF-8のため、そのまま実行するとウインドウ内の文字が表示されない。 とりあえず、文字コードを変更して実行する。 また、インストール先に書き込むのにroot権限が必要なのでsuしておく。
$ cd ~/extracts $ ls mozilla-installer $ cd mozilla-installer $ ls -l -rw-r--r-- 1 lynx lynx 30869 1月 14 07:08 MPL-1.1.txt -rw-r--r-- 1 lynx lynx 244 1月 27 23:00 README -rw-r--r-- 1 lynx lynx 6610 1月 27 23:04 config.ini -rw-r--r-- 1 lynx lynx 3386 1月 27 22:14 installer.ini -rwxr-xr-x 1 lynx lynx 1690 1月 14 07:08 mozilla-installer -rwxr-xr-x 1 lynx lynx 219004 1月 14 11:02 mozilla-installer-bin drwxr-xr-x 2 lynx lynx 4096 1月 27 23:07 xpi $ su Password:****** # LANG=ja_JP.ujis ./mozilla-installer
後は、インストーラの指示に従う。ディスク容量にも余裕があるので「完全」を選択。 ただし、「インストール先のディレクトリ」はデフォルトの/usr/local/mozillaではなく、 /usr/lib/mozilla-1.6とする。これは、Ver.1.4.1の格納位置が/usr/libになっているから。 参照ボタンを押し、まだディレクトリが無いので直接パスを入力する。 ちなみに Ver.1.4.1の格納ディレクトリは/usr/lib/mozilla-1.4.1になっているが、 後で使うかもしれないので消さずに残しておいた。 インストールが終了すると、新しいmozillaが立ち上がった。
さて、これでインストール完了。と思ったが、世の中そんなに甘くない。 パネルから起動させると古いバージョンが立ち上がった。 これは、/usr/bin/mozillaのスクリプトが書き換わっていない為だろうと考えて修正する。
$ su - Password: # cd /usr/bin # mv mozilla mozilla.1.4.1 # ln -s /usr/lib/mozilla-1.6/mozilla
※実際にはmvではなくrmしてしまった。後のことを考えれば残しておく方が良いのだが。不覚じゃ…。
これで起動するようにはなった、が、パネルから、 もう一つMozillaを起動しようとするとプロファイル・マネージャが出てきて起動できないとぬかす。 こらこら。
まず、/usr/lib/mozilla-1.6/mozillaを見てみた。あらら、パスがおかしいじゃん。
エディットして調整する方法もあるが面倒。 前のバージョンなら出来るのだからVer.1.4.1のスクリプトを拝借しよう。
$ su - Password: # cd /usr/bin # rm mozilla # cd /usr/lib/mozilla-1.6 # mv mozilla mozilla.org # cp ../mozilla-1.4.1/mozilla . # gedit mozilla
geditを使ってmozillaのスクリプトを変更。 内容は置換を使って、mozilla-1.4.1 → mozilla-1.6の全置換のみ。 最後にリンクを張り直して変更終了。
# cd /usr/bin # ln -s /usr/lib/mozilla-1.6/mozilla
これで無事に複数起動が出来るようになった。 最後は、Pluginの設定。これは古いmozillaから持ってくれば良い。
# cd /usr/lib/mozilla-1.6 # cp ../mozilla-1.4.1/plugins ./plugins
まぁ、コピーするのは、Flashとmozpluggerだけなんだけどね。
とりあえず、これでインストールは終了!
まずはブックマークを引き戻し。これはmozillaのメニューから行う。
「ブックマーク」→「ブックマークの管理」→「ツール」→「インポート」
の順で選び。ディレクトリ選択画面で最初にバックアップした.mozilla(backup_mozilla_profiles.1.4.1ディレクトリ)からデータを取り出す。 *.sltディレクトリ下の、bookmark.htmlをインポートした。ほい、追加完了!
では、お待ちかね(?)のフォントの設定。 「編集」→「設定...」で設定ウインドウを表示して「表示」の中の「フォント」を選択してタブから設定する。 各フォントはfixedになっているが、とりあえずkochiを選ぶ。 Fedora Core 1の東風フォントはサブセットの為、不細工な文字が多かったが、こちらは普通に出る。 ただ、テキストが連続するページを表示すると行間が詰まる。
見難いので設定を変える。ホーム・ディレクトリ下にある .mozilla ディレクトリ内にファイルを新設すれば良い。
$ cd ~/.mozilla/default/??????.slt/chrome $ gedit userContant.css ※?????.sltは環境によりディレクトリ名が変わる。
後はエディタで以下の記述を追加しセーブする。
body{ line-height:150% !important; }
ファイルをセーブ後、mozillaを立ち上げれば行間が広がり、まずまず見やすい。 どうにか乗り換え完了。それにしても、やっぱり初心者にはややこしいよなぁ。 このあたりが、Mozillaの課題かもしれない。