2005.9.23


冒険日記


空知の旧炭鉱街を歩く
Vol.3
忘れられた小学校の跡


中央小学校はちょうど市役所の背中側の山の上にありました。


そこへ辿り着く道を探すのに苦労しましたが、


川を渡る小さな橋を過ぎると険しく細い上り道になりました。


直感的に「この道に違いない!」と感じました。


道の途中で見た歌志内の街並み。曇り…雨が降り始めてきました。


それにしても急な道です。冬は車での上り下りは厳しかったことでしょう。


坂を上り終えた所には広い敷地と使われていない建物がありました。


そして閉校記念碑を探そうと入口付近を見回したところ……




ありました。草木で隠れていました。


中央小学校は昭和59年に当時の歌志内小学校と統合して閉校しました。


郷土資料館「ゆめつむぎ」には校訓と校歌が保存されています。

*あとがき*

敷地には、とある施設が建っていましたが全く人の気がありませんでした。

閉校から約20年、この場所に学校があったということを

どれだけの人たちが覚えているのでしょうか……。

学校へ至る道もやがてはひび割れ、草木の完全に覆い尽くされ

再び自然に還っていくのでしょうか……。




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