アルファリポ酸は1950年代に発見された後研究が進み、サプリメント先進国
アメリカでは1990年代より、アルファリポ酸の抗酸化作用に注目して、
ダイエット、アンチエイジング、
スキンケアのためのサプリメント素材として
使用され、その代表的な存在となっています。アルファリポ酸は体内で生産
され、クエン酸回路(TCAサイクル)※摂取した脂肪を
燃焼して体外に排出す
るサイクル、の中心的な成分です。しかし、アルファリポ酸の体内生産量は
ごく微量で、また加齢とともに生産は低下します。したがってアルファリポ酸
を体外から摂取する必要があるのです。
2.アルファリポ酸の特徴
アルファリポ酸の特徴は、強力な抗酸化作用と分子が非常に細かい事、
そして水溶性、脂溶性がある事です。つまりアルファリポ酸は体中の全細
胞、内臓はもちろん皮膚の毛細血管や脳までにも、その抗酸化作用を 広げてくれるのです。そしてアルファリポ酸のもう1つの特徴は、コエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンE、グルタチオンなど他の抗酸化成分を再生させ
て再利用する効果がある点です。人体の健康維持にとって極めて重要です。
3.アルファリポ酸の効果
・ダイエット効果
アルファリポ酸には、体内のミトコンドリアを活性化する作用があり
、
摂取
した脂肪を
燃焼しやすくし、燃えやすいカラダ作りを補助する効果
があります。またアルファリポ酸
には、血中のブドウ糖の排出をスムーズに行
なわせる働きがあります。日本人の主食
である米、パン、パスタに含まれる
炭水化物は体内でブドウ糖となり、これが肥満の
原因ではないか、という
理論があり炭水化物を摂るのを控える「低炭水化物ダイエット」
が流行して
いますが、アルファリポ酸を摂取し血糖値を安定させれば、美味しく食事を
楽しみながら、低炭水化物ダイエットと同様の効果が期待できるかもしれ
ません。
・若返り・アンチエイジング効果
アルファリポ酸の抗酸化作用は非常に強力です。またアルファリポ酸の
特徴の項でも触れましたが、コエンザイムQ10やビタミンCなど他の抗酸
化物質が体内で使われた後もそれらを再生しリサイクルさせる働きが
あります。そして水溶性、脂溶性のあるアルファリポ酸は体のすみずみ
まで効果を広げ、美肌効果、肌の再生、脳の活性化によるボケ防止、
血流を活発にして肩こり、冷え性の改善など、まさに究極の若返り、
アンチエイジング作用のある素材といえます。
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