『宵』
インドで見る日の入り。
もう直ぐ日が沈む。
道路は何処もこんな感じ。
オレンジ色に光るナトリウム灯の下でリンゴを売る人。
フラッシュを使うと、それまで見えなかった鮮やかな色彩が、
闇の中から一瞬浮かび上がる。
宿泊先のホテルが、何やら騒がしい。
マハラジャの結婚披露宴パーティだった。
バッテリーを担いだ電照屋が新郎を取り囲む。
新郎が中々ゲートから中に入ってこない。
会場に直ぐには入らずに、ホテルの周りを練り歩き始めた。
よく解らないなーー。
結婚披露宴パーティーに来た親類縁者たち。
皆が思い思いのダンスに興じる。
踊ってはやめて、やめては踊ると言う感じ。
ちょっと恥ずかしそう。
※左でビデオカメラを回しているのは地元のテレビ局。
披露宴パーティーを盛り上げようという音楽隊。
ここから先がパーティー会場。
花火は打ちあがるは野外ディスコはあるは。
あまりの凄さに写真を取るのも忘れてしまった。
※招待がなくとも披露宴に外国人が混ざる事は問題無し。
私も何度かしゃしゃり出て行っては食事を運んで来て貰った。
Music: "Last train home" by Pat Metheny Group