ああ、ツマミですか?
ナッツですね。
殻は下にお願いします。

床がフローリングのような場合、ピーナッツの殻は、灰皿などに入れずに床に落とす店もある。 理由を訪ねてみると、床に落ちたナッツの殻をモップで掃除する時に、 殻の油がワックスの代わりになるからだという。 さらに真偽を確かめてみると、「実際は層になるくらい落としてもらわないと、ワックスにはならない」との事だった。 が、それでも、欧米では床に落とす店も多いとか。閉店時に一気に掃除してしまえて手間が要らないかららしい。 ホウキでドアから外へ掃き出せば、後は道路清掃人が始末してくれる。 灰と混じった殻を掃除するのは面倒。畳文化ではなく、靴で部屋を歩く場合、ゴミを下に捨てる方が合理的という訳だ。 ただ、店の主人に確かめた方が無難だろう事は言うまでもない。

この店は初めてですね。
バーボンがお好きですか?
えぇ、お好きなものを、お持ちしますが。

ショットバーの良い所は、一人でも大丈夫な事。 特にカウンターでは、様子を見てバーテンダーが話かけてくれる。 話しかけるタイミング、雰囲気、話題、その日の客の状況把握がバーテンダーの腕というもの。 プロフェッショナルなバーテンダーに出会うと、その夜は楽しく飲める。

さて、お作りしましょうか?
同じ物を。解りました。

カウンタの場合、たとえキープした酒でも自分では瓶を持つ事はない。 自分で空いたグラスに酒を注ぐのは失礼。 逆に、コップが空なのに気付かないバーテンダーは、プロフェッショナルとは言い難い。 同じ酒で、同じ飲み方でも、一杯づつコップは新しくなる場合が多い。 もちろん、酒が変われば必ず新しいコップになるのは当り前の事だろう。

あぁ、今日は職場の飲み会の帰りですか。
ビールと日本酒でお腹が膨れてるんですね(微笑)。
イーグルレアですか?
えぇ、OLDの方ならございますが。

バーテンダーとの酒談議は楽しい。 何と言っても、相手はプロだから知識量が違う。 彼等から美味い酒の情報を聞き出せたりする場合も多い。 知ったかぶりは厳禁。 知らないものは知らないと言うのが美味しい酒を飲む近道だ。 棚に並んでいない酒を奥から出してくれたらラッキーである。

前のページへ  |  掲示板  |  店を出る

音楽再生