SONY MSX-M512S
MEMORY STICK PRO DUO 512MB

200527日購入
10,800


とうとう買ってしまった。
これまではデータ記録媒体のシェアとしては市場の端っこで小さくなっていた感も否めなかった
SONYのメモリスティック。
PSPの発売によって急に需要が増えたらしく、各方面で爆発的に売れているらしい。
コイツを装着すると、音楽・映像・画像データを大量に書き込むことができるようになり、
PSPの可能性がぐんと拡がる(との口上である)。
理屈はわかるが、親指の先ほどのサイズの薄っぺらいプラ版に
10,000円以上を支払うのは、私にとってはかなりの決心が必要ことである。
以前私が店頭で見かけたときは
17,800円だったような気がしたが、ここ最近で急に値下げをしたらしく、ビックカメラで10,800円で売られていた。
Amazonなどをはじめとしたネット通販だと少々安めのようである。



こうした静止画像におけるサイズの比較にタバコを並べるというのは、いったいだれが考え出したのだろう。
天地何センチ...とかいうよりも、感覚的に万人にピンとくるのがすばらしい。
ブリスターケースを開封すると、ホントに「チマっ」とした本体がその裏側を見せる。


保管用のビニール製のケースが付属している。
これも本体に負けないくらい「チマっ」としている。
そしてしつこいようだが、またタバコと並べて撮影。
左のタバコは
300円、右のメモリスティックは10,000円超...
モノの価値はその大きさではないことくらいわかってはいるものの、いまだに自分の中で折り合いがついていない。
だから私は本件と同様、貴金属や宝石なんかにカネを使うこともどうも納得のいかない行為だと感じてしまう。


いちおう、こんなふうにケースに収めてみたりしてみる。


PSP(Value Pack)に付属の32MBのメモリスティックと並べて撮影。
こういうロゴが入っているのが、これまたアホな消費者(私か!?)の購買意欲をいたずらにかきたてる。
サイズは同じながらも、納められるデータ量は16倍にもなる。


PSP本体を購入したときには特に言及しなかったメモリカードのスロット。
本体左側にラバー製のフタがあって、それをはずして裏返しにして溝に差し込む仕組みとなっている。
細かいことを云うようだが、こういう些細なところが
PSPの作りとしては惜しいところ。
天地表裏がきちんと正面に向くように挿し込む設計にすればよいのに...と私は思ってしまう。
気にならないヒトはまったくどうでもヨイと思うだろう、財布の札の向きがバラバラなのが気持ち悪いと思う私にとっては
NGである。


挿し込んでもすぐには使えないので、PSPで運用できるようにフォーマット作業を施す。

 
ユーザが実際に使える領域は
480MBとなり、あとの30MBはシステム領域として割り当てられるらしい。
"My Favorite"であるYMOのオリジナルアルバム8枚を、そのリリース順にMP3形式に変換してコピーしたら、60MBくらい空き領域が残った。
ビットレートは下げて変換したものの、普通に聴くにはまったく遜色のない音質で、総演奏時間30時間あまりもの曲を納められるというのは本当にすばらしい。


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